JP5349083B2 - 液体噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送ガイド部の上を搬送されている媒体に対して、液体噴射ヘッドより液体を噴射する液体噴射装置に関するものである。
従来、液体噴射装置の一つであるインクジェット方式印刷装置では、インクが吐出されない状態が長く続くと、インクの水分や保湿成分が自然蒸発したり、紙粉や埃などの異物がノズルに付着して、ノズルの目詰まりが起こる。そこで、インクジェットヘッドの性能を維持・回復するために、印刷の直前や印刷の合間を見計らって、印刷とは関係しない一定量のインクを吐出しヘッドのノズル詰まりを防止するためのインクの空打ち動作(以下、フラッシング動作と呼称する。)、ノズルの先端に付着したインクを払拭する動作(以下、ワイピング動作と呼称する。)などが行われる。そして、フラッシング動作、ワイピング動作などを行うものとして、例えば、下記のインクジェットプリンタのように、色々な技術が提案されている。
<一例目>
一つ目は、印刷速度を低下させることなく、インクジェットヘッドの維持・回復動作が可能なインクジェットプリンタである(例えば、特許文献1参照。)。
このインクジェットプリンタ(以下、一例目の印刷装置と呼称する。)では、用紙の搬送を案内する搬送ガイドを備え、搬送ガイドには、ライン型インクジェットヘッドにおけるノズルの列の寸法・位置に合わせて、ノズルの列の整列方向に細長く開口が形成されている。
搬送ガイドは、フラッシング動作時にも、印刷時のように、搬送ガイドがライン型インクジェットヘッドの真下に配置され、ライン型インクジェットヘッドの真下に搬送ガイドが配置された状態で、前記開口に目掛けて、ライン型インクジェットヘッドから一定量のインクが吐出される。
また印刷を休止する際に、ライン型インクジェットヘッドのノズルの乾燥を防止するためにノズルにキャップを被せる動作(以下、キャッピング動作と呼称する。)が実行されるとき、搬送ガイドは、用紙搬送方向へ退避され、その後、キャップが上昇してノズルに被せられる。
<二例目>
二つ目は、小型化・低価格化が図れ、良好な印刷品質を実現可能なインクジェットプリンタである(例えば、特許文献2参照。)。
このインクジェットプリンタ(以下、二例目の印刷装置と呼称する。)では、用紙の搬送を案内する搬送ガイドを挟んで、搬送ガイドの表側に、ライン型インクジェットヘッドが配置され、搬送ガイドの裏側に、ライン型インクジェットヘッドに対向するように、メンテナンス用部材(例えば、キャップ、ブレードなど。)が配置される。メンテナンス時には、搬送ガイドに形成された開口からメンテナンス用部材が搬送ガイドの表側に出てきて、各種の操作(例えば、フラッシング、ワイピングなど。)が行われる。
特開2006−56047号公報 特開平11−291511号公報
しかしながら、上記従来の技術においては、下記に示す問題がある。
<一例目の問題>
まず、一例目の印刷装置では、搬送ガイドに形成された開口に目掛けてインクが吐出される。このとき、吐出されたインクの一部が無数の微小な滴(以下、インクミストと呼称する。)になる。このため、フラッシング動作時に、インクミストが搬送ガイドに付着して、インクミストで搬送ガイドが汚れる。
また、一例目の印刷装置では、用紙搬送方向に搬送ガイドが退避可能なように、上流側搬送ローラと下流側搬送ローラとの間に、搬送ガイドが配置されていない区間が存在する。このため、搬送ガイドが配置されていない区間では、用紙の搬送が案内されないので、用紙の姿勢が不安定になり易く、ジャムが発生し易い。
<二例目の問題>
次に、二例目の印刷装置においては、搬送ガイドに形成された開口からメンテナンス用部材が出入りする。このため、フラッシング時に、インクミストが搬送ガイドに付着して、インクミストで搬送ガイドが汚れる。
