JP5333291B2 - 半導体回路の試験方法及び試験装置 - Google Patents

半導体回路の試験方法及び試験装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5333291B2
JP5333291B2 JP2010044278A JP2010044278A JP5333291B2 JP 5333291 B2 JP5333291 B2 JP 5333291B2 JP 2010044278 A JP2010044278 A JP 2010044278A JP 2010044278 A JP2010044278 A JP 2010044278A JP 5333291 B2 JP5333291 B2 JP 5333291B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
semiconductor chip
probe card
conductive adhesive
semiconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010044278A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011179958A (ja
Inventor
正孝 水越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2010044278A priority Critical patent/JP5333291B2/ja
Publication of JP2011179958A publication Critical patent/JP2011179958A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5333291B2 publication Critical patent/JP5333291B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Measuring Leads Or Probes (AREA)

Description

本発明は、半導体回路の試験方法及び試験装置に関するものである。
複数の半導体装置を含む電子機器システムは、年々大規模化し高速化しており、また、大きさは一層の小型化が望まれている。大規模で高速な電子機器システムは、一般に複数のLSI(Large Scale Integration)チップ及び電子部品が用いられている。電子機器システムを小型化にするために、半導体チップであるLSIチップはベアチップで高密度実装されたモジュール(サブシステム)とされ、モジュールを組み合わせて電子機器システムが構成される。このためベアチップを高密度実装することにより、チップ間の配線距離は短くなり電子機器システムが高速化される。
このような電子機器システムにおけるモジュールにおいては、1個のLSIチップが不良であれば、モジュール全体として不良となってしまう。また、LSIチップが良品であったとしても、他のLSIチップとのタイミングが合わなければ、電子機器システムにおける高速化は実現されない。
具体的には、複数のLSIチップにより大規模な電子機器システムが形成されている場合、LSIチップが1つでも不良であれば、電子機器システム全体が不良となってしまう。例えば、10個のLSIチップからなる電子機器システムの場合では、LSIチップの良品率が、99.5%であった場合には、電子機器システムとしての良品率は、95.1%であり、約5%が不良となってしまう。また、LSIチップ間の相互のタイミングを合わせることが必要となる場合においては、最も遅いタイミングのLSIチップに動作速度が律速されるため、高速な電子機器システムは容易に得ることはできない。
よって、複数のLSIチップが用いられている大規模な電子機器システムでは、電子機器システムとして組み上げた状態で動作させなければ、最終的な良否判断を行うことができない。このため複数のLSIチップが用いられている大規模な電子機器システムでは、すべてのLSIチップにおけるタイミングを調節するため、何度となくLSIチップの交換が行われている。
一方、LSIチップ等における半導体回路の試験を行うものとしては、図1に示すプローブカード及びパフォーマンスボードを用いた構造のものがある。具体的には、パフォーマンスボード110とプローブカード120とを有しており、パフォーマンスボード110とプローブカード120とは、中継コンタクト130により各々の電極端子同士が電気的に接続されている。即ち、中継コンタクト130の内部には、複数のコンタクトピン131が設けられており、コンタクトピン131を介し、パフォーマンスボード110における電極端子とプローブカード120における電極端子とが電気的に接続される。また、プローブカード120の中継コンタクト130が接続されている面とは反対側の面には、プローブユニット140が設けられており、LSIチップ150等の電極端子と接触し電気的に接続することができる構造となっている。また、プローブユニット140には、複数のプローブピン141が設けられており、プローブピン141を介し、プローブカード120における電極端子とLSIチップ150等の電極端子とが電気的に接続される。
特開平3−19251号公報 特開平7−37934号公報 特開平8−124980号公報 特開平9−113578号公報
ところで、ハンダバンプによりLSIチップが接続される場合において、電子機器システムが不良である場合や、高速動作に対応していない場合には、ハンダを再溶融させてLSIチップを取外し交換する必要がある。この交換は、通常、人により行われるため交換する際のコストが高くなってしまう。また、交換の際に、ハンダが酸化されてしまったり、LSIチップにダメージを与えてしまう場合がある。
