JP5331674B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、生体を用いた個人認証が実施可能な画像形成装置に関するものである。
この種の画像形成装置には、利用者制限やプライベート印刷等の機能を備えるものがあり、セキュリティの強化が図られている。
詳しくは、利用者制限機能は、部署や役職等に応じた画像形成装置の利用を制限し、また、プライベート印刷機能は、印刷物の取り忘れを防止し、情報漏洩の防止を図る。
これら各機能を備えた画像形成装置を利用するには、操作パネルで暗証番号を入力、或いはICカードをカードリーダで読み取って個人認証を行う。また、これら暗証番号の漏洩やカードの紛失を鑑み、この個人認証には利用者の指紋を用いた技術も知られている(例えば、特許文献1参照)。
そして、利用者本人が特定されると、個人毎に許可された項目について画像形成装置を利用でき、また、操作パネルで希望データを選択すれば、この選択したデータを印刷可能になる。
特開2001−356646号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、画像形成装置の誤作動を招くとの問題がある。
なぜならば、当該技術の生体認証ユニットは操作部のスタートキーに備えられており、利用者の認証に用いられる指、若しくはこの認証に用いられない他の指、又は手掌部のいずれかが、このスタートキーや周辺の操作キーなどに誤って触れてしまうからである。
このように、生体認証ユニットをスタートキーに設けた上記従来の技術では、利用者は誤って触れないように配慮する必要があり、この利用者に余計な気を遣わせない点については依然として課題が残されている。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消し、生体認証を行う際の装置の誤操作を防止できる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するための第1の発明は、画像形成装置本体に設置され、利用者の各種操作に供される複数の操作キーや各種情報を表示する操作画面を備えた操作部と、この操作部に設置され、利用者の生体による個人認証に供する生体認証ユニットと、この生体認証ユニットの周囲に形成されており、操作キーや操作画面を配置させない配置禁止領域とを具備する。
第1の発明によれば、操作部は、画像形成装置本体に設置され、利用者の各種操作に供される複数の操作キーや各種情報を表示する操作画面を備えている。また、生体認証ユニットは、この操作部に設置され、利用者の生体による個人認証に利用される。これにより、仮に利用者本人が特定されると、操作画面には、利用者個人毎に許可された項目や、利用者専用にカスタマイズされた画像を表示できる。
この利用者個人の認証を行うにあたり、画像形成装置本体に例えばカードリーダを設置する場合に比して、画像形成装置の小型化にも寄与するし、また、暗証番号の漏洩やカードの紛失の問題もなく、高いセキュリティが確保される。
しかも、生体認証ユニットの周囲には、操作キーや操作画面を配置させない配置禁止領域が形成されており、利用者に操作キーや操作画面を誤操作させない措置が施されている。よって、利用者に余計な気を遣わせず、利用者の注意を散漫させ難い画像形成装置を構成できる。
第2の発明は、第1の発明の構成において、生体認証ユニットは、操作キーを備えた操作部の正面に設置され、配置禁止領域は、この正面のうち利用者から視て生体認証ユニットの手前側に形成されることを特徴とする。
第2の発明によれば、第1の発明の作用に加えてさらに、生体認証ユニットは、操作キーを備えた操作部の正面に設置され、この位置は利用者にとって最も利用し易い位置である。一方、配置禁止領域は、この正面のうち利用者から視て生体認証ユニットの手前側に形成されており、操作キー等が利用者の手前側に配置されない。したがって、利用者の生体、詳しくはその指や手掌部が操作キー等に誤って触れないため、利用者は余計な気を遣わずに画像形成装置を利用できる。
第3の発明は、第1や第2の発明の構成において、生体認証ユニットは、操作キーを備えた操作部の正面に設置され、配置禁止領域は、この正面のうち利用者から視て生体認証ユニットの左側に形成されることを特徴とする。
第3の発明によれば、第1や第2の発明の作用に加えてさらに、この場合の配置禁止領域は、この正面のうち利用者から視て生体認証ユニットの左側に形成されており、利用者の右手の例えば示指(第2指)を生体認証に用いた場合にも、その母指(第1指)が操作キー等に誤って触れない。よって、この場合にも利用者は余計な気を遣わずに画像形成装置を利用できる。
第4の発明は、第1の発明の構成において、生体認証ユニットは、操作キーを備えた操作部の正面と同一平面ではない場所に設置され、配置禁止領域は、これら正面と同一平面ではない場所とが交わるこの正面の周縁に形成されることを特徴とする。
第4の発明によれば、第1の発明の作用に加えてさらに、生体認証ユニットは、操作部の正面と同一平面ではない場所に設置され、この位置は利用者にとって最も誤操作し難い位置である。そして、この場合の配置禁止領域はこの正面の周縁が該当し、利用者は余計な気を遣わずに画像形成装置を利用できる。
第5の発明は、第1の発明の構成において、生体認証ユニットは、操作キーを備えた操作部の正面に連なるこの操作部の側面或いは利用者から視てこの操作部の手前面に設置され、配置禁止領域は、これら正面と側面或いは手前面とが交わるこの正面の周縁に形成されることを特徴とする。
第5の発明によれば、第1の発明の作用に加えてさらに、生体認証ユニットは、操作部の側面或いは操作部の手前面に設置されており、このユニットに紙粉が溜まらず、ユニットの機能に悪影響を及ぼさないし、この位置は利用者にとって最も誤操作し難い位置である。よって、この場合にも利用者は余計な気を遣わずに画像形成装置を利用できる。
第6の発明は、第1から第5の発明の構成において、生体認証ユニットは、利用者の生体情報を読み取る読み取り部と、この読み取り部による認証動作方向に沿って延びて利用者の生体に接触する凸状或いは凹状のガイドとを有することを特徴とする。
第6の発明によれば、第1から第5の発明の作用に加えてさらに、生体認証ユニットが読み取り部による認証動作方向に沿って延びた凸状或いは凹状のガイドを有しており、利用者の例えば指はこのガイドに沿って滑らせることができ、その認証精度の向上に寄与する。
第7の発明は、第6の発明の構成において、生体認証ユニットは、読み取り部やガイドを配置したケースと、操作部に回転自在に支持され、このケースを回転させて操作部に対する読み取り部の角度を変更可能な回転軸とを有することを特徴とする。
第7の発明によれば、第6の発明の作用に加えてさらに、生体認証ユニットが読み取り部の角度を変更可能に可動するため、例えば操作部の位置が固定されていても、利用者の身長に応じた指の配置角度の違いに速やかに対応できる。よって、利用者にとって使い勝手の良い操作感を与えることができる。
本発明によれば、生体認証ユニットの周囲には、操作キーや操作画面を配置させない配置禁止領域が形成されているため、装置の誤作動を防止できる画像形成装置を提供することができる。
本実施例の複合機の外観斜視図である。 図1の複合機のコントローラを含めた構成図である。 図1の操作パネルの拡大斜視図である。 (a)は図3の生体認証ユニットの斜視図、(b)は(a)のIV−IV線から視た矢視断面図である。 図3の生体認証ユニットの動作説明図である。 (a)は他の実施例における生体認証ユニットの斜視図、(b)は(a)のVI−VI線から視た矢視断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて説明する。
図1には、画像形成装置の一例であるデジタル複合機、いわゆる多機能周辺機器(Multiple Function Peripheral、以下、MFPと称する)4が右前上方から示されている。
このMFP4は、会社のオフィス等の如く複数の利用者(ユーザ)で利用でき、サーバやクライアントPCとともに、例えばLAN等のネットワークに接続されている。
また、同図では、ユーザに相対するMFP4の正面と、このMFP4の右側面とが視えている。このMFP4は胴内排紙型の装置本体10を備え、この装置本体10の内側には排紙トレイ15が形成されている。
排紙トレイ15の上側には、この図1では省略されているが、図3にその一部分が示されるように、自動原稿搬送装置(Auto Document Feeder、以下、ADFと称する)17が搭載される。
そして、MFP4を複写機やファクシミリ、ネットワークスキャナとして利用するときには、このADF17から原稿を搬送し、その画像面は光学式のスキャナ部22にて光学的に読み取られる。
スキャナ部22の手前側には操作パネル(操作部)28が設置されている。この操作パネル28には、ユーザの各種操作に供される複数の操作キー67〜73が配置される(図3)。
また、この操作パネル28には、文字情報や案内画像等の各種情報を表示するタッチパネル(操作画面)74が設けられている。これら操作キー67〜73やタッチパネル74の操作内容は図2のコントローラ50に通知される。
一方、図1で見て装置本体10の下部にはフロントローディング式の用紙供給装置が配置される。この供給装置には、装置本体10の高さ方向に沿って上下3段の給紙カセット11が備えられ、各カセット11はいずれも装置本体10に対して引き出し可能に構成される。