また、二例目の印刷装置では、ワイピング時に、ノズルの先端に付着したインクを拭き取るために、ライン型インクジェットヘッドの上流側から下流側にブレードが移動する。待機時に、ノズルの先端を保湿するために、ライン型インクジェットヘッドの下部がキャップで覆われる。このため、ライン型インクジェットヘッドの下面寸法と略同寸の開口が搬送ガイドに形成されている。
すなわち、二例目の印刷装置では、上流側搬送ローラと下流側搬送ローラとの間に、ライン型インクジェットヘッドの幅と略同寸の開口が存在する。このため、搬送される用紙の幅がライン型インクジェットヘッドの幅よりも狭い場合には、搬送中の用紙の先が開口で躓き、用紙の姿勢が不安定になって、ジャムが発生する場合がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みて、搬送ガイドが汚れ難く、ジャムが発生し難い液体噴射装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の液体噴射装置は、搬送ガイド部の上を搬送されている媒体に対して、液体噴射ヘッドより液体を噴射する液体噴射装置であって、
前記搬送ガイド部に、少なくとも、前記液体噴射ヘッドのフラッシング動作時に噴射される前記液体のミストが通過する領域を含む開口領域を形成し、前記搬送ガイド部に、通常搬送時において前記開口領域を通過する媒体をガイドする、前記開口領域に対して進退自在な搬送ガイド部材を備え、前記開口領域は、前記液体噴射ヘッドのキャッピング動作時にこれら液体噴射ヘッドに対するキャップの上昇を許容する領域を含み、前記搬送ガイド部は、前記搬送ガイド部材の一端を支持する回転軸を備え、前記回転軸を中心に前記搬送ガイド部材を正逆回転させることにより、前記開口領域に対して前記搬送ガイド部材を進退自在とし、前記搬送ガイド部材は、回転軸を中心に、その上面のレベルが搬送面と同じレベルにて回転することを特徴とする。
また本発明の液体噴射装置において、前記搬送ガイド部材を、前記開口領域の前記搬送方向の上流側と下流側にそれぞれ複数備え、互いに反対方向に回転することにより、前記開口領域に対して前記搬送ガイド部材を進退自在としたことを特徴とする。
また本発明の液体噴射装置において、前記搬送ガイド部材は、通常搬送時において、前記開口領域内に突出し、前記キャッピング動作時とフラッシング動作時において、前記開口領域外に退避することを特徴とする。
以上のように本発明によれば、搬送ガイドに開口領域を設けたことにより、液体噴射ヘッドのフラッシング動作時に噴射される液体が、搬送ガイドに付着することを防止でき、よって搬送ガイドに付着した液体により媒体が汚れることを防止でき、さらに搬送ガイドに搬送ガイド部材を備えたことにより、通常搬送時において開口領域を通過する媒体の先端が、開口領域の下流側の縁に接触してジャムが発生することを防止することができる。
本発明の実施の形態におけるインクジェット式印刷装置の画像形成部を構成する搬送ガイド部の図であり、(a)は平面図、(b)は要部側面図である。 同インクジェット式印刷装置の画像形成部の平面図である。 同インクジェット式印刷装置の画像形成部の断面図であり、(a)は図2のA−A矢視断面図、(b)は図2のB−B矢視断面図である。 同インクジェット式印刷装置の画像形成部の記録ヘッドとキャップの位置関係を示す図であり、(a)は通常印刷時、(b)はフラッシング動作時、(c)はキャッピング動作時を示す。 同インクジェット式印刷装置の全体構成を示す模式図である。
以下、本発明の液体噴射装置の実施の形態として、インクジェット式印刷装置を図面を参照しながら説明する。
図5に示すように、インクジェット式印刷装置11は、給紙機構部12、用紙搬送機構部13、画像形成部(印刷装置本体部)14、排紙装置15、紙受け機構部16から構成されている。
