JP5331998B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

この発明は不揮発性半導体記憶装置に関し、特に、抵抗値の変化によってデータを記憶するトンネル磁気抵抗素子を用いた不揮発性半導体記憶装置に関する。
不揮発性半導体記憶装置は、電源電圧が遮断されても記憶データを保持することができ、待機状態時において電源電圧を供給する必要がない。このため、低消費電力であることが要求される携帯機器において広く用いられている。
このような不揮発性半導体記憶装置の1つに、磁気抵抗効果を利用してデータを記憶するMRAM(Magnetic Random Access Memory)がある。また、MRAMの1つに、磁気トンネル接合(MTJ:Magnetic Tunnel Junction)を有するトンネル磁気抵抗素子を用いたものがある(たとえば特許文献1および非特許文献1参照)。
このMRAMでは、ワード線およびディジット線とビット線との交差部にトンネル磁気抵抗素子およびトランジスタを含むメモリセルが配置される。トンネル磁気抵抗素子の一方電極はビット線に接続され、その他方電極はトランジスタを介して接地され、トランジスタのゲートはワード線に接続される。書込動作時は、ディジット線に磁場印加電流を流すとともに、書込データに応じた極性の書込電流をビット線に流しトンネル磁気抵抗素子を高抵抗状態または低抵抗状態にする。読出動作時は、ワード線を選択レベルにしてトランジスタを導通させ、ビット線からトンネル磁気抵抗素子およびトランジスタを介して流出する電流を検出して、記憶データを読み出す。
また、いわゆる折り返しビット線構成を採用したMRAMもある。このMRAMでは、各行に対応して2本のワード線が設けられる。同じ行の隣接する2つのメモリセルのうちの一方のメモリセルは、対応の2本のワード線のうちのいずれか一方のワード線と対応のビット線との交点に配置され、他方のメモリセルは他方のワード線と対応のビット線との交点に配置される。このMRAMでは、2本のビット線に発生した同相ノイズを除去してデータ読出を正確に行なうことができる。
米国特許第7,019,370号明細書 2004 Symposium on VLSI Circuits Digest of Technical Papers p.450-453 A 1.2V 1Mbit Embedded MRAM Core with Folded Bit-Line Array Architecture
このようなMRAMでは、ポリ−シリコン製のワード線の上方にメタル杭打ちワード線を形成し、ワード線とメタル杭打ちワード線を複数箇所で接続することにより、配線抵抗を低減させてワード線電位の立ち上がり時間を低減させ、読出動作の高速化を図っている。
また、ディジット線には所定の書込電流IDLを流す必要があるので、電源電圧VDDを書込電流IDLで除算した値VDD/IDLよりもディジット線の抵抗値RDLが小さくなるように、ディジット線の長さを制限する必要がある。この対策として、メモリアレイを複数のメモリブロックに分割し、各メモリブロックにディジット線を設け、複数のメモリブロックに共通のメインディジット線を設け、メインディジット線とブロック選択信号でディジット線を制御する方法、すなわちディジット線を階層化する方法がある(図9参照)。
しかし、メタル杭打ちワード線とメインディジット線の両方を採用すると、配線層の数が増加し、工程数が増加し、製造コストが高くなるという問題がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、配線層の数が少ない不揮発性半導体記憶装置を提供することである。
この発明の一実施例による不揮発性半導体記憶装置は、複数のメモリブロックに分割されたメモリアレイを備えたものである。各メモリブロックは、複数行複数列に配置され、各々が抵抗値の変化によってデータを記憶するトンネル磁気抵抗素子を含む複数のメモリセルと、それぞれ複数行に対応して設けられた複数組の2本のワード線と、それぞれ複数行に対応して設けられた複数のディジット線と、それぞれ複数列に対応して設けられた複数のビット線とを含む。同じ行の隣接する2つのメモリセルのうちの一方のメモリセルは、対応の2本のワード線のうちのいずれか一方のワード線と対応のビット線との交点に配置され、他方のメモリセルは対応の2本のワード線のうちの他方のワード線と対応のビット線との交点に配置されている。複数のメモリブロックはワード線の延在方向に配列されている。この不揮発性半導体記憶装置は、さらに、2本の杭打ちワード線と、行デコーダと、列デコーダと、ディジット線駆動回路と、ビット線駆動回路とを備える。2本の杭打ちワード線は、各に対応して複数のメモリブロックに共通に設けられ、それぞれ対応の各組の2本のワード線に接続される。行デコーダは、行アドレス信号に従って、複数行のうちのいずれかの行と、その行に属する2本の杭打ちワード線のうちのいずれかの杭打ちワード線を選択し、選択した杭打ちワード線を選択レベルにする。列デコーダは、列アドレス信号に従って、複数のビット線のうちのいずれかのビット線を選択する。ディジット線駆動回路は、各ディジット線に対応して設けられ、書込動作時に、対応の行の2本の杭打ちワード線のうちのいずれか一方の杭打ちワード線が選択レベルにされたことに応じて対応のディジット線に磁場印加電流を流す。ビット線駆動回路は、書込動作時に、列デコーダによって選択されたビット線に書込電流を流す。
