JP5336783B2 - 4クローラ型作業車輌 - Google Patents

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Description

本発明は、機体前後にそれぞれ左右一対のクローラ走行装置を備えた4クローラ型作業車輌、例えば4クローラ型のトラクタに関し、詳しくは、機体前部に設けられた前部クローラ走行装置の構成に関する。
従来、機体前後に左右一対の三角形状のクローラ走行装置を備えた4クローラ型作業車輌において、トラックフレームの前部及び後部をリンクによって車体に連結した4節リンク機構を備え、前部リンクのトラックフレーム側の取付部と後部リンクのトラックフレーム側の取付部との間隔を、前部リンクの車体側の取付部と後部リンクの車体側の取付部との間隔よりも小さく設定したものが案出されている(特許文献1参照)。
特許第3705513号公報
上記特許文献1記載のような4節リンクを三角形状のクローラ走行装置に設けると、圃場の凹凸などを乗り越える際にクローラ走行装置が機体後方側に揺動し、容易に障害物を乗り越えることが出来るが、クローラ走行装置が一定深さまで埋まりながら走行する湿田などの場合、クローラ走行装置の前部が泥を押してしまい、それが抵抗となって直進性が悪いと共に馬力損失も大きく走行することが難しかった。また、常にクローラ走行装置を前方側に回転する方向に圃場から圧力を受けるため、上記4節リンク機構などのつまずき防止のための機構に過度の負荷が掛かってしまっていた。
そこで本発明は、前部クローラ装置の前部アイドラホイールを、該前部クローラ走行装置の全高の二分の一以上の高さに配設して、前部アイドラホイールと下方の転輪とによって形成されるクローラ前部の仰角を大きく取ることによって、上記課題を解決した4クローラ型作業車輌を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、車軸(14,18)に装着した駆動スプロケット(16,17)と、その下方に設けたトラックフレーム(21,22)の端部に配設した前後のアイドラホイール(23,25,26,27)と、前記トラックフレーム(21,22)に設けた転輪(29,30)とに亘りクローラ(31,32)を巻装したクローラ走行装置(10,11)を、機体の前後にそれぞれ左右一対ずつ備えた4クローラ型作業車輌(1)において、
前記クローラ走行装置(10,11)のうち走行機体(2)の前部に設けた前部クローラ走行装置(10)のトラックフレーム(21)を、車軸(14)を中心として上下に揺動自在に支持すると共に、このトラックフレーム(21)に装着する前部アイドラホイール(23)の回転軸を、前記前部クローラ走行装置(10)の全高(H)の2分の1以上の高さ(H)に配設して、該前部アイドラホイール(23)と下方の転輪(29)とによって形成されるクローラ前部の仰角(α)を大きく取り、
前記トラックフレーム(21)の後端部に取付けられる後部アイドラホイール(25)の回転軸を、該前部クローラ走行装置(10)の全高(H )の2分の1以下の高さ(H )に配設して、クローラ(31)の全体形状を側面視で略菱形に構成し、
前記前部クローラ走行装置(10)の機体前後方向の全長の略中心に前記車軸(14)を位置させ、かつ前記クローラ(31)の前端部と前記走行機体(2)前端に設けるバンパー(36)の前端部との間に、一定の間隔(L)が保たれてなる、
ことを特徴とする4クローラ型作業車輌(1)にある。
請求項1に係る発明は、車軸(14,18)に装着した駆動スプロケット(16,17)と、その下方に設けたトラックフレーム(21,22)の端部に配設した前後のアイドラホイール(23,25,26,27)と、前記トラックフレーム(21,22)に設けた転輪(29,30)とに亘りクローラ(31,32)を巻装したクローラ走行装置(10,11)を、機体の前後にそれぞれ左右一対ずつ備えた4クローラ型作業車輌(1)において、
