JP5348105B2 - ヒートポンプ給湯室外機 - Google Patents

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Description

本発明は、ヒートポンプ回路により水を加熱するヒートポンプ給湯室外機に関する。
室外の空気の熱を吸収して湯を沸かすことのできるエネルギー効率に優れたヒートポンプ式給湯機が広く用いられている。ヒートポンプ式給湯機を用いるためには、ヒートポンプ回路を内蔵したヒートポンプ給湯室外機を室外に設置する必要がある。ヒートポンプ給湯室外機内には圧縮機が設けられているため、圧縮機の作動時には、ヒートポンプ給湯室外機の筐体等が圧縮機により励振され、騒音を生ずる場合がある。
下記特許文献1に開示された空気調和機の室外機においては、圧縮機からの低周波振動の伝播を防止するために、ブーメラン形状の脚を前面から見て両側に設け、一方の脚を圧縮機の下方に配置している。
実公昭58−39346号公報
ヒートポンプ給湯室外機には、冷媒と水との熱交換を行わせる水冷媒熱交換器が内蔵されている。この水冷媒熱交換器は、重量が大きく、前面から見て左右に長い形状をなしている。ヒートポンプ給湯室外機の場合には、この水冷媒熱交換器があるために、空気調和機の室外機と比べ、圧縮機により励振される筐体等からの騒音(低周波音)が更に発生し易い。以下、より詳しく説明する。
従来のヒートポンプ給湯室外機において、水冷媒熱交換器は、発泡材等の収納箱に収納されて、十分な防振効果の有る防振材の介在無しにベース上面に設置されている。圧縮機は、ゴム部材、金属スプリング部材等の防振マウントを介してベース上面に設置されている。圧縮機と水冷媒熱交換器とは、冷媒配管で接続され、前面から見て、圧縮機が右側に、水冷媒熱交換器が左側に、並べられて設置されている。また、ベース下面には脚部材が取り付けられている。水冷媒熱交換器、ベース、脚部材が組み合わされた構造体の固有振動数は、通常100Hz以下の低周波で、圧縮機の回転数の1倍あるいは2倍付近となる。このため、ヒートポンプ給湯室外機の運転中に圧縮機の振動が冷媒配管から水冷媒熱交換器に伝達すると、水冷媒熱交換器とベースには、上記周波数付近の低周波振動が発生し易く、ベースから低周波音が放射され、筐体各部に低周波振動が伝達し、筐体各部から低周波音が放射される。従来のヒートポンプ給湯室外機では、ベース下面の右側の圧縮機下方に相当する箇所に1個の脚部材が、ベース下面の左側の送風機下方すなわち水冷媒熱交換器下方に相当する箇所に1個の脚部材が、取り付けられている。水冷媒熱交換器下方の脚部材は、水冷媒熱交換器の重心の真下から左方に離れた位置にあるので、水冷媒熱交換器下方の脚部材の取り付け部を支点として、水冷媒熱交換器とベースが上下に傾く大きな低周波振動が発生し、ベースから放射される低周波音が大きく増加し、筐体各部に大きな低周波振動が伝達し、筐体各部から放射される低周波音が大きく増加する等の問題点があった。
上記低周波音を解決する方法として、水冷媒熱交換器の重心の真下から左方に離れた位置にある脚部材を、水冷媒熱交換器の重心のほぼ真下の位置に移設する方法が考えられる。しかしながら、この方法では、脚部材の取り付け位置がベースの中心に近くなるので、ヒートポンプ給湯室外機の設置が不安定になる。
上記低周波音を解決する他の方法として、水冷媒熱交換器とベースとの間に、十分な防振効果の有る防振材を設置する方法が考えられる。しかしながら、この方法では、水冷媒熱交換器や送風機の設置位置が高くなるので、筐体を含むヒートポンプ給湯室外機の上下寸法が大きくなり、ヒートポンプ給湯室外機の材料費が著しく増加する。
