JP5322756B2 - 柱梁接合構造、接合プレート及びユニット建物 - Google Patents

柱梁接合構造、接合プレート及びユニット建物 Download PDF

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Description

本発明は、柱梁接合構造、接合プレート及びユニット建物に関する。
木造住宅等の柱梁接合構造として、特許文献1に記載の如く、柱と梁の端部がL字型接合プレートを介して接合され、柱の柱頭部に接合プレートの柱接合部をボルト(又はドリフトピン等)により取付けるとともに、接合プレートにおける柱接合部の上端から片側に張り出されている梁接合部に梁の端部をボルト(又はドリフトピン等)により取付けてなるものがある。梁に及ぶ上向き引抜力は、接合プレートの柱接合部で、ボルトを介して柱の長手方向に作用し、柱材料の長手方向耐力により支持される。また、梁に及ぶ上向き引張力に起因する偏心モーメントが、接合プレートの柱接合部で、ボルトを介して柱の長手方向に直交する幅方向に作用し、柱材料の幅方向耐力により支持されるものになる。
特開2003-239383
特許文献1に記載の柱梁接合構造では、接合プレートの柱接合部に設けられるボルトの取付孔を柱の長手方向に沿う上下複数位置に配置している。そして、梁に及ぶ上向き引抜力に起因する偏心モーメントは、(i)接合プレートの上部取付孔及び柱に挿通されるボルトを介して、柱の幅方向で該ボルトから該接合プレートの梁接合部に対する反対側の側面に向かう力を及ぼし、該ボルトからこの側面までの長さ範囲Aの柱材料の幅方向耐力により支持されるとともに、(ii)接合プレートの下部取付孔及び柱に挿通されるボルトを介して、柱の幅方向で該ボルトから該接合プレートの梁接合部の側の側面に向かう力を及ぼし、該ボルトからこの側面までの長さ範囲Bの柱材料の幅方向耐力により支持される。
ところが、従来技術では、柱の長手方向に沿う上下各部の幅を一定にする中で、接合ボルトの上部取付孔に挿通されたボルトに対応する上述の長さ範囲Aと、下部取付孔に挿通されたボルトに対応する上述の長さ範囲Bとを互いに同等にし、それらの長さ範囲A、Bのそれぞれを格別に大きくすることの考慮がない。従って、梁に作用する上向き引抜力に起因する偏心モーメントを、接合プレートの上下の取付孔及び柱に挿通される上下のボルトを介して支持するに際し、上下のボルトを支持する柱材料の耐力を格別に大きくして柱材料の破断を防止し、該偏心モーメントを安定的に支持することができない。
本発明の課題は、梁に作用する上向き引抜力に起因する偏心モーメントを、接合プレートの上下の取付孔及び柱に挿通される上下のボルトを介して支持するに際し、上下のボルトを支持する柱材料の耐力を格別に大きくして柱材料の破断を防止し、該偏心モーメントを安定的に支持することにある。
請求項1の発明は、柱に梁の端部がL字型接合プレートを介して接合され、柱の柱頭部に接合プレートの柱接合部を取付けるとともに、接合プレートにおける柱接合部の上端から片側に張り出されている梁接合部に梁の端部を取付けてなる柱梁接合構造において、接合プレートの柱接合部に、柱の長手方向に沿う上下に位置する上部取付孔と下部取付孔を設け、上部取付孔を柱の長手方向に直交する幅方向でその中央部より該接合プレートの梁接合部の側にのみ偏らせて設け、下部取付孔を柱の長手方向に直交する幅方向でその中央部より該接合プレートの梁接合部に対する反対側にのみ偏らせて設けることを特徴とする柱梁接合構造である。
請求項2の発明は、柱と梁に跨るように屈折したL字型をなし、柱の柱頭部に取付けられる柱接合部と、柱接合部の上端から片側に張り出されて梁の端部が取付けられる梁接合部とを有してなる接合プレートにおいて、柱接合部に、柱の長手方向に沿う上下に位置する上部取付孔と下部取付孔を設け、上部取付孔を柱接合部における柱の長手方向に直交する幅方向でその中央部より梁接合部の側にのみ偏らせて設け、下部取付孔を柱接合部における柱の長手方向に直交する幅方向でその中央部より梁接合部に対する反対側にのみ偏らせて設けてなることを特徴とする接合プレートである。
請求項3の発明は、複数の建物ユニットを隣接して設置し、一方の建物ユニットの柱と、他方の建物ユニットの柱のそれぞれに、梁の両端部のそれぞれをL字型接合プレートを介して接合してなるユニット建物において、それらの柱と梁の接合構造として、請求項1に記載の柱梁接合構造を用いてなることを特徴とするユニット建物である。