この不揮発性半導体記憶装置では、杭打ちワード線を介してディジット線駆動回路を制御するので、メインディジット線が不要となり、配線層数が少なくて済む。
図1は、この発明の一実施の形態によるMRAMデバイスの全体構成を示すブロック図である。図1において、このMRAMデバイスは、メモリアレイ1、行デコーダ2、ドライブ回路3、列デコーダ4、読出/書込制御回路5,6、およびコントロール回路7を備える。
メモリアレイ1は、複数のメモリブロックMBに分割されている。各メモリブロックMBは、図2に示すように、複数行複数列に配置された複数のメモリセルMCと、各行に対応して設けられたディジット線DLおよび一対のワード線WLと、各列に対応して設けられたビット線BLとを含む。各ディジット線DLの一方端には、電源電圧VDDが印加されている。
また、複数のメモリブロックMBはワード線WLの延在方向に配列されている。複数のメモリブロックMBに共通に、複数のメタル杭打ちワード線MWLと複数のソース線SLが設けられている。各メタル杭打ちワード線MWLは、各ワード線WLに対応して複数のメモリブロックMBに共通に設けられており、対応の各ワード線WLに複数箇所で接続されている。また、複数のソース線SLは、複数行の間および両側に配置されており、各ソース線SLは接地されている。
各メモリセルMCは、トンネル磁気抵抗素子TMRおよびアクセストランジスタ(NチャネルMOSトランジスタ)ATRを含む。各行において、複数のトンネル磁気抵抗素子TMRは対応のディジット線DLに沿って配置されている。
各奇数行において、各奇数列のアクセストランジスタATRのソースは対応の2本のソース線SLのうちの一方(図中上側)のソース線SLに接続され、そのゲートは対応の1対のワード線WLのうちの一方(図中上側)のワード線WLに接続され、そのドレインは対応のトンネル磁気抵抗素子TMRを介して対応のビット線BLに接続される。
各奇数行において、各偶数列のアクセストランジスタATRのソースは対応の2本のソース線SLのうちの他方(図中下側)のソース線SLに接続され、そのゲートは対応の1対のワード線WLのうちの他方(図中下側)のワード線WLに接続され、そのドレインは対応のトンネル磁気抵抗素子TMRを介して対応のビット線BLに接続される。
各偶数行において、各奇数列のアクセストランジスタATRのソースは対応の2本のソース線SLのうちの一方(図中下側)のソース線SLに接続され、そのゲートは対応の1対のワード線WLのうちの一方(図中下側)のワード線WLに接続され、そのドレインは対応のトンネル磁気抵抗素子TMRを介して対応のビット線BLに接続される。
各偶数行において、各偶数列のアクセストランジスタATRのソースは対応の2本のソース線SLのうちの他方(図中上側)のソース線SLに接続され、そのゲートは対応の1対のワード線WLのうちの他方(図中上側)のワード線WLに接続され、そのドレインは対応のトンネル磁気抵抗素子TMRを介して対応のビット線BLに接続される。
つまり、このメモリブロックMBでは、隣接する2本のビット線BLと1本のワード線WLとの交差部に1つのメモリセルMCが配置され、各ビット線BLに略同数のメモリセルMCが接続されており、折返しビット線構造が実現されている。
トンネル磁気抵抗素子TMRは、記憶データの論理に応じて電気抵抗値が変化する素子である。すなわちトンネル磁気抵抗素子TMRは、図3に示すように、電極ELとビット線BLの間に積層された固定磁化膜FL、トンネル絶縁膜TBおよび自由磁化膜VLを含む。固定磁化膜FLおよび自由磁化膜VLの各々は、強磁性体膜で構成されている。固定磁化膜FLの磁化方向は一方方向に固定されている。自由磁化膜VLの磁化方向は、一方方向および他方方向のうちのいずれかの方向に書込まれる。固定磁化膜FLおよび自由磁化膜VLの磁化方向が同一である場合はトンネル磁気抵抗素子TMRの抵抗値は比較的大きな値になり、両者の磁化方向が逆である場合はトンネル磁気抵抗素子TMRの電気抵抗値は比較的小さな値になる。トンネル磁気抵抗素子TMRの2段階の抵抗値は、たとえばデータ“1”およびデータ“0”にそれぞれ対応付けられる。
データ書込時は、図3に示すように、ワード線WLが非選択レベルの「L」レベルにされてアクセストランジスタATRが非導通状態にされ、ディジット線DLに磁場印加電流IDLが流されるとともにビット線BLに書込電流Iが流される。自由磁化膜VLの磁化方向は、磁場印加電流IDLおよび書込電流Iの方向の組合せによって決定される。