上記低周波音を解決する更に他の方法として、ベースおよび筐体各部の板厚を上げて剛性を上げる方法が考えられる。しかしながら、この方法では、ベースおよび筐体各部の材料費、成形加工費が著しく増加し、ヒートポンプ給湯室外機のコストが著しく増加する。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、低コストで、水冷媒熱交換器とベースの低周波振動を抑制し、ベースや筐体各部からの低周波音の放射を抑制することのできるヒートポンプ給湯室外機を提供することを目的とする。
本発明に係るヒートポンプ給湯室外機は、ヒートポンプ回路により水を加熱するヒートポンプ給湯室外機であって、ベースと、ベースの上に設置され、冷媒を圧縮する圧縮機と、ベースの上に圧縮機と並んで設置され、冷媒と水との熱交換を行わせる水冷媒熱交換器と、ベースの下に設置され、圧縮機の下方に位置する第1の脚部材と、ベースの下に設置され、水冷媒熱交換器の下方に位置する第2の脚部材と、ベースの下に設置され、水冷媒熱交換器の下方であって第1の脚部材と第2の脚部材との間に位置する第3の脚部材と、を備えたものである。
本発明によれば、水冷媒熱交換器の下方に複数の脚部材を設けたことにより、水冷媒熱交換器下方の1個の脚部材の取り付け部を支点として水冷媒熱交換器とベースが上下に傾くような大きな低周波振動が生ずることを確実に抑制することができる。このため、ベースから低周波音が放射されることを確実に抑制することができるとともに、筐体各部への低周波振動の伝達も抑制されるので、筐体各部から低周波音が放射されることを確実に抑制することができる。また、本発明では、水冷媒熱交換器とベースとの間に防振材を設置したり、ベースや筐体各部の板厚を厚くしたりすることによらずに低周波音の発生が抑制できるので、コストの増加を抑制しながら、静粛性に優れたヒートポンプ給湯室外機を得ることができる。
本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ給湯室外機のベースの下面図である。 本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ給湯室外機のベース付近の前面図である。 本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ給湯室外機のベース付近の前面図である。 本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ給湯室外機のベース付近の前面図である。 本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ給湯室外機の内部構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ給湯室外機のベースおよび水冷媒熱交換器の斜視図である。 本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ給湯室外機のベースおよび水冷媒熱交換器の平面図である。 本発明の実施の形態2におけるヒートポンプ給湯室外機のベースの下面図である。 本発明の実施の形態2におけるヒートポンプ給湯室外機のベース付近の前面図である。 本発明の実施の形態3におけるヒートポンプ給湯室外機のベースの下面図である。 本発明の実施の形態3におけるヒートポンプ給湯室外機のベース付近の前面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1乃至図7は、本発明のヒートポンプ給湯室外機の実施の形態1を示す図である。図1はベースの下面図であり、図2乃至図4はベース付近の前面図であり、図5はヒートポンプ給湯室外機の内部構造を示す分解斜視図であり、図6はベースおよび水冷媒熱交換器の斜視図であり、図7はベースおよび水冷媒熱交換器の平面図である。