図2はMFP4のコントローラ50を含めた概略構成図である。当該MFP4は、ネットワークインターフェース(IF)26を介して上記ネットワークに接続され、さらに、公衆回線にも接続されている。そして、MFP4はプログラムの命令にしたがって各種動作を実行する。
このMFP4は、例えば、印刷機能(Copy機能)、送信機能(Send機能)及び保存機能(Box機能)を有する。
具体的には、HDD32はボックス領域34を備え、上記クライアントPCから送信された印刷ジョブ、スキャナ部22で読み込まれたスキャンジョブ、FAX通信部24にて受信したファクシミリジョブ等の種々のデータを逐次保存しており、Box機能を有している。
さらに、MFP4はメモリ30を備えている。このメモリ30はROMやRAM等を有しており、本実施例で云えば、ユーザの指紋による個人認証に基づく処理動作のプログラム等が格納されている。
上述のFAX通信部24はSend機能も有し、HDD32に保存されたファクシミリジョブを相手先に向けて送信する。
また、プリントエンジン20は、原稿をスキャナ部22の画像読取位置に搬送するADF17、用紙を収納する給紙カセット11、画像を用紙に転写する画像形成部に接続され、HDD32に保存された印刷ジョブを排紙トレイ15に出力しており、Copy機能を有している。
なお、このプリントエンジン20は、転写済みの用紙にソート、穴開けやステープル処理等を行う後処理装置にも接続可能である。
ここで、本実施例のMFP4には生体認証ユニット40が設置されている。詳しくは、図3に示されるように、操作パネル28は、装置本体10の高さ方向に所定の厚みを有した略直方体のハウジング60を備え、略長方形の正面(上面)62がその最も大きな面積を有し、この正面62と背面(下面)63とが所定の厚みをおいて対峙する。
これら正面62の周縁及び背面63の周縁は3つの側面に連なっている。具体的には、右側面64及び左側面65はハウジング60の長手方向の両端部分で対峙する。これら右側面64及び左側面65の両端は、ユーザから視て最も近接する手前面66に連なる。なお、この手前面66は、ハウジング60の長手方向に直交した方向でスキャナ部22の周縁に対峙している。
ここで、本実施例の操作キー67〜73やタッチパネル74は正面62に備えられている。具体的には、この正面62のやや左寄り部分には矩形状のタッチパネル74が設けられ、ユーザから視てパネル74の左側には、例えば点灯する[コピー]キー、[プリンタ]キー或いは[スキャナ]キー67が配置されている。
また、タッチパネル74の直ぐ右側には、テンキー70や、例えば[応用コピー]キー、[原稿サイズ混載]キーや[システムメニュー/カウンタ]キー68が配置され、さらに、同じくユーザから視てパネル74の奥側には例えば[文書管理]キー、[出力管理]キーや[再コピー出力]キー73が配置されている。
さらに、ユーザから視てテンキー70の直ぐ右側には、例えば[リセット]キーや[ストップ/クリア]キー71が、その手前側には[スタート]キー72がそれぞれ配置されている。また、これら[リセット]キーや[ストップ/クリア]キー71の直ぐ右側には[割り込み]キーや[節電]キー69が配置される。
このように、正面62には種々の操作キー67〜73やタッチパネル74が配置されているが、本実施例の生体認証ユニット40もまた正面62に設置される。それは、配置禁止領域80を生体認証ユニット40の周囲に形成しているからである。
より具体的には、この図3に示されるように、ユーザから視て生体認証ユニット40の手前側には配置禁止領域80があり、この領域80は、生体認証ユニット40と手前面66との間に操作キー67〜73、特に、[スタート]キー72や、[割り込み]キー、[節電]キー69を配置させない間隙として確保されている。
しかも、この配置禁止領域80は、ユーザから視てテンキー70と生体認証ユニット40との間にも設けられており、特に、[リセット]キーや[ストップ/クリア]キー71、さらに、[スタート]キー72を配置させない間隙が確保されている。
ところで、本実施例の生体認証ユニット40は、ハウジング60に対して可動するケース42を備えている(図4)。
詳しくは、このケース42は、ハウジング60の右側面64に沿って延びた箱型をなし、ユーザから視てその右端及び左端には凸状のガイド48,48を有する。これらガイド48の上端は正面62よりもさらに上方に向けて突出している。ガイド48の間隔はユーザの右手示指(第2指)の幅よりも若干広く形成されている。
また、これらガイド48の間であって、ケース42の上面には読み取り部46が設けられ、この読み取り部46は示指の指紋を読み取る。