図4は、データ書込時における電流IDL,Iと磁界の関係を示す図である。図4を参照して、横軸で示される磁界Hxは、ディジット線DLを流れる磁場印加電流IDLによって生じる磁界H(DL)を示している。一方、縦軸に示される磁界Hyは、ビット線BLを流れる書込電流Iによって生じる磁界H(BL)を示している。
自由磁化膜VLに記憶される磁界方向は、磁界H(DL)とH(BL)の和が図中に示されるアステロイド特性線の外側の領域に達する場合においてのみ、新たに書込まれる。すなわち、アステロイド特性線の内側の領域に相当する磁界が印加された場合においては、自由磁化膜VLに記憶される磁界方向は更新されない。したがって、トンネル磁気抵抗素子TMRの記憶データを書込動作によって更新するためには、ディジット線DLとビット線BLとの両方に電流を流す必要がある。トンネル磁気抵抗素子TMRに一旦記憶された磁界方向すなわち記憶データは、新たなデータ書込が実行されるまでの間不揮発的に保持される。
データ読出時は、図5に示すように、ワード線WLが選択レベルの「H」レベルにされてアクセストランジスタATRが導通し、ビット線BLからトンネル磁気抵抗素子TMRおよびアクセストランジスタATRを介してソース線SL(接地電位VSSのライン)に電流Iが流れる。この電流Iの値は、トンネル磁気抵抗素子TMRの抵抗値に応じて変化する。したがって、この電流Iの値を検知することにより、トンネル磁気抵抗素子TMRの記憶データを読み出すことができる。
図6(a)は図2に示したメモリブロックMBのレイアウトを示す平面図であり、図6(b)はメモリブロックMBの断面図である。図6(a)(b)において、半導体基板8の表面に、複数のワード線WLが所定の間隔で形成される。各ワード線WLは、ポリ−シリコンで帯状に形成され、図中Y方向に延在する。複数のワード線WLは、2本ずつグループ化されており、各グループの2本のワード線WLは隣接する2つのメモリセル行にそれぞれ対応する。
各グループの2本のワード線WLをマスクとして半導体基板8の表面に不純物が注入されて複数対のアクセストランジスタATRが形成される。たとえば、奇数番のワード線グループでは、各奇数番のメモリセル列に対応して1対のアクセストランジスタATRが形成され、偶数番のワード線グループでは、各偶数番のメモリセル列に対応して1対のアクセストランジスタATRが形成される。2本のワード線WLの間の不純物領域が2つのアクセストランジスタATRのソースSとなり、2本のワード線WLの両側の不純物領域が2つのアクセストランジスタATRのドレインDとなる。
各メモリセル行において、複数のアクセストランジスタATRのソースSの上方に、第1メタル層を用いてソース線SLが形成される。各ソース線SLは、所定の幅を有し、帯状に形成され、図中Y方向に延在する。各アクセストランジスタATRのソースSは、コンタクトホール(図示せず)を介して上方のソース線SLに接続される。
各ワード線WLの上方に第2メタル層を用いてメタル杭打ちワード線MWLが形成され、各メタル杭打ちワード線MWLはコンタクトホール(図示せず)によって対応のワード線WLに接続される。
各ソース線SLおよび2本のメタル杭打ちワード線MWLの上方に、第3メタル層を用いてディジット線DLが形成される。各ディジット線DLの上方において、各メモリセル列に対応して、第4メタル層を用いて矩形の電極ELが形成される。各電極ELの一方端部は、対応のディジット線DLの一方側(図では左側)のアクセストランジスタATRのドレインDの上方まで延びており、コンタクトホールCHを介してそのドレインDに接続される。
また、対応のディジット線DLの上方であって、各電極ELの他方端部の表面には、トンネル磁気抵抗素子TMRが形成される。各メモリセル列の複数のトンネル磁気抵抗素子TMRの上に、第5メタル層を用いてビット線BLが形成されている。なお、基板8とビット線BLの間には絶縁層9が充填されている。
図1に戻って、行デコーダ2は、アドレス信号ADDに含まれる行アドレス信号RAに従って、メモリアレイ1の複数行のうちのいずれかの行と、その行の2本のメタル杭打ちワード線MWLのうちのいずれか1本のメタル杭打ちワード線MWLを選択し、選択したメタル杭打ちワード線MWLを選択レベルの「H」レベルにする。ドライブ回路3は、データ書込時に、行デコーダ2によって選択された行のディジット線DLに磁場印加電流IDLを流す。
列デコーダ4は、アドレス信号ADDに含まれる列アドレス信号CAに従って、メモリアレイ1の複数のメモリブロックMBのうちのいずれかのメモリブロックMBと、そのメモリブロックMBの複数のビット線BLのうちのいずれかi本(ただし、iは自然数である)のビット線を選択する。読出/書込制御回路5,6は、データ書込時は、外部から与えられた書込データ信号D1〜Diに従って、列デコーダ4によって選択されたi本のビット線BLの各々に書込電流Iを流し、i個のメモリセルMCの各々にデータ信号を書込む。また、読出/書込制御回路5,6は、データ読出時は、列デコーダ4によって選択されたi本のビット線BLの各々に流れる電流Isを検出し、検出結果に応じた論理のデータ信号Q1〜Qiを外部に出力する。コントロール回路7は、外部コマンド信号CMDに従ってMRAMデバイス全体を制御する。
以下、この発明の特徴となるデータ書込方法について説明する。図7は、このMRAMのデータ書込に関連する部分を示す回路ブロック図である。図7において、メモリアレイ1は、複数のメモリブロックMB1,MB2,…に分割されている。メモリブロックMB1,MB2,…の各々の構成は、図2で説明した通りである。図7では説明および図面の簡単化のため、メモリブロックMB1,MB2,…の各々のうちの4つのメモリセルMC1〜MC4のみが示されている。
メモリブロックMB1は、2行2列に配置された4つのメモリセルMC1〜MC4と、第1メモリセル行に対応して設けられたディジット線DL1および一対のワード線WL1,WL2と、第2メモリセル行に対応して設けられたディジット線DL2および一対のワード線WL3,WL4と、第1メモリセル列に対応して設けられたビット線BL1と、第2メモリセル列に対応して設けられたビット線BL2とを含む。ディジット線DL1,DL2の各々の一方端には、電源電圧VDDが印加されている。
また、複数のメモリブロックMB1,MB2,…に共通に、4本のメタル杭打ちワード線MWL1〜MWL4と3本のソース線SLが設けられている。メタル杭打ちワード線MWL1〜MWL4は、それぞれワード線WL1〜WL4に対応して設けられており、各メタル杭打ちワード線MWLは対応の各ワード線WLに複数箇所で接続されている。また、3本のソース線SLは、2つのメモリセル行の間および両側に配置されており、各ソース線SLは接地されている。
メモリセルMC1〜MC4の各々は、トンネル磁気抵抗素子TMRおよびアクセストランジスタATRを含む。各メモリセル行において、2つのトンネル磁気抵抗素子TMRは対応のディジット線DLに沿って配置されている。
メモリセルMC1のアクセストランジスタATRのソースは対応の2本のソース線SLのうちの一方(図中上側)のソース線SLに接続され、そのゲートはワード線WL1に接続され、そのドレインは対応のトンネル磁気抵抗素子TMRを介してビット線BL1に接続される。
メモリセルMC2のアクセストランジスタATRのソースは対応の2本のソース線SLのうちの他方(図中下側)のソース線SLに接続され、そのゲートはワード線WL2に接続され、そのドレインは対応のトンネル磁気抵抗素子TMRを介してビット線BL2に接続される。
メモリセルMC3のアクセストランジスタATRのソースは対応の2本のソース線SLのうちの一方(図中下側)のソース線SLに接続され、そのゲートはワード線WL4に接続され、そのドレインは対応のトンネル磁気抵抗素子TMRを介してビット線BL1に接続される。
メモリセルMC4のアクセストランジスタATRのソースは対応の2本のソース線SLのうちの他方(図中上側)のソース線SLに接続され、そのゲートはワード線WL3に接続され、そのドレインは対応のトンネル磁気抵抗素子TMRを介してビット線BL2に接続される。
複数のメモリブロックMB1,MB2,…に対応してそれぞれディジット線駆動回路DD1,DD2,…が設けられる。ディジット線駆動回路DD1,DD2,…は、それぞれ書込ブロック選択信号WEB1,WEB2,…が活性化レベルの「H」レベルにされたことに応じて活性化され、行デコーダ2によって選択された行のディジット線DLに磁場印加電流IDLを流す。
すなわち、ディジット線駆動回路DD1は、各メモリセル行に対応して設けられたORゲート10、ANDゲート11、およびNチャネルMOSトランジスタ12を含む。第1メモリセル行では、ORゲート10の2つの入力ノードは、それぞれメタル杭打ちワード線MWL1,MWL2に接続される。ANDゲート11の2つの入力ノードは、それぞれ書込ブロック選択信号WEB1とORゲート10の出力信号とを受ける。NチャネルMOSトランジスタ12は、ディジット線DL1の他方端と接地電位VSSのラインとの間に接続され、そのゲートはANDゲート11の出力信号を受ける。
書込ブロック選択信号WEB1が活性化レベルの「H」レベルにされ、かつ2本のメタル杭打ちワード線MWL1,MWL2のうちのいずれか1つのメタル杭打ちワード線MWLが活性化レベルの「H」レベルにされると、ANDゲート11の出力信号が「H」レベルになってNチャネルMOSトランジスタ12が導通し、ディジット線DL1に磁場印加電流IDLが流れる。
