JP5321337B2 - 模型の圧力損失調整用構造体、流体試験用模型及び模型の圧力損失調整方法 - Google Patents

模型の圧力損失調整用構造体、流体試験用模型及び模型の圧力損失調整方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5321337B2
JP5321337B2 JP2009183891A JP2009183891A JP5321337B2 JP 5321337 B2 JP5321337 B2 JP 5321337B2 JP 2009183891 A JP2009183891 A JP 2009183891A JP 2009183891 A JP2009183891 A JP 2009183891A JP 5321337 B2 JP5321337 B2 JP 5321337B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
model
pressure loss
resistance
fluid
resistance adjusting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009183891A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011038804A (ja
Inventor
嘉丈 武井
国太郎 櫻井
朋冬 松浮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP2009183891A priority Critical patent/JP5321337B2/ja
Publication of JP2011038804A publication Critical patent/JP2011038804A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5321337B2 publication Critical patent/JP5321337B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)

Description

本発明は、自動車等の風洞試験等の流体試験で用いる、模型の圧力損失調整用構造体、流体試験用模型及び模型の圧力損失調整方法に関する。
自動車、橋梁、建造物等の実物に生じる空気(風)の流れを把握するために、風洞を用いた模型試験が行われている。また、船や海洋構造物や堤防などの実物に生じる水の流れを把握するために、回流水槽や水槽を用いた模型試験が行われている。
風洞試験における空気の流れには、模型の外側を流れる流れと、模型の内部を流れる流れとがある。この内部の流れを特に通風と呼び、通風の妨げとなるものを通風抵抗体と言っている。この模型内部の空気の流れを実物で生じる流れに近づける上で、通風抵抗体の設定が重要となる。
しかし、この通風抵抗体においては、図4に示すように、風量と圧力の関係が非線形となるので、適切な通風抵抗体を選定し設定することは難しい。そこで、図5及び図6に示すように、抵抗を調整するための抵抗調整部材11,12である金属メッシュと、この抵抗調整部材11,12を支持するハニカム材14を組み合わせて、通風抵抗体と呼ばれる模型の圧力損失調整用構造体10Xの圧力損失を調整する試みが行われてきた。
この図5及び図6に示すような方法では、必ずしも、所望の抵抗特性に対して適切な抵抗特性を持つ模型の圧力損失調整用構造体10Xを提供できるとは限らず、また、提供できた場合でも模型の圧力損失調整用構造体10Xを設定できるまでに多大の労力を必要とする場合が多い。その結果、模型試験の実施に時間がかかるだけでなく、模型試験の結果を利用する、後のステップも影響を受けることになる。
一般に模型の圧力損失調整用構造体10Xに用いる抵抗調整部材11,12には薄い板状の部材が用いられるので、機械的強度が比較的弱く、上流側と下流側に抵抗調整部材11,12を配置する場合には、両者の間でこれらの抵抗調整部材11,12を支持するための支持部材14が必要となる。
この支持部材14にはハニカム材を用いる場合が多いが、その場合には、間に挟まれた支持部材14の抵抗特性が、設定した抵抗調整部材11,12の抵抗特性に影響を及ぼすので、図7に示すように、圧力損失が増加する。従って、このハニカム材14の抵抗特性を考慮に入れて抵抗調整部材11,12の厚みを設定する必要が生じる。そのため、全体の厚みが模型1によって設定されている中での、抵抗調整部材11,12の厚みと、この抵抗調整部材11,12とは流れの特性が異なる支持部材14の厚みの設定が難しくなるという問題がある。
更に、図8に示すように、支持部材14の下流側に設けた抵抗調整部材12は風圧により撓んで、支持部材14との間に間隙Sが生じる場合がある。このような場合には、風の流れに沿った抵抗調整部材12の厚みが撓みによって変化してしまうため、模型の圧力損失調整用構造体10X全体としての圧力特性も変化してしまうので、解析計算による結果と乖離が生じるという問題もある。
この風洞試験等の通風抵抗を考慮した模型試験に関するものではないが、この風洞試験に関係して、自動車排ガスの拡散濃度調査風洞実験用の地表模型において、道路を走行する自動車から連続的に排出される排気ガスを正確に再現する地表模型が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、風洞内の模型を支持・変角する支持装置に作用する気流が模型の空力特性に及ぼす影響を少なくするとともに、模型の実機相似性を損うことなく、更に模型変角時の模型中心の移動を少なくする風洞試験模型支持装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平10−232182号公報 特開平06−307978号公報
