JP5330931B2 - 電気給湯機及びその操作端末 - Google Patents
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Description
まず、本発明の実施形態に係る電気給湯機の構成について、図1〜図3を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る電気給湯機を模式的に示すブロック図である。図2は、本発明の実施形態に係る台所リモコンの外観を示す図である。図3は、本発明の実施形態に係るふろリモコンの外観を示す図である。
加熱給湯部10は、給水源から供給された清水を貯蔵するための貯湯タンク、貯湯タンクに貯蔵された清水を加熱してお湯を生成するヒートポンプユニット、及び、これら貯湯タンク及びヒートポンプユニットと前記した給湯端末等とを接続し、清水又はお湯が流通可能な回路を備えるとともに、回路上に設けられたポンプ、電磁弁、混合弁、各種センサ(例えば、貯湯タンク内の水温を検出する温度センサ、貯湯タンク内のお湯の水位を検出するセンサ、浴槽に給湯されたお湯の水位を検出する水位センサ)等を備える。ヒートポンプユニットは、電気を間接的に用いて熱を生成する熱源であり、貯湯タンクに貯蔵された清水は、ヒートポンプユニットによって生成された熱と熱交換を行うことによって加熱されてお湯となる。なお、熱源は、前記したヒートポンプに限定されず、電気を用いて熱を生成するヒータが貯湯タンク内に配置される構成であってもよい。
主コントローラ20は、後記する台所リモコン30及びふろリモコン40と通信可能に接続されており、各リモコン30、40から出力された設定と、加熱給湯部10に設けられた各種センサの検出結果と、に基づいて、加熱給湯部10のヒートポンプユニット、ポンプ、電磁弁及び混合弁の駆動を制御する。
台所リモコン30は、住宅の台所に設けられた操作端末であり、ボタン、マイク等から構成された、ユーザによる入力を受ける入力部31と、モニタ、発光体、スピーカ等から構成された、ユーザへの出力を行う出力部32と、入力部31の操作による入力結果を取得し、取得された入力結果を主コントローラ20へ出力したり、取得された入力結果に基づいて出力部32を制御したりする制御部33と、を備える。
通話ボタン31bが押下されると、マイク31c及びふろリモコン40のスピーカ42cがONされ、ふろリモコン40のスピーカ42cを介した発話が可能となる。なお、ふろリモコン40の通話ボタン41bが押下されると、マイク41c及び台所リモコン30のスピーカがONされ、台所リモコン30のスピーカを介した発話が可能となる。例えば、ユーザがふろリモコン40から話す場合には、ユーザは、通話ボタン41bを押下し続けた状態で話し、一定時間(例えば、30秒)が経過すると、マイク41c及びふろリモコン30のスピーカが自動的にOFFされる。
給湯温度上ボタン31dが押下されると、制御部33は、給湯温度の設定を上げ、その旨を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、変更された給湯温度のお湯が給湯端末から給湯されるように、加熱給湯部10を制御する。
給湯温度下ボタン31eが押下されると、制御部33は、給湯温度の設定を下げ、その旨を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、変更された給湯温度のお湯が給湯端末から給湯されるように、加熱給湯部10を制御する。
ふろ自動ボタン31fが押下されると、制御部33は、浴槽への湯はりを開始する旨を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、浴槽への湯はりを開始し、湯はり完了後において、自動的にたし湯や追いだきを行うように、加熱給湯部10を制御する。
追いだきボタン31gが押下されると、制御部33は、追いだきを開始する旨を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、浴槽の追いだきを開始する。追いだきボタン31gが再度押下されると、制御部33は、追いだきを終了する旨を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、浴槽の追いだきを終了する。
タンク沸き増しボタン31hが押下されると、制御部33は、加熱給湯部10の貯湯タンクのお湯の沸き上げを開始する。
ふろ予約ボタン31i、上ボタン31m、左ボタン31n、右ボタン31o、下ボタン31p及び決定ボタン31rが操作されると、制御部33は、設定されたふろの予約時間を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、設定されたふろの予約時間に基づいて、浴槽への湯はりを行う。
高速湯はりボタン31jが押下されると、制御部33は、高速湯はりが設定された旨を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、浴槽への湯はりを高速で行う。
ふろ温度ボタン31k、上ボタン31m及び下ボタン31pが操作されると、制御部33は、設定されたふろ温度を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、設定されたふろ温度に基づいて、浴槽に湯はりを行う。
水位ボタン31l、上ボタン31m及び下ボタン31pが操作されると、制御部33は、設定された水位を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、設定された水位に基づいて、浴槽に湯はりを行う。
メニューボタン31qが押下されると、制御部33は、『メニュー画面』をモニタ32aに表示させる。
決定ボタン31rが押下されると、制御部33は、下位の画面をモニタ32aに表示させる。
時間設定ボタン31s、上ボタン31m、左ボタン31n、右ボタン331o及び下ボタン31pが操作されると、制御部33は、設定された時間を主コントローラ20へ伝送する。
戻るボタン31tが押下されると、制御部33は、上位の画面をモニタ32aに表示させる。
ふろリモコン40は、住宅のふろに設けられた操作端末であり、図1に示すように、ボタン、マイク等から構成された、ユーザによる入力を受ける入力部41と、モニタ、発光体、スピーカ等から構成された、ユーザへの出力を行う出力部42と、入力部41の操作による入力結果を取得し、取得された入力結果を主コントローラ20へ出力したり、取得された入力結果に基づいて出力部42を制御したりする制御部43と、を備える。
リモコン切/入ボタン41uが押下されると、ふろリモコン40がON・OFFされる。
浴室優先ボタン41vが押下されると、制御部43は、浴室優先が設定された旨を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、台所リモコン30での給湯温度及びふろ温度の変更を禁止する。
たし湯ボタン41wが押下されると、制御部43は、たし湯が設定された旨を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、浴槽端末を介してたし湯を行うように、加熱給湯部10を制御する。
さし湯ボタン41xが押下されると、制御部43は、さし湯が設定された旨を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、浴槽端末を介してさし湯を行うように、加熱給湯部10を制御する。
高温さし湯ボタン41yが押下されると、制御部43は、高温さし湯が設定された旨を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、浴槽端末を介して高温さし湯を行うに、加熱給湯部10を制御する。
自動洗浄ボタン41zが押下されると、自動洗浄が設定された旨を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、浴槽端末を介して浴槽の自動洗浄を行うように、加熱給湯部10を制御する。
続いて、本発明の実施形態に係る電気給湯機1の動作例について、図4を参照して説明する(適宜図1,2参照)。図4は、本発明の実施形態に係る電気給湯機の台所リモコンの動作例を説明する図であり、モニタに表示された画面の遷移を示す図である。以下、ユーザが台所リモコン30を操作する場合を例にとって説明するが、ユーザがふろリモコン40を操作する場合も同様である。
また、給湯運転に関する設定を誤って変更した場合には、給湯運転において何らかの変化が生じるためユーザは容易に気付くことができるが、電気使用パターンに関する設定を誤って変更した場合には、ユーザがかかる設定変更に気付くのは困難である。
20 主コントローラ
30 台所リモコン(操作端末)
31 入力部
32 出力部
33 制御部
40 ふろリモコン(操作端末)
41 入力部
42 出力部
43 制御部
Claims (3)
- 電気を用いて生成された熱によって水を加熱してお湯を生成する電気給湯機の操作端末であって、
ユーザによる入力を受ける入力部と、
ユーザへの出力を行う出力部と、
前記入力部への入力結果を取得し、取得された入力結果に基づいて前記出力部を制御する制御部と、
を備え、
前記入力部は、お湯の加熱運転を行う際の電気使用パターンに関する設定を変更する一以上のモードと、給湯運転に関する設定を変更する一以上のモードと、の中から一のモードが選択可能に構成されており、
前記制御部は、前記電気使用パターンに関する設定を変更するモードが選択された場合に、前記出力部を制御することによって、電気料金に影響を与えるおそれがある旨の報知を行うとともに、前記入力部を制御することによって、前記電気使用パターンに関する設定の項目を選択可能とし、前記入力部において選択された前記項目に基づいて、前記電気使用パターンに関する設定を変更する
ことを特徴とする電気給湯機の操作端末。 - 前記制御部は、電気料金に影響を与えるおそれがある旨の報知に先立って、前記出力部を制御することによって、前段階報知を行い、当該前段階報知に応じた前記入力部への入力結果を取得した場合にのみ、電気料金に影響を与えるおそれがある旨の報知を行うとともに、前記入力部を制御することによって、前記電気使用パターンに関する設定の項目を選択可能とし、前記入力部において選択された前記項目に基づいて、前記電気使用パターンに関する設定を変更する
ことを特徴とする請求項1に記載の電気給湯機の操作端末。 - 電気を用いて生成された熱によって水を加熱してお湯を生成する電気給湯機であって、
ユーザによる入力を受ける入力部と、
ユーザへの出力を行う出力部と、
前記入力部への入力結果を取得し、取得された入力結果に基づいて前記出力部を制御する制御部と、
を備え、
前記入力部は、お湯の加熱運転を行う際の電気使用パターンに関する設定を変更する一以上のモードと、給湯運転に関する設定を変更する一以上のモードと、の中から一のモードが選択可能に構成されており、
前記制御部は、前記電気使用パターンに関する設定を変更するモードが選択された場合に、前記出力部を制御することによって、電気料金に影響を与えるおそれがある旨の報知を行うとともに、前記入力部を制御することによって、前記電気使用パターンに関する設定の項目を選択可能とし、前記入力部において選択された前記項目に基づいて、前記電気使用パターンに関する設定を変更する
ことを特徴とする電気給湯機。
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