第2メモリセル行では、書込ブロック選択信号WEB1が活性化レベルの「H」レベルにされ、かつ2本のメタル杭打ちワード線MWL3,MWL4のうちのいずれか1つのメタル杭打ちワード線MWLが活性化レベルの「H」レベルにされると、ANDゲート11の出力信号が「H」レベルになってNチャネルMOSトランジスタ12が導通し、ディジット線DL2に磁場印加電流IDLが流れる。
ディジット線駆動回路DD2,…は、書込ブロック選択信号WEB1の代わりに書込ブロック選択信号WEB2,…が与えられる点を除けば、ディジット線駆動回路DD1と同じである。なお、ディジット線駆動回路DD1,DD2,…は、図1のドライブ回路3に含まれる。また、書込ブロック選択信号WEB1,WEB2,…は、外部コマンド信号CMDと列アドレス信号CAに基づいてコントロール回路7、列デコーダ4、および読出/書込制御回路5,6で生成される。
また、メモリブロックMB1,MB2,…の各々のビット線BL1,BL2,…に対応して、それぞれドライバD1a,D1b;D2a,D2b;…が設けられる。ドライバD1a,D2a,…の入力ノードにはそれぞれドライバ制御信号φ1a,φ2a,…が与えられ、それらの出力ノードはそれぞれビット線BL1,BL2,…の一方端に接続される。ドライバD1b,D2b,…の入力ノードにはそれぞれドライバ制御信号φ1b,φ2b,…が与えられ、それらの出力ノードはそれぞれビット線BL1,BL2,…の他方端に接続される。
たとえば、メモリセルMC1またはMC3にデータ“0”を書き込む場合は、ドライバ制御信号φ1a,φ1bをそれぞれ「H」レベルおよび「L」レベルにして、ドライバD1aの出力ノードからビット線BL1を介してドライバD1bの出力ノードに書込電流Iを流す。また、メモリセルMC1またはMC3にデータ“1”を書き込む場合は、ドライバ制御信号φ1a,φ1bをそれぞれ「L」レベルおよび「H」レベルにして、ドライバD1bの出力ノードからビット線BL1を介してドライバD1aの出力ノードに書込電流Iを流す。このとき、データ書込を行なわない列に対応する制御信号φ2a,φ2b,…はともに「L」レベルにされ、ビット線BL2,…はともに「L」レベル(接地電位VSS)にされる。
なお、ドライバD1a,D1b;D2a,D2b;…は、図1の読出/書込制御回路5,6に含まれる。また、ドライバ制御信号φ1a,φ2a,…;φ1b,φ2b,…は、外部コマンド信号CMDと列アドレス信号CAに基づいてコントロール回路7、列デコーダ4、および読出/書込制御回路5,6で生成される。
また、行アドレス信号RA0〜RA8のうちの信号RA0と、書込許可信号WEとがEX−ORゲート13に入力され、EX−ORゲート13の出力信号が行デコーダ2に与えられる。したがって、信号WEが非活性化レベルの「L」レベルにされる読出動作時には、信号RA0は行デコーダ2にそのまま入力され、信号WEが活性化レベルの「H」レベルにされる書込動作時には、信号RA0は反転されて行デコーダ2に入力される。
たとえば、行デコーダ2に与えられる信号RA0が「H」レベルの場合は、複数のメタル杭打ちワード線MWL1,MWL2,…のうちの奇数番のメタル杭打ちワード線MWL1,MWL3,…が選択され、残りの行アドレス信号RA1〜RA8によって奇数番のメタル杭打ちワード線MWL1,MWL3,…のうちのいずれか1本のメタル杭打ちワード線MWLが選択される。
また、行デコーダ2に与えられる信号RA0が「L」レベルの場合は、複数のメタル杭打ちワード線MWL1,MWL2,…のうちの偶数番のメタル杭打ちワード線MWL2,MWL4,…が選択され、残りの行アドレス信号RA1〜RA8によって偶数番のメタル杭打ちワード線MWL2,MWL4,…のうちのいずれか1本のメタル杭打ちワード線MWLが選択される。
したがって、読出動作時は、外部行アドレス信号RA0〜RA8によって指定されるメタル杭打ちワード線(たとえばMWL1)がそのまま選択されるが、書込動作時には、外部行アドレス信号RA0〜RA8によって指定される行(たとえば第1メモリセル行)に対応する2本のメタル杭打ちワード線(この場合はMWL1,MWL2)のうちの外部アドレス信号RA0〜RA8によって指定されない方のメタル杭打ちワード線(たとえばMWL2)が選択される。
これは、たとえばメモリセルMC1のデータを読み出したい場合は、メタル杭打ちワード線MWL1を「H」レベルにしてメモリセルMC1のアクセストランジスタATRを導通させる必要があるのに対し、メモリセルMC1にデータを書込む場合は、メタル杭打ちワード線MWL1を「L」レベルにしてメモリセルMC1のアクセストランジスタATRを非導通に維持しながら、メタル杭打ちワード線MWL2を「H」レベルにしてデジット線DL1に磁場印加電流IDLを流すためである。
次に、このMRAMの書込動作について説明する。図7中のメモリブロックMB1のメモリセルMC4が外部行アドレス信号RA0〜RA8および外部列アドレス信号CAによって指定されたものとする。書込許可信号WEが活性化レベルの「H」レベルにされ、EX−ORゲート13によって信号RA0が反転されて行デコーダ2に入力される。