まず、図5乃至図7を参照して、本実施形態のヒートポンプ給湯室外機の全体構成について説明する。図5中では、左下が前方、右上が後方である。図5に示すように、本実施形態のヒートポンプ給湯室外機の外郭は、底部(基部)を構成するベース17と、筐体の前面部18、後面部19、上面部20、右側面部21および左側面部22で構成されている。空気冷媒熱交換器7の設置部以外は、上記筐体で覆われている。筐体は、通常、板金材から成形される。ヒートポンプ給湯室外機の内部は、仕切板16が設けられ、この仕切板16により、前面から見て右側の機械室14と左側の送風機室15とに区画されている。
図5では図示を省略しているものもあるが、機械室14内には、冷媒を圧縮するための圧縮機2、冷媒を減圧するための膨張弁、これらを接続する吸入管4や吐出管5等の冷媒配管、その他の冷媒回路部品が組み込まれている。圧縮機2の本体2aの内部には、冷媒の圧縮動作を行う圧縮部(図示せず)と、圧縮部と接続され圧縮部を駆動するモータ(図示せず)が組み込まれ、外部から供給される電力によりモータおよび圧縮部が所定の回転数で駆動するようになっている。また、圧縮機2の本体2a内に吸入する冷媒の脈動音を消音するための吸入マフラ2cが本体2aの側面下部に取り付けられている。また、圧縮機2の本体2aを固定するための脚部材2bが本体2aの下部に溶接にて取り付けられており、脚部材2bには3〜4個の防振マウント3が取り付けられている。防振マウント3は、概略円筒形のゴムあるいは金属コイルの成形品で、中にボルトが挿入できる孔を設けた構造となっており、ゴムあるいは金属コイルの弾性特性により、所定のバネ定数と減衰率を有している。防振マウント3は、ベース17の上面に設置され、圧縮機2を弾性的に支持している。また、冷媒を吸入するための吸入管4が圧縮機2の吸入マフラ2cの上部に取り付けられ、冷媒を圧縮機2の本体2a内部で圧縮した後に吐出するための吐出管5が圧縮機2の本体2a上部に取り付けられている。膨張弁(図示せず)は、本体外側面にコイル組み込み部材が取り付けられ、コイルに外部から通電することにより発生する電磁作用により、内部の流路抵抗調節部を稼動させて冷媒の流路抵抗を調節し、膨張弁の上流側高圧と下流側低圧の冷媒を所定の圧力に調節するようになっている。
送風機室15内には、送風機6と、これに隣接する空気冷媒熱交換器7とが組み込まれている。送風機室15内は、風路確保のため大きな空間を有している。送風機6は、2〜3枚の翼型のプロペラと、このプロペラを回転駆動させるモータとが組み合わされており、外部から供給される電力によりモータとプロペラが所定の回転数で回転するようになっている。空気冷媒熱交換器7は、アルミ薄板のフィンが多数密着した長い冷媒配管が略L字平板状に曲げ成形されており、冷媒配管内の冷媒とフィン周辺の空気とで熱交換が行われるようになっており、送風機6により各フィン間を流れて通過する空気の風量が増やされて調節され、熱交換の量が増やされて調節されている。
図6に示すように、送風機室15内の下部のベース17の上面には、水冷媒熱交換器8が設置されている。水冷媒熱交換器8は、外形が前方から見て左右に長い略直方体形状の発泡材の収納容器12に収納され、十分な防振効果の有る防振材の介在無しに、送風機室15内の送風機6の下方に位置するベース17の上面に設置されている。水冷媒熱交換器8を収納した収納容器12は、ベース17に取り付けられた板金材の収納囲部材10に囲まれ、発泡材の収納容器蓋13により上側を覆われ、その上から更に板金材の収納蓋部材11により上面を覆われている。水冷媒熱交換器8は、長い水配管に長い冷媒配管が長手方向に密着し、略直方体形状の収納容器12に収納可能なように曲げ成形されており、冷媒配管内の冷媒と水配管内の水とで熱交換が行われるようになっている。水冷媒熱交換器8は、長い水配管と長い冷媒配管とから構成されているため、他の部品と比較して重量が大きくなっている。図7に示すように、水冷媒熱交換器8の重心8aは、ベース17の左右中心から左方に離れた位置となっている。