より具体的には、読み取り部46の上方に示指の第1関節辺りを配置し、この示指をガイド48に沿ってユーザの奥側から手前側に向けて滑らせると、その指紋が読み取られる。
読み取り部46はケース42の裏面49に対峙しており、これら読み取り部46と裏面49との間の適宜位置には回転軸44が形成されている。この回転軸44は、このケース42の長手方向に略直交する方向に延び、ハウジング60に回転自在に支持される。これにより、生体認証ユニット40は正面62に対する読み取り部46の角度を変更することができる。
この点について詳述すると、この生体認証ユニット40を右側面64から視た図5に示されるように、ガイド48の上端が正面62と略平行に配置されている状態において(図5(a))、例えば身長の高いユーザがこのユニット40を利用する場合には、ユーザから視てユニット40の奥側、つまり、この図5で云えばガイド48の右側が下方に向けて押され易くなるため、ユニット40の奥側がハウジング60内に押し込まれる(図5(b))。
これに対し、この生体認証ユニット40を使用しない場合には、ユーザから視てガイド48の手前側、或いは奥側をハウジング60内に押し込むと、この図5(c)に示される如く、ケース42が反転して裏面49を正面62と略面一にでき、読み取り部46が外部から視認できなくなる。
この生体認証ユニット40はコントローラ50に接続され(図2)、ユーザの指紋情報がコントローラ50に向けて出力される。
コントローラ50はMFP4の各種動作も制御する。このコントローラ50はコンピュータとして機能する要素であり、CPU等のハードウエア資源を有している。そして、コントローラ50は、このハードウエア資源を用いて所定のプログラムを実行しており、上述のプリントエンジン20、スキャナ部22やFAX通信部24を操作する。
さらに、本実施例のコントローラ50は、認証判定部52や処理実行部54を備えている。
認証判定部52は、生体認証ユニット40からの読み取り結果を受け取ると、この受け取った情報と例えばHDD32或いはサーバに格納されている指紋情報やユーザの制限情報とを比較し、このユーザによるMFP4の利用の是非を判定する。この判定結果は処理実行部54に向けて出力される。
そして、処理実行部56は、ユーザ本人である判定結果を受け取ると、例えば、このユーザ個人毎に許可された項目や、当該ユーザ専用にカスタマイズされた画像をタッチパネル74に表示する。
ところで、生体認証ユニット40は凹状のガイド48を有していても良い。
詳しくは、図6に示された生体認証ユニット40もまた、上記実施例と同様に、ハウジング60の右側面64に沿って延びたケース42を備え、ハウジング60に対して可動するが、この例のケース42は凹状のガイド48,48を有する。
なお、これらガイド48の間隔は、上記実施例と同様に、ユーザの右手示指(第2指)の幅よりも若干広く形成され、また、ケース42の底面に設けられた読み取り部46とケース42の裏面49とが対峙しており、回転軸44の回転に応じて、生体認証ユニット40は正面62に対する読み取り部46の角度を変更することができる。
一方、上述の各実施例では、生体認証ユニット40が正面62に設置されている。しかし、操作パネル28に設けられてあれば、この正面62とは同一平面ではない場所に設置されていても良い。
すなわち、生体認証ユニット40は、例えば右側面64や左側面65、若しくは手前面66、又は背面63に設けることができる。配置禁止領域80が正面62の周縁に該当するからである。
以上のように、本実施例によれば、操作パネル28は、装置本体10に設置され、ユーザの各種操作に供される操作キー67〜73や各種情報を表示するタッチパネル74を備えている。また、生体認証ユニット40は、この操作パネル28に設置され、ユーザの生体による個人認証に利用される。これにより、仮にユーザ本人が特定されると、タッチパネル74には、ユーザ個人毎に許可された項目や、ユーザ専用にカスタマイズされた画像を表示できる。
このユーザ個人の認証を行うにあたり、装置本体10に例えばカードリーダを設置する場合に比して、MFP4の小型化にも寄与するし、また、暗証番号の漏洩やカードの紛失の問題もなく、高いセキュリティが確保される。
しかも、生体認証ユニット40の周囲には、操作キー67〜73やタッチパネル74を配置させない配置禁止領域80が形成されており、ユーザに操作キー67〜73やタッチパネル74を誤操作させない措置が施されている。よって、誤って触れないようにユーザに気を遣わせず、ユーザの注意を散漫させ難いMFP4を構成できる。
