JP5317777B2 - 実装構造体、電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

実装構造体、電気光学装置及び電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、例えば電気光学パネル等を構成する素子基板に例えばフレキシブル基板(FPC:Flexible printed circuits)等の可撓性基板が実装されてなる実装構造体、このような実装構造体を備える液晶装置等の電気光学装置、及びこのような電気光学装置を備える電子機器の技術分野に関する。
この種の電気光学装置では、液晶パネル等の電気光学パネルに、フレキシブル基板(FPC)が実装される。具体的には、電気光学パネルを構成する素子基板の端部には複数の端子が一列に配列され、また、フレキシブル基板の端部には複数の端子が、電気光学パネル側の複数の端子に対応して一列に配列される。そして、電気光学パネルにフレキシブル基板が実装される場合には、電気光学パネル側の複数の端子とフレキシブル基板側の複数の端子とが異方性導電膜(ACF:anisotropic conductive film)などを挟んで対向するように配置され、熱及び圧力が加えられることにより、対応する電気光学パネル側の端子とフレキシブル基板側の端子とが互いに電気的に接続される。
フレキシブル基板側の複数の端子は、電気光学パネル側の複数の端子と正確に対応するように形成される。しかしながら、フレキシブル基板は、ポリイミド樹脂等をベースとして構成されており、温度変化や吸湿等による膨張や収縮が大きいので、フレキシブル基板側の複数の端子の配列ピッチは変化しやすい。このため、フレキシブル基板側の複数の端子と、温度変化や吸湿に起因する影響を受けにくいガラス基板等をベースとして構成される素子基板上に形成される電気光学パネル側の複数の端子との間に位置ずれが生じ、実装不良(例えば、電気的な接続不良やショート)を招いてしまうおそれがある。
そこで、例えば特許文献1では、電気光学パネル側に、複数の端子の並設方向に延設されると共に当該並設方向に交差する方向に凸部及び凹部の少なくともいずれかを有する複数の第1の目盛りからなる第1のスケールと、複数の端子の並設方向と交差する方向に平行な方向に延設されると共に当該平行方向に交差する方向に凸部及び凹部の少なくともいずれかを有する複数の第2の目盛りからなる第2のスケールとを設けることにより、電気光学パネル側の端子とフレキシブル基板側の端子との正確なアライメント(即ち、位置合わせ)を可能にしようとする技術が開示されている。
特開2008−83312号公報
しかしながら、上述した特許文献1による技術によれば、アライメントマークとして形成される第1及び第2のスケールの構成が複雑なため、電気光学パネル側の端子とフレキシブル基板側の端子とのアライメントの作業を行う際の作業性が低下してしまうおそれがあるという技術的問題点がある。この結果、電気光学装置の量産性が低下してしまうおそれもある。
本発明は、例えば上述した問題点に鑑みなされたものであり、例えば電気光学装置パネルを構成する素子基板上の端子と例えばフレキシブル基板等の可撓性基板上の端子とのアライメントを精度良く行うことが可能である共に、このアライメントの作業性を向上させることが可能な実装構造体、このような実装構造体を備える電気光学装置、及びこのような電気光学装置を備える電子機器を提供することを課題とする。
本発明の実装構造体は上記課題を解決するために、第1方向に沿って配列された複数の第1端子、及び該複数の第1端子の前記第1方向に沿う両側に設けられた素子基板側アライメントマークを有する素子基板と、前記複数の第1端子に夫々接続される複数の第2端子、及び前記素子基板側アライメントマークに対応して設けられた可撓性基板側アライメントマークを有する可撓性基板とを備え、前記素子基板側アライメントマークは、前記第1方向に沿うように形成された第1縁部、及び該第1縁部の一部が切り欠かれてなる第1切欠部を含む第1素子基板側アライメントマーク部分と、前記第1方向に対して斜めに交わる第2方向に沿うように形成された第2縁部、及び該第2縁部の一部が切り欠かれてなる第2切欠部を含む第2素子基板側アライメントマーク部分と、前記第2方向に沿って夫々延びるように且つ互いに所定間隔を隔てて配置される2つの部分からなる第3素子基板側アライメントマーク部分と、を有し、前記可撓性基板側アライメントマークは、前記第1縁部に沿うように形成された第1可撓性基板側アライメントマーク部分と、前記第2縁部に沿うように形成された第2可撓性基板側アライメントマーク部分と、前記所定間隔よりも小さい幅で前記第2方向に沿って延びるように形成された第3可撓性基板側アライメントマーク部分と、を有する。
本発明の実装構造体は、例えば電気光学パネル等を構成する素子基板に例えばフレキシブル基板等の可撓性基板が実装されてなる。
本発明の実装構造体の製造プロセスおいて、素子基板に可撓性基板が実装される際には、素子基板上に第1方向に沿って配列された複数の第1端子と、この複数の第1端子に対応して可撓性基板上に配列された複数の第2端子とが例えば異方性導電膜(ACF)などを挟んで対向するように配置され、熱及び圧力が加えられることにより、複数の第1端子と複数の第2端子とが互いに電気的に接続される。この際、素子基板上の第1端子と、可撓性基板上の第2端子とのアライメント(即ち、位置合わせ)を行う必要がある。
本発明では、素子基板上に素子基板側アライメントマークが設けられており、可撓性基板上に可撓性基板側アライメントマークが素子基板側アライメントマークに対応して設けられている。素子基板側アライメントマークは、複数の第1端子の第1方向(言い換えれば、複数の第1端子の配列方向)に沿う両側に設けられている。可撓性基板側アライメントマークは、素子基板側アライメントマークに対応して、複数の第2端子の配列方向に沿う両側に設けられている。
本発明では特に、素子基板側アライメントマークは、第1及び第2素子基板側アライメントマーク部分を有している。第1素子基板側アライメントマーク部分は、第1方向(言い換えれば、複数の第1端子の配列方向)に沿うように形成された第1縁部と、該第1縁部の一部が例えば凹状に切り欠かれてなる第1切欠部とを含んでいる。第2素子基板側アライメントマーク部分は、第1方向に対して斜めに交わる第2方向に沿うように形成された第2縁部と、該第2縁部の一部が例えば凹状に切り欠かれてなる第2切欠部とを含んでいる。一方、可撓性基板側アライメントマークは、第1素子基板側アライメントマーク部分に対応して設けられた第1可撓性基板側アライメントマーク部分と、第2素子基板側アライメントマーク部分に対応して設けられた第2可撓性基板側アライメントマーク部分とを有している。第1可撓性基板側アライメントマーク部分は、第1素子基板側アライメントマーク部分の第1縁部に沿うように、複数の第2端子の配列方向に沿って延びるように形成されている。第2可撓性基板側アライメントマーク部分は、第2素子基板側アライメントマーク部分の第2縁部に沿うように、複数の第2端子の配列方向に対して斜めに交わる方向に沿って延びるように形成されている。
このように構成された素子基板側アライメントマーク及び可撓性基板側アライメントマークによれば、素子基板上の複数の第1端子と可撓性基板上の複数の第2端子とのアライメントを精度良く行うことができると共に、このアライメントの作業性を向上させることができる。
具体的には、以下のように、素子基板側アライメントマーク及び可撓性基板側アライメントマークを用いてアライメントを行うことにより、アライメントの精度を高めると共にアライメントの作業性を向上させることができる。