前記クローラ走行装置(10,11)のうち走行機体(2)の前部に設けた前部クローラ走行装置(10)のトラックフレーム(21)を、車軸(14)を中心として上下に揺動自在に支持すると共に、このトラックフレーム(21)に装着する前部アイドラホイール(23)の回転軸を、前記前部クローラ走行装置(10)の全高(H)の2分の1以上の高さ(H)に配設して、該前部アイドラホイール(23)と下方の転輪(29)とによって形成されるクローラ前部の仰角(α)を大きく取り、
前記トラックフレーム(21)の後端部に取付けられる後部アイドラホイール(25)の回転軸を、該前部クローラ走行装置(10)の全高(H )の2分の1以下の高さ(H )に配設して、クローラ(31)の全体形状を側面視で略菱形に構成し、
前記前部クローラ走行装置(10)の機体前後方向の全長の略中心に前記車軸(14)を位置させ、かつ前記クローラ(31)の前端部と前記走行機体(2)前端に設けるバンパー(36)の前端部との間に、一定の間隔(L)が保たれてなる、
ことを特徴とする4クローラ型作業車輌(1)にある。
請求項1に係る発明によると、前部クローラ走行装置の前部アイドラホイールを前部クローラ走行装置の全高の二分の一以上の高さ位置に配置したことによって、その前端部の仰角を大きく形成することができ、湿田などを走行しても前部クローラ走行装置の前端で泥を押すことがなく、走行抵抗が大幅に減少した。そのため、湿田などの湿地帯における走行性能が向上すると共に、前部クローラ走行装置が泥の抵抗によって前方に揺動して走行不能に陥ることも防止することができる。
また、前部クローラ走行装置の後部アイドラホイールを、全高の2分の1以下の高さ位置に配置したことによって、前部クローラ走行装置の接地面積を増やすことができ、湿田などの湿地帯におけるクローラ走行装置の沈み込みが少なくなるため、その走行性能が向上する。
以下に図面に基づいて本発明に係る実施の形態について説明をする。図1乃至図3に示すように、本発明に係る作業車輌としてのトラクタ1は、走行機体2の前方にボンネット3に覆われたエンジン(不図示)を有していると共に、その後方にはキャビン5が設けられており、該キャビン5内にはステアリングハンドル6等からなる運転操作部7及び運転座席9が配設されている。
上記走行機体2は、前部クローラ走行装置10,10と、後部クローラ走行装置11,11とによって支持されており、上述したトラクタ1は、機体前後にそれぞれ左右一対ずつ配設されたクローラ走行装置10,10,11,11によって駆動する4クローラ型のトラクタである。
これらクローラ走行装置10,10,11,11は、フロントアクスルハウジング12及びリヤアクスルハウジングとしてのトランスミッションケース13の左右両側にそれぞれ連結されたファイナルケース15,15に支持されており、ファイナルケース15,15の先端で車軸14,18に取付けられた駆動スプロケット16,17と、上記ファイナルケース15,15から機体前後方向に揺動自在に垂下するホルダ19,20の下端に取付けられたトラックフレーム21,22の前後端に設けられた前後のアイドラホイール23,25,26,27と、これら前後アイドラホイール23,25,26,27間においてトラックフレーム21,22の下方に取付けられた複数の転輪29・・・,30・・・とにクローラ31,32を巻装して構成されている。
また、トラックフレーム21,22の下方には、転輪29,30からクローラ31,32が外れるのを防止するクローラガイド33,35が設けられており、これらクローラガイド33,35の両端は、前後のアイドラホイール23,25,26,27の軸芯方向に向いている。
次に本願発明の要部である前部クローラ走行装置10について詳しく説明をする。図1に示すように、前部クローラ走行装置10のトラックフレーム21は、機体前端に配置された転輪(前部接地転輪)29aの上方近傍において、機体上方に向けて屈曲して形成されており、この屈曲したトラックフレーム21の前端に前部アイドラホイール23が回転自在に取付けられている。
この前部アイドラホイール23は、上方に向けて屈曲したトラックフレーム21の先端に取付けられているため、前部クローラ走行装置10の全高Hの2分の1以上の高さHに位置しており(H≧H/2)、前部アイドラホイール23と機体前端に配置された転輪29aとによって形成されるクローラ前部の仰角αが大きくなるように構成されている。