外部行アドレス信号RA0〜RA8そのものは、メモリセルMC4に対応するメタル杭打ちワード線MWL3を指定するが、信号RA0が反転されるので、行デコーダ2によってメタル杭打ちワード線MWL4が選択レベルの「H」レベルにされる。また、書込ブロック選択信号WEB1が選択レベルの「H」レベルにされる。これにより、ディジット線駆動回路DD1の第2メモリセル行に対応するNチャネルMOSトランジスタ12が導通し、メモリブロックMB1のディジット線DL2に磁場印加電流IDLが流れる。
また、外部列アドレス信号CAおよび書込データ信号Dに従って、たとえばドライバ制御信号φ2a,φ2bがそれぞれ「H」レベルおよび「L」レベルにされ、ビット線BL2に書込電流Iが流されてメモリセルMC4にデータ信号Dが書き込まれる。このとき、メモリセルMC4のアクセストランジスタATRは非導通にされているので、ビット線BL2からメモリセルMC4を介してソース線SLに電流が漏れることはない。一方、メモリセルMC3のアクセストランジスタATRは導通するが、ドライバ制御回路φ1a,φ1bがともに「L」レベルにされてビット線BL1が「L」レベルにされるので、ビット線BL1からメモリセルMC3を介してソース線SLに電流が流れることはない。
図8は、このMRAMの動作を例示するタイムチャートである。図8において、時刻t0において書込許可信号WEが活性化レベルの「H」レベルに立ち上げられ、書込動作が開始される。このとき、図7中のメモリブロックMB1のメモリセルMC2が外部行アドレス信号RA0〜RA8および外部列アドレス信号CAによって指定されたものとする。書込許可信号WEが「H」レベルにされているので、EX−ORゲート13によって信号RA0が反転されて行デコーダ2に入力される。
外部行アドレス信号RA0〜RA8そのものは、メモリセルMC2に対応するメタル杭打ちワード線MWL2を指定するが、信号RA0が反転されるので、行デコーダ2によってメタル杭打ちワード線MWL1(すなわちワード線WL1)が選択レベルの「H」レベルにされる。また、書込ブロック選択信号WEB1が選択レベルの「H」レベルにされる。ディジット線駆動回路DD1の第1メモリセル行に対応するNチャネルMOSトランジスタ12が導通し、メモリブロックMB1のディジット線DL1に磁場印加電流IDL1が流れる。
また、外部列アドレス信号CAおよび書込データ信号Dに従って、たとえばドライバ制御信号φ2a,φ2bがそれぞれ「H」レベルおよび「L」レベルにされ、ビット線BL2に書込電流+Iが流されてメモリセルMC2にデータ“1”が書き込まれる。ドライバ制御信号φ2a,φ2bがそれぞれ「L」レベルおよび「H」レベルにされ、ビット線BL2に書込電流−Iが流された場合は、メモリセルMC2にデータ“0”が書き込まれる。
このとき、メモリセルMC2のアクセストランジスタATRは非導通にされているので、ビット線BL2からメモリセルMC2を介してソース線SLに電流が漏れることはない。一方、メモリセルMC1のアクセストランジスタATRは導通するが、ドライバ制御回路φ1a,φ1bがともに「L」レベルにされてビット線BL1が「L」レベルにされるので、ビット線BL1からメモリセルMC1を介してソース線SLに電流が流れることはない。
次に、時刻t1において、外部行アドレス信号RA0〜RA8のうちの信号RA0のみが反転されて「L」レベルに立ち下げられると、外部行アドレス信号RA0〜RA8そのものは、メモリセルMC1に対応するメタル杭打ちワード線MWL1を指定するが、信号RA0が反転されるので、行デコーダ2によってメタル杭打ちワード線MWL2(すなわちワード線WL2)が選択レベルの「H」レベルにされる。また、書込ブロック選択信号WEB1が選択レベルの「H」レベルに維持され、メモリブロックMB1のディジット線DL1の磁場印加電流IDL1が維持される。
また、外部列アドレス信号CAおよび書込データ信号Dに従って、たとえばドライバ制御信号φ1a,φ1bがそれぞれ「H」レベルおよび「L」レベルにされ、ビット線BL2に書込電流+Iが流されてメモリセルMC1にデータ“1”が書き込まれる。ドライバ制御信号φ1a,φ1bがそれぞれ「L」レベルおよび「H」レベルにされ、ビット線BL2に書込電流−Iが流された場合は、メモリセルMC1にデータ“0”が書き込まれる。
このとき、メモリセルMC1のアクセストランジスタATRは非導通にされているので、ビット線BL1からメモリセルMC1を介してソース線SLに電流が漏れることはない。一方、メモリセルMC2のアクセストランジスタATRは導通するが、ドライバ制御回路φ2a,φ2bがともに「L」レベルにされてビット線BL2が「L」レベルにされるので、ビット線BL2からメモリセルMC2を介してソース線SLに電流が流れることはない。
