JP5335601B2 - 栄養組成物 - Google Patents
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Description
他にも「不快を緩和するための医薬組成物」として、葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12、トリプトファン、メラトニン、アデノシンを調節した乳児用調製粉乳に関する特許文献(特許文献2)が知られている。
また、ヌクレオチドについては、ウリジン、その代謝前駆体を授乳婦に投与することにより、乳児の脳の発達を増進し、知能を向上させる方法が知られている(特許文献3)。
その結果、昼間と比較して夜間では、脂質が減少すること、なかでも不飽和脂肪酸であるオレイン酸とパルミトレイン酸が減少し、飽和脂肪酸であるステアリン酸が増加することを見出した。加えて、夜間では、ヌクレオチドが増加すること、なかでもシチジル酸とウリジル酸が増加することを見出した。更に、夜間では、タウリンが減少すること、ラクトフェリンが減少すること、固形分が減少すること、遊離アミノ酸が減少することを見出した。これらの変動を表1に記す。尚、統計学的に有意に変動した項目のみ表示している。
(1)脂質低減
(2)ヌクレオチド強化
(3)シチジル酸強化
(4)ウリジル酸強化
(5)オレイン酸低減
(6)パルミトレイン酸低減
(7)ステアリン酸強化
(8)タウリン低減
(9)ラクトフェリン低減
(10)固形分低減
(11)遊離アミノ酸低減
尚、(11)遊離アミノ酸低減には各種遊離アミノ酸の低減、及び、遊離アミノ酸合計値の低減が関わる。これらの特徴を組み合わせて、夜間用乳児用調製粉乳または乳児用調製乳からなる乳児用栄養組成物として最適の組成を見出した。
(12)オレイン酸強化
(13)パルミトレイン酸強化
(14)タウリン強化
(15)ラクトフェリン強化
そして、これらの特徴を組み合わせて、昼間用乳児用調製粉乳または乳児用調製乳として最適の組成を見出した。
本発明はまた、これら二種類の調製粉乳または調製乳を組み合わせてなる乳児用栄養組成物を提供することにも関わる。
[1]以下の組成を特徴とする夜間用の乳児用調製粉乳または乳児用調製乳からなる乳児用栄養組成物。
脂質を調乳液100ミリリットルあたり2.9グラム以上3.5グラム未満、ヌクレオチドを1.95ミリグラム以上、更にシチジル酸を1.5ミリグラム以上、ウリジル酸を0.23ミリグラム以上、タウリンを2.5ミリグラム以上4.4ミリグラム未満含有する調製粉乳または調製乳。
[2]上記[1]記載の夜間用の乳児用調製粉乳または乳児用調製乳と、以下の組成を特徴とする昼間用の乳児用調製粉乳または乳児用調製乳を組み合わせてなる乳児用栄養組成物。
脂質を調乳液100ミリリットルあたり3.5グラム以上、ヌクレオチドを0.7〜2.5ミリグラム、更にシチジル酸を0.5〜1.9ミリグラム、ウリジル酸を0.08〜0.25ミリグラム、タウリンを4.4ミリグラム以上含有する調製粉乳または調製乳。
[3]以下の組成を特徴とする夜間用の乳児用調製粉乳または乳児用調製乳からなる乳児用栄養組成物。
脂質のうち、脂肪酸組成がオレイン酸31%以下、パルミトレイン酸1.5%以下、ステアリン酸3.7%以上である上記[1]記載の調製粉乳または調製乳。
[4]上記[3]記載の夜間用の乳児用調製粉乳または乳児用調製乳と、以下の組成を特徴とする昼間用の乳児用調製粉乳または乳児用調製乳を組み合わせてなる乳児用栄養組成物。
脂質のうち、脂肪酸組成がオレイン酸29%以上、パルミトレイン酸0.05%以上、ステアリン酸3.9%以下である上記[2]記載の調製粉乳または調製乳。
