JP5325594B2 - 演算回路 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の処理回路を備え、それら複数の処理回路への電力の制御を行なう演算回路に関する。
従来より、複数の処理回路を備え、それら複数の処理回路それぞれへの電力の供給および供給電力の遮断を行なうことにより低消費電力化を図る演算回路が知られている。
図5は、従来の演算回路の構成を示す図である。
図5に示す演算回路100には、第1,第2,第3の電源分離領域111,112,113が備えられている。これら第1,第2,第3の電源分離領域111,112,113は、受信パケットA1と呼ばれる一定の受信フォーマットの情報の列を断続的または間欠的に受信し、所定の処理を順次施して受信パケットA2として外部に出力する。ここで、所定の処理とは、受信パケットA1を構成するデータのフォーマットの変換、スクランブル/デスクランブル、暗号化/暗号化解除、およびビット誤りの訂正等を経て必要なデータやメッセージの取り出しを行なう処理をいい、それらのデータやメッセージは受信パケットA2としてさらに上位のアプリケーションで使用される。
また、演算回路100には、第4,第5,第6の電源分離領域114,115,116が備えられている。これら第4,第5,第6の電源分離領域114,115,116は、送信パケットB1と呼ばれる一定の送信フォーマットの情報の列を断続的または間欠的に受信し、上記第1,第2,第3の電源分離領域111,112,113の処理と同様の処理を順次施して送信パケットB2として外部に出力する。尚、これら第1〜第6の電源分離領域111〜116では、以下に説明するCPU131aにより電力の供給および供給電力の遮断が行なわれる。
さらに、演算回路100には、電力が常に供給されているオン領域131が備えられている。このオン領域131には、CPU131aが設けられている。CPU131aは、第1〜第6の電源分離領域111〜116からの信号を監視することによって、第1〜第6の電源分離領域111〜116への電力の供給および供給電力の遮断を行なう。
ネットワークの分野においては、情報の取り扱いには特徴がある。即ち、第1,第2,第3の電源分離領域111,112,113では、受信パケットA1と呼ばれる一定の受信フォーマットの情報の列が、図5の左側から右側の方向(受信方向)に所定の処理が順次施されながら流れていく。また、第4,第5,第6の電源分離領域114,115,116では、送信パケットB1と呼ばれる一定の送信フォーマットの情報の列が、図5の右側から左側の方向(送信方向)に所定の処理が順次施されながら流れていく。このように、受信方向における処理と送信方向における処理とが独立に行なわれる。以下、詳細に説明する。
この演算回路100では、低消費電力化を行なうために、受信方向における処理では、CPU131aにより、先ず第1の電源分離領域111にのみ電力が供給されて所定の処理が行なわれる。
次いで、CPU131aにより、第2の電源分離領域112への電力の供給が行なわれる。ここで、第1の電源分離領域111からの処理結果が第2の電源分離領域112に出力された時点で、CPU131aにより、第1の電源分離領域111への供給電力の遮断が行なわれる。
第2の電源分離領域112では、第1の電源分離領域111からの処理結果に基づいて所定の処理が行なわれる。さらに、CPU131aにより、第3の電源分離領域113への電力の供給が行なわれる。ここで、第2の電源分離領域112からの処理結果が第3の電源分離領域113に出力された時点で、第2の電源分離領域112への供給電力の遮断が行なわれる。
第3の電源分離領域113では、第2の電源分離領域112からの処理結果に基づいて所定の処理が行なわれる。ここで、第3の電源分離領域113で行なわれた処理結果が外部に出力された時点で、第3の電源分離領域113への供給電力の遮断が行なわれる。このように、受信方向における処理では、CPU131aにより、受信パケットA1の流れにしたがって電源分離領域への電力制御が行なわれる。尚、送信方向における第4,第5,第6の電源分離領域114,115,116への電力制御も、上述した受信方向における第1,第2,第3の電源分離領域111,112,113への電力制御と同様にして行なわれる。