圧縮機2は、吐出管5を介して水冷媒熱交換器8の冷媒入口部と接続され、水冷媒熱交換器8の冷媒出口部は、冷媒配管を介して機械室14内の膨張弁の入口部と接続されている。膨張弁の出口部は、別の冷媒配管を介して空気冷媒熱交換器7の冷媒入口部と接続されている。空気冷媒熱交換器7の冷媒出口部は、吸入管4を介して圧縮機2と接続されている。また、冷媒配管の途中にはその他の冷媒回路部品が取り付けられている場合もある。このように構成された冷媒回路の密閉空間内に所定の量の冷媒が封入されており、通常CO冷媒が使用されている。
図5に示すように、機械室14上方と、送風機室15の上方の一部には、圧縮機2、膨張弁、送風機6等を駆動制御するインバータ電源等の電気部品を収納した電気部品収納箱9が設置されている。インバータ電源は、圧縮機2のモータの回転数を数十rps(Hz)〜百rps(Hz)程度の所定の回転数に変化させ、また、膨張弁の開度を所定の量に変化させ、また、送風機6の回転数を数百rpm〜千rpm程度の所定の回転数に変化させるよう制御される。電気部品収納箱9の右部には、外部電気配線を接続する端子台9aがあり、この端子台9aを保護するため、サービスパネル23が筐体の右側面部21に取り付けられている。
図5において、図示省略しているが、機械室14内には、水冷媒熱交換器8の水入口部に接続された内部水配管A、水冷媒熱交換器8の給湯出口部と接続された内部水配管B、その他の水回路部品が組み込まれている。内部水配管Aはベース17右部と筐体の右側面部21下部に取り付けられた水入口バルブ29に接続され、内部水配管Bはベース17右部と筐体の右側面部21下部に取り付けられた給湯出口バルブ30に取り付けられ、筐体の右側面部21に、水入口バルブ29が上部、給湯出口バルブ30が下部に併設して配置されている。また、水入口バルブ29と給湯出口バルブ30を保護するため、サービスパネル23が右側面部21に取り付けられている。
このようなヒートポンプ給湯室外機は、数百リットル程度の容量を有する貯湯タンクとこの貯湯タンク内の水を送る水ポンプとが組み込まれた貯湯装置(図示せず)に対し、外部水配管A(図示せず)、外部水配管B(図示せず)、電気配線(図示せず)を介して接続して使用される。水ポンプの入口部は貯湯タンク下部に接続され、外部水配管Aは水ポンプの出口部に接続されており、外部水配管Bが貯湯タンク上部に接続されている。外部水配管Aの貯湯タンク接続側と反対側はヒートポンプ給湯室外機のサービスパネル23内の水入口バルブ29と接続され、外部水配管Bの貯湯タンク接続側と反対側はヒートポンプ給湯室外機のサービスパネル23内の給湯出口バルブ30と接続されている。このように、ヒートポンプ給湯室外機と貯湯装置とで給湯回路が構成されている。
次に、ヒートポンプ給湯室外機のベース17と脚部材24,25,26について説明する。図1に示すように、ベース17の下面には、ヒートポンプ給湯室外機を地面Gあるいは台座31に設置するための第1の脚部材24、第2の脚部材25および第3の脚部材26が設けられている。これらの脚部材24,25,26は、それぞれ数個の点溶接にてベース17の下面に取り付けられている。第1の脚部材24は、圧縮機2の下方のベース17の下面に取り付けられている。第2の脚部材25は、水冷媒熱交換器8の下方であって水冷媒熱交換器8の重心8aより左方のベース17の下面に取り付けられている。第3の脚部材26は、水冷媒熱交換器8の下方であって水冷媒熱交換器8の重心8aより右方のベース17の下面に取り付けられている。これらの脚部材24,25,26は、ほぼ同形状で、幅が小さく、前後に長い形状になっており、好ましくは板金材で成形される。そして、脚部材24,25,26は、筐体の前面部18よりも僅かに前方に突出し、筐体の後面部19よりも僅かに後方に突出している。このような脚部材24,25,26によれば、少ない材料で、ヒートポンプ給湯室外機を省スペースで安定して設置することができる。また、脚部材24,25,26の前端部および後端部には、それぞれ、ボルト取り付け穴24a,25a,26aが設けられており、ヒートポンプ給湯室外機を設置する時にボルト等により固定できるようになっている。なお、ボルト取り付け穴24a,25a,26aに代えて溝を形成してもよい。台座31は、通常、樹脂成形品、またはコンクリート成形品が使用される。
