JP5335538B2 - 表示装置及び表示方法 - Google Patents
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Description
図10では、第1階層のメニュー項目がメニューアイテム301〜305として所定の色で表示される。第1階層での決定項目については符号302のように、決定状態を太枠点線によって囲んで示している。第1階層で決定されたメニュー項目に対応した第2階層のメニュー項目は、メニューアイテム306〜310として第1階層の場合とは異なる色で表示される。第2階層での選択項目はメニューアイテム306であり、選択状態を太枠線によって囲んで示す。第2階層で選択されたメニュー項目に対応した第3階層のメニュー項目は、メニューアイテム311〜315として第1階層及び第2階層の場合とは異なる色で表示される。
この他、各階層の表示色の明度に限らず、色相、彩度、あるいはこれらの組み合わせをそれぞれ変更することによって、現在選択中の階層、その上位階層や下位階層をユーザが視覚的に区別できるように構成してもよい。また、選択済みの階層のメニュー項目を全て同一の明度で表示する必要はなく、選択済みの階層における各項目の表示色に関して明度や色相、彩度をそれぞれ変更して表示しても構わない。あるいは第2実施形態と同様に選択及び決定後の項目の色だけを変えてもよい。
先ず制御部105は、現在の視聴環境の照度検出情報を照度センサ110から取得する(S1301)。そして制御部105は、現在の照度を示す照度データをメモリ107に保存する(S1302)。
以上、第3実施形態によれば、視聴環境における照度が、一定の範囲外であると判定された場合、各階層の透過度が調整されて適正な状態でメニュー表示が行われる。つまり選択済みの階層、現在選択中の階層、現在選択中の項目に対応した次の階層の透過度を、照度情報に基づいて調整することにより、ユーザの視聴環境に対する適応制御を実現できる。これにより、ユーザのメニュー操作時に、透過表示を行った階層の視認性が著しく低下しないように防止できる。
105 制御部
106 表示処理部
107 メモリ
108 入力部
109 透過処理部
110 照度センサ
200 モニタ
301〜305 第1階層のメニューアイテム
306〜310 第2階層のメニューアイテム
311〜315 第3階層のメニューアイテム
400 放送受信装置
Claims (16)
- 複数の階層から構成された複数の階層メニューを表示する表示手段と、
各階層メニューにおける任意のメニュー項目を選択する選択手段と、
各階層メニューに対して透過度を設定する制御手段と、
を備え、
前記選択手段は、前記任意のメニュー項目に対する選択中の状態において、所定の操作がなされることによって、前記任意のメニュー項目に対する選択中の状態から選択済みの状態へと遷移させ、
前記表示手段は、第1の階層メニューにおける任意の第1のメニュー項目が前記所定の操作によって選択中である場合、選択中の前記任意の第1のメニュー項目に対応する第2の階層メニューを表示し、
前記制御手段は、選択中の前記任意の第1のメニュー項目が選択された場合、選択済みの当該任意の第1のメニュー項目が属する第1の階層メニューの透過度を、選択中の状態における第1の階層メニューの透過度よりも高く設定し、選択済みの前記任意の第1のメニュー項目に対応する第2の階層メニューの透過度を、前記選択中の状態における第2の階層メニューの透過度よりも低く設定する制御を行うことを特徴とする表示装置。 - 前記制御手段は、選択済みの前記任意の第1のメニュー項目が属する第1の階層メニューの透過度を、選択済みの前記任意の第1のメニュー項目に対応する第2の階層メニューの透過度よりも高く設定する制御を行うことを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
- 前記制御手段は、選択済みの前記任意の第1のメニュー項目に対応する第2の階層メニューの透過度を0に設定する制御を行うことを特徴とする、請求項1又は2に記載の表示装置。
- 前記制御手段は、各階層メニューを互いに重畳して表示させるように制御することを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記制御手段は、選択済みの任意のメニュー項目が属する階層メニューにおいて、選択されたメニュー項目の表示色を、選択されなかったメニュー項目の表示色とは異なる色に変更する制御を行うことを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記表示手段は、前記第2の階層メニューにおける任意の第2のメニュー項目が前記所定の操作によって選択中である場合、選択中の前記任意の第2のメニュー項目に対応する第3の階層メニューを表示し、