一方、後部アイドラホイール25は、機体前後方向に平行に延びたトラックフレーム21の後端部に取付けられ、その高さHは、前部クローラ走行装置10の全高Hの2分の1以下になる(H/2≧H)ように配設されており、上記仰角αは、この後部アイドラホイール25によって形成されるクローラ31の後部上方の傾斜面31bと、圃場面とのなす角βと略々同じになるように調整されている。
そのため、クローラ31の前部下方の傾斜面31aと、後部上方の傾斜面31bとが略々平行な関係になり、前部クローラ走行装置10は、全体として略菱形(略平行四辺形)の形状となっている。これら前後のアイドラホイール23,25は、上述したような位置関係にあるため、前部アイドラホイール23からクローラ31の、走行機体2の前後方向に平行な線に対して下方に向う角度(前部アイドラホイール23に対するクローラ31の後退角)θが、クローラ31の上方に向う角度(前部アイドラホイール23に対するクローラ31の進入角)γに対して大きくなる(θ≧γ)と共に、後部アイドラホイール25からクローラ31の、走行機体の前後方向に平行な線に対して上方に向う角度Φが、前記クローラの下方に向う角度εに対して大きくなっている(Φ>ε)。
また、図4に示すように、前部クローラ走行装置10のクローラガイド33は、転輪29a,29bの幅方向中央部に設けられた凹部とクローラの芯金との間に配置されてガイドするガイド部33aと、このガイド部33aから上方に向って突出し、トラックフレーム21の下部に取付けられる取付けステー部33bとから構成されており、取付けステー部33bがガイド部33aの前後方向中間に取付けられて、この取付けステー部33bを挟んでガイド部33aが左右対称(同じ長さ)になる(a=b)ように形成されている。
上記転輪29a,29bは、車軸中心に対して機体前方側にオフセットして配置されており、機体前端側の転輪29aと車軸中心との距離cが、機体後端側の転輪(後部接地転輪)29bと車軸中心との距離よりも大きくなる(c>d)ようになっている。この転輪29a,29bの機体前方へオフセットした配置により、クローラガイド33も機体前方側にオフセットして配置されており、取付けステー部33bは、車軸中心よりも機体前方側でトラックフレーム21に取付けられている。
また、前部クローラ走行装置10は、その前端がバンパー36よりも突出しないように、機体前後方向の全長が設定されており、クローラ31の前端部とバンパー36の前端部との間には、一定の間隔Lが保たれている。更に、その上方には、泥はねを防止するフェンダー37が配置されている。
この前部クローラ走行装置10は、上述したファイナルケース15によって支持されており、ファイナルケース15は、図5に示すように、キングピンケース39を介してフロントアクスルハウジング12に連結されている。
フロントアクスルハウジング12には、エンジンからの動力を左右に分配する差動装置40及びこの差動装置40から左右に延びるデフシャフト41,41が内装されていると共に、これらデフシャフト41,41は、その先端においてギヤ41a,42aの噛合によってキングピン42に動力を伝達している。
このキングピン42は、キングピンケース39に内装されていると共に、該キングピンケース39は、フロントアクスルハウジング12に固設されている。また、キングピンケース39には、ファイナルケース15を構成する中間ケース15aがキングピン42を中心として左右に回動自在に連結されており、この中間ケース15aには、前車軸14を軸受14a,14bを介して回転自在に内装する支持ケース15bがボルト43によって一体に連結されている。これら中間ケース15a及び支持ケース15bによってファイナルケース15が構成されており、前車軸伝動系では、ギヤ41a,42a、42b,14cの噛合によってエンジンからの動力がデフシャフト41、キングピン42を介して前車軸14に伝達されていると共に、中間ケース15aに取付けられたナックルアーム45によって、キングピン42を中心としてファイナルケース15を左右回動させられるように構成されている。
また、前車軸14の外端部には、スプライン部14dが設けられており、前車軸14とは別体に構成された前車軸ボス46が、スプライン嵌合すると共にプレート47及びボルト49によって回転不能かつ抜け止めされて取付けられている。該前車軸ボス46のフランジ部46aには、前スプロケット16が2分割してボルト16aによって装着されている。
更に、前車軸14の外端に配設された前スプロケット16の機体内側では、トラックフレーム21と連結するホルダ19が、支持ケース15bの外周部に嵌合しており、該ホルダ19によって前部クローラ走行装置10が揺動自在に支持されている。
該ホルダ19は、プレート51が支持ケース15bにボルト52で取付けられることによって抜止めされていると共に、支持ケース15bとの間にはスラストライナ53及びブッシュ55を介在させ、前車軸14を中心に支持ケース15bに対して前後に揺動可能に設けられている。
なお、支持ケース15bを油密状に保っているオイルシール56は、上記ホルダ19の抜け止めプレート51、前車軸14と共にラビリンス形状を構成しており、その耐久性の向上を図っている。
また、支持ケース15bには、上記ブッシュ55と支持ケース15bとの間に潤滑用グリスを供給するグリスニップル57が設けられていると共に、前車軸ボス46のフランジ部46aには、該グリスニップル57にグリスを注入するグリスガンを挿入するグリス供給孔46bが設けられている。更に、ブッシュ55の両端はダストシール59によって密閉されており、グリスの流出及び塵の流入を防いでいる。
次に、本実施形態に係る4クローラ型のトラクタ1の作用について説明をする。作業者は、キャビン5に乗り込むとエンジンを始動させ、前後のクローラ走行装置10,10,11,11の駆動スプロケット16,17に動力を伝達すると共に、これら4つのクローラ走行装置10,11によってトラクタ1を走行させる。
トラクタ1は耕耘、代掻きなどの作業のため、湿田に進入すると、接地面積の大きなクローラ走行装置10,10,11,11によって円滑に走行するが、この湿田が特に地盤の弱い超湿田の場合、一定深さまで沈み込んでしまう。
この一定深さまで沈み込んだ状態でクローラ走行装置10,10,11,11を駆動させると、通常の4クローラ型トラクタの場合、前後のクローラ走行装置の前端部が泥土の中に沈み込んでいるため、クローラの前部上方の傾斜面で泥を押してしまい、大きな走行抵抗を受けると共に、この泥の抵抗によって前後のクローラ走行装置10,10,11,11が前方に向って揺動し、圃場の底部を削ってより一層沈み込むため走行不能に陥るが、トラクタ1の前部クローラ走行装置10,10は、前部アイドラホイール23を、前部クローラ走行装置10の全高の2分の1以上の高さに配設して、クローラ31の傾斜面31aを上方に向って長くかつ、仰角αが大きくなるように構成しているため、機体前方の揺動せずに駆動する。
また、後部クローラ走行装置11,11は、前部クローラ走行装置10によって踏み固められた圃場を走行するため、沈み込まずにそのまま走行可能であり、作業者は、これら前後のクローラ走行装置10,10,11,11を駆動させて、超湿田を走行する。
このトラクタ1は、直進時は、前部クローラ走行装置10,10の駆動力を、後部クローラ走行装置11,11よりも多くして、前部クローラ走行装置10,10が引張りぎみに走行しているが、旋回時には逆に、前部クローラ走行装置10,10の駆動力が後部クローラ走行装置11,11に対して不足して、後部クローラ走行装置11,11に前部クローラ走行装置10,10が押されぎみに旋回しており、旋回時には後部クローラ走行装置11,11に押されて前部クローラ走行装置10,10へ前方に回動する方向にモーメントが働く。
上記前部クローラ走行装置10,10は、旋回中に前方に回動する方向のモーメントが働いても、機体前方側にオフセットして配置された転輪29a,29bからの反力によって、このモーメントを打ち消し、前方に揺動せずに接地した状態で円滑に旋回してゆく。
上記のように、トラクタ1を構成したことによって、前部クローラ走行装置10の前部アイドラホイール23が前部クローラ走行装置10の全高Hの2分の1以上の高さHに配置され、前部クローラ走行装置10の仰角αが大きくなったため、超湿田においても前部クローラ走行装置10の前端部が泥土に埋まらず、クローラ31の前部上方部分の斜面31cが泥を押して走行抵抗となることがないと共に、泥の抵抗によって前部クローラ走行装置10が前方に揺動することもない。
また、前部クローラ走行装置10の後部アイドラホイール25が、前部クローラ走行装置10の全高H2分の1以下の高さHに配置されたことによって、前部クローラ走行装置10の接地面積が増えるため、湿田などでの沈み込みを少なくすることができ、泥押しによる走行抵抗の低減などとも相俟って、トラクタ1の湿田における走行性能を大幅に向上させることができる。
更に、前部クローラ走行装置10の転輪29a,29bを前方側にオフセットして配置したことにより、旋回時、その周速が後部クローラ走行装置の周速に追いつかず後方から押され気味になっても、地面から受けるモーメントが大きくなったため、機体前方に揺動せずに接地転輪が均等に接地した状態で旋回することができる。また、全体として前部クローラ走行装置の大きさは変わらず、必要以上に接地長が長くならないため、良好な旋回性を保持でき、コンパクトな構成とすることができると共に、湿田走行に必要最低限の接地長を確保することができる。
更に、前部クローラ走行装置10のクローラガイド33のガイド部33aを、取付けステー部33bを中心に左右対称に設けたことによって、左右両方のクローラ走行装置10,10に同一のクローラガイド33を使用することができ、部品を共通化してコストを削減することが出来ると共に、左右のクローラガイドを組み間違えることを無くすこともできる。
本発明の実施の形態に係るトラクタの側面図。 本発明の実施の形態に係るトラクタの正面図。 本発明の実施の形態に係るトラクタの平面図。 (a)本発明に係る前部クローラ走行装置のクローラガイドの側面図、(b)本発明に係る前部クローラ走行装置のクローラガイドの平面図、(c)本発明に係る前部クローラ走行装置のクローラガイドの正面図。 本願発明の実施の形態に係る前車軸伝動系の要部断面図。
符号の説明
1 トラクタ(4クローラ型作業車輌)
2 走行機体
10 前部クローラ走行装置
11 後部クローラ走行装置
14,18 車軸
16,17 駆動スプロケット
21,22 トラックフレーム
23,2 前部アイドラホイール
,27 後部アイドラホイール
29,30 転輪
31,32 クローラ
前部クローラ走行装置の全高
前部クローラ走行装置の前部アイドラホイールの高さ
前部クローラ走行装置の後部アイドラホイールの高さ
α クローラ前部の仰角

Claims (1)

  1. 車軸に装着した駆動スプロケットと、その下方に設けたトラックフレームの端部に配設した前後のアイドラホイールと、前記トラックフレームに設けた転輪とに亘りクローラを巻装したクローラ走行装置を、機体の前後にそれぞれ左右一対ずつ備えた4クローラ型作業車輌において、
    前記クローラ走行装置のうち走行機体の前部に設けた前部クローラ走行装置のトラックフレームを、車軸を中心として上下に揺動自在に支持すると共に、このトラックフレームに装着する前部アイドラホイールの回転軸を、前記前部クローラ走行装置の全高の2分の1以上の高さに配設して、該前部アイドラホイールと下方の転輪とによって形成されるクローラ前部の仰角を大きく取り、
    前記前部クローラ走行装置の前記トラックフレームの後端部に取付けられる後部アイドラホイールの回転軸を、該前部クローラ走行装置の全高の2分の1以下の高さに配設して、前記クローラの全体形状を側面視で略菱形に構成し、
    前記前部クローラ走行装置の機体前後方向の全長の略中心に前記車軸を位置させ、かつ前記クローラの前端部と前記走行機体前端に設けるバンパーの前端部との間に、一定の間隔が保たれてなる、
    ことを特徴とする4クローラ型作業車輌。
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