JP5344991B2 - 帯電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に係り、より詳細には、帯電装置とその形成方法に関する。
電子写真方式において、帯電装置は、例えば、受光体、トナー層、中間ベルト、又は、紙などの媒体における様々な表面を均一に帯電するために必要とされる。従来の帯電装置は、線径の細いワイヤ又はピンに印加される交流(AC)及び直流(DC)の高電圧を使用して、空気をイオン化して、帯電された粒子(例えば、コロトロン、ディコロトロン)を生成してきた。しかしながら、環境によくない影響を与えるオゾンなどの望ましくない種も副生成物として生成されていた。環境にやさしい帯電処理を行うための今までの努力によって、バイアス帯電ロール処理又は接触方式のアクアトロン帯電処理が提供されており、最近では、電界イオン化によってカーボンナノチューブ(CNT)から気体イオンが生成されるコンパクトな帯電処理が提供されている。バイアス帯電ロールは、接触方式の帯電処理である。帯電ロールが受光体と直接に接触することによって、両方の表面が磨耗されていた。にもかかわらず、バイアス帯電ロール処理によるオゾンの発生量は、コロトロン又はディコロトロンに比べて少ない。とはいえ、ある一定のオゾンが発生している。アクアトロン帯電処理も接触方式の帯電処理である。接触方式の帯電方式は、イメージ・オン・イメージ(IOI)方式の現像処理において要求されるような現像されたトナー層には適用可能ではない。CNT(又はナノワイヤ)エミッタ技術は文献に開示されてはいるが、CNT(又はナノワイヤ)を低コストで精密に作製することは、いまだに研究の初期の段階であり、手頃な費用で信頼できるナノ帯電装置を製造するには時期尚早といえる。
本発明の目的は、低コストで、コンパクトで、製造が容易で、環境にやさしい非接触方式の帯電装置を提供することである。
種々の実施の形態によれば、基板上に配置されている第1の誘電体層と、第1の誘電体層上に配置されている第1の導電層と、第1の導電層上に配置されている第2の誘電体層と、を含む帯電装置が提供されている。第2の誘電体層は、複数の空洞を含み、複数の空洞の各々は、第1の導電層の一部を露出させている。また、帯電装置は、複数のマイクロティップ(micro−tip)を含み、複数のマイクロティップの各々は、複数の空洞の各々の内部及び第1の導電層上に配置されている。更に、帯電装置は、第2の誘電体層上に配置されている第2の導電層と、第2の誘電体層内に配置され、空洞に接続され、それによって、空気取込口を介して注入された空気が複数の空洞を介して流出する、相互連結された空気流路のシステムと、を含む。また、帯電装置は、第1の導電層へ第1のバイアス電圧を印加し、第2の導電層へ第2のバイアス電圧を印加するための一つ以上の電源を含む。
種々の実施の形態によれば、帯電する部材を提供すること、及びマイクロティップアレイを提供することを含む部材帯電方法が提供されている。マイクロティップアレイは、基板上に配置されている第1の誘電体層と、第1の誘電体層上に配置されている第1の導電層と、第1の導電層上に配置されている第2の誘電体層と、を含み、第2の誘電体層は、各々が第1の導電層の一部を露出している複数の空洞を含む。また、マイクロティップアレイは、複数のマイクロティップを含み、複数のマイクロティップの各々は、複数の空洞の各々の内部及び第1の導電層上に配置されている。更に、マイクロティップアレイは、第2の誘電体層上に配置されている第2の導電層と、第2の誘電体層内に配置されており複数の空洞に接続されている、相互連結された空気流路のシステムと、を含む。部材帯電方法は、第1の導電層へ第1のバイアス電圧を印加し、第2の導電層へ第2のバイアス電圧を印加して、複数の帯電された種の生成を可能とすること、及び部材上に複数の帯電された種を付着させることによって部材を帯電すること、を含む。
種々の実施の形態によれば、静電電荷を受け取る受容体と、受容体を均一に帯電するための少なくとも一つの帯電サブシステムと、を含む画像形成装置が提供されている。帯電サブシステムは、基板上に配置されている第1の誘電体層と、第1の誘電体層上に配置されている第1の導電層と、第1の導電層上に配置されている第2の誘電体層と、を含み、第2の誘電体層は、各々が第1の導電層の一部を露出している複数の空洞を含む。また、帯電システムは、複数のマイクロティップを含み、複数のマイクロティップの各々は、複数の空洞の各々の内部及び第1の導電層上に配置されている。更に、帯電システムは、第2の誘電体層上に配置されている第2の導電層と、第2の誘電体層内に配置され、複数の空洞に接続され、それによって、空気取込口を介して注入された空気が複数の空洞を介して流出する、相互連結された空気流路のシステムと、を含む。また、画像形成装置は、受容体上に潜像を形成するための少なくとも一つの画像形成サブシステムと、受容体上で潜像を可視画像に変換するための少なくとも一つの現像サブシステムと、を含む。画像形成装置は、可視画像を媒体へ転写するための転写サブシステムと、可視画像を媒体へ溶融定着するための溶融定着サブシステムと、を更に含む。