一方、ハンダ等を金属的な接合部材を用いることなく、針状の接触端子により一時的に電気的に接触させて、複数のLSIチップの試験を行う方法が考えられる。しかしながら、電子機器システムは複数のLSIチップを含んだものであり、これらすべてのLSIチップにおける数千から数万の電極に均一なコンタクトを行うことは極めて困難である。即ち、LSIチップにおける電極(バンプ電極)の高さのバラツキ、LSIチップにおける厚さのバラツキにより、すべての接触端子において良好な電気的接続を得ることは極めて困難である。更に、LSIチップにおける電極端子のピッチが数十μmから数百μmと狭いため、これに対応した針状の接触端子を作製することは極めて困難である。また、たとえ、このような針状の接触端子を作製することができたとしても、極めて高価なものとなり試験装置に用いた場合、半導体回路の試験コストが膨大なものとなってしまう。
このため、低コストで短時間に行うことができ、試験装置やLSIチップにダメージを与えることなく、複数のLSIチップを組み合わせた状態での試験を行うことのできる半導体回路の試験方法及び試験装置が望まれている。
本実施の形態の一観点によれば、常温では固体であって第1の温度で溶融し第2の温度で揮発する有機材料に、導電性フィラを練入することにより作製された導電性接着剤を、前記第1の温度以上で加熱した状態で、半導体チップの電極端子の表面に付着させる導電性接着剤付着工程と、前記導電性接着剤の温度が前記第1の温度以下となることにより、前記半導体チップの電極端子が、前記導電性接着剤を介し対応するプローブカードの電極端子と電気的に接続されるように固定する半導体チップ接続工程と、前記半導体チップが前記プローブカードに電気的に接続されているものについて、前記半導体チップにおける半導体回路の試験を行う試験工程と、前記半導体チップが前記プローブカードに電気的に接続されているものを第2の温度以上に加熱し、前記有機材料を揮発させることにより前記プローブカードより前記半導体チップを取外す半導体チップ取外工程と、を有する。
また、本実施の形態の他の一観点によれば、常温では固体であって第1の温度で溶融する有機材料に、導電性フィラを練入することにより作製された導電性接着剤を、前記第1の温度以上で加熱した状態で、半導体チップの電極端子の表面に付着させる導電性接着剤付着工程と、前記導電性接着剤の温度が前記第1の温度以下となることにより、前記半導体チップの電極端子が、前記導電性接着剤を介し対応するプローブカードの電極端子と電気的に接続されるように固定する半導体チップ接続工程と、前記半導体チップが前記プローブカードに電気的に接続されているものについて、前記半導体チップにおける半導体回路の試験を行う試験工程と、前記半導体チップが前記プローブカードに電気的に接続されているものを有機溶剤に浸漬させることにより、前記プローブカードより前記半導体チップを剥離し取外す有機溶剤浸漬工程と、を有する。
開示の半導体回路の試験方法及び試験装置によれば、複数のLSIチップを組み合わせた状態における試験を低コストで短時間に行うことができる。
従来のプローブカードとパフォーマンスボード部分の構造図 第1の実施の形態における半導体回路の試験方法の説明図(1) 第1の実施の形態における半導体回路の試験方法の説明図(2) 第1の実施の形態における半導体回路の試験方法の説明図(3) 第1の実施の形態における半導体回路の試験方法の説明図(4) 第1の実施の形態における半導体回路の試験装置の構造図 コンタクトピンの構造図 第1の実施の形態における半導体回路の試験方法の説明図(5) 第1の実施の形態における半導体回路の試験方法の説明図(6) 第1の実施の形態における他の半導体回路の試験方法の説明図 第1の実施の形態における半導体回路の試験方法により分類された半導体チップの説明図 第1の実施の形態における半導体回路の試験方法により分類する方法のフローチャート 第2の実施の形態における半導体回路の試験方法の説明図(1) 第2の実施の形態における半導体回路の試験方法の説明図(2) 第2の実施の形態における半導体回路の試験方法の説明図(3) 第2の実施の形態における半導体回路の試験方法の説明図(4) 第2の実施の形態における半導体回路の試験方法の説明図(5)
発明を実施するための形態について、以下に説明する。
〔第1の実施の形態〕
第1の実施の形態について説明する。本実施の形態は、半導体チップに形成された半導体回路の試験方法及び試験装置である。
本実施の形態における半導体回路の試験方法は、最初に、図2に示すように、半導体チップであるLSIチップ10の電極端子11の表面に導電性接着剤20を付着させる。具体的には、シリコンまたはガラス等により形成された平板21の表面に導電性接着剤20を載せ、LSIチップ10の電極端子11を平板21上に載せられた導電性接着剤20に接触させることにより、電極端子11の表面に導電性接着剤20を付着させる。
この導電性接着剤20は、有機材料に導電性フィラを練入したものである。導電性フィラとしては、0.1μm〜0.5μmの金、銀、金合金等の金属微粉末が用いられる。金属微粉末は、一般的には、数μmから10数μmの大きさのものが用いられるが、サブミクロンサイズの金属微粉末を用いると、金属表面の活性化エネルギーが小さくなり、低温で金属微粉末が溶着することが知られている。更に、金属微粉末の大きさがナノレベルになると、金属微粉末同士が溶着または凝集し易くなり扱いにくくなる。よって、金属微粉末の大きさは、0.1μmから0.5μmであることが好ましい。また、有機材料としては、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド、ポリブテン、ポリオレフィン、ハイドロカーボン(alkane)等が挙げられる。これらの有機材料は、室温では固体であって、第1の温度で溶融し、第2の温度で揮発(気化)する材料である。例えば、ポリエチレングリコール#6000(融点:60℃)を用いることにより、室温等の環境の温度でLSIチップ10の試験を行うことができる。ポリエチレングリコールは、水やアルコールに溶けやすいため、試験後のLSIチップの剥離や洗浄を容易に行うことができる。更に、高温の環境における試験が必要の場合には、例えば、ポリエチレンオキシドの分子量100万〜800万を導電性樹脂として用いることにより、高温の環境において試験を行うことも可能である。ポリエチレンオキシドは、ポリエチレングリコールと同様に水やアルコールにより除去することが可能である。
尚、本実施の形態では、第1の温度は有機材料が溶融する温度であり、第2の温度は有機材料が揮発する温度である。このため、通常は第1の温度よりも第2の温度が高い場合が多いが、第1の温度と第2の温度とが略同じ温度となる場合も含まれる。
また、平板21は、第1の温度以上に加熱されており、平板21上では、導電性接着剤20はスキージ等により所定の厚さの液体となっている。この後、LSIチップ10の電極端子11を液体となった導電性接着剤20を接触させることにより、電極端子11の表面に導電性接着剤20を付着させる。また、電極端子11に確実に導電性接着剤20を付着させるため、電極端子11の表面は平坦に加工されており、更には、電極端子11の高さも揃えられている。尚、第1の温度よりも第2の温度が高い有機材料を用いる場合においては、第1の温度以上、第2の温度以下で平板21を加熱する場合がある。
次に、図3に示すように、プローブカード30にLSIチップ10を導電性接着剤20により張り付ける。プローブカード30の一方の面には、LSIチップ10の電極端子11と電気的に接続するための電極端子31が設けられており、他方の面には、後述する試験の際に、コンタクトピンと接触する電極端子32が設けられている。
具体的には、導電性接着剤20が付着している電極端子10を、プローブカード30の一方の面において、所定のプローブカード30における電極端子31と所定のLSIチップ10の電極端子11とが接続されるように載置して張り付ける。導電性接着剤20は、常温では固体となるため、プローブカード30にLSIチップ10を接触させた状態で放置することにより冷却され、張り付けることができる。この際、張り付けられるLSIチップチップ10は複数のチップであり、これらの複数のチップにより電子機器システムまたはモジュールが形成されるものである。尚、この状態で後述する試験を行うことも可能である。但し、この状態では、プローブカード30とLSIチップ10との接着が必ずしも十分ではない。
次に、図4に示すように、絶縁性樹脂40によりプローブカード30とLSIチップ10とを固定する。具体的には、図3に示す状態では、プローブカード30とLSIチップ10との接着が必ずしも十分ではない。よって、絶縁性樹脂40により、プローブカード30とLSIチップ10とを固定する。具体的には、第1の温度よりも低い第3の温度で溶融する絶縁性樹脂40をLSIチップ10が張り付けられているプローブカード30に、不図示のノズル等により供給する。供給された絶縁性樹脂40は、プローブカード30とLSIチップ10との隙間に入り込み、放置することにより冷却されて固体となり、プローブカード30とLSIチップ10とが固定される。絶縁性樹脂40としては、ポリエチレングリコール#1000(融点:40℃)を用いることができる。また、絶縁性樹脂40は、より高い温度で溶融する樹脂材料であってもよく、導電性接着剤20に含まれる有機材料の溶融温度である第1の温度よりも低い溶融温度の材料であって、絶縁性を有する材料であればよい。
次に、図5に示すように、複数のLSIチップ10が張り付けられたプローブカード30を設置し、複数のLSIチップ10の試験を行う。図5及び図6に基づき、本実施に形態における半導体回路の試験装置を説明する。本実施に形態における半導体回路の試験装置は、中継コンタクト50、パフォーマンスボード60、スティフナー61、テストヘッド62を有するプローバ70とテスタ71とを有し、プローバ70とテスタ71とは接続ケーブル63により接続されている。中継コンタクト50には、複数のコンタクトピン51が設けられており、このコンタクトピン51を介し、パフォーマンスボード60における不図示の電極端子と、プローブカード30における電極端子32とが各々電気的に接続される。また、コンタクトピン51は、図7に示すように、円筒形状の筒状部51aの両端側に、上部端子部51bと下部端子部51cとが設けられており、上部端子部51bと下部端子部51cとは、バネ部51dにより接続されている。上部端子部51bはパフォーマンスボード60における各々の電極端子と接触し、下部端子部51cはプローブカード30における電極端子32と接触する。このようなコンタクトピン51では、上部端子部51bと下部端子部51cとを介し上下方向より力が加わることにより、バネ部51dが伸縮し、パフォーマンスボード60における電極端子とプローブカード30における電極端子32との電気的な接続が維持される。このような半導体回路の試験装置を用いることにより、複数のLSIチップ10が組み合わされた状態において試験を行うことができる。
本実施の形態における試験装置では、プローブカード30と複数のLSIチップ10との電気的な接続が確実になされているため、精度の高い検査を行うことができる。また、従来の試験装置において用いられていたプローブピンを必要とすることはない。
次に、試験が行った後、試験装置よりプローブカード30を取外し、図8に示すように、プローブカード30を第2の温度以上に加熱し、導電性接着剤20の樹脂材料及び絶縁性樹脂40を揮発させて除去する。尚、絶縁性樹脂40の気化温度は、第2の温度と同じか、または、第2の温度よりも低い温度である。これにより、プローブカード30からLSIチップ10を剥離することができる。
次に、図9に示すように、導電性接着剤20の樹脂材料及び絶縁性樹脂40を揮発させた状態では、LSIチップ10及びプローブカード30の表面には導電性接着剤20に含まれている金属フィラ20aが残ってしまう。よって、洗浄等を行うことにより金属フィラ20aを除去する。
尚、本実施の形態では、図8に示すようにプローブカード30を第2の温度に加熱することなく、図10に示すように、樹脂材料等を溶解する有機溶剤41に浸漬させることにより、プローブカード30からLSIチップ10を剥離することも可能である。この有機溶剤41は、絶縁性樹脂40を用いていない場合には、導電性接着剤20を溶解する有機材料、絶縁性樹脂40を用いている場合には、導電性接着剤20及び絶縁性樹脂40を溶解する有機材料を用いる。この場合、導電性接着剤20に含まれる導電性フィラも同時に除去されるため、図9に示すようなプローブカード30の洗浄等を特に行う必要がない。尚、プローブカード30を有機溶剤41に浸漬させる場合においても、その後に付着したゴミや溶剤等を除去するために、更に、LSIチップ10及びプローブカード30の洗浄を行ってもよい。
尚、本実施の形態では、図5に示すように半導体回路の試験装置による試験は、常温または所定の温度(測定温度)で行われる。この所定の温度は、絶縁性樹脂40を用いていない場合には、第1の温度以下の温度であり、絶縁性樹脂40を用いている場合には、第3の温度以下の温度である。即ち、第1の温度、または第1の温度及び第3の温度は、所定の温度よりも高い温度である。
これにより、図11に示すように、不良のLSIチップ10bを排除することができるとともに、良品のLSIチップ10aにおいても、LSIチップ10aの組み合わされたセットに動作周波数ごとに分けることができる。例えば、不良のLSIチップ10bを排除し、更に、周波数Aセットは、最も動作周波数の高い組み合わせのもの、周波数Bセットは、その次に動作周波数の高い組み合わせのもの、周波数Cセットは、通常の動作周波数の組み合わせのものと分類することができる。
また、上述の試験方法を繰り返し行うことにより、所定の組み合わせのLSIチップ10のセットを得ることができる。
一例として、図12に基づき所望の組み合わせのLSIチップ10のセットを得る試験方法について説明する。
最初に、ステップ102(S102)において、複数のLSIチップ10をプローブカード30に張り付ける。プローブカード30へのLSIチップ10の張り付け方法は、上述した方法により張り付ける。
次に、ステップ104(S104)において、複数のLSIチップ10を組み合わせたものが所定の特性を満たしているか否か判断する。具体的には、上述した方法により、複数のLSIチップ10の試験を行い所定の特性を満たしているか否かを判断する。この判断は、例えば、所定の周波数で動作するか否か等である。所定の特性を満たしているものと判断された場合には、ステップ106に移行する。一方、所定の特性を満たしていないものと判断された場合には、ステップ108に移行する。
次に、ステップ106(S106)において、プローブカード30よりLSIチップ10を剥離した後、終了する。プローブカード30からLSIチップ10を剥離する方法は、上述した方法により行う。剥離された複数のLSIチップ10を組み合わせたものは、所定の特性を有するもの、例えば、所定の周波数で動作するものであるため、所定のLSIチップ10のセットとして分類される。
一方、ステップ108(S108)においても、プローブカード30よりLSIチップ10を剥離する。プローブカード30からLSIチップ10を剥離する方法は、上述した方法により行う。この後、ステップ110に移行する。
次に、ステップ110(S110)において、別のLSIチップ10を含めた複数のLSIチップ10をプローブカード30に張り付ける。即ち、ステップ108において剥離された複数のLSIチップ10を組み合わせたものは、所定の特性を有していないため、所定の特性が得られるようにLSIチップ10を交換して、プローブカード30に張り付ける。この後、ステップ104に移行し再度試験を行う。
このようにして、所定の特性のLSIチップ10のセットを得ることができる。
以上より、本実施の形態における半導体回路の試験方法では、複数のLSIチップにより形成される電子機器システムの信頼性を低コストで高めることができる。即ち、本実施の形態では、複数のLSIチップを検査する際に、複数のLSIチップの交換が容易であり、高価なプローブ等を用いる必要がなく、また、LSIチップ間の相互のタイミングを合わせたチップセットを得ることができる。これにより、従来は、歩留まりが低く、高価であった複数のLSIチップからなる電子機器システムを高い信頼性で低価格で製造することが可能となる。
本実施の形態における半導体回路の試験方法は、LSIチップに代えて半導体ウエハを用いた場合についても適用することができる。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、第1の実施の形態とは異なる半導体チップに形成された半導体回路の試験方法である。
本実施の形態における半導体回路の試験方法は、最初に、図13に示すように、LSIチップ10を均一の厚さAに加工する。尚、LSIチップ10の厚さとは、LSIチップ10の背面から電極端子11の先端までの長さを意味するものである。具体的には、LSIチップ10の背面を所定の均一の厚さAよりも若干厚く研磨による加工を行う。次に、LSIチップ10の背面を基準として、LSIチップ10の電極端子11の先端を厚さAとなるように切削または研磨することにより加工する。これにより、試験の対象となるすべてのLSIチップ10を均一の厚さに加工することができる。この状態では、LSIチップ10の背面と電極端子11の先端を結ぶ線とが平行となる。尚、LSIチップ10の背面の研磨等によるバラツキは、電極端子11の高さよりも十分に小さくしておくことが必要である。このような研削等の方法としては、国際公開第2004/061935号パンフレットに記載されている。
次に、図14に示すように、LSIチップ10の電極端子11の表面に導電性接着剤20を付着させる。具体的には、シリコンまたはガラス等により形成された平板21の表面に導電性接着剤20を載せ、LSIチップ10の電極端子11を平板21上に載せられた導電性接着剤20に接触させることにより、電極端子11の表面に導電性接着剤20を付着させる。用いる導電性接着剤20及び平板21については、第1の実施の形態において用いたものと同様のものである。
次に、図15に示すように、プローブカード30にLSIチップ10を導電性接着剤20により張り付ける。プローブカード30の一方の面には、LSIチップ10の電極端子11と電気的に接続するための電極端子31が設けられており、他方の面には、後述する試験の際に、コンタクトピンと接触する電極端子32が設けられている。
具体的には、導電性接着剤20が付着している電極端子10を、プローブカード30の一方の面において、所定のプローブカード30における電極端子31と所定のLSIチップ10の電極端子11とが接続されるように載置して張り付ける。導電性接着剤20は、常温では固体となるため、プローブカード30にLSIチップ10を接触させた状態で放置することにより冷却され、張り付けることができる。この際、張り付けられるLSIチップチップ10は複数のチップであり、これらの複数のチップにより電子機器システムまたはモジュールが形成されるものである。
次に、図16に示すように、背面板80と固定部材81を用いて、プローブカード30とLSIチップ10とを固定する。即ち、図15に示す状態では、プローブカード30とLSIチップ10との接着が必ずしも十分ではない。また、LSIチップ10における熱膨張率は約3×10−6/℃であり、プローブカード30における熱膨張率は10〜20×10−6/℃であり異なっている。このため、高温状態において試験を行う場合には、LSIチップ10がプローブカード30より剥がれてしまう場合がある。よって、背面板80を用いて、LSIチップ10をプローブカード30に固定する。具体的には、金属材料等からなる平行平板の背面板80をLSIチップ10の背面に設置し、金属材料等からなる固定部材81により機械的に背面板80をプローブカード30側に押さえつけるように固定する。これにより、LSIチップ10は、プローブカード30と背面板80との間に挟まれて固定される。
尚、LSIチップ10とプローブカードと30の固定をより強固にするため、図17に示すように、第1の温度よりも低い第3の温度で溶融する絶縁性樹脂40をLSIチップ10とプローブカード30とを加熱して液体の状態で供給する。この後、放置することにより絶縁性樹脂40を冷却させ凝固させて固定してもよい。
この後、第1の実施の形態と同様に、図5及び図6と同様の半導体回路の試験装置を用い、半導体回路の試験を行う。
この後、固定部材81と背面板をプローブカード30より取外し、第1の実施の形態と同様に第2の温度に加熱することにより、導電性接着剤20を揮発させ、プローブカード30よりLSIチップ10を剥離させる。この後、更に、第1の実施の形態と同様にプローブカード30の洗浄を行う。
また、絶縁性樹脂40を用いている場合には、固定部材81と背面板をプローブカード30より取外し、第2の温度に加熱することにより、絶縁性樹脂40及び導電性接着剤20を揮発させる、プローブカード30よりLSIチップ10を剥離させる。尚、絶縁性樹脂40の気化温度は、第2の温度と同じか、または、第2の温度よりも低い温度である。この後、第1の実施の形態と同様にプローブカード30の洗浄を行う。
更に、第1の実施の形態と同様に、導電性接着剤20の樹脂材料及び絶縁性樹脂40を溶解する有機溶剤41に浸漬させることにより、プローブカード30からLSIチップ10を剥離することも可能である。
このようにして、第1の実施の形態と同様に半導体回路の試験を行い、試験を行った後、半導体回路の形成されたLSIチップ10を容易に剥離することができる。
尚、上記以外の内容については、第1の実施の形態と同様である。
以上、実施の形態について詳述したが、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
上記の説明に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
常温では固体であって第1の温度で溶融し第2の温度で揮発する有機材料に、導電性フィラを練入することにより作製された導電性接着剤を、前記第1の温度以上で加熱した状態で、半導体チップの電極端子の表面に付着させる導電性接着剤付着工程と、
前記導電性接着剤の温度が前記第1の温度以下となることにより、前記半導体チップの電極端子が、前記導電性接着剤を介し対応するプローブカードの電極端子と電気的に接続されるように固定する半導体チップ接続工程と、
前記半導体チップが前記プローブカードに電気的に接続されているものについて、前記半導体チップにおける半導体回路の試験を行う試験工程と、
前記半導体チップが前記プローブカードに電気的に接続されているものを第2の温度以上に加熱し、前記有機材料を揮発させることにより前記プローブカードより前記半導体チップを取外す半導体チップ取外工程と、
を有することを特徴とする半導体回路の試験方法。
(付記2)
前記半導体チップ取外工程の後、前記プローブカードに付着している前記導電性接着剤に含まれていた前記導電性フィラを除去するための洗浄工程を有することを特徴とする付記1に記載の半導体回路の試験方法。
(付記3)
常温では固体であって第1の温度で溶融する有機材料に、導電性フィラを練入することにより作製された導電性接着剤を、前記第1の温度以上で加熱した状態で、半導体チップの電極端子の表面に付着させる導電性接着剤付着工程と、
前記導電性接着剤の温度が前記第1の温度以下となることにより、前記半導体チップの電極端子が、前記導電性接着剤を介し対応するプローブカードの電極端子と電気的に接続されるように固定する半導体チップ接続工程と、
前記半導体チップが前記プローブカードに電気的に接続されているものについて、前記半導体チップにおける半導体回路の試験を行う試験工程と、
前記半導体チップが前記プローブカードに電気的に接続されているものを有機溶剤に浸漬させることにより、前記プローブカードより前記半導体チップを剥離し取外す有機溶剤浸漬工程と、
を有することを特徴とする半導体回路の試験方法。
(付記4)
前記導電性フィラは、金、銀、金合金の金属微粒子であって、前記金属微粒子の粒径は、0.1μmから0.5μmであることを特徴とする付記1から3のいずれかに記載の半導体回路の試験方法。
(付記5)
前記試験工程は、前記半導体チップの良否または前記半導体チップが所定の周波数で動作するか否かの検査であることを特徴とする付記1から4のいずれかに記載の半導体回路の試験方法。
(付記6)
前記半導体チップ接続工程の後、前記試験工程の前に、前記第1の温度より低く常温よりも高い第3の温度で溶融する絶縁性樹脂を、前記半導体チップと前記プローブカードとの間に液体の状態で供給し、前記絶縁性樹脂の温度が第3の温度以下となることにより、前記半導体チップと前記プローブカードとを固定する絶縁性樹脂固定化工程を有することを特徴とする付記1から5のいずれかに記載の半導体回路の試験方法。
(付記7)
前記導電性接着剤付着工程の前に、前記半導体チップの背面から電極端子の先端までの厚さを均一にする半導体チップ加工工程と、
前記半導体チップ接続工程の後、前記試験工程の前に、前記半導体チップの背面に背面板を設け、前記背面板により前記半導体チップが押さえつけられるように前記プローブカードに固定される背面板固定工程と、
前記試験工程の後、前記背面板を前記プローブカードより取外す背面板取外工程と、
を有することを特徴とする付記1から5のいずれかに記載の半導体回路の試験方法。
(付記8)
前記半導体チップ加工工程は、前記半導体チップの背面を基準として、前記電極端子の先端の高さを揃えることを特徴とする付記7に記載の半導体回路の試験方法。
(付記9)
前記背面板固定工程の後、前記試験工程の前に、前記第1の温度より低く常温よりも高い第3の温度で溶融する絶縁性樹脂を、前記半導体チップと前記プローブカードとの間に液体の状態で供給し、前記絶縁性樹脂の温度が第3の温度以下となることにより、前記半導体チップと前記プローブカードとを固定する絶縁性樹脂固定化工程を有することを特徴とする付記7または8に記載の半導体回路の試験方法。
(付記10)
半導体チップ接続工程において、前記プローブカードに取り付けられる前記半導体チップは複数であることを特徴とする付記1から9のいずれかに記載の半導体回路の試験方法。
(付記11)
半導体チップ接続工程において、前記プローブカードに取り付けられる前記半導体チップは複数であって、
前記半導体チップ加工工程において、すべての前記半導体チップの背面から電極端子の先端までの厚さを均一にすることを特徴とする付記7から9のいずれかに記載の半導体回路の試験方法。
(付記12)
前記試験工程において、不良と判断された半導体チップ及び前記所定の周波数では動作しないものと判断された半導体チップは、前記半導体チップ取外工程または前記有機溶剤浸漬工程の後、他の半導体チップと交換し、再度前記半導体回路の試験方法を行うものであることを特徴とする付記10または11に記載の半導体回路の試験方法。
(付記13)
前記半導体回路の試験方法は繰り返し行われるものであることを特徴とする付記12に記載の半導体回路の試験方法。
(付記14)
前記試験工程における試験の結果に基づき、複数の前記半導体チップを一つのセットとし、前記セットを動作周波数ごとに分類することを特徴とする付記10から13のいずれかに記載の半導体回路の試験方法。
(付記15)
前記試験工程は、所定の温度により行われるものであって、
前記第1の温度、または前記第1の温度及び前記第3の温度は、前記所定の温度よりも高い温度であることを特徴とする付記1から14のいずれかに記載の半導体回路の試験方法。
(付記16)
半導体チップに形成された半導体回路を試験するためのプローブカードと、
前記プローブカードの一方の面における電極端子と、対応する前記半導体チップの電極端子とを電気的に接続する、常温では固体であって第1の温度で溶融する有機材料に、導電性フィラを練入することにより作製された導電性接着剤と、
前記プローブカードの他方の面における電極端子と、電気的に接続するための複数のコンタクトピンを有する中継コンタクトと、
を有することを特徴とする半導体回路の試験装置。
(付記17)
前記導電性フィラは、金、銀、金合金の金属微粒子であって、前記金属微粒子の粒径は、0.1μmから0.5μmであることを特徴とする付記16に記載の半導体回路の試験装置。
(付記18)
前記プローブカードの一方の面には、
前記半導体チップの背面に設置された背面板と、
前記半導体チップを前記プローブカード側に前記背面板により押さえつけるように固定する固定部材と、
を有することを特徴とする付記16または17に記載の半導体回路の試験装置。
(付記19)
前記半導体チップと前記プローブカードの間には、前記半導体チップと前記プローブカードとを固定するための前記第1の温度より低く常温よりも高い第3の温度で溶融する絶縁性樹脂が設けられていることを特徴とする付記16から18のいずれかに記載の半導体回路の試験装置。
(付記20)
前記試験工程は、所定の温度により行われるものであって、
前記第1の温度、または前記第1の温度及び前記第3の温度は、前記所定の温度よりも高い温度であることを特徴とする付記16から19のいずれかに記載の半導体回路の試験装置。
10 LSIチップ
11 電極端子
20 導電性接着剤
20a 導電性フィラ
21 平板
30 プローブカード
31 電極端子
32 電極端子
40 絶縁性樹脂
41 有機溶剤
50 中継コンタクト
51 コンタクトピン
51a 筒状部
51b 上部端子部
51c 下部端子部
51d バネ部
60 パフォーマンスボード
