JP5333054B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、キーボード等を備える本体部と画像等を表示する表示部とを備えた折り畳み可能な電子機器に関する。
従来、複数のキー等の入力部を備える本体部と、画像を表示する表示画面を有する表示部とを有し、入力部に対して表示画面が対向するように本体部に対して表示部を折り畳み可能な電子機器が知られている。表示部が表示画面での例えばペン等による入力機能を有する場合には、本体部に対して表示部を開いた状態では、ペン等による入力操作が困難となる場合がある。このため、電子機器が、本体部と表示部とに対してそれぞれ回動可能に設けられた連結部材を備えるようにすることで、回動軸を2箇所にし、本体部の裏面と表示部の裏面とが対向するように本体部に対して表示部を逆向きに折り畳むことを可能にしている。これにより、ペン等による入力操作を容易にしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平7−84677号公報(段落[0004]、図1)
しかしながら、上述した技術では、表示部は、連結部材と回動可能に連結するための蝶番等の連結機構を備える必要がある。このため、この連結機構の奥行き方向のサイズ分、表示部の奥行き方向のサイズが小さくなる、という問題がある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、表示画面のサイズを大きくしつつ、表示部の第1の表面とは表裏逆側の第1の裏面と、本体部の第2の表面とは表裏逆側の第2の裏面とを対向させることが可能であると共に、本体部の第2の表面と表示部の第1の表面とのなす角を所定の鈍角とすることが可能な電子機器を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る電子機器は、表示部と、本体部と、連結部とを有する。
上記表示部は、画像を表示可能な表示画面を有する第1の表面と、上記第1の表面と表裏逆側の第1の裏面とを有する。
上記本体部は、上記第1の裏面に対向するように配置可能な第2の裏面と、上記第2の裏面と表裏逆側の第2の表面と、上記第2の表面側に設けられ情報を入力するための第1の入力部とを有する。
上記連結部は、上記表示部の第1の裏面と上記本体部の第2の裏面とが対向する第1の状態と、上記本体部の第2の表面に対する上記第1の表面のなす角度が所定の鈍角となる第2の状態との間で上記本体部と上記表示部とを回動自在に連結する。
上記連結部は、上記回動を担う軸と、上記軸を軸支する軸受部と、上記表示部の上記第1の裏面に設けられ、上記軸および上記軸受部のうち一方を有する第1の突部と、上記本体部の第2の表面に設けられ、上記軸および上記軸受部のうち他方を有する第2の突部とを有する。
本発明では、軸および軸受部のうち一方を有する第1の突部が、表示部の第1の裏面に設けられ、軸および軸受部のうち他方を有する第2の突部が、本体部の第2の表面に設けられている。このため、表示部が連結部に重なる位置にまで設けられることになるので、表示部のうち連結部に重なる部分の分、表示部のサイズを大きくすることができる。また、軸および軸受部を本体部の第2の表面からこの第2の表面に直交する方向に突出した位置に位置させることができる。これにより、表示部の第1の裏面と本体部の第2の裏面とが対向する第1の状態と、本体部の第2の表面に対する表示部の第1の表面のなす角度が所定の鈍角となる第2の状態との間で本体部に対して表示部を回動自在とすることができる。
上記本体部の上記第2の突部は、バッテリを収容するバッテリ収容部を有するようにしてもよい。
これにより、第2の突部が占める領域をバッテリを収容するための領域として用いることができる。
上記第1の突部は、上記本体部に係合して、上記第2の状態に拘束する係合部を有するようにしてもよい。
これにより、第2の状態での本体部の第2の表面に対する表示部の第1の表面のなす角度を規制することができる。
上記第1の入力部は、複数のキーを備えるキーボードユニットを有し、上記第2の表面には、上記キーボードユニットの上記複数のキーを表出可能な複数の開口が形成されており、当該電子機器は、上記本体部と上記表示部との相対的な回動に連動して、各上記開口を通じて各上記キーが上記第2の表面から突出した第1の状態と上記第2の表面から突出しない第2の状態との間で上記キーボードユニットを移動させる移動機構を更に具備するようにしてもよい。
これにより、本体部に対する表示部の回動に連動して移動機構によりキーボードユニットを移動させ各キーを各開口から表出したり表出させなかったりすることができる。
上記表示部の上記表示画面は、上記第1の裏面の上記第1の突部が設けられた領域に対応する上記第1の表面の領域を含む、上記第1の表面のほぼ全体領域に設けられているようにしてもよい。
これにより、表示部の第1の表面のほぼ全域を表示画面として用いることができる。
上記本体部は、矩形板形状を有し、上記軸に沿う方向に第1の方向を有し、上記第1の方向及び上記キーの移動する方向に直交する方向に第2の方向を有し、上記移動機構が、上記表示部の回動に伴い上記軸を中心軸として上記軸の周りに所定の径で回動可能となるように上記第1の突部に設けられたピンと、上記ピンの係合する第2の係合部が形成されており、上記ピンの回動に応じて上記ピンから力が働き上記第2の方向にスライド可能なカムと、上記カムに固定され、上記キーボードユニットの上記キーが配置された側とは反対側の面である裏面側で上記第2の方向にスライド可能に設けられ、上記キーボードユニットの裏面側に当接可能であると共に上記第2の方向で上記連結部側に向けて下降する第1の傾斜面を備える第1の楔状突部を有するスライダーと、上記キーボードユニットの上記裏面側に形成され上記第1の状態で上記第1の楔状突部の上記第1の傾斜面に近接して対向し上記回動の軸の周りの回動に伴う上記スライダーのスライドに伴い上記第1の傾斜面に対して摺動し上記スライダーに対して移動する第2の傾斜面を備える第2の楔状凸部とを有するようにしてもよい。
これにより、表示部の回動に応じて回動の軸の周りに所定の径でピンが回動し、ピンがカムの第2の係合部に係合しているため、ピンの回動に応じてピンからカムに力が働き、カムが奥行き方向にスライドする。この結果、カムに固定されたスライダーが奥行き方向にスライドする。スライダーのスライドに伴い、スライダーの第1の楔状凸部の第1の傾斜面が、キーボードユニットの底面側に形成され第2の楔状突部の第2の傾斜面に対して摺動する。これにより、キーボードユニットの第2の楔状突部をスライダーに対して昇降させることができる。つまり、表示部の回動に連動してキーボードユニットを昇降させることができる。
