JP5317931B2 - 印刷装置、印刷装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents
印刷装置、印刷装置の制御方法、およびプログラム Download PDFInfo
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Description
本発明は、印刷装置、印刷装置の制御方法、およびプログラムに関する。
CMYK4色印刷(フルカラー印刷)が印刷業界では一般的である。しかしながら、フルカラー印刷の場合、4色分の色材(トナーやインク等)が必要なためコストが高い。そうした状況で、N(Nは、2以上、印刷装置が搭載可能な色材数(M)−1以下。例えば、4色の印刷装置の場合は、Nは、2又は3になる)色印刷が注目され始めている。
特許文献1は、2色印刷技術を開示している。この特許文献1では、2色をユーザが選び、その2色を使って印刷を行っている。
しかしながら、印刷時に用いる最適なN色を選ぶのは、ユーザにとって重荷である。例えば、印刷したい文書が40ページある場合に、ユーザは、40ページの文書を見て、最適なN色が何なのか判定する必要がある。そこで、本発明は、入力された画像データをN色印刷する際に、入力された画像データの情報を解析することで、入力された画像データに最適なN色を自動的に判定する。そして、本発明は、判定結果を基に、画像データのN色印刷を行うための印刷装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る印刷装置は、M個の色材を搭載可能な印刷装置であって、画像データを取得する取得手段と、取得手段により取得された画像データを解析する解析手段と、解析手段による解析結果に基づいて、M個の色材の色からM個未満の数であるN個の優先色を決定する決定手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像データの印刷に最適な色を設定する作業量を軽減することができる。
以下、本発明について図面を用いて説明する。
<実施形態1>
図2は、各実施形態における印刷装置100の一例を示すブロック図である。図2の例では、印刷装置100として、コピー機能、プリンタ機能等、複数の機能を有するMFP(Multi Function Peripheral)である。なお、印刷装置100は、コピー機能のみ、あるいはプリンタ機能のみといった単一機能の印刷装置でも良い。
<実施形態1>
図2は、各実施形態における印刷装置100の一例を示すブロック図である。図2の例では、印刷装置100として、コピー機能、プリンタ機能等、複数の機能を有するMFP(Multi Function Peripheral)である。なお、印刷装置100は、コピー機能のみ、あるいはプリンタ機能のみといった単一機能の印刷装置でも良い。
印刷装置100において、スキャン部200は、原稿上の画像を読み込んで画像データに変換し、画像データを他のユニットへ転送する。
操作部201は、後述する操作パネルを有し、それらを介してユーザからの指示を受け付ける。操作部201は、操作パネルに各種表示を行う。
外部I/F部205は、ネットワークに接続された他の装置(デバイス)と印刷装置100との間でデータの送受信を行う。
記憶部203は、スキャン部200や外部I/F部205から入力されたデータを記憶するための大容量記憶装置である。記憶部203は、ハードディスクでも良いし、フラッシュメモリでも良い。
印刷部204は、印刷装置100が読み込むことにより、印刷装置100に入力された画像データに基づく画像を印刷する。
制御部202は、印刷装置100が有する各種ユニットの処理および動作を制御する。制御部202は、その統括下に存在するROM内のプログラムに基づいて、後述するフローチャートに示された処理を実行する。
ここで、制御部202と印刷部204とが印刷装置100内にあるとして説明したが、制御部202と印刷部204とが印刷装置100の外部にあっても良い。
以下、印刷装置100に入力された画像データの情報を印刷装置100が解析することで、解析結果に基づいて、画像データに最適な色を、優先色として自動的に選び出して決定し、優先色を用いて印刷する際の処理のフローについて説明する。図1は、実施形態1に係る処理のフローの一例を示している。
まず、ステップS100で、印刷装置100の制御部202は、スキャン部200や外部I/F部205から画像データを取得する。次に、ステップS101で、制御部202は、ステップS100で取得した画像データの解析を行う。より詳細には、制御部202は、以下の処理を行う。
まず、制御部202は、ステップS100にて取得した画像データから、ステップS101で、RGB形式の画像データとCMYK形式の画像データとを生成する。ステップS100にて取得した画像データが、RGB、CMYK形式の何れかである場合には、制御部202は、RGB、CMYK形式のうちの1つの色形式の画像データのみを生成する。即ち、ステップS100にて取得した画像データの色形式がRGBの場合には、制御部202は、RGBの画像データから、CMYKの画像データを生成する。また、ステップS100にて取得した画像データの色形式がCMYKの場合には、制御部202は、CMYKの画像データから、RGBの画像データを生成する。画像データの色形式の変換式として、以下の変換式が用いられる(R,G,B,C,M,Y,Kの値域が0〜255(8bit)の場合)。なお、下記の変換式は、あくまで一例である。画像データの色形式の変換式に関する公知文献は、多数あり、その何れであってもよい。
また、色形式がCMYKの画像データから、以下の変換式により、色形式がRGBの画像データが生成される(R,G,B,C,M,Y,Kの値域が0〜255(8bit)の場合)。
なお、上記の変換式において、C, M, Y, Kは、画像データの各画素における各色の濃度を示し、R, G, Bも、画像データの各画素における各色の濃度を示す。
ステップS101で、制御部202は、画像データの解析を以下の処理により行う。まず、制御部202は、色形式がCMYKの画像データを用いてCMYK各色の使用量を解析する。そして、制御部202は、色形式がRGB形式の画像データを用いてRGB各色の使用量を解析する。以上の処理が終了すると、ステップS102に移行する。
なお、ステップS101で用いられる解析の一例として、R,G,B,C,M,Y,Kの濃度を画素ごとにカウントし、R,G,B,C,M,Y,K各色の総画素数Cr, Cg, Cb, Cc, Cm, Cy, Ckを測定(計算)することが考えられる。このような解析では、制御部202は、閾値以上の濃度を有する総画素数をカウントする。具体的には、制御部202は、R,G,B,C,M,Y,Kの夫々に関して、閾値(128)以上の濃度を有する画素数をカウントして、その画素数を総画素数Cr, Cg, Cb, Cc, Cm, Cy, Ckとする。なお、この場合、カウント結果(総画素数)=測定(計算)結果=解析結果になる。
ステップS101で用いられる解析として、他の解析が用いられても良い。例えば、制御部202は、R=140, G=0, B=0(夫々、濃度を示す)の画素が2画素あった場合には、Cr=2とするのではなくて、Cr=2×128/255としてもよい。つまり、制御部202は、閾値以上の濃度を有する画素数×(閾値以上の濃度を有する画素全てにおける)平均濃度をもって、総画素数としてもよい。また、制御部202は、画素数×画素あたりの濃度をもって、総画素数としてもよい。
なお、ステップS102以降で、制御部202は、取得した画像データのうちの1ページ分に注目して処理を行うものとする。ステップS102において、制御部202は、ステップS101の解析結果(色の種類と使用量など)に基づいて、7色(R,G,B,C,M,Y,K)の候補色の中から優先する色を選択し、優先色と決定する。優先色とする色を決定するときに、制御部202は、例えば、画像データ中の最も使用量の多い上位2色を優先色と決定しても良い。そして、制御部202は、画像データ中にある1番使われている色をそのまま用いて、残りの部分は2番目に使用量の多い色を、優先色と決定する。例えば、画素数の1番多い色Color1がブラック、2番目に多い色Color2がシアンの場合に、制御部202は、例えば、以下のような計算式でColor1, Color2の2色を決定する。
なお、CkはColor1で選択済みなので、Color2の式にCkは含まれていない。また、Color1の式において、max(Cr, Cg, Cb, Cc, Cm, Cy, Ck)は、Cr, Cg, Cb, Cc, Cm, Cy, Ckのうちの最大値に対応する色を出力する。ここで、最大値を取る値が二つ以上ある場合(例えば、Cr=Cg=Cbの場合)には、max ( Cr, Cg, Cb, Cc, Cm, Cy, Ck )は、最も左の色(即ち、R)を出力する。Color2の式におけるmax ( Cr, Cg, Cb, Cc, Cm, Cy )も、Cr, Cg, Cb, Cc, Cm, Cy のうちの最大値に対応する色を出力する。ここで、最大値を取る値が二つ以上ある場合(例えば、Cr=Cg=Cbの場合)には、max ( Cr, Cg, Cb, Cc, Cm, Cy)は、最も左の色(即ち、R)を出力する。なお、他にも指定した条件式を満たすように、Color1とColor2が自動的に選択されても良い。
ステップS103で、制御部202は、ステップS102で決定された優先色のみで画像を印刷するための印刷画像データを生成し、ステップS104において印刷画像データを印刷部204へ出力する。
例えば、CMYKのうちの2色(例えば、CとM)が、ステップS102で優先色と決定された場合には、制御部202は、CMYKの画像データのうちの残りの2色(例えば、YとK)の濃度を全画素において0にする。そして、この場合、制御部202は、YとKの濃度が全画素において0とされたCMYKの画像データを印刷画像データとする。
例えば、RGBのうちの2色(例えば、RとG)が、ステップS102で優先色と決定された場合には、制御部202は、RGBの画像データのうちの残りの1色(例えば、B)の濃度を全画素において0にする。そして、制御部202は、上述した色形式の変換式を用いて、RGBの画像データを、CMYKの画像データに変換する。例えば、全画素において、R=140、G=100、B=10の画像データがあった場合には、以下のようになる。まず、制御部202は、R=140、G=100、B=0の画像データを生成する。そして、制御部202は、上述の色形式の変換式を用いて、C=0、M=40、Y=140、K=115であるCMYKの画像データを印刷画像データとする。
例えば、ステップS102で、RGBのうちの1色(例えば、R)と、CMYKのうちの1色(例えば、Y)とが優先色と決定された場合には、以下のように、Color1がRGBかCMYKかによって処理が異なっても良い。
Color1がRGBのどれか1色の場合、制御部202は、注目画素において、Color1の色の濃度(例、R)≧128の条件と、Color1の以外の色の濃度(例、GとBの夫々)<128の条件とが満たされるかを判定する。
上記条件が満たされると判定された場合に、制御部202は、注目画素において、RGBの画像データのうちの残りの2色(たとえばGとB)の濃度を0にする。そして、制御部202は、上述の色形式の変換式を用いて、RGBの画像データをCMYKの画像データに変換する。この場合、注目画素は、MとYを使って印刷されることになる。つまり、注目画素において、RGBのうちのどれか一色だけが濃い場合には、その濃い色だけが忠実に印刷される。その結果、Color2は、無視されることになるが、Color2は、RGBのうちの一つだけ濃い色(例えば、R)を構成する色(例、MやY)であることが多い。そのため、Color2は、実質的には無視されない。
一方、注目画素において、RGBのうち2色以上の濃度が128を越える、あるいは、RGBのうち3色とも濃度が128未満の場合、制御部202は、上述の色形式の変換式を用いて、RGBの画像データをCMYKの画像データに変換する。そして、制御部202は、Color2の色(例えば、Y)以外の色の濃度を0にする。そして、制御部202は、CMYKの画像データを、印刷画像データとする。この場合、最終的には、注目画素は、Yを使って印刷される。即ち、RGBのうち2色以上の濃度が128を超えて、濃い場合には、その2色(例えば、RとG)により構成される色(例、Y)がColor2とされて、Color2で注目画素は印刷される。一方、RGBのうちの3色とも濃度が128未満の場合、RGBのどの色も特に強調されるべき色ではないとして、Color2で注目画素は印刷される。
一方、Color1がCMYKのどれか1色の場合、制御部202は、最初にRGBの画像データを上述の色形式の変換式を用いてCMYKの画像データに変換する。そして、制御部202は、CMYKの画像データの注目画素において、Color1の色の濃度(例、Y)≧128の条件と、Color1の以外の色の濃度(C、M、Kの夫々)<128の条件とが満たされるか判定する。
Color1の色の濃度(例、Y)≧128の条件と、Color1の以外の色の濃度(C、M、Kの夫々)<128の条件とが満たされると判定される場合に、制御部202は、以下のような処理を実行する。すなわち、制御部202は、注目画素において、CMYKの画像データのうちの残りの3色(たとえばC、MとK)の濃度を0にする。つまり、注目画素は、一色だけ濃い色を利用して一色だけで印刷される。この場合、Color2は、形式的には、無視されることになるが、前述したのと同様の理由で、Color2は、実質的には無視されないことになる。
また、上記の条件を満たさない注目画素(つまり、一色だけが濃いわけではない場合)で、制御部202は、RGBの画像データにおいてColor2の色(例、R)以外の色の濃度を0にし、上述の色形式の変換式を用いてCMYKの画像データに変換する。そして、制御部202は、CMYKの画像データを印刷画像データとする。つまり、Color1の濃度が濃くない場合には、Color2を利用して、注目画素は印刷される。
ステップS105において、制御部202は、取得した画像データが複数ページからなる場合、全てのページを処理して印刷完了したか否かの判定を行い、全てのページの印刷が完了していないと判定された場合にはステップS102に進む。
ステップS105において、全てのページの印刷が完了したと判定された場合には処理が終了する。
なお、図1に示されているフローチャートの処理が終了した後、画像データが制御部202から印刷部204に送られて、印刷部204で、画像データの印刷が行われる。この点については、他の実施形態においても同様である。
本発明は、前述した実施形態に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
以上のような処理が行われた結果、例えば、ステップS101における、画像データの解析結果に基づいて、2色の優先色が決定されているにも関わらず、制御部202により画像データが特別な条件を満たすと判定される場合には、3色印刷されることもある。一方、制御部202により画像データが特別な条件を満たさないと判定される場合には、画像データの解析結果に基づいて決定された2色の優先色により印刷される。画像データが特別な条件を満たすと判定され、3色印刷される場合とは、例えば、Color1がBで、Color2がYのように、補色関係にある2色が優先色と決定された場合である。すなわち、制御部202は、優先色が補色関係にある場合に、優先色の数を2色から3色に増やす。しかし、実際には、補色関係にある2色が優先色として決定される可能性は低い。また、補色関係にある2色が優先色として決定されたとしても、使用する色材の合計量は4色より減るため、本発明に係る効果は確実に得られる。以下で説明する本発明に係る他の実施形態においても、2色の優先色が決定されているにも関わらず、3色印刷されることもあるが、これは、同様の理由で、本発明においては許容される。また、本発明に係る実施形態では、3色の優先色が決定されても良い。さらに、本発明に係る実施形態では、2色以上の色、および印刷装置が搭載可能な色材数(M)−1以下の数のN色が優先色として決定されても良い。
<実施形態2>
実施形態1では、最適な色を、優先色として自動的に選び出して決定し、その優先色を使って印刷する処理のフローについて説明した。しかしながら、画像に黒い文字だけが存在するというような特別な条件が満たされる場合には、1色だけ使って印刷した方が良い場合がある。
実施形態1では、最適な色を、優先色として自動的に選び出して決定し、その優先色を使って印刷する処理のフローについて説明した。しかしながら、画像に黒い文字だけが存在するというような特別な条件が満たされる場合には、1色だけ使って印刷した方が良い場合がある。
そこで、実施形態2では、画像データを解析することで、画像データの印刷に最適なN色を、優先色として自動的に選び出して決定し、N色の優先色を使って印刷する際のフローについて説明する。図3は、実施形態2のフローの例である。以下、図3について、実施形態1の図1と異なる部分のみを以下で説明する。
ステップS300とステップS100の処理は同一である。また、ステップS301とステップS101の処理は同一である。
ステップS302において、制御部202は、ステップS301の解析結果(R,G,B,C,M,Y,K各色の総画素数Cr, Cg, Cb, Cc, Cm, Cy, Ck)を確認する。ここで、Cr, Cg, Cb, Cc, Cm, Cy, Ckの求め方は、実施形態1と同様である。そして、制御部202は、「R,G,B,C,M,Y,Kの濃度の値のうちの最大の値」/「R,G,B,C,M,Y,Kの濃度の値のうちの2番目に大きい値」が閾値(S)を越える場合、N=1と判定する。即ち、ステップS301の解析結果に基づいて、画像データにおいて、一色だけが際立って大きいという特別な条件が満たされると判定される場合は、制御部202は、N=1と判定する。また、制御部202は、「R,G,B,C,M,Y,Kの濃度の値のうちの最大の値」/「R,G,B,C,M,Y,Kの濃度の値のうちの2番目に大きい値」が閾値(S)を越えない場合は、N=2と判定する。すなわち、ステップS301の解析結果に基づいて、画像データにおいて、一色だけが際立って大きいという特別な条件が満たされないと判定される場合は、制御部202は、N=2と判定する。
そして、ステップS302において、制御部202は、ステップS300で取得された画像データで、N>1の場合、ステップS303の処理へ移る。ステップS303とステップS102の処理は同一である。
一方、ステップS302において、制御部202は、ステップS300で取得された画像データで、N=1の場合、ステップS304の処理へ移る。
ステップS304において、制御部202は、単色印刷に使用する1つの色Color1を、以下の計算式を用いて、決定する。
すなわち、ステップS301の解析の結果、ステップS302でN=1(ステップS301で取得された画像データが単色印刷に適している)と判定されると、上記の計算式により、1つの色(Color1)が、画像データを印刷する色(優先色)と決定される。
ステップS305において、制御部202は、ステップS302で判定したN色のみで画像を印刷するための印刷画像データを生成し、ステップS306において印刷画像データを印刷部204へ出力する。N=2の場合の印刷画像データの生成の処理は、実施形態1のステップS103の処理と同一である。N=1の場合の印刷画像データの生成については、以下で説明する。例えば、RGBのうちの1色(例えば、R)がColor1として選択された場合には、制御部202は、RGBの画像データのうちの残りの2色(例えば、GとB)の濃度を全画素において0にする。その後、制御部202は、そのRGB画像データをCMYKの画像データに変換し、このCMYKの画像データを印刷画像データとする。例えば、全画素において、R=140、G=100、B=10の画像データがあった場合には、全画素においてR=140、G=0、B=0の画像データが作られる。その上で、制御部202は、上述の色形式の変換式を用いて、C=0、M=140、Y=140、K=115とする。そして、制御部202は、このCMYKの画像データを、印刷画像データとする。次に、ステップS307において、制御部202は、取得した画像データが複数ページからなる場合、全てのページを処理して印刷完了したか否かの判定を行い、全てのページの印刷が完了していないと判定された場合にはステップS302に進む。
ステップS307において、全てのページの印刷が完了したと判定された場合には処理が終了する。
以上の処理により、印刷装置が搭載可能な色材数(M)−1以下の数の1色が優先色と決定される。
本発明は、上記し、且つ図面に示した実施形態に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
<実施形態3>
実施形態1、2は、画像データを解析することで画像データの印刷に最適なN色(例えば、2色又は3色)を、優先色として自動的に選び出して、決定する。
実施形態1、2は、画像データを解析することで画像データの印刷に最適なN色(例えば、2色又は3色)を、優先色として自動的に選び出して、決定する。
実施形態3では、画像データの解析結果に基づいて、ユーザにより与えられた一定の制約条件により、画像データの印刷に最適なN色(例えば、2色又は3色)が、優先色として自動的に選び出され、決定される。
実施形態3で用いられる制約条件について、図4を用いて説明する。図4は、実施形態3における操作パネルの画面の一例である。2色印刷の設定を行う2色設定401において、ユーザから1色目の基本色設定402、優先色設定403を受け付けた操作パネル400は、受け付けた旨を制御部202に伝える。実施形態3の場合、優先色設定403において、ユーザから画像データに関する制約条件として画像データ中のオブジェクトの種類、サイズ、色、色の優先順位などの特徴を受け付ける。
制御部202は、図1におけるステップS102や、図3におけるステップS303の優先色決定において、ユーザから受け付けた制約条件を満たす画像データのページに最適な色を、N色の優先色として自動的に選び出して決定する。すなわち、実施形態3では、優先色の指定が、制御部202がユーザから受け付ける画像データに関する制約条件により行われる。つまり、実施形態3では、制御部202は、ユーザから画像データに関する制約条件の指定を受け付けるという形で、ユーザから優先色の指定を受け付ける。
処理の流れとしては、前述の実施形態の図1とほぼ同様なため、異なる部分のみを以下で説明する。制御部202は、ステップS101において、実施形態1と同様に、ステップS100で取得した画像データを解析する。そして、制御部202は、解析結果(画像データで用いられている色の種類と使用量)を得る。図1のステップS102の優先色決定において、制御部202は、1色目に1色目の基本色設定402で指定された色をColor1に選択する。また、制御部202は、優先順位の順番に取得した画像データに制約条件を満たす色が含まれているか否か考慮して計算した総画素数Cr, Cg, Cb, Cc, Cm, Cy, CkからColor2の色を決定する。例えば、優先順位第1位に制約条件として「テキスト、8pt、magenta」と指定されていた場合、制御部202は、以下の処理を行う。まず、制御部202は、画像データ中のオブジェクトの属性がテキストで、フォントサイズが8pt以上で、magentaが閾値(128)以上の濃度を有する画素数をカウントしてCm’とする。Cm’が閾値(例えば1)以上であった場合、制御部202は、Color2=Mと設定する。Cm’が閾値以下の場合、制御部202は、優先順位第2位以降の制約条件について同様に画素数をカウントし、Color2を決定する。なお、操作パネルから受け付けた全ての制約条件を満たさない場合、Color1で設定された1色のみで印刷されても良い。
図1のステップS103において、制御部202は、ステップS102で決定したN色で画像を印刷するための印刷画像データを生成し、ステップS104において印刷画像データを印刷部204へ出力する。印刷画像データの生成の処理では、実施形態2と同じ計算式が用いられる。
ステップS103において、制御部202は、ステップS102で決定された優先色のみで画像を印刷するための印刷画像データを生成し、ステップS104において印刷画像データを印刷部204へ出力する。実施形態3が、実施形態1、2と異なる点としては、Color2で印刷されるのは、ステップS102にて決定された優先色の制約条件を満たした画素のみであり、それ以外の部分はColor1で印刷される点である。例えば、CMYKのうちの2色(例えば、CとM)が、優先色として決定され、「テキスト、8pt、magenta」の制約条件をもつ優先色がColor2である場合には、制御部202は、以下の処理を行う。すなわち、制御部202は、画像データ中のオブジェクトの属性がテキストで、フォントサイズが8pt以上で、magentaが閾値(128)以上の濃度を有するCMYKの画素に対して、画像データのうちの残りの3色(例えば、C、YとK)の濃度を0にする。また、制御部202は、制約条件を満たさない画素に対しては、画像データのうちの残りの3色(例えば、M、YとK)の濃度を0にする。そして、このCMYKの画像データを印刷画像データとする。
また、実施形態3の変形例として、図5を用いて優先色の制限に関する説明をする。本発明は、例えば、ユーザが操作パネルの2色設定501から2色印刷の2色を選択する場合、制御部202は、ブラックを含まない3色のトナーを利用した印刷を許可しないよう、1色目の色の選択によって、2色目の選択可能な優先色を制限する。
さらに、本発明に係る実施形態は、2色以上の色、および印刷装置が搭載可能な色材数(M)−1以下の数のN色が優先色として決定されても良い。
さらに、本発明に係る実施形態は、2色以上の色、および印刷装置が搭載可能な色材数(M)−1以下の数のN色が優先色として決定されても良い。
<実施形態4>
実施形態4では、画像データの解析結果に基づいても、図1のS102の処理によりN色(例えば、2色又は3色)の優先色に該当する色が見つからない場合に、制御部202は、どの色を優先色にするのかを予めユーザから受け付ける。実施形態4においても、制御部202は、ステップS101(ステップS301)において、実施形態1、2と同様に、ステップS100(ステップS300)で取得した画像データを解析する。そして、制御部202は、解析結果(画像データで用いられている色の種類と使用量)を得る。
実施形態4では、画像データの解析結果に基づいても、図1のS102の処理によりN色(例えば、2色又は3色)の優先色に該当する色が見つからない場合に、制御部202は、どの色を優先色にするのかを予めユーザから受け付ける。実施形態4においても、制御部202は、ステップS101(ステップS301)において、実施形態1、2と同様に、ステップS100(ステップS300)で取得した画像データを解析する。そして、制御部202は、解析結果(画像データで用いられている色の種類と使用量)を得る。
実施形態4について、図6を用いて説明する。図6は、実施形態4における操作パネルの画面の一例を示している。2色印刷の設定を行う2色設定601において、ユーザから1色目と2色目の基本色設定602、優先色設定603を受け付けた操作パネル600は、受け付けた旨を制御部202に伝える。実施形態4の場合、優先色設定603において、ユーザから制約条件として画像データ中のオブジェクトの種類、サイズ、色、色の優先順位などの特徴を受け付ける。
制御部202は、図1におけるステップS102や、図3におけるステップS303の優先色決定において、ユーザから与えられた一定の制約条件の中で、条件を満たす画像データのページに最適な色を自動的に選び出す。制約条件を満たさない場合は、制御部202は、自動的に基本色設定602の2色目の色を、優先色として決定する。
実施形態4の処理の流れは、前述の実施形態3とほぼ同様なため、実施形態3と異なる部分のみを以下で説明する。図1のステップS102の優先色決定において、制御部202は、1色目には1色目の基本色設定402で指定された色をColor1に決定する。Color2においては、制御部202は、取得した画像データに制約条件を満たす色が含まれているか否か考慮して計算した総画素数Cr, Cg, Cb, Cc, Cm, Cy, CkからColor2の色を決定する。ここで、操作パネルから受け付けたすべての制約条件を満たさない場合、制御部202は、基本色設定602の2色目の色をColor2に設定する。例えば、基本色設定602において、1色目がblack、2色目がmagentaと設定され、制約条件をすべて満たさない画像データが対象である場合、制御部202は、以下のような処理を行う。
図6に示すような優先順位第1位の制約条件が指定されていた場合は、制御部202は、画像データ中のオブジェクトの属性がテキストで、フォントサイズが8pt以上で、magentaが閾値(128)以上の濃度を有する画素数をカウントしてCm’とする。Cm’が閾値以下の場合、制御部202は、優先順位第2位以降の制約条件について同様に画素数をカウントし、Color2を決定する。この場合、操作パネルから受け付けた全ての制約条件を満たさないので、制御部202はColor1をブラック、Color2をマゼンタとして優先色を決定する。
<実施形態5>
以下で、実施形態3の変形例として、図5を用いて優先色の制限を行う実施形態5に関する説明をする。本実施形態では、例えば、操作パネルの2色設定501から2色印刷の2色が選択される場合、制御部202は、ブラックを含まない3色のトナーを利用した印刷を許可しないよう、1色目の選択によって、2色目の選択可能な優先色が制限される。すなわち、本実施形態では、優先色の数が複数の場合に、1色目の優先色以外の優先色の種類の受け付けが、1色目の優先色の種類により制限される。
以下で、実施形態3の変形例として、図5を用いて優先色の制限を行う実施形態5に関する説明をする。本実施形態では、例えば、操作パネルの2色設定501から2色印刷の2色が選択される場合、制御部202は、ブラックを含まない3色のトナーを利用した印刷を許可しないよう、1色目の選択によって、2色目の選択可能な優先色が制限される。すなわち、本実施形態では、優先色の数が複数の場合に、1色目の優先色以外の優先色の種類の受け付けが、1色目の優先色の種類により制限される。
実施形態5では、一例として、操作パネルの2色設定501において設定された2色印刷の1色目に基づいて、選択された1色目と補色関係にある色以外とブラックのみが2色目の候補としてユーザに提示される。
実施形態5で用いられる選択可能な優先色の制約条件について、図5と図7を用いて説明する。2色印刷の設定を受け付ける2色設定501において、ユーザから1色目の基本色設定を受け付けた操作パネルは、受け付けた旨を制御部202に伝える(ステップS700)。
制御部202は、図7におけるステップS701において、受け付けた1色目の優先色に応じて、2色目の制約条件を決定する。
受け付けた1色目の基本色設定がブラックの場合、ブラック以外のC,M,Y,R,G,Bの全色を選択可能として、操作パネル501の優先色設定の優先色欄に選択可能な色を反映させる(ステップS702)。
また、受け付けた1色目の基本色設定がブラック以外の場合、1色目とは補色の関係にある色以外を選択可能として、操作パネル501の優先色設定の優先色欄に選択可能な色を反映させる(ステップS703)。例えば、図5に示すように1色目の基本色設定がレッドの場合、2色目の優先色設定として選択できる色はマゼンタ、イエロー、ブラックの3色となる。
例えば、1色目の基本色設定がグリーンの場合、2色目の優先色設定として選択できる色はシアン、イエロー、ブラックの3色となる。
例えば、1色目の基本色設定がマゼンタの場合、2色目の優先色設定として選択できる色はシアン、ブルー、レッド、イエロー、ブラックの5色となる。これら5色のうち、任意の色が指定された場合でも、使用する色材数はブラックを含め3色以内に収まる。
なお、2色目の優先色設定として選択できる色として、1色目と同じものを選択できても良いものとする。優先色の設定において2色とも同じ色が決定した場合には、実施形態2に示す単色印刷処理を行っても良い。
本発明は、上記し、且つ図面に示した実施形態に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
<実施形態6>
実施形態1では、最適な色を、優先色として自動的に選び出して決定し、その優先色を使って印刷する処理のフローについて説明した。本実施形態では、印刷における最適な色材数が、印刷対象となる各ページの画像データで異なる場合に、印刷に使用する色材数が自動的に切り替えられて印刷される。すなわち、本実施形態では、ステップS801の解析結果に基づいて、印刷対象となる画像データに含まれる複数のページの各ページの画像データが印刷されるときに使用される色材の数がページ毎に判断される。
実施形態1では、最適な色を、優先色として自動的に選び出して決定し、その優先色を使って印刷する処理のフローについて説明した。本実施形態では、印刷における最適な色材数が、印刷対象となる各ページの画像データで異なる場合に、印刷に使用する色材数が自動的に切り替えられて印刷される。すなわち、本実施形態では、ステップS801の解析結果に基づいて、印刷対象となる画像データに含まれる複数のページの各ページの画像データが印刷されるときに使用される色材の数がページ毎に判断される。
例えば、図9に示す操作パネル900において、オートカラー901のON/OFFを切り替えることで実施形態6を実現する。オートカラー901がONの場合、自動的に色材数を判別するため、制御部202は基本色設定902、優先色設定903をマスク(マスクは図9のグレーアウトで表現)し、設定できないようにする。また、オートカラー901がOFFの場合、制御部202は基本色設定902、優先色設定903をマスク解除し、設定可能にする。その結果、操作パネルとしては図4に示す実施形態3と同一の機能を持つことになる。
処理の流れとしては、前述の実施形態の図1とほぼ同様なため、異なる部分のみを図8を用いて以下で説明する。
ステップS800とステップS100の処理は同一である。また、ステップS801とステップS101の処理は同一である。
ステップS802において、制御部202は、ステップS801の解析結果(R,G,B,C,M,Y,Kの各色の総画素数Cr, Cg, Cb, Cc, Cm, Cy, Ck)を確認する。ここで、Cr, Cg, Cb, Cc, Cm, Cy, Ckの求め方は、実施形態1と同様である。そして、制御部202は、ステップS801の解析結果(色の種類と使用量など)に基づいて、7色(R,G,B,C,M,Y,K)の候補色の中から印刷に使用する色材の数NNを自動的に決定する。色材の数を決定するときに、制御部202は、例えば、色の使用量における閾値(T)を設定し、画像データ中の閾値(T)よりも使用量の多い色(R,G,B,C,M,Y,K)の組み合わせから、使用する色材の数を決定しても良い。
例えば、あるページにおいて、閾値(T)を超える色がブラックのみの場合は、制御部202は単色として印刷を行うよう色材を切り替え、色材数NN=1とする。
例えば、あるページにおいて、閾値(T)を超える色がシアンとマゼンタの場合は、シアン、マゼンタ2つの色材を用いた2色印刷を行うよう色材を切り替え、色材数NN=2とする。
例えば、あるページにおいて、閾値(T)を超える色がレッド、ブラックの場合は、マゼンタとイエロー、ブラックの3つの色材を用いた3色印刷を行うよう色材を切り替え、色材数NN=3とする。ただし、ブラックを含まずに色材数NN=3、つまり、シアン、マゼンタ、イエローの色材が必要と判断された場合には、色材数をNN=4としてフルカラー印刷を行うように色材を切り替えるものとする。
例えば、あるページにおいて、閾値(T)を超える色がシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの場合は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4つの色材を用いたフルカラー印刷を行うように色材を切り替え、色材数NN=4とする。
そして、ステップS803で、制御部202は、ステップS802で決定された色材のみで画像を印刷するための印刷画像データを生成し、ステップS804において印刷画像データを印刷部204へ出力する。
例えば、NN<=4の場合について以下で説明する。例えば、ステップS802において、制御部202は、ステップS800で取得された画像データで色材数NN=1の場合、実施形態2における単色印刷処理と同様の処理を行う。
例えば、ステップS802において、制御部202は、ステップS800で取得された画像データで色材数NN=2の場合、実施形態1における2色印刷処理と同様の処理を行う。
例えば、ステップS802において、制御部202は、ステップS800で取得された画像データで色材数NN=3の場合、実施形態1におけるブラックを含む3色印刷処理と同様の処理を行う。
例えば、ステップS802において、制御部202は、ステップS800で取得された画像データで色材数NN=4の場合、通常のフルカラー印刷処理と同様の処理を行う。
例えば、ステップS802でCMYKのうちの2つの色材(例えば、CとM)が使用されていると判断し、色材数NN=2と決定された場合には、制御部202は、CMYKの画像データのうちの残りの2色(例えば、YとK)の濃度を全画素において0にする。そして、この場合、制御部202は、YとKの濃度が全画素において0とされたCMYKの画像データを印刷画像データとする(ステップS803)。次に、ステップS805において、制御部202は、取得した画像データが複数ページからなる場合、全てのページを処理して印刷完了したか否かの判定を行い、全てのページの印刷が完了していないと判定された場合にはステップS802に進む。
ステップS805において、全てのページの印刷が完了したと判定された場合には処理が終了する。
以上の処理により、印刷装置が搭載可能な色材数に応じて、4色で印刷するか、2色で印刷するか、1色で印刷するかを自動的に切り替えることが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、入力画像データの印刷に最適なN(印刷装置に搭載可能な色材の数であるM個未満の数)個の優先色が自動的に判定され、判定結果に基づいてN色印刷が行われることで、ユーザの希望に近い色のN色印刷物が生成される。更に、本発明によれば、入力画像データの印刷に最適なN個の優先色が自動的に判定されるので、最適なページ数が多いような印刷対象に対して、ユーザが印刷に最適な色を設定する作業量を軽減することができる。
本発明は、上記し、且つ図面に示した実施形態に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100 印刷装置
200 スキャン部
201 操作部
202 制御部
203 記憶部
204 印刷部
205 外部I/F部
200 スキャン部
201 操作部
202 制御部
203 記憶部
204 印刷部
205 外部I/F部
Claims (5)
- CMYK4色印刷可能な印刷装置であって、
画像データを解析することによって、C,M,Y,K,R,G,Bの7色を含む複数の色から2色を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された2色が補色関係にある場合に、前記画像データを3色使って印刷する印刷手段とを有することを特徴とする印刷装置。 - 前記選択手段は、
前記画像データにおける使用量の多い上位2色を選択することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - CMYK4色印刷可能な印刷装置の制御方法であって、
画像データを解析することによって、C,M,Y,K,R,G,Bの7色を含む複数の色から2色を選択するステップと、
前記選択するステップにより選択された2色が補色関係にある場合に、前記画像データを3色使って印刷するステップとを有することを特徴とする制御方法。 - 前記選択するステップは、
前記画像データにおける使用量の多い上位2色を選択するステップであることを特徴とする請求項3に記載の制御方法。 - コンピュータに、請求項3または4に記載の制御方法を実行させるためのプログラム。
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