JP5327460B2 - 間仕切り及び床工法並びに間仕切り及び床構造 - Google Patents

間仕切り及び床工法並びに間仕切り及び床構造 Download PDF

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本発明は、集合住宅等の間仕切り及び床工法並びに間仕切り及び床構造に関するものである。
近年の集合住宅の居室には、乾式二重床と併せて間仕切り構造にも石膏ボード等の防音素材を用い、遮音性を向上させた間仕切り及び床構造が広く採用されている。ところで、従来の乾式二重床の施工方法には、以下に説明するように二重床の施工に先行して間仕切りを施工する工法(本説明では「壁先行工法」という。)と、間仕切りの施工に先行して二重床を施工する工法(本説明では「床先行工法」という。)とがある。
さて、壁先行工法による間仕切り及び床構造は、図5(a)に示される通り、居室間を仕切る間仕切壁10が床スラブ12に対して直接的に設置される構造である。具体的には、間仕切壁10は、鋼材、木材等からなり枠状に組まれた間仕切壁の下地材14が、床スラブ12と天井スラブ(図示省略)との間に設置され、間仕切壁の下地材14の両側に、石膏ボード等からなる、間仕切壁材16及び床下用間仕切壁材18が固定されている。又、床スラブ12上に所定間隔を空けて複数の支持脚24が立設され、この支持脚24によって、隣接する居室20、22の夫々で、独立した乾式二重床の床下地材26、28が支持されている。支持脚24は通常は鋼製の支柱の下部にゴム製の脚が固定されたものであり、床下地材26、28は、パーチクルボード、合板等が用いられる。そして、床下地材28の上には、床仕上げ材30としてフローリング、カーペット又はフェルト・カーペット等が敷かれ、床下用間仕切壁材18の床仕上げ材30との突合せ部分に、幅木32が固定されている。
一方、床先行工法による間仕切り及び床構造は、壁先行工法との違いとして、図5(b)に示される通り、居室間を仕切る間仕切壁10が床下地材28上に載置され、床下地材26と床スラブ12との間には、間仕切壁10の荷重を受けるための、大荷重対応の支持脚34が設置されている(例えば、特許文献1)。
又、図6に壁先行工法を例示して説明するが、まず、躯体コンクリートを打設し(S100)、住戸内の配管・配線を行って(S110)、間仕切壁下地材14を床スラブ12上に設置する(S120)。続いて、間仕切壁下地材14に、追って施工する床下地材28よりも通常は高い位置まで床下用間仕切壁材18を取り付け(S130)、床スラブ12上に支持脚24を設置し、床下地材26、28を取り付ける(S140)。その後、床下用間仕切壁材18の上端に密着するように間仕切壁材16を取り付け(S150)、続いて、床下地材28上に床仕上げ材30を敷き詰める(S160)。最後に、床下用間仕切壁材18に幅木を取り付け(S170)、間仕切壁材16及び床下用間仕切壁材18を覆うようにしてクロス貼りを行うことで(S180)、間仕切り及び床の施工が完了する。
又、扉設置部については、住戸内の配管・配線を行った後(S110)、床スラブ12上に扉補強用束38及び扉補強枠40(図2参照)を設置し(S190)、扉枠42及び沓摺44(図2参照)を取り付け(S200)、扉補強枠下部へ床下用間仕切壁材18を取り付け(S210)、扉46(図2参照)を取り付けることで(S220)、施工が完了する。
特開2005−264615号公報
ところで、壁先行工法による間仕切り及び床構造(図(a))は、床下空間Aが間仕切壁10によって分割され、居室20、22毎に閉鎖されることから、重量床衝撃時の床仕上げ材30の振動により発生する圧力波が床下空間Aで共振増幅し、重量床衝撃音レベルが増大する(重量床衝撃音遮断性能が低下する)場合がある。ここで、床下空間Aでの圧力波(空気ばね)の共振増幅効果は床下空間寸法に起因し、重量床衝撃音レベルの決定周波数となることの多い63Hz帯域で共振増幅が生ずる床下空間寸法である床下空間高さH=20〜90mmの場合には、一般的な乾式二重床の床仕上げ高さでは50〜120mmの場合が該当する。よって、多くの集合住宅の乾式二重床を用いた間仕切り及び床構造で、63Hz帯域での共振増幅が発生し、特に、壁先行工法による間仕切り及び床構造を小さな居室に用いると、重量床衝撃音レベルの増大が顕著となってしまうという問題がある。
又、遮音効果を高めるためには、扉設置部の扉枠の下部(床スラブ12と扉枠との間の空間)にも床下用間仕切壁材18を施工する必要があるが、かかる狭小な場所への床下用間仕切壁材18の施工は、自ずと困難な作業となる。更に、床スラブ12と床下地材26との空間にガスや温水等の配管、電気配線を設置するために、床下用間仕切壁材18に対し、施工現場で配管・配線用の穴を加工する必要があり、なおかつ、遮音効果を高めるために、この穴と配管、配線との隙間をシール材で塞ぐ必要がある等、工数の増大を招くものであった。
一方、床先行工法による間仕切り及び床構造(図(b))では、床下空間Aは間仕切壁10によって分割されることなく、隣接する居室20、22の床下で一体空間を構成している。よって、床下空間Aで圧力波がフロア全体に広がり、床下空間Aでの圧力波の共振増幅に起因する、重量床衝撃音遮断性能の低下が起こりにくい。しかしながら、隣接する居室20、22の床下地材26、28が共用される構造であることから、ドア閉鎖時や歩行時等に生じる固体音が隣接する居室20、22間に伝わり易いといった問題がある。又、床スラブ12まで間仕切壁10が到達していないことから、隣接する居室20、22間の遮音性能の低下を来たす恐れがあり、そのための遮音対策を講じる必要がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、従来の壁先行工法あるいは床先行工法による間仕切り及び床構造と同等以上の遮音性能を有し、かつ、施工が容易な、間仕切り及び床工法並びに間仕切り及び床構造を提供することにある。
(発明の態様)
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
(1)床スラブ上に間仕切壁の下地材を枠状に組み、該間仕切壁の下地材の両側に乾式二重床の床下地材を施工し、前記間仕切壁の下地材で囲まれる空隙部に所定高さまで吸音材を挿入し、前記間仕切壁の下地材の両側の、前記床下地材よりも上方部分に間仕切壁材を施工する各工程を含む間仕切り及び床工法(請求項1)。
本項に記載の間仕切り及び床工法は、床下地材の下方まで間仕切壁材を施工しないことで、隣接する居室間で一体の床下空間を構成する。これにより、間仕切壁材の全体的な施工作業を容易とすると共に、床下空間が区分けされることで重量床衝撃音レベルの決定周波数となることの多い63Hz帯域での共振増幅の増大を防ぐものである。又、間仕切壁の下地材の両側に乾式二重床の床下地材を施工することで、隣接する居室で床下地材を分離し、床下地材を介した隣室間の騒音の伝搬を防ぐものである。更に、隣接する居室間で一体の床下空間を、間仕切壁の下地材で囲まれる空隙部に所定高さまで挿入する吸音材により区分けすることで、かかる床下空間を介した騒音の伝搬を低減するものである。
(2)上記(1)項において、前記間仕切壁材の施工の後に、床仕上げ材、幅木、クロスの少なくとも1つの施工を行う間仕切り及び床工法(請求項2)。
本項に記載の間仕切り及び床工法は、前記間仕切壁材の施工の後に、床仕上げ材、幅木、クロスの少なくとも1つの施工を行うことで、間仕切り及び床の仕上げを完了するものである。