前記制御手段は、選択済みの前記任意の第1のメニュー項目が属する第1の階層メニュー、選択中の前記任意の第2のメニュー項目が属する第2の階層メニュー、及び選択中の前記任意の第2のメニュー項目に対応する第3の階層メニューを、互いに異なる透過度で表示させるように制御することを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記制御手段は、選択中の前記任意の第2のメニュー項目に対応する第3の階層メニューの透過度を、選択済みの前記任意の第1のメニュー項目が属する第1の階層メニューの透過度よりも低く設定し、選択中の前記任意の第2のメニュー項目が属する第2の階層メニューよりも高く設定する制御を行うことを特徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記載の表示装置。
- 周囲の照度を検出する照度検出手段を備え、
前記制御手段は、前記照度検出手段によって検出された照度が所定の範囲内であるか否かを判定し、前記照度検出手段によって検出された照度が所定の範囲外であって、所定の第1の照度よりも高いと判定された場合には各階層メニューの表示に係る透過度を下げ、前記照度検出手段によって検出された照度が所定の範囲外であって、所定の第2の照度よりも低いと判定された場合には各階層メニューの表示に係る透過度を上げるように制御することを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項に記載の表示装置。 - 複数の階層から構成された複数の階層メニューを表示する表示手段と、
各階層メニューにおける任意のメニュー項目を選択する選択手段と、
各階層メニューに対して透過度を設定する制御手段と、
を備える表示装置の表示方法であって、
前記任意のメニュー項目に対する選択中の状態において、所定の操作がなされることによって、前記任意のメニュー項目に対する選択中の状態から選択済みの状態へと前記選択手段により遷移させる工程と、
第1の階層メニューにおける任意の第1のメニュー項目が前記所定の操作によって選択中である場合、選択中の前記任意の第1のメニュー項目に対応する第2の階層メニューを前記表示手段が表示する表示工程と、
選択中の前記任意の第1のメニュー項目が選択された場合、選択済みの当該任意の第1のメニュー項目が属する第1の階層メニューの透過度を、選択中の状態における第1の階層メニューの透過度よりも高く設定し、選択済みの前記任意の第1のメニュー項目に対応する第2の階層メニューの透過度を、前記選択中の状態における第2の階層メニューの透過度よりも低く設定する制御を前記制御手段が行う制御工程を有することを特徴とする表示方法。 - 前記制御工程では前記制御手段が、選択済みの前記任意の第1のメニュー項目が属する第1の階層メニューの透過度を、選択済みの前記任意の第1のメニュー項目に対応する第2の階層メニューの透過度よりも高く設定する制御を行うことを特徴とする、請求項9に記載の表示方法。
- 前記制御工程では前記制御手段が、選択済みの前記任意の第1のメニュー項目に対応する第2の階層メニューの透過度を0に設定する制御を行うことを特徴とする、請求項9または10に記載の表示方法。
- 前記制御工程では前記制御手段が、各階層メニューを互いに重畳して表示させる制御を行うことを特徴とする、請求項9から11のいずれか1項に記載の表示方法。
- 前記制御工程では前記制御手段が、選択済みの任意のメニュー項目が属する階層メニューにおいて、選択されたメニュー項目の表示色を、選択されなかったメニュー項目の表示色とは異なる色に変更する制御を行うことを特徴とする、請求項9から12のいずれか1項に記載の表示方法。
- 前記表示工程では前記表示手段が、前記第2の階層メニューにおける任意の第2のメニュー項目が前記所定の操作によって選択中である場合、選択中の前記任意の第2のメニュー項目に対応する第3の階層メニューを表示し、
前記制御工程では前記制御手段が、選択済みの前記任意の第1のメニュー項目が属する第1の階層メニュー、選択中の前記任意の第2のメニュー項目が属する第2の階層メニュー、及び選択中の前記任意の第2のメニュー項目に対応する第3の階層メニューを、互いに異なる透過度で表示させるように制御することを特徴とする、請求項9から13のいずれか1項に記載の表示方法。 - 前記制御工程では前記制御手段が、選択中の前記任意の第2のメニュー項目に対応する第3の階層メニューの透過度を、選択済みの前記任意の第1のメニュー項目が属する第1の階層メニューの透過度よりも低く設定し、選択中の前記任意の第2のメニュー項目が属する第2の階層メニューよりも高く設定する制御を行うことを特徴とする、請求項9から14のいずれか1項に記載の表示方法。
- 周囲の照度を検出する照度検出工程を有し、
前記制御工程では前記制御手段が、前記照度検出工程で検出された照度が所定の範囲内であるか否かを判定し、前記照度検出工程で検出された照度が所定の範囲外であって、所定の第1の照度よりも高いと判定された場合には各階層メニューの表示に係る透過度を下げ、前記照度検出工程で検出された照度が所定の範囲外であって、所定の第2の照度よりも低いと判定された場合には各階層メニューの表示に係る透過度を上げるように制御することを特徴とする、請求項9から15のいずれか1項に記載の表示方法。
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