この対策として、図9及び図10に示すように、流体Fを用いた試験で用いる模型1Yの内部を流れる流体Fの圧力損失を調整するために、模型1Yの内部に配置されて流体Fの流れに対する抵抗となって圧力損失を発生する抵抗調整部材11,12を配置する模型の圧力損失調整用構造体10Yにおいて、前記抵抗調整部材11,12を板状に形成すると共に、前記抵抗調整部材11,12を保持する支持部材を設けずに、流体Fの流れの方向に沿った断面に関して、一つ又は複数の前記抵抗調整部材11の一部を折り曲げて箱型形状を形成して、該箱型形状の辺に相当する部位に配置された前記抵抗調整部材11a,12が流体Fの流れの上流側と下流側にそれぞれ配置されるように模型1yの内部に配置して構成することが考えられる。
しかしながら、上流側と下流側に異なった機械的強度を持つ抵抗調整部材11,12を採用した場合には、図11に示すように、上流側の抵抗調整部材11と下流側の抵抗調整部材12で撓み量が異なり、抵抗調整部材11,12の組合せの厚さ、つまり、流体Fが通過する方向の抵抗調整部材11,12の累積厚さが一定にならないおそれが生じる。
本発明は、上記の状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、支持部材を用いずに、抵抗調整部材と撓み防止部材のみで上流側と下流側に抵抗調整部材を配置することができると共に、上流側と下流側の抵抗調整部材の機械的強度が異なる場合でも、上流側と下流側の抵抗調整部材との撓み量を同じにして、風が通過する方向の抵抗調整部材の累積厚さを一定することができる模型の圧力損失調整用構造体、流体試験用模型及び模型の圧力損失調整方法を提供することにある。
上記のような目的を達成するための本発明の模型の圧力損失調整用構造体は、流体を用いた試験で用いる模型の内部を流れる流体の圧力損失を調整するために、模型の内部に配置されて流体の流れに対する抵抗となって圧力損失を発生する抵抗調整部材を配置する模型の圧力損失調整用構造体において、流体の流れの方向に沿った断面に関して、空隙を挟んで流体の流れの上流側と下流側に抵抗調整部材を配置すると共に、前記上流側の抵抗調整部材の下流側の面と、前記下流側の抵抗調整部材の下流側の面とに、前記抵抗調整部材のいずれよりも圧力損失が小さくかつ撓み強度が高い撓み防止部材をそれぞれ当接して配置して構成する。
この構成によれば、撓み量の異なる抵抗調整部材を用いる場合であっても、撓み防止部材により、流体の流れによる抵抗調整部材の撓みを上流側の抵抗調整部材のみならず、下流側の抵抗調整部材においても小さくできるので、両者の機械的強度を保持しつつ、流体が流れているときでも、流体の流れ方向に沿っての抵抗調整部材の厚みを所望の厚さとすることができ、所望の圧力損失を発生できる。
上記の模型の圧力損失調整用構造体において、前記上流側の抵抗調整部材の下流側の面に配置された前記撓み防止部材の端部を折り曲げて、折り曲げた端部の先端を、前記下流側の抵抗調整部材の上流側の面に当接させて構成すると、撓み防止部材の端部を折り曲げて、流体の流れに沿った断面でコ字形状に撓み防止部材を形成しているので、この折り曲げた角部で、流体圧で生じる曲げモーメントを受け持つことができる。そのため、折り曲げた角部を持たない形状に比べて流体圧に対する強度を増加することができる。
上記の模型の圧力損失調整用構造体において、前記抵抗調整部材として、表側からの流れと裏側からの流れで圧力損失が変化する抵抗体、単層構造を持つ抵抗体、三次元網目構造を持つ抵抗体のいずれかを用いることで、容易に様々な抵抗を持つ模型の圧力損失調整用構造体を形成することができるようになる。
上記のような目的を達成するための本発明の流体試験用模型は、上記の模型の圧力損失調整用構造体を備えて構成される。
上記のような目的を達成するための本発明の流体試験における模型の圧力損失調整方法は、上記の模型の圧力損失調整用構造体を用いることを特徴とする方法である。この方法によれば、支持部材を用いることがないので、部材数が少なく軽量な構造体で、また、支持部材の流体抵抗を考慮する必要がなくなるので、比較的容易に圧力損失を所望の圧力損失に調整することができる。
更に、流体の流れる方向に関する抵抗調整部材の累積厚さを一定とした場合には、圧力勾配が一定となるので、解析計算における結果の精度を向上させることができる。
本発明に係る模型の圧力損失調整用構造体、流体試験用模型及び模型の圧力損失調整方法によれば、上流側と下流側の抵抗調整部材の間に支持部材を配設することなく、抵抗調整部材と撓み防止部材のみで、流体の流れの上流側と下流側に抵抗調整部材を配置して、機械的強度を維持しつつ、所望の抵抗特性を実現することができる。
更に、上流側と下流側とで異なる機械的強度を有する抵抗調整部材を用いた場合でも、流体圧に対する機械的強度を維持しつつ、流体が通過する方向の抵抗調整部材の累積厚さを所望の厚さ分布にすることができて、所望の抵抗特性を発揮することができる。
本発明に係る実施の形態の模型の圧力損失調整用構造体の構成を示した模式的な組立て図である。 本発明に係る実施の形態の模型の圧力損失調整用構造体の構成を示した模式的な側断面図である。 本発明の模型の圧力損失調整用構造体に生じる曲げモーメントと撓みを示した模式的な側断面図である。 模型の圧力損失調整用構造体(通風抵抗体)による風速と圧力損失の関係を示す図である。 従来技術の模型の圧力損失調整用構造体の構成を示した模式的な組立て図である。 従来技術の模型の圧力損失調整用構造体の構成を示した模式的な側断面図である。 支持部材による圧力損失の上昇を示した風速と圧力損失の関係を示す図である。 従来技術の模型の圧力損失調整用構造体における風圧による撓みで発生した間隙Sを示した模式的な側断面図である。 改良発明の模型の圧力損失調整用構造体の構成を示した模式的な組立て図である。 改良発明の模型の圧力損失調整用構造体の構成を示した模式的な側断面図である。 改良発明の模型の圧力損失調整用構造体に生じる曲げモーメントと撓みを示した模式的な側断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態の模型の圧力損失調整用構造体、流体試験用模型及び模型の圧力損失調整方法について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明では風洞試験における模型を例に説明するが、本発明はこの風洞試験に限定されるものではなく、回流水槽や水槽の試験における模型にも適用できる。
