JP5334184B2 - 通信装置、及び、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、通信距離がほぼ等しく、待機時消費電力の大きさが異なる2つの近接無線通信手段を備えた通信装置、及び、コンピュータを通信装置として機能させるプログラムに関するものである。
近年、決済や認証を行うため、近接無線通信手段であるISO14443方式に準拠した通信手段(以下、低速近接無線通信手段)を搭載した機器が普及してきている。ISO14443方式に代表される低速近接無線通信手段は、通信レートが低く、一方で通信待機時の消費電力が非常に小さい特徴を持つ。よって、ユーザがいつでも低速近接無線通信手段を使用したサービスを利用できることを目的とし、無線通信部に対し常時電力を供給して待機させる待ち受け方法が一般的に採用されている。
また、音楽や写真データなど様々なデータを高速にやり取りするため、IEEE802.15.1規格に代表される近接無線通信手段(以下、高速近接無線通信手段)に対応した機器も普及してきている。高速近接無線通信手段は、上述の低速近接無線通信手段に比べて、通信待機時の消費電力が大きな反面、大容量のデータを高速にやり取りできる特徴がある。最近では、従来の無線技術の課題であった複雑な接続設定を不要にし、データ転送したいファイルを選択して2台の機器を所定の距離内に接近させるだけで大容量のデータを高速にやり取りできる高速近接無線通信手段も開発されている(例えば、非特許文献1参照)。携帯電話では、様々なサービスアプリケーションに対応するため、上記低速近接無線通信手段と高速近接無線通信手段の2つを備えたものも製品化されている。
しかしながら、携帯電話のようなバッテリ駆動のモバイル機器に対して、待機時消費電力の大きいIEEE802.15.1規格等の高速近接無線通信が搭載される場合、ISO14443方式と同じように無線通信部に対して常時電力を供給して起動させておくとバッテリを激しく消耗してしまい、モバイル機器を使用できる時間が短くなってしまう問題がある。
そこで、特許文献1には、データ通信を実施していない場合は無線通信部への電力供給を行わずに待機させることで無線通信部の電力消費を無くし、上記無線通信部を使用したアプリケーション起動に連動させて無線通信部への電力供給を開始することで、データ通信を実施している時にのみ上記無線通信部へ電力供給し、省電力化を図る方法が開示されている。
例えば、携帯電話で普及している赤外線通信によるファイル交換アプリケーションでは上記の技術を使用しており、2台の携帯電話間でファイル交換を行う前に、ファイル送信を行う機器側ではファイル送信用途のアプリケーションを立ち上げ、ファイル受信を行う機器側ではファイル受信用途のアプリケーションを立ち上げるユーザ操作が必要であった。
特開2008−263520号公報
Transfer Jet(URL:http://www.transferjet.org/tj/tj01.html)
しかし、高速近接無線通信部の待機方法として特許文献1に記載の技術を用いた場合、ユーザは、高速近接無線通信を使用したデータ通信を実行する前に、送信側/受信側どちらの端末においてもアプリケーションを起動しなければならないことから、片方の機器のみ操作してデータを送受信するといった簡単な使用方法ができず、ユーザの使い勝手が悪いという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、通信待機時の消費電力が大きな近接無線通信手段の省電力化を図りつつ、煩雑な操作無しで近接無線通信を使用したデータの送受信が実行可能なユーザ利便性の高い通信装置等を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る通信装置は、
複数の無線通信部を備える通信装置であって、
他の通信装置と無線通信を行う第1の無線通信部と、
前記第1の無線通信部より通信レートが高く、かつ、無線通信可能な距離が前記第1の無線通信部と同等以上である第2の無線通信部と、
前記第1の無線通信部及び/又は前記第2の無線通信部に電力を供給又は電力の供給を停止して、当該第1の無線通信部及び/又は当該第2の無線通信部の動作を制御する制御部と、を備え、
前記第1の無線通信部が前記他の通信装置と無線通信可能な場合、前記制御部は、前記第2の無線通信部に電力を供給して起動させて、当該第2の無線通信部を介して当該他の通信装置と無線通信を行い、
前記第2の無線通信部と前記他の通信装置との接続が完了した後、データ送受信を開始する前に、当該データ送受信のために必要な情報を、前記第2の無線通信部を介して取得し、取得した必要な情報に基づいて、前記第2の無線通信部を利用するアプリケーションを起動する、ことを特徴とする。
前記制御部は、前記第2の無線通信部を介して前記他の通信装置との無線通信を開始する旨の要求を受けると、前記第1の無線通信部の動作状態によらず、当該第2の無線通信部に電力を供給して、当該第2の無線通信部を介して当該他の通信装置と無線通信可能となるように、当該第2の無線通信部の動作を制御する、ことも可能である。
前記制御部は、前記第2の無線通信部を介して前記他の通信装置と無線通信を行う旨の接続要求を、当該第2の無線通信部を介して当該他の通信装置に所定の時間間隔で送信する、ことも可能である。
本発明の他の観点に係る通信装置は、
複数の無線通信部を備える通信装置であって、
他の通信装置と無線通信を行う第1の無線通信部と、
前記第1の無線通信部より通信レートが高く、かつ、無線通信可能な距離が前記第1の無線通信部と同等以上である第2の無線通信部と、
前記第1の無線通信部及び/又は前記第2の無線通信部に電力を供給又は電力の供給を停止して、当該第1の無線通信部及び/又は当該第2の無線通信部の動作を制御する制御部と、を備え、
前記第1の無線通信部が前記他の通信装置と無線通信可能な場合、前記制御部は、当該第1の無線通信部を介して当該他の通信装置と無線通信を行った後、前記第2の無線通信部に電力を供給して、当該第2の無線通信部を介して当該他の通信装置と無線通信を行い、
前記第2の無線通信部と前記他の通信装置との接続が完了した後、データ送受信を開始する前に、当該データ送受信のために必要な情報を、前記第2の無線通信部を介して取得し、取得した必要な情報に基づいて、前記第2の無線通信部を利用するアプリケーションを起動する、ことを特徴とする。
前記制御部は、前記第1の無線通信部を介して前記他の通信装置と無線通信を行う前、前記第2の無線通信部への電力の供給を制限する、ことも可能である。
前記第1の無線通信部は、前記第2の無線通信部より消費電力が少ない、ことも可能である。