61 スティフナー
62 テストヘッド
63 接続ケーブル
70 プローバ
71 テスタ

Claims (6)

  1. 常温では固体であって第1の温度で溶融し第2の温度で揮発する有機材料に、導電性フィラを練入することにより作製された導電性接着剤を、前記第1の温度以上で加熱した状態で、半導体チップの電極端子の表面に付着させる導電性接着剤付着工程と、
    前記導電性接着剤の温度が前記第1の温度以下となることにより、前記半導体チップの電極端子が、前記導電性接着剤を介し対応するプローブカードの電極端子と電気的に接続されるように固定する半導体チップ接続工程と、
    前記半導体チップが前記プローブカードに電気的に接続されているものについて、前記半導体チップにおける半導体回路の試験を行う試験工程と、
    前記半導体チップが前記プローブカードに電気的に接続されているものを第2の温度以上に加熱し、前記有機材料を揮発させることにより前記プローブカードより前記半導体チップを取外す半導体チップ取外工程と、
    を有することを特徴とする半導体回路の試験方法。
  2. 前記半導体チップ取外工程の後、前記プローブカードに付着している前記導電性接着剤に含まれていた前記導電性フィラを除去するための洗浄工程を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体回路の試験方法。
  3. 常温では固体であって第1の温度で溶融する有機材料に、導電性フィラを練入することにより作製された導電性接着剤を、前記第1の温度以上で加熱した状態で、半導体チップの電極端子の表面に付着させる導電性接着剤付着工程と、
    前記導電性接着剤の温度が前記第1の温度以下となることにより、前記半導体チップの電極端子が、前記導電性接着剤を介し対応するプローブカードの電極端子と電気的に接続されるように固定する半導体チップ接続工程と、
    前記半導体チップが前記プローブカードに電気的に接続されているものについて、前記半導体チップにおける半導体回路の試験を行う試験工程と、
    前記半導体チップが前記プローブカードに電気的に接続されているものを有機溶剤に浸漬させることにより、前記プローブカードより前記半導体チップを剥離し取外す有機溶剤浸漬工程と、
    を有することを特徴とする半導体回路の試験方法。
  4. 前記半導体チップ接続工程の後、前記試験工程の前に、前記第1の温度より低く常温よりも高い第3の温度で溶融する絶縁性樹脂を、前記半導体チップと前記プローブカードとの間に液体の状態で供給し、前記絶縁性樹脂の温度が第3の温度以下となることにより、前記半導体チップと前記プローブカードとを固定する絶縁性樹脂固定化工程を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の半導体回路の試験方法。
  5. 前記導電性接着剤付着工程の前に、前記半導体チップの背面から電極端子の先端までの厚さを均一にする半導体チップ加工工程と、
    前記半導体チップ接続工程の後、前記試験工程の前に、前記半導体チップの背面に背面板を設け、前記背面板により前記半導体チップが押さえつけられるように前記プローブカードに固定される背面板固定工程と、
    前記試験工程の後、前記背面板を前記プローブカードより取外す背面板取外工程と、
    を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の半導体回路の試験方法。
  6. 前記背面板固定工程の後、前記試験工程の前に、前記第1の温度より低く常温よりも高い第3の温度で溶融する絶縁性樹脂を、前記半導体チップと前記プローブカードとの間に液体の状態で供給し、前記絶縁性樹脂の温度が第3の温度以下となることにより、前記半導体チップと前記プローブカードとを固定する絶縁性樹脂固定化工程を有することを特徴とする請求項5に記載の半導体回路の試験方法。
JP2010044278A 2010-03-01 2010-03-01 半導体回路の試験方法及び試験装置 Expired - Fee Related JP5333291B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010044278A JP5333291B2 (ja) 2010-03-01 2010-03-01 半導体回路の試験方法及び試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010044278A JP5333291B2 (ja) 2010-03-01 2010-03-01 半導体回路の試験方法及び試験装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011179958A JP2011179958A (ja) 2011-09-15
JP5333291B2 true JP5333291B2 (ja) 2013-11-06

Family

ID=44691611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010044278A Expired - Fee Related JP5333291B2 (ja) 2010-03-01 2010-03-01 半導体回路の試験方法及び試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5333291B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117554779B (zh) * 2023-11-14 2024-06-07 苏州微飞半导体有限公司 一种金属丝垂直导电胶acs测试设备及其使用方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63289824A (ja) * 1987-05-21 1988-11-28 Fuji Electric Co Ltd 集積回路装置の実装方法