上記本体部は、矩形板形状を有し、上記軸に沿う方向に第1の方向を有し、上記第1の方向及び上記キーの移動する方向に直交する方向に第2の方向を有し、上記移動機構が、上記表示部の回動に伴い上記軸の周りに回動可能となるように上記第1の突部に設けられたカムと、上記カムに当接すると共に上記カムの回動に連動して上記第2の方向にスライド可能に設けられ、上記第2の方向で連結部側に向けて下降する傾斜孔が形成されたスライダーと、上記スライダーが上記カムに当接するように上記スライダーに力を付与する弾性部材と、上記キーボードユニットを支持し上記傾斜孔を貫通する軸部を有し上記スライダーのスライドに伴う傾斜孔のスライドにより上記傾斜孔に案内されて上記キーの移動方向に移動する支持台とを有するようにしてもよい。
これにより、表示部の回動に応じて表示部と一体的にカムが回動するとき、スライダーがカムに当接するように弾性部材がスライダーに弾性力を付与しているため、カムの回動に連動して本体部の奥行き方向にスライダーがスライドする。このとき、スライダーの傾斜孔内に支持台の軸部が貫通しているので、スライダーのスライドに連動して支持台が昇降する。この結果、支持台に支持されたキーボードユニットの各キーを昇降させることができる。
本発明によれば、表示画面のサイズを大きくしつつ、表示部の第1の表面とは表裏逆側の第1の裏面と、本体部の第2の表面とは表裏逆側の第2の裏面とを対向させることが可能であると共に、本体部の第2の表面と表示部の第1の表面とのなす角を所定の鈍角とすることができる。
本発明の一実施形態に係る電子機器の閉じた状態を示す斜視図である。 図1に示す電子機器の開いた状態を示す斜視図である。 図1に示す電子機器の分解斜視図である。 図1に示す電子機器のA−A断面図である。 図5(A)は図1に示す電子機器の本体部に対して表示部が60度回動した状態を示す斜視図、図5(B)は本体部からキーが突出し始めたときの斜視図である。 図6(A)は本体部に対して表示部が垂直となった状態を示す斜視図、図6(B)は本体部からキーの上昇が終了した状態における斜視図である。 図7(A)はキーの位置を固定するための動作の初期状態を示す斜視図、図7(B)は図7(A)に示す状態から更に表示部を回動させた状態を示す斜視図である。 図8(A)はキーの位置を固定するための動作の終了状態を示す斜視図、図8(B)は本体部に対して表示部が平行になる状態を示す斜視図である。 図9(A)は図5(A)に示す電子機器のB−B断面図、図9(B)は図5(B)に示す電子機器のC−C断面図である。 図10(A)は図6(A)に示す電子機器のD−D断面図、図10(B)は図6(B)に示す電子機器のE−E断面図である。 図11(A)は図7(A)に示す電子機器のF−F断面図、図11(B)は図7(B)に示す電子機器のG−G断面図である。 図12(A)は図8に示す電子機器のH−H断面図、図12(B)は図8(B)に示す電子機器のJ−J断面図である。 図2に示す電子機器のM−M断面図である。 図1に示す電子機器の一使用例を示す側面図である。 第2の実施の形態の電子機器の閉じた状態を示す斜視図である。 図15に示す電子機器の開いた状態を示す斜視図である。 表示部を閉じた状態での電子機器の内部構造を示す斜視図である。 表示部を開いた状態での電子機器の内部構造を示す斜視図である。 表示部を閉じた状態での電子機器の内部構造を示す平面図である。 表示部を開いた状態での電子機器の内部構造を示す平面図である。 表示部を閉じた状態での電子機器の内部を底面側から見た斜視図である。 表示部を閉じた状態での電子機器の内部構造を示す側面図である。 表示部を開いた状態での電子機器の内部構造を示す側面図である。 図24(A)は変形例の電子機器を折り畳んだ状態でのキーボードユニットを示す断面図、図24(B)は変形例の電子機器を開いた状態でのキーボードユニットを示す断面図である。 他の変形例の電子機器の構成を示す斜視図である。 閉じた状態の電子機器が保持された状態を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
[第1の実施の形態]
<電子機器の構成>
図1は本発明の一実施形態に係る電子機器の閉じた状態を示す斜視図、図2は図1に示す電子機器の開いた状態を示す斜視図である。
同図に示すように、電子機器1は、本体部2と、表示部3と、これらを回動自在に連結する連結部4とを備える。
本体部2は、表面2A、表面2Aとは表裏逆側の面を構成する裏面2B、本体部2に内蔵された後述する内蔵部品を備える。表示部3は、例えば画像等を表示可能な表示画面3aを有する液晶パネルを内蔵している。表示部3は、表示画面3aを有する表面3Aとは表裏逆側の面を構成する裏面3Bを備える。表示画面3aは、表面3Aのほぼ全体領域に設けられている。表示部3は、本体部2に対する表示部3の回動の軸である回動軸Xの周りに矢印方向Kに回動自在である。具体的には、表示部3は、図1に示す本体部2に対して表示部3を閉じた状態と、図2に示す本体部2に対して表示部3を開いた状態との間で回動自在である。本体部2の表面2Aに対する表示部3の表示画面3aのなす角度θは、例えば図1では0度、図2では120度である。なお、この角度θは、90度より大きい角度であれば特に限定されない。
表示部3を本体部2に対して閉じた状態では、図1に示すように本体部2の裏面2Bと、表示部3の裏面3Bとが対向する。この閉じた状態では、本体部2に設けられた複数のキー5は、本体部2の表面2Aから突出せずに設けられている。つまり、この閉じた状態では、例えば複数のキー5の上面と、本体部2の表面2Aとがほぼ同一平面(XY平面)内に位置するように配設されている。
本体部2に対して表示部3を開いた状態では、図2に示すように各キー5は、本体部2の厚さ方向(図2に示すZ方向)に本体部2の表面2Aから突出して設けられる。
連結部4は、本体部2の長手方向(図1に示すX方向)に直交する奥行き方向(図1に示すY方向)の奥側かつ表示部3の裏面3B側に設けられた一対の後述する連結機構41を有する。一対の連結機構41は、本体部2の長手方向に平行な回動軸Xの軸方向に離間して設けられている。一対の連結機構41の間には、略円柱形状のバッテリ42Aが収容された略円柱形状のバッテリ収容部42が配置されている。表示部3の奥行き方向のサイズaは、本体部2の表面2Aの奥行き方向のサイズbと連結部4の奥行き方向のサイズcとの和とほぼ同じになっている。
図3は図1に示す電子機器1の分解斜視図、図4は図1に示す電子機器1のA−A断面図である。
電子機器1は、表示部3と、本体部2を構成するキー部キャビネット21、一対のスライドカム22a,22b、スライダー23、キーボードユニット24及びキーカバー25を備える。
表示部3は、液晶パネル等を収容する筺体31を有する。表示部3は、画像等を表示する機能を有すると共に静電容量式や抵抗膜式のタッチパネルとしての機能を有する。