本発明の他の観点に係るプログラムは、
複数の無線通信部を備えるコンピュータを、
他の通信装置と無線通信を行う第1の無線通信部、
前記第1の無線通信部より通信レートが高く、かつ、無線通信可能な距離が前記第1の無線通信部と同等以上である第2の無線通信部、
前記第1の無線通信部及び/又は前記第2の無線通信部に電力を供給又は電力の供給を停止して、当該第1の無線通信部及び/又は当該第2の無線通信部の動作を制御する制御部、として機能させ、
前記第1の無線通信部が前記他の通信装置と無線通信可能な場合、前記制御部は、前記第2の無線通信部に電力を供給して起動させて、当該第2の無線通信部を介して当該他の通信装置と無線通信を行い、
前記第2の無線通信部と前記他の通信装置との接続が完了した後、データ送受信を開始する前に、当該データ送受信のために必要な情報を、前記第2の無線通信部を介して取得し、取得した必要な情報に基づいて、前記第2の無線通信部を利用するアプリケーションを起動する、ように機能させることを特徴とする。
本発明の他の観点に係るプログラムは、
複数の無線通信部を備えるコンピュータを、
他の通信装置と無線通信を行う第1の無線通信部、
前記第1の無線通信部より通信レートが高く、かつ、無線通信可能な距離が前記第1の無線通信部と同等以上である第2の無線通信部、
前記第1の無線通信部及び/又は前記第2の無線通信部に電力を供給又は電力の供給を停止して、当該第1の無線通信部及び/又は当該第2の無線通信部の動作を制御する制御部、として機能させ、
前記第1の無線通信部が前記他の通信装置と無線通信可能な場合、前記制御部は、当該第1の無線通信部を介して当該他の通信装置と無線通信を行った後、前記第2の無線通信部に電力を供給して、当該第2の無線通信部を介して当該他の通信装置と無線通信を行い、
前記第2の無線通信部と前記他の通信装置との接続が完了した後、データ送受信を開始する前に、当該データ送受信のために必要な情報を、前記第2の無線通信部を介して取得し、取得した必要な情報に基づいて、前記第2の無線通信部を利用するアプリケーションを起動する、ように機能させることを特徴とする。
本発明によれば、通信待機時の消費電力が大きな近接無線通信手段の省電力化を図ることができる。また、煩雑な操作がなく、ユーザ利便性の高い近接無線通信を使用したデータの送受信を行うことができる。
本発明に係る実施形態1における近接無線通信部の通電制御を行うデータ送信側の通信装置の構成を示す図である。 本発明に係る実施形態1における近接無線通信部の通電制御を行うデータ受信側の通信装置の構成を示す図である。 本発明に係る実施形態1における近接無線通信部の通電制御を行う制御処理部の処理シーケンスを示す図である。 本発明に係る実施形態2における近接無線通信部の通電制御を行うデータ送信側の通信装置の構成を示す図である。 本発明に係る実施形態2における近接無線通信部の通電制御を行う制御処理部の処理フローを示すフローチャートである。 本発明に係る実施形態3における近接無線通信部の通電制御を行うデータ送信側の通信装置の構成を示す図である。 本発明に係る実施形態3における近接無線通信部の通電制御を行うデータ受信側の通信装置の構成を示す図である。 本発明に係わる実施形態3における近接無線通信部の通電制御を行う制御処理部の処理フローを示すフローチャートである。 本発明に係る実施形態3における近接無線通信部の通電制御時に表示部に表示される画面イメージを示す図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態について説明する。
(実施形態1)
実施形態1では、ISO14443方式など低速だが待機時の消費電力が非常に小さい近接無線通信手段と、IEEE802.15.1など上記手段に比べ待機時消費電力が大きいが、大容量のデータを高速に送受信可能な近接無線通信手段の2つの近接無線通信手段を備える通信装置において、上記2つの近接無線通信手段の待機時消費電力を最小限に抑えるための工夫について説明する。
本実施形態では、ISO14443方式など消費電力が小さな近接無線通信手段(以下、第1の近接無線通信手段)には常時電力を供給して通信待機させ、IEEE802.15.1など消費電力が大きな近接無線通信手段(以下、第2の近接無線通信手段)には電力を供給せずに待機を行うことで上記2つの近接無線通信手段の待機時消費電力を最小限に抑え、かつ、そのような通信待機の方法を採用する2台の機器が第2の近接無線通信手段を使用したデータ送受信を行う場合の、第2の近接無線通信手段の起動方法について説明する。
まず、図1に本発明の実施形態1に係るデータを送信する側の通信装置1の構成を示し、図2に本発明の実施形態1に係るデータを受信する側の通信装置2の構成を示す。
通信装置1は、図1に示す回路構成のように、通信部11、電源部12、制御部13、記憶部14、表示部15、操作部16、バス10を備える。
アンテナ111a及びアンテナ112aは、近接無線通信システムの無線信号を、通信装置1が送受信するための装置である。
通信部11は、複数の近接無線通信に利用する変復調回路や通信プロトコルを実装し、第1近接無線通信部111及び第2近接無線通信部112を備える。第1近接無線通信部111は、アンテナ111aを介して送受信した信号に関する処理を行う変復調回路や通信プロトコルを実装する。第2近接無線通信部112は、アンテナ112aを介して送受信した信号に関する処理を行う変復調回路や通信プロトコルを実装する。
第1近接無線通信部111は、通信レートは低いが、待機時消費電力が非常に小さい特徴を持つ無線通信方式に対応したものであり、例えばISO14443方式に準拠した近接無線通信やRFID(Radio Frequency IDentification)等に相当する。
なお、第1近接無線通信部111は、第1近接無線通信方式に対応したコマンドやデータをICチップまたはICタグに対して読み書きするためのリーダ/ライタと、第1近接無線通信方式に対応したリーダ/ライタと、通信を実行可能なICチップまたはICタグとの2つのデバイスを備え、対向する通信機器が備えるICチップまたはICタグに対して、リーダ/ライタを使用してコマンドやデータの読み書きを行う仕組みである。
従って、データ送信側の通信装置1は少なくとも第1近接無線通信方式に対応したリーダ/ライタを備えていれば良く、データ受信側の通信装置2は少なくとも第1近接無線通信方式に対応したICチップまたはICタグのいずれかを備えていれば良い。また、ICチップ、及びICタグは、リーダ/ライタからの電波によって電力供給を受け動作するパッシブ型と、バッテリや電池からの電力供給を受けて動作するアクティブ型のどちらのタイプであっても良い。更に、リーダ/ライタに関しては常時電源を供給して待機させる必要はなく、使用するときのみ電源を供給する構成としても良い。そのようにすることでリーダ/ライタが通信待機時に消費する電力を低減することができ、通信装置1及び通信装置2が備えるバッテリ122の消費電力が抑えられる。
第2近接無線通信部112は、待機時消費電力は大きいが通信レートが高い特徴を持つ無線通信方式に対応したものであり、例えばIEEE802.15.1規格に準拠したものに相当する。
なお、通信部11には、CDMA(Code Division Multiple Access)等のセルラー方式移動通信システムに対応した通信部や、IEEE(the Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11n規格等の無線LAN(Local Area Network)通信システムに対応した通信部を更に備えていても良い。
電源部12は、電源コントローラ121とバッテリ122とを備える。電源コントローラ121は、後述する第2近接通信起動制御部1324の制御指示に応じて、第1近接無線通信部111、及び第2近接無線通信部112への電力の供給を制御する。
制御部13は、CPU(Central Processing Unit)から構成され、記憶部14に格納された動作プログラムに従って通信装置1の全体的な動作を制御し、通信制御部131と省電力制御部132を備える。
通信制御部131は、第1近接無線通信制御部1311と第2近接無線通信制御部1312とから構成される。通信制御部131は、通信部11が備える第1近接無線通信部111と第2近接無線通信部112とに対して通信機能の動作状態を変更する指示を与える。
第1近接無線通信制御部1311は、第1近接無線通信部111の動作状態を、例えば、無線信号の送信、受信、受信待機、等に制御する。また、第2近接無線通信制御部1312は、第2近接無線通信部112の動作状態を、例えば、無線信号の送信、受信、受信待機、等に制御する。ここで、受信待機とは、対向する通信装置2からの所定の要求、もしくは、データを受信できる状態をいう。
省電力制御部132は、第2近接通信開始要求監視部1321と、ターゲット第2近接通信起動要求送信部1322と、ターゲット第2近接通信起動判定部1323と、第2近接通信起動制御部1324と、第2近接通信確立要求送信部1325と、第2近接通信確立要求応答監視部1326と、第2近接通信ネゴ処理制御部1327と、から構成される。
第2近接通信開始要求監視部1321は、後述する第2近接通信アプリ141の起動後に発行される、第2近接無線通信部112を使用した通信の開始要求があるかどうかを監視する。
ターゲット第2近接通信起動要求送信部1322は、対向する通信装置2が備える第2近接無線通信部212の起動要求を、第1近接無線通信部111を介して対向する通信装置2に対し送信する。
ターゲット第2近接通信起動判定部1323は、対向する通信装置2が備える第2近接無線通信部212の起動要求に対する応答を、第1近接無線通信部111を介して対向する通信装置2から受信することで、対向する通信装置2が備える第2近接無線通信部212の起動が完了しているかどうかを判定する。
第2近接通信起動制御部1324は、電源コントローラ121を介して第2近接無線通信部111への電源供給の有無を制御する。
第2近接通信確立要求送信部1325は、対向する通信装置2に対して、第2近接無線通信部112を使用し、第2近接無線通信の接続要求を送信する。
第2近接通信確立要求応答監視部1326は、第2近接無線通信部112を介して、第2近接無線通信の接続要求に対する応答を、対向する通信装置2から受信したかどうかを監視する。
第2近接通信ネゴ処理制御部1327は、対向する通信装置2との第2近接無線通信の接続完了後、データ送受信を開始する前に、事前にデータ送受信のために必要な情報を、第2近接無線通信部112を介して対向する通信装置2とやり取りする。
記憶部14は、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリ、RAM(Random Access Memory)等から構成され、第2近接通信アプリ141を記憶する。記憶部14は、所定の処理を制御部13に実行させるためのプログラムや、制御部13に実行させるための第2近接無線通信を使用するアプリケーション等を記憶する。また、記憶部13は、制御部12のワークメモリとして機能する。
なお、記憶部14には第2近接無線通信を使用したアプリケーションを複数備えていても良いし、第2近接無線通信を使用しないアプリケーションを備えていても良い。
表示部15は、ドットマトリクスタイプのLCD、もしくは有機ELパネルとドライバ回路等から構成され、任意の画像を表示する。
操作部16は、ユーザが指示やデータを入力するための各種のキー若しくはボタンを備える。ユーザは操作部16を介して、第2近接通信アプリ141の起動を行う。
バス10では、制御部13、記憶部14、表示部15、操作部16の間で相互にデータが伝送される。
次に、通信装置2の回路構成を図2に示す。
なお、図2において、図1と同等の部分には同じ符号を付し、説明を省略する。また、図1と異なる符号を付している通信部21は、図1で説明したものと同等の機能を持つ処理部を搭載しているが、今後説明を行う上で図1の処理部との違いを明確にするため、異なる番号を付すこととする。
以下、図1と同等でない省電力制御部232について説明する。
省電力制御部232は、第2近接通信起動要求監視部2321と、第2近接通信起動制御部2322と、第2近接通信起動要求応答送信部2323と、第2近接通信確立要求監視部2324と、第2近接通信確立要求応答送信部2325と、第2近接通信ネゴ処理制御部2326と、第2近接通信アプリ起動制御部2327と、から構成される。
第2近接通信起動要求監視部2321は、対向する通信装置1から送信された第2近接無線通信部212の起動要求を、第1近接無線通信部211を介して受信したかどうかを監視する。
第2近接通信起動制御部2322は、電源コントローラ121を介して第2近接無線通信部212に対して電源供給するかどうかを制御する。
第2近接通信起動要求応答送信部2323は、対向する通信装置1から送信された第2近接無線通信部212の起動要求に対する応答を、第1近接無線通信部211を介して送信する。
第2近接通信確立要求監視部2324は、対向する通信装置1から送信された第2近接無線通信の接続要求を、第2近接無線通信部212を介して受信したかどうかを監視する。
第2近接通信確立要求応答送信部2325は、対向する通信装置1から送信された第2近接無線通信の接続要求に対する応答を、第2近接無線通信部212を介して送信する。
第2近接通信ネゴ処理制御部2326は、対向する通信装置1と第2近接無線通信の接続完了後、データ送受信を開始する前に、事前にデータ送受信のために必要な情報を、第2近接無線通信部212を介して対向する通信装置1とやり取りする。
第2近接通信アプリ起動制御部2327は、記憶部14に格納される第2近接通信アプリ141のうち、第2近接通信ネゴ処理制御部2326を介して対向する通信装置1とやり取りした情報を用いて適切なアプリケーションを起動制御する。
なお、第2近接無線通信が可能な所定の距離内に2台の通信装置を接近させた際、当該2台の通信装置の位置関係に基づいて第1近接無線通信の接続が出来るよう、通信装置1及び通信装置2において、第1近接無線通信部111又は第1近接無線通信部211と、第2近接無線通信部112又は第2近接無線通信部212とをレイアウトしなければならない。
また、携帯電話などデータの送受信どちらの機能も持つような通信装置に関しては、省電力制御部132と省電力制御部232の両方の処理部を併せ持つようにしても良い。
続いて、図3の処理シーケンスを参照して、本発明の実施形態1における通信装置1と通信装置2の2台の通信装置が、近接無線通信を使用してデータ送受信を開始する前の、それぞれの通信装置における内部処理、及びデータ通信開始までの処理について説明する。
図3の処理シーケンスは、ユーザが通信装置1に対して通信装置2へのデータ送信要求を指示してから、両装置が第2近接無線通信を使用したデータ通信を開始するまでの通信装置1の省電力制御部132、及び通信装置2の省電力制御部232の動作について説明したものである。
本処理シーケンスは、データ送信側の通信装置1に対して電源が投入されることによって開始される。なお、データ受信側の通信装置2に関しては通信装置1に対して少なくとも電源が投入されたときには既に電源が投入されていることが前提とする。更に通信装置1及び通信装置2の起動後、通信装置1の第2近接無線通信部112及び通信装置2の第2近接無線通信部212に対しては電源を供給せずに待機させる。
なお、上記以外にも、通信実行時よりも低いクロックを供給して動作させるスリープ動作や、クロックの供給を停止するディープスリープ動作、のいずれかの動作状態で待機させるようにしても良い。このような動作状態にすることで第2近接無線通信部112及び第2近接無線通信部212の省電力化を図ることが可能となり、電源供給を停止する方法とほぼ同様の効果を得ることが可能である。
まず、データ送信側の通信装置1の第2近接通信開始要求監視部1321は、自通信装置1が備える第2近接通信アプリ141を起動後、データ送信開始時に発行される第2近接無線通信部111を使用した通信の開始要求があるかどうかを判定する(ステップS300)。
ステップS300において、第2近接無線通信部111を使用した通信の開始要求がないと判定された場合(ステップS300;No)は、ステップS300に遷移する。第2近接通信開始要求監視部1321は、第2近接無線通信部111を使用した通信の開始要求があるかどうかの判定を再び行う(ステップS300)。
一方、ステップS300において、第2近接無線通信部111を使用した通信の開始要求があると判定された場合(ステップS300;Yes)は、ステップS301に遷移する。ターゲット第2近接通信起動要求送信部1322は、対向する通信装置2が備える第2近接無線通信部212の起動要求を、第1近接無線通信部111を介して送信する(ステップS301)。ここで、ターゲット第2近接通信起動要求送信部1322は、第2近接無線通信部212の起動要求を所定の間隔毎に複数回送信しても良い。そのようにすることで、対向する通信装置2において本起動要求を取りこぼしたとしても、そのことに起因する通信接続のエラーを回避することが可能となる。
一方、データ受信側の通信装置2では、第2近接通信起動要求監視部2321が、対向する通信装置1から送信された第2近接無線通信部212の起動要求を、第1近接無線通信部211を介して受信したかどうかを判定する(ステップS302)。
ステップS302において、第2近接無線通信部212の起動要求を受信していないと判定された場合(ステップS302;No)、ステップS302に遷移する。第2近接通信起動要求監視部2321は、第1近接無線通信部211を介して、第2近接無線通信部212の起動要求を受信したかどうかの判定を再び行う(ステップS302)。
一方、ステップS302において、第2近接無線通信部212の起動要求を受信したと判定された場合(ステップS302;Yes)、ステップS303に遷移する。第2近接通信起動制御部2322は、電源コントローラ121を介して第2近接無線通信部212に電源供給を開始して、第2近接無線通信部212に対して起動要求を行う(ステップS303)。
そして、第2近接無線通信部212は、第2近接通信起動制御部2322からの起動要求を受けて起動する(ステップS304)。ステップS304において、通信装置2の第2近接無線通信部212が起動した後、第2近接通信起動要求応答送信部2323は、第2近接無線通信部212の起動要求に対する応答を、第1近接無線通信部211を介して通信装置1に送信する(ステップS305)。ここで、第2近接通信起動要求応答送信部2323は、第2近接無線通信部212の起動要求に対する応答を、所定の間隔毎に複数回送信しても良い。そのようにすることで、対向する通信装置1で本起動要求に対する応答を取りこぼしたとしても、そのことに起因するエラーを回避することが可能となる。
通信装置1では、ステップS301の後、ターゲット第2近接通信起動判定部1323は、第2近接無線通信部212の起動要求に対する応答を、第1近接無線通信部111を介して受信したかどうかの判定を行う(ステップS306)。
ステップS306において、第2近接無線通信部212の起動要求に対する応答を対向する通信装置2から受信していないと判定された場合(ステップS306;No)、ステップS306に遷移する。ターゲット第2近接通信起動判定部1323は、第2近接無線通信部212の起動要求に対する応答を対向する通信装置2から受信したかどうかの判定を再び行う(ステップS306)。
一方、ステップS306において、第2近接無線通信部212の起動要求に対する応答を対向する通信装置2から受信したと判定された場合(ステップS306;Yes)、ステップS307に遷移する。第2近接通信部起動制御部1324は、電源コントローラ121を介して第2近接無線通信部111に対して電源供給を開始して、第2近接無線通信部112に対して起動要求を行う(ステップS307)。
