JP5313641B2 - プレス曲げ加工用工具 - Google Patents

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Description

本発明は、ベンディングマシンなどのプレス加工機械に取り付けられて、金属板などの曲げ加工を行うプレス曲げ加工用工具(以下、曲げ工具という。)に関する。
機械部品の一つに断面略ハット形(又はフランジ付きの断面略U字形)の金具がある。一般に、この種の金具は金属板がベンディングマシン(他に、プレスブレーキとも呼ばれる。)などのプレス加工機械により曲げ加工されて製造されている。
ベンディングマシンによって金属板を断面略ハット形に折り曲げ加工する場合、まず、ベンディングマシンのスライダの下端部に断面略U字形の突状加圧部を有する上型を取付金具で固定して装着するとともに、ベンディングマシンのベッドに溝形形状の下型を取付金具で固定して装着する。そして、金属板を加工するときに、金属板を下型上に載せ、位置決めした後、上型を下降して断面略U字形の突状加圧部を金属板の上から下型に加圧挿入することによって、金属板が上型と下型との間で加圧されてアール曲げ加工され、断面略ハット形に成形される。この種の曲げ工具は例えば特許文献1に記載されているので、参照されたい。
特開2004−174531公報
しかしながら、プレス加工機械で断面略ハット形の金具を製造する場合、金具のアール寸法、すなわちアール形状部の曲率半径が異なる複数の種類の金具を製作しようとすると、その寸法が僅かな違いであっても、当該寸法に合わせて複数の種類の金型を用意する必要があり、その上型及び下型の製作に要するコストは増大し、金具の製造コストが上昇する、という問題がある。また、このプレス曲げ加工では、アール曲げ加工された金属板のスプリングバックにより、金具の両側面が開いて平行になっていなかったり、また金具両端のフランジが開いて金具の両側面に対して直角になっていなかったりするなど、金具の形状凍結不良が発生することがあり、このような場合、金具に所定の形状を出すために2次加工を行ったり金型を作り直したりする必要があり、また金具の形状不良を防止しようとすると金型それ自体に特殊な構造(特許文献1参照)を備える必要があり、金具の製造コストはさらに増加する、という問題がある。
本発明は、このような従来の問題を解決するもので、この種の曲げ工具において、断面略ハット形の金具を製造する場合、それがアール形状部の曲率半径が異なる複数の種類の金具を製造する場合であっても、簡易な金型構造で、加工の工程を増やすことなしに、金属板を、形状不良を防止しつつ所定の形状に確実かつ容易に曲げ加工し、以って金具の製造コストの低減を図ること、を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の曲げ工具は、上型と下型とを備え、プレス加工機械に装着されて、金属板を断面略ハット形の断面形状に曲げ加工するプレス曲げ加工用工具において、前記上型は、下部に水平ガイド面及び垂直ガイド面を有し、当該垂直ガイド面の下端エッジから当該垂直ガイド面の向きとは反対方向に向けて所定角度の加圧面を有する上型本体と、上端に水平面、一側面に垂直面を有し、当該垂直面の下端エッジから当該垂直面の向きとは反対方向に向けて所定角度の加圧面を有し、前記上端が前記上型本体の水平ガイド面に当接され、前記一側面が前記上型本体の垂直ガイド面に対向して、前記上型本体に着脱可能に固定される上型アタッチメントと、前記上型本体と前記上型アタッチメントとの間に挟持され、前記上型本体に前記上型アタッチメントとともに固定されて、前記上型本体及び前記上型アタッチメントの各下端加圧面から下方に向けて突出される上型形状部材とを備え、前記上型形状部材の突出端に所定の断面形状の突状加圧部が形成され、前記下型は、上部に水平ガイド面及び垂直ガイド面を有し、当該垂直ガイド面の上端エッジから当該垂直ガイド面とは反対方向に向けて所定角度の加圧面を有する下型本体と、下端に水平面、一側面に垂直面を有し、当該垂直面の上端エッジから当該垂直面とは反対方向に向けて所定角度の加圧面を有し、前記下端が前記下型本体の水平ガイド面に当接され、前記垂直面が前記下型本体の垂直ガイド面に対向して、前記下型本体に着脱可能に固定される下型アタッチメントとを備え、前記下型本体の垂直ガイド面と前記下型アタッチメントの垂直面との間に、前記上型本体の上型形状部材が加圧挿入される溝が形成される。