第1の脚部材24の下端部と、第2の脚部材25の下端部との上下位置は、通常、等しくされる。図2に示す設置例においては、第3の脚部材26の下端部の上下位置も、第1の脚部材24および第2の脚部材25と等しくされており、脚部材24,25,26が共に台座31に載せられている。図2に示す設置例においては台座31を使用しているが、台座31を使用せずに地面G上に脚部材24,25,26を載せてもよい。
図3および図4に示すように、第3の脚部材26は、台座31または地面Gに接触することなく浮いていてもよい。図3に示す設置例では、第3の脚部材26の下方には台座31を設置せず、第1の脚部材24および第2の脚部材25の下方には台座31を設置することにより、第3の脚部材26が浮いた状態となっている。図4に示す設置例では、第3の脚部材26の下端部の上下位置が、第1の脚部材24および第2の脚部材25の下端部より高くされている。このため、第1の脚部材24および第2の脚部材25が地面G上に載っているのに対して、第3の脚部材26は浮いた状態となっている。
次に貯湯装置内の貯湯タンク内の湯量を増やすための沸き上げ運転におけるヒートポンプ給湯室外機の動作について説明する。電気部品収納箱9に収納されたインバータ電源から圧縮機2内のモータに電力供給されるとモータが駆動し、モータと接続された圧縮機2内の圧縮部が駆動する。インバータ電源は、モータの回転数を数十rps(Hz)〜百rps(Hz)程度の所定の回転数に変化させ、冷媒が循環して行われるヒートポンプサイクルの循環速度、冷媒の流量を変化させることにより、所定の沸き上げ能力に調節制御している。また、電気部品収納箱9に収納されたインバータ電源から送風機6のモータに電力供給されるとモータが駆動し、モータと接続された送風機6のプロペラが回転駆動する。インバータ電源は、モータの回転数を数百rpm〜千rpm程度に変化させ、空気冷媒熱交換器7を通過する空気の流量を変化させることにより、空気冷媒熱交換器7での冷媒と空気の熱交換量を所定の量に調節制御している。空気は送風機6により送風機6の後方に設置された空気冷媒熱交換器7の後方から吸い込まれ、空気冷媒熱交換器7を通過し、空気冷媒熱交換器7と反対側の前方へ排出される。また、電気部品収納箱9に収納されたインバータ電源から膨張弁の本体外側面に取り付けられたコイル組み込み部材のコイルに通電されると、膨張弁はコイルに発生する電磁作用により内部の流路抵抗調節部を稼動させて冷媒の流路抵抗度を調節し、膨張弁の上流側高圧と下流側低圧の冷媒を所定の圧力に調節制御している。圧縮機2の回転数、送風機6の回転数、膨張弁の流路抵抗度はヒートポンプ給湯室外機の設置環境、使用環境に応じて制御される。圧縮機2の本体2a内の圧縮部が駆動すると圧縮部内で冷媒の圧縮動作が行われ、低圧冷媒は吸入管4から圧縮機2の吸入マフラ2cを介して圧縮機2の本体2aに吸入される。低圧冷媒は圧縮機2の本体2a内の圧縮部で高温高圧冷媒に圧縮され、圧縮機2から吐出管5に吐出され、高温高圧冷媒は吐出管5から水冷媒熱交換器8の冷媒入口部に流入し、水冷媒熱交換器8で水と熱交換し水を加熱し湯を生成させ温度を低下させて水冷媒熱交換器8の冷媒出口部から膨張弁の入口部に流入する。高圧冷媒は膨張弁で所定の圧力に減圧され温度降下し低温低圧冷媒となり膨張弁の出口部から空気冷媒熱交換器7入口部に流入する。