JP5313383B2 - 泡噴出容器 - Google Patents

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Description

本発明は、容器の胴部をスクイズすることにより流動性を有する内容物(液状、ゲル状等)を発泡させて排出する泡噴出容器に関するものである。
シャンプー、ボディソープ、ハンドソープ、洗顔料等の各種液体洗浄剤やセットローション等の整髪剤を内容物とする商品では、泡立て動作を省略して簡便な利用を図る観点から注出ポンプの内部に発泡機構を組み入れ注出直前で内容物を泡状にするものが多数流通している。
この種の商品はとくにサイズが大きい据え置きタイプの容器を対象としたものが普通であるが、最近に至っては持ち運びに便利な小型容器への適用もなされており、この点に関しては液用容器体を、圧搾可能な胴部を有する空気用容器体の中に組み入れ、空気用容器体の胴部を圧搾することによって液と空気を混合、発泡させて排出するスクイズタイプの泡噴出器が知られている(例えば特許文献1参照)。
ところで、上記従来の泡噴出器は、肌理(きめ)の細かい良好な泡をより一層安定的に排出すること、使用材料の削減を図ること、容器のより一層の小型化を図ること、さらには内容物を充填する容器のレフィル化を図ること等を考慮した場合に未だ改良の余地が残されていた。
特許第3761140号公報
本発明の課題は、流動性を有する内容物を肌理の細かい泡にして排出するとともに容器自体をより一層、コンパクトにできる新規な泡噴出容器を提案するところにある。
本発明は、スクイズ可能な胴部を有し、その内側を内容物の充填空間とする容器本体と、この容器本体の口部に固定保持され、充填空間内につながる排出経路を形成するノズルとを備え、
前記容器本体の内側に、スクイズ動作に帯同して拡縮可能な胴部を有し、その内側に空気を充填する内容器と、この内容器の胴部につながる空気流通路を有し、ノズルの排出経路内に位置して該ノズルの内壁との相互間で環状隙間を形成する管体とを配設し、
前記環状隙間に、容器本体内の内容物及び内容器内の空気をそれぞれ通過、発泡せしめてノズルの先端より排出する発泡部材を設け、
該発泡部材の入側に、前記発泡部材の入側に向けて開口し、内容物の流れを少なくとも一回反転させて該発泡部材へ向けて内容物を誘導する迂回路を形成し、
前記管体に、前記発泡部材と前記迂回路との間で、空気流通路を通過する空気を、発泡部材に向けて噴出させる貫通開孔を設けたことを特徴とする泡噴出容器である。
上記の構成になる泡噴出容器において、前記管体には、スクイズ動作の解除に際して空気の流通を可能とし、内容物の吐出時に空気流路の弁座に適合して空気の流通を遮断する逆止弁を設けることができる。
また、前記発泡部材としては、メッシュを適用するのが好ましい。
ノズル内に形成した環状隙間に発泡部材を配置し、この発泡部材の手前で迂回路により内容物の排出を抑制(勢いを弱める)し、発泡部材で空気と内容物との混合物を発泡させるようにしたので、内容物と空気との混合が安定化し、発泡部材の出側において肌理の細かい泡が安定的に生成される。
また、内容物を排出する際には、空気流通路は逆止弁により確実に遮断されるため、内容物と空気の混合割合が一定化して安定した性状の泡が得られる。
本発明にしたがう泡噴出容器の実施の形態を断面で示した図である。 図1に示した容器につき、内容物の排出要領を示した図である。 本発明にしたがう泡噴出容器の他の実施の形態を断面で示した図である。 本発明にしたがう泡噴出容器の他の実施の形態を断面で示した図である。 本発明にしたがう泡噴出容器の他の実施の形態を断面で示した図である。
以下、図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明にしたがう泡噴出容器の実施の形態をその断面について示した図である。
図における符号1はスクイズ可能な胴部を有し、その内側を内容物(液体)の充填空間Mとする容器本体、2は容器本体1の口部1aに固定保持されるノズルである。このノズル2は基部2aと、この基部2aに一体的に設けられた筒体2bからなる。該基部2aは図示の如くねじ止めにより容器本体1の口部1aに着脱自在に連係させることが可能であり(アンダーカットのような係合手段を適用してもよいし、いたずら防止のため開封不能にしてもよい。)、筒体2bには充填空間Mにつながる排出経路rが形成されている。