そして、上型の、上型本体の加圧面は前記上型本体の垂直ガイド面の下端エッジから当該垂直ガイド面の向きとは反対方向へ上方に向けて傾斜され、上型アタッチメントの加圧面は前記上型アタッチメントの垂直面の下端エッジから当該垂直面の向きとは反対方向へ上方に向けて傾斜され、当該各加圧面と水平面とのなす傾斜角は3.5°に設定され、他方、下型の、下型本体の加圧面は前記下型本体の垂直ガイド面の上端エッジから当該垂直ガイド面の向きとは反対方向へ上方に向けて傾斜され、下型アタッチメントの加圧面は前記下型アタッチメントの垂直面の上端エッジから当該垂直面の向きとは反対方向へ上方に向けて傾斜され、当該各加圧面と水平面とのなす傾斜角は2.0°に設定される、ことを要旨とする。
そして、この曲げ工具の場合、各部が次のように具体化されることが好ましい。
(1)上型の上型本体の垂直ガイド面と上型アタッチメントとの間で前記上型本体の水平ガイド面及び上型形状部材間にスペーサが介挿され、これら上型本体、上型形状部材、及び上型アタッチメント間にねじ通し孔が形成されて、当該ねじ通し孔にボルトが通されてねじ締結される。
(2)上型の上型形状部材の突状加圧部は断面略U字形又は断面略コ字形に形成される。
(3)上型の上型形状部材の突状加圧部先端に着脱可能な、曲率半径の異なる複数のアール形状部材を併せて備える。
(4)下型の下型本体は垂直ガイド面に対向して所定の間隔で垂直固定面が並設され、この垂直固定面と下型アタッチメントとの間にスペーサが介在され、これら垂直固定面、スペーサ、及び下型アタッチメント間にねじ通し孔が形成されて、当該ねじ通し孔にボルトが通されてねじ締結される。
(5)上型の、上型本体の加圧面は前記上型本体の垂直ガイド面の下端エッジから当該垂直ガイド面の向きとは反対方向へ上方に向けて傾斜され、上型アタッチメントの加圧面は前記上型アタッチメントの垂直面の下端エッジから当該垂直面の向きとは反対方向へ上方に向けて傾斜され、当該各加圧面と水平面とのなす傾斜角は3.5°に設定され、他方、下型の、下型本体の加圧面は前記下型本体の垂直ガイド面の上端エッジから当該垂直ガイド面の向きとは反対方向へ上方に向けて傾斜され、下型アタッチメントの加圧面は前記下型アタッチメントの垂直面の上端エッジから当該垂直面の向きとは反対方向へ上方に向けて傾斜され、当該各加圧面と水平面とのなす傾斜角は2.0°に設定される。
本発明の曲げ工具は、上記各構成により、断面略ハット形又は断面略U字形の金具を製造する場合、それがアール形状部の曲率半径が異なる複数の種類の金具を製造する場合であっても、簡易な金型構造で、加工の工程を増やすことなしに、金属板を、形状不良を防止しつつ所定の形状に確実かつ容易に曲げ加工することができ、これにより金具の製造コストの低減を図ることができる。
以下、この発明の一実施の形態について図を用いて説明する。図1及び図2に示すように、この曲げ工具は、上型1と下型2とより構成される。
図1に示すように、上型1は、ベンディングマシンに固定される上型本体11と、この上型本体11に取り付けられる上型アタッチメントブロック12と、この上型本体11に上型アタッチメントブロック12とともに取り付けられる上型形状ブロック13とを備えて構成される。
上型本体11は垂直方向に延びる垂直方向ブロック111とこのブロック111の上下方向中央によりも上部側に水平に向けて突出される水平方向ブロック112とからなり、上部が断面略L字形に形成され、その垂直部の所定の位置に複数のボルト挿通穴(不図示)が穿たれて、上部に水平面113及び垂直面114からなる上型取付面を備え、下部が断面略逆L字形に形成され、その垂直部115の所定の位置に複数のボルト挿通穴116が穿たれて、下部に上型アタッチメントブロック12及び上型形状ブロック13を固定するための水平ガイド面117及び垂直ガイド面118を備える。また、この上型本体11の下端部は下型2に対する加圧面119で、下部の垂直ガイド面118の下端エッジからこの垂直ガイド面118の向きとは反対方向に向けて所定角度θ1の加圧面119になっている。この場合、加圧面119は垂直ガイド面118の下端エッジから当該垂直ガイド面118の向きとは反対方向へ上方に向けて傾斜され、この加圧面119と水平面とのなす傾斜角θ1は3.5°に設定される。
上型アタッチメントブロック12は上型本体11の下部、すなわち垂直方向ブロック111のうち水平方向ブロック112より下の部分と概ね同じ形状及び大きさのブロックからなり、上端に水平面121が形成され、両側に垂直面122、122が形成されて、この垂直面122、122間で上型本体11の下部の各ボルト挿通穴116に対応する位置にそれぞれボルトをねじ締結するためのねじ穴123が穿たれる。また、この上型アタッチメントブロック12には、一方の垂直面122の上部側に断面略L字形の溝124が切り欠き形成されて、複数のスペーサ3、3、…が挿入可能になっている。さらに、この上型アタッチメントブロック12の下端部は下型2に対する加圧面125で、上型本体11の加圧面119と同じ高さで対称的に、(溝124を有する)一方の垂直面122の下端エッジからこの垂直面122の向きとは反対方向に向けて所定角度θ1の加圧面125になっている。この場合、加圧面125は一方の垂直面122の下端エッジから他方の垂直面122へ上方に向けて傾斜され、この加圧面125と水平面とのなす傾斜角θ1は3.5°に設定される。このようにして上型アタッチメントブロック12は、上端の水平面121が上型本体11の水平ガイド面117に当接され、(溝124を有する)一方の垂直面122が上型本体11の垂直ガイド面118に対向して、上型本体11に、上型本体11及び上型アタッチメントブロック12間の各ボルト挿通穴116、各ねじ穴123に通されるボルト51により、着脱可能に固定される。
上型形状ブロック13は上型アタッチメントブロック12と概ね同じ形状を有するブロックで、幅方向は上型アタッチメントブロック12と略同じ寸法に、高さ方向は上型アタッチメントブロック12よりも少し大きい寸法に、厚さ方向は製造しようする金具の寸法に合わせて所定の寸法にそれぞれ設定されて、上端に水平面131が形成され、両側に垂直面132、132が形成されて、この垂直面132、132間で上型本体11の下部の各ボルト挿通穴116に対応する位置に上下に長い長穴状のボルト挿通穴133が穿たれる。この上型形状ブロック13の下端面から両側の垂直面132、132に回り込む下端部は上型1から突出され下型2の溝225に向けて加圧挿入される突出端で、この突出端に所定の断面略U字形の突状加圧部134が形成される。この場合、突状加圧部134は所定のアール寸法に、すなわち製造しようする金具ごとに要求される所定の曲率半径のアール形状に形成される。このようにして上型形状ブロック13は上型本体11と上型アタッチメントブロック12との間に挟持されるとともに、上型本体11の水平ガイド面117及び上型形状ブロック13(の上端)間に複数のスペーサ3が介挿されて、下部の突状加圧部134が上型本体11及び上型アタッチメントブロック12の各下端加圧面119、125から下方に向けて所定量だけ突出した状態に組み立てられる。そして、この上型形状ブロック13は上型本体11に、上型本体11、上型形状ブロック13及び上型アタッチメントブロック12間の各ボルト挿通穴116、133、各ねじ穴123に通されるボルト51のねじ締結により、上型アタッチメントブロック12とともに着脱可能に固定される。
図2に示すように、下型2は、ベンディングマシンに固定される下型本体21と、この下型本体21に取り付けられる下型アタッチメントブロック22とを備えて構成される。
下型本体21は断面溝形のブロックで、水平の基部ブロック211と、この基部ブロック211の両側に立ち上げられた高さの異なる2つの端ブロック212、213とを備える。基部ブロック211の上面は水平に形成される。以下、この上面を水平ガイド面214という。一方の端ブロック212は他方の端ブロック213よりも高く延ばされ、他方の端ブロック213に対向する内側面が基部ブロック211の水平ガイド面214に対して垂直に形成される。以下、この内側面を垂直ガイド面215という。この一方の端ブロック212の上端部は上型1に対する加圧面216で、下端部に比べて厚さが薄く(また、上型本体11の加圧面119よりも厚さが薄く)形成され、垂直ガイド面215の上端エッジからこの垂直ガイド面215の向きとは反対方向に向けて所定角度θ2の加圧面216になっている。この場合、加圧面216は垂直ガイド面215の上端エッジから当該垂直ガイド面215の向きとは反対方向へ上方に向けて傾斜され、この加圧面216と水平面とのなす傾斜角θ2は2.0°に設定される。他方の端ブロック213は一方の端ブロック212に対向する内側面が基部ブロック211の水平ガイド面214に対して垂直に形成される。以下、この内側面を垂直固定面217という。この他方の端ブロック213の両側面間で所定の位置に複数のボルト挿通穴218が穿たれる。このようにして下型本体21の上部で、基部ブロック211の上面に水平ガイド面214、一方の端ブロック212の内側面に垂直ガイド面215、さらに、他方の端ブロック213の内側面に垂直固定面217が形成される。
下型アタッチメントブロック22は、下型本体21の一方の端ブロック212と対称的な形状及び大きさを有するブロックで、下端が水平面221で、一側面に垂直面222が形成され、両側面間で下型本体21の他方の端ブロック213の各ボルト挿通穴218に対応する位置にそれぞれボルトをねじ締結するためのねじ穴223が穿たれる。この下型アタッチメントブロック22の上端部は上型1に対する加圧面224で、この上端部は下型本体21の一方の端ブロック212の上端部と同じ高さで、この端ブロック212と同様に、下端部に比べて厚さが薄く(また、上型アタッチメントブロック12の加圧面125よりも厚さが薄く)形成され、垂直面222の上端エッジからこの垂直面222の向きとは反対方向に向けて所定角度θ2の加圧面224になっている。この場合、加圧面224は垂直面222の上端エッジから当該垂直面222の向きとは反対方向へ上方に向けて傾斜され、この加圧面222と水平面とのなす傾斜角θ2は2.0°に設定される。このようにして下型アタッチメントブロック22は、下端水平面221が下型本体21の水平ガイド面214に当接し、この下型アタッチメントブロック22の垂直面222と下型本体21の垂直ガイド面215が相互に対向する状態で、下型本体21上に設置され、併せてこの垂直面222と垂直ガイド面215との間に製造しようとする金具の寸法に合わせて所定の間隔の溝225を形成し、この下型アタッチメントブロック22の(垂直面222とは反対側の)他側面と下型本体21の垂直固定面217との間に複数のスペーサ4が介在設置される。なお、これらのスペーサ4には下型本体21の他方の端ブロック213の各ボルト挿通穴218に対応する複数のボルト挿通穴40が穿たれる。そして、この下型アタッチメントブロック22は下型本体21に、下型本体21、スペーサ4、及び下型アタッチメントブロック22間の各ボルト挿通穴218、40、各ねじ穴223に通されるボルト53のねじ締結により、着脱可能に固定される。
このように上型1は3分割部品で構成され、下型2は2分割部品で構成され、ベンディングマシンによって金属板を所定の断面略ハット形に折り曲げ加工する場合に、図3に示すように、上型1が上型本体11、上型アタッチメントブロック12、及び突状加圧部134に製造しようとする断面略ハット形の金具の内寸(金具の両側内側面間の寸法)に相当する厚さと所定の曲率半径のアール形状を有する上型形状ブロック13により組み立てられ、上型形状ブロック13下部の突状加圧部134が上型本体11及び上型アタッチメントブロック12の各下端加圧面119、125から下方に向けて所定量だけ突出された状態で、ベンディングマシン6のスライダ61の下端部にボルトその他の取付金具により固定して装着され、下型2が下型本体21及び下型アタッチメントブロック22により組み立てられ、下型本体21の垂直ガイド面215と下型アタッチメントブロック22の垂直面222との間に、製造しようとする断面略ハット形の金具の外寸(金具の両側外側面間の寸法)に相当する所定間隔の溝225が形成されて、ベンディングマシン6のベッド62にボルトその他の取付金具により固定して装着される。
そして、金属板7を曲げ加工する際に、金属板7を下型本体21の一方の端ブロック212の上端部と下型アタッチメントブロック22の上端部との間に架け渡して下型2の上に載せ、金属板7を位置決めした後、上型1を下降して、断面略U字形の突状加圧部134を金属板7の上から下型2の溝225に加圧挿入する。これにより、金属板7の両端が上型1の上型本体11下端の加圧面119及び上型アタッチメントブロック12下端の加圧面125と下型2の下型本体21上端の加圧面216及び下型アタッチメントブロック22上端の加圧面224とにより加圧挟持されて、金属板7の中間面が上型1の上型形状ブロック13下端の突状加圧部134とともに下型2の溝225に加圧挿入されると同時に、突状加圧部134の外形に沿ってアール曲げ加工され、断面略ハット形に成形される。このとき、金属板7の両端が上型1の上型本体11下端の傾斜角3.5°の加圧面119及び上型アタッチメントブロック12下端の傾斜角3.5°の加圧面125と下型2の下型本体21上端の傾斜角2.0°の加圧面216及び下型アタッチメントブロック22上端の傾斜角2.0°の加圧面224とにより少し遊びを持たせて加圧挟持されたことで、金属板7の両端に対する上型1及び下型2の加圧角度及び加圧力が最適な状態に調整され、この上下型1、2から取り出された金具はスプリングバックにより戻り変形するが、このスプリングバックにより両側面が平行に、両端のフランジが両側面に対して直角に変形調整され、これが永久変形の形状をなす。
以上説明したように、この曲げ工具では、上型1が、下端に所定角度の加圧面119を有する上型本体11、下端に所定角度の加圧面125を有する上型アタッチメントブロック12、これら上型本体11と上型アタッチメントブロック12との間に挟持され、上型本体11に上型アタッチメントブロック12とともに固定される上型形状ブロック13、の3分割部品により構成され、これら上型本体11、上型アタッチメントブロック12、及び上型形状ブロック13が組み立てられ、上型形状ブロック13の突状加圧部134が断面略ハット形の金具の内寸(金具の両側内側面間の寸法)に相当する厚さと所定の曲率半径のアール形状を有し、上型本体11及び上型アタッチメントブロック12の各下端加圧面119、125から下方に向けて所定量だけ突出されて、ベンディングマシン6のスライド61に取付金具により固定して装着され、一方、下型2が、上端に所定角度の加圧面216を有する下型本体21、上端に所定角度の加圧面224を有する下型アタッチメントブロック22、の2分割部品により構成され、これら下型本体21及び下型アタッチメントブロック22により組み立てられ、下型本体21の垂直ガイド面215と下型アタッチメントブロック22の垂直面222との間に、断面略ハット形の金具の外寸(金具の両側外側面間の寸法)に相当する所定間隔の溝225が形成されて、ベンディングマシン6のベッド62に取付金具により固定して装着されるので、金属板を、簡易な金型構造で、加工工程を増やすことなしに、所定の形状に確実かつ容易に曲げ加工することができ、所望の金具を低コストに製造することができる。また、アール形状部の曲率半径が異なる金具をさらに製造する場合でも、上型形状ブロック13のみを製作し、しかも下端の突状加圧部134を所定の形状に形成すればよく、簡易な金型により、所望の金具を低コストに製造することができる。
そして、この曲げ工具では、上型1の、上型本体11の垂直ガイド面118と上型アタッチメントブロック12との間で上型本体11の水平ガイド面117及び上型形状ブロック13間に複数のスペーサ3が介挿され、これら上型本体11、上型形状ブロック13、及び上型アタッチメントブロック12間にボルト挿通穴116、133、ねじ穴123が形成されて、これらボルト挿通穴116、133、ねじ穴123にボルト51が通されてねじ締結されるので、これら上型本体11、上型形状ブロック13、及び上型アタッチメントブロック12の組み立てが容易で、かつ上型形状ブロック13の下端突状加圧部134の突出量を簡易に調整することができる。
また、この曲げ工具では、下型2の下型本体21に垂直ガイド面215に対向して所定の間隔で垂直固定面217が並設され、この垂直固定面217と下型アタッチメントブロック22との間に複数のスペーサ4が介在設置され、これら垂直固定面217、スペーサ4、及び下型アタッチメントブロック22間にボルト挿通穴218、40、ねじ穴223が形成されて、これらボルト挿通穴218、40、ねじ穴223にボルト53が通されてねじ締結されるので、これら下型本体21及び下型アタッチメントブロック22の組み立てが容易で、かつ下型本体21の垂直ガイド面215と下型アタッチメントブロック22の垂直面222との間に、断面略ハット形の金具の外寸(金具の両側外側面間の寸法)に相当する所定間隔の溝225を簡易に形成することができる。なお、この溝225は、図2、図3に破線で示すように、必要に応じて、水平ガイド面214にさらに溝を形成することで、深さ方向を延ばすことができ、溝225の深さが調整可能である。
さらに、この曲げ工具では、上型1の、上型本体11の加圧面119は上型本体11の垂直ガイド面118の下端エッジから当該垂直ガイド面118の向きとは反対方向へ上方に向けて傾斜され、上型アタッチメントブロック12の加圧面125は上型アタッチメントブロック12の垂直面122の下端エッジから当該垂直面122の向きとは反対方向へ上方に向けて傾斜され、当該各加圧面119、125と水平面とのなす傾斜角は3.5°に設定され、他方、下型2の、下型本体21の加圧面216は下型本体21の垂直ガイド面215の上端エッジから当該垂直ガイド面215の向きとは反対方向へ上方に向けて傾斜され、下型アタッチメントブロック22の加圧面224は下型アタッチメントブロック22の垂直面222の上端エッジから当該垂直面222の向きとは反対方向へ上方に向けて傾斜され、当該各加圧面216、224と水平面とのなす傾斜角は2.0°に設定されて、金属板の両端に対して上型1及び下型2の加圧角度及び加圧力が最適な状態に調整されるので、この上下型1、2から取り出された金具をそのスプリングバックを利用して、両側面を平行に、両端のフランジを両側面に対して直角に調整変形することができるなど、金具の形状不良を防止しつつ所定の形状に確実かつ容易に曲げ加工することができる。そして、以上により、金具の製造コストの大幅な削減を図ることができる。
なお、上記実施の形態では、上型本体11下端の加圧面119と、上型アタッチメントブロック12下端の加圧面125と、上型形状ブロック13下端の突状加圧部134とにより、上型1の加圧面を構成し、上型形状ブロック13の突状加圧部134を断面略U字形に、すなわち所定の曲率半径のアール形状に形成して、金属板を所定のアール寸法に曲げ加工するようにしたが、この突状加圧部134のアール形状の曲率半径を僅かに変更する場合は、突状加圧部134の先端に金属チップからなる所定の曲率半径を有するアール形状部材を接着材などを介して着脱可能に固定することで、突状加圧部134の先端に必要なアールを付けることができ、このようにしても金属板を所定の曲率半径にアール曲げ加工することができる。したがって、この曲げ工具に、曲率半径の異なる複数のアール形状部材を併せて備えることで、1つの上型形状ブロック13の突状加圧部134の先端に多種多様な曲率のアール形状を付けることができる。また、この上型形状ブロック13を、突状加圧部134が断面略コ字形に形成されたブロックに代えることで、金属板をコ字形に曲げ加工することができ、突状加圧部134が断面略V字形に形成されたブロックに代えることで、金属板をV字形に曲げ加工することができるなど、突状加圧部134の断面形状を種々に変更することにより、金属板を種々の形状に曲げ加工することができる。
また、上記実施の形態では、一つの金属板を一つの断面略ハット形に曲げ加工するものとして例示したが、プレス加工機械に送り装置を併設し、この送り装置で長い金属板を下型上に間欠的に送り出し、この送りに併せて上型を下型に向けて下降すれば、長い金属板に一定の間隔で複数の断面略U字形又は断面略コ字形に曲げ加工することができる。この送り装置には例えばソレノイドなどを用いることができる。
本発明の一実施の形態におけるプレス曲げ加工用工具の特に上型を示す側面図 同曲げ加工用工具の特に下型を示す側面図 同曲げ加工用工具がベンディングマシンに装着され、金属板を曲げ加工する状態を示す側面図
符号の説明
1 上型
11 上型本体
111 垂直方向ブロック
112 水平方向ブロック
113 水平面
114 垂直面
115 垂直部
116 ボルト挿通穴
117 水平ガイド面
118 垂直ガイド面
119 加圧面
12 上型アタッチメントブロック(上型アタッチメント)
121 水平面
122 垂直面
123 ねじ穴
124 溝
125 加圧面
13 上型形状ブロック(上型形状部材)
131 水平面
132 垂直面
133 ボルト挿通穴
134 突状加圧部
2 下型
21 下型本体
211 基部ブロック
212 端ブロック
213 端ブロック
214 水平ガイド面
215 垂直ガイド面
216 加圧面
217 垂直固定面
218 ボルト挿通穴
22 下型アタッチメントブロック(下型アタッチメント)
221 水平面
222 垂直面
223 ねじ穴
224 加圧面
225 溝
3 スペーサ
4 スペーサ
40 ボルト挿通穴
51 ボルト
53 ボルト
6 ベンディングマシン
61 スライド
62 ベッド
7 金属板

Claims (5)

  1. 上型と下型とを備え、プレス加工機械に装着されて、金属板を断面略ハット形の断面形状に曲げ加工するプレス曲げ加工用工具において、
    前記上型は、
    下部に水平ガイド面及び垂直ガイド面を有し、当該垂直ガイド面の下端エッジから当該垂直ガイド面の向きとは反対方向に向けて所定角度の加圧面を有する上型本体と、
    上端に水平面、一側面に垂直面を有し、当該垂直面の下端エッジから当該垂直面の向きとは反対方向に向けて所定角度の加圧面を有し、前記上端が前記上型本体の水平ガイド面に当接され、前記一側面が前記上型本体の垂直ガイド面に対向して、前記上型本体に着脱可能に固定される上型アタッチメントと、
    前記上型本体と前記上型アタッチメントとの間に挟持され、前記上型本体に前記上型アタッチメントとともに固定されて、前記上型本体及び前記上型アタッチメントの各下端加圧面から下方に向けて突出される上型形状部材とを備え、
    前記上型形状部材の突出端に所定の断面形状の突状加圧部が形成され、
    前記下型は、
    上部に水平ガイド面及び垂直ガイド面を有し、当該垂直ガイド面の上端エッジから当該垂直ガイド面とは反対方向に向けて所定角度の加圧面を有する下型本体と、
    下端に水平面、一側面に垂直面を有し、当該垂直面の上端エッジから当該垂直面とは反対方向に向けて所定角度の加圧面を有し、前記下端が前記下型本体の水平ガイド面に当接され、前記垂直面が前記下型本体の垂直ガイド面に対向して、前記下型本体に着脱可能に固定される下型アタッチメントとを備え、
    前記下型本体の垂直ガイド面と前記下型アタッチメントの垂直面との間に、前記上型本体の上型形状部材が加圧挿入される溝が形成され、また、
    上型の、上型本体の加圧面は前記上型本体の垂直ガイド面の下端エッジから当該垂直ガイド面の向きとは反対方向へ上方に向けて傾斜され、上型アタッチメントの加圧面は前記上型アタッチメントの垂直面の下端エッジから当該垂直面の向きとは反対方向へ上方に向けて傾斜され、当該各加圧面と水平面とのなす傾斜角は3.5°に設定され、他方、下型の、下型本体の加圧面は前記下型本体の垂直ガイド面の上端エッジから当該垂直ガイド面の向きとは反対方向へ上方に向けて傾斜され、下型アタッチメントの加圧面は前記下型アタッチメントの垂直面の上端エッジから当該垂直面の向きとは反対方向へ上方に向けて傾斜され、当該各加圧面と水平面とのなす傾斜角は2.0°に設定される、
    ことを特徴とするプレス曲げ加工用工具。
  2. 上型の上型本体の垂直ガイド面と上型アタッチメントとの間で前記上型本体の水平ガイド面及び上型形状部材間にスペーサが介挿され、これら上型本体、上型形状部材、及び上型アタッチメント間にねじ通し孔が形成されて、当該ねじ通し孔にボルトが通されてねじ締結される請求項1に記載のプレス曲げ加工用工具。
  3. 上型の上型形状部材の突状加圧部は断面略U字形又は断面略コ字形に形成される請求項1又は2に記載のプレス曲げ加工用工具。
  4. 上型の上型形状部材の突状加圧部先端に着脱可能な、曲率半径の異なる複数のアール形状部材を併せて備える請求項1乃至3のいずれかに記載のプレス曲げ加工用工具。
  5. 下型の下型本体は垂直ガイド面に対向して所定の間隔で垂直固定面が並設され、この垂直固定面と下型アタッチメントとの間にスペーサが介在され、これら垂直固定面、スペーサ、及び下型アタッチメント間にねじ通し孔が形成されて、当該ねじ通し孔にボルトが通されてねじ締結される請求項1乃至4のいずれかに記載のプレス曲げ加工用工具。
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