次いで、時刻t2において書込許可信号WEが非活性化レベルの「L」レベルに立ち上げられ、読出動作が開始される。信号WEが「L」レベルにされると、書込ブロック選択信号WEB1が「L」レベルにされてディジット線駆動回路DD1が非活性化され、ディジット線DL1の電流が遮断される。また、時刻t2において、外部行アドレス信号RA0〜RA8のうちの信号RA0のみが反転されて「H」レベルに立ち上げられるが、信号WEが「L」レベルにされたので、ワード線WL2が「H」レベルに維持され、メモリセルMC2のアクセストランジスタATRが導通状態に維持される。
また、ビット線BL1,BL2は、図示しない読出回路に接続される。読出回路は、ビット線BL2に所定の読出電圧を与えてメモリセルMC2に流れる電流Iを検出する。また、ビット線BL1にはダミーメモリセル(図示せず)が接続されており、読出回路は、ビット線BL1に所定の読出電圧を与えてダミーメモリセルに流れるリファレンス電流Iを検出する。読出回路は、メモリセルMC2に流れる電流Iとダミーメモリセルに流れるリファレンス電流Iとの大小を比較し、比較結果に応じた論理レベルの読出データ信号を出力する。
次いで、時刻t3において、外部行アドレス信号RA0〜RA8のうちの信号RA0のみが反転されて「L」レベルに立ち上げられると、ワード線WL1が「H」レベルに立ち上げられ、メモリセルMC1のアクセストランジスタATRが導通状態にされる。
上記読出回路は、ビット線BL1に所定の読出電圧を与えてメモリセルMC1に流れる電流Iを検出する。また、ビット線BL2にはダミーメモリセル(図示せず)が接続されており、読出回路は、ビット線BL2に所定の読出電圧を与えてダミーメモリセルに流れるリファレンス電流Iを検出する。読出回路は、メモリセルMC1に流れる電流Iとダミーメモリセルに流れるリファレンス電流Iとの大小を比較し、比較結果に応じた論理レベルの読出データ信号を出力する。
図9は、この実施の形態の比較例を示す回路ブロック図であって、図7と対比される図である。図9を参照して、このMRAMが図7のMRAMと異なる点は、それぞれディジット線DL1,DL2,…に対応して複数のメモリブロックMB1,MB2,…に共通にメインディジット線MDL1,MDL2,…が設けられ、ORゲート10およびEX−ORゲート13が除去されている点である。ANDゲート11の一方入力ノードは、ORゲート10の出力信号を受ける代わりに、対応の行のメインディジット線MDLに接続される。
また、信号RA0,WEは、行デコーダ2に直接入力される。行デコーダ2は、書込動作時は、行アドレス信号RA0〜RA8によって指定された行のメインディジット線(たとえばMDL1)を選択レベルの「H」レベルにする。たとえば、書込ブロック選択信号WEB1が選択レベルの「H」レベルにされると、メモリブロックMB1の第1メモリセル行のディジット線DL1に磁場印加電流IDLが流れる。この状態で、第1メモリセル列のビット線BL1に書込電流Iが流されると、メモリセルMC1にデータ信号が書き込まれる。
また、行デコーダ2は、読出動作時には、行アドレス信号RA0〜RA8によって指定された行のメタル杭打ちワード線(たとえばMWL1)を選択レベルの「H」レベルにする。これにより、メモリセルMCのアクセストランジスタATRが導通する。読出回路(図示せず)は、ビット線BL1からメモリセルMC1を介してソース線SLに流れる電流Iと、ビット線BL2からダミーメモリセル(図示せず)に流れるリファレンス電流Iとを比較し、比較結果に応じた論理レベルのデータ信号を出力する。
図10(a)(b)は、図9に示したMRAMのメモリブロックMBのレイアウトおよび断面形状を示す図であって、図6(a)(b)と対比される図である。図10(a)(b)を参照して、このMRAMでは、2本のメタル杭打ちワード線MWLとディジット線DLの間に、メインディジット線MDLが追加されている。したがって、比較例のMRAMでは、実施の形態のMRAMに比べて、メインディジット線MDLの分だけメタル層の数が増加してしまう。逆に、実施の形態のMRAMでは、比較例のMRAMよりもメタル層の数が少なくて済む。したがって、製造工程が少なくなり、製造コストの低減化を図ることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の一実施の形態によるMRAMの全体構成を示すブロック図である。 図1に示したメモリブロックの構成を示す回路図である。 図2に示したメモリセルの構成および書込動作を示す図である。 図3に示したトンネル磁気抵抗素子の特性を説明するための図である。 図3に示したメモリセルの読出動作を示す図である。 図2に示したメモリブロックのレイアウトおよび断面形状を示す図である。 図1〜図6に示したMRAMのデータ書込に関連する部分を示す回路ブロック図である。 図1〜図7に示したMRAMの動作を例示するタイムチャートである。 実施の形態の比較例を示す回路ブロック図である。 図9に示したMRAMのメモリブロックのレイアウトおよび断面形状を示す図である。
符号の説明
1 メモリアレイ、2 行デコーダ、3 ドライブ回路、4 列デコーダ、5,6 読出/書込制御回路、7 コントロール回路、MB メモリブロック、MC メモリセル、TMR トンネル磁気抵抗素子、ATR アクセストランジスタ、S ソース、D ドレイン、WL ワード線、MWL メタル杭打ちワード線、DL ディジット線、MDL メインディジット線、SL ソース線、BL ビット線、EL 電極、FL 固定磁化膜、TB トンネル絶縁膜、VL 自由磁化膜、8 半導体基板、9 絶縁層、10 ORゲート、11 ANDゲート、12 NチャネルMOSトランジスタ、13 EX−ORゲート、DD1,DD2 ディジット線駆動回路、D1a,D1b,D2a,D2b ドライバ。

Claims (4)

  1. 複数のメモリブロックに分割されたメモリアレイを備え、
    各メモリブロックは、複数行複数列に配置され、各々が抵抗値の変化によってデータを記憶するトンネル磁気抵抗素子を含む複数のメモリセルと、それぞれ前記複数行に対応して設けられた複数組の2本のワード線と、それぞれ前記複数行に対応して設けられた複数のディジット線と、それぞれ前記複数列に対応して設けられた複数のビット線とを含み、
    同じ行の隣接する2つのメモリセルのうちの一方のメモリセルは、対応の2本のワード線のうちのいずれか一方のワード線と対応のビット線との交点に配置され、他方のメモリセルは対応の2本のワード線のうちの他方のワード線と対応のビット線との交点に配置され、
    前記複数のメモリブロックは前記ワード線の延在方向に配列され、
    さらに、各に対応して前記複数のメモリブロックに共通に設けられ、それぞれ対応の各組の2本のワード線に接続された2本の杭打ちワード線と、
    行アドレス信号に従って、前記複数行のうちのいずれかの行と、その行に属する2本の杭打ちワード線のうちのいずれかの杭打ちワード線を選択し、選択した杭打ちワード線を選択レベルにする行デコーダと、
    列アドレス信号に従って、前記複数のビット線のうちのいずれかのビット線を選択する列デコーダと、
    各ディジット線に対応して設けられ、書込動作時に、対応の行の2本の杭打ちワード線のうちのいずれか一方の杭打ちワード線が前記選択レベルにされたことに応じて対応のディジット線に磁場印加電流を流すディジット線駆動回路と、
    前記書込動作時に、前記列デコーダによって選択されたビット線に書込電流を流すビット線駆動回路とを備える、不揮発性半導体記憶装置。
  2. 各メモリセルは前記トンネル磁気抵抗素子とトランジスタを含み、
    各トランジスタは、対応のビット線と基準電位のラインとの間に対応の抵抗体記憶素子と直列接続され、対応のワード線が前記選択レベルにされたことに応じて導通し、
    前記行アドレス信号は、前記複数行のうちのいずれかの行を選択するための第1の副行アドレス信号と、同じ行の2本のワード線のうちのいずれかのワード線を選択するための1ビットの第2の副行アドレス信号とを含み、
    さらに、前記行アドレス信号を受け、読出動作時は前記行アドレス信号を前記行デコーダにそのまま通過させ、前記書込動作時は、前記第1の副行アドレス信号を前記行デコーダにそのまま通過させるとともに、前記第2の副行アドレス信号の論理レベルを反転させて前記行デコーダに与えるゲート回路と、
    前記読出動作時に、前記列デコーダによって選択されたビット線を介して、前記行デコーダによって選択された杭打ちワード線に対応するメモリセルの記憶データを読み出す読出回路とを備える、請求項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記ビット線駆動回路は、前記書込動作時に、前記行デコーダによって前記選択レベルにされた杭打ちワード線に対応する各トランジスタに接続された各ビット線に前記基準電位を与える、請求項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記列デコーダは、前記列アドレス信号に従って、前記複数のメモリブロックのうちのいずれかのメモリブロックと、そのメモリブロックに属する前記複数のビット線のうちのいずれかのビット線を選択し、
    前記ディジット線駆動回路は、対応のメモリブロックが前記列デコーダによって選択され、かつ対応の行の2本の杭打ちワード線のうちのいずれか一方の杭打ちワード線が前記選択レベルにされたことに応じて対応のディジット線に前記磁場印加電流を流す、請求項1から請求項までのいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置。
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