表示部3の裏面3Bには、奥行き方向(Y方向)の奥側に第1の突部33a,33bが突設されている。第1の突部33a,33bは、回動軸Xの軸方向に離間して配設されている。第1の突部33a,33bは、それぞれ図1に示す連結機構41の一部を構成する。第1の突部33a,33bは、それぞれ略円板形状を有する。第1の突部33aの側面には回動軸Xの軸方向に沿うようにピン34aが突設されている。第1の突部33bの側面には回動軸Xの軸方向に沿うようにピン34bが突設されている。ピン34a,34bは、表示部3の回動軸Xからずれた位置に互いに同軸上に突設されている。第1の突部33a,33bには、それぞれキー部キャビネット21と連結するための軸受けである軸受部331a,331bが設けられている。図4に示すように第1の突部33a,33bには、表示部3の裏面3Bから裏面3Bに直交するZ方向に表面2Aから突出する位置に軸受部331a,331bが設けられている。
第1の突部33a,33bの背面側には、係合部としての係止溝33cが形成されている。係合溝33cは、断面略V字形状を有し、回動軸Xに沿う方向に全域に亘って形成されている。各係止溝33cは、図2に示すように本体部2に対して表示部3を開いたときにキーカバー25の端部に係合して表示部3の回動を規制するための溝である(後述する図5及び図13参照)。
キー部キャビネット21は、スライダー23やキーボードユニット24等が収められる矩形状の配置部21a、各連結機構41の一部をそれぞれ構成する第2の突部21b,21c、円柱状端部21d及びバッテリ収容部42を備える。
配置部21aは、スライダー23が配置される内底面21eを備える。内底面21eの奥行き方向(Y方向)の長さは、長さh1である。配置部21aの側壁21Hには、一対の切り欠き部21Kが本体部2の長手方向(X方向)に離間して形成されている。
第2の突部21bの側面には軸211aが回動軸Xの軸方向に突出され、第2の突部21cの側面には軸211bが回動軸Xの軸方向に突出されている。軸211a,211bは、回動軸Xと同軸上に形成されている。つまり、軸211a,211bの軸方向は、上述したピン34a,34bの軸方向と同一方向であるが、YZ平面内での軸211a,211bの位置は、ピン34a,34bに対してずれている。軸211a,211bは、第1の突部33a,33bに形成された軸受部331a,331bにそれぞれ嵌る。図4に示すように本体部2の表面2A(を含むXY平面)から表面2Aに直交するZ方向にこの表面2Aから突出して回動軸X(図3に示す軸211a,211b)が設けられている。
円柱状端部21dは、回動軸Xと同軸上の一端(右端)に設けられている。円柱状端部21dは、例えば図示しない電源スイッチ等を収容する。バッテリ収容部42内には、バッテリ収容部42とほぼ同じ円柱形状のバッテリ42Aが例えばほぼ隙間なく収容されている。
第2の突部21bとバッテリ収容部42との間には、第1の突部33a及びスライドカム22aが配置される隙間が形成されている。第2の突部21cと円柱状端部21dとの間には、第1の突部33b及びスライドカム22bが配置される隙間が形成されている。
スライドカム22aは、第1の突部33aとバッテリ収容部42との間に配置されると共に、スライドカム22bは、第1の突部33bと円柱状端部21dとの間に配置される。スライドカム22a,22bには、それぞれ第2の係合部としてのカム溝221A,221Bが形成されている(図4参照)。カム溝221Aには、第1の突部33aのピン34aが嵌り込み、カム溝221Bには、第1の突部33bのピン34bが嵌り込む。なお、カム溝221A,221Bの代わりに、カム溝221A,221Bと同形状でありそれぞれピン34a,34bが嵌る貫通孔をそれぞれスライドカム22a,22bに形成するようにしてもよい。
カム溝221Aと、カム溝221Bとは同形状を有する。カム溝221Aと、カム溝221Bとは、回動軸Xに沿う方向に互いの位置が対応するように形成されている。カム溝221Aは、図4に示すように第1の円弧状溝221aと、第1の円弧状溝221aに繋がる直線形状溝221bと、直線形状溝221bに繋がる第2の円弧状溝221cとで形成されている。第1の円弧状溝221aは、回動軸Xを軸としてピン34aが回動するときにピン34aが移動する軌跡に沿うように形成されている。直線形状溝221bは、電子機器1の厚さ方向(図4に示すZ方向)にほぼ直線状に形成されている。第2の円弧状溝221cは、回動軸Xを軸としてピン34aが回動するときにピン34aが移動する軌跡に沿うように形成されている。
スライダー23は、キー部キャビネット21の配置部21a内に収められる。スライダー23は、略矩形板形状を有し、奥行き方向(Y方向)の長さは、長さh2である。この長さh2は、キーキャビネット部21の配置部21aの内底面21eの長さh1より短い。スライダー23は、その背面23H側に奥行き方向(Y方向)に突出する一対のカム固定部23a,23bを備える。図4に示すように表示部3を閉じた状態では、図3に示す配置部21a内のスライダー23の背面23Hと、配置部21aの側壁21Hとは、奥行き方向(Y方向)に離間して設けられる。
スライダー23のカム固定部23a,23bにはスライドカム22a,22bが固定される(図4参照)。スライダー23の上端はキーカバー25に接触し、スライダー23の底面側は配置部21aの内底面21eに接触する。これにより、スライダー23の厚さ方向(図4に示すZ方向)の移動が規制される。本体部2に対して表示部3が回動軸Xを軸として回動するときに、回動軸Xを軸としてピン34a,34bが回動し、これに連動してスライドカム22a,22b及びスライダー23が一体となって奥行き方向(図4に示すY方向)にスライドする。カム固定部23a,23bは、上記一対の切り欠き部21Kにそれぞれに本体部2の長手方向(X方向)に対応して形成されている。カム固定部23a,23bは、上記一対の切り欠き部21Kにより、スライダー23の奥行き方向(Y方向)のスライドに伴う奥行き方向(Y方向)のスライドを許容される。
スライダー23の上面側には、奥行き方向に配列されたそれぞれのキー5に奥行き方向でそれぞれ対応するように複数の第1の楔状突部231が配設されている。各第1の楔状突部231は、スライダー23の上面23Aから突設されており、それぞれスライダー23の長手方向(X方向)のほぼ全域に亘るように設けられている。各第1の楔状突部231は、上端面231aと、第1の傾斜面231bとを有する。上端面231aは、上面23Aより厚さ方向で高い位置に上面23Aに平行に設けられている。第1の傾斜面231bは、上端面231aの奥行き方向の奥側で上端面231aから上面23Aに落ち込むように傾斜する。上面23Aからの上端面231aの高さは、キーボードユニット24を厚さ方向(Z方向)に昇降させる高さに応じて適宜調整されている。第1の傾斜面231bの傾斜角度は、表示部3の回動時のスライダー23のスライド量に応じて適宜調整されている。