(請求項1)
(a)接合プレートの柱接合部に、柱の長手方向に沿う上下に位置する上部取付孔と下部取付孔を設け、上部取付孔を柱の長手方向に直交する幅方向でその中央部より該接合プレートの梁接合部の側にのみ偏らせて設け(柱の幅方向で接合プレートの上部取付孔に挿通されるボルトから該接合プレートの梁接合部に対する反対側の側面までの長さ範囲Aは柱の半分幅より大きくなる)、下部取付孔を柱の長手方向に直交する幅方向でその中央部より該接合プレートの梁接合部に対する反対側にのみ偏らせて設ける(柱の幅方向で接合プレートの下部取付孔に挿通されるボルトから該接合プレートの梁接合部の側の側面までの長さ範囲Bは柱の半分幅より大きくなる)。
これにより、梁に及ぶ上向き引抜力に起因する偏心モーメントは、(i)接合プレートの上部取付孔及び柱に挿通されるボルトを介して、柱の幅方向で該ボルトから該接合プレートの梁接合部に対する反対側の側面に向かう力を及ぼし、該ボルトからこの側面までの大きな長さ範囲Aに渡る柱材料の大きな幅方向耐力により、柱材料を破断することなく安定的に支持されるとともに、(ii)接合プレートの下部取付孔及び柱に挿通されるボルトを介して、柱の幅方向で該ボルトから該接合プレートの梁接合部の側の側面に向かう力を及ぼし、該ボルトからこの側面までの大きな長さ範囲Bに渡る柱材料の大きな幅方向耐力により、柱材料を破断することなく安定的に支持される。
(請求項2)
(b)接合プレートの柱接合部に上部取付孔と下部取付孔を設けるに際し、上部取付孔を柱接合部における柱の長手方向に直交する幅方向でその中央部より梁接合部の側にのみ偏らせて設け、下部取付孔を柱接合部における柱の長手方向に直交する幅方向でその中央部より梁接合部に対する反対側にのみ偏らせて設けた。柱の柱頭部の幅方向の中央部に接合プレートの柱接合部の幅方向の中央部を概ね合致させて取付けることにより、上述(a)を確実に実現できる。
(請求項3)
(c)複数の建物ユニットを隣接して設置し、一方の建物ユニットの柱と、他方の建物ユニットの柱のそれぞれに、梁の両端部のそれぞれをL字型接合プレートを介して接合してなるユニット建物において、上述(a)を実現し、相隣る建物ユニットに跨る梁に及ぶ上向き引抜力に起因の偏心モーメントを、各建物ユニットの柱材料の大きな幅方向耐力により安定的に支持できる。
図1はユニット建物の一部を示し、(A)は模式平面図、(B)は(A)のB−B線に沿う矢視図である。 図2は接合プレートを示す正面図である。 図3は柱の柱頭部に取付けられる接合プレートを示し、(A)は取付過程を示す斜視図、(B)は取付状態を示す斜視図である。 図4は柱に対する梁の据付状態を示す斜視図である。 図5は柱に対する梁の接合状態を示す斜視図である。
図1は複数の建物ユニット1A、1B等を隣接して設置して構築されたユニット建物1の一部を示すものであり、一方の建物ユニット1Aの柱10と、他方の建物ユニット1Bの柱10のそれぞれに、梁20の両端部のそれぞれをL字型接合プレート30を介して接合してなるものである。柱10、梁20は木質材料からなり、接合プレート30は鋼板等からなる。
接合プレート30は、柱10と梁20に跨るように屈折したL字型をなし、柱10の柱頭部11に取付けられる柱接合部31と、柱接合部31の上端から片側に張り出されて梁20の端部21が取付けられる梁接合部32とを有する。
接合プレート30の柱接合部31は、柱10の長手方向(繊維方向)に沿う上下に位置する上部取付孔31Aと下部取付孔31Bを設ける。本実施例では2個の上部取付孔31Aと、2個の下部取付孔31Bを設けてある。接合プレート30の柱接合部31は、上部取付孔31Aを柱接合部31における柱10の長手方向に直交する幅方向でその中央部31Cより梁接合部32の側にのみ長さeだけ偏らせて設け、下部取付孔31Bを柱接合部31における柱10の長手方向に直交する幅方向でその中央部31Cより柱接合部32に対する反対側にのみ長さeだけ偏らせて設ける。接合プレート30の柱接合部31に図2で記載した中央部31Cは、梁20に及ぶ上向き引抜力F(図1)に起因の偏心モーメントM(図1)の回転中心になる。
接合プレート30の梁接合部32は、複数の取付孔32Aを設けるとともに、位置調整用のシノ孔32Bを設ける。
以下、両建物ユニット1A、1Bの柱10に対する梁20の接合手順について説明する。