また、生体認証ユニット40は、操作キー67〜73等を正面62に設置され、この位置はユーザにとって最も利用し易い位置である。一方、配置禁止領域80は、この正面62のうちユーザから視て生体認証ユニット40の手前側に形成されており、操作キー67〜73等がユーザの手前側に配置されない。したがって、ユーザの生体、詳しくはその指や手掌部が操作キー67〜73等に誤って触れないため、ユーザは余計な気を遣わずにMFP4を利用できる。
さらに、配置禁止領域80が、この正面62のうちユーザから視て生体認証ユニット40の左側にも形成されており、ユーザの右手の例えば示指(第2指)を生体認証に用いた場合にも、その母指(第1指)が操作キー67〜73等に誤って触れない。
さらにまた、生体認証ユニット40が正面62と同一平面ではない場所に設置された場合には、この位置はユーザにとって最も誤操作し難い位置である。そして、配置禁止領域80は正面62の周縁が該当し、この場合のユーザも余計な気を遣わずにMFP4を利用できる。
より詳しくは、生体認証ユニット40を、右側面64或いは手前面63に設置すれば、このユニット40に紙粉が溜まったり、ホッチキスの芯が残されたりもせず、読み取り部46が損傷し難くなる。
また、生体認証ユニット40が読み取り部46による認証動作方向に沿って延びた凸状或いは凹状のガイド48を有しており、ユーザの例えば指はこのガイド48に沿って滑らせることができ、その認証精度の向上に寄与する。
さらに、生体認証ユニット40が読み取り部46の角度を変更可能に可動するため、例えば操作パネル28の位置が固定されていても、ユーザの身長に応じた指の配置角度の違いに速やかに対応できる。よって、ユーザにとって使い勝手の良い操作感を与えることができる。
さらにまた、このユニット40の必要がない、例えばセキュリティの確保を要しない部署では外観上なくしてしまうことにより、あらゆる部門に対応可能なMFP4になる。
本発明は、上記実施例に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。
例えば、上記実施例では、ユーザの指の指紋情報を用いた例で説明しているが、本発明は、指の静脈や掌の静脈など、公知の生体情報にも適用可能である。
最後に、上述したMFP4は画像形成装置の一例であり、本発明は、生体による個人認証を行える複写機、プリンタやファクシミリ等にも当然に適用可能である。
そして、これらいずれの場合にも上述と同様に、画像形成装置の誤作動を防止できるとの効果を奏する。
4 MFP(画像形成装置)
10 画像形成装置本体
28 操作パネル(操作部)
40 生体認証ユニット
42 ケース
44 回転軸
46 読み取り部
48 ガイド
62 正面
64 右側面
66 手前面
67〜73 操作キー
74 タッチパネル(操作画面)
80 配置禁止領域

Claims (3)

  1. 画像形成装置本体に設置され、利用者の各種操作に供される複数の操作キーや各種情報を表示する操作画面を備えた操作部と、
    この操作部に設置され、前記利用者の生体による個人認証に供する生体認証ユニットと、
    この生体認証ユニットの周囲に形成されており、前記操作キーや前記操作画面を配置させない配置禁止領域とを具備し、
    前記生体認証ユニットは、
    前記利用者の生体情報を読み取る読み取り部と、
    この読み取り部による認証動作方向に沿って延びて前記利用者の生体に接触する凸状或いは凹状のガイドと、
    前記読み取り部や前記ガイドを配置したケースと、
    前記操作部に回転自在に支持され、このケースを回転させて前記操作部に対する前記読み取り部の角度を変更可能な回転軸とを有し、
    前記ケースは、
    前記利用者の生体が前記読み取り部に接触可能な状態から反転した状態で、前記操作部の内部に前記読み取り部を配置するとともに前記読み取り部に対向する前記ケースの裏面が前記操作部の正面に対して面一であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記生体認証ユニットは、前記操作キーを備えた前記操作部の正面に設置され、
    前記配置禁止領域は、この正面のうち前記利用者から視て前記生体認証ユニットの手前側に形成されることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置であって、
    前記生体認証ユニットは、前記操作キーを備えた前記操作部の正面に設置され、
    前記配置禁止領域は、この正面のうち前記利用者から視て前記生体認証ユニットの左側に形成されることを特徴とする画像形成装置。
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