JP5320607B2 - 内部電圧発生回路 - Google Patents

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Description

この発明は、集積回路装置内部で利用される内部電圧を発生する内部電圧発生回路に関し、特に、内部電圧の温度補償機能を有する内部電圧発生回路の構成に関する。
半導体素子の動作特性は、温度依存性を有し、また、抵抗素子の抵抗値にも温度依存性が存在する。このような半導体素子および抵抗素子などの能動素子および受動素子を用いて回路を構成した場合、回路の動作特性に温度依存性が生じ、所望の特性を安定に得ることができなくなる場合が生じる。たとえば、不揮発性メモリにおいては、電荷蓄積層に電荷を蓄積して情報を記憶する。この電荷の移動速度は、温度依存性があり、温度が上昇すると、格子振動などの影響により、電荷の移動速度が低下する。したがって、この場合、一定の時間内に十分な電荷を移動させることができなくなり、データ書込/消去/保持特性が劣化する場合が生じる。
このような素子特性の温度依存性を補償し、広範囲に亘って安定な動作特性を得るために、一般に、温度依存性を有する内部電圧を生成し、回路特性劣化を抑制することが行なわれる。すなわち、内部電源電圧などの内部電圧に温度補償を行なって、温度依存性をもたせる。この温度補償を行うために、温度センサーを利用して、半導体集積回路装置が形成される半導体チップの温度を検出し、その検出温度に従って電圧レベルまたは回路動作特性を変更する。
このような温度検出回路の構成の一例が、特許文献1(特開2007−192718号公報)、特許文献2(特開2005−16992号公報)および特許文献3(特開2004−85384号公報)に示されている。特許文献1(特開2007−192718号公報)においては、温度に依存しない電圧と温度に依存する電圧とを生成し、これらの温度に依存する電圧と温度に依存しない電圧とを差分しかつ増幅して第2の温度依存電圧を生成する。この第2の温度依存電圧を温度に依存しない基準電圧と比較し、この比較結果に基づいて温度を示す信号を活性化する(温度に依存しない電圧を参照して、第2の温度依存電圧をアナログ/デジタル変換する)。
特許文献1においては、この温度依存電圧の電源電圧および製造プロセスに対する依存性をなくし、温度等に依存させることにより、プロセスばらつきおよび電源電位変動の影響を受けることなく、安定にチップ温度を検出することを図る。この特許文献1においては、一実施の形態として、温度検出結果に従って、DRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)のリフレッシュ間隔が調整され、高温時にはリフレッシュ間隔が短くされ、低温時にはリフレッシュ間隔が長くされる。
特許文献2(特開2005−16992号公報)は、温度測定精度を改善することを目的とする温度検出装置を開示している。すなわち、定電流およびN倍定電流供給時のダイオード接続されたバイポーラトランジスタのベース−エミッタ間電圧の差分値を求め、この差分値により、温度を検出する。差分値は、定電流およびN倍定電流をデジタル値に変換して生成される。
特許文献2においては、N倍定電流を生成するために、N個のトランジスタに並列に、それぞれ定電流源からの定電流を供給して、定電流およびN倍定電流の整合性を改善することを図る。
特許文献3(特開2004−85384号公報)は、レベルがプログラム可能な基準電圧を生成し、この基準電圧に応じた電流をダイオード素子に流しダイオード素子の降下電圧をボルテージフォロワにより生成してアナログ電圧を生成する。このアナログ電圧をA/D変換回路によりデジタル値に変換する。このA/D変換回路においては、カウンタのカウント値により調整されるデジタル電圧をアナログ電圧と比較器で比較し、その比較結果に基づいてカウント値がレジスタに格納される。比較結果により求められた温度情報がレジスタに格納され、外部のCPUに伝送されて、温度補償が行われる。
この特許文献3は、電気光学素子などの動作環境温度に依存して動作特性(透過率等)が異なるため、この環境温度に対応した電圧を印加するために、製造プロセスおよび温度の影響を抑制して、温度補償を高精度で行なうことを図る。
特開2007−192718号公報 特開2005−16992号公報 特開2004−85384号公報
内部電圧の温度補償を行なう場合、この内部電圧の補償範囲が小さい場合には、回路動作上問題は生じない。この内部電圧は中心値に対応して各回路の動作特性が設定され、たとえばMOSトランジスタが安定に動作させることができる。しかしながら、この内部電圧の温度補償を大きく行ない、その電圧範囲が広く、電圧が温度に依存して大きく変化する場合には、MOSトランジスタの動作条件が厳しくなる問題が生じる。たとえば、内部電源電圧の温度補償を大きくした場合、MOSトランジスタのゲート−ソース間電圧がそのしきい値電圧近傍となり、MOSトランジスタを安定に動作させることができず、回路の安定動作を保障することができなくなる。また、温度依存電圧を生成する増幅器においても、感度が悪い動作領域で動作する場合が生じ、正確に温度補償された電圧を生成することができなくなる。
上述の特許文献1においては、チップ温度をデジタル値として求めて出力しており、この検出デジタル値(デジタル変換された温度)情報に対しさらに温度補償を行なう構成は示されていない。すなわち、特許文献1においては、この検出温度をデジタル値に変換し、そのデジタル温度値に従って、DRAMのリフレッシュ間隔を調整しているだけである。内部電源電圧が温度依存性を有する場合において、この温度検出部の動作特性を補償する構成および動作の安定化については何ら教示も示唆もしていない。
特許文献2は、NPNバイポーラトランジスタを用いて温度測定をより高精度に行なうことを目的としており、この検出温度を示すデジタル値を、どのように利用するかについては何ら開示していない。また、検出温度に応じて大きな温度依存性を有する電圧を生成する場合の、回路動作の安定化および温度依存電圧の精度保障を行う構成については,何ら教示も示唆もしていない。
特許文献3においては、プログラム可能なレベルを有する基準分割電圧に応じた電流をダイオード素子に流し、このダイオード素子の降下電圧をボルテージフォロアを用いてアナログ電圧に変換し、このアナログ電圧をデジタル値に変換して、外部のCPU(中央演算処理装置)に伝達する。CPUにおいて、このデジタル温度情報に従って、必要な温度補償を行なっている。しかしながら、この特許文献3においても、プログラム可能なレベルの基準電圧の生成部および内部電圧生成部において、その基準分割電圧および内部電圧が温度依存性を有し、温度に応じて電圧レベルが変化する場合の、これらの電圧を生成する回路の動作特性の変動については何ら考察していない。また、このデジタル変換された電圧(温度)情報を用いて、どのように内部電圧の温度補償を行なうかについての構成は示されていない。
それゆえ、この発明の目的は、内部電圧の広い温度範囲に亘る温度補償を高精度で行なうことのできる内部電圧発生回路を提供することである。
この発明に係る内部電圧発生回路は、温度依存性を有しない参照電圧から温度依存性を有する基準電圧を生成し、この基準電圧をデジタル値にアナログ/デジタル変換回路により変換する。このアナログ/デジタル変換回路の出力デジタル値を、生成する内部電圧のレベルを規定する基本デジタル値と加算し、その加算結果をデジタル/アナログ変換し、アナログ変換値に基づいて必要な内部電圧を生成する。
基準電圧発生回路は、温度依存性を有しない参照電圧から温度依存性を有する基準電圧を生成する回路を含む。
電源回路は、温度依存性を有しない参照電圧に対応する電圧を第1電源ノードに生成する内部電源と、第1電源ノードと第2電源ノードとの電圧を抵抗分割して複数レベルの分圧電圧を生成する抵抗分圧回路と、該加算回路からの出力デジタル値に従って複数レベルの分圧電圧を選択して前記アナログ変換電圧を生成する選択回路とを備える。
温度依存性を有する基準電圧をアナログ/デジタル変換し、基準デジタル値と加算する。デジタル値の加算値を利用しているため、内部電圧の温度補償によりアナログ回路の動作条件が厳しくなるのは回避することができ、広い範囲に亘る温度特性を有する電源電圧(内部電圧)を制御性よく安定に発生することができる。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1に従う内部電圧発生回路を含む半導体集積回路装置の全体の構成を概略的に示す図である。図1において、半導体集積回路装置1は、内部電圧VCPPの所望電圧レベルを規定する基本電圧コード(デジタル値)TN_VREF<4:0>を生成するレベル設定回路2と、温度に依存しない参照電圧VOUT16を生成する参照電圧発生回路4と、これらの基本電圧コードTN_VREF<4:0>および参照電圧VOUT16に従って内部電圧VCPPを生成する内部電圧発生回路6を含む。内部電圧発生回路6が内部電源線9上に内部電圧VCPPを生成し、この内部電圧VCPPが、内部電圧使用回路8により使用される。
レベル設定回路2は、内部電圧VCPPの用途に応じて、必要とされる電圧レベルを規定する基本電圧コードTN_VREF<4:0>を生成する。この基本電圧コードTN_VREF<4:0>は、内部電圧使用回路8における内部電圧VCPPの用途に応じて一意的に定められる。
参照電圧発生回路4は、一例として、正の温度特性および負の温度特性を有するトランジスタ素子等を利用して、温度依存性を有しない所定電圧レベルの参照電圧VOUT16を生成する。
内部電圧発生回路6は、その構成は、以後に詳細に説明するが、以下の処理を実行する。すなわち、参照電圧VOUT16に温度特性を付加して、温度依存性を有する基準電圧を生成する。この温度依存性を有する基準電圧を、デジタル情報に変換し、生成したデジタル基準電圧を基本電圧コードTN_VREF<4:0>と加算する。このデジタル加算値に対してデジタル/アナログ変換を行ない、アナログ変換値に基いて内部電圧VCPPを生成する。
内部電圧発生回路6においては、デジタル加算を行なうことにより、内部で温度特性が付加された基準電圧の温度補償範囲(電圧変化範囲)を小さくし、基準電圧を安定にかつ正確に生成する。その小さくされた温度補償範囲を、加算操作により大きくすることができ、安定に参照電圧に対して、広い電圧範囲の温度特性を安定にかつ制御性よく付加することができる。
内部電圧使用回路8は、この内部電圧VCPPを使用する回路であればよく、たとえばフラッシュメモリなどにおいて、この内部電圧VCPPが消去/書込電圧の場合、消去/書込モードに応じて選択フラッシュメモリセルに、消去/書込電圧を供給する。
なお、上述の構成において、レベル設定回路2が内部電圧発生回路6と同一チップ上に集積化されるとして示している。このレベル設定回路は、例えば、フラッシュメモリにおいて動作モードに応じて内部動作制御を行うとともに内部電圧のレベルを設定する制御回路に含まれていてもよい。
図2は、図1に示す内部電圧発生回路6の構成の一例を概略的に示す図である。図2において、内部電圧発生回路6は、温度依存性を有するアナログ内部基準電圧VREF16を生成する温度特性付加回路10と、アナログ内部基準電圧VREF16を4ビットデジタル値TN_VRFAD<3:0>に変換するアナログ/デジタル変換回路12と、基本電圧コードTN_VREF<4:0>とデジタル変換された基準電圧値(以下、デジタル基準電圧コードと称す)TN_VRFAD<3:0>とを加算する加算回路14と、加算回路14の出力デジタル値(対象基準電圧コードと以下称す)TN_VREF2<4:0>および参照電圧VOUT16に従って内部電圧(内部電源電圧)VCPPを生成する内部電源回路16とを含む。
温度特性付加回路10は、図1に示す参照電圧発生回路4からの温度依存性のない参照電圧VOUT16に温度特性を付加して、温度依存性を有する内部基準電圧VREF16を生成する。内部基準電圧VREF16の温度依存性は小さく、電圧変化範囲は小さく、安定に温度特性付加回路10を動作させることができる。
A/D変換回路12は、通常のアナログ/デジタル変換回路の構成を有し、温度特性付加回路10からのアナログ内部基準電圧VREF16をアナログ/デジタル変換(A/D変換)して、4ビットのデジタル基準電圧情報TN_VRFAD<3:0>を生成する。
加算回路14は、通常のデジタル加算回路の構成を有し、図1に示すレベル設定回路2からの基準電圧コード情報TN_VREF<4:0>とA/D変換回路12からのデジタル基準電圧情報TN_VRFAD<3:0>とをデジタル加算して、所望の温度依存性を有する基準電圧に対応する5ビットデジタル対象基準電圧コードTN_VREF2<4:0>を生成する。このデジタル加算により、広範囲に変化する温度補償値を有する基準電圧を生成することができる。
内部電源回路16は、デジタル/アナログ変換能を有し、対象基準電圧コードTN_VREF2<4:0>に基いて、対象基準電圧コードTN_VREF2<4:0>が有する温度依存性の大きな内部電圧(内部電源電圧)VCPPを生成する。
内部電源回路16は、加算回路14からの下位4ビット基準電圧コードTN_VREF2<3:0>をアナログ値に変換するD/A変換回路22を含み、内部基準電圧VREF16のオフセット電圧VREFOSを生成するオフセット電圧生成回路20と、オフセット電圧生成回路20からのオフセット電圧VREFOSと加算回路14からの基準電圧最上位コードビットTN_VREF2<4>とに従ってチャージポンプ動作を行なって内部電圧VCPPを生成するチャージポンプ電圧発生回路24を含む。
オフセット電圧生成回路20は、参照電圧VOUT16に応じた電圧を、4ビットコードTN_VREF2<3:0>に従って抵抗分割して、アナログ電圧を生成してオフセット電圧VREFOSを生成する。したがって、このオフセット電圧VREFOSは、加算回路14により、基準電圧VREF16と同様の温度特性が付加されることになり、温度に依存した電圧変化範囲を有する所望の電圧レベルの温度補償されたオフセット電圧VREFOSが生成される。
チャージポンプ電圧発生回路24は、内部電圧VCPPの電圧レベルをモニタするモニタ回路を含み、そのモニタレベルを、温度範囲に応じて調整する。このモニタレベルの調整が、コードビットTN_VREF2<4>およびオフセット電圧VRFOSに従って行なわれる。
チャージポンプ動作により生成される内部電圧VCPPの電圧レベルは、n・VOUT16+VREFOSのレベルに設定され、オフセット電圧VREFOSの電圧(温度)依存性が、生成される内部電圧VCPPに反映される。nは、チャージポンプ電圧発生回路24に含まれるモニタ回路(レベル検出回路)の分圧比である(内部電圧の分圧電圧のレベルを、参照電圧VOUT16と比較して、内部電圧VCPPのレベルを調整する)。
図3は、図2に示す温度特性付加回路10およびA/D変換回路12の生成する基準電圧VREF16およびデジタル基準電圧コードTN_VRFAD<3:0>の対応を概略的に示す図である。図3において、横軸に温度Taを示し、縦軸に電圧Vを示す。温度Taの範囲は−40℃から160℃であり、基準電圧VREF16の電圧範囲は1.35Vから2.00Vである。室温RTにおいては、基準電圧VREF16は1.60Vに設定される。この図3に示すような基準電圧VREF16を利用することにより、基準電圧VREF16は、200℃の温度変化に対して0.65V変化するだけであり、3mV/℃の正の温度補償を行なうことができる。
図3に示すように、基準電圧VREF16を、2.00Vから1.35Vの範囲を0.05Vのステップで区切り、各電圧レベルに対し基準電圧コードTN_RFAD<3:0>が割当てられ、具体的にコード0から(16進表示h)が各電圧レベルに割当てられる。基準電圧VERF16は、直線的に変化する。生成される基準電圧VREF16は、その電圧変化範囲が1.35Vから2.00Vであり、温度補償範囲が比較的小さく、十分余裕をもって生成することができる。
図4は、図2に示す温度特性付加回路10の構成の一例を示す図である。図4において、温度特性付加回路10は、電源ノードに結合され、カレントミラー段を構成するPチャネルMOSトランジスタ(絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)PQ1およびPQ2と、参照電圧VOUT16と基準電圧VREF16を差動増幅するNチャネルMOSトランジスタNQ1およびNQ2と、活性化信号DETONに従って温度特性付加回路10を能動化するNチャネルMOSトランジスタNQ3を含む。
PチャネルMOSトランジスタPQ1は、電源ノードと内部ノードND1の間に接続され、そのゲートが内部ノードND1に接続される。PチャネルMOSトランジスタPQ2は、電源ノードと内部ノード(内部出力ノード)ND3の間に接続されかつそのゲートが内部ノードND1に接続される。NチャネルMOSトランジスタNQ1は、内部ノードND1およびND2の間に接続されかつそのゲートに参照電圧VOUT16をける。NチャネルMOSトランジスタNQ2は、内部出力ノードND3および内部ノードND2の間に接続されかつそのゲートが内部出力ノードND3に接続される。
MOSトランジスタNQ1およびNQ2は、それぞれ、互いに異なるチャネル幅W1およびW2に設定され、NチャネルMOSトランジスタNQ2のゲート(ノードND3)から基準電圧VREF16が生成される。
MOSトランジスタNQ3は、ノードND1と接地ノードの間に接続され、活性化信号DETONの活性化時、導通し、電源ノードから接地ノードに電流が流れる経路を形成する。
この活性化信号DETONは、図示しない制御回路から動作モードに応じて生成される。この動作モードは、内部電圧VCPPを使用する動作モードであり、例えば、フラッシュメモリにおいて内部電圧が消去用高電圧の時には、消去モードが指定されたときに活性化される。また、この活性化信号DETONは、この内部電圧発生回路を含む半導体集積回路装置がイネーブル状態の間常時活性状態にあってもよい。内部電圧VCPPが使用される動作モード時において、この活性化信号DETONが活性状態にあればよい。
図4に示す温度特性付加回路10において、MOSトランジスタPQ1が、カレントミラー段のマスタを構成し、MOSトランジスタNQ1へ電流を供給する。MOSトランジスタNQ1は、そのゲートに与えられる参照電圧VOUT16の電圧レベルに応じた電流を駆動する。カレントミラーにより、MOSトランジスタPQ1およびNQ1を流れる電流のミラー電流が、MOSトランジスタPQ2からMOSトランジスタNQ2へ供給される。MOSトランジスタNQ2は、ゲートおよびドレインが相互接続されており、電流/電圧変換素子として動作し、MOSトランジスタPQ2から供給される電流に応じた電圧レベルに、基準電圧VREF16のレベルを設定する。MOSトランジスタNQ1およびNQ2は、それぞれチャネル幅がW1およびW2であり、互いに異なるチャネル幅に設定され、W1≠W2である。
今、説明を簡単にするために、MOSトランジスタNQ1は飽和領域で動作し、動作時電流I1を流すとする。MOSトランジスタNQ1を流れる電流I1は、MOSトランジスタPQ1から供給され、そのミラー電流が、MOSトランジスタPQ2からMOSトランジスタNQ2に供給される。MOSトランジスタPQ1およびPQ2はサイズ(チャネル幅とチャネル長の比)が同じであり、ミラー比は1であるとする。この条件において、MOSトランジスタNQ1およびNQ2をそれぞれ流れる電流I1およびI2は次式で表わされる。
I1∝β1(VOUT16−Vth)^2、
I2∝β2(VREF16−Vth)^2.
ここで、β1およびβ2は、それぞれ、MOSトランジスタNQ1およびNQ2のチャネル幅およびチャネル長の比に比例する定数である。また、記号^は、べき乗を示す。
ここで、ミラー比mが、1であり、I1およびI2について次式が満たされる。
I2=m・I1=I1
これらの式から、次式が導き出される。
VREF16=A・VOUT16+(1−A)Vth、
A=(m・W1/W2)^(1/2)=(W1/W2)^(1/2)・・・(1)
MOSトランジスタNQ1およびNQ2のしきい値はともに等しくVthとしている。上式(1)において、右辺第1項は、定数である。右辺第2項において、MOSトランジスタNQ1およびNQ2のしきい値電圧Vthは、負の温度依存性を有しており、温度上昇とともに小さくなる。したがって、上式(1)において、係数Aを、1よりも大きな値に設定することにより、すなわち、チャネル幅W1およびW2について、W1>W2の関係を満たすようにMOSトランジスタNQ1およびNQ2を形成することにより、基準電圧VREF16に、比較的大きな正の温度依存性を持たせることができる。
また、しきい値電圧Vthは、一般に、Vth0−k・Tで表わされ、絶対温度Tに対して直線的に変化する。ここで、Vth0は、絶対零度におけるしきい値電圧を示し、kは、しきい値電圧の温度係数である。したがって、1.35Vから2.00Vの範囲の温度依存性を有する電圧を、制御性よく温度に対して直線的に変化するように生成することができる。
また、図4に示す温度特性付加回路10において、電源電圧VCCが3V系電源電圧の場合、その電圧範囲としては、3Vから3.6Vが許容される。従って、基準電圧VREF16が、1.35Vから2.0Vの間で変化しても、MOSトランジスタPQ1、PQ2、NQ1およびNQ2のゲート−ソース間電圧としては、1V程度は確保でき、十分にこれらのMOSトランジスタを安定に動作させることができ、安定に基準電圧VREF16を生成することができる。
図5は、図2に示すA/D変換回路12の構成の一例を概略的に示す図である。図5において、A/D変換回路12は、基準電源線31上の変換基準電圧VRを分圧する抵抗分圧回路30と、この抵抗分圧回路30の出力電圧Vdivと参照電圧VOUT16とを比較し、その比較結果に応じた信号を出力する比較器32と、比較器32の出力信号に従って電源ノードから基準電源線31に電流を供給するPチャネルMOSトランジスタ34と、変換基準電圧VRを用いて、基準電圧VRF16をアナログ/デジタル変換するA/D変換部36を含む。
抵抗分圧回路30は、基準電源線31と接地ノードとの間に直列に接続される抵抗素子39aおよび39bを含む。これらの抵抗素子39aおよび39bの接続ノードから分圧電圧Vdivが生成される。
比較器32は、参照電圧VOUT16と分圧電圧Vdivの差に応じた信号を出力し、参照電圧VOUT16の電圧レベルが、分圧電圧Vdivよりも高い場合には、ローレベルの信号を出力し、MOSトランジスタ34のコンダクタンスを上昇させ、変換基準電圧VRのレベルを上昇させる。一方、参照電圧VOUT16が、分圧電圧Vdivよりも低い場合には、比較器32はハイレベルの信号を出力し、MOSトランジスタ34のコンダクタンスを低下させる(オフ状態に設定する)。したがって、基準電源線31上の変換基準電圧VRは、分圧電圧Vdivと参照電圧VOUT16とが等しくなるような電圧レベルに設定される。較器32、MOSトランジスタ34および抵抗分圧回路30を利用することにより、変換基準電圧VRを、参照電圧VOUT16に応じた、温度依存性を有することのない所望の電圧レベルの電圧に設定する。
A/D変換部36は、変換基準電圧VRを動作電源電圧として用いて、基準電圧VREF16のアナログ/デジタル変換操作を行なう構成であればよく、逐次比較型および並列比較型のいずれの構成のアナログ/デジタル変換器が用いられてもよい。また、キャパシタの積分操作を利用する積分型A/D変換部であってもよく、また、積分型の二重積分型アナログ/デジタル変換器であってもよい。この二重積分型構成の場合、特に、変換基準電圧VRを利用することは要求されない(基準電圧VREF16により充電されたキャパシタの放電時間を、カウンタでカウントするため)。
これにより、温度依存性を有する基準電圧VRF16を、正確にアナログ/デジタル変換を行なって、基準電圧VREF16に対応するデジタル基準電圧コードTN_VRFAD<3:0>を生成することができる。
図6は、図2に示すオフセット電圧発生回路20の構成の一例を概略的に示す図である。図6において、オフセット電圧生成回路20は、基準電源ノード40上の電圧VDと参照電圧VOUT16とを比較する比較器41と、比較器41の出力信号に従って電源ノードから基準電源ノード40へ電流を供給するPチャネルMOSトランジスタ42と、D/A変換回路22とを含む。D/A変換回路22において基準電源ノード40からの電圧VDを利用してアナログ候補電圧を生成し、加算回路からの対象基準電圧コードTN_VREF2<3:0>に従って候補電圧の1つを選択し、アナログオフセット電圧VREFOSを生成する。
基準電源ノード40の電圧VDが、参照電圧VOUT16よりも高いときには、比較器41の出力信号がハイレベルとなり、MOSトランジスタ42のコンダクタンスが低下し、電圧VDのレベルを低下させる。一方、参照電圧VOUT16の電圧レベルが、電圧VDよりも高い場合には、比較器41の出力信号がローレベルとなり、MOSトランジスタ42のコンダクタンスが上昇し、電圧VDの電圧レベルが上昇する。したがって、基準電源ノード40の電圧VDは、参照電圧VOUT16と同一電圧レベルに設定される。比較器41およびMOSトランジスタ42を利用することにより、基準電源ノード40に対する電流供給量を大きくする(参照電圧VOUT16を生成する回路の出力インピーダンスが大きく、その電流供給量(駆動力)が小さいため)。
D/A変換回路22は、基準電源ノード40の電圧VDを抵抗分割する分圧回路43と、この抵抗分圧回路43の出力電圧VOUT1−VOUT15の1つの対象基準電圧コードTN_VREF2<3:0>に従って選択して、オフセット電圧VREFOSを生成するセレクタ44を含む。
この分圧回路43により、15ステップの電圧が、抵抗分圧により生成され、セレクタ44において、対象基準電圧コードTN_VREF2<3:0>をデコードし、そのデコード結果に従って1つの分圧電圧を選択することにより、オフセット電圧VREFOSが生成される。
なお、図2に示す加算回路14の構成としては、単に5ビットデジタル加算を行うことのできる回路であればよい。
図7は、図2に示すチャージポンプ電圧発生回路24の構成の一例を概略的に示す図である。図7において、チャージポンプ電圧発生回路24は、活性化時、チャージポンプ動作により内部電源電圧VCPPを生成するチャージポンプ50と、図2に示す加算回路14からの最上位デジタルコードビットTN_VREF2<4>をデコードするデコーダ52と、デコーダ52の出力ビットVRFB<0>およびVRFB<1>に従って内部電源電圧VCPPを分圧するデバイダ54と、デバイダ54の出力分圧電圧Vcdと参照電圧VOUT16とに従ってチャージポンプ50の動作を制御するディテクタ56を含む。
チャージポンプ50は、活性化時、キャパシタのチャージポンプ動作を利用して電荷を移動させることにより、内部電圧(内部電源電圧VCPPを生成する。
デコーダ52は、対象基準電圧コードビットTN_VREF2<4>の論理値“0”および“1”に従って、デコードビットVREFB<0>およびVRFB<1>の一方を“1”(Hレベル)に設定し、他方を“0”(Lレベル)に設定する。
デバイダ54は、5つのPチャネルMOSトランジスタPT1−PT5と、2つのNチャネルMOSトランジスタNT1およびNT2を含む。MOSトランジスタPT1は、入力ノードND10と内部ノードND11の間に接続され、そのゲートが内部ノードND11に接続される。MOSトランジスタPT2は、入力ノードN10と内部出力ノードN12の間に接続され、かつそのゲートが内部ノードND11に接続される。MOSトランジスタPT1およびPT2はカレントミラー段を構成し、同じ大きさの電流を流す(ミラー比が1の場合)。
MOSトランジスタPT3およびNT1は、入力ノードND10と接地ノード(VSS)の間に直列に接続され、MOSトランジスタPT4およびNT2が、内部ノードND11と接地ノードの間に直列に接続される。MOSトランジスタPT3およびPT4のゲートへ、オフセット電圧VREFOSが与えられる。MOSトランジスタN1およびNT2のゲートへは、それぞれデコーダ52からのデコードビットVREFB<0>およびVREFB<1>が与えられる。
PチャネルMOSトランジスタPT3およびPT4は、対応のNチャネルMOSトランジスタNT1およびNT2の導通時、オフセット電圧VREFOSと内部電圧VCPPの電圧差に応じた電流を流す。この場合、デコードビットVREFB<0>およびVREFB<1>に従って、NチャネルMOSトランジスタNT1およびNT2の一方が導通状態、他方が導通状態であり、したがって、MOSトランジスタPT3およびPT4の一方に電流が流れる。
PチャネルMOSトランジスタPT5は、内部出力ノードND12と接地ノードの間に接続され、そのゲートが接地ノードに接続される。したがって、PチャネルMOSトランジスタPT5は、抵抗素子として機能し、MOSトランジスタPT2から供給される電流を電圧に変換して、分圧電圧Vcdを生成する。
ディテクタ56は、分圧電圧Vcdと参照電圧VOUT16を比較する比較器57で構成される。この比較器57は、参照電圧VOUT16が、分圧電圧Vcdよりも高いときには、ポンプ活性化信号PMONを活性化し、チャージポンプ50にポンプ動作を行なわせ、内部電圧VCPPの電圧レベルを上昇させる。一方、分圧電圧Vcdが参照電圧VOUT16よりも高い場合には、比較器57は、ポンプ活性化信号PMONを非活性化し、チャージポンプ50のポンプ動作を停止させる。したがって、このチャージポンプ50が生成する内部電圧VCPPは、参照電圧VOUT16と分圧電圧Vcdとが等しい電圧レベルとなる電圧レベルに設定される。
以下、デバイダ54の動作について簡単に説明する。デコーダ52からのデジタルコードビットVREFB<0>が“1”であり、MOSトランジスタNT1が導通状態のときを考える。参照電圧VOUT16は、温度に依存しない一定の電圧(たとえば1.6V)である。
この場合、MOSトランジスタPT3が、オフセット電圧VREFOSに応じた電流を、入力ノードND10から接地ノードへ放電する。このとき、MOSトランジスタPT1、PT4およびNT2の経路には電流は流れない(MOSトランジスタNT2は非導通状態)。しかしながら、MOSトランジスタPT1は、ゲートおよびドレインが相互接続されており、ダイオードモードで動作し、そのしきい値電圧の絶対値に等しい電圧降下を生じた状態に内部ノードND11を維持する。したがって、MOSトランジスタPT2からMOSトランジスタPT5に対しても電流が流れ、内部出力ノードND12の分圧電圧Vcdの電圧がMOSトランジスタPT5の抵抗モード動作により生成される。
分圧電圧Vcdが参照電圧VOUT16よりも低い場合には、比較器57の出力するポンプ活性化信号PMONがHレベルであり、チャージポンプ50がポンプ動作を行なって、内部電源電圧VCPPの電圧レベルを上昇させる。一方、分圧電圧Vcdが参照電圧VOUT16よりも低くなると、比較器57の出力信号はLレベルとなり、ポンプ活性化信号PMONが非活性化され、チャージポンプ50がポンプ動作を停止する。したがって、内部電圧VCPPの電圧レベルは、分圧電圧Vcdが参照電圧VOUT16に等しい電圧レベルとなる。この場合、MOSトランジスタPT2およびPT3がともに内部入力ノードND10にソースが結合されており、したがって、内部電圧VCPPから供給される内部入力ノードND10からMOSトランジスタPT2およびPT5を介して流れる電流およびMOSトランジスタPT3を介して流れる電流は、互いに等しくなる。したがって、MOSトランジスタPT3のゲート−ソース間電圧は、MOSトランジスタPT5のゲート−ソース間電圧、すなわち分圧電圧Vcdと同じであり、したがって、定常状態においては、内部電圧VCPPは、オフセット電圧VREFOFと参照電圧VOUT16の和(VREFOS+VOUT16)となる。ここで、MOSトランジスタPT1−PT5の電流駆動力がすべて等しい(チャネル幅とチャネル長の比は等しい)とし、また、そのしきい値電圧の絶対値も等しいとしている。
一方、デコーダ52からのデコードビットVREFB<1>が“1”のHレベルとなると、MOSトランジスタNT2が導通状態、MOSトランジスタNT1が非導通状態となる。この場合には、内部入力ノードND10からMOSトランジスタPT1、PT4、およびNT2を介して電流が流れる経路が形成され、一方、MOSトランジスタPT3およびNTの電流が流れる経路は遮断される。MOSトランジスタPT1およびPT4には同じ大きさの電流が流れるため、MOSトランジスタPT4およびPT1のゲート−ソース間電圧は等しくなる。MOSトランジスタPT1およびPT2は、同一の大きさの電流を流すため、MOSトランジスタPT5のゲート−ソース間電圧は、MOSトランジスタPT1およびPT4のゲートーソース間電圧に等しくなる。従って、定常状態においては、内部電源電圧VCPPは、VREFOS+2・VOUT16となる。
したがって、このデコーダ52において、対象基準電圧コードビットTN_VREF2<4>をデコードし、そのデコード結果に従ってMOSトランジスタNT1およびNT2の一方を導通状態および他方を非導通状態として、電流が流れる経路における電圧降下量を調整することにより、内部電圧(内部電源電圧VCPPは、参照電圧VOUT16から2・VOUT16+VREFOSの間にまで、オフセット電圧VREFOS、すなわち基準電圧VREF16に従って変化させることができる。参照電圧VOUTが1、6Vのとき、オフセット電圧VREFOSが、温度に応じて0.0Vから1.5Vまで変化する場合、内部電圧は、1.6Vから4.7Vの間で変化させることができる。実使用時には、以下に説明するように、基本電圧コードTN_VREF<4:0>のオフセットにより、オフセット電圧VREFOSの電圧変化範囲は、制限され、応じて、内部電圧VCPPの電圧範囲も制限される。
最大4.7Vの内部電圧が生成される場合においても、ディテクタ54において、MOSトランジスタPT1−PT5のゲート−ソース間に印加される電圧は、トランジスタが安定に動作する電圧範囲(そのしきい値電圧の絶対値よりも十分大きな電圧レベル)であり、安定に内部電圧VCPPを分圧して分圧電圧Vcdを生成することができる。
図8は、対象基準電圧コードTN_VREF2<4:0>と内部電圧VCPPとオフセット電圧VREFOSの対応関係を一覧して示す図である。図8においては、温度Taが室温RTのときに内部電圧VCPPの電圧レベルを2.7Vに設定する場合の、温度Taが−40℃から160℃の間で変化する際の対象基準電圧コードTN_VREF2<4:0>の値を示している。基本電圧コードTN_VREF<3:0>によるオフセットのため、実使用時においては、オフセット電圧VREFOSが、0.0Vとなることはない。
基本電圧コードTN_VREF<4:0>は、以下のように設定する。デジタル基準電圧コードTN_VRFAD<3:0>は、電圧範囲が1.35Vから2.00Vの基準電圧VREF16に対してA/D変換を行って生成しており、コート値が、0hからFhまで変化する。一方、対象基準電圧コードTN_VREF2<4:0>は、図8に示すように、00hから1Fhまで変化する。室温RTで基準電圧VREF16が1.60Vとなるときののデジタル基準電圧TN_VRFAD<3:0>の値5hのとき(図3参照)、室温RTでの4ビット対象基準電圧コードTN_VREF2<3:0>が、図8に示すように、値Bhとなるように基本電圧コードTN_VREF<4:0>を生成する。
この基本電圧コードTN_VREF<4:0>の加算により、デジタル基準電圧コードTN_VRFAD<3:0>のコード値がシフトされる。これにより、図3に示す基準電圧VREF16を、6hシフトさせることができ、図8において、06hから15hの範囲の温度特性を有する内部電圧VCPPを生成することができる。この電圧変化範囲を外挿して図8に示すコードTN_VREF<4:0>、オフセット電圧VREFOSおよび内部電圧VCPPの値が設定される。基準電圧VREF16に従って、基本電圧コードTN_VREF<3:0>によりオフセットされた範囲で内部電圧VCPPおよびオフセット電圧VREFOSが変化する。図8においては、内部電圧VCPPが、−40℃における2.2Vから160℃における3.7Vの範囲で変化する領域が使用される。
図8において、デジタルコードTN_VREF2<4:0>が00h(16進)から0Fh(16進)の範囲において、オフセット電圧VREFOSが0.0から1.5Vまで、0.1Vのステップで順次増分される。応じて、内部電圧VCPPが、参照電圧VOUT16=1.6Vに設定されているため、参照電圧VOUT16から0.1Vのステップで順次増分される。この範囲においては、ビットTN_VREF<4>は“0”であり、図7に示すデコードビットVREFB<0>が“1”であり、MOSトランジスタPT3により、その内部電圧(内部電源電圧VCPPのレベルが設定される。
一方、コードTN_VREF2<4:0>が10h(16進)から1Fh(16進)の範囲においても、オフセット電圧VREFOSは、下位4ビットコードTN_VREF2<3:0>により規定されるため、0.0Vから1.5Vの範囲になり、0.1Vのステップで順次増分される。下位3ビットTN_VREF2<3:0>の値が、内部電圧VCPPが1.6Vから3.1Vの範囲のときと同じ値をとるためである。一方、このときには、最上位のコードビットTN_VREF2<4>が“1”となり、応じて、図7に示すデコードビットVREFB<1>が“1”となる。したがって、MOSトランジスタPT4およびNT2により、内部電圧VCPPに対して、さらに、参照電圧VOUT16の値がオフセットされるため、この範囲において、内部電圧VCPPが、3.2Vから4.7Vの範囲まで、0.1Vのステップで順次増分される。
使用される内部電圧VCPPの電圧範囲は、基本電圧コードTN_VREF<4:0>の値に応じて、図8に示すコード表において適宜変更することができる。いずれの電圧範囲においても、図8に示すように、200℃の温度範囲で1.5V電圧変化を生じさせることができ、7.5mV/℃の大きな温度特性を有する電圧を生成することができる。また、対象基準電圧コードTN_VREF2<4:0>をデジタル/アナログ変換してオフセット電圧を生成しており、温度に対して直線的に変化するオフセット電圧を生成することができ、応じて、内部電圧VCPPを温度に応じて直線的に電圧レベルを変化させることができる。
内部電圧VCPPは、2.2Vから3.7Vの範囲で温度に応じて変化し、また、内部電圧VCPPとしては、最大4.7Vの電圧を生成することが可能である。しかしながら、使用される内部電圧VCPPの電圧範囲がいずれであっても、オフセット電圧VREFOSは、0.0Vから1.5Vの範囲であり、また、オフセット電圧VREFOSの基準となる基準電圧VREF16は、1.35Vから2.00Vまで変化するだけである。したがって、温度特性付加回路およびオフセット電圧生成回路、および内部電圧VCPP発生するチャージポンプ電圧発生回路において、MOSトランジスタを安定に動作させることができ、所望の比較的大きな温度特性を有する内部電源電圧を制御性よく発生することができる。また応じて、この内部電圧を使用する回路の動作特性を広い温度範囲に亘って安定に維持させることができる。
なお、上述の説明においては、基本電圧コードTN_VREF<4:0>が5ビット構成であり、一方、A/D変換回路は、4ビットのデジタル基準電圧コードTN_VRFAD<3:0>を生成している。これにより、最終の温度補償対象基準電圧コード情報として、5ビット情報TN_REF2<4:0>が生成されている。しかしながら、これは、生成される温度補償された電圧の範囲および電圧ステップ値に応じてこれらのビット数は適宜定められればよい。
また、上述の説明においてはオフセット電圧VREFOSに基いて内部電圧VCPPを生成している。しかしながら、対象基準電圧コードTN_VREF2<4:0>の全ビットをデジタル/アナログ変換して内部電圧が生成されてもよく、また、このデジタル/アナログ変換された電圧に従って内部電圧(内部電源電圧)が、生成されてもよい(内部電圧とデジタル/アナログ変換電圧との比較により、内部電圧のレベルが設定される)。この場合においても、温度特性を有する内部電圧を、高精度で、小さな温度特性を有する低い基準電圧から生成することができる。
以上のように、この発明の実施の形態1に従えば、温度特性を有する電圧をデジタル変換した後、基準コード情報とこのデジタル情報とを加算して、最終の温度依存デジタルコード情報を生成し、最終的にこのデジタルコード情報に依存するアナログ電圧を生成している。したがって、構成要素のMOSトランジスタの動作範囲を、安定に動作する範囲に設定して内部電圧発生回路を動作させることができ、安定にかつ高精度で温度補償された内部電圧を発生することができる。
[実施の形態2]
図9は、この発明の実施の形態2に従う内部電圧発生回路の要部の構成を概略的に示す図である。図9に示す構成においては、A/D変換回路12と加算回路14との間にシフタ60が設けられる。このシフタ60は、A/D変換回路12の出力するデジタル基準電圧コードTN_VRFAD<3:0>に対して1ビット右または左シフト操作を実行する。これにより、A/D変換回路12の出力コードTN_VRFAD<3:0>の乗算または除算を実行する。シフタ60からのシフトコードSHADが、加算回路14へ与えられ、基本電圧コードTN_VREF<4:0>と加算される。
図9に示す内部電圧発生回路の温度特性付加回路10、A/D変換回路12および加算回路14の構成ならびに残りの内部電圧発生回路の構成要素は、実施の形態1の場合と同様であり、対応する部分には同一参照番号を付して、その詳細説明は省略する。
図10は、この発明の実施の形態2におけるシフタ60の1ビット右シフトおよび1ビット左シフト動作時のシフト後のコードSHADとA/D変換回路12の出力値TN_VRFAD<3:0>と基準電圧VREF16の対応を一覧にして示す図である。
図10において、シフタ60が1ビット右シフト動作を行なった場合、A/D変換回路12の出力値TN_VRFAD<3:0>が2で除算されるため、シフトコードSHADは、値0hから7hを取り、基本電圧コードに対するオフセット値として、コードTN_VRFAD<3:0>の変化範囲0h−Fhの2分の1の範囲の電圧変化範囲を得ることができる。
一方、シフタ60が1ビット左シフト動作を行なった場合、シフト後のビット値SHADとして、0hから1Ehまで生成することができ、2倍の電圧補償範囲を得ることができる。この1ビット左シフト後の、5ビットシフトデータSHAD<4:0>を利用することにより、基本電圧コードTN_VREF<3:0>に対して参照電圧VOUT16の2倍のシフト電圧を付加することが可能となる。
図11は、この発明の実施の形態2におけるオフセット電圧VREFOS、内部電圧VCPP、および加算後の対象基準電圧コードTN_VREF2<4:0>の対応を一覧して示す図である。図11においては、温度Taが−40℃から160℃におけるチューニングコード(対象基準電圧コード)TN_VREF2<4:0>の範囲を示す。温度Taが、室温RTのとき、内部電圧VCPPは、2.7Vに設定される。
図11においては、左1ビットシフト演算を行なう場合、デジタル基準電圧コードTN_VRFAD<3:0>は、00hから1Ehの間でステップ2で変化することができる。従って、基本電圧コードTN_VREF<4:0>との加算により、温度Taが−40℃から160℃において,内部電圧VCPPは、1.7Vから4.7Vの範囲の温度特性を有することができる。基本電圧コードTN_VREF<3:0>は、室温時のオフセット電圧VREFOSの値1.1Vを生じるように、基本電圧コードTN_VREF<4:0>の値を設定する。
一方、1ビット右シフトを行なった場合、デジタル基準電圧コードTN_VRFAD<3:0>は、0hから7hの範囲内においてステップ1で変化する。基本電圧コードTN_VREF<4:0>との加算により、オフセット電圧VREFOSの変化範囲を、0.0Vから0.7Vの範囲から室温RTを含む範囲にシフトさせ、内部電圧VCPPを、2.5Vから3.2Vの間で変化させることができる。
したがって、小さな温度特性を有する基準電圧を用いて大きな温度特性を有する内部電源電圧を生成することができ、また、デジタル態様であり、直線的に、温度に依存して内部電源電圧のレベルを制御することができる。
図12は、シフタ60が、1ビット左シフト操作を行なう場合のチャージポンプ電圧発生回路の構成を概略的に示す図である。この図12に示すチャージポンプ電圧発生回路は、以下の点で、図7に示すチャージポンプ電圧発生回路とその構成が異なる。すなわち、デコーダ70は、チューニングコードビットTN_VREF2<5:4>をデコードし、3つのデコードビットVREFB<0>、VREFB<1>、およびVREFB<2>を生成する。チューニングコードビットTN_VREF2<5:4>は、加算回路14から生成される6ビット対象基準電圧コードTN_VREF<5:0>の上位2ビットである。すなわち、加算回路14においては、対象基準電圧コードビットTN_VREF2<4:0>とシフタからの2・VREF<3:0>を加算する。この場合、シフタ(60)からのシフトビット2・VREF<3:0>は5ビット情報となり、加算回路14における加算結果が6ビットとなるため、その上位2ビットTN_VREF2<5:4>をデコーダ70によりデコードする。
バイダ54においては、内部入力ノードND10と接地ノードの間に、PチャネルMOSトランジスタPT6、PT7およびPT8とNチャネルMOSトランジスタNT3が直列に接続される。MOSトランジスタPT6は、そのゲートは、内部ノードND11に接続され、MOSトランジスタPT1、PT2およびPT6のゲートと共通に接続される。MOSトランジスタPT7は、ゲートおよびドレインが相互接続され、ソースが、MOSトランジスタPT6のドレインノードに結合される。PWMOSトランジスタPT8はゲートにオフセット電圧VRFOSを受ける。NチャネルMOSトランジスタNT3が、デコードビットVREFB<2>をゲートに受ける。
この図12に示すデバイダ54の他の構成は、図7に示す構成と同じであり、対応する部分には同一参照番号を付し、その詳細説明は省略する。また、ディテクタ56およびチャージポンプ50の構成も、図7に示すチャージポンプ電圧発生回路の構成と同じであり、対応する部分には、同一参照番号を付して、その詳細説明は省略する。
この図12に示すデバイダ54においては、デコードビットVRFB<2>が“1”となると、NチャネルMOSトランジスタNT3が導通状態となり、MOSトランジスタPT6−PT8およびNT3を介して電流が流れる経路が形成される。この場合、MOSトランジスタPT6−PT8の安定時のゲート−ソース間電圧は、参照電圧VOUT16に等しい電圧レベルとなる。したがって、このときには、内部電源電圧(内部電圧)VCPPとして、オフセット電圧VRFOSと参照電圧VOUT16とから、電圧VREFOS+3・VOUT16の電圧レベルを生成することができる。
したがって、この場合、基準電圧VREF16の温度特性が小さく、その温度に依存して変化する電圧範囲が小さい場合においても、十分大きな温度特性を有する電源電圧VCPPを安定に生成することができる。
以上のように、この発明の実施の形態2に従えば、基準電圧VREF16をA/D変換後、シフタ(60)によりシフトを行なっている。したがって、加算回路の出力値の変化範囲、すなわち、オフセット電圧の電圧変化範囲を所望の範囲に設定することができる。応じて、基準電圧の温度特性が狭い場合においても、必要とされる温度補償範囲を有するオフセット電圧を生成して、大きな温度補償特性を有する内部電圧を生成することができる。
なお、この実施の形態2においても、シフタのシフト操作は、1ビット右または左シフトでなく、2ビットなどの必要なビット数の右または左シフトが行なわれてもよい。
また、この発明の実施の形態1および2においては、内部電圧として、電圧VCPPが生成されるとき、たとえばフラッシュメモリにおける内部書込電圧または内部消去電圧として使用される。しかしながら、この内部電圧VCPPとしては、半導体集積回路装置内部において利用される電圧であり、温度補償を行なう必要のある内部電圧であればよい。
また、内部電圧を発生する回路としてチャージポンプが利用されている。しかしながら、降圧回路または演算増幅器(オペアンプ)などを利用する電源電圧発生回路であれば、この発明の構成を利用することができ、たとえばオフセット電圧VRFOSを参照電圧として、降圧回路により、内部電源電圧が生成されてもよい。
この発明は、一般に、内部電圧の温度補償を行なう必要のある回路であれば適用可能であり、たとえば半導体メモリ装置またはメモリモジュールを内蔵するマイクロコンピュータまたはシステム・オン・チップに含まれる回路に対して適用することにより、安定に制御性よく温度補償された内部電圧を生成することができる。
この発明が適用される半導体集積回路装置の全体の構成を概略的に示す図である。 図1に示す内部電圧発生回路の構成を概略的に示す図である。 図1に示す温度特性付加回路およびA/D変換回路の生成する基準電圧およびデジタル変換値の対応の一例を示す図である。 図2に示す温度特性付加回路の構成の一例を概略的に示す図である。 図2に示すA/D変換回路の基準電圧発生部の構成を概略的に示す図である。 図2に示すオフセット電圧生成回路の構成を概略的に示す図である。 図2に示すチャージポンプ電圧発生回路の構成の一例を概略的に示す図である。 この発明の実施の形態1における内部電源電圧とオフセット電圧とデジタル加算値の対応を一覧にして示す図である。 この発明の実施の形態2に従う内部電圧発生回路の要部の構成を概略的に示す図である。 図9に示す内部電圧発生回路の温度依存性を有する基準電圧とシフタの出力コードの対応の一例を示す図である。 この発明の実施の形態2に従うデジタル加算値と内部電源電圧とオフセット電圧の対応を一覧にして示す図である。 この発明の実施の形態2に従うチャージポンプ電圧発生回路の構成の一例を概略的に示す図である。
1 半導体集積回路装置、2 レベル設定回路、4 参照電圧発生回路、6 内部電圧発生回路、8 内部電圧使用回路、10 温度特性付加回路、12 A/D変換回路、14 加算回路、20 オフセット電圧生成回路、22 D/A変換回路、24 チャージポンプ電圧発生回路、16 D/A変換回路、PQ1,PQ2 PチャネルMOSトランジスタ、NQ1,NQ2,NQ3 NチャネルMOSトランジスタ、32,41 比較器、34,42 PチャネルMOSトランジスタ、30,43 抵抗分圧回路、36 A/D変換部、44 セレクタ、50 チャージポンプ、52 デコーダ、54 デバイダ、56 ディテクタ、60 シフタ。

Claims (3)

  1. 温度依存性を有する基準電圧を生成する基準電圧発生回路、
    前記基準電圧をデジタル値に変換するアナログ/デジタル変換回路、
    生成する内部電圧のレベルを規定する基本デジタル値を前記アナログ/デジタル変換回路の出力デジタル値と加算する加算回路、および
    前記加算回路の出力値をデジタル/アナログ変換し、該アナログ変換電圧に基いて内部電圧を生成する電源回路を備え
    前記基準電圧発生回路は、温度依存性を有しない参照電圧から前記温度依存性を有する基準電圧を生成する回路を含み、
    前記電源回路は、
    前記温度依存性を有しない参照電圧に対応する電圧を第1電源ノードに生成する内部電源と、
    前記第1電源ノードと第2電源ノードとの電圧を抵抗分割して複数レベルの分圧電圧を生成する抵抗分圧回路と、
    前記加算回路からの出力デジタル値に従って前記複数レベルの分圧電圧を選択して前記アナログ変換電圧を生成する選択回路とを備える、内部電圧発生回路。
  2. 前記加算回路と前記アナログ/デジタル変換回路の間に配置され、前記アナログ/デジタル変換回路の出力デジタル値を桁シフトし、該桁シフトされたデジタル値を前記加算回路へ与えるシフト回路をさらに備える、請求項1記載の内部電圧発生回路。
  3. 前記電源回路は、さらに、
    前記アナログ変換電圧と前記加算回路の所定の出力ビットとに従って前記内部電圧のレベルを調整するディバイダと、
    前記ディバイダの出力する電圧と前記参照電圧とを比較して前記内部電圧を生成する電源電圧発生回路を備える、請求項記載の内部電圧発生回路。
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