このような演算回路100の技術を採用して消費電力を低減させることができるようにした通信装置が、例えば特許文献1に提案されている。
特開2007−214731号公報
しかし、従来の、図5に示す演算回路では、電力が常に供給されているオン領域に、複数の電源分離領域それぞれへの電力の供給および供給電力の遮断を行なうためのCPUが設けられている。このようなCPUの回路規模は大きく、従って低消費電力化に欠けるという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、低消費電力化が図られた演算回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の演算回路は、
情報パケットを受け取り処理を施して出力する、縦続接続された複数の処理回路と、
上記複数の処理回路のうちの1つの処理回路での情報パケットの処理状況と、その1つの処理回路よりも前段側の処理回路での情報パケットの処理状況とに応じて、その1つの処理回路への電力の供給および供給電力の遮断を行なう、各処理回路に対応して設けられた複数の電力制御回路とを有することを特徴とする。
本発明の演算回路は、複数の処理回路のうちの1つの処理回路での情報パケットの処理状況と、その1つの処理回路よりも前段側の処理回路での情報パケットの処理状況とに応じて、その1つの処理回路への電力の供給および供給電力の遮断を行なうものである。このため、1つの処理回路への電力制御を前段側の処理回路での情報パケットの処理状況に応じて行なうことができる。また、1つの処理回路への電力制御を自分自身で行なうこともできる。従って、複数の処理回路それぞれへの電力の供給および供給電力の遮断を行なうための大きな回路規模を有するCPUを、電力が常に供給されているオン領域に設ける必要はなく、低消費電力化が図られる。
また、上記1つの処理回路に対応して設けられた上記電力制御回路が、その1つの処理回路よりも所定段数だけ前段の処理回路での情報パケットの処理の開始時点でその1つの処理回路への電力供給を開始するとともに、その1つの処理回路での情報パケットの処理の終了時点でその1つの処理回路への供給電力を遮断するものであることも好ましい態様である。
このようにすると、低消費電力化を実現しつつ、情報パケットの処理速度が速い処理回路に対応することができる。
さらに、上記1つの処理回路が、前段の処理回路から情報パケットの送信を予告する予告通知信号を受け取るとともに、後段の処理回路から情報パケットの受信を通知する受信通知信号を受け取るものであって、
上記1つの処理回路に対応して設けられた上記電力制御回路が、前段の処理回路からの予告通知信号を受けてその1つの処理回路への電力供給を開始するとともに、後段の処理回路からの受信通知信号を受けてその1つの処理回路への供給電力を遮断するものであることも好ましい。
このようにすると、低消費電力化を実現しつつ、情報パケットの処理速度が遅い処理回路に対応することができる。
本発明によれば、低消費電力化が図られた演算回路を提供することができる。
本発明の第1実施形態の演算回路の構成を示す図である。 本発明の第2実施形態の演算回路の構成を示す図である。 本発明の第3実施形態の演算回路の構成を示す図である。 図3に示す演算回路の、電源分離領域への電力の供給および供給電力の遮断の制御を説明するための図である。 従来の演算回路の構成を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態の演算回路の構成を示す図である。
図1に示す演算回路1には、第1,第2,第3の電源分離領域11,12,13と、第1,第2,第3の電力制御回路21,22,23と、電力供給線30とが備えられている。
第1,第2,第3の電源分離領域11,12,13は縦続接続されている。これら第1,第2,第3の電源分離領域11,12,13が、本発明にいう複数の処理回路の一例に相当する。第1の電源分離領域11は、外部から情報パケットAを受け取り所定の処理を施して情報パケットBを生成して出力する。また、第2の電源分離領域12は、情報パケットBを受け取り所定の処理を施して情報パケットCを生成して出力する。さらに、第3の電源分離領域13は、情報パケットCを受け取り所定の処理を施して情報パケットDを生成して外部に出力する。