低温低圧冷媒は空気冷媒熱交換器7で空気と熱交換し空気から受熱され、空気冷媒熱交換器7の出口部から吸入管4に流入し、吸入マフラ2cを介して圧縮機2の本体2aに吸入される。このように冷媒が循環してヒートポンプサイクルが行われる。同時に、貯湯装置内の水ポンプにより貯湯装置内の貯湯タンク内下部の水が外部水配管Aを通り、ヒートポンプ給湯室外機の水入口バルブ29を介して内部水配管Aに流入し、水冷媒熱交換器8の水入口部に流入し、水冷媒熱交換器8で冷媒と熱交換し加熱されて湯に生成される。生成された湯は水冷媒熱交換器8の給湯出口部から内部水配管Bに流入し、給湯出口バルブ30を介して外部水配管Bを通り、貯湯装置内の貯湯タンク上部に戻される。このように貯湯タンク内の湯量が増やされる。
次に、圧縮機2の動作とヒートポンプ給湯室外機の振動、騒音、低周波音の発生について説明する。圧縮機2内の圧縮部が駆動し、圧縮部内で冷媒の圧縮動作が行われる時、冷媒の圧力変動および内部の可動部品の動作により、圧縮機2には上下方向、横方向等いくつかの方向のそれぞれ並進振動、回転振動が発生し、その周波数成分は、圧縮機2の回転数の整数倍で、低い倍数の周波数成分の方が大きく発生する傾向が大きい。圧縮機2の振動は、防振マウント3からベース17に伝達し、更に筐体の前面部18、後面部19、上面部20、右側面部21および左側面部22(以下、単に「筐体」と称する)に伝達する。また、圧縮機2の振動は、吸入管4から空気冷媒熱交換器7に伝達し、ベース17、筐体に伝達する。更に、圧縮機2の振動は、吐出管5から水冷媒熱交換器8に伝達し、ベース17に伝達し、筐体に伝達する。このようにして、圧縮機2の振動がベース17、筐体に伝達することにより、ヒートポンプ給湯室外機の振動、騒音、低周波音の原因となる。また、これら伝達する振動の周波数とヒートポンプ給湯室外機の構造部品単独の固有振動数、あるいは複数の構造部品が組み合わされた構造体の固有振動数が近い場合に共振現象が発生し、大きな振動、騒音、低周波音を引き起こすこともある。ここで、水冷媒熱交換器8の重量は大きいため、水冷媒熱交換器8、ベース17、第1の脚部材24および第2の脚部材25が組み合わされた構造体の並進、傾き、捩れ、等の固有振動数は通常100Hz以下で、圧縮機2の回転数の1倍あるいは2倍付近なので、水冷媒熱交換器8とベース17にはこれら周波数付近の低周波振動が発生し易く、ベース17から低周波音が放射されるとともに、筐体に低周波振動が伝達することによって筐体から低周波音が放射される。このような低周波音発生原因となる水冷媒熱交換器8、ベース17、第1の脚部材24および第2の脚部材25が組み合わされた構造体の振動には、第2の脚部材25の取り付け部を支点として水冷媒熱交換器8とベース17が上下に傾いて発生する振動もある。
これに対し、本実施形態のヒートポンプ給湯室外機では、図1に示すように、水冷媒熱交換器8の下方に第2の脚部材25および第3の脚部材26が設けられていることにより、第2の脚部材25の取り付け部を支点として水冷媒熱交換器8とベース17が上下に傾くような低周波振動が生ずることを確実に抑制することができる。このため、ベース17からの低周波音の放射を確実に抑制することができるとともに、筐体へ低周波振動が伝達することが抑制されるので、筐体からの低周波音の放射も確実に抑制することができる。
図2に示す設置例のように、第3の脚部材26が台座31あるいは地面Gに載せられている場合には、重量が重くて横に大きい形状の水冷媒熱交換器8が複数の脚部材(第2の脚部材25および第3の脚部材26)によって直接的に支持されるので、第2の脚部材25の取り付け部を支点として水冷媒熱交換器8とベース17が上下に傾くように低周波振動することを抑制する効果は非常に大きくなる。このため、ベース17や筐体から低周波音が放射されることを特に効果的に抑制することができる。