即ち、素子基板上の複数の第1端子と可撓性基板上の複数の第2端子とのアライメントを行う際には、先ず、第1素子基板側アライメントマーク部分の第1縁部と、第1可撓性基板側アライメントマーク部分の縁とが一致するように、素子基板と可撓性基板との位置合わせを行う。これにより、複数の第1端子の配列と複数の第2端子の配列とを互いに殆ど或いは完全に平行にすることができる。ここで、第1素子基板側アライメントマーク部分の第1縁部には、第1切欠部が形成されているので、第1素子基板側アライメントマーク部分の第1縁部と、第1可撓性基板側アライメントマーク部分の縁とが一致しているか否かを容易に判定することが可能となる。具体的には、第1素子基板側アライメントマーク部分の第1切欠部の一部に第1可撓性基板側アライメントマーク部分が重なった場合には、第1切欠部の面積が小さくなったことを容易に視認することができるので、第1素子基板側アライメントマーク部分の第1縁部と、第1可撓性基板側アライメントマーク部分の縁とが一致しているか否かを容易に判定することが可能となる。よって、アライメントの精度を高めることができると共にアライメントの作業性を向上させることができる。尚、仮に、何らの対策も施さず、第1素子基板側アライメントマーク部分に第1切欠部が形成されない場合には、第1素子基板側アライメントマーク部分と第1可撓性基板側アライメントマーク部分とが、第1素子基板側アライメントマーク部分の第1縁部付近において重なった部分の大きさを視認することは実践上困難である。
次に、第2素子基板側アライメントマーク部分の第2縁部と、第2可撓性基板側アライメントマーク部分の縁とが一致するように、素子基板と可撓性基板との位置合わせを行う。ここで、本発明では特に、上述したように、第2素子基板側アライメントマーク部分の第2縁部が、第1方向(言い換えれば、複数の第1端子の配列方向)に対して斜めに交わる第2方向に沿うように形成されていると共に、第2可撓性基板側アライメントマーク部分が、第2素子基板側アライメントマーク部分の第2縁部に沿うように、複数の第2端子の配列方向に対して斜めに交わる方向に沿って延びるように形成されている。よって、第2素子基板側アライメントマーク部分の第2縁部と、第2可撓性基板側アライメントマーク部分の縁とが一致するように、素子基板と可撓性基板との位置合わせを行うことで、複数の第1端子と複数の第2端子との第1方向及び該第1方向に垂直な方向についてのアライメントを行うことができる。更に、例えば、可撓性基板が温度変化や吸湿等よって膨張或いは収縮して複数の第2端子の配列ピッチが変化してしまったとしても、第2素子基板側アライメントマーク部分の第2縁部と、第2可撓性基板側アライメントマーク部分の縁とが一致するように、素子基板と可撓性基板との位置合わせを行うことで、複数の第1端子と複数の第2端子とのアライメントを精度良く行うことができる。加えて、第2素子基板側アライメントマーク部分の第2縁部には、第2切欠部が形成されているので、第2素子基板側アライメントマーク部分の第2縁部と、第2可撓性基板側アライメントマーク部分の縁とが一致しているか否かを容易に判定することが可能となる。
ここで特に、本発明によれば、複数の第2端子の配列方向(言い換えれば、第1方向)に対して斜めに交わる傾斜部である第2縁部及び第2可撓性基板側アライメントマーク部分があるため、第1方向(例えばX方向)及び該第1方向に垂直な方向(例えばY方向)の位置関係を同時に確認することができる。よって、複数の第1端子と複数の第2端子とのアライメント(即ち、位置合わせ)を容易に行うことができる。
本発明の実装構造体では、更に、前記素子基板側アライメントマークは、前記第2方向に沿って夫々延びるように且つ互いに所定間隔を隔てて配置される2つの部分からなる第3素子基板側アライメントマーク部分を有し、前記可撓性基板側アライメントマークは、前記所定間隔よりも小さい幅で前記第2方向に沿って延びるように形成された第3可撓性基板側アライメントマーク部分を有する。
このため、例えば、素子基板の複数の第1端子と可撓性基板の複数の第2端子とのアライメントにおける最終工程において、第3素子基板側アライメントマーク部分を構成する2つの部分間に、第3可撓性基板側アライメントマーク部分が配置されているか否かに基づいて、複数の第1端子と複数の第2端子とのアライメントが適切に行われたか否かを判定することが可能となる。
以上説明したように、本発明の実装構造体によれば、素子基板に配列された複数の第1端子と可撓性基板に配列された複数の第2端子とのアライメントを精度良く行うことが可能であると共に、このアライメントの作業性を向上させることができる。この結果、当該実装構造体の信頼性を高めることが可能となる共に、当該実装構造体の量産性を向上させることが可能となる。
尚、第3素子基板側アライメントマーク部分を構成する2つの部分間の所定間隔と第3可撓性基板側アライメントマーク部分の幅との差は、例えば、複数の第1端子と複数の第2端子とのアライメントにおいて許容される公差に基づいて定めるとよい。
本発明の実装構造体の他の態様では、前記第1切欠部は、前記第1方向に沿うように形成された第1底部を有し、前記第2切欠部は、前記第2方向に沿うように形成された第2底部を有する。
この態様によれば、第1素子基板側アライメントマーク部分の第1縁部と、第1可撓性基板側アライメントマーク部分の縁とが一致しているか否かをより一層容易に判定することが可能となると共に、第2素子基板側アライメントマーク部分の第2縁部と、第2可撓性基板側アライメントマーク部分の縁とが一致しているか否かをより一層容易に判定することが可能となる。よって、複数の第1端子と複数の第2端子とのアライメントの精度をより一層高めることができると共に、このアライメントの作業性をより一層向上させることができる。
本発明の実装構造体の他の態様では、前記素子基板側アライメントマークは、前記第1素子基板側アライメントマーク部分における前記第1切欠部が形成された側とは異なる側と、前記第2素子基板側アライメントマーク部分における前記第2切欠部が形成された側とは異なる側とを繋ぐように形成された第4素子基板側アライメントマーク部分を有する。
この態様によれば、第4素子基板側アライメントマーク部分の存在によって素子基板側アライメントマーク全体の大きさ(或いは面積)を大きくすることができる。よって、素子基板側アライメントマークの視認性を高めることができ、複数の第1端子と複数の第2端子とのアライメントの作業性をより一層向上させることができる。
本発明の実装構造体の他の態様では、前記素子基板側アライメントマークは、少なくとも前記第1及び第2切欠部に重なるように形成された透明膜を有する。
この態様によれば、透明膜は、例えば(ITOIndium Tin Oxide)等の透明材料からなり、少なくとも第1及び第2切欠部に重なるように形成される。よって、素子基板側アライメントマークにおける第1及び第2切欠部の視認性を高めることができ、複数の第1端子と複数の第2端子とのアライメントの作業性をより一層向上させることができる。
本発明の電気光学装置は上記課題を解決するために、上述した本発明の実装構造体(但し、その各種態様も含む)を備える。
本発明の電気光学装置によれば、上述した本発明の実装構造体を備えるので、信頼性が高く且つ量産性に優れた、例えば液晶装置、有機EL(Electro-Luminescence)装置等の電気光学装置を実現することが可能である。
本発明の電子機器は上記課題を解決するために、上述した本発明の電気光学装置(但し、その各種態様も含む)を具備してなる。
本発明の電子機器によれば、上述した本発明の電気光学装置を具備してなるので、信頼性が高く且つ量産性に優れた、投射型表示装置、テレビ、携帯電話、電子手帳、ワードプロセッサ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルなどの各種電子機器を実現できる。また、本発明の電子機器として、例えば電子ペーパなどの電気泳動装置、電子放出装置(Field Emission Display及びConduction Electron-Emitter Display)、これら電気泳動装置、電子放出装置を用いた表示装置を実現することも可能である。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施するための最良の形態から明らかにされる。
第1実施形態に係る液晶装置の全体構成を概略的に示す分解斜視図である。 第1実施形態に係る素子基板側アライメントマーク及びFPC側アライメントマークの構成を概略的に示す平面図である。 第1実施形態に係る素子基板側アライメントマークの構成を示す平面図である。 第1実施形態に係るFPC側アライメントマークの構成を示す平面図である。 アライメントが理想的に行われた場合における、素子基板側アライメントマーク及びFPC側アライメントマークの配置関係を示す平面図である。 第1実施形態に係る素子基板側アライメントマーク及びFPC側アライメントマークを用いたアライメントの方法を説明するための模式図である。 第1実施形態に係る素子基板側アライメントマーク及びFPC側アライメントマークを用いたアライメントの方法を説明するための模式図である。 第1実施形態に係る素子基板側アライメントマーク及びFPC側アライメントマークを用いたアライメントの方法を説明するための模式図である。 第1実施形態に係る素子基板側アライメントマーク及びFPC側アライメントマークを用いたアライメントの方法を説明するための模式図である。 第1実施形態に係る素子基板側アライメントマーク及びFPC側アライメントマークを用いたアライメントの方法を説明するための模式図である。 変形例に係る素子基板側アライメントマーク及びFPC側アライメントマークの構成を示す平面図である。 第2実施形態に係る第1素子基板側アライメントマーク部の構成を示す平面図である。 図12のA−A’線断面図である。 本発明に係る電気光学装置を適用した電子機器の一例たるタッチパネル機能を有するポータブルコンピュータの構成を概略的に示す斜視図である。
以下では、本発明の実施形態について図を参照しつつ説明する。以下の実施形態では、本発明の実装構造体が適用された電気光学装置の一例として、液晶装置を例にとる。
<第1実施形態>
第1実施形態に係る液晶装置について、図1から図10を参照して説明する。
先ず、本実施形態に係る液晶装置の全体構成について、図1を参照して概略的に説明する。
図1は、本実施形態に係る液晶装置の全体構成を概略的に示す分解斜視図である。
図1において、本実施形態に係る液晶装置1は、液晶パネル100と、フレキシブル基板(FPC)200とを備えている。
液晶パネル100は、TFT(Thin Film Transistor)等のスイッチング素子によって液晶素子を駆動するアクティブマトリクス駆動方式の表示パネルであり、画像表示領域10aにおいて画像を表示することが可能に構成されている。
より具体的には、液晶パネル100は、例えばガラス等の透光性材料から夫々形成された素子基板10及び対向基板20間に液晶層(図示省略)が挟持された構造を有する透過型の液晶パネルとして構成されている。素子基板10及び対向基板20は、枠状のシール材(図示省略)によって互いに貼り合わされている。この枠状のシール材によって規定される領域に液晶層が設けられている。素子基板10上には、TFT等のスイッチング素子や走査線、データ線等の配線が作り込まれた積層構造が形成されている。素子基板10上における画像表示領域10aには、スイッチング素子や走査線、データ線等の配線の上層に、例えばITO等の透明材料からなる画素電極がマトリクス状に設けられている。画素電極上には、配向膜が形成されている。他方、対向基板20における素子基板10との対向面上に、例えばITO等の透明材料からなる対向電極(或いは共通電極)が複数の画素電極と対向してベタ状に形成されている。対向電極上には配向膜が形成されている。また、素子基板10及び対向基板20間の液晶層は、例えば一種又は数種類のネマティック液晶を混合した液晶からなり、これら一対の配向膜間で、所定の配向状態をとる。
素子基板10は、当該素子基板10の一辺において対向基板20より張り出した基板張出部10tを有している。基板張出部10t(より正確には、基板張出部10tにおける対向基板20側の表面)上には、本発明に係る「複数の第1端子」の一例としての複数の外部回路接続端子102が素子基板10の一辺に沿って配列されている。外部回路接続端子102は、例えばアルミニウムやITO等の導電性材料から形成されている。基板張出部10tにおける複数の外部回路接続端子102の両側の各々には、素子基板側アライメントマーク300が設けられている。素子基板側アライメントマーク300は、例えばアルミニウム、銅、金等の金属から形成されている。素子基板側アライメントマーク300は、後述するFPC側アライメントマーク400と共に、液晶パネル100の素子基板10にFPC200を実装する際に、複数の外部回路接続端子102と後述する複数のFPC端子202とのアライメント(即ち、位置合わせ)のために用いられる。尚、素子基板側アライメントマーク300の構成については、図2及び図3を参照して後に詳細に説明する。
FPC200は、本発明に係る「可撓性基板」の一例であり、例えばポリイミド樹脂等で構成され可撓性を有する基材210の表面に銅等からなる配線(図示省略)が形成されてなるフレキシブル基板である。FPC200上には、例えば液晶パネル100を駆動するための駆動用IC(Integrated Circuit)などの電子部品(図示省略)が実装されている。FPC200の端部には、本発明に係る「複数の第2端子」の一例としての複数のFPC端子202が基材210の一辺に沿って配列されている。FPC端子202は、例えば銅、金、アルミニウム等の金属から形成されている。FPC200は、複数のFPC端子202の各々が、対応する外部回路接続端子102に電気的に接続されるように、液晶パネル100の素子基板10に実装される。基材210上における複数のFPC端子202の両側の各々には、本発明に係る「可撓性基板側アライメントマーク」の一例としてのFPC側アライメントマーク400が設けられている。FPC側アライメントマーク400は、例えば金属膜から形成されている。尚、FPC側アライメントマーク400の構成については、図2及び図4を参照して後に詳細に説明する。
液晶パネル100の素子基板10にFPC200が実装される際には、素子基板10上の複数の外部回路接続端子102と、FPC200上の複数のFPC端子202とが異方性導電膜(ACF)を挟んで対向するように配置され、熱及び圧力が加えられることにより、複数の外部回路接続端子102と複数のFPC端子202とが互いに電気的に接続される。
次に、本実施形態に係る素子基板側アライメントマーク及びFPC側アライメントマークの構成について、図2から図5を参照して詳細に説明する。
図2は、本実施形態に係る素子基板側アライメントマーク及びFPC側アライメントマークの構成を概略的に示す平面図である。図3は、本実施形態に係る素子基板側アライメントマークの構成を示す平面図である。図4は、本実施形態に係るFPC側アライメントマークの構成を示す平面図である。図5は、アライメントが理想的に行われた場合における、素子基板側アライメントマーク及びFPC側アライメントマークの配置関係を示す平面図である。
尚、図3では、説明の便宜上、複数の外部回路接続端子102の図示を省略し、複数の外部回路接続端子102の両側に1つずつ設けられた2つの素子基板側アライメントマーク300(即ち、素子基板側アライメントマーク300a及び300b)を並べて示している。また、図4では、説明の便宜上、複数のFPC端子202の図示を省略し、複数のFPC端子202の両側に1つずつ設けられた2つのFPC側アライメントマーク400(即ち、FPC側アライメントマーク400a及び400b)を並べて示している。同様に、図5においても、説明の便宜上、複数の外部回路接続端子102及び複数のFPC端子202の図示を省略している。
図2において、素子基板10上における複数の外部回路接続端子102の両側には、素子基板側アライメントマーク300が1つずつ設けられている。即ち、複数の外部回路接続端子102が素子基板10の一辺に沿う方向(即ち、図中、X方向)に配列されてなる外部回路接続端子配列の一端側に、素子基板側アライメントマーク300aが設けられ、この外部回路接続端子配列の他端側に、素子基板側アライメントマーク300bが設けられている。
素子基板側アライメントマーク300a及び300bは、複数の外部回路接続端子102の配列方向に垂直な方向(即ち、図中、Y方向)に延びる直線に関して、互いに線対称な平面形状を有している。尚、このように、素子基板側アライメントマーク300a及び300bは、互いに線対称な平面形状を有しているので、以下では、主に素子基板側アライメントマーク300aについて詳細に説明することとし、素子基板側アライメントマーク300bについての説明を適宜省略する。
一方、FPC200の基材210上における複数のFPC端子202の両側には、素子基板側アライメントマーク300に対応して、FPC側アライメントマーク400が1つずつ設けられている。即ち、複数のFPC端子202が基材210の一辺に沿う方向(即ち、図中、X方向)に配列されてなるFPC端子配列の一端側に、FPC側アライメントマーク400aが設けられ、このFPC端子配列の他端側に、FPC側アライメントマーク400bが設けられている。
FPC側アライメントマーク400a及び400bは、複数のFPC端子202の配列方向に垂直な方向(即ち、図中、Y方向)に延びる直線に関して、互いに線対称な平面形状を有している。尚、このように、FPC側アライメントマーク400a及び400bは、互いに線対称な平面形状を有しているので、以下では、主にFPC側アライメントマーク400aについて詳細に説明することとし、FPC側アライメントマーク400bについての説明を適宜省略する。
図2及び図3を参照して、素子基板側アライメントマーク300a及び300bの構成について詳細に説明する。
図2及び図3において、素子基板側アライメントマーク300aは、第1素子基板側アライメントマーク部310aと、第2素子基板側アライメントマーク部320aとを有している。同様に、素子基板側アライメントマーク300bは、第1素子基板側アライメントマーク部310bと、第2素子基板側アライメントマーク部320bとを有している。
図3において、第1素子基板側アライメントマーク部310aは、素子基板側アライメントマーク部分311a、312a及び313aを有している。
素子基板側アライメントマーク部分311aは、本発明に係る「第1素子基板側アライメントマーク部分」の一例であり、複数の外部回路接続端子102の配列方向(即ち、図中、X方向)に沿うように形成された縁部71aと、この縁部71aの一部が凹状に切り欠かれてなる切欠部61aとを含んでいる。切欠部61aの底部611aは、複数の外部回路接続端子102の配列方向に沿ように(言い換えれば、縁部71aに沿うように)形成されている。
尚、切欠部61aは、丸状(或いは円弧状)、三角状(或いはV字状)などに切欠かれてなるように構成されてもよい。また、切欠部61aは、素子基板アライメントマーク部分311aの端部(例えば、左側端部或いは右側端部)に形成されてもよい。いずれの場合にも、後述する、素子基板側アライメントマーク部分311aに切欠部61aが形成されていることによる効果を享受することができる。
素子基板側アライメントマーク部分312aは、本発明に係る「第2素子基板側アライメントマーク部分」の一例であり、複数の外部回路接続端子102の配列方向(即ち、図中、X方向)に対して斜めに交わる方向に沿うように形成された縁部72aと、この縁部72aの一部が凹状に切り欠かれてなる切欠部62aとを含んでいる。切欠部62aの底部621aは、複数の外部回路接続端子102の配列方向に対して斜めに交わる方向に沿ように(言い換えれば、縁部72aに沿うように)形成されている。
尚、切欠部62aは、丸状(或いは円弧状)、三角状(或いはV字状)などに切欠かれてなるように構成されてもよい。また、切欠部62aは、素子基板アライメントマーク部分312aの端部(例えば、下端部或いは上端部)に形成されてもよい。いずれの場合にも、後述する、素子基板側アライメントマーク部分312aに切欠部62aが形成されていることによる効果を享受することができる。
素子基板側アライメントマーク部分313aは、本発明に係る「第4素子基板側アライメントマーク部分」の一例であり、素子基板側アライメントマーク部分311aにおける切欠部61aが形成された側とは異なる側と、素子基板側アライメントマーク部分312aにおける切欠部62aが形成された側とは異なる側とを繋ぐように形成されている。素子基板側アライメントマーク部分313aの存在によって素子基板側アライメントマーク部310a全体の大きさ(或いは面積)を大きくすることができる。よって、素子基板側アライメントマーク部310aの視認性を高めることができ、複数の外部回路接続端子102と複数のFPC端子202とのアライメントの作業性を向上させることができる。
第2素子基板側アライメントマーク部320aは、本発明に係る「第3素子基板側アライメントマーク部分」の一例であり、複数の外部回路接続端子102の配列方向(即ち、図中、X方向)に対して斜めに交わる方向(言い換えれば、縁部72aに沿う方向)に沿ってそれぞれ延びるように且つ互いに所定間隔D1を隔てて配置された2つの部分321a及び322aからなる。尚、後述するように、第2素子基板側アライメントマーク部320aは、複数の外部回路接続端子102と複数のFPC端子202とのアライメントが適切に行われたか否かを判定するために用いることができる。
一方、第1素子基板側アライメントマーク部310bは、素子基板側アライメントマーク部分311b、312b及び313bを有している。
素子基板側アライメントマーク部分311bは、本発明に係る「第1素子基板側アライメントマーク部分」の一例であり、複数の外部回路接続端子102の配列方向(即ち、図中、X方向)に沿うように形成された縁部71bと、この縁部71bの一部が凹状に切り欠かれてなる切欠部61bとを含んでいる。切欠部61bの底部611bは、複数の外部回路接続端子102の配列方向に沿ように(言い換えれば、縁部71bに沿うように)形成されている。
尚、切欠部61bは、丸状(或いは円弧状)、三角状(或いはV字状)などに切欠かれてなるように構成されてもよい。また、切欠部61bは、素子基板アライメントマーク部分311bの端部(例えば、左側端部或いは右側端部)に形成されてもよい。いずれの場合にも、後述する、素子基板側アライメントマーク部分311bに切欠部61bが形成されていることによる効果を享受することができる。