JP2574369B2 (ja) * 1988-03-07 1997-01-22 松下電器産業株式会社 半導体チップの実装体およびその実装方法
JP2699726B2 (ja) * 1991-11-15 1998-01-19 松下電器産業株式会社 半導体装置の実装方法
JP3720887B2 (ja) * 1994-11-18 2005-11-30 富士通株式会社 接触子装置
JP3260253B2 (ja) * 1995-01-06 2002-02-25 松下電器産業株式会社 半導体装置の検査方法と検査用導電性接着剤
JPH09197007A (ja) * 1995-12-29 1997-07-31 Texas Instr Inc <Ti> 半導体ダイを仮パッケージする方法
JPH09283555A (ja) * 1996-04-16 1997-10-31 Toshiba Corp 半導体チップの実装構造および半導体パッケージの製造方法および半導体パッケージ
JPH1022342A (ja) * 1996-07-08 1998-01-23 Sony Corp 半導体装置の製造方法
JP2001015227A (ja) * 1999-06-30 2001-01-19 Matsushita Electronics Industry Corp 半導体装置の検査装置
JP2003297877A (ja) * 2003-03-06 2003-10-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品の実装体
JP2006032632A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 実装構造およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011179958A (ja) 2011-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5576630A (en) Probe structure for measuring electric characteristics of a semiconductor element
KR100838434B1 (ko) 프로브 카드
US8222086B2 (en) Integrated semiconductor substrate structure using incompatible processes
TW300373B (ja)
KR100306412B1 (ko) 범프구조체,이방성도전막및범프구조체제조방법
US7637007B2 (en) Approach for fabricating cantilever probes for probe card assemblies
JP3052074B2 (ja) 集積回路チップのバーンインテスト基板及びこれを用いたノウングッドダイの製造方法
JP5333291B2 (ja) 半導体回路の試験方法及び試験装置
US6245582B1 (en) Process for manufacturing semiconductor device and semiconductor component
JP2715793B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2014182005A (ja) 半導体装置の検査方法及びその方法を用いた半導体装置の製造方法
US7566575B2 (en) Mounting circuit and method for producing semiconductor-chip-mounting circuit
JP5859834B2 (ja) プローブカード用のバンプ付きメンブレンシート、プローブカード及びプローブカード用のバンプ付きメンブレンシートの製造方法
JP4071768B2 (ja) ホール形成基板及びその製造方法並びにウェハ一括コンタクトボード
JP2009276090A (ja) インターポーザを備えたプローブカード
JP5048942B2 (ja) プローブピン,プローブカード及びプローブ装置
JP2002151558A (ja) 半導体検査装置の製造方法および半導体検査装置、ならびに半導体装置の検査方法
JPH0763787A (ja) プローブ構造
JP2013007603A (ja) 半導体装置の製造方法
JP4246558B2 (ja) プローブ用配線基板及び半導体素子の製造方法
JPH0763786A (ja) プローブ構造
JP2004317162A (ja) プローブカード、プローブピン及びその製造方法
JP6451206B2 (ja) プローブ針、プローブカード、プローブ針の製造方法及びプローブ針の再生方法
Razeeb et al. Nanowire ACF for ultrafine-pitch flip-chip interconnection
Perfecto et al. MCM-D/C application for a high performance module

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130624

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130702

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130715

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130829

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees