JP5313556B2 - 面付錠のストライク構造 - Google Patents
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Description
ところが、施錠装置を設けるために金属枠部分を付設するのでは、折角の全面ガラス扉の意匠性を低下させることがあり、好ましくはこれら金属枠部分が設けられない方が良い。
このドア錠によれば、全面ガラス扉に施錠装置を設けるための金属枠部を付設せずに、全面ガラス扉の開閉端にドア錠のみを取り付けでき、全面ガラス扉の意匠性を損ねず、見栄えを向上させることができた。
本発明の請求項1記載の面付錠のストライク構造は、両開き扉11の一方の扉11aから突出される面付錠17の錠ボルト19を受け入れるストライク100を、前記両開き扉の他方の扉11bに固定する面付錠のストライク構造であって、
召合33を挟み双方の扉に対称位置で形成された取付穴29a,29bと、
前記他方の扉11bを挟み該取付穴29a,29bに通した固定ボルト35にて相互に固定される扉室外側の戸当たりユニット37及び扉室内側のストライクユニット39と、を具備し、
前記戸当たりユニット37が、外殻の外装ケース55を有し、
該外装ケース55が、前記ストライクユニット39に固定されるケース蓋61及び補強ブロック57に固定手段109にて固定され、
該固定手段109が、前記外装ケース55の木口側面を貫通して前記補強ブロック57に螺合する木口ネジ111と、前記外装ケース55の木口反対側面に形成された係止孔113と、前記ケース蓋61から突出して内側から該係止孔113に係止する係止突起115と、
を有することを特徴とする面付錠のストライク構造。
前記ストライクユニット39が、外殻の外装ケース67を有し、
該外装ケース67が、前記戸当たりユニット37に固定されるケース蓋73及び補強ブロック69に固定手段117にて固定され、
該固定手段117が、前記外装ケース67の木口側面を貫通して前記補強ブロック69に螺合する木口ネジ119と、前記外装ケース67の木口反対側面に形成された係止孔121と、前記ケース蓋73から突出して内側から該係止孔121に係止する係止突起123と、
を有することを特徴とする面付錠のストライク構造。
前記戸当たりユニット37の前記補強ブロック57が前記ケース蓋61とケース身59とで一体に挟持固定されるとともに、
前記ストライクユニット39の前記補強ブロック69が前記ケース蓋73とケース身71とで一体に挟持固定され、
前記戸当たりユニット37の補強ブロック57と、前記ストライクユニット39の補強ブロック69とが、前記固定ボルト35にて相互に固定されることを特徴とする。
前記戸当たりユニット37の補強ブロック57に、戸当たり部材63と、該戸当たり部材63に嵌り前記一方の扉11aに当たる弾性部材65とが組み付けられ、
該戸当たり部材63及び該弾性部材65が、前記木口ネジ111にて前記補強ブロック57に固定されることを特徴とする。
前記ストライクユニット39の補強ブロック69に、ストライク部材75が組み付けられ、
該ストライク部材75が、前記木口ネジ119にて前記補強ブロック69に固定されることを特徴とする。
図1は本発明に係る面付錠のストライク構造を備えたガラス扉の正面図、図2は図1のA−A矢視図である。
本実施の形態による面付錠のストライク構造は、開閉体である例えば両開きの全面ガラス扉に好適に用いることができる。この他、当該ストライク構造は、片開きの全面ガラス扉、両開き・片開きのスチール扉等に用いても好適なものである。本実施の形態では、当該ストライク構造を備えた図1に示すストライクが両開きの全面ガラス扉11(11a,11b)に設けられる例を説明する。
面付錠17は、図2に示す外装ユニット19と、錠ケースユニット21と、開閉操作部材であるレバーハンドル23A,23Bと、レバーハンドル23A,23Bに並設される施解錠操作部材(サムターン)25と、図3に示す施解錠操作部材(シリンダ錠)27と、が外部に表出して設けられている。外装ユニット19と錠ケースユニット21は、図3に示す横並び一対の取付穴29a,29bを利用して一方のガラス扉11aの開閉端を挟持して取り付けられる。すなわち、レバーハンドル23A,23Bは、軸31が取付穴29aに通される。シリンダ錠27、サムターン25は、取付穴29aを介して不図示の錠機構に連結される。この他、取付穴29a,29bには、外装ユニット19と錠ケースユニット21を連結する固定ボルトが通される。
ストライク100は、上記のように、他方のガラス扉11bに固定され、一方のガラス扉11aから突出される面付錠17の錠ボルト19を受け入れる。このストライク100も、図3に示す召合33を挟み双方の扉11a,11bに対称位置で形成されたガラス扉11b側の取付穴29a,29bを利用して固定される。ストライク100は、図4に示すように、ガラス扉11bを挟み取付穴29a,29bに通した固定ボルト35,35にて相互に固定される扉室外側の戸当たりユニット37と、扉室内側のストライクユニット39とを具備する。
戸当たりユニット37には位置決めピン41,43が突設され、位置決めピン41,43は取付穴29a,29bに通されストライクユニット39に嵌合される。これにより、戸当たりユニット37とストライクユニット39相互の相対位置が定められる。戸当たりユニット37には加締め固定された雌ネジ筒45が突設され、雌ネジ筒45は取付穴29bに通され、ストライクユニット39を貫通する固定ボルト35と螺合する。また、戸当たりユニット37には雌ネジ軸47,47が相対回転不能に装着され、雌ネジ軸47,47は取付穴29aに配置され、ストライクユニット39を貫通する固定ボルト35,35と螺合する。
戸当たりユニット37は、ガラス扉11bとの間にライナー51を挟んで取り付けられる。また、ストライクユニット39も、ガラス扉11bとの間にライナー53を挟んで取り付けられる。
戸当たりユニット37の補強ブロック57は、亜鉛ダイカスト製で、成型時のヒケ(凹状成形不良)防止の凹部77を有する。補強ブロック57を挟んだケース身59とケース蓋61は、ケース身59の支持柱79に、ケース蓋61から通されたネジ81が螺合されて固定される。また、ケース身59の上下面から通されたネジ83が、ケース蓋61の上下ネジ孔85,85に螺合されてさらに強固に固定される。
ストライク部材75の補強ブロック69は、亜鉛ダイカスト製で形成される。補強ブロック69を挟んだケース身71とケース蓋73は、ケース身71の加締め支持柱95に、ケース蓋73から通されたネジ97が螺合されて固定される。また、ケース身71の上下面から通されたネジ99が、ケース蓋73の上下ネジ孔101,101に螺合されてさらに強固に固定される。
図9は外装ケースを分離した戸当たりユニットの斜視図、図10は外装ケースを分離したストライクユニットの斜視図、図11は召合における戸当たり部材近傍の拡大平面図である。
先ず、戸当たりユニット37は、図9に示すように、補強ブロック57、ケース身59、ケース蓋61を予め組み付けておく。また、ストライクユニット39も、図10に示すように、補強ブロック69、ケース身71、ケース蓋73を予め組み付けておく。
11a…一方の扉
11b…他方の扉
17…面付錠
19…錠ボルト
29a,29b…取付穴
33…召合
35…固定ボルト
37…戸当たりユニット
39…ストライクユニット
55,67…外装ケース
57,69…補強ブロック
59,71…ケース身
61,73…ケース蓋
63…戸当たり部材
65…弾性部材
75…ストライク部材
100…ストライク
109,117…固定手段
111,119…木口ネジ
113,121…係止孔
115,123…係止突起
Claims (5)
- 両開き扉の一方の扉から突出される面付錠の錠ボルトを受け入れるストライクを、前記両開き扉の他方の扉に固定する面付錠のストライク構造であって、
召合を挟み双方の扉に対称位置で形成された取付穴と、
前記他方の扉を挟み該取付穴に通した固定ボルトにて相互に固定される扉室外側の戸当たりユニット及び扉室内側のストライクユニットと、を具備し、
前記戸当たりユニットが、外殻の外装ケースを有し、
該外装ケースが、前記ストライクユニットに固定されるケース蓋及び補強ブロックに固定手段にて固定され、
該固定手段が、前記外装ケースの木口側面を貫通して前記補強ブロックに螺合する木口ネジと、前記外装ケースの木口反対側面に形成された係止孔と、前記ケース蓋から突出して内側から該係止孔に係止する係止突起と、
を有することを特徴とする面付錠のストライク構造。 - 請求項1記載の面付錠のストライク構造であって、
前記ストライクユニットが、外殻の外装ケースを有し、
該外装ケースが、前記戸当たりユニットに固定されるケース蓋及び補強ブロックに固定手段にて固定され、
該固定手段が、前記外装ケースの木口側面を貫通して前記補強ブロックに螺合する木口ネジと、前記外装ケースの木口反対側面に形成された係止孔と、前記ケース蓋から突出して内側から該係止孔に係止する係止突起と、
を有することを特徴とする面付錠のストライク構造。 - 請求項2記載の面付錠のストライク構造であって、
前記戸当たりユニットの前記補強ブロックが前記ケース蓋とケース身とで一体に挟持固定されるとともに、
前記ストライクユニットの前記補強ブロックが前記ケース蓋とケース身とで一体に挟持固定され、
前記戸当たりユニットの補強ブロックと、前記ストライクユニットの補強ブロックとが、前記固定ボルトにて相互に固定されることを特徴とする面付錠のストライク構造。 - 請求項3記載の面付錠のストライク構造であって、
前記戸当たりユニットの補強ブロックに、戸当たり部材と、該戸当たり部材に嵌り前記一方の扉に当たる弾性部材とが組み付けられ、
該戸当たり部材及び該弾性部材が、前記木口ネジにて前記補強ブロックに固定されることを特徴とする面付錠のストライク構造。 - 請求項3又は請求項4記載の面付錠のストライク構造であって、
前記ストライクユニットの補強ブロックに、ストライク部材が組み付けられ、
該ストライク部材が、前記木口ネジにて前記補強ブロックに固定されることを特徴とする面付錠のストライク構造。
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