JP5344760B2 - 小型締固め機 - Google Patents
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Description
しかしながら、特許文献1のランマではスロットル操作レバーが保護フレームの手前側、即ち、作業者側に配置されているため、作業中、スロットル操作レバーを操作する際には、一方の手を保護フレームから離さなければならない。このため、スロットル操作レバーの操作時、作業者は片手のみで保護フレームを把持することになり、両手で保護フレームの左右を把持する場合と比べて、ランマの作業姿勢を安定して保持するのが困難となる。
本発明は上述の事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、保持フレームをしっかりと把持しながらスロットル操作レバーの操作を可能とし、作業姿勢の安定化を図ることができる小型締固め機を提供することにある。
更に、操作レバーは回動中心から保護フレームにおけるリア部に向けて延びているので、作業者は操作レバーの操作位置を容易に確認することができ、操作レバーの誤操作を防ぐことができる。
また、請求項3記載の小型締固め機によれば、前記保護フレームは筒状に構成されていて、操作レバーの休止位置と最大作動位置との間にて規定される操作レバーの回動範囲を2分割する中心ラインは、左右の側部の軸線のいずれも含む基準面内に位置づけられているので、操作レバーを操作する親指及び人差し指の移動範囲は小さくなる。それ故、操作レバーの操作時、作業者は保護フレームの把持力をより一層緩めることがなく、安定した作業姿勢に小型締固め機を保持することができる。
ランマ1は、ランマ本体2を備え、このランマ本体2はその下端に地面を踏み固めるための整地板4を有している。また、ランマ本体2の上部にはその側面にエンジン6が取り付けられており、このエンジン6は整地板4に摺動機構(図示しない)を介して接続され、この摺動機構はランマ本体2に内蔵されている。更に、ランマ本体2の上部には保護柵5が左右一対のボルト9を介して取り付けられており、この保護柵5は、ランマ本体2の上部及びエンジン6を囲む一方、作業者に把持部を提供するハンドルとしての役割も担う。
保護フレーム8は左右一対のサイドパイプ部8sと、これらサイドパイプ部8sを繋ぐリア及びフロントパイプ部8r,8f(図1参照)とを有する。サイドパイプ部8sの一方、即ち、左側のサイドパイプ部8sにはスロットル操作装置12が取り付けられている。このスロットル操作装置12はリアパイプ部8r寄りに位置付けられ、エンジン6のスロットル開度を調整することができる。
それ故、作業者が両手で左右のサイドパイプ部8sをそれぞれ把持し、この状態で、操作レバー18を鉛直方向に回動させ、休止位置から作動位置に操作すると、ここでの操作量はスロットルケーブル10を介してエンジン6のスロットル弁に伝達され、そのスロットル開度が操作量に応じて調整される。それ故、エンジン6はアイドル状態から作業モードにて回転駆動され、そして、エンジン6の回転駆動が摺動機構を介して整地板4が上下方向の振動に変換される結果、ランマ1は地面の締固め作業を実行する。
ところで、操作レバー18は鉛直方向に回動操作されるため、操作レバー18を操作する際、作業者は両手で保護フレーム8の両サイドパイプ部8sをしっかりと把持し、ランマ1の作業姿勢を安定して保持することができる。即ち、操作レバー18がサイドパイプ部8sの内側且つ近傍に配置されているので、作業者はサイドパイプ部8sをしっかりと把持したまま、親指や人差し指により操作レバー18を操作することができる。
図3(a),(b)の実施例の場合、操作レバー18の回動中心はサイドパイプ8sの軸線と同一の高さレベルに位置付けられている。
そして、図3(a)の操作レバー18の場合、休止位置にある操作レバー18の先端は実線で示されているように、サイドパイプ8sの上面8uより上方に位置付けられている。作業者は、操作レバー18側のサイドパイプ8sを側方から把持し、この把持した手の親指で、操作レバー18を休止位置から作動位置に向けて押し下げ、また、作動位置から休止位置に戻すことができる。
なお、図3の実施例の場合、休止位置と最大作動位置との間にて規定される操作レバー18の回動範囲を2分割する中心ラインLは左右のサイドパイプ部8sの軸線を共に含む基準面内に位置付けられている。
更に、操作レバー18は鉛直方向に操作されるだけであるので、操作レバー18が要求する設置スペースを平面視にて小さくすることができる。
また、操作レバー18は、リアパイプ部8r側、つまり、作業者側に向けて延びているので、作業者は操作レバー18の操作位置を容易に確認することができ、操作レバー18の誤操作を防ぐことができる。
例えば、操作レバー18における回動範囲の中心ラインLは前述した基準面に対し、角度を存していてもよい。
具体的には、図5(a)に示す操作レバー18は、休止位置にあるとき、サイドパイプ部8sにおける下面8lの直下にて、サイドパイプ部8sと平行に配置され、最大作動位置にて、操作レバー18は休止位置より更に下方に回動して位置付けられる。
更に、図5(c)に示す操作レバー18は、休止位置にあるとき、サイドパイプ部8sにおける上面8uの直上にてサイドパイプ部8sと平行に配置され、最大作動位置にて、操作レバー18は休止位置から上方に回動して位置付けられる。
図4(a),(b),(c),(d)の操作レバー18や、図5(a),(b),(c),(d)の操作レバー18にあっても、作業者はサイドパイプ部8sから手を離したり、また、把持位置を変えたりすることなく操作レバー18を操作することができる。
また、ランマ1以外の小型締固め機にも本発明を適用可能である。
2 ランマ本体
4 整地板
5 保護柵
6 エンジン
7 U字フレーム
8 保護フレーム
8f フロントパイプ部
8s サイドパイプ部
8r リアパイプ部
8i 内面
8l 下面
8u 上面
9 ボルト
10 スロットルケーブル
12 スロットル操作装置
14 ケーブル結合具
16 取付板
17 回動軸
18 操作レバー
L 中心ライン
Claims (3)
- 地面を締固めるための小型締固め機において、
機体と、
前記機体の下端に取り付けられた整地板と、
前記機体の側部に設けられたエンジンと、
前記機体に支持され、前記機体の上部を囲み且つ作業者のためのハンドルを提供する保護フレームであって、作業者の立ち位置側となるリア部及び前記リア部の側方となる側部を有する保護フレームと、
前記エンジンのスロットル弁の開度を調整するスロットル操作装置と
を備え、
前記スロットル操作装置は、
前記保護フレームの前記側部に近接して配置され、前記スロットル弁の開度を調整すべく回動可能で且つ前記保護フレームと同じ高さレベルに位置付けられた回動中心から前記保護フレームにおけるリア部に向けて延びる操作レバー
を含み、
前記操作レバーは、休止位置と最大作動位置との間にて鉛直方向に回動され、これら休止位置及び最大作動位置の一方の位置のみが前記保護フレームの前記側部よりも上方又は下方にあることを特徴とする小型締固め機。 - 前記操作レバーは、前記保護フレームにおける前記側部の内側に配置されていることを特徴とする請求項1記載の小型締固め機。
- 前記保護フレームは筒状に構成されていて、前記操作レバーの休止位置と最大作動位置との間にて規定される前記操作レバーの回動範囲を2分割する中心ラインは、左右の前記側部の軸線のいずれも含む基準面内に位置づけられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の小型締固め機。
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JP2009247619A JP5344760B2 (ja) | 2009-10-28 | 2009-10-28 | 小型締固め機 |
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JP2009247619A JP5344760B2 (ja) | 2009-10-28 | 2009-10-28 | 小型締固め機 |
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