そして、第2近接無線通信部112は、第2近接通信部起動制御部1324からの起動要求を受けて起動する(ステップS308)。ステップS308において、通信装置1の第2近接無線通信部111が起動した後、第2近接通信確立要求送信部1325は、第2近接無線通信における通信路の確立要求を、第2近接無線通信部112を介して通信装置2に対し送信する(ステップS309)。
なお、通信装置1では、ステップS301の実行後、ステップS306の判定を実行せずにステップS307に遷移して、第2近接無線通信部111の電源供給を開始するようにしても良い。その際、通信装置2では、ステップS304の後、ステップS305における第2近接無線通信部212の起動要求に対する応答を送信しないこととなる。
そのようにすることで、通信装置2の第2近接無線通信部212が正常に起動できたかどうかの判定を、通信装置1ができないというデメリットがあるが、第2近接無線通信の開始までの時間を短縮できる効果がある。なお、上記デメリットに関しては、第2近接無線通信の通信確立が一定時間できなければ、通信装置2の第2近接無線通信部212が正常に起動していないと判定することで、同等の効果を得られるため解消することが可能である。
なお、ステップS304とステップS308において、通信装置1及び通信装置2の起動後、それぞれの第2近接無線通信部112と第2近接無線通信部212とが、スリープ動作またはディープスリープ動作で待機している場合は、電源供給ではなく、通信実行時に使用すべき通常のクロックを供給することとする。
通信装置2では、ステップS305の後、第2近接通信確立要求監視部2324は、対向する通信装置1から送信された第2近接無線通信の接続要求を、第2近接無線通信部212を介して受信したかどうかを判定する(ステップS310)。
ステップS310において、第2近接無線通信の接続要求を対向する通信装置1から受信していないと判定された場合(ステップS310;No)、ステップS310に遷移する。第2近接通信確立要求監視部2324は、対向する通信装置1から第2近接無線通信の接続要求を受信したかどうかの判定を再び行う(ステップS310)。
一方、ステップS310において、第2近接無線通信の接続要求を対向する通信装置1から受信したと判定された場合(ステップS310;Yes)、ステップS311に遷移する。第2近接通信確立要求応答送信部2325は、対向する通信装置1から送信された第2近接無線通信の接続要求に対する応答を、第2近接無線通信部112を介して通信装置1に送信する(ステップS311)。
その後、第2近接無線通信の接続が完了し(ステップS312)、通信装置1における第2近接通信ネゴ処理制御部1327と通信装置2における第2近接通信ネゴ処理制御部2326とは、第2近接無線通信を行うために必要な情報の交換を行う(ステップS313)。その後、第2近接通信アプリ起動制御部2327は、ステップS313において通信装置1とやり取りした情報を使用して、第2近接無線通信を実行するためのアプリケーションを起動する(ステップS314)。
そして、第2近接無線通信を使用し、通信装置1と通信装置2とはデータの送受信を行う(ステップS315)。
なお、本実施形態では、ステップS311とステップS312においてデータ送信側の通信装置1から接続要求を送出し、データ受信側の通信装置2は通信装置1からの接続要求を待機するように記載したが、通信装置2から接続要求を送出し、通信装置1は通信装置2からの接続要求を待機するようなシーケンスでも良い。また、通信装置1と通信装置2との両装置から接続要求を送出し、どちらか一方の通信装置が対向する通信装置からの接続要求を受信して接続待機側に回るというシーケンスでも良い。
以上のように、データ送信側、受信側どちらの通信装置も、第2近接無線通信部への電力供給を停止して待機し、第2近接無線通信を使用したデータ通信を実行する場合のみ第2近接無線通信部への電力供給をすることができるため、第2近接無線通信部の省電力化を図ることが可能となる。
また、データ受信側の通信装置に関しては、データ通信実行前のアプリ起動といった、ユーザ操作が一切不要なため、ユーザ利便性を向上することも可能である。
(実施形態2)
実施形態1では、データ送信側、受信側のどちらの通信装置においても、2つの近接無線通信部を搭載している場合の工夫について記載したが、本実施形態ではデータ受信側の通信装置が第1の近接無線通信部を備えておらず第2の近接無線通信部のみを搭載している場合について述べる。
上記のようにデータ受信側の通信装置が第2の近接無線通信部のみを搭載している場合、図3に示した処理シーケンスでは、データ送信側の通信装置1は、第2近接無線通信部起動完了コマンド(ステップS305)をデータ受信側の通信装置2から受信できず、通信装置2に対して第2近接無線通信部起動要求(ステップS307)を送信できない。
そこで、通信装置1では第2近接無線通信部起動要求を送信後(ステップS301)、タイマーを使用して一定時間T1内に第2近接通信部起動完了コマンド(ステップS305)を通信装置2から受信できない場合は、通信装置2に対して第2近接無線通信部起動要求(ステップS307)を送信するなどの解決方法が考えられる。
しかし、上記解決方法では、通信装置2が第1の近接無線通信手段を搭載していない場合、タイマーT1の期間、第2近接無線通信の通信開始が遅延することとなり、ユーザ利便性を損なう可能性がある。
本実施形態では、データ受信側の通信装置における第1の近接無線通信手段の搭載有無に関わらず、第2近接無線通信の迅速な開始を可能とするための、第2の近接無線通信手段の通信開始時における起動方法について説明する。
まず、通信装置の構成について述べる。データを送信する側の通信装置1の構成は図1と同等であるため、説明を省略する。
データを受信する側の通信装置の構成を図4に示す。図4に示す通信装置4の構成は、図2に示す通信装置2と比べ、第1近接無線通信部211とそれに関連する処理部を取り除いたものであり、新規に追加された処理部はない。よって、図2と同等の部分には同じ符号を付し、説明は省略する。なお、図2と異なる符号を付している通信部41は、図2で説明したものと同等の機能を持つ処理部を搭載しているが、今後説明を行う上で図2の処理部との違いを明確にするため、異なる番号を付すこととする。
続いて、図5のフローチャートを参照して、本発明の実施形態2における2台の通信装置が近接無線通信を使用してデータ送受信を開始する前の、データ送信側の通信装置1における省電力制御部132の動作について説明する。
本フローチャートはデータ送信側の通信装置1に対して電源が投入されることによって開始される。なお、通信装置1の起動後、通信装置1の第2近接無線通信部112は電源を供給せずに待機させる。上記以外に、通信実行時よりも低いクロックを供給して動作させるスリープ動作や、クロックの供給を停止するディープスリープ動作、のいずれかの動作状態で待機させるようにしても良い。このような動作状態にすることで第2近接無線通信部112の省電力化を図ることが可能となり、電源供給を停止する方法とほぼ同様の効果を得ることが可能である。
まず、第2近接通信開始要求監視部1321は、自通信装置1が備える第2近接通信アプリ141の起動後の、第2近接無線通信部112を使用した通信の開始要求があるかどうかを判定する(ステップS500)。
ステップS500において、第2近接無線通信部112を使用した通信の開始要求がないと判定された場合(ステップS500;No)は、ステップS500に遷移する。第2近接無線通信開始要求監視部1321は、第2近接無線通信部112を使用した通信の開始要求があるかどうかの判定を再び行う(ステップS500)。
一方、ステップS500において、第2近接無線通信部112を介した通信の開始要求があると判定された場合(ステップS500;Yes)は、ステップS501に遷移する。ターゲット第2近接通信起動要求送信部1322は、対向する通信装置4が備える第2近接無線通信部412の起動要求を、第1近接無線通信部111を介して、通信装置4に対し送信する(ステップS501)。
そして、第2近接通信起動制御部2322は、電源コントローラ121を介して第2近接無線通信部412に対して電源供給を開始して、第2近接無線通信部412を起動する(ステップS502)。なお、通信装置1が備える第2近接無線通信部112が、スリープ動作またはディープスリープ動作で待機している場合は、電源供給ではなく、通信実行時に使用すべき通常のクロックを供給することとする。
そして、第2近接無線通信部412の起動後、第2近接通信確立要求送信部1325は、第2近接無線通信の接続要求を、第2近接無線通信部112を介して通信装置4に対し送信する(ステップ503)。
その後、ターゲット第2近接通信起動判定部1323は、第2近接無線通信部412の起動要求に対する応答を、通信装置4から第1近接無線通信部111を介して受信したかどうかの判定を行う(ステップS504)。
ステップS504において、第2近接無線通信部412の起動要求に対する応答を受信していないと判定された場合(ステップS504;No)、ステップS506に遷移する。第2近接通信確立要求応答監視部1326は、ステップS503にて送信された第2近接無線通信における通信路の接続要求に対する応答を、第2近接無線通信部112によって通信装置4から受信したかどうかを判定する(ステップS506)。
一方、ステップS504において、第2近接無線通信部412の起動要求に対する応答を受信したと判定された場合(ステップS504;Yes)、ステップS505に遷移する。第2近接通信確立要求送信部1325は、第2近接無線通信の接続要求を、第2近接無線通信部112を介して通信装置4に対し送信する(ステップS505)。その後、ステップS506に遷移して前述した判定処理を行う。
ステップS506において、第2近接無線通信の接続開始に対する応答を受信していないと判定された場合(ステップS506;No)、ステップS504に遷移する。ターゲット第2近接通信起動判定部1323は、通信装置4の第2近接無線通信部412の起動要求に対する応答を受信したかどうかの判定処理を再び行う(ステップS504)。
一方、ステップS506において、第2近接無線通信の通信路の確立要求に対する応答を受信したと判定された場合(ステップS506;Yes)、第2近接無線通信の通信路が確立される(ステップS507)。両通信装置1及び4は、第2近接無線通信を行うために必要な情報の交換後、データの送受信を行う。
以上、本実施形態2に示したように、第2近接無線通信を開始する際、データ受信側の通信装置が備える第2近接無線通信部の起動要求と、第2近接無線通信の接続開始要求との、2つの要求を同時に対向するデータ受信側の通信装置へ送出するようにすることで、対向のデータ受信側の通信装置における第1の近接無線通信手段の搭載有無に関わらず、通信待機時の第2近接無線通信部の省電力化を図りながら、第2近接無線通信の迅速な開始が可能となるためユーザ利便性を向上することができる。
(実施形態3)
実施形態1において、通信装置1の第1近接無線通信部111及び通信装置2の第1近接無線通信部211には常時電力が供給されている場合について説明したが、第1近接無線通信部111及び211は、例えば決済など他のサービスでも使用されるため、セキュリティの観点よりユーザ設定に応じて、第1近接無線通信部111及び211の使用を許可しないようにする機能を有している場合がある。
なお、サービスを一時的に使用不可とする方法としては、送信側の通信装置1における第1近接無線通信部111への電源供給を停止するか、電源供給は常時行い第2近接無線通信起動要求を表すコマンド以外は全て無視する(全てエラーとして返すか破棄するなど)方法の2つが考えられる。
上記2つの方法のうち、データ受信側の通信装置2においてユーザ設定により一時的に第1近接無線通信部211への電力供給を停止しているようなケースでは、データ送信側の通信装置1からの第2近接無線通信部211の起動要求を、第1近接無線通信部111を介して受信することができない。そこで、本実施形態では、第1近接無線通信部への電力供給有無に応じた第2近接無線通信部の省電力化制御方法について説明する。
まず、図6に本実施形態3に係るデータを送信する側の通信装置6の構成を示し、図7に本発明の実施形態3に係るデータを受信する側の通信装置7の構成を示す。
なお、図6において図1と同等の部分については同じ符号を付し、図7において図2と同等の部分については同じ符号を付し、それぞれ説明を省略する。また、図6において、図1と異なる符号を付している通信部61は、図1で説明したものと同等の機能を持つ処理部を搭載しているが、今後説明を行う上で図1の処理部との違いを明確にするため、異なる番号を付すこととする。
さらに、図7において、図2と異なる符号を付している通信部71は、図2で説明したものと同等の機能を持つ処理部を搭載しているが、今後説明を行う上で図2の処理部との違いを明確にするため、異なる番号を付すこととする。
以下、図1及び図2と同等でない省電力制御部631及び731において、新たに追加された第1近接通信動作状態読出部6321、第1近接通信動作判定部6322、第1近接通信動作変更監視部6323について説明する。なお、本実施形態の通信部61及び71に関する説明は、図6と図7で同等のため、図6を使用して行う。
第1近接通信動作状態読出部6321は、通信装置6への電源投入後に記憶14に記憶されている第1近接無線通信部611の動作状態情報を読み出す。なお、第1近接無線通信部611の動作状態情報とは、第1近接無線通信部611に対して電源が供給されているかどうかを表す情報である。
第1近接通信動作判定部6322は、第1近接無線通信部611に対して電源が供給されているかどうかを判定する。
第1近接通信動作変更監視部6323は、第1近接無線通信部611に対する電源供給の有無が変更されたかどうかを監視する。
続いて、図8のフローチャートを参照して、本実施形態における第1近接無線通信部611への電力供給の有無に応じた第2近接無線通信部612の省電力化制御について説明する。
本フローチャートは、通信装置6または7に対して電源が投入されたことにより開始される。
まず、第1近接通信動作状態読出部6321は記憶部14に記憶されている第1近接無線通信部611の動作状態情報を読み出す(ステップS800)。
そして、第1近接通信動作判定部6322は、第1近接無線通信部611に対して電源が供給されているかどうかを判定する(ステップS801)。
ステップS801において、第1近接無線通信部611に対して電源が供給されていると判定された場合(ステップS801;Yes)は、ステップS802に遷移する。第2近接通信起動制御部1324は、電源コントローラ121を制御して、第2近接無線通信部612への電源供給を停止する(ステップS802)。
なお、ここで、通信実行時よりも低いクロックを供給して動作させるスリープ動作や、クロックの供給を停止するディープスリープ動作、のいずれかの動作状態で待機させるようにしても良い。このような動作状態にすることで第2近接無線通信部612の省電力化を図ることが可能となり、電源供給を停止する方法とほぼ同様の効果を得ることが可能である。
一方、ステップS801において、第1近接無線通信部611に対して電源が供給されていないと判定された場合(ステップS801;No)は、ステップS803に遷移する。第2近接通信起動制御部1324は、電源コントローラ121を制御して、第2近接無線通信部612への電源供給を開始する(ステップS803)。
なお、ここで、通信装置6が備える第2近接無線通信部612が、スリープ動作またはディープスリープ動作で待機している場合は、通信実行時に使用すべき通常のクロックを供給することとする。
ステップS802、及びステップS803の処理終了後、ステップS804に遷移する。第1近接通信動作変更監視部6323は、第1近接無線通信部611に対する電源供給の有無が変更されたかどうかを判定する(ステップS804)。
ステップS804において、第1近接無線通信部611に対する電源供給の有無が変更されていないと判定された場合(ステップS804;No)、第1近接通信動作変更監視部6323は、第1近接無線通信部611に対する電源供給の有無が変更されたかどうかの判定処理を再び行う(ステップS804)。
一方、ステップS804において、第1近接無線通信部611に対する電源供給の有無が変更されたと判定された場合(ステップS804;Yes)、ステップS801に遷移する。第1近接通信動作判定部6322は、第1近接無線通信部611に対して電源が供給されているかどうかを判定する(ステップS801)。ステップS801以降の処理は上述した通りである。
以上、本実施形態に示したように、第1近接無線通信部611への電力供給の有無に応じて第2近接無線通信部612への電力供給を制御することで、第1近接無線通信部611への電力供給をユーザ設定により一時的に停止しているような場合においても、第2近接無線通信部612の省電力化を図りつつ、ユーザは対向のデータ受信側の通信装置7における第2近接無線通信部712の通電の有無を意識すること無くデータ通信を実行可能なため、ユーザに対して利便性の高いサービスを提供できる。
なお、本実施形態では、ユーザ設定により一時的に第1近接無線通信部611への電力供給を停止するように要求された場合、第2近接無線通信部612への電力供給を開始する制御方法を記載したが、表示部15を通じ、図9に示すような通知をユーザに行うことで、第2近接無線通信部612への電力供給を行わないように制御しても良い。
そうすることで、通信待機時は、第1近接無線通信部611への電力供給の有無に関わらず、第2近接無線通信部612には電力供給を行わないため、第2近接無線通信部612の更なる省電力化を図ることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。
通信部11等が備える第1近接無線通信部111及び第2近接無線通信部112の2種類に限定されず、第n近接無線通信部まで拡張することができる。その場合、最も通信レートが高い近接無線通信部を介して無線通信を行うこともできる。また、バッテリ122の残量に応じて、使用する近接無線通信部を変更することもできる。例えば、バッテリ122の残量が多い場合には、消費電力を考慮せずに通信レートが高い近接無線通信部によって無線通信を行うこともでき、バッテリ122の残量が少ない場合には、消費電力が少ない近接無線通信部によって無線通信を行うこともできる。
1・・・通信装置、10・・・バス、11・・・通信部、111・・・第1近接無線通信部、111a・・・第1近接無線通信アンテナ、112・・・第2近接無線通信部、112a・・・第2近接無線通信アンテナ、12・・・電源部、121・・・電源コントローラ、122・・・バッテリ、13・・・制御部、131・・・通信制御部、1311・・・第1近接無線通信制御部、1312・・・第2近接無線通信制御部、132・・・省電力制御部、1321・・・第2近接通信開始要求監視部、1322・・・ターゲット第2近接通信起動要求送信部、1323・・・ターゲット第2近接通信起動判定部、1324・・・第2近接通信起動制御部、1325・・・第2近接通信確立要求送信部、1326・・・第2近接通信確立要求応答監視部、1327・・・第2近接通信ネゴ処理制御部、14・・・記憶部、141・・・第2近接通信アプリ、15・・・表示部、16・・・操作部、2・・・通信装置、21・・・通信部、211・・・第1近接無線通信部、211a・・・第1近接無線通信アンテナ、212・・・第2近接無線通信部、212a・・・第2近接無線通信アンテナ、232・・・省電力制御部、2321・・・第2近接通信起動要求監視部、2322・・・第2近接通信起動制御部、2323・・・第2近接通信起動要求応答送信部、2324・・・第2近接通信確立要求監視部、2325・・・第2近接通信確立要求応答送信部、2326・・・第2近接通信ネゴ処理制御部、2327・・・第2近接通信アプリ起動制御部、4・・・通信装置、41・・・通信部、412・・・第2近接無線通信部、412a・・・第2近接無線通信アンテナ、6・・・通信装置、61・・・通信部、611・・・第1近接無線通信部、611a・・・第1近接無線通信アンテナ、612・・・第2近接無線通信部、612a・・・第2近接無線通信アンテナ、631・・・省電力制御部、6321・・・第1近接通信動作状態読出部、6322・・・第1近接通信動作判定部、6323・・・第1近接通信動作変更監視部、7・・・通信装置、71・・・通信部、711・・・第1近接無線通信部、711a・・・第1近接無線通信アンテナ、712・・・第2近接無線通信部、712a・・・第2近接無線通信アンテナ、901・・・画像イメージ、902・・・画像イメージ

Claims (8)

  1. 複数の無線通信部を備える通信装置であって、
    他の通信装置と無線通信を行う第1の無線通信部と、
    前記第1の無線通信部より通信レートが高く、かつ、無線通信可能な距離が前記第1の無線通信部と同等以上である第2の無線通信部と、
    前記第1の無線通信部及び/又は前記第2の無線通信部に電力を供給又は電力の供給を停止して、当該第1の無線通信部及び/又は当該第2の無線通信部の動作を制御する制御部と、を備え、
    前記第1の無線通信部が前記他の通信装置と無線通信可能な場合、前記制御部は、前記第2の無線通信部に電力を供給して起動させて、当該第2の無線通信部を介して当該他の通信装置と無線通信を行い、
    前記第2の無線通信部と前記他の通信装置との接続が完了した後、データ送受信を開始する前に、当該データ送受信のために必要な情報を、前記第2の無線通信部を介して取得し、取得した必要な情報に基づいて、前記第2の無線通信部を利用するアプリケーションを起動する、
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記制御部は、前記第2の無線通信部を介して前記他の通信装置との無線通信を開始する旨の要求を受けると、前記第1の無線通信部の動作状態によらず、当該第2の無線通信部に電力を供給して、当該第2の無線通信部を介して当該他の通信装置と無線通信可能となるように、当該第2の無線通信部の動作を制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記制御部は、前記第2の無線通信部を介して前記他の通信装置と無線通信を行う旨の接続要求を、当該第2の無線通信部を介して当該他の通信装置に所定の時間間隔で送信する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 複数の無線通信部を備える通信装置であって、
    他の通信装置と無線通信を行う第1の無線通信部と、
    前記第1の無線通信部より通信レートが高く、かつ、無線通信可能な距離が前記第1の無線通信部と同等以上である第2の無線通信部と、
    前記第1の無線通信部及び/又は前記第2の無線通信部に電力を供給又は電力の供給を停止して、当該第1の無線通信部及び/又は当該第2の無線通信部の動作を制御する制御部と、を備え、
    前記第1の無線通信部が前記他の通信装置と無線通信可能な場合、前記制御部は、当該第1の無線通信部を介して当該他の通信装置と無線通信を行った後、前記第2の無線通信部に電力を供給して、当該第2の無線通信部を介して当該他の通信装置と無線通信を行い、
    前記第2の無線通信部と前記他の通信装置との接続が完了した後、データ送受信を開始する前に、当該データ送受信のために必要な情報を、前記第2の無線通信部を介して取得し、取得した必要な情報に基づいて、前記第2の無線通信部を利用するアプリケーションを起動する、
    ことを特徴とする通信装置。
  5. 前記制御部は、前記第1の無線通信部を介して前記他の通信装置と無線通信を行う前、前記第2の無線通信部への電力の供給を制限する、
    ことを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  6. 前記第1の無線通信部は、前記第2の無線通信部より消費電力が少ない、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 複数の無線通信部を備えるコンピュータを、
    他の通信装置と無線通信を行う第1の無線通信部、
    前記第1の無線通信部より通信レートが高く、かつ、無線通信可能な距離が前記第1の無線通信部と同等以上である第2の無線通信部、
    前記第1の無線通信部及び/又は前記第2の無線通信部に電力を供給又は電力の供給を停止して、当該第1の無線通信部及び/又は当該第2の無線通信部の動作を制御する制御部、として機能させ、
    前記第1の無線通信部が前記他の通信装置と無線通信可能な場合、前記制御部は、前記第2の無線通信部に電力を供給して起動させて、当該第2の無線通信部を介して当該他の通信装置と無線通信を行い、
    前記第2の無線通信部と前記他の通信装置との接続が完了した後、データ送受信を開始する前に、当該データ送受信のために必要な情報を、前記第2の無線通信部を介して取得し、取得した必要な情報に基づいて、前記第2の無線通信部を利用するアプリケーションを起動する、
    ように機能させることを特徴とするプログラム。
  8. 複数の無線通信部を備えるコンピュータを、
    他の通信装置と無線通信を行う第1の無線通信部、
    前記第1の無線通信部より通信レートが高く、かつ、無線通信可能な距離が前記第1の無線通信部と同等以上である第2の無線通信部、
    前記第1の無線通信部及び/又は前記第2の無線通信部に電力を供給又は電力の供給を停止して、当該第1の無線通信部及び/又は当該第2の無線通信部の動作を制御する制御部、として機能させ、
    前記第1の無線通信部が前記他の通信装置と無線通信可能な場合、前記制御部は、当該第1の無線通信部を介して当該他の通信装置と無線通信を行った後、前記第2の無線通信部に電力を供給して、当該第2の無線通信部を介して当該他の通信装置と無線通信を行い、
    前記第2の無線通信部と前記他の通信装置との接続が完了した後、データ送受信を開始する前に、当該データ送受信のために必要な情報を、前記第2の無線通信部を介して取得し、取得した必要な情報に基づいて、前記第2の無線通信部を利用するアプリケーションを起動する、
    ように機能させることを特徴とするプログラム。
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