素子基板側アライメントマーク部分312bは、本発明に係る「第2素子基板側アライメントマーク部分」の一例であり、複数の外部回路接続端子102の配列方向(即ち、図中、X方向)に対して斜めに交わる方向に沿うように形成された縁部72bと、この縁部72bの一部が凹状に切り欠かれてなる切欠部62bとを含んでいる。切欠部62bの底部621bは、複数の外部回路接続端子102の配列方向に対して斜めに交わる方向に沿ように(言い換えれば、縁部72bに沿うように)形成されている。尚、縁部72bと、上述した縁部72aとは、複数の外部回路接続端子102の配列方向に垂直な方向(即ち、図中、Y方向)に延びる直線に関して、互いに線対称な方向にそれぞれ延びている。
尚、切欠部62bは、丸状(或いは円弧状)、三角状(或いはV字状)などに切欠かれてなるように構成されてもよい。また、切欠部62bは、素子基板アライメントマーク部分312bの端部(例えば、下端部或いは上端部)に形成されてもよい。いずれの場合にも、後述する、素子基板側アライメントマーク部分312bに切欠部62bが形成されていることによる効果を享受することができる。
素子基板側アライメントマーク部分313bは、本発明に係る「第4素子基板側アライメントマーク部分」の一例であり、素子基板側アライメントマーク部分311bにおける切欠部61bが形成された側とは異なる側と、素子基板側アライメントマーク部分312bにおける切欠部62bが形成された側とは異なる側とを繋ぐように形成されている。素子基板側アライメントマーク部分313bの存在によって素子基板側アライメントマーク部310b全体の大きさ(或いは面積)を大きくすることができる。
第2素子基板側アライメントマーク部320bは、本発明に係る「第3素子基板側アライメントマーク部分」の一例であり、複数の外部回路接続端子102の配列方向(即ち、図中、X方向)に対して斜めに交わる方向(言い換えれば、縁部72bに沿う方向)に沿ってそれぞれ延びるように且つ互いに所定間隔D1を隔てて配置された2つの部分321b及び322bからなる。
図4を参照して、FPC側アライメントマーク400a及び400bの構成について詳細に説明する。
図4において、FPC側アライメントマーク400aは、FPC側アライメントマーク部分410a、420a及び430aを有している。
FPC側アライメントマーク部分410aは、本発明に係る「第1可撓性基板側アライメントマーク部分」の一例であり、素子基板側アライメントマーク部分311aに対応して設けられている。FPC側アライメントマーク部分410aは、素子基板側アライメントマーク部分311aの縁部71aに沿うように(言い換えれば、図中、X方向に沿うように)形成されており、複数のFPC端子202の配列方向に沿う縁部411aを有している。
FPC側アライメントマーク部分420aは、本発明に係る「第2可撓性基板側アライメントマーク部分」の一例であり、素子基板側アライメントマーク部分312aに対応して設けられている。FPC側アライメントマーク部分420aは、素子基板側アライメントマーク部分312aの縁部72aに沿うように(言い換えれば、図中、X方向に対して斜めに交わる方向に沿うように)形成されており、複数のFPC端子202の配列方向に対して斜めに交わる方向に沿う縁部421aを有している。
FPC側アライメントマーク部分430aは、本発明に係る「第3可撓性基板側アライメントマーク部分」の一例であり、上述した第2素子基板側アライメントマーク部320aを構成する2つの部分321a及び322a間の所定間隔D1よりも小さい幅D2で、部分321a及び322aが延びる方向と同じ方向(言い換えれば、複数の外部回路接続端子102の配列方向に対して斜めに交わる方向)に沿って延びるように形成されている。
一方、FPC側アライメントマーク400bは、FPC側アライメントマーク部分410b、420b及び430bを有している。
FPC側アライメントマーク部分410bは、本発明に係る「第1可撓性基板側アライメントマーク部分」の一例であり、素子基板側アライメントマーク部分311bに対応して設けられている。FPC側アライメントマーク部分410bは、素子基板側アライメントマーク部分311bの縁部71bに沿うように(言い換えれば、図中、X方向に沿うように)形成されており、複数のFPC端子202の配列方向に沿う縁部411bを有している。
FPC側アライメントマーク部分420bは、本発明に係る「第2可撓性基板側アライメントマーク部分」の一例であり、素子基板側アライメントマーク部分312bに対応して設けられている。FPC側アライメントマーク部分420bは、素子基板側アライメントマーク部分312bの縁部72bに沿うように(言い換えれば、図中、X方向に対して斜めに交わる方向に沿うように)形成されており、複数のFPC端子202の配列方向に対して斜めに交わる方向に沿う縁部421bを有している。
FPC側アライメントマーク部分430bは、本発明に係る「第3可撓性基板側アライメントマーク部分」の一例であり、上述した第2素子基板側アライメントマーク部320bを構成する2つの部分321b及び322b間の所定間隔D1よりも小さい幅D2で、部分321b及び322bが延びる方向と同じ方向(言い換えれば、複数の外部回路接続端子102の配列方向に対して斜めに交わる方向)に沿って延びるように形成されている。
図5は、複数の外部回路接続端子102と複数のFPC端子202とのアライメントが理想的に行われた場合における、素子基板側アライメントマーク300とFPC側アライメントマーク400との配置関係を示している。
図5において、複数の外部回路接続端子102と複数のFPC端子202とのアライメントが理想的に行われた場合には、素子基板側アライメント部分311aの縁部71aとFPC側アライメントマーク部分410aの縁部411aとが互いに殆ど或いは完全に一致し、素子基板側アライメント部分312aの縁部72aとFPC側アライメントマーク部分420aの縁部421aとが互いに殆ど或いは完全に一致し、且つ、FPC側アライメントマーク部分430aの一部が、第2素子基板側アライメントマーク部320aを構成する2つの部分321a及び322a間に配置される。この際、同様に、素子基板側アライメント部分311bの縁部71bとFPC側アライメントマーク部分410bの縁部411bとが互いに殆ど或いは完全に一致し、素子基板側アライメント部分312bの縁部72bとFPC側アライメントマーク部分420bの縁部421bとが互いに殆ど或いは完全に一致し、且つ、FPC側アライメントマーク部分430bの一部が、第2素子基板側アライメントマーク部320bを構成する2つの部分321b及び322b間に配置される。
次に、上述したように構成された素子基板側アライメントマーク300及びFPC側アライメントマーク400を用いた、複数の外部回路接続端子102と複数のFPC端子202とのアライメントの方法について、図6から図10を参照して説明する。
図6から図10は、本実施形態に係る素子基板側アライメントマーク及びFPC側アライメントマークを用いたアライメントの方法を説明するための模式図である。尚、図6から図10は、上述した図5に対応した平面図として示してある。
複数の外部回路接続端子102と複数のFPC端子202とのアライメントを行う際には、先ず、図6に示すように、部分C1に着目して、素子基板側アライメントマーク部分311aの縁部71aと、FPC側アライメントマーク部分410aの縁部411aとが一致するように、且つ、素子基板側アライメントマーク部分311bの縁部71bと、FPC側アライメントマーク部分410bの縁部411bとが一致するように、素子基板10とFPC200との位置合わせを行う。これにより、複数の外部回路接続102の配列と複数のFPC端子202の配列とを互いに殆ど或いは完全に平行にすることができる。
図7には、素子基板側アライメントマーク部分311aの縁部71aと、FPC側アライメントマーク部分410aの縁部411aとが一致し、且つ、素子基板側アライメントマーク部分311bの縁部71bと、FPC側アライメントマーク部分410bの縁部411bとが一致した状態の一例を図示してある。
図8には、素子基板側アライメントマーク部分311aの切欠部61aの一部にFPC側アライメントマーク部分410aが重なり、且つ、素子基板側アライメントマーク部分311bの切欠部61bの一部にFPC側アライメントマーク部分410bが重なった状態の一例を図示してある。
ここで、図7及び図8において、本実施形態では特に、素子基板側アライメントマーク部分311aの縁部71aには、凹状の切欠部61a(図3も参照)が形成され、素子基板側アライメントマーク部分311bの縁部71bには、凹状の切欠部61b(図3も参照)が形成されているので、素子基板側アライメントマーク部分311aの縁部71aと、FPC側アライメントマーク部分410aの縁部411aとが一致しているか否か、及び、素子基板側アライメントマーク部分311bの縁部71bと、FPC側アライメントマーク部分410bの縁部411bとが一致しているか否かを容易に判定することが可能となる。具体的には、例えば図8に示すように、素子基板側アライメントマーク部分311aの切欠部61aの一部にFPC側アライメントマーク部分410aが重なった場合には、切欠部61aの面積(より正確には、素子基板側アライメントマーク部分311aの切欠部61aとFPC側アライメントマーク部分410aの縁部411aとによって囲まれる部分81aの面積)が小さくなったことを容易に視認することができるので、素子基板側アライメントマーク部分311aの縁部71aと、FPC側アライメントマーク部分410aの縁部411aとが一致しているか否かを容易に判定することが可能となる。同様に、例えば図8に示すように、素子基板側アライメントマーク部分311bの切欠部61bの一部にFPC側アライメントマーク部分410bが重なった場合には、切欠部61bの面積(より正確には、素子基板側アライメントマーク部分311bの切欠部61bとFPC側アライメントマーク部分410bの縁部411bとによって囲まれる部分81bの面積)が小さくなったことを容易に視認することができるので、素子基板側アライメントマーク部分311bの縁部71bと、FPC側アライメントマーク部分410bの縁部411bとが一致しているか否かを容易に判定することが可能となる。よって、アライメントの精度を高めることができると共にアライメントの作業性を向上させることができる。尚、仮に、何らの対策も施さず、素子基板側アライメントマーク部分311aに切欠部61aが形成されなかったり、素子基板側アライメントマーク部分311bに切欠部61bが形成されなかったりする場合には、素子基板側アライメントマーク部分311aとFPC側アライメントマーク部分410aとが、素子基板側アライメントマーク部分311aの縁部71a付近において重なった部分の大きさを視認することや、素子基板側アライメントマーク部分311bとFPC側アライメントマーク部分410bとが、素子基板側アライメントマーク部分311bの縁部71b付近において重なった部分の大きさを視認することは実践上困難である。
図6を参照して上述したような素子基板10とFPC200との位置合わせにより、複数の外部回路接続102の配列と複数のFPC端子202の配列とを互いに殆ど或いは完全に平行にした後には、図9に示すように、部分C2に着目して、素子基板側アライメントマーク部分312aの縁部72aと、FPC側アライメントマーク部分420aの縁部421aとが一致するように、且つ、素子基板側アライメントマーク部分312bの縁部72bと、FPC側アライメントマーク部分420bの縁部421bとが一致するように、素子基板10とFPC200との位置合わせを行う。
ここで、図9において、本実施形態では特に、上述したように、素子基板側アライメントマーク部分312aの縁部72aが、複数の外部回路接続端子102の配列方向(即ち、図中、X方向)に対して斜めに交わる方向に沿うように形成されていると共に、FPC側アライメントマーク部分420aが、素子基板側アライメントマーク部分312aの縁部72aに沿うように、複数のFPC端子202の配列方向に対して斜めに交わる方向に沿って延びるように形成されている。また、素子基板側アライメントマーク部分312bの縁部72bが、複数の外部回路接続端子102の配列方向(即ち、図中、X方向)に対して斜めに交わる方向に沿うように形成されていると共に、FPC側アライメントマーク部分420bが、素子基板側アライメントマーク部分312bの縁部72bに沿うように、複数のFPC端子202の配列方向に対して斜めに交わる方向に沿って延びるように形成されている。
よって、素子基板側アライメントマーク部分312aの縁部72aと、FPC側アライメントマーク部分420aの縁部421aとが一致するように、且つ、素子基板側アライメントマーク部分312bの縁部72bと、FPC側アライメントマーク部分420bの縁部421bとが一致するように、素子基板10とFPC200との位置合わせを行うことで、複数の外部回路接続端子102と複数のFPC端子202との配列方向(即ち、図中、X方向)及び配列方向に垂直な方向(即ち、図中、Y方向)についてのアライメントを行うことができる。
ここで特に、本実施形態によれば、複数のFPC端子202の配列方向(即ち、図中、X方向)に対して斜めに交わる傾斜部である縁部72a、縁部72b、縁部421a及び421bがあるため、複数のFPC端子202の配列方向(即ち、図中、X方向)及び該配列方向に垂直な方向(即ち、図中、Y方向)の位置関係を同時に確認することができる。よって、複数の外部回路接続端子102と複数のFPC端子202とのアライメント(即ち、位置合わせ)を容易に行うことができる。更に、上述したような傾斜部(縁部72a、縁部72b、縁部421a及び421b)があるため、FPC200が温度変化や湿度等により膨張或いは収縮してもFPC200を例えば上下方向(即ち、複数のFPC端子202の配列方向に垂直な方向、図中、Y方向)に移動させることにより容易に位置合せを行うことができる。仮に、アライメントマークがこのような傾斜部を有していない場合(例えば、アライメントマークが互いに垂直に交わる縁部のみを有する場合)には、複数のFPC端子202の配列方向(即ち、図中、X方向)についての位置合わせが困難になってしまう。従って、例えば上述した特許文献1による技術に比べて、アライメントの精度及び作業性を向上させることができる。
更に、例えば、ポリイミド樹脂等で構成される基材210を含むFPC200が温度変化や吸湿等よって膨張或いは収縮して複数のFPC端子202の配列ピッチが変化してしまったとしても、素子基板側アライメントマーク部分312aの縁部72aと、FPC側アライメントマーク部分410aの縁部411aとが一致するように、且つ、素子基板側アライメントマーク部分312bの縁部72bと、FPC側アライメントマーク部分410bの縁部411bとが一致するように、素子基板10とFPC200との位置合わせを行うことで、複数の外部回路接続端子102と複数のFPC端子202とのアライメントを精度良く行うことができる。これにより、例えば、互いに隣接する2つの外部回路接続端子102間或いは互いに隣接するFPC端子202間で電気的なショート(即ち、短絡)が発生してしまうなどの実装不良が生じることを低減或いは防止できる。
加えて、素子基板側アライメントマーク部分312aの縁部72aには、凹状の切欠部62aが形成され、素子基板側アライメントマーク部分312bの縁部72bには、凹状の切欠部62bが形成されているので、素子基板側アライメントマーク部分312aの縁部72aと、FPC側アライメントマーク部分420aの縁部72aとが一致しているか否か、及び、素子基板側アライメントマーク部分312bの縁部72bと、FPC側アライメントマーク部分420bの縁部72bとが一致しているか否かを容易に判定することが可能となる。
再び図3において、本実施形態では特に、切欠部61aは、複数の外部回路接続端子102の配列方向に沿ように(言い換えれば、縁部71aに沿うように)形成された底部611aを有し、切欠部62aは、複数の外部回路接続端子102の配列方向に対して斜めに交わる方向に沿ように(言い換えれば、縁部72aに沿うように)形成された底部621aを有している。更に、切欠部61bは、複数の外部回路接続端子102の配列方向に沿ように(言い換えれば、縁部71bに沿うように)形成された底部611bを有し、切欠部62bは、複数の外部回路接続端子102の配列方向に対して斜めに交わる方向に沿ように(言い換えれば、縁部72bに沿うように)形成された底部621bを有している。よって、素子基板側アライメントマーク部分311aの縁部71aと、FPC側アライメントマーク部分410aの縁部411aとが一致しているか否かをより一層容易に判定することが可能となると共に、素子基板側アライメントマーク部分312aの縁部72aと、FPC側アライメントマーク部分420aの縁部421aとが一致しているか否かをより一層容易に判定することが可能となる。更に、素子基板側アライメントマーク部分311bの縁部71bと、FPC側アライメントマーク部分410bの縁部411bとが一致しているか否かをより一層容易に判定することが可能となると共に、素子基板側アライメントマーク部分312bの縁部72bと、FPC側アライメントマーク部分420bの縁部421bとが一致しているか否かをより一層容易に判定することが可能となる。従って、複数の外部回路接続端子102と複数のFPC端子202とのアライメントの精度をより一層高めることができると共に、このアライメントの作業性をより一層向上させることができる。
図9を参照して上述したような素子基板10とFPC200との位置合わせの後に、図10に示すように、部分C3に着目して、複数の外部回路接続端子102と複数のFPC端子202とのアライメントが適切に行われたことを確認する。即ち、複数の外部回路接続端子102と複数のFPC端子202とのアライメントにおける最終工程では、第2素子基板側アライメントマーク部320aを構成する2つの部分321a及び322a間に、FPC側アライメントマーク部分430aが配置されているか否か、及び、第2素子基板側アライメントマーク部320bを構成する2つの部分321b及び322b間に、FPC側アライメントマーク部分430bが配置されているか否かに基づいて、複数の外部回路接続端子102と複数のFPC端子202とのアライメントが適切に行われたか否かを判定する。ここで、このような判定方法によれば、素子基板側アライメントマーク部320aを構成する2つの部分321a及び322a間の所定間隔D1とFPC側アライメントマーク部分430aの幅D2との差(言い換えれば、素子基板側アライメントマーク部320bを構成する2つの部分321b及び322b間の所定間隔D1とFPC側アライメントマーク部分430bの幅D2との差)を、複数の外部回路接続端子102と複数のFPC端子202とのアライメントにおいて許容される公差に基づいて定めることで、複数の外部回路接続端子102と複数のFPC端子202とのアライメントが適切に行われたか否かを確実に判定することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る液晶装置1は、素子基板側アライメントマーク300及びFPC側アライメントマーク400を備えるので、素子基板10に配列された複数の外部回路接続端子102とFPC200に配列された複数のFPC端子202とのアライメントを精度良く行うことが可能であると共に、このアライメントの作業性を向上させることができる。この結果、当該液晶装置1の信頼性を高めることが可能となる共に、当該液晶装置1の量産性を向上させることが可能となる。また、本実施形態に係る液晶装置1によれば、複数の外部回路接続端子102及び複数のFPC端子202の配列ピッチを狭くした場合であっても、素子基板側アライメントマーク300及びFPC側アライメントマーク400によってアライメントの精度及び作業性を向上させることができるので、液晶装置1の小型化を図ることも可能となる。
図11は、変形例に係る素子基板側アライメントマーク及びFPC側アライメントマークの構成を示す平面図である。
上述した第1素子基板側アライメントマーク部310a及び310b、並びにFPC側アライメントマーク部400a及び400bは、図11に変形例として示す平面形状を有していてもよい。
図11に示す変形例では、第1素子基板側アライメントマーク部310aは、素子基板側アライメントマーク部分311a、312a及び313aを有している。
素子基板側アライメントマーク部分311aは、複数の外部回路接続端子102の配列方向に沿うように形成された縁部71aと、この縁部71aの一部が凹状に切り欠かれてなる切欠部61aとを含んでいる。素子基板側アライメントマーク部分312aは、複数の外部回路接続端子102の配列方向に対して斜めに交わる方向に沿うように形成された縁部72aと、この縁部72aの一部が凹状に切り欠かれてなる切欠部62aとを含んでいる。素子基板側アライメントマーク部分313aは、素子基板側アライメントマーク部分311aにおける切欠部61aが形成された側とは異なる側と、素子基板側アライメントマーク部分312aにおける切欠部62aが形成された側とは異なる側とを繋ぐように形成されている。
FPC側アライメントマーク400aは、FPC側アライメントマーク部分410a及び420aを有している。FPC側アライメントマーク部分410aは、素子基板側アライメントマーク部分311aに対応して設けられており、素子基板側アライメントマーク部分311aの縁部71aに沿うように形成されている。FPC側アライメントマーク部分420aは、素子基板側アライメントマーク部分312aに対応して設けられており、素子基板側アライメントマーク部分312aの縁部72aに沿うように形成されている。
第1素子基板側アライメントマーク部310bは、素子基板側アライメントマーク部分311b、312b及び313bを有している。
素子基板側アライメントマーク部分311bは、複数の外部回路接続端子102の配列方向に沿うように形成された縁部71bと、この縁部71bの一部が凹状に切り欠かれてなる切欠部61bとを含んでいる。素子基板側アライメントマーク部分312bは、複数の外部回路接続端子102の配列方向に対して斜めに交わる方向に沿うように形成された縁部72bと、この縁部72bの一部が凹状に切り欠かれてなる切欠部62bとを含んでいる。素子基板側アライメントマーク部分313bは、素子基板側アライメントマーク部分311bにおける切欠部61bが形成された側とは異なる側と、素子基板側アライメントマーク部分312bにおける切欠部62bが形成された側とは異なる側とを繋ぐように形成されている。
FPC側アライメントマーク400bは、FPC側アライメントマーク部分410b及び420bを有している。FPC側アライメントマーク部分410bは、素子基板側アライメントマーク部分311bに対応して設けられており、素子基板側アライメントマーク部分311bの縁部71bに沿うように形成されている。FPC側アライメントマーク部分420bは、素子基板側アライメントマーク部分312bに対応して設けられており、素子基板側アライメントマーク部分312bの縁部72bに沿うように形成されている。
このように構成された本変形例によっても、上述した本実施形態と概ね同様に、素子基板10に配列された複数のが外部回路接続端子102とFPC200に配列された複数のFPC端子202とのアライメントを精度良く行うことが可能であると共に、このアライメントの作業性を向上させることができる。
<第2実施形態>
第2実施形態に係る液晶装置について、図12及び図13を参照して説明する。
第2実施形態に係る液晶装置は、第1素子基板側アライメントマーク部310aが、少なくとも切欠部61a及び62aに重なるように形成された透明膜を有すると共に、第1素子基板側アライメントマーク部310bが、少なくとも切欠部61b及び62bに重なるように形成された透明膜を有する点で、上述した第1実施形態に係る液晶装置と異なり、その他の点については、上述した第1実施形態に係る液晶装置と概ね同様に構成されている。
第1素子基板側アライメントマーク部310a及び310bは、複数の外部回路接続端子102の配列方向に垂直な方向(即ち、図中、Y方向)に延びる直線に関して、互いに線対称な平面形状を有しているので、以下では、主に第1素子基板側アライメントマーク部310aについて詳細に説明することとし、素子基板側アライメントマーク部310bについての説明を適宜省略する。
図12は、第2実施形態に係る第1素子基板側アライメントマーク部の構成を示す平面図であり、図13は、図12のA−A’線断面図である。
図12及び図13において、本実施形態では特に、切欠部61a及び62aを含む素子基板側アライメントマーク部310aの全体に重なるように形成された透明膜500aを有している。透明膜500aは、ITO等の透明材料からなり、少なくとも切欠部61a及び62aに重なるように形成される。透明膜500aのうち切欠部61aに重なる部分は、縁部71aに沿う縁部501aを有しており、透明膜500aのうち切欠部62aに重なる部分は、縁部72aに沿う縁部502aを有している。このような透明膜500aの存在によって、第1素子基板側アライメントマーク部310aにおける切欠部61a及び62aの視認性を高めることができ、複数の外部回路接続端子102と複数のFPC端子202とのアライメントの作業性をより一層向上させることができる。更に、アライメントの精度を高めることも可能となる。
<電子機器>
次に、上述した本実施形態に係る液晶装置を適用可能な電子機器の具体例について、図14を参照して説明する。
上述した液晶装置を、タッチパネル機能(或いはタッチスクリーン機能)を有するゲーム機器等のポータブルコンピュータの表示部に適用した例について説明する。図14は、このポータブルコンピュータの構成を示す斜視図である。同図に示すように、ポータブルコンピュータ4000は、本体部に操作ボタン4001や電源スイッチ4002を備え、上述した液晶装置を適用した表示部4003を備えている。表示部4003においてはタッチペン等による入力操作が可能となっており、本体部では操作ボタン4001等に加えてタッチペン等による入力内容に従った動作を行うことが可能なように構成されている。
尚、図14を参照して説明した電子機器の他にも、プロジェクタや、液晶テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた装置等が挙げられる。そして、これらの各種電子機器に適用可能なのは言うまでもない。
また本発明は、上述の実施形態で説明した液晶装置以外にも、シリコン基板上に素子を形成する反射型液晶装置(LCOS)、プラズマディスプレイ(PDP)、電界放出型ディスプレイ(FED、SED)、有機ELディスプレイ、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)、電気泳動装置等にも適用可能である。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う実装構造体、電気光学装置及び電子機器もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
10…素子基板、20…対向基板、61a、61b、62a、62b…切欠部、71a、72a、71b、72b…縁部、100…液晶パネル、102…外部回路接続端子、200…フレキシブル基板(FPC)、202…FPC端子、300、300a、300b…素子基板側アライメントマーク、310a、310b…第1素子基板側アライメントマーク部、311a、312a、313a、311b、312b、313b、…素子基板側アライメントマーク部分、320a、320b…第2素子基板側アライメントマーク部、400、400a、400b…FPC側アライメントマーク、410a、420a、430a、410b、420b、430b…FPC側アライメントマーク部分、411a、421a、411b、421b…縁部、500a…透明膜、611a、621a、611b、621b…底部

Claims (6)

  1. 第1方向に沿って配列された複数の第1端子、及び該複数の第1端子の前記第1方向に沿う両側に設けられた素子基板側アライメントマークを有する素子基板と、
    前記複数の第1端子に夫々接続される複数の第2端子、及び前記素子基板側アライメントマークに対応して設けられた可撓性基板側アライメントマークを有する可撓性基板と
    を備え、
    前記素子基板側アライメントマークは、
    前記第1方向に沿うように形成された第1縁部、及び該第1縁部の一部が切り欠かれてなる第1切欠部を含む第1素子基板側アライメントマーク部分と、
    前記第1方向に対して斜めに交わる第2方向に沿うように形成された第2縁部、及び該第2縁部の一部が切り欠かれてなる第2切欠部を含む第2素子基板側アライメントマーク部分と
    前記第2方向に沿って夫々延びるように且つ互いに所定間隔を隔てて配置される2つの部分からなる第3素子基板側アライメントマーク部分と、
    を有し、
    前記可撓性基板側アライメントマークは、
    前記第1縁部に沿うように形成された第1可撓性基板側アライメントマーク部分と、
    前記第2縁部に沿うように形成された第2可撓性基板側アライメントマーク部分と
    前記所定間隔よりも小さい幅で前記第2方向に沿って延びるように形成された第3可撓性基板側アライメントマーク部分と、
    を有する
    装構造体。
  2. 前記第1切欠部は、前記第1方向に沿うように形成された第1底部を有し、
    前記第2切欠部は、前記第2方向に沿うように形成された第2底部を有する
    請求項1に記載の実装構造体。
  3. 前記素子基板側アライメントマークは、前記第1素子基板側アライメントマーク部分における前記第1切欠部が形成された側とは異なる側と、前記第2素子基板側アライメントマーク部分における前記第2切欠部が形成された側とは異なる側とを繋ぐように形成された第4素子基板側アライメントマーク部分を有する請求項1又は2に記載の実装構造体。
  4. 前記素子基板側アライメントマークは、少なくとも前記第1及び第2切欠部に重なるように形成された透明膜を有する請求項1から3のいずれか一項に記載の実装構造体。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の実装構造体を備える電気光学装置。
  6. 請求項5に記載の電気光学装置を具備してなる電子機器。
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