給紙機構部12は、媒体である印刷用紙21を積載する給紙台22と、給紙台22から印刷用紙21を1枚ずつ繰り出すための給紙ローラ23および捌き台24を備え、用紙搬送機構部13は、給紙機構部12より繰り出された印刷用紙21を画像形成部14へ供給する上下で対をなす搬送ローラ25を備えており、印刷用紙21を1枚ずつ画像形成部14へ供給する。そして、詳細は後述する画像形成部14において印刷された印刷用紙21は、排紙装置15により排出され、紙受け機構部16に重ねられる。
[画像形成部14]
画像形成部14は、図2および図3に示すように、水性インク(液体の一例)をインクジェット方式で印刷用紙21の紙面に噴射して印刷を行う印刷部であり、印刷用紙21の搬送面30を形成する搬送ガイド部31および搬送ローラ部32と、搬送面30の上方に配置された複数のライン型記録ヘッド(液体噴射ヘッドの一例)33と、規制部材34と、用紙導入部材35を備えている。搬送ガイド部31は、搬送される印刷用紙21を下方から支持して案内する機能を有し、搬送ローラ部32は、搬送面30の印刷用紙21を下方から支持するとともに搬送方向Aに移動させる機能を有している。
「ライン型記録ヘッド33」
前記ライン型記録ヘッド33は、搬送方向Aと直交する方向に所定幅の画像形成範囲を有しており、模式的にかつ透過的に示すように、ライン状に形成した複数のインク吐出部33aを搬送方向Aに沿って複数段に配置したものであり、一つのインク吐出部33aにおいて複数色を吐出するタイプであっても良く、一つのインク吐出部33aにおいて単色を吐出し、インク吐出部33a毎に異なる色を吐出するタイプであっても良く、その構造は公知のものであるので説明を省略する。また図5に示すように、各ライン型記録ヘッド33に対向して、その下方にそれぞれキャップ手段36が配置されており、キャップ手段36は、各ライン型記録ヘッド33にそれぞれ対応したキャップ37と、吸引用ポンプ38と、廃液タンク39を有している。前記キャップ37は、昇降装置(図示せず)により垂直に昇降可能に構成されている。
また複数のライン型記録ヘッド33は、千鳥状に配列してあり、搬送方向Aと直交する方向に所定間隔で並列配置した複数のライン型記録ヘッド33で記録ヘッド列を形成し、記録ヘッド列を搬送方向Aに沿って多段に配置している。
このため、搬送方向Aと直交する方向においては、全てのライン型記録ヘッド33の画像形成範囲が重なることはなく、複数のライン型記録ヘッド33を並列に配置して実質的に記録領域の幅を広げた画像形成装置をなしている。本実施の形態では、2つの記録ヘッド列を搬送方向Aの前後に配置しているが、記録ヘッド列の数は本実施の形態に例示する構成に限るものではない。以下において、ライン型記録ヘッド33は、前段の記録ヘッド列に配列したものを第1のライン型記録ヘッド33Aとし、後段の記録ヘッド列に配列したものを第2のライン型記録ヘッド33Bとして説明する。前段の記録ヘッド列と後段の記録ヘッド列毎にそれぞれ、前記搬送ガイド部31が対応している。
「搬送ローラ部32」
前記搬送ローラ部32は、これら前後の搬送ガイド部31を挟んだ3つの部分から構成されており、それぞれ搬送面30を形成する案内部材40と搬送方向Aとは直角に配置されてローラからなり、ローラとして、前段の第1のライン型記録ヘッド33Aの上流側にそれぞれ配置された、第1の搬送ローラ41を備えた第1搬送ローラ部32Aと、後段の第2のライン型記録ヘッド33Bの上流側にそれぞれ配置された、第2の搬送ローラ42を備えた第2搬送ローラ部32Bと、後段の記録ヘッド列の下流側に配置された、第3の搬送ローラ43を備えた第3搬送ローラ部32Cから構成されている。各搬送ローラ41,42,43はそれぞれ上下に対をなす上側搬送ローラ(従動ローラ)41a、42a、43aと下側搬送ローラ(駆動ローラ)41b、42b、43bとから構成され、案内部材40には、各下側搬送ローラ41b、42b、43bの配置位置に対応して開口部40aが形成され、各下側搬送ローラ41b、42b、43bが案内部材40上の印刷用紙21に接触し、上側搬送ローラ41a、42a、43aとの作用により印刷用紙21を搬送できるように構成されている。また前記案内部材40は、低摩擦部材または低摩擦剤をコーティングした部材から形成されている。