(1)各建物ユニット1A、1Bの工場生産段階で、それらの柱10の柱頭部11に、接合プレート30の柱接合部31を以下の如くに取付ける(図3)。
(1-1)柱10の柱頭部11に、接合プレート30の柱接合部31が差込まれるスリット12と、該柱接合部31の上部取付孔31A、下部取付孔31Bに対応する孔13A、13Bを設ける。
(1-2)柱10の柱頭部11のスリット12に接合プレート30の柱接合部31を差込み、接合プレート30の柱接合部31の幅方向の中央部31Cを柱10の柱頭部11の幅方向の中央部に概ね合致させ、接合プレート30の柱接合部31の上部取付孔31A、下部取付孔31Bのそれぞれに柱10の孔13A、13Bを合致させ、柱10の孔13Aに挿通されるボルト41Aを接合プレート30の上部取付孔31Aに挿入し、柱10の孔13Bに挿通されるボルト41Bを接合プレート30の上部取付孔31Bに挿入する。各ボルト41A、41Bはハンマーで叩いてそれらの取付孔31A、31Bに挿入される。
これにより、接合プレート30の上部取付孔31Aに挿入されたボルト41Aが、柱10の幅方向の中央部より該接合プレート30の梁接合部32の側に長さeだけ偏らせた位置に設けられるものになる。また、接合プレート30の下部取付孔31Bに挿入されたボルト41Bが、柱10の幅方向の中央部より該接合プレート30の梁接合部32に対する反対側に長さeだけ偏らせた位置に設けられるものになる。
(1-3)柱10の柱頭部11の孔13A、13Bの開口をテープで塞ぐ。これにより、各建物ユニット1A、1Bの工場から建築現場への輸送段階におけるボルト41A、41Bの脱落が防止される。
(2)ユニット建物1の建築現場で、両建物ユニット1A、1Bの柱10の柱頭部11に取付済の接合プレート30の梁接合部32に、梁20の端部21を取付ける(図4、図5)。
(2-1)梁20の端部21に、接合プレート30の梁接合部32が差込まれるスリット22と、該梁接合部32の取付孔32A、シノ孔32Bに対応する孔23A、23Bを設ける。
(2-2)梁20を吊り具51を用いて吊り下ろし、梁20の両端部21のスリット22を両建物ユニット1A、1Bの柱10の柱頭部11に取付けてある接合プレート30の梁接合部32に差込み、梁20の両端部21を両柱10の柱頭部11の上端面に載せて預ける。
(2-3)シノ52を梁20の端部21の孔23Bから接合プレート30の梁接合部32のシノ孔32Bに差込み、接合プレート30の位置を微調整し、接合プレート30の梁接合部32の取付孔32Aを梁20の孔23Aに合致させ、梁20の孔23Aに挿通されるドリフトピン42を接合プレート30の取付孔32Aに挿入する。ドリフトピン42はハンマーで叩いて取付孔32Aに挿入される。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)接合プレート30の柱接合部31に、柱10の長手方向に沿う上下に位置する上部取付孔31Aと下部取付孔31Bを設け、上部取付孔31Aを柱10の長手方向に直交する幅方向でその中央部より該接合プレート30の梁接合部32の側にのみ偏らせて設け(柱10の幅方向で接合プレート30の上部取付孔31Aに挿通されるボルト41Aから該接合プレート30の梁接合部32に対する反対側の側面までの長さ範囲Aは柱10の半分幅より大きくなる)、下部取付孔31Bを柱10の長手方向に直交する幅方向でその中央部より該接合プレート30の梁接合部32に対する反対側にのみ偏らせて設ける(柱10の幅方向で接合プレート30の下部取付孔31Bに挿通されるボルト41Bから該接合プレート30の梁接合部32の側の側面までの長さ範囲Bは柱10の半分幅より大きくなる)。
これにより、梁20に及ぶ上向き引抜力Fに起因する偏心モーメントMは、(i)接合プレート30の上部取付孔31A及び柱10に挿通されるボルト41Aを介して、柱10の幅方向で該ボルト41Aから該接合プレート30の梁接合部32に対する反対側の側面に向かう力を及ぼし、該ボルト41Aからこの側面までの大きな長さ範囲Aに渡る柱材料の大きな幅方向耐力により、柱材料を破断することなく安定的に支持されるとともに、(ii)接合プレート30の下部取付孔31B及び柱10に挿通されるボルト41Bを介して、柱10の幅方向で該ボルト41Bから該接合プレート30の梁接合部32の側の側面に向かう力を及ぼし、該ボルト41Bからこの側面までの大きな長さ範囲Bに渡る柱材料の大きな幅方向耐力により、柱材料を破断することなく安定的に支持される。