本発明の種々の実施の形態による帯電装置を例示している図である。 本発明の種々の実施の形態による帯電装置を例示している断面図である。 本発明の種々の実施の形態による帯電装置を例示している平面図である。 本発明の種々の実施の形態によるマイクロティップを有する空洞を例示している断面図である。 本発明の種々の実施の形態によるマイクロティップを有する空洞を例示している断面図である。 本発明の種々の実施の形態によるマイクロティップを有する空洞を例示している断面図である。 本発明の種々の実施の形態によるマイクロティップを有する空洞を例示している断面図である。 本発明の種々の実施の形態によるマイクロティップを有する空洞を例示している断面図である。 本発明の種々の実施の形態によるマイクロティップを有する空洞を例示している断面図である。 本発明の種々の実施の形態によるマイクロティップを有する空洞を例示している断面図である。 本発明の種々の実施の形態による画像形成装置を例示している図である。 本発明の種々の実施の形態による他の画像形装置を例示している図である。
本明細書中に使用されているように、「環境にやさしい帯電装置」という言葉は、コロトロンやバイアス方式の帯電ロール装置などの従来の帯電装置に比べて亜鉛化窒素やオゾンの排出量が少ない帯電装置を指している。
図1〜図3は、本発明の種々の実施の形態による帯電装置101を例示した図である。帯電装置101は、基板105上に配置されている第1の誘電体層107、第1の誘電体層107上に配置されている第1の導電層110、及び第1の導電層110上に配置されている第2の誘電体層120を含んでいる。種々の実施の形態において、誘電体層107は、基板105から導電層110を電気的に絶縁させる。例えば、基板105に用いられる材料としては、これらに限定されないが、シリコン・ウェハ及びガラスが挙げられる。例えば、第1の誘電体層107に用いられる材料としては、これに限定されないが、酸化シリコンが挙げられる。例えば、第1の導電層110に用いられる材料としては、これらに限定されないが、金属、不純物をドーピングした単結晶シリコン又はポリシリコンが挙げられる。第2の誘電体層120には、例えば、酸化珪素、窒化珪素、及び酸化珪素と窒化珪素の組合せなどの任意の好適な材料を用いることができる。例としては、基板105、第1の誘電体層107、及び第1の導電層110は、絶縁体の上にシリコンを形成した(SOI)ウェハによって作成されたサンドウィッチ構造であってもよい。第2の誘電体層120が複数の空洞122を含んでおり、これらの複数の空洞122の各々が、図1及び図2に示されているように、第1の導電層110の一部を露出している。いくつかの実施の形態によれば、複数の空洞122の各々は、図1、図2、図3、及び図4A,4B,4C、4Dに示されているように、円筒形であってよいし、他の実施の形態によれば、図4E及び4Fに示されているように、楔形であってもよいし、更に他の実施の形態によれば、図4Gに示されているように、湾曲形状であってもよい。しかしながら、当業者は、複数の空洞122の各々が、円筒形、楔形、及び湾曲線形状以外の他の好適な形状を有してよいことが想定できるであろう。複数の空洞122の各々の直径は、約1μm〜約200μm、いくつかの場合は、約1μm〜約160μm、更なる場合は、約1μm〜約100μmである。複数の空洞122間の間隔は、約3μm〜約1000μm、いくつかの場合は、約3μm〜約500μm、更なる場合は、約3μm〜約200μmである。
帯電装置101は、複数のマイクロティップ130を含んでいる。これらの複数のマイクロティップ130の各々は、複数の空洞122の各空洞内、及び、第1の導電層110の上に配置され得る。いくつかの実施の形態において、複数のマイクロティップ130の各々は、これらに限定されないが、モリブデンやタングステン等の、仕事関数の小さい任意の金属を含み得る。他の実施の形態において、複数のマイクロティップ130の各々は、任意の好適な、不純物をドーピングした半導体、例えば、不純物をドーピングしたシリコンやポリシリコンを含み得る。いくつかの実施の形態において、図1、及び図4A、4Eに示されるように、マイクロティップ130は、円錐形であってよい。他の実施の形態において、図4B、4Fに示されるように、マイクロティップ130は、先端が平らな円錐形であってもよい。他のいくつかの実施の形態において、図2、及び図4C、4Dに示されるように、マイクロティップ130は、円筒形であってもよい。更に、いくつかの他の実施の形態において、図4Dに示されるように、マイクロティップは先端が平らな円筒形であってもよい。更に、ある実施の形態においては、図4Gに示されるように、マイクロティップは、略湾曲形状であってもよい。