第1および第2の搬送ローラ41,42は、下側搬送ローラ41b、42bの回転軸心が上側搬送ローラ41a,42aの回転軸心よりも搬送方向Aにおいて上流側に位置されており、これにより、搬送ローラ41,42を通過する際に、印刷用紙21は搬送面30に向けて斜め下方に送り出される。また第3の搬送ローラ43の上側搬送ローラ43aは印刷用紙21と点接触する点接触ローラをなしており、画像を形成した後において印刷用紙21の画像形成面に対して最小限に接触する状態で印刷用紙21を搬送することを可能としている。なお、搬送方向Aにおける搬送ローラ部32の数は本実施の形態に例示する構成に限るものではない。
「搬送ガイド部31」
前記搬送ガイド部31は、前段の記録ヘッド列に対応した第1搬送ガイド部31Aと後段の記録ヘッド列に対応した第2搬送ガイド部31Bから構成され、この構成により、画像形成部14の搬送面30は、搬送方向Aの上流側から順に、第1搬送ローラ部32A、第1搬送ガイド部31A、第2搬送ローラ部32B、第2搬送ガイド部31B、第3搬送ローラ部32Cにより形成される。
各搬送ガイド部31(第1,第2の搬送ガイド部31A,31B)の搬送面30は、低摩擦部材(または低摩擦剤をコーティングした部材)からなる案内部材51により形成され、この案内部材51には、記録ヘッド列に対応して開口部(開口領域)52が設けられている。開口部52の下方には記録ヘッド列に対向した複数のキャップ37が位置しており、この開口部52は、少なくとも、記録ヘッド列のキャッピング動作時にこれら各ライン型記録ヘッド33に対するキャップ37の上昇を許容する領域と、ライン型記録ヘッド33のフラッシング動作時に噴射されるインクのミストが通過する領域を含むように形成されている。この開口部32により、キャップ37は搬送ガイド部31(案内部材51)に接触することなく上昇することが可能となり、インクミストにより搬送ガイド部31(案内部材51)が汚れることがないようにされている。
また前記案内部材51の開口部52の上流側と下流側の縁部に、搬送方向Aから凹部を形成する段差51Aが設けられ、段差51Aに、通常印刷時において開口部52を通過する印刷用紙21をガイドする、開口部52に対して進退自在な搬送ガイド部材53が、開口部52の搬送方向Aの上流側と下流側にそれぞれ複数備えられている。これら上流側と下流側の搬送ガイド部材53は、低摩擦部材(または低摩擦剤をコーティングした部材)から形成され、互いに反対方向に回転することにより、開口部52に対して進退自在とされ、搬送方向Aと平行に開口部52に対して突出したとき、搬送方向Aと直角な方向において一部がオーバーラップする長さ(開口部32の搬送方向Aの中心を基準に互いに干渉する長さ)に形成されている。また各搬送ガイド部材53は、その上面のレベルが搬送面30と同じレベルとされ、段差51Aは、このように各搬送ガイド部材53の上面のレベルが搬送面30と同じレベルとなる深さに設定されている。
上記搬送ガイド部材53を回転させる回転機構は、次のような機構とされている。すなわち、段差51A内に、開口部52の搬送方向Aの上流側と下流側にそれぞれ、搬送方向Aとは直角な方向に平面的に、開口部52内に突出しないように、同径で同歯車数の歯車55が複数(図では10個)、回転自在に保持され、且つ順次互いに歯合するように配置されている。そして、最も端に位置する上流側の歯車55Aと下流側の55Bにそれぞれ歯合するラック56を、搬送方向Aに移動自在に設け、このラック56に歯合し移動させる駆動歯車57を設け、この駆動歯車57の回転軸に正逆回転可能なサーボモータ58の回転軸を連結している。