また、図3あるいは図4に示す設置例のように、第3の脚部材26が浮いた状態になっている場合であっても、第2の脚部材25の取り付け部を支点として水冷媒熱交換器8とベース17が上下に傾いて発生する低周波振動の振幅が比較的大きくなる箇所に第3の脚部材26が取り付けられていることから、振動の振幅を第3の脚部材26の慣性によって抑制する効果が得られる。このため、ベース17や筐体から低周波音が放射されることを確実に抑制することができる。
また、図1に示すように、本実施形態では、上下方向から見て、第2の脚部材25および第3の脚部材26は、水冷媒熱交換器8の重心8aを挟むような位置に配置されている。また、第2の脚部材25と第3の脚部材26とは、水冷媒熱交換器8の重心8aからほぼ等距離の位置に設けられている。これらの構成によれば、第2の脚部材25の取り付け部を支点として水冷媒熱交換器8とベース17が上下に傾くように低周波振動することを抑制する効果を更に増大させることができ、ベース17や筐体から低周波音が放射されることをより確実に抑制することができる。
以上説明したように、本発明によれば、第1の脚部材24、第2の脚部材25および第3の脚部材26を設けたことにより、ヒートポンプ給湯室外機の低周波音を確実に低減することができる。このため、原則として水冷媒熱交換器8とベース17との間に防振材を設置する必要は無く、水冷媒熱交換器8および送風機6の設置位置を高くする必要が無い。よって、ヒートポンプ給湯室外機の上下寸法が大きくなることが無いので、ヒートポンプ給湯室外機の材料費が著しく増加することがない。また、ベース17や筐体の板厚を上げて剛性を上げる必要が無く、ベース17および筐体の材料費、成形加工費の増加が抑制できる。このように、本発明によれば、コストの増加を抑制しながら、振動や低周波音を低減し、静粛面で優れたヒートポンプ給湯室外機を得ることができる。給湯を行うヒートポンプ給湯室外機は、深夜電力を利用する場合が多く、深夜の騒音や振動、特に低周波音には使用者の関心が高く、本発明の効果は著しく貢献する。また、CO冷媒を使用したヒートポンプ給湯室外機は、R410A冷媒を使用した空調機と比較して圧縮機2に発生する振動が大きいため、深夜電力を利用する際の深夜の低周波音を低減する必要性が高く、本発明の貢献度は大きい。
実施の形態2.
次に、図8および図9を参照して、本発明の実施の形態2について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。図8および図9は、本発明のヒートポンプ給湯室外機の実施の形態2を示す図である。図8はベースの下面図であり、図9はベース付近の前面図である。
図8および図9に示すように、本実施形態では、第2の脚部材25と第3の脚部材26とは、連結部材27を介して連結されている。第2の脚部材25、第3の脚部材26および連結部材27は、これらが一体的に成形されていても良いし、各部材が溶接、カシメ、ネジ等にて接合されたものであっても良い。
本実施形態では、連結部材27を設けたことにより、水冷媒熱交換器8、ベース17、第1の脚部材24、第2の脚部材25および第3の脚部材26が組み合わされた構造体の剛性が実施の形態1と比べて更に高くなるため、ヒートポンプ給湯室外機の動作中に水冷媒熱交換器8とベース17に発生する低周波振動をより確実に抑制することができるとともに、筐体へ伝達する低周波振動もより確実に低減することができる。このため、ベース17や筐体から放射される低周波音をより確実に抑制することができる。
また、連結部材27の形状や、第2の脚部材25、第3の脚部材26および連結部材27のベース17への取り付け位置を設定することにより、水冷媒熱交換器8、ベース17、第1の脚部材24、第2の脚部材25および第3の脚部材26が組み合わされた構造体の固有振動数を所定の周波数からずらし、所定の周波数の低周波振動を大きく抑制することも可能である。
実施の形態3.
次に、図10および図11を参照して、本発明の実施の形態3について説明するが、上述した実施の形態との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。図10および図11は、本発明のヒートポンプ給湯室外機の実施の形態3を示す図である。図10はベースの下面図であり、図11はベース付近の前面図である。
図10および図11に示すように、本実施形態では、第2の脚部材25と第3の脚部材26とが連結部材27を介して連結されていることに加えて、第1の脚部材24と第3の脚部材26とが第2の連結部材28を介して連結されている。第1の脚部材24、第2の脚部材25、第3の脚部材26、連結部材27および第2の連結部材28は、これらが一体的に成形されていても良いし、各部材が溶接、カシメ、ネジ等にて接合されたものであっても良い。
本実施形態では、連結部材27および第2の連結部材28を設けたことにより、水冷媒熱交換器8、ベース17、第1の脚部材24、第2の脚部材25および第3の脚部材26が組み合わされた構造体の剛性が実施の形態2と比べて更に高くなるため、ヒートポンプ給湯室外機の動作中に水冷媒熱交換器8とベース17に発生する低周波振動を更に確実に抑制することができるとともに、筐体へ伝達する低周波振動も更に確実に低減することができる。このため、ベース17や筐体から放射される低周波音を更に確実に抑制することができる。
また、連結部材27および第2の連結部材28の形状や、第1の脚部材24、第2の脚部材25、第3の脚部材26および連結部材27のベース17への取り付け位置を設定することにより、水冷媒熱交換器8、ベース17、第1の脚部材24、第2の脚部材25および第3の脚部材26が組み合わされた構造体の固有振動数を所定の周波数からずらし、所定の周波数の低周波振動を大きく抑制することも可能である。
なお、以上説明した各実施の形態では、第1の脚部材24、第2の脚部材25および第3の脚部材26の個数が1個であるが、本発明では、第1の脚部材24を複数設けてもよく、第2の脚部材25を複数設けてもよく、第3の脚部材26を複数設けてもよい。
2 圧縮機
2a 本体
2b 脚部材
2c 吸入マフラ
3 防振マウント
4 吸入管
5 吐出管
6 送風機
7 空気冷媒熱交換器
8 水冷媒熱交換器
8a 重心
9 電気部品収納箱
10 収納囲部材
11 収納蓋部材
12 収納容器
13 収納容器蓋
14 機械室
15 送風機室
16 仕切板
17 ベース
18 筐体の前面部
19 筐体の後面部
20 筐体の上面部
21 筐体の右側面部
22 筐体の左側面部
23 サービスパネル
24 第1の脚部材
25 第2の脚部材
26 第3の脚部材
24a,25a,26a ボルト取り付け穴
27 連結部材
28 第2の連結部材
29 水入口バルブ
30 給湯出口バルブ
31 台座

Claims (5)

  1. ヒートポンプ回路により水を加熱するヒートポンプ給湯室外機であって、
    ベースと、
    前記ベースの上に設置され、冷媒を圧縮する圧縮機と、
    前記ベースの上に前記圧縮機と並んで設置され、冷媒と水との熱交換を行わせる水冷媒熱交換器と、
    前記ベースの下に設置され、前記圧縮機の下方に位置する第1の脚部材と、
    前記ベースの下に設置され、前記水冷媒熱交換器の下方に位置する第2の脚部材と、
    前記ベースの下に設置され、前記水冷媒熱交換器の下方であって前記第1の脚部材と前記第2の脚部材との間に位置する第3の脚部材と、
    を備えることを特徴とするヒートポンプ給湯室外機。
  2. 前記第2の脚部材と前記第3の脚部材とを連結する連結部材を更に備えることを特徴とする請求項1記載のヒートポンプ給湯室外機。
  3. 前記第1の脚部材と前記第3の脚部材とを連結する第2の連結部材を更に備えることを特徴とする請求項2記載のヒートポンプ給湯室外機。
  4. 前記第2の脚部材と前記第3の脚部材とは、上下方向から見て前記水冷媒熱交換器の重心を挟むような位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載のヒートポンプ給湯室外機。
  5. 前記第2の脚部材と前記第3の脚部材とは、前記水冷媒熱交換器の重心からほぼ等距離の位置に設けられていることを特徴とする請求項4記載のヒートポンプ給湯室外機。
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