また、第1,第2,第3の電源分離領域11,12,13には、第1,第2,第3のパケットカウンタ11a,12a,13aが備えられている。第1,第2,第3のパケットカウンタ11a,12a,13aには、受け取った情報パケットA,B,Cの数(所定の処理を終えて次の電源分離領域に出力した情報パケットA,B,Cの数)が格納される。ここで、パケット数>0の場合は、第1,第2,第3のパケットカウンタ11a,12a,13aから‘H’レベルの信号が出力される。一方、処理が終了してパケット数が0となった場合は‘L’レベルの信号が出力される。
一方、第1,第2,第3の電力制御回路21,22,23は、上記第1,第2,第3の電源分離領11,12,13に対応して設けられている。第1の電力制御回路21には、オアゲート21_1と、NMOSトランジスタ21_2と、第1の電源分離領域11に電力を供給するための電力供給線21_3とが備えられている。また、第2の電力制御回路22には、オアゲート22_1と、NMOSトランジスタ22_2と、第2の電源分離領域12に電力を供給するための電力供給線22_3とが備えられている。さらに、第3の電力制御回路23には、オアゲート23_1と、NMOSトランジスタ23_2と、第3の電源分離領域13に電力を供給するための電力供給線23_3とが備えられている。また、この図1には、第4の電力制御回路24に備えられたオアゲート24_1も示されている。ここで、オアゲート21_1,22_1,23_1,24_1、NMOSトランジスタ21_2,22_2,23_2、および電力供給線30には電力が常に供給されている。オアゲート21_1,22_1,23_1,24_1およびNMOSトランジスタ21_2,22_2,23_2の回路規模は小さいため、消費電力は極めて低い。
ここで、オアゲート21_1に図示しない前段の電源分離領域に備えられたパケットカウンタから‘H’レベルの信号a1が入力される。すると、オアゲート21_1から‘H’レベルの信号a2が出力される。この‘H’レベルの信号a2は、NMOSトランジスタ21_2のゲートに入力される。これにより、NMOSトランジスタ21_2がオン状態になり、電源供給線30から第1の電源分離領域11用の電力供給線21_3を経由して第1の電源分離領域11に電力が供給される。次に、第1の電源分離領域11に情報パケットAが入力される。すると、第1の電源分離領域11に備えられたパケットカウンタ11aに、情報パケットAのパケット数が格納されて、そのパケットカウンタ11aから‘H’レベルの信号a3,a4が出力される。尚、これら信号a3,a4は同じ信号であるが、便宜上、2つの信号a3,a4として説明する。これら‘H’レベルの信号a3,a4は、オアゲート21_1,22_1に入力される。また、これら‘H’レベルの信号a3,a4は、第1の電源分離領域11で所定の処理が終了してパケットカウンタ11aに格納されたパケット数が0になった時点で‘L’レベルに遷移する信号である。
‘H’レベルの信号a3がオアゲート21_1に入力されるため、前段の電源分離領域において処理が終了して信号a1が‘H’レベルから‘L’レベルに遷移しても第1の電源分離領域11には電力の供給が持続され続ける。また、‘H’レベルの信号a4がオアゲート22_1に入力されるため、このオアゲート22_1から‘H’レベルの信号b1が出力される。これにより、NMOSトランジスタ22_2がオン状態になり、電源供給線30から電力供給線22_3を経由して第2の電源分離領域12に電力が供給される。また、第1の電源分離領域11は、情報パケットAを受け取って所定の処理を施して情報パケットBを生成して第2の電源分離領域12に出力する。
第2の電源分離領域12には情報パケットBが入力される。また、第2の電源分離領域12に備えられたパケットカウンタ12aには、情報パケットBのパケット数が格納される。これにより、そのパケットカウンタ12aから‘H’レベルの信号b2,b3が出力される。尚、これら信号b2,b3も同じ信号であるが、便宜上、2つの信号b2,b3として説明する。