再び、図1〜図3を参照すると、帯電装置101は、第2の誘電体層120上に配置された第2の導電層140と、第2の誘電体層120内に配置されており空洞122に接続されている、相互連結された空気流路124のシステムと、を含み、これによって、図2及び図3において矢印によって示されるように、空気取込口125を介して注入された空気が、複数の空洞122を介して流出される。第2の導電層140の材料としては、これらに限定されないが、例えば、金属、不純物をドーピングした単結晶シリコン、及び不純物をドーピングしたポリシリコンが挙げられる。種々の実施の形態において、帯電装置101は、汚染を防止するために、第2の導電層上に保護被膜を形成することができる。いつくかの実施の形態において、保護被膜は、例えば、PFA(ペルフルオロアルコキシ)、カーボンナノチューブをドーピングしたPFA、及び非粘着性のナノ被膜材料などの低表面エネルギ又は疎水性材料の任意の好適な材料であってよい。
帯電装置101は、第1のバイアス電圧を第1の導電層110に印加し、第2のバイアス電圧を第2の導電層140に印加するための、一つ以上の電源(図示しない)を含むこともできる。種々の実施の形態において、一つ以上の電源は、DC電力及びパルスDC電力の少なくとも一つを提供することができる。他の実施の形態において、上記一つ以上の電源は、AC電力及びバイアスAC電力の少なくとも一つを提供することができる。第1のバイアス電圧及び第2のバイアス電圧が印加されている状態では、マイクロティップ130、第2の導電層140、及び空洞122の形状寸法(geometry)によって、マイクロティップ130のティップ及びその周辺において高い電界が生成され、それによって、電界放射を介して、電子が放射される。放射された電子が、空気の分子に衝突し、空気のイオン化及びコロナ放電を発生させることができる。電子写真印刷又は媒体帯電の用途において、放射された電子、生成されたイオン又は両方を用いて帯電させて、表面電位を立ち上げる(build up)ことができる。いくつかの実施の形態において、例えば、受光体又は中間ベルトなどの部材の表面電位を上げるために使用され得る帯電装置101を備える装置が提供されている。他の実施の形態においては、例えば、紙、トナー層、又はインク層処理などの媒体処理に使用され得る帯電装置101を備える装置が提供されている。
種々の実施の形態において、複数のマイクロティップ130の各々は、個別にアドレス可能である。ある実施の形態において、マイクロティップ130の群は、選択的にアドレス可能である。本明細書に使用されている「個別にアドレス可能」という言葉は、上記複数のマイクロティップ130の各々が、その周辺のマイクロティップとは独立に識別され、操作されることを意味している。例えば、マイクロティップ130が個別にオンにされて電子を放出し、又オフにされる。しかしながら、いくつかの実施の形態において、マイクロティップ130に個別にアドレスする代わりに、二つ以上のマイクロティップ130を含むマイクロティップ130の群に同時にアドレスすることもできる。即ち、この場合、エミッタの群が同時にオンにされて電子を放出し、又はオフにされる。個別にアドレス可能とするために、複数のマイクロティップ130の各々の第1の導電層110および第2の導電層140のいずれか、又は、その両方が、他のマイクロティップ130から電気的に絶縁される必要があることは、当業者にとって明確であろう。
種々の実施の形態によれば、部材160を帯電する方法が提供されている。種々の実施の形態において、部材160は、受光体、中間ベルト、トナー層、インク層、及び、用紙や透明紙などの媒体を含み得る。図2に示されるように、この方法は、帯電する部材160を提供すること、及び、マイクロティップアレイ101を提供することを含み得る。マイクロティップアレイ101は、基板105上に配置された第1の誘電体層107と、第1の誘電体層107上に配置された第1の導電層110と、第1の導電層110上に配置された第2の誘電体層120と、を含む。更に、第2の誘電体層120は、各々が第1の導電層110の一部を露出している、複数の空洞122を含む。マイクロティップアレイ101は、各々が、複数の空洞122の各々の内部及び第1の導電層110上に配置され得る、複数のマイクロティップ130を含み得る。図2に示されるように、マイクロティップアレイ101は、第2の誘電体層120上に配置されている第2の導電層140と、第2の誘電体層120内に配置されており複数の空洞122に接続されている相互連結された空気流路124のシステムと、を更に含む。種々の実施の形態において、マイクロティップアレイ101を提供することは、MEMS(メムス:micro−electromechanical systems)作製処理及び半導体作製処理を用いて、マイクロティップアレイを作製することを含む。
部材160を帯電する方法を再び参照すると、この方法は、第1の導電層110へ第1のバイアス電圧を印加し、第2の導電層140へ第2のバイアス電圧を印加し、これによって、複数の帯電された種の生成を可能とすること、及び部材160上に複数の帯電された種を付着させることによって部材160を帯電すること、を含み得る。種々の実施の形態において、部材160を帯電することは、受光体、中間ベルト、トナー層、インク層、及び、例えば、用紙又は透明紙などの媒体の少なくとも一つを帯電することを含み得る。種々の実施の形態において、第1の導電層110へ第1のバイアス電圧を印加し、第2の導電層140へ第2のバイアス電圧を印加することは、第1の電圧及び第2の電圧を印加すること(ここで、第1の電圧と第2の電圧の間の電圧差は約400V以下、場合によっては、約100V以下であってもよい)、及び複数のマイクロティップ130の各々の端部において、複数の電荷(即ち、電子及びイオン)を生成することを含み得る。いくつかの実施の形態において、第1のバイアス電圧は、DCバイアスとパルスDCバイアスのいずれか一つであってよいし、第2のバイアス電圧は、DCバイアスであってもよい。他の実施の形態において、第1のバイアス電圧は、ACとバイアスACのいずれか一つであってよいし、第2のバイアス電圧は、DCバイアスであってもよい。ある実施の形態において、部材160を帯電する方法は、第1のバイアス電圧及び第2のバイアス電圧を印加することの前に、部材160の一部を接地させることも含み得る。種々の実施の形態において、部材160は、マイクロティップアレイに対向している表面部材と、表面部材の反対側の裏面部材161と、を含む複合部材であってもよい。このとき、表面部材は、誘電体層/絶縁層を含み、裏面部材161は導電層を含む。いくつかの実施の形態において、部材160の一部を接地することは、部材160の裏面部材161を接地することを含み、次に、電荷は、表面部材の誘電体層の表面に付着され、これによって、部材160の表面電位が上昇する。種々の実施の形態において、部材160は、導電性の支持板(図示しない)上に配置されている誘電体層であってもよい。導電性の支持板が接地され、電荷が誘電体層の表面に付着され得る。種々の実施の形態において、部材160を帯電する方法は、図3に示すように、空気取込口125を介して空気を注入し、図2及び図3に示すように、複数の空洞122を介して空気を流出させることによってマイクロティップ130を洗浄することを更に含む。
種々の実施の形態において、部材160を帯電する方法は、部材160を間接的に帯電することを含む。種々の実施の形態において、部材160を間接的に帯電することは、マイクロティップアレイ101とカウンタ電極(図示しない)の間に気体材料を供給し、これによって、第1の導電層110へ第1のバイアス電圧を印加し、第2の導電層140へ第2のバイアス電圧を印加し、カウンタ電極(図示しない)へ第3のバイアス電圧を印加することによって、気体材料の少なくとも一部をイオン化し、イオン化された気体性材料を部材160へ方向付けることを含む。いくつかの実施の形態において、マイクロティップアレイ101及びカウンタ電極が流路内へ格納され、気体材料が流路を介して供給され得る。
種々の実施の形態によれば、図5及び図6に示されるように、画像形成装置500及び600が提供されている。画像形成装置500,600は、静電電荷を受け取るために、受容体551、651を含み得る。いくつかの実施の形態において、図5に示されるように、受容体551、651は、ドラム受容体551であってもよい。他の実施の形態において、図6に示されるように、受容体551、651は、ベルト受容体651であってもよい。画像形成装置500、600は、受容体551,651を均一に帯電するための少なくとも一つの帯電サブシステム501、601を含むこともできる。図1、図2、及び図3に示すように、帯電サブシステム501、601、及び101は、基板105上に配置された第1の誘電体層107、第1の誘電体層107上に配置された第1の導電層110と、第1の導電層110上に配置された第2の誘電体層120と、を含み、この第2の誘電体層120は、各々が第1の導電層110の一部を露出する、複数の空洞122を含む。