図1〜図3の本発明に係る実施の形態について説明する。この実施の形態の模型の圧力損失調整用構造体10は、空気(流体)Fを用いた風洞試験で用いる模型1の内部を流れる空気Fの圧力損失を調整するための構造体であり、模型1のハウジング2の内部に、空気Fの流れに対する抵抗となって圧力損失を発生する抵抗調整部材(通風抵抗体)11,12とこの抵抗調整部材11,12の撓みを防止する撓み防止部材21,22を配置して構成される。
この抵抗調整部材11,12としては、表側からの流れと裏側からの流れで圧力損失が変化する抵抗体、単層構造を持つ抵抗体、三次元網目構造を持つ抵抗体のいずれかを用いることができる。具体的なものとしては金属メッシュとその積層体、金属発泡体等がある。これらで形成される抵抗調整部材11,12の厚みの調整により容易に様々な抵抗を持つ模型の圧力損失調整用構造体10を形成することができるようになる。この抵抗調整部材11,12は板状に形成される。
また、撓み防止部材21,22は板状に形成され、抵抗調整部材11,12のいずれよりも圧力損失が小さくかつ撓み強度が高い材料で構成される。この撓み防止部材21,22の材料は、例えば、金属メッシュ等である。これらの材料で形成される撓み防止部材21,22の厚みや曲げにより、容易に様々な機械的強度を持たせることができる。
また、この上流側と下流側の抵抗調整部材11,12の間に支持部材を配設することなく、抵抗調整部材11,12と撓み防止部材21,22のみで、空隙3を挟んで流体Fの流れの上流側と下流側に抵抗調整部材11,12を配置する。
つまり、図1に示すように、空気Fの流れの方向に沿った断面に関して、空気Fの流れの上流側と下流側のそれぞれに抵抗調整部材11,12を配置すると共に、上流側の抵抗調整部材11の下流側の面と、下流側の抵抗調整部材12の下流側の面とに、抵抗調整部材11,12よりも圧力損失が小さい撓み防止部材21,22をそれぞれ配置して構成する。
図1〜図3に示すように、この上流側の抵抗調整部材11の下流側の面に配置された撓み防止部材21は、端部21bを折り曲げて、断面コの字形状を形成して、この折り曲げた端部21bの先端21cを下流側の抵抗調整部材12の上流面に当接させる。
あるいは、図示しないが、下流側の抵抗調整部材12の大きさを少し小さく形成して、上流側撓み部材21の端部21bの内側に入るようにして、端部21bの先端21cを下流側の撓み防止部材22の上流面に当接させる。
これにより、上流側から抵抗調整部材11、撓み防止部材21、空隙3、抵抗調整部材12、撓み防止部材22がハウジング2内に箱型形状で配置される。
これらの構成によれば、図3に示すように、空気(流体)Fの流れである風が模型1に当たり、抵抗調整部材11,12を通過する際に、風圧により上流側の抵抗調整部材11と下流側の抵抗調整部材12が共に撓むが、これらの撓みを撓み防止部材21,22で受けることにより、各抵抗調整部材11,12の撓みを抑制することができる。
つまり、この構造では、撓み防止部材21の端部21bを折り曲げて、空気Fの流れに沿った断面でコ字形状に撓み防止部材21を形成しているので、この折り曲げた角部で、流体圧で生じる曲げモーメントを受け持つことができる。そのため、折り曲げた角部を持たない形状に比べて流体圧に対する強度を増加することができる。
従って、この構成により、模型の圧力損失調整用構造体10及び模型1は、機械的強度を維持しつつ、所望の抵抗特性を実現することができる。更に、上流側と下流側とで異なる機械的強度を有する抵抗調整部材11,12を用いた場合でも、流体圧に対する機械的強度を維持しつつ、流体Fが流れている場合でも、両方の抵抗調整部材11,12の撓みを撓み防止部材21,22により抑制でき、流体Fが通過する方向の抵抗調整部材11,12の累積厚さを所望の厚さ分布に維持することができて、所望の抵抗特性を発揮することができる。
また、上記の実施の形態の模型の圧力損失調整用構造体10において、更に、空気(流体)Fの流れの方向に対して抵抗調整部材11,12の厚さがそれぞれ一定になるように構成した場合には、この抵抗調整部材11,12の部分の圧力勾配がそれぞれ一定となるので、解析計算における結果の精度を向上させることができる。また、本発明の流体試験用模型は、上記の模型の圧力損失調整用構造体10を備えて構成され、本発明の流体試験における模型の圧力損失調整方法は、上記の模型の圧力損失調整用構造体10を用いることを特徴とする方法である。
この流体試験用模型及びこの模型の圧力損失調整方法によれば、上流側と下流側の抵抗調整部材の間に支持部材を配設することなく、抵抗調整部材の撓みを防止する撓み防止部材を設けて機械的強度を維持しつつ、所望の抵抗特性を実現することができる。
更に、上流側と下流側とで異なる機械的強度を有する抵抗調整部材を用いた場合でも、撓み防止部材により流体圧に対する機械的強度を維持しつつ、流体が通過する方向の抵抗調整部材の累積厚さを所望の厚さ分布にすることができて、所望の抵抗特性を発揮することができる。
本発明の模型の圧力損失調整用構造体、流体試験用模型及び模型の圧力損失調整方法は、上流側と下流側の抵抗調整部材の間に支持部材を配設することなく、抵抗調整部材と撓み防止部材のみで機械的強度を維持しつつ、所望の抵抗特性を発揮することができるので、自動車や航空機や建造物等の空洞試験や回流水槽試験や水槽試験等で使用する模型の圧力損失調整用構造体、流体試験用模型及び模型の圧力損失調整方法として利用できる。
1 模型
2 ハウジング
3 空隙
10,10X,10Y 模型の圧力損失調整用構造体
11,12 抵抗調整部材
14 支持部材
21,22 撓み防止部材
21b 端部
21c 先端
F 空気(流体)