‘H’レベルの信号b2がオアゲート22_1に入力されるため、第1の電源分離領域11において処理が終了してパケットカウンタ11aからの信号a4が‘H’レベルから‘L’レベルに遷移し、第1の電源分離領域11への供給電力が遮断されても、第2の電源分離領域12には電力の供給が持続され続ける。また、‘H’レベルの信号b3がオアゲート23_1に入力されるため、このオアゲート23_1から‘H’レベルの信号c1が出力される。これにより、NMOSトランジスタ23_2がオン状態になり、電源供給線30から電力供給線23_3を経由して第3の電源分離領域13に電力が供給される。また、第2の電源分離領域12は、情報パケットBを受け取って所定の処理を施して情報パケットCを生成して第3の電源分離領域13に出力する。
第3の電源分離領域13には情報パケットCが入力される。また、第3の電源分離領域13に備えられたパケットカウンタ13aには、情報パケットCのパケット数が格納されるとともに、そのパケットカウンタ13aから‘H’レベルの信号c2,c3が出力される。尚、これら信号c2,c3は同じ信号であるが、便宜上、2つの信号c2,c3として説明する。
‘H’レベルの信号c2がオアゲート23_1に入力されるため、第2の電源分離領域12において処理が終了してパケットカウンタ12aからの信号b3が‘H’レベルから‘L’レベルに遷移し、第2の電源分離領域12への供給電力が遮断されても、第3の電源分離領域13には電力の供給が持続され続ける。また、‘H’レベルの信号c3がオアゲート24_1に入力されるため、このオアゲート24_1から‘H’レベルの信号d1が出力される。これにより、図示しないNMOSトランジスタがオン状態になり、やはり図示しない次段の電源分離領域に電力が供給される。また、第3の電源分離領域13は、情報パケットCを受け取って所定の処理を施して情報パケットDを生成して図示しない電源分離領域に出力する。
この演算回路1では、上述したようにして、第1,第2,第3のパケットカウンタ11a,12a,13aからの信号に応じて、第1,第2,第3の電源分離領域11,12,13への電力制御が順次に行なわれる。従って、電力が常に供給されているオン領域に、複数の電源分離領域それぞれへの電力の供給および供給電力の遮断を行なうための大きな回路規模を有するCPUを設ける必要はなく、低消費電力化が図られる。
図2は、本発明の第2実施形態の演算回路の構成を示す図である。
尚、図1に示す演算回路1と同じ構成要素には同一の符号を付し、異なる点について説明する。
図2に示す演算回路2は、図1に示す演算回路1と比較し、第3の電力制御回路23が第5の電力制御回路25に置き換えられている。詳細には、第3の電力制御回路23を構成するオアゲート23_1が、第5の電力制御回路25を構成するオアゲート25_1に置き換えられている。
この演算回路2では、第1の電源分離領域11に情報パケットAが入力される。すると、パケットカウンタ11aに情報パケットAのパケット数が格納され、そのパケットカウンタ11aから‘H’レベルの信号a3,a4が出力される。
また、‘H’レベルの信号a4は、オアゲート22_1およびオアゲート25_1に入力される。このため、オアゲート22_1から‘H’レベルの信号b1が出力され、これによりNMOSトランジスタ22_2がオン状態になり、電源供給線22_3を経由して第2の電源分離領域12に電力が供給される。また、オアゲート25_1から‘H’レベルの信号c1が出力され、これによりNMOSトランジスタ23_2がオン状態になり、電源供給線23_3を経由して第3の電源分離領域13にも電力が供給される。
