JP5317345B2 - 光源点灯装置、照明装置、及び照明システム - Google Patents

光源点灯装置、照明装置、及び照明システム Download PDF

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Description

本発明は、照明光の各種設定が可能な光源点灯装置、照明装置、及び照明システムに関する。
現在、例えば放電灯を代表とする光源を点灯する照明器具において、省エネルギーを目的として、外光を利用して光源の光出力を調節可能にした照明器具が一般的に普及している。この種の照明器具では、周囲の照度を検知する照度センサを内蔵し、外光がある場合は光源の光出力を抑え、外光がない場合は光源の光出力を定格にするといったように、周囲の照度に応じて光源の光出力を調節する機能を有している。このような照明器具において機能等の設定を行う場合、例えば、照度センサの検知信号と比較する目標レベルの設定、段調光可能なものでは調光レベルの設定などを、ロータリーディップスイッチ、又はディップスイッチ等を操作することで行うものが主であった。また、各種設定を行うための手段が装置本体と分離している、いわゆるリモコン照明器具も従来からある。
しかし、各種設定するためにスイッチを設ける場合、使用頻度はかなり低いのに対し、照明器具の部品全体に占めるコストは大きく、設定する際には照明器具のカバーを外さなければならないという手間がかかってしまう。リモコン装置を設ける場合も同じで、カバーを外す手間はかからないが、照明器具の部品全体に占めるコストは大変大きくなり、リモコン装置を設けるために点灯装置が大きくなってしまう。
これに対し、例えば、電源スイッチを利用し、通常使用で入力される場合とは異なる電源ON/OFF入力を行うことで、各種設定を行うもの(特許文献1参照)が提案されている。また、内蔵している照度センサを利用し、懐中電灯又はスポットライトを用いて照度センサの検知入力を操作し、検知レベルが所定の閾値を上回るか下回るかのパターンが通常使用で入力される場合とは異なるパターンで検知したことで、各種設定を行うもの(特許文献2参照)などが提案されている。このような従来技術においては、専用のスイッチまたはリモコン装置を必要とせず、部品のコストダウン、デザイン向上を図ることが可能であった。
特開平11−233271号公報 特開2001−338775号公報
しかしながら、電源スイッチを利用して各種設定を行うものでは、同じ電源スイッチに接続されている複数の照明器具が同時に設定変更されてしまうといった課題がある。また、照度センサを利用し、検知レベルが閾値を上回るか下回るかで検知入力パターンを判定するものでは、天井が高い場合に懐中電灯又はスポットライトの光が照度センサまで十分届かず設定できないという課題がある。また、照度センサを利用する場合に、例えば携帯電話機のカメラ用のライト等、あまり強い光を出力できない装置では設定できないという課題もある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、照度センサを搭載した照明器具において、専用の装置を必要とせず、また、照明器具とユーザとの距離に関係なく、照明器具毎に各種設定を行うことが可能な光源点灯装置、照明装置、及び照明システムを提供することを目的とする。
本発明は、光源に電力を供給して点灯させる点灯回路部と、明るさに応じた信号を出力するセンサ部と、前記センサ部の出力信号の信号レベルが所定の値となるように前記点灯回路部から光源への供給電力をフィードバック制御するとともに、前記センサ部の出力信号の信号レベルが所定の増減パターンとなった場合に動作状態を切替える点灯制御部と、を備え、前記点灯制御部は、前記所定の増減パターンとして、前記フィードバック制御の応答速度より速い周期のパターンを用いる光源点灯装置を提供する。
また、本発明は、上記の光源点灯装置であって、前記点灯制御部は、前記所定の増減パターンとして、所定範囲の時間間隔の増加と減少の少なくとも一方を含むものが、所定回数発生した場合のパターンを用いるものを含む。
また、本発明は、上記の光源点灯装置であって、前記点灯制御部は、前記出力信号の信号レベルについて、所定範囲の時間間隔の増加と減少の少なくとも一方を含む場合に増減回数をカウントし、増減回数が所定回数に達した場合に前記所定の増減パターンが発生したと判定するものを含む。
また、本発明は、上記の光源点灯装置であって、前記点灯制御部は、前記出力信号の信号レベルについて、前記増減回数をカウントする際の増加から減少または減少から増加に転じたピーク値を判定し、前記ピーク値が所定の幅を持ったピーク範囲にある場合に増減回数をカウントするものを含む。
また、本発明は、上記の光源点灯装置であって、電源のON/OFF状態を検出する電源検出部を備え、前記点灯制御部は、前記電源検出部の出力信号において所定のリセット条件が成立した場合に動作状態のリセットを行うものを含む。
また、本発明は、上記の光源点灯装置を備えた照明装置を提供する。
また、本発明は、上記の照明装置を複数備え、複数の照明装置間で光源点灯装置のセンサ部の出力信号を入出力する通信経路を有し、各光源点灯装置の前記点灯制御部は、自身の光源点灯装置のセンサ部の出力信号と他の光源点灯装置のセンサ部の出力信号とを比較し、自身のセンサ部の出力信号の信号レベルが他より大きく、かつ、センサ部の出力信号の信号レベルが所定の増減パターンとなった場合に、動作状態を切替える照明システムを提供する。
上記構成により、動作状態を切替えるために専用の装置を必要とせず、また、照明器具とユーザとの距離に関係なく、照明器具毎に各種設定を行うことが可能となる。
本発明によれば、照度センサを搭載した照明器具において、専用の装置を必要とせず、また、照明器具とユーザとの距離に関係なく、照明器具毎に各種設定を行うことが可能な光源点灯装置、照明器具、及び照明システムを提供できる。
本発明の実施形態に係る照明装置の内部構成を示すブロック図 本実施形態に係る照明装置の配置構成を示す模式図 本実施形態における照度センサのセンサ信号(センサ電圧)及び対応する増減判定値の例を示す動作説明図 第1の実施形態におけるセンサ電圧と増減判定値及び増減回数のカウント値の第1例を示す動作説明図 第1の実施形態におけるセンサ電圧と増減判定値及び増減回数のカウント値の第2例を示す動作説明図 動作モードの切替えを行う際の操作例を示す動作説明図 動作モード切替用の指示操作を行った場合のセンサ電圧と増減判定値及び増減回数のカウント値の例を示す動作説明図 高天井に敷設された照明器具におけるセンサ電圧と増減判定値及び増減回数のカウント値の例を示す動作説明図 照度センサを別体に配置した変形例の構成を示す構成図 第2の実施形態におけるセンサ電圧と増減判定値及び増減回数のカウント値の第1例を示す動作説明図 第2の実施形態におけるセンサ電圧と増減判定値及び増減回数のカウント値の第2例を示す動作説明図 第3の実施形態におけるセンサ電圧と増減判定値及び増減回数のカウント値の第1例を示す動作説明図 第3の実施形態におけるセンサ電圧と増減判定値及び増減回数のカウント値の第2例を示す動作説明図 第4の実施形態に係る照明装置の構成を示すブロック図 第4の実施形態における電源のON/OFF状態と電源ON回数のカウント値の第1例を示す動作説明図 第4の実施形態における電源のON/OFF状態と電源ON回数のカウント値の第2例を示す動作説明図 第4の実施形態における電源のON/OFF状態と電源ON回数のカウント値の第3例を示す動作説明図 第5の実施形態に係る照明システムの構成を示す構成図 第5の実施形態における複数の照明器具におけるセンサ電圧の例を示す動作説明図
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の実施形態に係る照明装置の内部構成を示すブロック図、図2は本実施形態に係る照明装置の配置構成を示す模式図である。
本実施形態の照明装置を構成する照明器具100は、図1に示すように、点灯装置3、光源4、照度センサ5を備えている。照明器具100は、例えば図2に示すように、オフィス、家屋などの天井110に取り付けられる。図2の左側の構成例に示す照明器具100aは、複数の光源4を配置した器具本体が天井110に取り付けられ、複数の光源4の中央部に照度センサ5が配置されている。図2の右側の構成例に示す照明器具100bは、中央部に光源4を配置した器具本体が天井110に取り付けられ、光源4の近傍に照度センサ5が配置されている。照度センサ5は、照明器具の周囲の明るさに対応したアナログ信号の電圧値(センサ電圧)を出力するものである。これらの照明器具100a、100bは、内部に点灯装置3を備えている。
点灯装置3は、図1に示すように、電源スイッチの一例である壁スイッチ1から電源線2を介して商用電源ACからの電源が供給される。この壁スイッチ1は点灯スイッチを兼ねるものでもある。点灯装置3は、例えば放電灯などからなる光源4に電力を供給して点灯させる点灯回路部6と、点灯回路部6から光源4への発光用電力の出力を制御する出力制御部7と、動作モードに応じて出力制御部7に対して調光指令値を出力する動作制御部8と、動作モード等を記憶する記憶部9とを備えて構成される。
照度センサ5は、センサ部としての機能を有するもので、照明器具の周囲の明るさに対応したセンサ電圧を出力する。この照度センサ5から出力されるセンサ電圧は点灯装置3の動作制御部8に入力される。動作制御部8は、例えばマイクロコンピュータ(マイコン)等により構成され、照度センサ5の出力信号の信号レベルが所定の値となるように出力制御部7へ調光指令値を出力し、光源4への供給電力をフィードバック制御する。また、動作制御部8は、照度センサ5からの所定の増減パターンの出力信号を受けたときに、動作モードの設定、切替を行って動作状態を変更し、動作モードに応じて出力制御部7へ調光指令値を出力する。出力制御部7は、動作制御部8からの調光指令値に応じて点灯回路部6を制御し、光源4の出力(調光比)を制御する。記憶部9は、例えばEEPROMまたはフラッシュメモリなどの不揮発性の半導体記憶装置等により構成され、動作モード等の設定情報を記憶する。ここで、出力制御部7、動作制御部8、記憶部9が点灯制御部の機能を実現する。
動作モードとは、例えば、全点灯、調光点灯、光源の累積点灯時間に応じた調光レベル制御点灯、明るさ一定制御など、通常使用されるモードを示すものである。明るさ一定制御は、現在では一般的になってきている点灯制御方法である。明るさ一定制御では、例えば、照度センサ5からの出力信号であるセンサ信号(センサ電圧)を例えば1秒間隔で読み込み、1分間(60回)の平均値と記憶部9に記憶した目標照度値とを比較し、センサ信号が目標照度で一定となるように出力制御部7への調光指令値をフィードバック制御する。また、所定の増減パターンとしては、センサ電圧において、例えば所定範囲の時間間隔の増加と減少の少なくとも一方を含む場合に増減回数をカウントし、増減回数が所定回数に達した場合のパターンとし、この際に所定の増減パターンが発生したと判定する。
次に、本実施形態の動作について説明する。図3は本実施形態における照度センサのセンサ信号(センサ電圧)及び対応する増減判定値の例を示す動作説明図、図4は第1の実施形態におけるセンサ電圧と増減判定値及び増減回数のカウント値の第1例を示す動作説明図、図5は第1の実施形態におけるセンサ電圧と増減判定値及び増減回数のカウント値の第2例を示す動作説明図である。
動作制御部8は、例えば図3の“↑”で示すように所定の時間間隔毎(例えば5msec毎)に照度センサ5からのセンサ信号(センサ電圧)を読み込み、センサ信号の値が高くなったか低くなったかを示すパラメータを増減判定値とする。ここで、読み込み値が前回の読み込み値より大きければ、増減判定値は増加(+)、読み込み値が前回の読み込み値より小さければ、増減判定値は減少(−)と判定する。ただし、読み込み値が前回の読み込み値と同じであれば、増減判定値は前回の読み込み時と同じとする。以下、増減判定値の増加が継続する時間を+時間(増加時間)、減少が継続する時間を−時間(減少時間)と記載する。
図4の第1例に示すように、動作制御部8において所定範囲の+時間(T1≦T≦T2)と−時間(T1≦T≦T2)を連続で検出した場合、すなわち、センサ電圧におけるT1以上かつT2以下の期間の増加時間と減少時間を連続で検出した場合、動作モード切替のための増減条件が成立したと判定し、増減回数1回とする。そして、この所定範囲の+時間と−時間を連続で検出すると、増減回数1回→2回→3回→・・・と増減回数をインクリメントする。例えば所定範囲の+時間と−時間を所定回数(ここでは3回)連続で検出し、増減回数が3回となったときに、所定範囲よりも長い+時間、または、−時間(T,T>T2)を検出した場合、動作モード切替条件が成立したと判定し、動作モードを切替える。
図5の第2例に示すように、+時間または−時間が長く、T,T>T2となった場合、あるいは、+時間または−時間が短く、T,T<T1となった場合は、増減回数をリセットし、増減回数0回とする。
動作モードを切替えるために、上記の増減条件を満たす指示を行うべくセンサ信号を意図的に操作する際に、明るさ一定制御によって光源の明るさが変化すると、自光の変化によりセンサ信号が変化してしまう。そこで、明るさ一定制御によって光源の明るさが変化しないように、上記所定範囲を規定するT1,T2は、明るさ一定制御の読み込み周期(本実施形態の例では1分)より短い時間に設定しておく。例えば、T1=1.0sec、T2=2.0secとする。すなわち、照度センサのセンサ信号による光源への供給電力のフィードバック制御の応答速度に対して、これよりも速い周期のパターンを持つ増減パターンによって動作モードを切替えるようにする。
動作モードの切替は、調光比を下げたり、消灯させたり、明るさ一定制御を無効にしたり、累積点灯時間をリセットすることである。例えば、動作制御部8が増減回数=3回を検出すれば出力制御部7へ消灯信号を出力し光源を消灯させ、消灯しているときに増減回数=3回を検出すれば点灯信号を出力し光源を点灯させる。また、増減回数により動作モードの切替の種類を割り当て、増減回数が6回であれば調光比の切替、増減回数が9回であれば明るさ一定制御の有効・無効の切替を行う。
図6は動作モードの切替えを行う際の操作例を示す動作説明図、図7は動作モード切替用の指示操作を行った場合のセンサ電圧と増減判定値及び増減回数のカウント値の例を示す動作説明図である。実際の操作は、図6に示すように、一般的な懐中電灯やペンライト等の発光器具120を用い、照明器具100に向けて指示光121の照射、非照射を繰り返す。この指示光121の照射、非照射によって、照度センサ5から出力されるセンサ電圧が増加、減少する。所定時間T1〜T2の+時間、−時間となるように3回照射、非照射を繰り返し、その後にT2以上の長さで照射すると、そのときのセンサ電圧の変化は図7のように推移する。この場合、増減回数3回となり、動作モードが切替わり消灯/点灯する。このとき、動作制御部8は動作モードの切替に応じて調光指令値を出力制御部7に出力し、出力制御部7は調光指令値に応じた出力制御を点灯回路部6に対して行い、光源4を点灯または消灯させる。
図8は高天井に敷設された照明器具におけるセンサ電圧と増減判定値及び増減回数のカウント値の例を示す動作説明図である。図6及び図7に示した例と同じ懐中電灯やペンライトにて、高天井に敷設された照明器具に対して同じ操作を行った場合、センサ信号の変化は図8に示すようになる。この場合、センサ信号の変化量は少なくなるが、図7の場合と同様に、増減回数3回となり、動作モードが切替わり消灯/点灯する。こうすることで、一般的にある懐中電灯等の発光器具を用いて、照明器具ごとに消灯→点灯、点灯→消灯等の動作モードを切替えることができる。また、天井の高い場合や、強い光を出力できない発光器具で操作する場合など、ユーザと照明器具の距離や発光器具にかかわらず、照明器具の動作モードを変更することが可能になる。これにより、例えば、ユーザが省エネルギーのために間引き点灯を行おうとする際、従来は一つずつ光源の負荷を外していくなどの作業が必要であったが、照明器具に触らなくても、簡単に間引き点灯を実行することができる。
図9は照度センサを別体に配置した変形例の構成を示す構成図である。図9の例のように、照度センサは器具一体型ではなく、照明器具100cと照度センサ5とを別体に配置した別置型であってもかまわない。
なお、上記の実施形態では、懐中電灯等で光を照射しセンサ信号を増減させ、所定範囲の+時間と−時間を連続で検出した場合に、増減回数をインクリメントするようにしたが、他の変形例も可能である。例えば、照度センサ部を覆えるものでセンサ信号を増減させてもよいし、検出する順番は、+時間→−時間でも−時間→+時間でもよい。
また、所定間隔毎(例えば5msec毎)に増減判定値を決定したが、外的要因によって照度センサにノイズが重畳する場合が考えられるので、所定間隔毎に取得した照度センサのセンサ信号が2回連続で増加または減少した場合に、増減判定値を決定するというようにしてもよい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、上記第1の実施形態において、動作モード切替のための照度センサのセンサ信号の増減条件が異なるものである。その他の動作、照明装置の構成は第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図10は第2の実施形態におけるセンサ電圧と増減判定値及び増減回数のカウント値の第1例を示す動作説明図、図11は第2の実施形態におけるセンサ電圧と増減判定値及び増減回数のカウント値の第2例を示す動作説明図である。
図10の第1例に示すように、動作制御部8は、増減回数が0のときに所定範囲の+時間(T1≦T≦T2)を検出した場合、動作モード切替のための増減条件が成立したと判定し、増減回数1回とする。増減回数が3回のときに、所定範囲よりも長い+時間、または、−時間(T,T>T2)を検出した場合、動作モード切替条件が成立したと判定し、動作モードを切替える。また、+時間または−時間が長く、T,T>T2となった場合、増減回数をリセットし、増減回数0回とする。+時間または−時間が短く、T,T<T1となった場合は、増減回数は現在の値を保持する。
また、図11の第2例に示すように、増減回数が0のときにセンサ信号が減少した場合は、増減回数のカウントは−時間で判定する。以下は図10の例と同様である。
この第2の実施形態によれば、増減回数が所定回数に到達した場合に、そのまま操作しなければ動作モードが切替わることになり、より少ない操作で動作モードを切替えることが可能となる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、上記第1及び第2の実施形態において、動作モード切替のための照度センサのセンサ信号の増減回数のカウントに制限を設けたものである。その他の動作、照明装置の構成は第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図12は第3の実施形態におけるセンサ電圧と増減判定値及び増減回数のカウント値の第1例を示す動作説明図、図13は第3の実施形態におけるセンサ電圧と増減判定値及び増減回数のカウント値の第2例を示す動作説明図である。
図12の第1例に示すように、動作制御部8は、増減回数が0のときに所定範囲の+時間(T1≦T≦T2)を検出した場合、動作モード切替のための増減条件が成立したと判定し、増減回数1回とする。ここで、増減回数を1回とするとき(増減判定値が+から−に切替わるとき)のセンサ信号のピーク値を基準とし、ピーク値に対して所定の幅を持ったピーク範囲を、動作制御部8または記憶部9において記憶する。次に、動作制御部8は、所定範囲の+時間(T1≦T≦T2)を検出した場合、そのときのセンサ信号のピーク値をピーク範囲と比較し、ピーク範囲内であれば増減回数をインクリメントする。このように、ピーク範囲を外れたピーク値で増減判定値が+から−に切替わった場合は、ユーザ操作以外の他の要因で増減判定値が切替わったとみなし、増減回数をインクリメントしないようにする。
図13の第2例に示すように、所定範囲の+時間を検出した場合のピーク値がピーク範囲より小さい場合または大きい場合は、増減回数をリセットする。また、+時間または−時間が長く、T,T>T2の場合、増減回数をリセットすると同時に、記憶したセンサ信号のピーク範囲もリセットする。
この第3の実施形態によれば、通常使用時にカーテンの揺らぎがあった場合、照度センサ直下を物体が通過した場合など、外的要因によってセンサ信号が変化する場合に、誤って動作モードが切替わってしまうことを防止することが可能になる。実際にユーザが操作する場合には、操作の途中で懐中電灯等の発光器具を変更することは考えにくく、操作中は同じ道具を使うので、ピーク値はほぼ同じになるはずであり、ユーザが動作モードを変更した場合には問題なく変更できる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態は、上記第1〜第3の実施形態において、電源のON/OFF操作で動作モードを所定の動作にリセットできるようにしたものである。その他の動作、照明装置の構成は第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図14は第4の実施形態に係る照明装置の構成を示すブロック図である。第4の実施形態の照明器具150は、電源検出部10を備えている。電源検出部10は、電源スイッチの一例である壁スイッチ1のON/OFF状態を検出し、動作制御部8へ電源状態信号を出力する。動作制御部8は、電源状態信号に基づき、電源状態信号において所定のリセット条件が成立した場合にリセットを行い、所定の動作モードにする。
図15は第4の実施形態における電源のON/OFF状態と電源ON回数のカウント値の第1例を示す動作説明図、図16は第4の実施形態における電源のON/OFF状態と電源ON回数のカウント値の第2例を示す動作説明図、図17は第4の実施形態における電源のON/OFF状態と電源ON回数のカウント値の第3例を示す動作説明図である。
図15の第1例に示すように、動作制御部8は、所定範囲の電源ON時間TON(T3≦TON≦T4)を検出した場合、報知開始のための電源ON条件が成立したと判定し、電源ON回数1回とする。ここで、電源ON時間TONの範囲は、例えばT3=0.5sec、T4=3.0secとする。電源ON回数は記憶部9に記憶しておき、次回電源ONされたときには、動作制御部8が記憶部9に記憶された電源ON回数を読み出す。この所定時間TON(T3≦TON≦T4)の電源ONを連続で検出すると、電源ON回数1回→2回→3回→・・・と電源ON回数をインクリメントする。そして、例えば所定時間の電源ONを6回連続で検出した場合(電源ON回数が6回となった場合)、動作制御部8は、リセット条件が成立したと判定し、リセットを行って所定の動作モードにする。リセット時の動作モードとして、例えば出荷時の動作モードに戻すようにする。
図16の第2例に示すように、電源ON時間TONが長く、TON>T4の場合には、電源ON回数をリセットし、電源ON回数0回とする。また、図17の第3例に示すように、電源ON時間TONが短く、TON<T3の場合には、電源ON回数はインクリメントせず、リセットもせず、電源ON回数を維持する。
この第4の実施形態によれば、電源のON/OFF操作によるリセットを行うことで、一つの電源に接続されている全ての照明器具の動作モードを一斉に所定の値にリセットすることが可能になる。なお、上記の実施形態の例では出荷時の状態へリセットするようにしたが、出荷時の動作モードへのリセットではなく、電源ON回数に応じて、所定の動作モードへ切替えるようにしてもよい。
(第5の実施形態)
第5の実施形態は、上記第1〜第4の実施形態において、複数の照明器具間で通信できるようにしたものである。その他の動作、照明装置の構成は第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図18は第5の実施形態に係る照明システムの構成を示す構成図である。第5の実施形態の照明システムは、複数(図示例では15個)の照明装置として照明器具A〜O(100−A〜100−O)が配設され、これらの照明器具が電源線2を介して壁スイッチ1に接続されている。また、照明器具間には通信線160が敷設されており、照明器具100−A〜100−Oが通信線160を介して接続され、互いに通信可能となっている。各照明器具100−A〜100−Oは、点灯装置3の動作制御部8によって、他の照明器具の照度センサの検出値(センサ電圧の値)を送受信可能としている。
動作制御部8は、所定範囲の+時間(T1≦T≦T2)を検出した場合、そのときの照度センサの検出値(センサ電圧)と、周辺の照明器具の照度センサの検出値とを比較する。ここで、自装置の照度センサの検出値>周辺の照明器具の照度センサの検出値である場合、動作モード切替のための増減条件が成立したと判定し、増減回数をインクリメントする。また、自装置の照度センサの検出値≦周辺の照明器具の照度センサの検出値である場合、増減回数を0にリセットする。
図19は第5の実施形態における複数の照明器具におけるセンサ電圧の例を示す動作説明図である。この図19では、図18の照明システムの構成において、照明器具Hに懐中電灯等の発光器具を向けて、動作モードの切替操作を行ったときの周囲近傍の照明器具C,G,H,I,Mにおける照度センサの検出値(センサ電圧)を表している。照明器具Hに向けて発光器具を発光させて動作モード切替の操作をした場合、周辺の照明器具C,G,I,Mは、照度センサのセンサ電圧に増減が生じるものの、照明器具Hに比べて照度センサの検出値が小さくなる。この結果、照度センサの検出値が一番大きい照明器具Hのみで増減回数のインクリメントがなされ、動作モードが切替わる。
この第5の実施形態によれば、動作モードを切替えたい照明器具へ向けて光を照射して周辺の照明器具へも光が届いてしまうような場合でも、誤って意図しない照明器具の動作モードを切替えてしまうことを防止できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、動作状態の切替として動作モードを設定、切替えるために専用の装置を必要とせず、また、照明器具とユーザとの距離に関係なく、照明器具または点灯装置毎に各種設定を行うことができる。これにより、部品のコストダウン、デザイン性の向上、操作性・作業性の向上、より幅広い使用環境への対応を図ることが可能になる。
この際、照度センサの出力信号の増減パターンを用いて動作モードを切替えることで、信号レベルの大小に関係なく、動作モードの設定、切替が可能となる。また、光源の明るさのフィードバック制御の応答速度よりも速い周期のパターンを持つ増減パターンによって、動作モードを切替えるようにすることで、明るさ一定制御によって光源の明るさが変化することを防止できる。また、増減パターンとして、所定範囲の時間間隔の増加と減少の少なくとも一方を含むパターンを用いることで、外的要因によるノイズ等の影響を受けにくくなり、誤動作を防止できる。例えば、所定範囲の時間間隔の増加または減少が発生した場合に増減条件が成立したと判定して増減回数をカウントし、増減回数が所定回数となった場合に所定の増減パターンが発生したと判定することで、より確実にユーザによる動作モード切替えの操作を検出できる。さらに、増加から減少または減少から増加に転じたピーク値を判定することで、より正確に動作モード切替えの操作を検出でき、誤動作を防止できる。
また、複数の照明器具がある場合に、他の照明器具の照度センサの信号レベルと比較し、自装置の信号レベルが大きい場合に動作モードを切替えることで、誤って意図しない照明器具の動作モードが切替わることを防止できる。
なお、本発明は、本発明の趣旨ならびに範囲を逸脱することなく、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者が様々な変更、応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記実施形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
1 壁スイッチ
2 電源線
3 点灯装置
4 光源
5 照度センサ
6 点灯回路部
7 出力制御部
8 動作制御部
9 記憶部
10 電源検出部
100、100a、100b、100c、150、100−A〜100−O 照明器具
110 天井
120 発光器具
121 指示光
160 通信線

Claims (7)

  1. 光源に電力を供給して点灯させる点灯回路部と、
    明るさに応じた信号を出力するセンサ部と、
    前記センサ部の出力信号の信号レベルが所定の値となるように前記点灯回路部から光源への供給電力をフィードバック制御するとともに、前記センサ部の出力信号の信号レベルが所定の増減パターンとなった場合に動作状態を切替える点灯制御部と、を備え
    前記点灯制御部は、前記所定の増減パターンとして、前記フィードバック制御の応答速度より速い周期のパターンを用いる光源点灯装置。
  2. 請求項1に記載の光源点灯装置であって、
    前記点灯制御部は、前記所定の増減パターンとして、所定範囲の時間間隔の増加と減少の少なくとも一方を含むものが、所定回数発生した場合のパターンを用いる光源点灯装置。
  3. 請求項に記載の光源点灯装置であって、
    前記点灯制御部は、前記出力信号の信号レベルについて、所定範囲の時間間隔の増加と減少の少なくとも一方を含む場合に増減回数をカウントし、増減回数が所定回数に達した場合に前記所定の増減パターンが発生したと判定する光源点灯装置。
  4. 請求項1からのいずれか一項に記載の光源点灯装置であって、
    前記点灯制御部は、前記出力信号の信号レベルについて、前記増減回数をカウントする際の増加から減少または減少から増加に転じたピーク値を判定し、前記ピーク値が所定の幅を持ったピーク範囲にある場合に増減回数をカウントする光源点灯装置。
  5. 請求項1からのいずれか一項に記載の光源点灯装置であって、
    電源のON/OFF状態を検出する電源検出部を備え、
    前記点灯制御部は、前記電源検出部の出力信号において所定のリセット条件が成立した場合に動作状態のリセットを行う光源点灯装置。
  6. 請求項1からのいずれか一項に記載の光源点灯装置を備えた照明装置。
  7. 請求項に記載の照明装置を複数備え、複数の照明装置間で光源点灯装置のセンサ部の出力信号を入出力する通信経路を有し、
    各光源点灯装置の前記点灯制御部は、自身の光源点灯装置のセンサ部の出力信号と他の光源点灯装置のセンサ部の出力信号とを比較し、自身のセンサ部の出力信号の信号レベルが他より大きく、かつ、センサ部の出力信号の信号レベルが所定の増減パターンとなった場合に、動作状態を切替える照明システム。
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