JP5333248B2 - X線撮影装置 - Google Patents

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Description

この発明は、被検体向けてX線を照射するX線管と、このX線管から照射され被検体を通過したX線を検出するX線検出部とを備えたX線撮影装置に関し、特に、散乱線除去グリッドを備えたX線撮影装置に関する。
このようなX線撮影装置において使用される散乱線除去グリッドは、X線撮影時に散乱状態のX線を除去するためのものであり、X線吸収部材とX線透過性の中間部材とが交互に配設された構成を有する。この散乱線除去グリッドを使用した場合には、X線画像の画質低下等の原因となる散乱X線を除去することが可能となる。
但し、散乱除去グリッドは、常に使用されるとは限らない。例えば、X線検出器に対してキャリブレーションを実行するときには、散乱線除去グリッドを取り外した状態でX線検出器に対してX線を照射する。また、撮影目的によっては、散乱線除去グリッドを取り除いた状態でX線撮影を実行するグリッドレス撮影が行われることもある。
すなわち、散乱線除去グリッドは、X線撮影装置に装着され、あるいは、X線撮影装置から離脱される。このため、X線撮影装置に対して、グリッドが正確に装着されているか否かを検出するようにしたX線撮影装置が提案されている(特許文献1および特許文献2参照)。
特開2003−185755号公報 特開2006−280517号公報
このような従来のX線撮影装置において、互いに異なる複数種の散乱線除去グリッドが使用される場合がある。このような場合においては、現在X線撮影装置にどのような散乱線除去グリッドが装着されているのかを検出手段により検出し、表示部等に表示することが好ましい。
これを可能にするためには、従来、使用する散乱線除去グリッドの種類に応じて多数のセンサを配設し、これにより現在装着されている散乱線除去グリッドの種類を検出するようにしている。例えば、マイクロスイッチを複数個配設し、そのオンオフによる二値化情報を利用して散乱線除去グリッドの種類を検出する構成を採用した場合には、5〜8種類の異なる散乱線除去グリッドを検出するために、3個のセンサが必要となる。しかしながら、装置の製造コストをより安価とするためには、センサの数は可能な限り少数であることが好ましい。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、互いに異なる複数種の散乱線除去グリッドを使用する場合においても、少ない数のセンサにより装置に装着されている散乱線除去グリッドの種類を認識することが可能なX線撮影装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、被検体向けてX線を照射するX線管と、前記X線管から照射され前記被検体を通過したX線を検出するX線検出部と、を備えたX線撮影装置において、前記X線検出部と前記被検体との間に配設された、グリッド枠を装着するためのグリッド枠案内部と、前記グリッド枠案内部に対して所定の位置に配設された距離センサと、その中央部に互いに異なる散乱線除去グリッドを支持するとともに、前記グリッド枠案内部に装着されたときに前記距離センサの検出範囲内となる位置に検出片が付設された、複数のグリッド枠と、を備えるとともに、前記複数のグリッド枠における各検出片は、当該グリッド枠が前記グリッド枠案内部に装着されたときに、前記距離センサとの距離が互いに異なる位置に付設されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記複数のグリッド枠は平面視において略矩形状の形状を有し、前記グリッド枠案内部は前記各グリッド枠の互いに対向する2辺を支持するとともに、前記グリッド枠は前記グリッド枠案内部に支持される2辺とは直交する1辺を先頭にして前記グリッド枠案内部に挿入される構成を有し、前記距離センサは、その検出方向が前記グリッド枠における前記先頭側の1辺と平行となる方向に配置されるとともに、前記各グリッド枠における検出片は、前記先頭側の1辺における互いに異なる位置に付設される。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記グリッド枠における前記グリッド枠案内部に支持される2辺のうちの一方には、凹部が形成されるとともに、前記グリッド枠案内部における前記グリッド枠の凹部に対応する位置には、当該凹部と係合することにより、前記グリッド枠が前記グリッド枠案内部に正確に装着されたか否かを検出するための検出手段が配設される。
請求項4に記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記検出手段は、前記距離センサを、その検出方向が前記グリッド枠の先頭側の1辺と平行となる方向と、当該距離センサに近接配置された第2検出片と対向する方向との間で揺動させる揺動機構と、一端が前記距離センサに連結されるとともに、他端が前記グリッド枠案内部に対して固定された索体と、前記グリッド枠が前記グリッド枠案内部に正確に装着された状態においては、当該グリッド枠に形成された凹部内に進入するとともに、前記グリッド枠が前記グリッド枠案内部に正確に装着されない状態においては、当該グリッド枠における前記凹部が形成された1辺の側方に当接するピン部材と、を備え、前記グリッド枠が前記グリッド枠案内部に正確に装着されない状態においては、前記ピン部材が前記索体を押圧することにより、前記距離センサを、その検出方向が前記グリッド枠の先頭側の1辺と平行となる方向から当該距離センサに近接配置された第2検出片と対向する方向に揺動させる。
請求項5に記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記検出手段は、前記グリッド枠に形成された凹部と係合することにより、当該グリッド枠が前記グリッド枠案内部に正確に装着されたことを検出するスイッチである。
請求項1および請求項2に記載の発明によれば、互いに異なる複数種の散乱線除去グリッドを使用する場合においても、単一の距離センサと互いに異なる位置に配設された検出片との作用により、多数のセンサを使用することなく、装置の装着されている散乱線除去グリッドの種類を認識することが可能となる。
請求項3乃至請求項5に記載の発明によれば、グリッド枠の凹部と係合してグリッド枠の案内部への装着状況を検出する検出手段の作用により、グリッド枠が案内部に正確に装着されたか否かを検出することが可能となる。
この発明を適用するX線撮影装置の概要図である。 この発明の第1実施形態に係るグリッド機構5の概要図である。 この発明の第1実施形態に係るグリッド機構5の概要図である。 この発明の第2実施形態に係るグリッド機構5の概要図である。 この発明の第2実施形態に係るグリッド機構5の概要図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、この発明を適用するX線撮影装置の概要図である。
このX線撮影装置は、被検体である患者4を載置するテーブル3と、この患者4に向けてX線を照射するX線管1と、このX線管1から照射され患者4を通過したX線を検出するX線検出部としてのフラットパネルディテクタ2と、後述する散乱線除去グリッドを有するグリッド機構5とを備える。X線管1は、高電圧発生部9を介して制御部6に接続されている。この制御部6は、入力部7および表示部8に接続されている。このX線撮影装置によるX線撮影時には、散乱X線はグリッド機構5における散乱線除去グリッドにより除去される。
図2および図3は、この発明の第1実施形態に係るグリッド機構5の概要図である。
図2(a)は、散乱線除去グリッド11を支持するグリッド枠12を示しており、図2(b)はこのグリッド枠12を装着するための一対のガイド部材21、22を含むグリッド枠案内部を示している。
図2(a)に示すグリッド枠12は、平面視において、その中央部に散乱線除去グリッド11を支持する略矩形状の形状を有する。このグリッド枠12は、図2(b)に示すグリッド枠案内部における一対のガイド部材21、22に支持される互いに対向する2辺12b、12cと、このグリッド枠12をグリッド枠案内部に向けて挿入するときにその先頭となる、前記2辺12b、12cとは直交する方向を向く1辺12aと、この先頭側の1辺12aとは逆側の後端側の1辺12dとを備える。
図2(a)に示すように、グリッド枠12における先頭側の1辺12aには、13個の検出片固定部14が一定ピッチで配設されている。そして、これら13個の検出片固定部14の一つには、検出片13が固定されている。また、グリッド枠12における対向する2辺12b、12cのうちの一方12cには、凹部15が形成されている。さらに、グリッド枠12における後端側の1辺12dには、グリップ16が付設されている。
12(b)に示すように、グリッド枠案内部を構成する一対のガイド部材21、22は、グリッド枠12における対向する2辺12b、12cと対応する位置に配設されている。これらのガイド部材21、22のうち、一方のガイド部材21の長さは、他方のガイド部材22の長さより長くなっている。また、ガイド部材22付近には、グリッド枠12を位置決めするための位置決めピン31が配設されている。
一方のガイド部材22の先端付近には、距離センサ23が配設されている。この距離センサ23は、測定した距離に比例したアナログの電圧値や電流値を出力することができるものである。特に、この実施形態における距離センサ23は、図示しない投光部と受光部とを備え、反射式で距離を測定する形式のものが採用されている。
この距離センサ23は、軸24を中心に、位置決めピン32に当接する位置と、位置決めピン33に当接する位置との間を、揺動可能に支持されている。ここで、距離センサ23が位置決めピン32に当接する位置は、距離センサ23が、この距離センサ23と近接配置された第2検出片17と対向し、距離センサ23の検出方向が第2検出片17を向く方向である。また、距離センサ23が位置決めピン33に当接する位置は、後程説明するように、距離センサ23の検出方向が、グリッド枠12の先頭側の1辺12aと平行となる方向である。また、この距離センサ23は、引っ張りバネ25の作用により、反時計回り方向に付勢されている。
距離センサ23の後端部は、ワイヤー等からなる索体26に連結されている。この索体26の他端は、止着部材36によりガイド部材22の後端付近に固定されている。また、この索体26は、ガイドピン34、35により案内されて移動可能となっている。
ガイド部材22における上述したグリッド枠12の凹部15に対応する位置には、ピン部材28が配設されている。このピン部材28は、後述するように、グリッド枠12が一対のガイド部材21、22に正確に装着された状態においては、グリッド枠12に形成された凹部15内に進入する。また、グリッド枠12が一対のガイド部材21、22に正確に装着されない状態においては、ピン部材28は、グリッド枠12の側方に当接する。この状態においては、ピン部材28は、索体26を押圧する。これにより、距離センサ23の検出方向が、図2(b)に示す方向から第2検出片17と対向する方向に変更される。
以上のような構成を有するグリッド機構5において、グリッド枠案内部にグリッド枠12が装着されていない状態においては、図2(b)に示すように、距離センサ23の検出方向は対向するガイド部材21方向となっており、距離センサ23はガイド部材21までの距離Aを検出している。この距離センサ23の検出値は、図1に示す制御部6に送信される。そして、制御部6は、この距離センサ23が距離Aを検出していることから、ガイド部材21、22を含むグリッド枠案内部にはグリッド枠12が装着されていないと判断し、表示部8にその旨の表示を行う。
この状態から、図3(a)に示すように、グリッド枠12がグリッド枠案内部における一対のガイド部材21、22に挿入された場合においては、ピン部材28がグリッド枠12の側方により押圧され、ピン部材28におけるグリッド枠12との当接側とは逆側が索体26側に突出する。この状態においては、ピン部材28が索体26を押圧することになり、その一端を止着部材36によりガイド部材22に固定された索体26における他端部が引っ張られることになる。これにより、距離センサ23の検出方向が、図2(b)に示すガイド部材21方向から、図3(a)に示すように、第2検出片17と対向する方向に変更される。
この状態においては、距離センサ23は第2検出片17までの距離Bを検出している。この距離センサ23の検出値は、図1に示す制御部6に送信される。そして、制御部6は、この距離センサ23が距離Bを検出していることから、ガイド部材21、22を含むグリッド枠案内部にはグリッド枠12が装着されてはいるが、正しい位置には配置されておらず、正確には装着されていないと判断し、表示部8にその旨の表示を行う。
この状態からさらにグリッド枠12が移動し、図3(b)に示すように、グリッド枠12が正しい位置に装着された場合においては、ピン部材28がグリッド枠12に形成された凹部15と係合することによりグリッド枠12の側方から離脱する。これにより、索体26側に突出していたピン部材28の突出状態が解消される。このため、ピン部材28による索体26への押圧状態が解除され、索体26が距離センサ23を引っ張る状態が解消する。これにより、距離センサ23の検出方向が、図3(a)に示す第2検出片17と対向する方向から、図2(b)と同様の方向に変更される。
この状態においては、距離センサ23の検出方向が、グリッド枠12の先頭側の1辺12a(図2(b)参照)と平行となる方向を向くことになる。このため、図3(b)に示すように、距離センサ23は、グリッド枠12の先頭側の1辺12aにおける13個の検出片固定部14に固定された検出片13を検出することになる。この状態においては、距離センサ23は検出片13までの距離Cを検出している。この距離センサ23の検出値は、図1に示す制御部6に送信される。そして、制御部6は、この距離センサ23が検出した距離Cに対応して、グリッド枠12により支持されている散乱線除去グリッド11の種別を判断し、表示部8にその表示を行う。
すなわち、グリッド枠12における先頭側の1辺12aには、そこに指示された散乱線除去グリッド11の種類に応じて、互いに異なる位置に検出片13が固定されている。より具体的には、グリッド枠12における先頭側の1辺12aには、13個の検出片固定部14が一定ピッチで配設されているが、これら13個の検出片固定部14のうち、散乱線除去グリッド11に対応する位置に配置された検出片固定部14に検出片13が固定されている。
別の言い方をすれば、このX線撮影装置においては、散乱線除去グリッド11の種類に応じた複数のグリッド枠12が予め準備されており、各グリッド枠12における各検出片13は、そこに支持された散乱線除去グリッド11の種類に応じて互いに異なる位置に配置されている。従って、グリッド枠12がグリッド枠案内部に装着されたときには、各検出片13と距離センサ23との距離Cが、散乱線除去グリッドに対応した互いに異なる距離となる。
制御部6は、この距離Cと散乱線除去グリッド11との対応関係を予め記憶している。そして、距離センサ23が検出した距離Cに対応して、グリッド枠12により支持されている散乱線除去グリッド11の種別を判断し、表示部8にその散乱線除去グリッド11の種別の表示を行う。
以上の構成を有するグリッド機構5によれば、単一の距離センサ23を使用して最大13種類の散乱線除去グリッド11を認識することが可能となる。また、この距離センサ23を使用して、グリッド枠12がグリッド枠案内部における一対のガイド部材21、22に正確に装着されているか否かを検出することが可能となる。
次に、この発明の他の実施形態について説明する。図4および図5は、この発明の第2実施形態に係るグリッド機構5の概要図である。なお、図2および図3に示す実施形態と同一の部材については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図4(a)は、散乱線除去グリッド11を支持するグリッド枠12を示しており、図4(b)はこのグリッド枠12を装着するための一対のガイド部材21、22を含むグリッド枠案内部を示している。
図4(a)に示す第2実施形態に係るグリッド枠12は、図2(a)に示す実施形態第1実施形態に係るグリッド枠12と同様である。これに対して、図4(b)に示す第2実施形態に係るグリッド枠案内部は、距離センサ43として固定のものを使用するとともに、図2(b)に示す第1実施形態に係るグリッド枠案内部における索体を利用した距離センサ23の揺動機構のかわりに、マイクロスイッチ44を使用している。
この第2実施形態に係るグリッド機構5において、グリッド枠案内部にグリッド枠12が装着されていない状態においては、図4(b)に示すように、距離センサ43の検出方向は対向するガイド部材21方向となっており、距離センサ43はガイド部材21までの距離Aを検出している。この距離センサ43の検出値は、図1に示す制御部6に送信される。そして、制御部6は、この距離センサ43が距離Aを検出していることから、ガイド部材21、22を含むグリッド枠案内部にはグリッド枠12が装着されていないと判断し、表示部8にその旨の表示を行う。
この状態から、図5(a)に示すように、グリッド枠12がグリッド枠案内部における一対のガイド部材21、22に挿入された場合においては、マイクロスイッチ44の検出子がグリッド枠12の側方により押圧され、マイクロスイッチ44の信号がオンとなる。また、この状態においては、距離センサ43はガイド部材21までの距離Aを検出している。このマイクロスイッチ44の信号と距離センサ43の検出値とは、図1に示す制御部6に送信される。そして、制御部6は、マイクロスイッチ44がオンとなり、かつ、距離センサ43が距離Aを検出していることから、ガイド部材21、22を含むグリッド枠案内部にはグリッド枠12が装着されてはいるが、正しい位置には配置されておらず、正確には装着されていないと判断し、表示部8にその旨の表示を行う。
この状態からさらにグリッド枠12が移動し、図5(b)に示すように、グリッド枠12が正しい位置に装着された場合においては、マイクロスイッチ44の検出子がグリッド枠12に形成された凹部15と係合することにより、マイクロスイッチ44の信号はオフとなる。この状態においては、距離センサ43は検出片13までの距離Cを検出している。この距離センサ43の検出値は、図1に示す制御部6に送信される。そして、制御部6は、この距離センサ43が検出した距離Cに対応して、グリッド枠12により支持されている散乱線除去グリッド11の種別を判断し、表示部8にその表示を行う。
この第2実施形態に係るグリッド機構5によれば、単一の距離センサ43を使用して最大13種類の散乱線除去グリッド11を認識することが可能となる。また、マイクロスイッチ44の信号を使用して、グリッド枠12がグリッド枠案内部における一対のガイド部材21、22に正確に装着されているか否かを検出することが可能となる。
なお、上述した実施形態においては、いずれも、グリッド枠12における先頭側の1辺12aに13個の検出片固定部14を配設し、これに検出片13を固定することにより、13種類の散乱線除去グリッドを指示するグリッド枠12を識別するようにしている。この検出片固定部14は、識別が必要なグリッド枠12の数に対応して配設すればよい。また、この検出片固定部14は、検出片13を、距離センサ23、43の検出範囲内となる位置において、距離センサ23、43との距離が互いに異なる位置に配置しうるものであれば、任意の構成のものを採用することができる。
1 X線管
2 フラットパネルディテクタ
3 テーブル
4 患者
5 グリッド機構
6 制御部
7 入力部
8 表示部
11 散乱線除去グリッド
12 グリッド枠
13 検出片
14 検出片固定部
17 第2検出片
21 ガイド部材
22 ガイド部材
23 距離センサ
24 軸
25 引っ張りバネ
26 索体
28 ピン部材
43 距離センサ
44 マイクロスイッチ

Claims (5)

  1. 被検体向けてX線を照射するX線管と、前記X線管から照射され前記被検体を通過したX線を検出するX線検出部と、を備えたX線撮影装置において、
    前記X線検出部と前記被検体との間に配設された、グリッド枠を装着するためのグリッド枠案内部と、
    前記グリッド枠案内部に対して所定の位置に配設された距離センサと、
    その中央部に互いに異なる散乱線除去グリッドを支持するとともに、前記グリッド枠案内部に装着されたときに前記距離センサの検出範囲内となる位置に検出片が付設された、複数のグリッド枠と、
    を備えるとともに、
    前記複数のグリッド枠における各検出片は、当該グリッド枠が前記グリッド枠案内部に装着されたときに、前記距離センサとの距離が互いに異なる位置に付設されていることを特徴とするX線撮影装置。
  2. 請求項1に記載のX線撮影装置において、
    前記複数のグリッド枠は平面視において略矩形状の形状を有し、前記グリッド枠案内部は前記各グリッド枠の互いに対向する2辺を支持するとともに、前記グリッド枠は前記グリッド枠案内部に支持される2辺とは直交する1辺を先頭にして前記グリッド枠案内部に挿入される構成を有し、
    前記距離センサは、その検出方向が前記グリッド枠における前記先頭側の1辺と平行となる方向に配置されるとともに、
    前記各グリッド枠における検出片は、前記先頭側の1辺における互いに異なる位置に付設されるX線撮影装置。
  3. 請求項2に記載のX線撮影装置において、
    前記グリッド枠における前記グリッド枠案内部に支持される2辺のうちの一方には、凹部が形成されるとともに、
    前記グリッド枠案内部における前記グリッド枠の凹部に対応する位置には、当該凹部と係合することにより、前記グリッド枠が前記グリッド枠案内部に正確に装着されたか否かを検出するための検出手段が配設されるX線撮影装置。
  4. 請求項3記載のX線撮影装置において、
    前記検出手段は、
    前記距離センサを、その検出方向が前記グリッド枠の先頭側の1辺と平行となる方向と、当該距離センサに近接配置された第2検出片と対向する方向との間で揺動させる揺動機構と、
    一端が前記距離センサに連結されるとともに、他端が前記グリッド枠案内部に対して固定された索体と、
    前記グリッド枠が前記グリッド枠案内部に正確に装着された状態においては、当該グリッド枠に形成された凹部内に進入するとともに、前記グリッド枠が前記グリッド枠案内部に正確に装着されない状態においては、当該グリッド枠における前記凹部が形成された1辺の側方に当接するピン部材と、を備え、
    前記グリッド枠が前記グリッド枠案内部に正確に装着されない状態においては、前記ピン部材が前記索体を押圧することにより、前記距離センサを、その検出方向が前記グリッド枠の先頭側の1辺と平行となる方向から当該距離センサに近接配置された第2検出片と対向する方向に揺動させるX線撮影装置。
  5. 請求項3記載のX線撮影装置において、
    前記検出手段は、
    前記グリッド枠に形成された凹部と係合することにより、当該グリッド枠が前記グリッド枠案内部に正確に装着されたことを検出するスイッチであるX線撮影装置。
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