Claims (5)

  1. 流体を用いた試験で用いる模型の内部を流れる流体の圧力損失を調整するために、模型の内部に配置されて流体の流れに対する抵抗となって圧力損失を発生する抵抗調整部材を配置する模型の圧力損失調整用構造体において、
    流体の流れの方向に沿った断面に関して、空隙を挟んで流体の流れの上流側と下流側に抵抗調整部材を配置すると共に、前記上流側の抵抗調整部材の下流側の面と、前記下流側の抵抗調整部材の下流側の面とに、前記抵抗調整部材のいずれよりも圧力損失が小さくかつ撓み強度が高い撓み防止部材をそれぞれ当接して配置することを特徴とする模型の圧力損失調整用構造体。
  2. 前記上流側の抵抗調整部材の下流側の面に配置された前記撓み防止部材の端部を折り曲げて、折り曲げた端部の先端を、前記下流側の抵抗調整部材の上流側の面に当接させて構成することを特徴とする請求項1記載の模型の圧力損失調整用構造体。
  3. 前記抵抗調整部材として、表側からの流れと裏側からの流れで圧力損失が変化する抵抗体、単層構造を持つ抵抗体、三次元網目構造を持つ抵抗体のいずれかを用いることを特徴とする請求項1又は2に記載の模型の圧力損失調整用構造体。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の模型の圧力損失調整用構造体を備えたことを特徴とする流体試験用模型。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の模型の圧力損失調整用構造体を用いることを特徴とする流体試験における模型の圧力損失調整方法。
JP2009183891A 2009-08-06 2009-08-06 模型の圧力損失調整用構造体、流体試験用模型及び模型の圧力損失調整方法 Expired - Fee Related JP5321337B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009183891A JP5321337B2 (ja) 2009-08-06 2009-08-06 模型の圧力損失調整用構造体、流体試験用模型及び模型の圧力損失調整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009183891A JP5321337B2 (ja) 2009-08-06 2009-08-06 模型の圧力損失調整用構造体、流体試験用模型及び模型の圧力損失調整方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011038804A JP2011038804A (ja) 2011-02-24
JP5321337B2 true JP5321337B2 (ja) 2013-10-23