[5]以下の組成を特徴とする夜間用の乳児用調製粉乳または乳児用調製乳からなる乳児用栄養組成物。
調乳液100ミリリットルあたりラクトフェリンを5〜13ミリグラム含有する上記[1]又は[3]記載の調製粉乳または調製乳。
[6]上記[5]記載の夜間用の乳児用調製粉乳または乳児用調製乳と、以下の組成を特徴とする昼間用の乳児用調製粉乳または乳児用調製乳を組み合わせてなる乳児用栄養組成物。
調乳液100ミリリットルあたりラクトフェリンを5.2ミリグラム以上含有する上記[2]又は[4]記載の調製粉乳または調製乳。
また、本発明で調節する成分は、元来調製粉乳に使用する成分を用いているため、安全性が高いことが確認されており、かつ安定性も高く、原材料の安定的供給についても問題がない。よって、本発明の栄養組成物は使用上の問題がなく、非常に有利である。
昼夜の母乳で差が認められ、夜間用及び昼間用の乳児用調製粉乳で調節した成分の例を以下に列挙するが、本発明はこれらに限定されるものではない。これらは単独で調節して配合してもよく、二種以上を併用してもよい。尚、夜間用及び昼間用の乳児用調製乳は、夜間用及び昼間用の乳児用調製粉乳と同じ成分とすることができる。
更に、夜間用の乳児用調製粉乳または乳児用調製乳としての[A]、[B]、又は[C]からなる乳児用栄養組成物は、従来からある昼間用または全日用とを組み合わせても、十分に乳児の生体リズム形成と発育を促すことができる。
また、本発明において、全日用とは、従来の市販品の乳児用調製粉乳または乳児用調製乳のことを意味する。更に、乳児用調製粉乳には、乳児用のみならず、低出生体重児用、牛乳アレルギー疾患用、乳糖不耐症用、フォローアップミルク、医薬用特殊調製粉乳、その他乳児の人工哺育に用いる粉乳類があり、乳児用調製乳には、乳児の人工哺育を目的として調製した液状の調製乳である液体調製乳もある。
乳児用調製粉乳における脂質は適正な量がコーデックス規格及び特別用途食品の表示許可基準(以下、特別用途食品基準)でいずれも100キロカロリー当たり4.4〜6.0グラムと定められている。よってこの範囲で夜間用の脂質を低減することが必要である。また、100ミリリットルあたりの熱量は60〜70キロカロリーと特別用途食品基準で定められている。よって、仮に100ミリリットルあたり67キロカロリーのものでは、脂質は100ミリリットルあたり2.9〜4.0グラムとしなければならない。本発明では、具体的には夜間用を昼間用および通常の全日用粉乳よりも2〜10%低減し、調乳液100ミリリットルあたり2.9グラム以上3.5グラム未満とする。
昼間用としては、3.5グラム以上とする。好ましくは、3.5グラム以上4.0グラム以下とすることが例示される。
乳児用調製粉乳に用いるヌクレオチドには、シチジル酸ナトリウム、ウリジル酸ナトリウム、グアニル酸ナトリウム、アデニル酸、イノシン酸ナトリウムなどがあるが、母乳中の存在比率に合わせて、シチジル酸ナトリウムが最大となるように配合することが必要である。更に夜間用にはシチジル酸ナトリウムおよびウリジル酸ナトリウムを昼間用および通常の全日用粉乳よりも2〜20%増量し、調乳液100ミリリットルあたりのヌクレオチド合計を1.95ミリグラム以上とする。好ましくは、1.95ミリグラム以上かつ、母乳の分析値の最高値を考慮して4.51ミリグラム以下とすることが例示される。昼間用としては、0.7〜2.5ミリグラムとする。
乳児用調製粉乳に添加するシチジル酸としては、シチジル酸ナトリウムや5−シチジル酸などが挙げられる。夜間用には昼間用および通常の全日用粉乳よりも多くなるように配合することが必要である。具体的には、夜間用を昼間用よりも2〜20%増量し、調乳液100ミリリットルあたり1.5ミリグラム以上とする。好ましくは、1.5ミリグラム以上かつ、母乳の分析値の最高値を考慮して3.9ミリグラム以下とすることが例示される。昼間用としては、0.5〜1.9ミリグラムとする。