第1の電源分離領域11は、情報パケットAを受け取って所定の処理を施して情報パケットBを生成して第2の電源分離領域12に出力する。第2の電源分離領域12では、情報パケットBを受け取るとともに、パケットカウンタ12aに情報パケットBのパケット数が格納されてそのパケットカウンタ12aから‘H’レベルの信号b2,b3が出力される。このため、第1の電源分離領域11において処理が終了してパケットカウンタ11aからの信号a4が‘H’レベルから‘L’レベルに遷移しても、第2の電源分離領域12には電力の供給が持続され続けるとともに、第3の電源分離領域13にも電力の供給が持続され続ける。ここで、第2の電源分離領域12に電力の供給が持続され続ける条件としては、第2の電源分離領域12において情報パケットBの処理が進行している(パケットカウンタ12aに格納されたパケット数>0)か、もしくは前段の第1の電源分離領域11に進行中の情報パケットAがある(パケットカウンタ11aに格納されたパケット数>0)場合である。
次いで、第2の電源分離領域12は、受け取った情報パケットBに所定の処理を施して情報パケットCを生成して第3の電源分離領域13に出力する。第3の電源分離領域13では、情報パケットCを受け取るとともに、パケットカウンタ13aに情報パケットCのパケット数が格納されてそのパケットカウンタ13aから‘H’レベルの信号c2,c3が出力される。このため、第2の電源分離領域12において処理が終了してパケットカウンタ12aからの信号b3が‘H’レベルから‘L’レベルに遷移しても、第3の電源分離領域13には電力の供給が持続され続ける。ここで、第3の電源分離領域13に電力の供給が持続され続ける条件としては、第3の電源分離領域13において情報パケットCの処理が進行している(パケットカウンタ13aに格納されたパケット数>0)か、もしくは前段の第2の電源分離領域12に進行中の情報パケットBがある(パケットカウンタ12aに格納されたパケット数>0)か、もしくは前々段の第1の電源分離領域11に進行中の情報パケットAがある(パケットカウンタ11aに格納されたパケット数>0)場合である。
さらに、第3の電源分離領域13は、受け取った情報パケットCに所定の処理を施して情報パケットDを生成して図示しない電源分離領域に出力する。
第2実施形態の演算回路2では、第1の電力制御回路21が、第3の電源分離領域13よりも2つの段数だけ前段の第1の電源分離領域11での情報パケットAの処理の開始時点で、第1,第2,第3の電源分離領域11,12,13への電力供給を行なう。また、第1の電源分離領域11での情報パケットAの処理の終了時点で第1の電源分離領域11への供給電力を遮断する。このため、第2の電源分離領域12が情報パケットを処理する速度が速い場合であっても、低消費電力化を実現しつつ対応することができる。
尚、図2に示す信号a4,b3,c3を、電源分離領域間の転送プロトコルの転送リクエスト信号としてもよい。また、外部からの割り込み信号や電源分離領域からの特定の信号により各電源分離領域への電力の供給および供給電力の遮断を行なうことができる。
図3は、本発明の第3実施形態の演算回路の構成を示す図である。
図3に示す演算回路3には、電源分離領域41と、電力制御回路51と、電力供給線30とが備えられている。
電源分離領域41には、前段の電源分離領域から情報パケットの送信を予告する予告通知信号であるリクエスト信号REQINおよび前段の電源分離領域からの情報パケットを表わすデータ入力信号DATAINが入力される。また、電源分離領域41には、後段の電源分離領域からの、データ出力信号DATAOUTの受信を通知する受信通知信号であるアクノリッジ信号ACKOUTも入力される。
また、電源分離領域41からは、前段の電源分離領域からのデータ入力信号DATAINの受信を通知するアクノリッジ信号ACKINと、後段の電源分離領域にデータ出力信号DATAOUTの送信を予告するリクエスト信号REQOUTと、後段の電源分離領域に送信するためのデータ出力信号DATAOUTとが出力される。
一方、電力制御回路51には、正エッジ検出回路51_1と、オアゲート51_2と、フリップフロップ51_3と、NMOSトランジスタ51_4と、負エッジ検出回路51_5と、電源分離領域41に電力を供給するための電力供給線51_6とが備えられている。正エッジ検出回路51_1は、リクエスト信号REQINの立ち上がりエッジを受けると1つのパルスを出力する回路である。また、フリップフロップ51_3は、パルスが入力される毎に信号のレベルが反転するトグルフリップフロップである。さらに、負エッジ検出回路51_5は、アクノリッジ信号ACKOUTの立ち下がりエッジを受けると1つのパルスを出力する回路である。このように構成された演算回路3の、電源分離領域41への電力の供給および供給電力の遮断の制御について、図4を参照して説明する。
図4は、図3に示す演算回路の、電源分離領域への電力の供給および供給電力の遮断の制御を説明するための図である。
図4には、基本クロックCLKが示されている。この基本クロックCLKは、図3には示されていないが、この基本クロックCLKに基づいて図3に示す演算回路3の各構成要素が動作する。
この演算回路3では、リクエスト信号REQINが入力される以前の時点では、電源分離領域41には電力が供給されていない。尚、正エッジ検出回路51_1,オアゲート51_2,フリップフロップ51_3,NMOSトランジスタ51_4,負エッジ検出回路51_5には電力が供給されているものの、これらの回路規模は小さく、従って消費電力は低い。
先ず、前段の電源分離領域からリクエスト信号REQINおよびデータ入力信号DATAINが入力される。すると、リクエスト信号REQINの立ち上がりエッジを受けて正エッジ検出回路51_1からパルス信号aが出力される。このパルス信号aはオアゲート51_2に入力され、オアゲート51_2からパルス信号bが出力される。このパルス信号bはフリップフロップ51_3に入力される。これにより、フリップフロップ51_3から‘H’レベルの信号cが出力される。
この‘H’レベルの信号cはNMOSトランジスタ51_4のゲートに入力され、これによりNMOSトランジスタ51_4はオン状態になる。従って、電源供給線30から電源分離領域41用の電力供給線51_6を経由して電源分離領域41に、図4に示すように、電力(POWER)が供給される。
次いで、電源分離領域41において、データ入力信号DATAINの取り込みが基本クロックCLKのタイミングで行なわれる。データ入力信号DATAINの取り込みが終了すると、電源分離領域41から前段の電源分離領域に向けてアクノリッジ信号ACKINが出力される。前段の電源分離領域では、これを受けてリクエスト信号REQINを‘H’レベルから‘L’レベルに遷移させる。
電源分離領域41は、リクエスト信号REQINが‘H’レベルから‘L’レベルに遷移したことを受けて、アクノリッジ信号ACKINを‘H’レベルから‘L’レベルに遷移させる。さらに、電源分離領域41において、取り込まれたデータ入力信号DATAINに所定の処理が施される。所定の処理が施された後に、電源分離領域41から、後段の電源分離領域にデータ出力信号DATAOUTの送信を予告するリクエスト信号REQOUTと、後段の電源分離領域に送信するためのデータ出力信号DATAOUTが出力される。後段の電源分離領域では、上述した電源分離領域41と同様してデータ出力信号DATAOUTの取り込みが行なわれその取り込みが終了すると、後段の電源分離領域から電源分離領域41に向けてアクノリッジ信号ACKOUTが出力される。
電源分離領域41では、このアクノリッジ信号ACKOUTの立ち上がりエッジを受けてリクエスト信号REQOUTを‘H’レベルから‘L’レベルに遷移させる。すると、後段の電源分離領域では、アクノリッジ信号ACKOUTを‘H’レベルから‘L’レベルに遷移させる。
負エッジ検出回路51_5からは、アクノリッジ信号ACKOUTの立ち下がりエッジを受けてパルス信号dが出力される。このパルス信号dはオアゲート51_2を経由してフリップフロップ51_3に入力される。すると、フリップフロップ51_3から出力されている‘H’レベルの信号Cが‘L’レベルに遷移する。これにより、NMOSトランジスタ51_4がオン状態からオフ状態となり、電源分離領域41への供給電力が遮断される。
この演算回路3では、上述したプロトコル処理が行なわれるため、電源分離領域41が情報パケットを処理する速度が遅い場合であっても、低消費電力化を実現しつつ対応することができる。