尚、梁20に及ぶ上向き引抜力Fは、接合プレート30の柱接合部31で、ボルト41A、41Bを介して柱10の長手方向に作用し、柱材料の長手方向引張耐力により支持される。また、梁20に及ぶ下向き力は、梁20の端部21を預けた柱10の柱材料の長手方向圧縮耐力により支持される。
(b)接合プレート30の柱接合部31に上部取付孔31Aと下部取付孔31Bを設けるに際し、上部取付孔31Aを柱接合部31における柱10の長手方向に直交する幅方向でその中央部より梁接合部32の側にのみ偏らせて設け、下部取付孔31Bを柱接合部31における柱10の長手方向に直交する幅方向でその中央部より梁接合部32に対する反対側にのみ偏らせて設けた。柱10の柱頭部11の幅方向の中央部に接合プレート30の柱接合部31の幅方向の中央部を概ね合致させて取付けることにより、上述(a)を確実に実現できる。
(c)複数の建物ユニット1A、1Bを隣接して設置し、一方の建物ユニット1Aの柱10と、他方の建物ユニット1Bの柱10のそれぞれに、梁20の両端部のそれぞれをL字型接合プレート30を介して接合してなるユニット建物1において、上述(a)を実現し、相隣る建物ユニット1A、1Bに跨る梁20に及ぶ上向き引抜力Fに起因の偏心モーメントMを、各建物ユニット1A、1Bの柱材料の大きな幅方向耐力により安定的に支持できる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明は、単一建物ユニット内の柱と梁の接合構造にも適用できる。
本発明は、柱に梁の端部がL字型接合プレートを介して接合され、柱の柱頭部に接合プレートの柱接合部を取付けるとともに、接合プレートにおける柱接合部の上端から片側に張り出されている梁接合部に梁の端部を取付けてなる柱梁接合構造において、接合プレートの柱接合部に、柱の長手方向に沿う上下に位置する上部取付孔と下部取付孔を設け、上部取付孔を柱の長手方向に直交する幅方向でその中央部より該接合プレートの梁接合部の側にのみ偏らせて設け、下部取付孔を柱の長手方向に直交する幅方向でその中央部より該接合プレートの梁接合部に対する反対側にのみ偏らせて設ける。これにより、梁に作用する上向き引抜力に起因する偏心モーメントを、接合プレートの上下の取付孔及び柱に挿通される上下のボルトを介して支持するに際し、上下のボルトを支持する柱材料の耐力を格別に大きくして柱材料の破断を防止し、該偏心モーメントを安定的に支持することができる。
1 ユニット建物
1A、1B 建物ユニット
10 柱
11 柱頭部
20 梁
21 端部
30 接合プレート
31 柱接合部
31A 上部取付孔
31B 下部取付孔
31C 中央部
32 梁接合部

Claims (3)

  1. 柱に梁の端部がL字型接合プレートを介して接合され、柱の柱頭部に接合プレートの柱接合部を取付けるとともに、接合プレートにおける柱接合部の上端から片側に張り出されている梁接合部に梁の端部を取付けてなる柱梁接合構造において、
    接合プレートの柱接合部に、柱の長手方向に沿う上下に位置する上部取付孔と下部取付孔を設け、上部取付孔を柱の長手方向に直交する幅方向でその中央部より該接合プレートの梁接合部の側にのみ偏らせて設け、下部取付孔を柱の長手方向に直交する幅方向でその中央部より該接合プレートの梁接合部に対する反対側にのみ偏らせて設けることを特徴とする柱梁接合構造。
  2. 柱と梁に跨るように屈折したL字型をなし、柱の柱頭部に取付けられる柱接合部と、柱接合部の上端から片側に張り出されて梁の端部が取付けられる梁接合部とを有してなる接合プレートにおいて、
    柱接合部に、柱の長手方向に沿う上下に位置する上部取付孔と下部取付孔を設け、
    上部取付孔を柱接合部における柱の長手方向に直交する幅方向でその中央部より梁接合部の側にのみ偏らせて設け、
    下部取付孔を柱接合部における柱の長手方向に直交する幅方向でその中央部より梁接合部に対する反対側にのみ偏らせて設けてなることを特徴とする接合プレート。
  3. 複数の建物ユニットを隣接して設置し、一方の建物ユニットの柱と、他方の建物ユニットの柱のそれぞれに、梁の両端部のそれぞれをL字型接合プレートを介して接合してなるユニット建物において、
    それらの柱と梁の接合構造として、請求項1に記載の柱梁接合構造を用いてなることを特徴とするユニット建物。
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