(3)上記(1)、(2)項において、扉設置部に対し、床スラブ上に複数の扉補強用束を介して扉枠を組み、床スラブと扉補強用束と扉枠とで囲まれる空隙部に吸音材を挿入する工程を含む間仕切り及び床工法(請求項3)。
本項に記載の間仕切り及び床工法は、床スラブ上に複数の扉補強用束を介して扉枠を組み、床スラブと扉補強用束と扉枠とで囲まれる空隙部に吸音材を挿入し、扉設置部に対する床下地材の下方までの間仕切壁材の施工を省略している。これにより、扉設置部に対しても、隣接する居室間で一体の床下空間を構成する。よって、重量床衝撃音レベルの決定周波数となることの多い63Hz帯域での共振増幅の増大を防ぐものである。又、間仕切壁の下地材の下方から所定高さの範囲まで吸音材を挿入することで、隣接する居室間で一体の床下空間を介した騒音の伝搬を低減するものである。
(4)床スラブ上に枠状に組まれた間仕切壁の下地材と、該間仕切壁の下地材の両側に施工される乾式二重床の床下地材と、前記間仕切壁の下地材で囲まれる空隙部に所定高さまで挿入される吸音材と、前記間仕切壁の下地材の両側の、前記床下地材よりも上方部分に施工される間仕切壁材とが含まれる間仕切り及び床構造(請求項4)。
本項に記載の間仕切り及び床構造は、床下地材の下方に間仕切壁材が施工されず、隣接する居室間で一体の床下空間を構成するものである。この構造により、間仕切壁材の全体的な施工作業が容易となると共に、重量床衝撃音レベルの決定周波数となることの多い63Hz帯域での共振増幅の増大を防ぐものとなる。又、間仕切壁の下地材の両側に乾式二重床の床下地材が施工されことで、隣接する居室で床下地材を分離し、床下地材を介した隣室間の騒音の伝搬を防ぐものとなる。更に、間仕切壁の下地材の下方から所定高さの範囲まで吸音材を挿入することで、隣接する居室間で一体の床下空間を介した騒音の伝搬を低減するものである。
(5)上記(4)項において、前記間仕切壁材の施工の後に施工される、床仕上げ材、幅木、クロスの少なくとも1つが含まれる間仕切り及び床構造(請求項5)。
本項に記載の間仕切り及び床構造は、前記間仕切壁材の施工の後に、床仕上げ材、幅木、クロスの少なくとも1つが施工されることで、間仕切り及び床の仕上げが完成するものである。
(6)上記(4)、(5)項において、扉設置部の床スラブ上に複数の扉補強用束を介して組まれる扉枠と、前記床スラブ、前記扉補強用束及び前記扉枠で囲まれる空隙部に挿入される吸音材とが含まれる間仕切り及び床構造(請求項6)。
本項に記載の間仕切り及び床構造は、床スラブ上に複数の扉補強用束を介して扉枠が組まれ、床スラブと扉補強用束と扉枠とで囲まれる空隙部に吸音材が挿入され、扉設置部に対する床下地材の下方までの間仕切壁材の施工を省略している。これにより、扉設置部に対しても、隣接する居室間で一体の床下空間が構成される。よって、重量床衝撃音レベルの決定周波数となることの多い63Hz帯域で共振増幅での共振増幅の増大を防ぐものとなる。又、間仕切壁の下地材の下方から所定高さの範囲まで吸音材を挿入することで、隣接する居室間で一体の床下空間を介した騒音の伝搬が低減されるものである。
本発明はこのように構成したので、従来の壁先行工法あるいは床先行工法による間仕切り及び床構造と同等以上の遮音性能を有し、かつ、施工が容易な、間仕切り及び床工法並びに間仕切り及び床構造を提供することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る、間仕切り及び床構造を示すものであり、(a)は間仕切壁と床スラブとの縦断面図、(b)は間仕切壁の横断面図である。 本発明の実施の形態に係る、扉設置部の間仕切り及び床構造を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態に係る、間仕切り及び床工法のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る、間仕切り及び床構造の遮音性能を従来の間仕切り及び床構造の遮音性能と比較したグラフである。 従来の間仕切り及び床構造を示すものであり、(a)は壁先行工法による間仕切壁と床スラブとの縦断面図、(b)は床先行工法による間仕切壁と床スラブとの縦断面図である。 従来の、壁先行工法に係る間仕切り及び床工法のフローチャートである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付図面に基づいて説明する。なお、従来技術と同一部分若しくは相当する部分については同一符号で示し、詳しい説明を省略する。
本発明の実施の形態に係る間仕切り及び床構造は、図1に示されるように、床スラブ12上に枠状に組まれた間仕切壁の下地材14の両側に、乾式二重床の床下地材26、28が各々施工されている。よって、間仕切壁の下地材14で囲まれる空隙部には、吸音材36が所定高さまで挿入されている。吸音材36はグラスウールやロックウールなどの柔軟な吸音材が、通常は床仕上げ材30よりも高い位置まで積み上げられるが、必要とされる遮音性能に応じて積み上げ高さは調整される。例えば、32Kg/mのグラスウールを厚さ50mm、積み上げ高さ200mmで施工される。そして、間仕切壁の下地材14の両側の、床下地材26、28よりも上方部分に、間仕切壁材16が取り付けられる。間仕切壁材16は、例えば厚み12.5mmの石膏ボード一枚張りとするのが一般的であるが、必要に応じ、厚み9.5mmや15mmの石膏ボードも用いられる。又、片側に複数枚重ねて張ることとしても良く、石膏ボードに換えて合板やいわゆるケイカル板を用いることも可能である。なお、支持脚24、床下地材26、28及び床仕上げ材30については、適宜、システム化された製品を用いることも可能である。
そして、間仕切壁材16の施工の後に、床仕上げ材30、幅木32及びクロスが施工される。図示の例では幅木32下部に、厚み2〜3mm程度のヒレ状の塞ぎ材32aが突出しており、この塞ぎ材32aにより幅木32と床仕上げ材30との隙間を塞いでいる。
又、図2に示される扉設置部には、床スラブ12上に複数の扉補強用束38を介して、扉補強枠40を台座とする扉枠42、扉枠(沓摺)44が設置される。そして、床スラブ12、扉補強用束38及び扉枠(扉補強枠40)で囲まれる空隙部に吸音材36が挿入される。なお、図2に符号46で示される部分は扉である。
図3には、本発明の実施の形態に係る間仕切り及び床工法が示されているが、従来の壁先行工法(図6)との相違点として、間仕切壁下地材14を床スラブ12上に設置し(S120)、その後、間仕切壁下地材14に、追って施工する床下地材28よりも高い位置まで床下用間仕切壁材18を取り付ける工程(S130)に換えて、間仕切壁下地材14の下部空隙部へ吸音材36を挿入する(S300)ものである。
又、扉部についても、扉枠・沓摺(図2参照)を取り付け(S200)、その後、扉補強枠下部へ石膏ボードを取り付ける工程(S210)に換えて、扉補強枠下部の空隙部に、吸音材36を挿入する(S310)ものである。
さて、上記構成をなす本発明の実施の形態によれば、次のような作用効果を得ることが可能である。すなわち、本発明の実施の形態に係る間仕切り及び床構造では、床下地材26、28の下方まで間仕切壁材16を施工しないことで、隣接する居室20、22間で一体の床下空間Aを構成する。これにより、間仕切壁材16の全体的な施工作業を容易とすると共に、床下空間Aが区分けされることで重量床衝撃音レベルの決定周波数となることの多い63Hz帯域での共振増幅の増大を防ぐことができる。又、間仕切壁の下地材14の両側に乾式二重床の床下地材26、28を施工することで、隣接する居室20、22で床下地材26、28を分離し、床下地材26、28を介した隣室間の騒音の伝搬を防ぐものである。更に、間仕切壁の下地材14の下方から所定高さの範囲まで吸音材36を挿入することで、隣接する居室20、22間で一体の床下空間Aを介した騒音の伝搬を低減することができる。
そして、前記間仕切壁材の施工の後に、床仕上げ材30、幅木32、クロス(図示省略)の少なくとも1つの施工を行うことで、間仕切り及び床の仕上げを完了するものである。
又、扉46の設置部に対しては、床スラブ12上に複数の扉補強用束38を介して扉枠(扉補強枠)40、扉枠42、扉枠(沓摺)44を組み、床スラブ12と扉補強用束38と扉枠40とで囲まれる空隙部に吸音材36を挿入することで、床下地材26、28の下方までの間仕切壁材16の施工を省略している。これにより、扉設置部に対しても、隣接する居室20、22間で一体の床下空間を構成する。よって、間仕切壁材16の全体的な施工作業を容易とすると共に、重量床衝撃音レベルの決定周波数となることの多い63Hz帯域での共振増幅の増大を防ぐものである。又、扉補強枠40の下方にも吸音材36を挿入することで、隣接する居室20、22間で一体の床下空間Aを介した騒音の伝搬を低減することができる。
さて、図4には、従来技術(壁先行工法)による間仕切り及び床構造の遮音性能PAと、本発明の実施の形態に係る間仕切り及び床構造の遮音性能INVとを、オクターブバンド中心周波数(Hz)と音圧レベル差(dB)との観点から比較したものである(JIS A 1417:2000「建築物の空気音遮断性能の測定方法」に準拠)。
図4から明らかなように、いずれの周波数帯域においても、本願発明による遮音性能は、従来技術による遮音性能を上回るか、少なくとも同等の性能を確保するものとなっている。
10:間仕切壁、12:床スラブ、14:間仕切壁の下地材、16:間仕切壁材、18:床下用間仕切壁材、 20、22:居室、 26、28:床下地材、30:床仕上げ材、36:吸音材、38:扉補強用束、40:扉補強枠、 42、44:扉枠、 46:扉、 A:床下空間

Claims (6)

  1. 床スラブ上に間仕切壁の下地材を枠状に組み、該間仕切壁の下地材の両側に乾式二重床の床下地材を施工し、前記間仕切壁の下地材で囲まれる空隙部に所定高さまで吸音材を挿入し、前記間仕切壁の下地材の両側の、前記床下地材よりも上方部分に間仕切壁材を施工する各工程を含むことを特徴とする間仕切り及び床工法。
  2. 前記間仕切壁材の施工の後に、床仕上げ材、幅木、クロスの少なくとも1つの施工を行うことを特徴とする請求項1記載の間仕切り及び床工法。
  3. 扉設置部に対し、床スラブ上に複数の扉補強用束を介して扉枠を組み、床スラブと扉補強用束と扉枠とで囲まれる空隙部に吸音材を挿入する工程を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の間仕切り及び床工法。
  4. 床スラブ上に枠状に組まれた間仕切壁の下地材と、該間仕切壁の下地材の両側に施工される乾式二重床の床下地材と、前記間仕切壁の下地材で囲まれる空隙部に所定高さまで挿入される吸音材と、前記間仕切壁の下地材の両側の、前記床下地材よりも上方部分に施工される間仕切壁材とが含まれることを特徴とする間仕切り及び床構造。
  5. 前記間仕切壁材の施工の後に施工される、床仕上げ材、幅木、クロスの少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項4記載の間仕切り及び床構造。
  6. 扉設置部の床スラブ上に複数の扉補強用束を介して組まれる扉枠と、前記床スラブ、前記扉補強用束及び前記扉枠で囲まれる空隙部に挿入される吸音材とが含まれることを特徴とする請求項4又は5記載の間仕切り及び床構造。
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