上述した第1,第2,第3の演算回路1,2,3では、電力が常に供給されているオン領域に、複数の電源分離領域からの信号を監視する大きな回路規模を有するCPUを設ける必要はない。従って、消費電力の低減化が図られる。また、監視アルゴリズムをCPU内に組み込むためのコストおよび監視アルゴリズムが組み込まれたCPUを搭載するコストが不要である。さらに、CPUに組み込まれた監視アルゴリズムによる処理、あるいはCPUの割り込み処理またはポーリング処理に伴って発生する遅延時間により、オン領域における消費電力の増加や電源分離領域への電力供給時間が長引くこともない。また、情報パケット間におけるギャップに対しても自在に対応することができるため、CPUで監視して電力制御する場合と比較し、電力制御をこまめに行なうことができる。
また、上述した各実施形態は、ネットワーク分野におけるパケット処理を行なうシステムに好適に組み込むことができる。しかし、本発明は、これに限られるものではなく、特定の方向にしかデータが流れないようなシステムや、CPU内部においてパイプラインに沿ってデータが順次処理されていく回路、あるいは極めて小さなオン領域が必要とされる電池駆動によるシステムにも好適に採用することができる。
1,2,3 演算回路
11 第1の電源分離領域
11a 第1のパケットカウンタ
12 第2の電源分離領域
12a 第2のパケットカウンタ
13 第3の電源分離領域
13a 第3のパケットカウンタ
21 第1の電力制御回路
21_1,22_1,23_1,24_1,25_1,51_2 オアゲート
21_2,22_2,23_2,51_4 NMOSトランジスタ
21_3,22_3,23_3,30,51_6 電力供給線
22 第2の電力制御回路
23 第3の電力制御回路
24 第4の電力制御回路
25 第5の電力制御回路
41 電源分離領域
51 電力制御回路
51_1 正エッジ検出回路
51_3 フリップフロップ
51_5 負エッジ検出回路

Claims (3)

  1. 情報パケットを受け取り処理を施して出力する、縦続接続された複数の処理回路と、
    前記複数の処理回路のうちの1つの処理回路での情報パケットの処理状況と、該1つの処理回路よりも前段側の処理回路での情報パケットの処理状況とに応じて、該1つの処理回路への電力の供給および供給電力の遮断を行なう、各処理回路に対応して設けられた複数の電力制御回路と
    前記複数の処理回路のそれぞれに対応して設けられた、受け取った情報パケットの数と処理を終えて出力した情報パケットの数とに基づいて対応する処理回路において処理が進行中の情報パケットのパケット数を格納し、該格納したパケット数に応じた信号を出力するパケットカウンタとを有し、
    前記電力制御回路が、前記1つの処理回路および前記1つの処理回路よりも前段側の処理回路に対応して設けられた前記パケットカウンタが出力する信号に応じて、該1つの処理回路への電力の供給および供給電力の遮断を行うことを特徴とする演算回路。
  2. 前記1つの処理回路に対応して設けられた前記電力制御回路が、該1つの処理回路よりも所定段数だけ前段の処理回路での情報パケットの処理の開始時点で該1つの処理回路への電力供給を開始するとともに、該1つの処理回路での情報パケットの処理の終了時点で該1つの処理回路への供給電力を遮断するものであることを特徴とする請求項1記載の演算回路。
  3. 情報パケットを受け取り処理を施して出力する、縦続接続された複数の処理回路と、
    前記複数の処理回路のうちの1つの処理回路での情報パケットの処理状況と、該1つの処理回路よりも前段側の処理回路での情報パケットの処理状況とに応じて、該1つの処理回路への電力の供給および供給電力の遮断を行なう、各処理回路に対応して設けられた複数の電力制御回路とを有し、
    前記1つの処理回路が、前段の処理回路から情報パケットの送信を予告する予告通知信号を受け取るとともに、後段の処理回路から情報パケットの受信を通知する受信通知信号を受け取るものであって、
    前記1つの処理回路に対応して設けられた前記電力制御回路が、前段の処理回路からの予告通知信号を受けて該1つの処理回路への電力供給を開始するとともに、後段の処理回路からの受信通知信号を受けて該1つの処理回路への供給電力を遮断するものであることを特徴とする演算回路。
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