また、3は充填空間M内で管体に吊り下げ保持された空気充填用の内容器である。この内容器3は2軸延伸ブロー成形により形成された薄肉のボトルを例として示してあり、胴部3aの上部には比較的厚肉になる口部3bが設けられている。
4は内側に内容器3の胴部3aにつながる空気流通路hを有し、ノズル2の排出経路r内に位置して該ノズル2の内壁との相互間で環状隙間tを形成する管体である。
管体4はその内側凹部eで内容器3の口部3bにアンダーカット等(ねじによる係合でも可)により係合するベース4aと、このベース4aの上部において合わさりノズル2の基部2aの裏面に嵌合する本体部分4bと、ベース4aの外周縁に立設された筒体4cからなる。
5は管体4の本体部分4bの内側に配置された逆止弁である。この逆止弁5は容器本体1が静置状態(起立姿勢)あるとき、あるいはスクイズ動作が解除された状態のときはベース4aの上端に設けられたピンSに保持され、空気の流通を可能としているが(弁と通路の間に隙間が形成される。)、内容物の吐出時(スクイズ動作時)、あるいは容器が傾倒、倒立姿勢にあるときは逆止弁5が弁座4bに適合して空気の流通を遮断する(図2参照)。上記逆止弁5としてはボール弁を例示したが、ピンSの上部に弾性片を一体的に設け、この弾性片を介して上方付勢状態で取り付けられる樹脂弁を採用することもできる。
6a、6bは環状隙間tに配置された発泡部材である。この発泡部材6a、6bは環状隙間tに嵌合して固定保持されるリング6a、6bと、このリング6a、6bの端面に設置されたメッシュ6a、6bからなり、空気の混在した内容物を、この発泡部材6a、6bを通過させることにより発泡させる。
ここに、上記発泡部材6a、6bはその設置個数を増加するか、あるいは、メッシュの大きさをより小さくすることにより内容物の通過における抵抗を高めることが可能であり、空気との混合を確実にして肌理の細かい泡を生成するとともに、内容物の垂れ落ち(液だれ)を回避することができる。上記発泡部材6a、6bは、メッシュを備えたリングに代えて焼結体や発泡体等からなる多孔質体を適用することもできる。
さらに7は管体4に設けられた迂回路である。この迂回路7は管体4の本体部分4bの基部でその上下において貫通する縦孔7a(基部の周りに間隔をおいて複数本設けられている。)と、この縦孔7aの下端につながる隙間7b(隙間7bは筒体4cの内壁に形成された縦リブ等によって形成することができる。)からなる。隙間7bは容器本体1の充填空間Mに通じており、縦孔7aは発泡部材6a、6bの入側に通じており、この迂回路7を通して充填空間M内の内容物を発泡部材6a、6bへ誘導することができるようになっている(図2中矢印参照)。
8は管体4の本体部分4bに形成された貫通開孔である。この貫通開孔8はスクイズ動作の際に空気流通路hを通過する空気を、発泡部材6a、6bの入側から出側へ向けて噴出させるものであり、該本体部分4bの周りに沿い間隔をあけて複数個設けられている。そして、9はノズル2の先端に着脱自在に装着されるねじ止めタイプのキャップである。
容器本体1内の内容物を吐出するにあたっては、図2に示すように容器本体1そのものを傾倒もしくは倒立させてその胴部を絞り込む(スクイズ)。胴部の絞り込みにより容器本体1内の内容物は、迂回経路7、すなわち、隙間7b、縦孔7aを通って発泡部材6a、6bの入側に達する一方、内容器3内の空気は口部3b、管体4の空気流通路h、貫通開孔8を通して発泡部材6a、6bの入側に到達する。
貫通開孔8から噴出される空気は内容物とともに発泡部材6a、6b内へと導入され、その出側に至るまでの間で肌理の細かい泡となってノズル2の排出経路rから排出されることとなる。
スクイズ動作の解除により排出経路r、発泡部材6a、6b、迂回経路7を通して容器本体1内に空気が導入されて胴部が元の状態に復元し、この復元に合わせて空気流通路hを通して内容器3内に空気が導入されて胴部3aが元の状態へ復元する。
本発明にしたがう泡噴出器は、この発泡部材6a、6bの手前に設けた迂回路7により内容物の排出が抑制(勢いを弱める。)されるため、内容物と空気との混合が安定化し、発泡部材6a、6bを経たのちにおいては肌理の細かい泡が生成される。
図3は本発明にしたがう泡噴出器の他の実施の形態を示した図である。図における10はノズル2の基部2aに連係し充填空間M内に懸垂保持される防護筒体である。この防護筒体10は内容器3の回りを取り囲むように配置され、その壁面に複数の窓孔10a(スリット状のものを含み、形状は任意に設定される。)が設けられていて、この窓孔10aの全部もしくは一部が内容物をノズル2の排出経路rに送給するための経路を形成する。
空気を供給する内容器3の周りに防護筒体10を配置することにより、内容物の充填時、詰め替え時、付け替え時等において内容器3の損傷が防止され、これにより内容器3を薄肉(使用材料の削減)にすることができ、容器のコンパクト化に有利であり、しかも、防護筒体10はスクイズ動作に際して胴部の絞り込み量を規制するストッパーとして機能する(容器本体1の胴部を押し込んだとき、該容器本体の胴部を構成する壁部が防護筒体10に接触し胴部はそれ以上押し込むことができなくなる。)ので定量的な排出、安定したスクイズが可能となる。
防護筒体10はその底部を開放したものとして例示したが、底壁を有するものを適用してもよい。
内容器3を防護筒体10とともに、容器本体1内に配置せしめることにより、内部スペースの有効利用を図ることが可能となり、内容物を充填する容器本体1については容器の付け替えを可能とするレフィルタイプの容器とすることができる。
本発明の実施の形態では、内容器3として薄肉のブロー成形ボトルを例として示したが、図4に示すような、スパウト3cを備えたパウチタイプの容器(袋状の容器)あるいは図5に示すような、薄肉のスリーブチューブを用いることも可能であり、また、キャップ9は嵌合タイプのキャップを装着してもよい。
また、発泡部材6a、6bとしては、メッシュを適用したものを用いる場合について図示したが、焼結体や発泡体等の多孔質体を用いる場合には貫通開孔8は多孔質体の胴体部分(側壁面)に面して設けることもでき、発泡部材6a、6bに対する空気の噴出形態は適宜変更することが可能であり、図示のものに限定されることはない。
肌理の細かい泡を安定的に排出することができるコンパクトなスクイズ式泡噴出容器が提供できる。
1 容器本体
1a 口部
2 ノズル
2a 基部
2b 管体
3 内容器
3a 胴部
3b 口部
4 管体
4a ベース
4b 本体部分
5 逆止弁
6a、6b 発泡部材
7 迂回路
7a 縦孔
7b 隙間
8 貫通開孔
9 キャップ
10 防護筒体
10a 窓孔
r 排出経路
h 空気流通路
M 充填空間
S ピン

Claims (3)

  1. スクイズ可能な胴部を有し、その内側を内容物の充填空間とする容器本体と、この容器本体の口部に固定保持され、充填空間内につながる排出経路を形成するノズルとを備え、
    前記容器本体の内側に、スクイズ動作に帯同して拡縮可能な胴部を有し、その内側に空気を充填する内容器と、この内容器の胴部につながる空気流通路を有し、ノズルの排出経路内に位置して該ノズルの内壁との相互間で環状隙間を形成する管体とを配設し、
    前記環状隙間に、容器本体内の内容物及び内容器内の空気をそれぞれ通過、発泡せしめてノズルの先端より排出する発泡部材を設け、
    該発泡部材の入側に、前記発泡部材の入側に向けて開口し、内容物の流れを少なくとも一回反転させて該発泡部材へ向けて内容物を誘導する迂回路を形成し、
    前記管体に、前記発泡部材と前記迂回路との間で、空気流通路を通過する空気を、発泡部材に向けて噴出させる貫通開孔を設けたことを特徴とする泡噴出容器。
  2. 前記管体は、スクイズ動作の解除に際して空気の流通を可能とし、内容物の吐出時に空気流路の弁座に適合して空気の流通を遮断する逆止弁を有する請求項1記載の泡噴出容器。
  3. 前記発泡部材は、リングに固定保持されたメッシュからなる請求項1又は2記載の泡噴出容器。
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