種々の実施の形態において、複数の空洞122の各々は、これらに限定されないが、円筒形及び楔形などの任意の好適な形状を含み得る。また、帯電サブシステム501、601、及び101は、各々が複数の空洞122の各々の内部及び第1の導電層110上に配置され得る、複数のマイクロティップ130を含み得る。種々の実施の形態において、複数のマイクロティップ130の各々は、個別にアドレス可能である。ある実施の形態において、マイクロティップ130の群は選択的にアドレスされ得る。ある実施の形態において、複数のマイクロティップ130の各々は、円錐形、先端が平らな円錐形、先端が丸い円筒形、先端が平らな円筒形を含む、任煮の好適な形状を有し得る。帯電サブシステム501、601、及び101は、第2の誘電体層120の上に配置された第2の導電層140と、第2の誘電体層120内に配置されており空洞122に接続されている相互連結された空気流路124のシステムと、を更に含み、これによって、空気取込口125を介して注入された空気が複数の空洞122を介して流出される。
再び、図5及び図6を参照すると、画像形成装置500、600は、受容体551、651上に潜像を形成するために少なくとも一つの画像形成サブシステム552、652と、形成された潜像を受容体551、651上で可視画像へ変換するための少なくとも一つの現像サブシステム554、654と、を含み得る。画像形成装置500、600は、可視画像を媒体555、655へ転写するための転写サブシステム556、656と、可視画像を媒体555、655へ溶融定着するための溶融定着サブシステム558、658を更に含む。種々の実施の形態において、画像形成装置500、600は、洗浄サブシステム559、659と、消去サブシステム557と、を含み得る。
本明細書中に開示されているように、帯電装置101、501、及び601は、従来の帯電装置に比べて、占有面積が小さいこと、長期耐性が確保されていること、洗浄が容易であること、改良された帯電均一性を有すること、環境にやさしいこと、高速の用途に対してモジュール性とスケーラビリティ(拡張能力)を有することなど、数多くの利点を有している。当業者は、占有面積が小さいことが小型ボックスエンジン及び高速の用途に重要な利点となることを理解するであろう。開示されている帯電装置101、501及び601は、汚れやすいとされるスコロトロンやバイアス帯電ロールなどの従来の帯電装置に代わって、使用することが可能である。更に、開示されている帯電装置101、501、及び601において、個々のマイクロティップ130又はマイクロティップ130の群は、選択的にアドレスすることができ、これによって、部材160への帯電パターンの直接的な画像形成が可能となる。
101: マイクロティップアレイ
105: 基板
107: 第1の誘電体層
110: 第1の導電層
120: 第2の誘電体層
122: 空洞
124: 空気流路
125: 空気取込口
130: マイクロティップ
140: 第2の導電層

Claims (4)

  1. 基板上に配置されている第1の誘電体層と、
    前記第1の誘電体層上に配置されている第1の導電層と、
    前記第1の導電層上に配置されている第2の誘電体層であって、各々が前記第1の導電層の一部を露出している複数の空洞を含む、前記第2の誘電体層と、
    各々が前記複数の空洞の各々の内部及び前記第1の導電層上に配置されている、複数のマイクロティップと、
    前記第2の誘電体層上に配置され、各々が前記複数の空洞の各々と連通している複数の孔を備えた第2の導電層と、
    相互連結された空気流路系であって、前記第2の誘電体層内かつ、前記複数の空洞の各々の間に配置され、前記複数の空洞に接続され、それによって、空気取込口を介して注入された空気が、前記空気流路の少なくとも1つを介して前記複数の空洞の各々に流入し、前記複数の空洞及び前記複数の孔を介して流出する、前記相互連結された空気流路系と、
    前記第1の導電層へ第1のバイアス電圧を印加し前記第2の導電層へ第2のバイアス電圧を印加するための一つ以上の電源と、
    を含む帯電装置。
  2. 前記マイクロティップが、円錐形、先端が平らな円錐形、先端が丸い円筒形、先端が平らな円筒形、及び湾曲形状からなる群から選択された形状を有する、請求項1に記載の帯電装置。
  3. 前記空洞が、円筒形、楔形状、及び湾曲形状のうちの少なくとも一つの形状を有する、請求項1に記載の帯電装置。
  4. 前記複数のマイクロティップの各々が、個別にアドレス可能である、請求項1に記載の帯電装置。
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