JP5330931B2 - 電気給湯機及びその操作端末 - Google Patents

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Description

本発明は、電気給湯機及びその操作端末に関する。
電力契約の料金メニューには、オール電化住宅、電気温水器が設置されている住宅等に向けて、電気料金を昼間は高く深夜は安く設定したメニューがある。電気給湯機が設置されている住宅においては、通常はこのような料金メニューで電力契約がなされている。電気給湯機は、電気料金が安い深夜に当該電気給湯機を駆動させることによってお湯を沸き上げて貯湯タンクに貯めておき、ユーザ(住宅の居住者)は、深夜に沸き上げられたお湯を昼間に給湯等に使用する。
しかし、一日のお湯の使用量が多い場合には、深夜に沸き上げられたお湯だけでは足りなくなり、湯切れが生じる場合がある。そのため、電気給湯機は、貯湯タンク内のお湯が給湯されて減ることによって湯切れが生じないように沸き増しを行う、いわゆる『湯切れ防止設定』という機能、並びに、湯切れ防止のために沸き増す際の条件、及び、貯湯タンク内のお湯の温度が低下した際にお湯を沸き上げる際の条件に関する『沸き上げ設定』という機能を有している。
『湯切れ防止設定』は、沸き増し運転を開始する条件(貯湯タンク内の貯湯量等)、沸き増しを行うお湯の量、沸き増し後の貯湯タンク内のお湯の温度の目標値等を設定する機能であり、『湯切れ防止設定』がなされると、電気給湯機は、貯湯タンク内の貯湯量が低下した場合に沸き増し運転を行い、貯湯タンク内にお湯を貯め、湯切れを防止する。また、『沸き上げ設定』は、沸き上げ運転を開始する貯湯タンク内の温度、沸き上げ運転を終了する貯湯タンク内のお湯の温度の目標値、沸き上げるお湯の量等を設定する機能であり、『湯切れ防止設定』がなされた場合において、電気給湯機は、『沸き上げ設定』における沸き上げ運転を終了する貯湯タンク内のお湯の温度の目標値に基づいて、沸き増し運転を行う。
ここで、『湯切れ防止設定』及び『沸き上げ設定』は、電気の使用パターンに関する機能であり、設定変更によって電気料金に影響を与えるおそれがある機能である。これらの機能を有する電気給湯機において、ユーザが、これらの設定内容を意図せず変更してしまうことがあり、ユーザにとって好ましくない電気の使用パターンで運転が行われることがある。この場合には、電気料金が想定外に高くなるという不都合をユーザが被るおそれがある。
本発明は、前記した問題を解決すべく創案されたものであり、ユーザが電気使用パターンの設定を意図せずに変更することを好適に防止することが可能な電気給湯機及びその操作端末を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、電気を用いて生成された熱によって水を加熱してお湯を生成する電気給湯機及びその操作端末であって、ユーザによる入力を受ける入力部と、ユーザへの出力を行う出力部と、前記入力部への入力結果を取得し、取得された入力結果に基づいて前記出力部を制御する制御部と、を備え、前記入力部は、お湯の加熱運転を行う際の電気使用パターンに関する設定を変更する一以上のモードと、給湯運転に関する設定を変更する一以上のモードと、の中から一のモードが選択可能に構成されており、前記制御部は、前記電気使用パターンに関する設定を変更するモードが選択された場合に、前記出力部を制御することによって、電気料金に影響を与えるおそれがある旨の報知を行うとともに、前記入力部を制御することによって、前記電気使用パターンに関する設定の項目を選択可能とし、前記入力部において選択された前記項目に基づいて、前記電気使用パターンに関する設定を変更することを特徴とする。
かかる構成によると、ユーザは、電気料金に影響を与えるおそれがある旨を知ることができるので、ユーザが電気使用パターンの設定を意図せずに変更することを好適に防止することができる。
また、前記制御部は、電気料金に影響を与えるおそれがある旨の報知に先立って、前記出力部を制御することによって、前段階報知を行い、当該前段階報知に応じた前記入力部への入力結果を取得した場合にのみ、電気料金に影響を与えるおそれがある旨の報知を行うとともに、前記入力部を制御することによって、前記電気使用パターンに関する設定の項目を選択可能とし、前記入力部において選択された前記項目に基づいて、前記電気使用パターンに関する設定を変更する構成であってもよい。
かかる構成によると、電気料金に影響を与えるおそれがある旨の報知のことを熟知しているユーザは、前段階報知を無視して操作端末の操作を続けることができ、この場合には、電気料金に影響を与えるおそれがある旨の報知は省略される。
本発明によれば、ユーザが電気使用パターンの設定を意図せずに変更することを好適に防止することができる。
本発明の実施形態に係る電気給湯機を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る台所リモコンの外観を示す図である。 本発明の実施形態に係るふろリモコンの外観を示す図である。 本発明の実施形態に係る電気給湯機の台所リモコンの動作例を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら説明する。同様の部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
<電気給湯機の構成>
まず、本発明の実施形態に係る電気給湯機の構成について、図1〜図3を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る電気給湯機を模式的に示すブロック図である。図2は、本発明の実施形態に係る台所リモコンの外観を示す図である。図3は、本発明の実施形態に係るふろリモコンの外観を示す図である。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る電気給湯機1は、住宅の台所の給湯端末(給湯蛇口)、並びに、浴室の浴槽端末(浴槽と加熱給湯部10との接続部位であって、浴槽及び加熱給湯部10間のお湯の循環を可能とする部位)及び給湯端末(給湯蛇口)にお湯を供給するためのものであり、加熱給湯部10と、主コントローラ20と、台所リモコン30と、ふろリモコン40と、を備える。
≪加熱給湯部10≫
加熱給湯部10は、給水源から供給された清水を貯蔵するための貯湯タンク、貯湯タンクに貯蔵された清水を加熱してお湯を生成するヒートポンプユニット、及び、これら貯湯タンク及びヒートポンプユニットと前記した給湯端末等とを接続し、清水又はお湯が流通可能な回路を備えるとともに、回路上に設けられたポンプ、電磁弁、混合弁、各種センサ(例えば、貯湯タンク内の水温を検出する温度センサ、貯湯タンク内のお湯の水位を検出するセンサ、浴槽に給湯されたお湯の水位を検出する水位センサ)等を備える。ヒートポンプユニットは、電気を間接的に用いて熱を生成する熱源であり、貯湯タンクに貯蔵された清水は、ヒートポンプユニットによって生成された熱と熱交換を行うことによって加熱されてお湯となる。なお、熱源は、前記したヒートポンプに限定されず、電気を用いて熱を生成するヒータが貯湯タンク内に配置される構成であってもよい。
≪主コントローラ20≫
主コントローラ20は、後記する台所リモコン30及びふろリモコン40と通信可能に接続されており、各リモコン30、40から出力された設定と、加熱給湯部10に設けられた各種センサの検出結果と、に基づいて、加熱給湯部10のヒートポンプユニット、ポンプ、電磁弁及び混合弁の駆動を制御する。
≪台所リモコン30≫
台所リモコン30は、住宅の台所に設けられた操作端末であり、ボタン、マイク等から構成された、ユーザによる入力を受ける入力部31と、モニタ、発光体、スピーカ等から構成された、ユーザへの出力を行う出力部32と、入力部31の操作による入力結果を取得し、取得された入力結果を主コントローラ20へ出力したり、取得された入力結果に基づいて出力部32を制御したりする制御部33と、を備える。
図2に示すように、台所リモコン30は、入力部31として、おしえてボタン31a、通話ボタン31b、マイク31c、給湯温度上ボタン31d、給湯温度下ボタン31e、ふろ自動ボタン31f、追いだきボタン31g、タンク沸き増しボタン31h、ふろ予約ボタン31i、高速湯はりボタン31j、ふろ温度ボタン31k、水位ボタン31l、上ボタン31m、左ボタン31n、右ボタン31o、下ボタン31p、メニューボタン31q、決定ボタン31r、時間設定ボタン31s、及び、戻るボタン31tを備える。
おしえてボタン31aが押下されると、制御部33は、後記するモニタ32a又はスピーカを用いて、ユーザに対して必要な情報を提供する。
通話ボタン31bが押下されると、マイク31c及びふろリモコン40のスピーカ42cがONされ、ふろリモコン40のスピーカ42cを介した発話が可能となる。なお、ふろリモコン40の通話ボタン41bが押下されると、マイク41c及び台所リモコン30のスピーカがONされ、台所リモコン30のスピーカを介した発話が可能となる。例えば、ユーザがふろリモコン40から話す場合には、ユーザは、通話ボタン41bを押下し続けた状態で話し、一定時間(例えば、30秒)が経過すると、マイク41c及びふろリモコン30のスピーカが自動的にOFFされる。
給湯温度上ボタン31dが押下されると、制御部33は、給湯温度の設定を上げ、その旨を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、変更された給湯温度のお湯が給湯端末から給湯されるように、加熱給湯部10を制御する。
給湯温度下ボタン31eが押下されると、制御部33は、給湯温度の設定を下げ、その旨を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、変更された給湯温度のお湯が給湯端末から給湯されるように、加熱給湯部10を制御する。
ふろ自動ボタン31fが押下されると、制御部33は、浴槽への湯はりを開始する旨を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、浴槽への湯はりを開始し、湯はり完了後において、自動的にたし湯や追いだきを行うように、加熱給湯部10を制御する。
追いだきボタン31gが押下されると、制御部33は、追いだきを開始する旨を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、浴槽の追いだきを開始する。追いだきボタン31gが再度押下されると、制御部33は、追いだきを終了する旨を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、浴槽の追いだきを終了する。
タンク沸き増しボタン31hが押下されると、制御部33は、加熱給湯部10の貯湯タンクのお湯の沸き上げを開始する。
ふろ予約ボタン31i、上ボタン31m、左ボタン31n、右ボタン31o、下ボタン31p及び決定ボタン31rが操作されると、制御部33は、設定されたふろの予約時間を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、設定されたふろの予約時間に基づいて、浴槽への湯はりを行う。
高速湯はりボタン31jが押下されると、制御部33は、高速湯はりが設定された旨を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、浴槽への湯はりを高速で行う。
ふろ温度ボタン31k、上ボタン31m及び下ボタン31pが操作されると、制御部33は、設定されたふろ温度を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、設定されたふろ温度に基づいて、浴槽に湯はりを行う。
水位ボタン31l、上ボタン31m及び下ボタン31pが操作されると、制御部33は、設定された水位を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、設定された水位に基づいて、浴槽に湯はりを行う。
メニューボタン31qが押下されると、制御部33は、『メニュー画面』をモニタ32aに表示させる。
決定ボタン31rが押下されると、制御部33は、下位の画面をモニタ32aに表示させる。
時間設定ボタン31s、上ボタン31m、左ボタン31n、右ボタン331o及び下ボタン31pが操作されると、制御部33は、設定された時間を主コントローラ20へ伝送する。
戻るボタン31tが押下されると、制御部33は、上位の画面をモニタ32aに表示させる。
図2に示すように、台所リモコン30は、出力部32として、モニタ32a、LED等からなる発光体32b、及び、スピーカ(図示せず)を備える。
≪ふろリモコン40≫
ふろリモコン40は、住宅のふろに設けられた操作端末であり、図1に示すように、ボタン、マイク等から構成された、ユーザによる入力を受ける入力部41と、モニタ、発光体、スピーカ等から構成された、ユーザへの出力を行う出力部42と、入力部41の操作による入力結果を取得し、取得された入力結果を主コントローラ20へ出力したり、取得された入力結果に基づいて出力部42を制御したりする制御部43と、を備える。
図3に示すように、ふろリモコン40は、入力部41として、おしえてボタン41a、通話ボタン41b、マイク41c、給湯温度上ボタン41d、給湯温度下ボタン41e、ふろ自動ボタン41f、追いだきボタン41g、タンク沸き増しボタン41h、高速湯はりボタン41j、ふろ温度ボタン41k、水位ボタン41l、上ボタン41m、左ボタン41n、右ボタン41o、下ボタン41p、メニューボタン41q、決定ボタン41r、戻るボタン41t、リモコン切/入ボタン41u、浴室優先ボタン41v、たし湯ボタン41w、さし湯ボタン41x、高温さし湯ボタン41y、及び、自動洗浄ボタン41zを備える。
おしえてボタン41a、通話ボタン41b、マイク41c、給湯温度上ボタン41d、給湯温度下ボタン41e、ふろ自動ボタン41f、追いだきボタン41g、タンク沸き増しボタン41h、高速湯はりボタン41j、ふろ温度ボタン41k、水位ボタン41l、上ボタン41m、左ボタン41n、右ボタン41o、下ボタン41p、メニューボタン41q、決定ボタン41r、及び、戻るボタン41tは、それぞれ、前記した台所リモコン30のおしえてボタン31a、通話ボタン31b、マイク31c、給湯温度上ボタン31d、給湯温度下ボタン31e、ふろ自動ボタン31f、追いだきボタン31g、タンク沸き増しボタン31h、高速湯はりボタン31j、ふろ温度ボタン31k、水位ボタン31l、上ボタン31m、左ボタン31n、右ボタン31o、下ボタン31p、メニューボタン31q、決定ボタン31r、戻るボタン31tと同等の機能を有する。
リモコン切/入ボタン41uが押下されると、ふろリモコン40がON・OFFされる。
浴室優先ボタン41vが押下されると、制御部43は、浴室優先が設定された旨を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、台所リモコン30での給湯温度及びふろ温度の変更を禁止する。
たし湯ボタン41wが押下されると、制御部43は、たし湯が設定された旨を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、浴槽端末を介してたし湯を行うように、加熱給湯部10を制御する。
さし湯ボタン41xが押下されると、制御部43は、さし湯が設定された旨を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、浴槽端末を介してさし湯を行うように、加熱給湯部10を制御する。
高温さし湯ボタン41yが押下されると、制御部43は、高温さし湯が設定された旨を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、浴槽端末を介して高温さし湯を行うに、加熱給湯部10を制御する。
自動洗浄ボタン41zが押下されると、自動洗浄が設定された旨を主コントローラ20へ伝送し、主コントローラ20は、浴槽端末を介して浴槽の自動洗浄を行うように、加熱給湯部10を制御する。
図3に示すように、ふろリモコン40は、出力部42として、モニタ42a、LED等からなる発光体42b、及び、スピーカ42cを備える。
≪動作例≫
続いて、本発明の実施形態に係る電気給湯機1の動作例について、図4を参照して説明する(適宜図1,2参照)。図4は、本発明の実施形態に係る電気給湯機の台所リモコンの動作例を説明する図であり、モニタに表示された画面の遷移を示す図である。以下、ユーザが台所リモコン30を操作する場合を例にとって説明するが、ユーザがふろリモコン40を操作する場合も同様である。
まず、図4(a)に示す『基本画面』がモニタ32aに表示された状態において、ユーザがメニューボタン31qを押下すると、制御部33は、図4(b)に示す『メニュー画面』をモニタ32aに表示させる。
かかる状態において、ユーザが上ボタン31m及び下ボタン31pを操作することによって『タンク』にカーソルを合わせると、制御部33は、図4(c)に示す『タンク用メニュー画面』をモニタ32aに表示させる。この『タンク用メニュー画面』には、『沸き上げ設定』、『湯切れ防止/節約設定』、『使用休止予約設定』、『残湯量確認/使用実績』という項目が表示される。
ここで、『沸き上げ設定』は、加熱給湯部10の貯湯タンク内のお湯を何度まで沸き上げるかに関する設定である。また、『湯切れ防止/節約設定』は、加熱給湯部10の貯湯タンク内のお湯が減った際に沸き増し運転を行うための設定である。『湯切れ防止設定』がなされた場合において、電気給湯機1は、『沸き上げ設定』における沸き上げ運転を終了する貯湯タンク内のお湯の温度の目標値に基づいて、沸き増し運転を行う。これら『沸き上げ設定』及び『湯切れ防止/節約設定』が、『お湯の加熱運転を行う際の電気使用パターンに関する設定』の例である。
かかる状態において、ユーザが上ボタン31m及び下ボタン31pを操作することによって、図4(d)に示すように『沸き上げ設定』にカーソルを合わせ、決定ボタン31rを押下すると、制御部33は、図4(e)に示す『沸き上げ設定画面』をモニタ32aに表示させる。この『沸き上げ設定画面』には、『おまかせ高温』、『おまかせ低温』、『たっぷり』、『深夜のみ』という項目が表示される。
『おまかせ高温』は、沸き上げ温度の目標値が約70〜90℃であり、お湯の使用量に応じて沸き上げる湯量を調節する、湯切れしにくい設定である。また、『おまかせ低温』は、沸き上げ温度の目標値が約65〜90℃であり、余分なお湯を沸き上げず、お湯を満タンまで沸き上げないことがある、省エネ運転を行う設定である。また、『たっぷり』は、沸き上げ温度の目標値が約90℃であり、お湯を最も多く沸き上げる設定である。また、『深夜のみ』は、沸き上げ温度の目標値が約90℃であり、深夜時間帯のみでお湯を沸き上げる設定である。
かかる状態において、ユーザが上ボタン31m、左ボタン31n、右ボタン31o及び下ボタン31pを操作することによって『おまかせ低温』にカーソルを合わせ、決定ボタン31rを押下すると、制御部33は、図4(f)に示す『設定完了画面』をモニタ32aに一定時間表示させ、その後、『基本画面』をモニタ32aに表示させる。
なお、『沸き上げ設定』は、お湯の加熱運転を行う際の電気使用パターンに関する設定に該当するため、かかる『沸き上げ設定』が選択されて図4(e)に示す『沸き上げ設定画面』が表示されているときに、制御部33は、前段階報知として、発光部32bを点灯又は点滅させる。
前段階報知に気付いたユーザが、おしえてボタン31aを押下すると、制御部33は、『湯量不足でお湯が足りなくなったり、沸かしすぎにより電気料金が高くなる場合があります。』という旨の本報知を、スピーカ(図示せず)に発話させる。
本実施形態において、前段階報知を行う発光部32bは、おしえてボタン31aに一体的に設けられているので、前段階報知に気付いたユーザは、おしえてボタン31aを押下すれば何らかの報知があると予測する。したがって、本実施形態に係る台所リモコン30は、おしえてボタン31aの操作を好適に誘導し、その後の本報知を好適に行うことができる。
一方、図示は省略するが、図4(c)の『メニュー画面』が表示された状態において、ユーザが上ボタン31m及び下ボタン31pを操作することによって、『湯切れ防止/節約設定』にカーソルを合わせ、決定ボタン31rを押下すると、制御部33は、『湯切れ防止/節約設定画面』をモニタ32aに表示させる。この『湯切れ防止/節約設定画面』には、『全量』、『少量』という項目が表示される。
『全量』は、貯湯タンク内のお湯が約75L使用された場合に、貯湯タンクが満タンになるまで沸き増し運転を行う設定である。また、『少量』は、貯湯タンク内のお湯が所定量よりも少なくなった場合に、『全量』の場合よりも少ない量のお湯を沸き増す設定である。
ここで、『湯切れ防止/節約設定』は、お湯の加熱運転を行う際の電気使用パターンに関する設定に該当するため、かかる『湯切れ防止/節約設定』が選択されて『湯切れ防止/節約設定画面』が表示されているときに、制御部33は、前段階報知として、発光部32bを点灯又は点滅させる。
前段階報知に気付いたユーザが、おしえてボタン31aを押下すると、制御部33は、『湯量不足でお湯が足りなくなったり、沸かしすぎにより電気料金が高くなる場合があります。』という旨の本報知を、スピーカ(図示せず)に発話させる。
また、図示は省略するが、図4(b)の『メニュー画面』が表示された状態において、ユーザが上ボタン31m及び下ボタン31pを操作することによって、『その他』にカーソルを合わせると、制御部33は、その他画面をモニタ32aに表示させる。この『その他画面』には、『電力契約設定』という項目が表示される。
かかる状態において、ユーザが上ボタン31m及び下ボタン31pを操作することによって『電力契約設定』にカーソルを合わせ、決定ボタン31rを押下すると、制御部33は、『電力契約設定画面』をモニタ32aに表示させる。この『電力契約設定画面』には、電気給湯機1が利用可能な複数の電力契約の項目が表示される。
複数の電力契約の項目としては、電力会社、料金メニューに対応した項目が挙げられる。例えば、電力会社Aには、23:00〜7:00の時間帯に(それ以外の時間帯よりも)電気料金が安くなり、電力会社Bには、22:00〜6:00の時間帯に(それ以外の時間帯よりも)電気料金が安くなる、という電力契約の項目が考えられる。かかる電力契約の項目は、ユーザが電力会社との契約を変更した場合に変更される。
ここで、『電力契約設定』は、お湯の加熱運転を行う際の電気使用パターンに関する設定に該当するため、かかる『電力契約設定』が選択されて『電力契約設定画面』が表示されているときに、制御部33は、前段階報知として、発光部32bを点灯又は点滅させる。
前段階報知に気付いたユーザが、おしえてボタン31aを押下すると、制御部33は、『電気料金に影響することがあります。』という旨の本報知を、スピーカ(図示せず)に発話させる。
一方、ユーザは、給湯温度上ボタン31d及び給湯温度下ボタン31eを操作することによって、台所及びふろの給湯端末における給湯温度を調節したり、ふろ温度ボタン31k、上ボタン31m及び下ボタン31pを操作することによって、浴槽に湯はりされる給湯温度を調節したり、水位ボタン31l、上ボタン31m及び下ボタン31pを操作することによって、浴槽に湯はりされるお湯の水位を調節したりすることができる。ただし、これらは、給湯運転に関する設定を変更するモードであって、電気使用パターンに関する設定を変更するモードではないため、これらのモードが選択されたとしても、台所リモコン30は、電気料金に影響を与えるおそれがある旨の報知としての前段階報知及び本報知を行わない。
ここで、台所リモコン30(ふろリモコン40)は、お湯の加熱運転を行う際の電気使用パターンに関する設定を変更する場合と、給湯運転に関する設定を変更する場合と、に共通して用いられる操作端末であるため、ユーザが電気使用パターンの設定を意図せずに変更する状況が発生し得る。例えば、ユーザが給湯運転に関する設定を変更する目的で台所リモコン30(ふろリモコン40)を操作しているにもかかわらず、違うボタンを押下してしまい、電気使用パターンに関する設定を変更する操作を行ってしまう場合がある。
しかし、電気使用パターンに関する設定を誤って変更することは、電気料金に影響を与えるおそれがあるため、給湯運転に関する設定を誤って変更した場合よりもユーザにとっての不都合が格段に大きい。
また、給湯運転に関する設定を誤って変更した場合には、給湯運転において何らかの変化が生じるためユーザは容易に気付くことができるが、電気使用パターンに関する設定を誤って変更した場合には、ユーザがかかる設定変更に気付くのは困難である。
本発明の実施形態に係る電気給湯機1の台所リモコン30(ふろリモコン40)は、電気使用パターンに関する設定を変更するモードが選択された場合に、スピーカ(スピーカ42c)を制御することによって、電気料金に影響を与えるおそれがある旨の本報知を行うので、ユーザが電気使用パターンの設定を意図せずに変更することを好適に防止することができる。
また、本発明の実施形態に係る電気給湯機1の台所リモコン30(ふろリモコン40)は、電気料金に影響を与えるおそれがある旨の本報知に先立って、発光部32b(発光部42b)を制御することによって、前段階報知を行い、当該前段階報知に応じたおしえてボタン31a(おしえてボタン41a)への入力結果を取得した場合にのみ、電気料金に影響を与えるおそれがある旨の本報知を行う。かかる構成によると、かかる本報知のことを熟知しているユーザは、おしえてボタン31a(おしえてボタン41a)を押下せずに台所リモコン30(ふろリモコン40)の操作を続けることができ、この場合には、電気料金に影響を与えるおそれがある旨の本報知は省略される。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能である。例えば、制御部33(制御部43)は、前段階報知として、発光部32b(発光部42b)を点灯又は点滅させるのに代えて、スピーカ(スピーカ42c)にチャイム、アラーム音等を発話させる構成であってもよい。また、制御部33(制御部43)は、電気料金に影響を与えるおそれがある旨の報知として、モニタ32a(モニタ42a)にかかる報知を文章にて表示させる構成であってもよい。
また、制御部33(制御部43)は、前段階報知を及びそれに伴うおしえてボタン31a(おしえてボタン41a)の操作を省略し、電気料金に影響を与えるおそれがある旨の本報知を常に出力部32(出力部42)に行わせる構成であってもよい。
また、制御部33(制御部43)は、電気使用パターンに関する設定が変更された場合に、変更前の設定と変更後の設定とを比較し、比較結果に応じた本報知を出力部32(出力部42)に行わせる構成であってもよい。例えば、制御部33(制御部43)は、変更後の設定の方が変更前の設定よりも電気料金が高くなると判定した場合に、本報知を出力部32(出力部42)に行わせ、それ以外の場合には、本報知を省略する構成であってもよい。
1 電気給湯機
20 主コントローラ
30 台所リモコン(操作端末)
31 入力部
32 出力部
33 制御部
40 ふろリモコン(操作端末)
41 入力部
42 出力部
43 制御部

Claims (3)

  1. 電気を用いて生成された熱によって水を加熱してお湯を生成する電気給湯機の操作端末であって、
    ユーザによる入力を受ける入力部と、
    ユーザへの出力を行う出力部と、
    前記入力部への入力結果を取得し、取得された入力結果に基づいて前記出力部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記入力部は、お湯の加熱運転を行う際の電気使用パターンに関する設定を変更する一以上のモードと、給湯運転に関する設定を変更する一以上のモードと、の中から一のモードが選択可能に構成されており、
    前記制御部は、前記電気使用パターンに関する設定を変更するモードが選択された場合に、前記出力部を制御することによって、電気料金に影響を与えるおそれがある旨の報知を行うとともに、前記入力部を制御することによって、前記電気使用パターンに関する設定の項目を選択可能とし、前記入力部において選択された前記項目に基づいて、前記電気使用パターンに関する設定を変更する
    ことを特徴とする電気給湯機の操作端末。
  2. 前記制御部は、電気料金に影響を与えるおそれがある旨の報知に先立って、前記出力部を制御することによって、前段階報知を行い、当該前段階報知に応じた前記入力部への入力結果を取得した場合にのみ、電気料金に影響を与えるおそれがある旨の報知を行うとともに、前記入力部を制御することによって、前記電気使用パターンに関する設定の項目を選択可能とし、前記入力部において選択された前記項目に基づいて、前記電気使用パターンに関する設定を変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気給湯機の操作端末。
  3. 電気を用いて生成された熱によって水を加熱してお湯を生成する電気給湯機であって、
    ユーザによる入力を受ける入力部と、
    ユーザへの出力を行う出力部と、
    前記入力部への入力結果を取得し、取得された入力結果に基づいて前記出力部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記入力部は、お湯の加熱運転を行う際の電気使用パターンに関する設定を変更する一以上のモードと、給湯運転に関する設定を変更する一以上のモードと、の中から一のモードが選択可能に構成されており、
    前記制御部は、前記電気使用パターンに関する設定を変更するモードが選択された場合に、前記出力部を制御することによって、電気料金に影響を与えるおそれがある旨の報知を行うとともに、前記入力部を制御することによって、前記電気使用パターンに関する設定の項目を選択可能とし、前記入力部において選択された前記項目に基づいて、前記電気使用パターンに関する設定を変更する
    ことを特徴とする電気給湯機。
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