JP5337558B2 - 鞍乗り型車両の液体貯留部構造 - Google Patents
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Description
また、この発明によれば、メインフレームパイプに沿って下方に流れ込む液体をメインフレームパイプの後端側でスムーズにポンプに導入することができるため、メインフレームパイプ内の液体を無駄なく外部に送り出すことができる。
同図に示すように、この自動二輪車1は、操舵ハンドル2によって操向される前輪3と、スイングユニット(パワーユニット)4によって駆動される後輪5とを備えている。操舵ハンドル2と前輪3を含む操舵系部品は車体フレーム10の前端のヘッドパイプ11に操向可能に枢支されている。
これらの図にも示すように、車体フレーム10は、前記ヘッドパイプ11と、ヘッドパイプ11から斜め下方に湾曲して車体後方側に延出する1本のメインフレームパイプ12と、メインフレームパイプ12の後部領域を包み込むようにして同パイプ12に接合された中空断面構造のボックスフレーム13と、左右の脚部14a,14aがボックスフレーム13の幅方向外側の縁部に貫通状態で結合されたリヤフレーム14と、を備えている。
また、動力伝達機構8はベルト式の無段変速機構を含み、エンジン7の側部に配置されてエンジン7の回転動力を後輪車軸5aに伝達するようになっている。
前部開口端12Aには、先端に補給口17aが形成された略L字状の金属鋳造部品であるフィラーネック17が嵌入され、その状態でフィラーネック17が溶接固定されている。また、後部開口端12Bには、メインフレームパイプ12内の燃料を吸い上げてエンジン7のインジェクター(図示せず)に圧送するための燃料供給ポンプ18(ポンプ)が取り付けられ、この燃料供給ポンプ18が後部開口端12Bを閉塞する蓋部材を兼ねている。
なお、フィラーネック17は、このようにして車体に取り付けられた状態において、側面視が略L字状をなし、補給口17aはヘッドパイプ11に近接する位置において上方側に開口している。
同図に示すように、メインフレームパイプ12の後部開口端12Bには、径方向外側に張り出すフランジを備えた円環状のポンプ設置ベース24が溶接固定され、このポンプ設置ベース24に燃料供給ポンプ18が取り付けられるようになっている。
左右両側の支持ブラケット38,38には、スイングユニット4を揺動可能に支持する懸架リンク16が支持されるようになっている。
この懸架リンク16は、前方側の大径の支持筒50と後方側の小径の支持筒51がブラケット52を介して相互に結合され、前方側の支持筒50内には、軸心部に支持シャフト53を取り付けたゴムブッシュ54が加硫接着によって固定されている。前方側の支持筒50はゴムブッシュ54と支持シャフト53を介して車体フレーム10側の左右の支持ブラット38,38に支持され、後方側の支持筒51は図示しないシャフトを介してスイングユニット4の前端部に回動可能に連結されている。
懸架リンク16においては、スイングユニット4側から伝達される振動や衝撃を前方側の支持筒50内のゴムブッシュ54とストッパステー55のゴムブッシュ56によって吸収する。
同図に示すように、ボックスフレーム13の円筒壁部33の下面には、運転者の足を載せ置くための左右のステップバー58,58がブラケット59を介して締結固定されている。なお、図2〜図5においては、ステップバー58とブラケット59は図示都合上省略されている。
11…ヘッドパイプ
12…メインフレームパイプ
12A…前部開口端
12B…後部開口端
17…フィラーネック
17a…補給口
18…燃料供給ポンプ18
21…ヘッドガセット
Claims (3)
- 車両の操舵系を軸支するヘッドパイプと、
前記ヘッドパイプとともに車体フレームを構成する筒状の部材であって、前記ヘッドパイプから車体後方側に延出して内部に液体を貯留するメインフレームパイプと、
前記メインフレームパイプの後部開口端を閉塞する蓋部材と、
前記メインフレームパイプ内に貯留する液体を、外部から補給するための補給口と、
を備えた鞍乗り型車両の液体貯留部構造であって、
前記補給口を構成するフィラーネックが前記メインフレームパイプの前部開口端に接続されるとともに、前記フィラーネックが前記ヘッドパイプと独立して前記メインフレームパイプとの間で貯留部を構成し、
前記メインフレームパイプと前記フィラーネックとの接続部の側方を覆うように前記メインフレームパイプに固定されるヘッドガセットが設けられ、
前記メインフレームパイプが前記ヘッドガセットを介して前記ヘッドパイプに結合されていることを特徴とする鞍乗り型車両の液体貯留部構造。 - 前記フィラーネックは側面視が略L形状をなすように形成され、
前記フィラーネックの補給口は前記ヘッドパイプに近接する位置で上方側に開口することを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の液体貯留部構造。 - 前記メインフレームパイプは、概ね車体後部下方に向かって延出し、前記蓋部材は前記メインフレームパイプ内の液体を外部に送るためのポンプによって構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両の液体貯留部構造。
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