キーボードユニット24は、その上面側に複数のキー5がユーザにより押下可能に突設されている。キーボードユニット24は、スライダー23に重なるようにしてキー部キャビネット21の配置部21a内に収められる。図4に示すように本体部2に対して表示部3を閉じた状態では、スライダー23の上面23Aは、キーボードユニット24の底面24Bとほぼ隙間なく接触する。つまり、キーボードユニット24の底面24B側には、奥行き方向に配列されたそれぞれのキー5に奥行き方向でそれぞれ対応するように複数の第2の楔状突部241が突設されている。各第2の楔状突部241は、キーボードユニット24の長手方向(X方向)のほぼ全域に亘るように設けられている。
各第2の楔状突部241は、下端面241aと、第2の傾斜面241bとを有する。下端面241aは、底面24Bより厚さ方向でスライダー23側の位置に底面24Bに平行に設けられている。下端面241aの奥行き方向(Y方向)の長さは、上端面231aの奥行き方向(Y方向)の長さに等しい(図12(A)参照)。第2の傾斜面241bは、下端面241aの奥行き方向手前側で下端面241aから底面24Bに落ち込むように傾斜する。底面24Bからの下端面241aの高さは、キーボードユニット24を厚さ方向(Z方向)に昇降させる高さに応じて適宜調整されている。具体的には、底面24Bからの下端面241aの高さは、上面23Aからの上端面231aの高さと同じである。第2の傾斜面241bの傾斜角度は、表示部3の回動時のスライダー23のスライド量に応じて適宜調整されている。具体的には、第2の傾斜面241bは、第1の傾斜面241aに平行である。
各キー5は、図4に示すように、本体部2に対して表示部3が閉じた状態であるときに、キーカバー25に形成された各開口25a内に挿入されていると共に、厚さ方向でキーカバー25の上面から突出していない。
<開閉動作>
次に、上述した電子機器1の本体部2に対する表示部3の開閉動作について説明する。
図5(A)は図1に示す電子機器1の本体部2に対して表示部3が60度回動した状態を示す斜視図、図5(B)は本体部2からキー5が突出し始めたときの斜視図である。図9(A)は図5(A)に示す電子機器1のB−B断面図、図9(B)は図5(B)に示す電子機器1のC−C断面図である。
図1に示すように本体部2に対して表示部3が閉じられている状態から図5(A)に示すように本体部2の裏面2Bに対する表示部3の裏面3Bの角度θ2が60度になるように表示部3を回動させる。
このとき、図9(A)に示すようにピン34aは、スライドカム22aのカム溝221Aの第1の円弧状溝221a内を、図4に示す第1の円弧状溝221aの一端の位置から図9(A)に示す第1の円弧状溝221aの他端の位置に移動する。第1の円弧状溝221aがピン34aの移動の軌跡に沿うように形成されているので、ピン34aは、第1の円弧状溝221a内を移動する。
このとき、スライドカム22aにはピン34aから力が働かないので、スライドカム22a及びスライダー23は奥行き方向(Y方向)に移動しない。この結果、スライダー23の上面23A側と、キーボードユニット24の底面24B側とはほぼ隙間なく接触しタ状態のままとなる。なお、ピン34b側の動作についても同様であるのでその説明を省略する(以下、動作説明において同様)。また、このとき、各キー5は、本体部2の表面2Aから突出していない。すなわち、本体部2の表面2A側がほぼ平坦になっている。
次に、図5(A)に示す状態から本体部2に対して表示部3を図5(B)に示すように更に回動させる。
このとき、図9(B)に示すように回動軸Xを軸として回動するピン34aが直線形状溝221b内でスライドカム22aを押す。これにより、ピン34aは、スライドカム22aを奥行き方向(図9のY方向)奥側にスライドさせる。スライドカム22aはスライダー23に固定されているため、スライドカム22aと一体的にスライダー23が奥行き方向(図9のY方向)奥側にスライドを開始する。スライダー23がスライドを開始する前には、スライダー23の上面23A側とキーボードユニット24の底面24B側とがほぼ隙間なく配設されているため、スライダー23のスライド開始とほぼ同時に、スライダー23の第1の傾斜面231bがキーボードユニット24の第2の傾斜面241bに沿ってスライドを開始する。これにより、スライダー23がキーボードユニット24を厚さ方向(図9(B)に示すZ方向)に上昇させる。この結果、各キー5が、本体部2の表面2Aから上昇し始める。
図6(A)は本体部2に対して表示部3が垂直となった状態を示す斜視図、図6(B)は本体部2からキー5の上昇が終了した状態における斜視図である。図10(A)は図6(A)に示す電子機器1のD−D断面図、図10(B)は図6(B)に示す電子機器1のE−E断面図である。
図5(B)に示す状態から本体部2に対して表示部3を図6(A)に示すように更に回動させる。
このとき、図10(A)に示すように回動軸Xを軸として回動するピン34aが直線形状溝221b内でスライドカム22aを押す。これにより、スライドカム22aが更に奥行き方向(Y方向)奥側にスライドする。これに伴い、スライダー23がスライドカム22aと一体的に奥行き方向に更にスライドする。このとき、スライダー23の第1の傾斜面231bがキーボードユニット24の第2の傾斜面241bに沿ってスライドする。これにより、スライダー23がキーボードユニット24を厚さ方向(Z方向)に更に上昇させる(図10(A))。この結果、各キー5が本体部2の表面2Aから更に上昇する。
次に、図6(A)に示す状態から本体部2に対して表示部3を図6(B)に示すように更に回動させる。
これにより、図10(B)に示すように回動軸Xを軸として回動するピン34aが直線形状溝221b内でスライドカム22aを押す。これにより、スライドカム22aが更に奥行き方向(Y方向)奥側にスライドする。これにより、スライドカム22aに固定されているスライダー23が奥行き方向奥側に更にスライドする。このとき、スライダー23の第1の傾斜面231bがキーボードユニット24の第2の傾斜面241bに沿ってスライドする。これにより、スライダー23がキーボードユニット24を厚さ方向(Z方向)に更に上昇させる。この結果、第1の楔状突部231の上端面231aが第2の楔状突部241の下端面241aに当接し、各キー5の上昇が終了する。
図7(A)はキー5の位置を固定するための動作の初期状態を示す斜視図、図7(B)は図7(A)に示す状態から更に表示部を回動させた状態を示す斜視図である。図11(A)は図7(A)に示す電子機器1のF−F断面図、図11(B)は図7(B)に示す電子機器1のG−G断面図である。
図6(B)に示す状態から本体部2に対して表示部3を図7(A)に示すように更に回動させる。
このとき、図11(A)に示すように回動軸Xを軸として回動するピン34aが直線形状溝221b内でスライドカム22aを押す。これにより、スライドカム22aが奥行き方向(Y方向)奥側にスライドする。これにより、スライドカム22aに固定されているスライダー23が奥行き方向奥側に更にスライドする。このとき、スライダー23の第1の楔状突部231の上端面231aがキーボードユニット24の第2の楔状突部241の下端面241aに当接してスライドする。この上端面231aと下端面241aとは、スライダー23のスライドする方向(Y方向)に平行である。このため、スライダー23が奥行き方向にスライドしてもキーボードユニット24が厚さ方向に上昇しない。つまり、図10(B)に示す状態と図11(A)に示す状態との間では、各キー5は本体部2の表面2Aから上昇しない。
次に、図7(A)に示す状態から本体部2に対して表示部3を図7(B)に示すように更に回動させる。
これにより、図11(B)に示すように回動軸Xを軸として回動するピン34aが直線形状溝221b内でスライドカム22aを押す。これにより、スライドカム22aが奥行き方向(Y方向)奥側に更にスライドし、スライドカム22aに固定されているスライダー23が奥行き方向奥側に更にスライドする。このとき、スライダー23の第1の各楔状突部231の上端面231aがキーボードユニット24の第2の楔状突部241の下端面241aに当接してスライドする。このときにも、スライダー23が奥行き方向にスライドしても、キーボードユニット24が厚さ方向に上昇しない。
図8(A)はキー5の位置を固定するための動作の終了状態を示す斜視図、図8(B)は本体部2に対して表示部3が平行になる状態を示す斜視図である。図12(A)は図8に示す電子機器1のH−H断面図、図12(B)は図8(B)に示す電子機器1のJ−J断面図である。
図7(B)に示す状態から本体部2に対して表示部3を図8(A)に示すように更に回動させる。
このとき、図12(A)に示すように回動軸Xを軸として回動するピン34aが直線形状溝221b内でスライドカム22aを押す。これにより、スライドカム22aがスライダー23と共に奥行き方向奥側にスライドする。この結果、ピン34aがカム溝221Aの直線形状溝221bの上方端付近に位置するときにスライダー23のスライド量が最大となる(スライド量S)。このとき、スライダー23の各第1の楔状突部231の上端面231aがキーボードユニット24の各第2の楔状突部241の下端面241aに奥行き方向でほぼ対応して配置される。これにより、各上端面231aにより各下端面241aが支持される。この結果、スライダー23及びキーボードユニット24が本体部2のキー部キャビネット21に対して位置決めされる。
このようにして、キーボードユニット24の位置を固定する動作が終了する。つまり、図5(A)から図8(A)及び図9(A)から図12(A)に示すように、表示部3の回動に連動して、スライドカム22a,22bが奥行き方向(Y方向)奥側にスライドすると共に、各キー5が本体部2の表面2Aから突出し位置決めされる。
次に、図8(A)に示す状態から本体部2に対して表示部3を図8(B)に示すように更に回動させる。
このとき、図12(B)に示すように回動軸Xを軸として回動するピン34aが回動軸Xを中心として更に回動するが、第2の円弧状溝221cがピン34aの移動の軌跡に沿うように形成されているので、ピン34aは第2の円弧状溝221c内でスライドカム22aに力を働かせることなく回動する。つまり、図12(A)に示す状態から図12(B)に示す状態の間では、スライドカム22a及びスライダー23は、奥行き方向(Y方向)にスライドしない。この結果、この間では、各キー5が上昇することはない。
図13は図2に示す電子機器1のM−M断面図である。
次に、図8(B)に示す状態から本体部2に対して表示部3を図13に示すように更に回動させる。
このとき、回動軸Xを軸として回動するピン34aが回動軸Xを中心として回動するが、第2の円弧状溝221cがピン34aの移動の軌跡に沿うように形成されているので、ピン34aは、第2の円弧状溝221c内でスライドカム22aに力を働かせることなく回動する。表示部3の回動の結果、図13に示すようにピン34aは、第2の円弧状溝221cの端に位置する。このとき、各第1の突部33a,33bに形成された係止溝33cは、キーカバー25の端部に係止される。
<作用等>
このように本実施形態によれば、軸受部331a,331bが設けられた第1の突部33a,33bが表示部3の裏面3Bから裏面3Bに直交する方向に突設され、軸211a,211bを備える第2の突部21b,21cが本体部2の表面2Aから表面2Aに直交する方向に突設されている。このため、表示部3を連結機構41に重なる位置まで設けることができ、表示部3のサイズを連結機構41の奥行き方向(Y方向)のサイズcの分、大きくすることができる。
第1の突部33a,33b,第2の突部21b,21cが略円板形状を有し、軸221a,221bおよび軸受部331a,331bが本体部2の表面2Aからこの表面2Aに直交する方向(Z方向)に突出した位置で回動自在に連結されている。つまり、回動軸Xが表面2AからZ方向により近い位置にある場合に比べて、表面2Aに対する連結部4の表面のなす角度(表面2Aに対して立ち上がる連結部4の表面と、表面2Aとのなす角度)を大きくすることができる。このため、表示部3を連結部4の第2の突部21b,21cの表面に沿うように回動させるときにおいて、表示部3の回動可能な角度の範囲を広くすることができる。このように、表示部3の裏面3Bと本体部2の裏面2Bとが対向する閉じた状態(図1)と、本体部2の表面2Aに対する表示画面3aのなす角度θが鈍角となる開いた状態(図2)との間で、本体部2に対して表示部3を回動させることができる。
このように、バッテリ42Aを内蔵する連結部4を軸に回動する逆クラムシェル型の携帯電話を実現することができる。図1に示す表示部3を閉じた状態においては、表示部3の表示画面3aがタッチパネルとして機能し、表面3A全面がタッチパネルの携帯電話として用いることができる。図2に示す表示部3を開いた状態では、QWERTYキーボードを有する小型パーソナルコンピュータとして用いることができる。
一対の連結機構41の間には、円柱状のバッテリ42Aと、バッテリ42Aを収容する円柱形状のバッテリ収容部42を備えるので、一対の連結機構41の間の領域を最大限用いて電子機器1の小型化を図りつつバッテリ42Aの大容量化を図ることができる。
第1の突部33a,33bは、それぞれ図2に示すように本体部2に対して表示部3が開いた状態で、キーカバー25の端部に当接し本体部2の表面2Aに対する表示画面3aのなす角度θを規制する係止溝33cを備える(図13参照)。このため、本体部2に対する表示部3の回動角度を確実かつ簡単な構成で規制することができる。
各キー5の昇降機構として、第1の突部33a,33bにそれぞれ突設されたピン34a,34bと、ピン34a,34bの係合するカム溝221A,221Bがそれぞれ形成されたスライドカム22a,22bと、奥行き方向にスライド可能に設けられ複数の第1の楔状突部231を有するスライダー23と、底面24B側に複数の第2の楔状突部241が形成されたキーボードユニット24とを備える。
このため、表示部3の回動に連動して各キー5を本体部2の表面2Aから上昇させることができると共に、逆に、表示部3の回動に連動して各キー5を本体部2の表面2Aから下降させることができる。
図12(A)に示すように、スライダー23の各第1の楔状突部231の上端面231aにより、キーボードユニット24の各第2の楔状突部241の下端面241aをそれぞれ支持することができる。このため、キーボードユニット24の底面24B側をほぼ全域に亘って確実に支持することができると共に、各キー5の鍵打感を良好なものとすることができる。
図1に示すように各キー5が下降した状態では、本体部2の表面2Aと各キー5の上面とがほぼ同一平面内に位置するので、ユーザが電子機器1を持ち易くなるようにすることができる。
図26に示すように、本体部2に対して表示部3を折り畳んだ状態では、シリンダー状の連結部4をグリップして保持できるので、電子機器1を持ち易く、連結部4をグリップした状態で、親指Tで表示画面3aでのタッチ操作を容易にすることができる。
一方、図2や図12(B)に示すように本体部2に対して表示部3を開いた状態で、各キー5を上昇させることができるので、例えば表示画面3aを見ながらキー入力操作を容易に行うことができる。
図14は図1に示す電子機器1の一使用例を示す側面図である。本体部2に対して表示部3を閉じた状態で本体部2及び連結部4側を載置面G側にして電子機器1を載置面Gに載置して用いることも可能である。このとき、連結部4の一部と、本体部2の端部とが載置面Gに当接する。この場合には、連結部4及びバッテリ収容部42が本体部2の表面2Aから突出する略円柱形状を有しているので、表示画面3aが載置面Gに対して所定の角度で傾斜する。この結果、ユーザによる表示画面3aのタッチ操作をより容易に行うことができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明に係る第2の実施の形態の電子機器について説明する。なお、本実施形態以降では、上記実施形態と同一の構成部品等には同一の符号を付しそれらの説明を省略し異なる箇所を中心に説明する。
<電子機器の構成>
図15は第2の実施の形態の電子機器の閉じた状態を示す斜視図、図16は図15に示す電子機器の開いた状態を示す斜視図である。
電子機器1´は、上記第1の実施の形態の電子機器1に比べて、後述する本体部2´に対して表示部3を回動自在に連結する連結機構41a,41bを備える点と、第1の実施の形態の複数のキー5の昇降機構とは異なる昇降機構を備える点とが異なる。
図17は図15に示す電子機器1´の内部構造を示す斜視図、図18は表示部3を開いた状態での電子機器1´の内部構造を示す斜視図、図19は表示部3を閉じた状態での電子機器1´の内部構造を示す平面図、図20は表示部3を開いた状態での電子機器1´の内部構造を示す平面図、図21は表示部3を閉じた状態での電子機器1´の内部を底面側から見た斜視図である。なお、図17〜図21においては、本体部2´及び表示部3等の外形を1点鎖線で示す。
(連結機構41a,41b)
連結機構41aは、第1の突部33aと軸受け部材201aとを備える。第1の突部33aの側面には、図17及び図19に示すように回動軸Xに沿う方向に軸202aが突出して設けられている。軸202aは、図19に示すようにバッテリ収容部42内でバッテリ収容部42側にネジ等により固定された軸受け部材201aの軸孔203aに嵌っている。
連結機構41bは、第1の突部33bと軸受け部材201bとを備える。第1の突部33bの側面には、図17及び図19に示すように回動軸Xに沿う方向に軸202bが突出して設けられている。軸202bは、図19に示すように軸受け部材201bの軸孔203bに嵌っている。これにより、本体部2´に対して表示部3が回動自在に連結されている。
(複数のキー5の昇降機構)
第2の実施形態の昇降機構は、本体部2´に対する表示部3の回動に連動して複数のキー5を昇降させる。この昇降機構は、図17に示すように本体部2´の左側に設けられ昇降機構の一部を構成する固定用板219a、カムレバー220a、カムスライダー222a、ホルダー223a、後述する図示しないバネと、本体部2´の右側に設けられ昇降機構の他の一部を構成する固定用板219b、カムレバー220b、カムスライダー222b、ホルダー223b、バネ224b(図21参照)とに加え、受け台225と、キーボードユニット226とを備える。本体部2´の左側に配置された昇降機構の一部と、本体部2´の右側に配置された昇降機構の他の一部については、ほぼ同様の構成を有するので、後者について説明し、前者については説明を省略する。
固定用板219bは、例えば矩形状を有し、第1の突部33bの内部で第1の突部33bに対してネジ等により固定されている(図19参照)。
カムレバー220bは、固定用板219bと一体的に構成されており、カムスライダー222bに当接する曲面220Bを備える。カムレバー220bの曲面220Bから回動軸Xまでの長さRは、回動軸Xを中心とした時計周りに徐々に短くなる(図22参照)。カムレバー220bは、表示部3の回動に伴い固定用板219bと一体的に回動軸Xを軸として回動する。このとき、カムレバー220bの曲面220Bは、カムスライダー222bに対して摺動する。
本体部2´の長手方向(X方向)の右端部には、奥行き方向(Y方向)に長いホルダー223bが配置されている。ホルダー223bは、図19に示すように奥行き方向(Y方向)に長いカムスライダー222bを奥行き方向に移動可能に支持する(図17参照)。ホルダー223bは、奥行き方向(Y方向)に長い矩形状の平板部223Aと、平板部223Aに対して厚さ方向に折れ曲がって設けられた側壁部223Bとを備える。
カムスライダー222bは、図17から図21に示すように平板部222Aと、平板部222Aに対して本体部2´の厚さ方向に立設された側壁部222Bと、カムレバー220bに当接する当接部222Cとを備える。当接部222Cは、平板部222Aに対して厚さ方向に折れ曲がるように設けられている(図18参照)。平板部222Aには、図19に示すように奥行き方向(Y方向)に長手方向を有する溝222dが複数個形成されている。各溝222dは、奥行き方向に離間して形成されている。各溝222dの奥行き方向の長さによりカムスライダー222bのスライドする長さが規定される。各溝222d内には、図19では図示しないホルダー223bから厚さ方向(Z方向)に突出するピン223dがそれぞれ嵌っている。
図21に示すように、バネ224bは、カムスライダー222bの平板部222A及び側壁部222Bと、ホルダー223bの側壁部223Bとで形成された奥行き方向に亘る空間内に設けられている。バネ224bの一端は、カムスライダー222bの平板部222Aに係止され、バネ224bの他端は、ホルダー223bの奥行き方向の奥側の位置に係止されている。
カムスライダー222bの当接部222Cは、図19及び図21に示すようにバネ224bの力によりカムレバー220bに押し当てられている。つまり、表示部3の回動に伴い固定用板219bと一体的にカムレバー220bが回動し、カムレバー220bの回動に連動してカムスライダー222bが奥行き方向(Y方向)にスライドする。
カムスライダー222bの側壁部222Bには、貫通孔222Dが複数個形成されている。各貫通孔222Dは、奥行き方向(Y方向)に離間して形成されている。各貫通孔222Dは、細長い孔であり、それぞれ傾斜孔222Eと、傾斜孔222Eの一端に繋がって形成された第1の案内孔222Fと、傾斜孔222Eの他端に繋がって形成された第2の案内孔222Gとで形成されている。各傾斜孔222Eは、厚さ方向(Z方向)で異なる高さ位置に亘って傾斜する孔である。各傾斜孔222Eは、奥行き方向(Y方向)で奥側に向かって厚さ方向(Z方向)に低い位置(本体部2´の裏面側)に落ち込む。第1の案内孔222F及び第2の案内孔222Gは、カムスライダー222bがスライドする方向(Y方向)に平行に形成されている。
各貫通孔222D内には、貫通孔222D内を貫通孔222Dに沿って移動可能な軸部230が挿入されている。各軸部230の軸方向は、回動軸Xの軸方向に沿っている。各軸部230の先端側とは反対側は、受け台225に固定されている。つまり、例えば受け台225の左右の側面にそれぞれ2個ずつ設けられた軸部230が、カムスライダー222a,222bのそれぞれの貫通孔222Dに挿入されている。これにより、カムスライダー222a,222bの奥行き方向(Y方向)へのスライドに連動して、各貫通孔222Dが各軸部230を厚さ方向(Z方向)に高い位置又は低い位置に案内することで、各軸部230と一体的に受け台225が厚さ方向(Z方向)に昇降する。受け台225内には、キーボードユニット226が収められ固定されている。
<開閉動作>
次に、第2の実施の形態の電子機器1´の表示部3の開閉動作について説明する。
図22は表示部3を閉じた状態での電子機器1´の内部構造を示す側面図、図23は表示部3を開いた状態での電子機器1´の内部構造を示す側面図である。
図22に示す本体部2´に対して表示部3を閉じた状態と、図23に示す本体部2´に対して表示部3を開いた状態との間での表示部3の開閉動作について説明する。
表示部3を閉じた状態では、図22に示すように、各軸部230は、貫通孔222Dの案内孔222F内に位置している。つまり、貫通孔222D内の本体部2´の厚さ方向(Z方向)で低い位置に位置している。このため、各軸部230が固定された受け台255が厚さ方向(Z方向)に低い位置に配置される。この結果、受け台225に収められたキーボードユニット226の各キー5は、本体部2´の表面2Aから僅かに陥没している。カムスライダー222bの当接部222Cがカムレバー220bの曲面220Bに当接した状態で、カムスライダー222bはバネ224b(図21参照)によりカムレバー220bに対して押し付けられている。
本体部2´に対して表示部3を回動させると、図23に示すように表示部3と一体的に固定用板219bとカムレバー220bとが反時計回りに回動する。回動軸Xからカムレバー220bの曲面220Bまでの長さRが時計回りの方向で徐々に短くなるため、カムレバー220bの反時計回りの回動に連動して、カムスライダー222bが奥行き方向(Y方向)奥側にスライドする。各貫通孔222Dには傾斜孔222Eが形成されているので、カムスライダー222bの奥行き方向(Y方向)のスライドに連動して、各軸部230が各傾斜孔222Eを下方から上方に案内され、図23に示すように各軸部230が厚さ方向(Z方向)に上昇する。各軸部230は、受け台225に固定されているので、各軸部230と一体的に受け台225が厚さ方向(Z方向)に上昇する。この結果、表面2Aから各キー5が上昇する。
<作用等>
このように本実施形態によれば、上記第1の実施形態と同様に、表示部3の奥行き方向(Y方向)のサイズを大きくすることができると共に、表示部3の開閉動作に各キー5の昇降動作を連動させることができる。
[変形例]
上記第1の実施形態の本体部2や上記第2の実施形態の本体部2´に対する表示部3の開閉動作に連動する各キー5の昇降機構の変形例について説明する。
図24(A)は変形例の電子機器を折り畳んだ状態でのキーボードユニットを示す断面図、図24(B)は変形例の電子機器を開いた状態でのキーボードユニットを示す断面図である。
本変形例の電子機器は、本体部に対する表示部の開閉動作に連動してキーボードユニット300のキーボードユニットスライダー301を奥行き方向(Y方向)にスライドさせる機構を備える。本変形例のスライド機構は、上記第1の実施形態のスライダー23(図4参照)のスライド機構又は上記第2の実施形態のカムスライダー222b(図18参照)のスライド機構と同様のスライド機構を用いることができるので、その説明を省略する。
キーボードユニット300は、複数のキー5、キーボードユニットスライダー301、上面部302、連結部材303を備える。
上面部302は、キーボードユニット300の上面側を構成する。上面部302には、各キー5の昇降する開口部302aが複数個形成されている。本体部に対して表示部を閉じた状態では、図24(A)に示すように上面部302の上面と、各キー5の上面とはほぼ同一平面(XY平面)内に位置する。各キー5には、キー5の上面に対して直交する方向(Z方向)に突設されたガイド306が形成されている。
各キー5と、キーボードユニットスライダー301とは、それぞれ2個の連結部材303により回動自在に連結されている。各連結部材303の一端部とキーボードユニットスライダー301とは、連結軸部304により互いに回動自在に連結されている。各連結部材303の他端部と各キー5とは、連結軸部305により互いに回動自在に連結されている。各連結軸部304,305は、例えばヒンジ構造を有する。
本体部に対する表示部の回動に連動してキーボードユニットスライダー301が奥行き方向(Y方向)奥側(図24の右側)にスライドする。このとき、キーボードユニット300の上面部302はスライドしない。このため、各キー5のガイド306は、上面部302の開口部302aから、キーボードユニットスライダー301のスライドする向きとは反対向きに力を受ける。この結果、キーボードユニット300の上面部302の開口部302aに対して各キー5のガイド306が当接した状態で、キーボードユニットスライダー301に対して連結部材303が立ち上がるように反時計回りに回動する(図24(B)参照)。このとき、各キー5に突設されたガイド306が上面部302の開口部302aに対して摺動するので、図24(B)に示すように各キー5が厚さ方向(Z方向)に滑らかに上昇する。
図24(B)に示すように各キー5が上昇した状態で、ガイド302の下端が上面部302の上面より下方に位置したままである。このため、図24(B)に示す表示部を開いた状態から図24(A)に示す表示部を閉じた状態にするときに、各キー5のガイド306が開口部302aに対して摺動するようにすることができる。このように多様なキーボードユニットに対して本発明を適用することができる。
本発明は、上記の実施形態に限定されない。本発明は、その技術思想の範囲内で様々に変形して実施することが可能である。
上記第1の実施形態では、本体部2に対する表示部3の回動に連動して、各キー5が昇降する例を示した。この場合には、表示部3を閉じた状態において、各キー5が本体部の上面から突出しないので、各キー5の誤操作の発生を防止することができる。しかし、例えば電子機器が各キー5の昇降機構を備えずに、表示部3を閉じた状態においても各キー5が本体部の上面から突出した状態のままとなるようにして、表示部を折り畳んだ状態で各キー5による入力操作を行うことができるようにしてもよい。この場合には、ユーザは、表示画面を見ながら本体部から突出する各キー5を操作することができる。
上記第1の実施形態では、図1に示す表示部3を閉じた状態で、本体部2のキーカバー25の表面2Aと、各キー5の上面とがほぼ同一平面内に位置する例を示した。しかし、図1に示す表示部3が閉じられた状態で、本体部2のキーカバー25の表面2Aから各キー5が僅かに陥没するようにしてもよい。逆に、上記第2の実施形態では、図22に示す表示部3が閉じられた状態で、本体部2´の表面2Aから各キー5が僅かに陥没している例を示した。しかし、図22に示す表示部3が閉じられた状態で、表面2Aと各キー5の上面とがほぼ同一平面内に位置するようにしてもよい。
図25は他の変形例の電子機器の構成を示す斜視図である。同図に示すように連結機構41aに隣接して設けられている端部401にカメラ400を内蔵するようにしてもよい。つまり、端部401の図25で斜線で示す外曲面に露出するようにカメラ400を備えるようにしてもよい。カメラ400の位置は、図25で斜線で示す領域内において適宜変更可能である。なお、連結機構41bに隣接して設けられた端部402に図示しないカメラを内蔵するようにしてもよい。これにより、本体部2´に対して表示部3を開いた状態で、表示画面3aを見ながらキー入力をすることができると共に、カメラ400を用いて撮影することができる。また、表示部3を閉じた状態でもカメラ400を用いて撮影することができる。また、カメラ400の代わりに又はカメラ400に加えて小型のプロジェクタを端部401又は端部402の外曲面に露出するように設けるようにしてもよい。例えば端部402の外曲面のうち背面500側に露出するように図示しないプロジェクタを設けることで、プロジェクタから電子機器の後方に向けて画像光を投射することができる。この結果、本体部2´に対して表示部3を開いた状態で、表示画面3aを見ながらキー入力をすることができると共に、例えばスクリーン等にプロジェクタから画像を投影することができる。同様に、図2に示す電子機器1において、図3に示す第2の突部21bや円柱状端部21dにカメラやプロジェクタを内蔵するようにしてもよい。この場合にも、他の変形例の電子機器と同様の効果を得ることができる。
X 回動軸
Y 奥行き方向
Z 厚さ方向
1,1´ 電子機器
2,2´ 本体部
2A 表面(第2の表面)
2B 裏面(第2の裏面)
3 表示部
3A 表面(第1の表面)
3B 裏面(第1の裏面)
3a 表示画面
4 連結部
5 キー
21b,21c 第2の突部
22a,22b スライドカム
23 スライダー
24,226,300 キーボードユニット
25a 開口
33a,33b 第1の突部
34a,34b ピン
33c 係止溝
41,41a,41b 連結機構
42 バッテリ収容部
42 バッテリ
201a,201b 軸受け部材
202a,202b,211a,211b 軸
230 軸部
220a,220b カムレバー
221A,221B カム溝
222a,222b カムスライダー
222D 貫通孔
222E 傾斜孔
223a,223b ホルダー
224b バネ(弾性部材)
231 第1の楔状突部
231b 第1の傾斜面
241b 第2の傾斜面
241 第2の楔状突部
255 受け台(支持台)
331a,331b 軸受部

Claims (5)

  1. 画像を表示可能な表示画面を有する第1の表面と、前記第1の表面と表裏逆側の第1の裏面とを有する表示部と、
    前記第1の裏面に対向するように配置可能な第2の裏面と、前記第2の裏面と表裏逆側の第2の表面と、前記第2の表面側に設けられ情報を入力するための第1の入力部とを有する本体部と、
    前記表示部の第1の裏面と前記本体部の第2の裏面とが対向する第1の状態と、前記本体部の第2の表面に対する前記第1の表面のなす角度が所定の鈍角となる第2の状態との間で前記本体部と前記表示部とを回動自在に連結する連結部と
    を具備し、
    前記連結部は、
    前記回動を担う軸と、
    前記軸を軸支する軸受部と、
    前記表示部の前記第1の裏面に設けられ、前記軸および前記軸受部のうち一方を有する第1の突部と、
    前記本体部の第2の表面に設けられ、前記軸および前記軸受部のうち他方を有する第2の突部とを有する
    電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記本体部の前記第2の突部は、バッテリを収容するバッテリ収容部を有する電子機器。
  3. 請求項2に記載の電子機器であって、
    前記第1の突部は、前記本体部に係合して、前記第2の状態に拘束する係合部を有する電子機器。
  4. 請求項3に記載の電子機器であって、
    前記第1の入力部は、複数のキーを備えるキーボードユニットを有し、
    前記第2の表面には、前記キーボードユニットの前記複数のキーを表出可能な複数の開口が形成されており、
    当該電子機器は、
    前記本体部と前記表示部との相対的な回動に連動して、各前記開口を通じて各前記キーが前記第2の表面から突出した第1の状態と前記第2の表面から突出しない第2の状態との間で前記キーボードユニットを移動させる移動機構を更に具備する
    電子機器。
  5. 請求項4に記載の電子機器であって、
    前記表示部の前記表示画面は、前記第1の裏面の前記第1の突部が設けられた領域に対応する前記第1の表面の領域を含む、前記第1の表面のほぼ全体領域に設けられている電子機器。
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