乳児用調製粉乳に添加するウリジル酸としては、ウリジル酸ナトリウムなどが挙げられる。夜間用には昼間用および通常の全日用粉乳よりも多くなるように配合することが必要である。具体的には、夜間用を昼間用よりも2〜20%増量し、調乳液100ミリリットルあたり0.23ミリグラム以上とする。好ましくは、0.23ミリグラム以上かつ、母乳の分析値の最高値を考慮して1.24ミリグラム以下とすることが例示される。昼間用としては、0.08〜0.25ミリグラムとする。
乳児用調製粉乳におけるオレイン酸の含量に基準や指針は存在しないが、本邦での調製粉乳のオレイン酸の組成比率は全脂肪酸組成中の含有率割合として27〜38%となっている。よってこの範囲で夜間用のオレイン酸比率を低減することが望ましい。具体的には31%以下とするのが好ましく、より好ましくは28〜31%とすることが例示される。昼間用としては、好ましくは29%以上、より好ましくは29〜42%とすることが例示される。
乳児用調製粉乳におけるパルミトレイン酸の含量に基準や指針は存在しないが、本邦での調製粉乳のパルミトレイン酸の組成比率は全脂肪酸組成中の含有率割合として0.1〜2.1%となっている。よってこの範囲で夜間用のパルミトレイン酸比率を低減することが望ましい。具体的には1.5%以下とするのが好ましく、より好ましくは0.08〜1.5%とすることが例示される。昼間用としては、好ましくは0.05%以上、より好ましくは0.05〜3.4%とすることが例示される。
乳児用調製粉乳におけるステアリン酸の含量に基準や指針は存在しないが、本邦での調製粉乳のステアリン酸の組成比率は全脂肪酸組成中の含有率割合として3.6〜11.2%となっている。よってこの範囲で夜間用のステアリン酸比率を強化することが望ましい。具体的には3.7%以上とするのが好ましく、より好ましくは3.7〜11.5%とすることが例示される。昼間用としては、好ましくは3.9%以下、より好ましくは3.0〜3.9%以下とすることが例示される。
乳児用調製粉乳においては、母乳中の含量を参考に配合することが望ましい。調乳液100ミリリットル当たり2〜6ミリグラム配合するのがよく、更には、昼間用を夜間用より2〜20%高めて配合することが必要である。具体的には、調乳液100ミリリットルあたり、夜間用として2.5ミリグラム以上4.4ミリグラム未満とする。昼間用としては、4.4ミリグラム以上、好ましくは4.4〜6.0ミリグラムとすることが例示される。
昼間用を夜間用より2〜20%高めて配合することが望ましい。好ましくは昼間用としては、5.2ミリグラム以上、夜間用としては、5〜13ミリグラムとすることが例示される。
乳児用調製粉乳としては、固形分に関する基準や規格はないが、母乳の固形分濃度に合わせて通常設計される。夜間用を昼間用および通常の全日用粉乳よりも2〜20%低減する方法が例示される。好ましくは夜間用としては、10〜14%、昼間用としては、12〜15%が例示できる。
調製粉乳の遊離アミノ酸としては、特別用途食品基準はないが、夜間用を昼間用および通常の全日用粉乳よりも2〜30%低減する方法が例示される。
昼間用の乳児用調製粉乳として、脱脂乳240kgに、乳清たんぱく質濃縮物(WPC)7.5kgと乳糖45kgを添加溶解し、これにカゼイン7.0kgを所定量にアルカリで溶解した溶液、先述の水溶性ビタミン成分及びミネラル成分をそれぞれ1kg、シチジル酸ナトリウム13.4g、ウリジル酸ナトリウム2.0g、グアニル酸ナトリウム0.8g、アデニル酸1.0g、イノシン酸ナトリウム0.5g、タウリン40gを混合した。更に、大豆油30%、菜種油13%を含む植物油混合物28.7kgに先述の脂溶性ビタミン成分20.4gを溶解して、上記の脱脂乳混合物に添加し、均質化した。得られた溶液を殺菌し、常法により濃縮し、乾燥して粉乳100kgを得た。尚、この粉乳を温水に溶解して標準濃度として固形率13%に調整した調乳液には脂質が3.6g/100ml、ヌクレオチド合計が1.9mg/100ml、シチジル酸が1.4mg/100ml、ウリジル酸が0.22mg/100ml、タウリンが4.5mg/100ml含まれていた。なお、水溶性ビタミン、脂溶性ビタミン、ミネラルについては、厚生労働省が定める特別用途食品の乳児用調製粉乳の基準の範囲を満たしていた。
昼間用の乳児用調製粉乳として、WPC9.5kgと乳糖56kgを温湯350kgに溶解し、これにカゼイン7.0kgを所定量にアルカリで溶解した溶液、実施例1と同様の水溶性ビタミン成分及びミネラル成分をそれぞれ1kg、シチジル酸ナトリウム13.4g、ウリジル酸ナトリウム2.0g、グアニル酸ナトリウム0.8g、アデニル酸1.0g、イノシン酸ナトリウム0.5g、タウリン40gを混合した。更に、大豆油30%、菜種油13%を含む植物油混合物28.7kgに実施例1同様の脂溶性ビタミン成分20.4gを溶解して、上記の脱脂乳混合物に添加し、均質化した。得られた溶液を殺菌し、常法により濃縮し、乾燥して粉乳100kgを得た。尚、この粉乳を温水に溶解して固形率13%に調整した調乳液には脂質が3.6g/100ml、ヌクレオチド合計が1.9mg/100ml、シチジル酸が1.4mg/100ml、ウリジル酸が0.22mg/100ml、タウリンが4.5mg/100ml含まれていた。また、脂肪酸組成は、オレイン酸31.1%、パルミトレイン酸0.10%、ステアリン酸3.6%であった。尚、水溶性ビタミン、脂溶性ビタミン、ミネラルについては、実施例1と同様に特別用途食品基準を満たしていた。
昼間用の乳児用調製粉乳として、脱脂乳240kgに、乳清たんぱく質濃縮物(WPC)7.5kgと乳糖45kgを添加溶解し、これに先述の水溶性ビタミン成分とミネラル成分をそれぞれ1kg、シチジル酸ナトリウム13.4g、ウリジル酸ナトリウム2.0g、グアニル酸ナトリウム0.8g、アデニル酸1.0g、イノシン酸ナトリウム0.5g、タウリン40g、ラクトフェリン50gを混合した。更に、大豆油30%、菜種油13%を含む植物油混合物28.7kgに先述の脂溶性ビタミン成分を溶解して、先述の脱脂乳混合物に添加し、均質化した。得られた溶液を殺菌し、常法により濃縮し、乾燥して粉乳100kgを得た。尚、この粉乳を温水に溶解して固形率13%に調整した調乳液には脂質が3.6g/100ml、ヌクレオチド合計が1.9mg/100ml、シチジル酸が1.4mg/100ml、ウリジル酸が0.22mg/100ml、タウリンが4.5mg/100ml、ラクトフェリンが6.3mg/100ml含まれていた。また、脂肪酸組成は、オレイン酸31.1%、パルミトレイン酸0.10%、ステアリン酸3.6%であった。尚、水溶性ビタミン、脂溶性ビタミン、ミネラルについては、実施例1と同様に特別用途食品基準を満たしていた。
[試験例]
各群10名の平均覚醒回数は、A群では2.2±0.5回、B群では2.1±0.3回、C群では2.0±0.4回、D群では3.1±0.3回(平均値±標準偏差)であった。この結果についてt検定を用いて有意水準1%で統計解析を行うと、D群に比較して有意にA群の回数が少ない結果が得られた。また、B群とC群についても、D群と比較して有意に回数が少ない結果が得られた。このことより、本発明の夜間用ならびに昼間用調製粉乳を組み合わせて与えることにより、夜間の覚醒回数が減少し、生体リズムの形成が促進されていることが示唆された。
日本人の昼夜の母乳分析における各成分の変動
────────────────────────────
昼間母乳を1としたときの
夜間母乳の割合
────────────────────────────
脂質 0.91
ヌクレオチド 1.08
シチジル酸 1.11
ウリジル酸 1.19
タウリン 0.89
ラクトフェリン 0.85
固形分 0.96
脂肪酸組成
ステアリン酸 1.04
オレイン酸 0.97
パルミトレイン酸 0.95
総遊離アミノ酸 0.86
遊離グルタミン酸 0.83
ホスホエタノールアミン 0.90
遊離アスパラギン酸 0.86
遊離セリン 0.88
遊離グリシン 0.85
遊離アラニン 0.74
遊離シスチン 0.88
遊離チロシン 0.63
遊離フェニルアラニン 0.86
モノエタノールアミン 0.86
遊離ヒスチジン 0.85
遊離アルギニン 0.73
────────────────────────────
試験例で用いた従来の市販の乳児用調製粉乳の組成
───────────────────────
100mlあたりのグラム数
───────────────────────
たんぱく質 1.60
脂質 3.61
炭水化物 7.14
灰分 0.29
固形分 13.0
タウリン 0.0046
ヌクレオチド 0.0019
───────────────────────
Claims (6)
- 夜間用の乳児用調製粉乳または乳児用調製乳からなる乳児用栄養組成物であって、乳児用調製粉乳または乳児用調製乳が、脂質を調乳液100ミリリットルあたり2.9グラム以上3.5グラム未満、ヌクレオチドを1.95ミリグラム以上、更にシチジル酸を1.5ミリグラム以上、ウリジル酸を0.23ミリグラム以上、タウリンを2.5ミリグラム以上4.4ミリグラム未満含有する、乳児用栄養組成物。
- 請求項1記載の夜間用の乳児用調製粉乳または乳児用調製乳と、昼間用の乳児用調製粉乳または乳児用調製乳を組み合わせてなる乳児用栄養組成物であって、昼間用の乳児用調製粉乳または乳児用調製乳が、脂質を調乳液100ミリリットルあたり3.5グラム以上、ヌクレオチドを0.7〜1.9ミリグラム、更にシチジル酸を0.5〜1.4ミリグラム、ウリジル酸を0.08〜0.22ミリグラム、タウリンを4.4ミリグラム以上含有する、乳児用栄養組成物。
- 夜間用の乳児用調製粉乳または乳児用調製乳からなる乳児用栄養組成物であって、乳児用調製粉乳または乳児用調製乳が、脂質のうち、脂肪酸組成がオレイン酸31%以下、パルミトレイン酸1.5%以下、ステアリン酸3.7%以上である請求項1記載の乳児用栄養組成物。
- 請求項3記載の夜間用の乳児用調製粉乳または乳児用調製乳と、昼間用の乳児用調製粉乳または乳児用調製乳を組み合わせてなる乳児用栄養組成物であって、昼間用の乳児用調製粉乳または乳児用調製乳が、脂質のうち、脂肪酸組成がオレイン酸29%以上、パルミトレイン酸0.05%以上、ステアリン酸3.9%以下である請求項2記載の乳児用栄養組成物。
- 夜間用の乳児用調製粉乳または乳児用調製乳からなる乳児用栄養組成物であって、乳児用調製粉乳または乳児用調製乳が、調乳液100ミリリットルあたりラクトフェリンを5〜13ミリグラム含有する請求項1又は3記載の乳児用栄養組成物。
- 請求項5記載の夜間用の乳児用調製粉乳または乳児用調製乳と、昼間用の乳児用調製粉乳または乳児用調製乳を組み合わせてなる乳児用栄養組成物であって、昼間用の乳児用調製粉乳または乳児用調製乳が、調乳液100ミリリットルあたりラクトフェリンを5.2ミリグラム以上含有する請求項2又は4記載の乳児用栄養組成物。
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