また搬送ガイド部31は、搬送ガイド部材53の一端を支持する回転軸53Aを備え、この回転軸53Aに歯車55の回転軸が連結されている。図1に示すように、前記オーバーラップするために、搬送ガイド部材53の長さxは、例えば、歯車55の半径mに、開口部52の搬送方向Aの寸法pの2/3の長さを加算した長さとされ、また搬送ガイド部材53は開口部52から退避するとき90゜回転されて開口部52内に突出することがないように収納でき、且つ互いに反対方向へ回転されるという条件を満たすように、上流側では、ラック56に歯合する歯車55Aから数えて偶数の2個目と6個目と10個目の歯車55に搬送ガイド部材53が連結され、下流側では、ラック56に歯合する歯車55Bから数えて奇数の3個目と7個目の歯車55に搬送ガイド部材53が連結されている。前記歯車55の大きさは、搬送ガイド部31の搬送方向Aの長さを規定するために、搬送ガイド部31に許容される長さと開口部52の搬送方向Aの寸法pにより設定され、また歯車55の個数は、開口部52の搬送方向Aの寸法qにより設定される。
上記構成により、サーボモータ58によりラック56が下流側に移動されているとき、実線で示すように搬送ガイド部材53は、搬送方向Aと平行となるように回転されて開口部52に突出され、またサーボモータ58によりラック56が上流側に移動されているとき、仮想線で示すように搬送ガイド部材53は、搬送方向Aと直角に回転されて開口部52から退避される。各搬送ガイド部材53は、通常印刷時において、開口部52内に突出し、前記キャッピング動作時とフラッシング動作時において、開口部52外に退避される。
「規制部材34」
搬送ガイド部31の上方には、図2および図3に示すように、搬送方向Aとは直角な方向に、複数の規制部材34が搬送面30と対向して、かつ搬送面30との間に所定間隙(例えば2mm)を介して配置されている。これら規制部材34は、第1のライン型記録ヘッド33Aよりも搬送方向Aの上流側へ第1の搬送ローラ41まで延在し、搬送方向Aで第2のライン型記録ヘッド33Bの上流側直近まで延在している。
規制部材34は導電性材料からなり、印刷用紙21に帯電した静電気を除去して用紙の張付きを防止し、印刷用紙21と前段の第1のライン型記録ヘッド33Aとの接触を規制するものであり、規制部材34の下面が第1のライン型記録ヘッド33Aおよび第2のライン型記録ヘッド33Bの下面よりも所定距離(例えば0.5mm)だけ下方に突出し、下側搬送ローラ41b、42bが搬送面30から上方へ所定距離(例えば0.8mm)だけ突出している。
また規制部材34は、後段の第2のライン型記録ヘッド33Bの上流側において、前段の第1のライン型記録ヘッド33Aの画像形成範囲外、つまり隣接し合う第1のライン型記録ヘッド33Aの間に位置している。
「用紙導入部材35」
前段の第1のライン型記録ヘッド33Aの上流側には、用紙導入部材35が搬送面30と対向して、かつ搬送面30との間に所定間隙(例えば2mm)を介して配置されている。図3(a)に示すように、用紙導入部材35は、第1のライン型記録ヘッド33Aの上流側に第1の搬送ローラ41まで延在している。
また用紙導入部材35は搬送方向Aと直交する方向に少なくとも第1のライン型記録ヘッド33Aと同等の所定幅を有しており、規制部材34と規制部材34の間に配置している。
また、上記規制部材34および用紙導入部材35は搬送方向Aの上流側端面の角部が面取りした形状をなし、搬送面30との間が広く開いており、印刷用紙21のエッジを逃がす構造をなしている。
[画像形成部14の作用効果]
上記した構成により、本実施の形態では以下の作用効果を奏している。
「通常印刷(通常搬送)時」
印刷用紙21の搬送方向Aに沿って多段に記録ヘッド列を配置し、各記録ヘッド列の第1のライン型記録ヘッド33Aおよび第2のライン型記録ヘッド33Bがそれぞれ所定幅の画像形成範囲において印刷用紙21に画像(印字)を形成することで、印刷用紙21の任意の位置に画像を形成することができる。
つまり、前段の第1の搬送ローラ41の上側搬送ローラ41aと下側搬送ローラ41bにより印刷用紙21をピンチして浮き上がりを防止する状態で搬送方向Aに搬送し、印刷用紙21を第1のライン型記録ヘッド33Aと搬送面30との間に搬送して第1のライン型記録ヘッド33Aで印刷用紙21に画像を形成する。
さらに、第1のライン型記録ヘッド33Aを通過した印刷用紙21を第2の搬送ローラ42の上側搬送ローラ42aと下側搬送ローラ42bによりピンチして浮き上がりを防止する状態で搬送方向Aに搬送し、印刷用紙21を第2のライン型記録ヘッド33Aと搬送面30との間に搬送して第2のライン型記録ヘッド33Bで印刷用紙21に画像を形成する。
この際に、ライン型記録ヘッド33は搬送面30の上方に千鳥状に配列しているので、前段の第1のライン型記録ヘッド33Aの画像形成範囲と後段の第2のライン型記録ヘッド33Bの画像形成範囲が重ならず、後段の第2の搬送ローラ42を前段の第1のライン型記録ヘッド33Aの画像形成範囲外に配置することが可能になる。
よって、後段の第2の搬送ローラ42は前段の第1のライン型記録ヘッド33Aにより画像形成した画像形成済領域に触れることなく印刷用紙21に当接し、印刷用紙21が搬送面30の上から浮き上がることを防止できる。
さらに、後段の第2の搬送ローラ42を前段の記録ヘッド列と後段の記録ヘッド列との間に配置することで、前段の第1の搬送ローラ41と後段の第2の搬送ローラ42とが前段の第1のライン型記録ヘッド33Aを隔てた搬送方向Aの前後位置で印刷用紙21の浮き上がりを防止する。
したがって、印刷用紙21と第1および第2のライン型記録ヘッド33A,33Bとの間隔である紙間を狭く設定しても印刷用紙21が第1および第2のライン型記録ヘッド33A,33Bに当接することがなく、鮮明な印字結果を得ることができる。
次に、第1および第2の搬送ローラ41、42において、下側搬送ローラ41b、42bの回転軸心が上側搬送ローラ41a、42aの回転軸心よりも搬送方向Aにおいて上流側に位置することで、搬送ローラ41、42を通過する際に、印刷用紙21は搬送面30に向けて斜め下方に送り出される。つまり、印刷用紙21は下方へ向けてカールするように矯正される。
よって、印刷用紙21は、第1および第2のライン型記録ヘッド33A,33Bから離間する方向に付勢されながら、第1および第2のライン型記録ヘッド33A,33Bと搬送面30との間を通過する。また、印刷用紙21が前段の第1のライン型記録ヘッド33Aを通過する際に、搬送方向Aに沿って規制部材34が印刷用紙21の浮き上がりを防止する。搬送ローラ41,42が印刷用紙21を下方へ向けてカールするように矯正することで、搬送方向Aにおいて第2のライン型記録ヘッド33Bに沿った領域には、印刷用紙21の浮き上がりを防止する規制部材を配置する必要がない。
したがって、印刷用紙21と第1および第2のライン型記録ヘッド33A,33Bとの間隔である紙間を狭く設定しても印刷用紙21が第1および第2のライン型記録ヘッド33A,33Bに当接することがなく、インク汚れが発生せず、鮮明な印字結果を得ることができる。
また、用紙導入部材35が、印刷用紙21を前段の第1のライン型記録ヘッド33Aと搬送面30との間に導入する際のジャムの発生を抑制する。
次に、第3の搬送ローラ43の上側搬送ローラ43aが点接触ローラをなすことで、画像を形成した後において印刷用紙21の画像形成面に対して最小限に接触する状態で印刷用紙21を搬送することができる。
この通常印刷時には、図4(a)に示すように、搬送ガイド部材53は開口部52に搬送方向Aと平行になるように突出され、搬送面30と搬送ガイド部材53により印刷用紙21が支持・案内されて、ライン型記録ヘッド33から噴射されるインクにより印刷される。またこの際、上流側と下流側の搬送ガイド部材53がオーバーラップされる。
「ライン型記録ヘッド33のフラッシング動作時」
印刷用紙21への通常印刷の間に実行されるライン型記録ヘッド33のフラッシング動作時には、キャップ37は上昇されることはないが、図4(b)に示すように、開口部52から搬送ガイド部材53は退避される。よって、噴射されるインクが搬送ガイド部材53へ付着することが回避される。
「ライン型記録ヘッド33のキャッピング動作時」
ライン型記録ヘッド33のキャッピング動作時には、図4(c)に示すように、開口部52から搬送ガイド部材53は退避される。よって、キャップ37の上昇時に、搬送ガイド部材53に接触することが回避され、キャップ37は、開口部52を介して上昇されてライン型記録ヘッド33と嵌合して保湿機能が果たされる。
以上のように本実施の形態によれば、開口部52を設けたことにより、搬送ガイド部31(案内部材51)がインクミストにより汚れることを防止でき、よって搬送ガイド部31に付着したインクにより印刷用紙21が汚れることを防止できる。また通常印刷時に、搬送ガイド部材53は開口部52に搬送方向Aと平行になるように突出され、搬送ガイド部材53により開口部52を移動している印刷用紙21が支持・案内されることにより、開口部52を移動している印刷用紙21が垂れて開口部52の下流側の縁に接触してジャムが発生することを防止でき、また印刷面が不鮮明となることを防止できる。
また本実施の形態によれば、搬送ガイド部31は、搬送ガイド部材53の一端を支持する回転軸53Aを備え、この回転軸53Aに歯車55の回転軸を連結して正逆回転させて、開口部52に対して進退自在とすることにより、ライン型記録ヘッド33のフラッシング動作時とライン型記録ヘッド33のキャッピング動作時に、開口部32から搬送ガイド部31を退避させることができ、よってフラッシング動作時に、搬送ガイド部材53へ噴射されるインクが付着し、汚れることを回避することができ、またキャッピング動作時にキャップ37が搬送ガイド部材53に接触することを回避できる。
また本実施の形態によれば、上流側と下流側の搬送ガイド部材53は互いに反対方向へ回転されることにより、オーバーラップするこれら上流側と下流側の搬送ガイド部材53を開口部32内に収納するとき、互いに接触することを回避でき、また互いに同方向へ回転されるときと比較して上流側と下流側の搬送ガイド部材53の間隔を狭くして数を増すことが可能となり、印刷用紙21をより確実に支持・案内することができる。
また本実施の形態によれば、上流側と下流側にそれぞれ備えられた搬送ガイド部材53は、開口部52に対して突出したとき、搬送方向Aとは直角な方向において一部がオーバーラップする長さに形成されていることにより、印刷用紙21の先端が上流側と下流側の搬送ガイド部材53との間の空間に入りジャムが発生することを防止することができる。
なお、本実施の形態では、搬送ガイド部材53の回転機構を、歯車55、ラック56、駆動歯車57、およびサーボモータ58により形成しているが、このような回転機構に限ることはなく、回転軸53Aを回転できる機構であればよい。例えば、回転軸53Aを回転自在に支持し、回転軸53Aにプーリーを固定し、プーリーにベルトをかけてベルトを駆動することにより回転させるようにしてもよい。
また本実施の形態では、液体噴射装置として、水性インクを噴射するインクジェット式印刷装置11を説明しているが、インク以外の他の液体(液滴)を噴射したり吐出したりする液体噴射装置であってもよい。この場合、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態を言い、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状体、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施の形態で説明したようなインクが挙げられ、その他として液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インクおよび油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散または溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサ等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置であってもよい。そして、これらのうちいずれか一種の液体噴射装置に本発明を適用することができる。なお、これら液体噴射装置に応じて搬送ガイド部31の上を搬送される媒体が異なることはいうまでもない。
また本実施の形態では、搬送面30の上方に配置された複数のライン型記録ヘッド33は、千鳥状に配列してあるが、印刷用紙21に目的の画像が印刷できるように配置されてあればよく、例えば上流・下流の2列でなく1列でもよく、また複数のライン型記録ヘッド33ではなく1個の長いライン状ヘッドであってもよい。
また本実施の形態では、開口部52は、少なくとも、記録ヘッド列のキャッピング動作時にこれら各ライン型記録ヘッド33に対するキャップ37の上昇を許容する領域と、ライン型記録ヘッド33のフラッシング動作時に噴射されるインクのミストが通過する領域を含むように形成されているが、インクジェット式印刷装置11が連続使用され、キャッピング動作が不要に場合は、開口部52は、各ライン型記録ヘッド33に対するキャップ37の上昇を許容する領域を含む必要はない。
11 インクジェット式印刷装置
14 画像形成部
21 印刷用紙
30 搬送面
31 搬送ガイド部
32 搬送ローラ部
33 ライン型記録ヘッド
34 規制部材
35 用紙導入部材
37 キャップ
40 案内部材
41,42,43 搬送ローラ
51 案内部材
52 開口部
53 搬送ガイド部材
53A 回転軸
55 歯車
56 ラック
57 駆動歯車
58 サーボモータ

Claims (3)

  1. 搬送ガイド部の上を搬送されている媒体に対して、液体噴射ヘッドより液体を噴射する液体噴射装置であって、
    前記搬送ガイド部に、少なくとも、前記液体噴射ヘッドのフラッシング動作時に噴射される前記液体のミストが通過する領域を含む開口領域を形成し、
    前記搬送ガイド部に、通常搬送時において前記開口領域を通過する媒体をガイドする、前記開口領域に対して進退自在な搬送ガイド部材を備え、
    前記開口領域は、前記液体噴射ヘッドのキャッピング動作時にこれら液体噴射ヘッドに対するキャップの上昇を許容する領域を含み、
    前記搬送ガイド部は、前記搬送ガイド部材の一端を支持する回転軸を備え、
    前記回転軸を中心に前記搬送ガイド部材を正逆回転させることにより、前記開口領域に対して前記搬送ガイド部材を進退自在とし、
    前記搬送ガイド部材は、回転軸を中心に、その上面のレベルが搬送面と同じレベルにて回転することを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記搬送ガイド部材を、前記開口領域の前記搬送方向の上流側と下流側にそれぞれ複数備え、
    互いに反対方向に回転することにより、前記開口領域に対して前記搬送ガイド部材を進退自在としたことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記搬送ガイド部材を、通常印刷時において、前記開口領域内に突出させ、前記キャッピング動作時とフラッシング動作時において、前記開口領域外に退避させることを特徴とする請求項1または2に記載の液体噴射装置。
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