Family

ID=43766748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009183891A Expired - Fee Related JP5321337B2 (ja) 2009-08-06 2009-08-06 模型の圧力損失調整用構造体、流体試験用模型及び模型の圧力損失調整方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5321337B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111537183B (zh) * 2020-05-19 2021-09-24 刘祥 通气模型内阻支撑测量***
CN114199497A (zh) * 2021-10-29 2022-03-18 东风商用车有限公司 发动机台架试验风场环境模拟风洞结构

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6166940A (ja) * 1984-09-10 1986-04-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 風洞実験用供試体
JPH041547A (ja) * 1990-04-17 1992-01-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 貯気槽
JPH05164653A (ja) * 1991-12-12 1993-06-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 流体圧力損失特性模擬構造
JP3367856B2 (ja) * 1997-02-20 2003-01-20 三菱重工業株式会社 地表模型
JP3728990B2 (ja) * 1999-08-31 2005-12-21 コニカミノルタホールディングス株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011038804A (ja) 2011-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6772627B2 (en) Flow vector analyzer for flow bench
Lauterbach et al. Microphone array wind tunnel measurements of Reynolds number effects in high-speed train aeroacoustics
US8061983B1 (en) Exhaust diffuser strut with stepped trailing edge
JP5321337B2 (ja) 模型の圧力損失調整用構造体、流体試験用模型及び模型の圧力損失調整方法
Zamponi et al. Experimental investigation of airfoil turbulence-impingement noise reduction using porous treatment
CN102817951A (zh) 汽车钢板弹簧厚度的拆分设计方法
EP2215433A1 (de) Sensoranordnung zur bestimmung eines parameters eines fluiden mediums
EP1929216B1 (en) Low-noise volume flow rate throttling of fluid-carrying pipes
JP2005221410A (ja) 圧力分布測定装置
JP5321342B2 (ja) 模型の圧力損失設定方法、模型の圧力損失調整用構造体、及び、流体試験用模型
JP5321339B2 (ja) 模型の圧力損失設定方法、模型の圧力損失調整用構造体、及び、流体試験用模型
EP2215434B1 (de) Sensoranordnung zur bestimmung eines parameters eines fluiden mediums
JP5321338B2 (ja) 模型の圧力損失設定方法
JP5321318B2 (ja) 模型の圧力損失調整用構造体、流体試験用模型及び模型の圧力損失調整方法
Vera et al. The effects of a trip wire and unsteadiness on a high-speed highly loaded low-pressure turbine blade
EP2271830B1 (en) Fairing for a gas turbine engine
DE102009026472A1 (de) Temperaturmessvorrichtung zur Erfassung einer Temperatur eines strömenden fluiden Mediums
JP4858240B2 (ja) モデルベース開発におけるモデル簡易化手法
JP6062718B2 (ja) 通気ダクトの合流部の構造
DE102020128703A1 (de) Durchflussmessanordnung
Hecklau et al. Active secondary flow control on a highly loaded compressor cascade by periodically pulsating jets
Ranjit et al. The application of CAD, CAE & CAM in development of butterfly valve’s disc
Kuthada A review of some cooling air flow measurement techniques for model scale, full scale and cfd
Lee et al. Enhanced Design of Sunroof System through Parametric Study Considering Vibration Phenomenon during Vehicle Operation
DE102011085056A1 (de) Temperaturmessvorrichtung zur Erfassung einer Temperatur eines strömenden fluiden Mediums

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120705

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120814

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130618

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130701

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees