JP5307698B2 - 電子機器 - Google Patents

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本発明は、複数の画像を表示する電子機器に関する。
従来より、表示部を備える電子機器において、表示部に複数の画像を連続して順次表示する機能(例えば、フォトビューア機能)を実行するものがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、デジタルカメラで撮影して得られた画像データを暗号化して、フォトビューア機能を実行するフォトビューアストレージに送ることができるシステムが提案されている。
特開2007−27814号公報
ここで、表示部に表示される複数の画像の中には、使用状況によっては他人に見られたくない画像が含まれる(例えば、一部の画像が秘匿性を有する)場合がある。このため、複数の画像を表示する電子機器において、ユーザの使用状況に応じて適切な画像を表示することが要請されている。
本発明は、使用状況に応じて適切な画像を表示する電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係る電子機器は、上記課題を解決するために、画像を表示する表示部と、複数の画像データを記憶する記憶部と、生体認証を行う生体認証部と、前記記憶部に記憶された前記複数の画像データの各々に基づく画像を前記表示部に順次表示させる表示更新部と、各画像データに基づく画像の表示態様を設定する設定部と、前記表示更新部により前記複数の画像データのうち一の画像データに基づく画像を前記表示部に表示させている際に、前記生体認証部により生体認証が行われた場合、前記一の画像データに基づく画像の表示態様を前記設定部により設定された前記表示態様に変更する制御部とを備えることを特徴とする。
また、前記電子機器は、前記表示更新部により前記一の画像データに基づく画像を前記表示部に表示させている際に、所定期間内に前記生体認証部による生体認証が行われた回数をカウントするカウント部を備え、前記設定部は、前記表示態様の設定として、前記表示部に表示されている前記一の画像データの属性を前記カウント部によりカウントされた回数に応じた属性に設定することが好ましい。
また、前記制御部は、前記表示更新部により前記一の画像データに基づく画像を前記表示部に表示させている際に、前記生体認証部により生体認証が行われた場合、前記表示態様の変更として、前記一の画像データに基づく画像を前記設定部により設定された属性が前記カウント部によりカウントされた回数に応じた属性となっている他の画像データに基づく画像に、前記表示更新部により切り替えさせることが好ましい。
また、前記制御部は、前記表示更新部により前記一の画像データに基づく画像を前記表示部に表示させている際に、前記生体認証部により生体認証が行われた場合、前記表示態様の変更として、前記一の画像データに基づく画像と共に、当該一の画像データに付加された付加情報を前記表示更新部により前記表示部に表示させることが好ましい。
本発明に係る電子機器は、上記課題を解決するために、画像を表示する表示部と、複数の画像データを記憶する記憶部と、生体認証を行う生体認証部と、前記記憶部に記憶された前記複数の画像データのうち一の画像データを選択して、当該一の画像データに基づく画像を初期画面として前記表示部に表示させる表示更新部と、前記複数の画像データそれぞれの属性を設定する設定部と、前記表示更新部により前記初期画面として前記一の画像データに基づく画像を前記表示部に表示している際に、前記生体認証部により生体認証が行われた場合、前記表示更新部により前記一の画像データに基づく画像を前記設定部により前記一の画像データとは異なる属性に設定された他の画像データに基づく画像に切り替える制御部を備えることを特徴とする。
また、前記設定部は、前記複数の画像データそれぞれの属性を前記生体認証部による生体認証を用いて予め設定することが好ましい。
また、前記制御部は、前記一の画像データに基づく画像を前記他の画像データに基づく画像に切り替えた後に、前記生体認証部により生体認証が行われた場合、前記他の画像データに基づく画像を前記一の画像データに基づく画像に切り替えることが好ましい。
また、前記電子機器は、操作部を備え、前記制御部は、前記表示更新部により前記初期画面として前記一の画像データに基づく画像を前記表示部に表示している際に、前記生体認証部により生体認証が行われると共に、前記操作部により所定の操作が行われた場合、前記一の画像データに基づく画像を前記他の画像データに基づく画像に切り替えることが好ましい。
本発明によれば、使用状況に応じて適切な画像を表示する電子機器を提供することができる。
本発明に係る電子機器の一例である携帯電話機の外観斜視図である。 第1実施形態の携帯電話機の機能を示す機能ブロック図である。 設定部による表示態様の設定の具体例について示す図である。 表示部に表示される画像における表示態様の変更の具体例について示す図である。 表示部に表示される画像における表示態様の変更の具体例について示す図である。 画像データの属性を分類する画像分類処理について示すフローチャートである。 画像データを再生する画像再生処理について示すフローチャートである。 付加情報が付加された画像データを再生する画像再生処理について示すフローチャートである。 待ち受け画面の画像を切り替える処理の具体例について示す図である。 生体認証と共に、操作部による操作を用いて、待ち受け画面の画像を切り替える処理の具体例について示す図である。 第2実施形態の携帯電話機による画像再生処理について説明するフローチャートである。 第2実施形態の携帯電話機による画像再生処理について説明するフローチャートである。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本発明に係る電子機器の一例である携帯電話機1の外観斜視図を示す。なお、図1は、いわゆる折り畳み型の携帯電話機の形態を示しているが、本発明に係る携帯電話機の形態としては特にこれに限られない。例えば、両筐体を重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式や、重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転式(ターンタイプ)や、操作部と表示部とが一つの筐体に配置され、連結部を有さない形式(ストレートタイプ)でもよい。
携帯電話機1は、操作部側筐体2と、表示部側筐体3とを備える。操作部側筐体2は、表面部に、操作部11と、携帯電話機1の使用者が通話時に発した音声が入力されるマイク12とを備える。操作部11は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作キー13と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作キー14と、各種操作における決定やスクロール等を行う決定操作キー15とから構成されている。なお、機能設定操作キー13、入力操作キー14及び決定操作キー15は、表示部21と一体に形成されたタッチパネル上に配置するように構成してもよい。
また、表示部側筐体3は、表面部に、各種情報を表示するための表示部21と、通話の相手側の音声を出力するスピーカ22とを備える。
また、操作部側筐体2の上端部と表示部側筐体3の下端部とは、ヒンジ機構4を介して連結されている。また、携帯電話機1は、ヒンジ機構4を介して連結された操作部側筐体2と表示部側筐体3とを相対的に回転することにより、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが互いに開いた状態(開状態)にしたり、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを折り畳んだ状態(閉状態)にしたりできる。
図2は、第1実施形態の携帯電話機1の機能を示す機能ブロック図である。第1実施形態の携帯電話機1は、図2に示すように、操作部11と、マイク12と、表示部21と、スピーカ22と、ドライバIC23と、通信部42と、表示制御部43と、メモリ44と、指紋センサ45と、開閉検出部46と、CPU49とを備える。
通信部42は、メインアンテナ40とRF回路部41とを備え、所定の通信先と通信を行う。通信部42が通信を行う通信先としては、携帯電話機1と電話やメールの送受信を行う外部の端末装置や、携帯電話機1がインターネットの接続を行う外部のWebサーバ等の外部装置が挙げられる。
メインアンテナ40は、所定の使用周波数帯で外部装置と通信を行う。
RF回路部41は、メインアンテナ40によって受信した信号を復調処理し、処理後の信号をCPU49に供給する。また、RF回路部41は、CPU49から供給された信号を変調処理し、メインアンテナ40を介して外部装置(基地局)に送信する。
表示制御部43は、CPU49の制御にしたがって、所定の画像処理を行い、処理後の画像データをドライバIC23に出力する。ドライバIC23は、表示制御部43から供給された画像データをフレームバッファに蓄え、所定のタイミングで表示部21に出力する。
表示部21は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electoro Luminescence)によって構成され、各種情報に基づく画像や動画等を表示する。
スピーカ22は、CPU49から供給された信号を外部に出力する。
メモリ44は、例えば、ワーキングメモリを含み、CPU49による演算処理に利用される。また、メモリ44には、各種データファイル、複数のアプリケーションプログラムや、各種情報等が記憶されている。また、メモリ44は、着脱可能な外部メモリを兼ねていてもよい。さらに、メモリ44には、後述する表示更新部492により表示部21に表示される複数の画像データが記憶されている。
指紋センサ45は、ユーザの指紋を読み取り、読み取った指紋の指紋データを生成する。そして、指紋センサ45は、生成された指紋データをCPU49に送信する。
開閉検出部46は、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが開状態であるか閉状態であるかを検出する。開閉検出部46は、ホール素子47と、磁石48とを備える。
例えば、ホール素子47は、操作部側筐体2の内部のマイク12側に配置され、磁石48は、表示部側筐体3の内部のスピーカ22側に配置される。
具体的には、操作部側筐体2と表示部側筐体3との位置関係に応じて磁石48から出力される磁気の強度が変動するため、この磁石48から出力される磁気の強弱をホール素子47によって検出する。CPU49(図2参照)は、検出した磁気の強弱に基づいて、携帯電話機1の開状態又は閉状態を判別することにより開状態及び閉状態を検出する。なお、開状態及び閉状態の検出は、ホール素子47によるものに限られない。
CPU49は、携帯電話機1の全体を制御する。例えば、CPU49は、RF回路部41から供給された信号に対して所定の音声処理(例えば、アナログ変換)を行い、処理後の信号をスピーカ22に出力する。また、CPU49は、マイク12から入力された信号を処理(例えば、デジタル変換)し、処理後の信号をRF回路部41に出力する。
また、CPU49は、生体認証部491と、表示更新部492と、設定部493と、制御部494と、タイマ部495と、カウント部496とを備える。
ここで、第1実施形態の携帯電話機1の動作について説明する。
生体認証部491は、指紋センサ45により生成された指紋データに基づいて、生体認証を行う。具体的には、生体認証部491は、指紋センサ45により生成された指紋データと、メモリ44に予め記憶された指紋データとを比較し、指紋センサ45により生成された指紋データと、メモリ44に予め記憶された指紋データとが一致する場合には、指紋センサ45により指紋を読み取られたユーザの個人認証を行う。個人認証が行われた場合、CPU49は、携帯電話機1のセキュリティ機能(例えば、操作部11の操作をロックする)を解除する。
一方、生体認証部491は、指紋センサ45により生成された指紋データと、メモリ44に予め記憶された指紋データとが一致しない場合には、指紋センサ45により指紋を読み取られたユーザの個人認証を行なわない。個人認証が行われない(個人認証が失敗した)場合には、CPU49は、携帯電話機1のセキュリティ機能を維持する。
表示更新部492は、メモリ44に記憶された複数の画像データの各々に基づく画像を所定の条件に基づいて選択して、選択した画像を表示部21に順次表示させる。すなわち、表示更新部492は、複数の画像を連続的に順次表示するフォトビューア機能を実行する。ここで、所定の条件としては、例えば、メモリ44に記憶された複数の画像データそれぞれのファイル名の順序、複数の画像データそれぞれがメモリ44に記憶された日付の古い(新しい)順序、複数の画像データそれぞれの容量の小さい(大きい)順序、又はユーザが任意に定める順序等を用いることができる。
設定部493は、表示更新部492により表示部21に表示される各画像データに基づく画像の表示態様を設定する。
制御部494は、表示更新部492によりメモリ44に記憶された複数の画像データのうち一の画像データに基づく画像を表示部21に表示させている際に、生体認証部491により生体認証が行われた場合、一の画像データに基づく画像の表示態様を設定部493により設定された表示態様に変更する。
このように第1実施形態の携帯電話機1によれば、制御部494は、生体認証を用いて表示部21に表示される画像の表示態様を変更するため、例えば、複数の画像のうち一部の画像が秘匿性を有するような場合に、ユーザの使用状況に応じて適切な画像を表示させることができる。さらに、携帯電話機1は、生体認証を用いて表示態様を変更することにより、例えば、操作部11を構成するキーの押下により表示態様を変更する場合と比べて、表示態様を変更する動作を簡素化することができるため、携帯電話機1の操作性を向上させることができる。
タイマ部495は、CPU49に内蔵されたタイマにより時間の計測を行う。具体的には、タイマ部495は、表示更新部492により画像データに基づく画像が表示部21に表示されると、時間の計測を開始し、所定期間T1の経過後に時間の計測を終了し、制御部494に時間の計測が終了したことを通知する。また、タイマ部495は、生体認証部491により生体認証が行われると、時間の計測を開始し、所定期間T1の経過後に時間の計測を終了し、制御部494に時間の計測が終了したことを通知する。
カウント部496は、表示更新部492により一の画像データに基づく画像を表示部21に表示させている際に、所定期間T1内に生体認証部491による生体認証が行われた回数をカウントする。
そして、設定部493は、表示態様の設定として、表示部21に表示されている一の画像データの分類番号(属性)をカウント部496によりカウントされた回数に応じた分類番号に設定する。
このように第1実施形態の携帯電話機1によれば、設定部493は、表示部21に表示されている一の画像データの分類番号を生体認証が行われた回数に応じて設定する。ここで、一の画像データの属性は、ユーザの使用状況に応じて任意に設定できるため、携帯電話機1は、ユーザの使用状況に応じて、適切な分類番号の画像データに基づく画像を表示させることができる。さらに、携帯電話機1は、生体認証を用いて画像データの分類番号を設定するため、簡易な操作により画像データの分類番号を設定することができる。
また、制御部494は、表示更新部492により一の画像データに基づく画像を表示部21に表示させている際に、生体認証部491により生体認証が行われた場合、カウント部496により所定期間T1内に生体認証部491による生体認証が行われた回数をカウントさせる。
そして、制御部494は、表示態様の変更として、表示部21に表示されている一の画像データに基づく画像を、設定部493により設定された属性がカウント部496によりカウントされた回数に応じた分類番号である他の画像データに基づく画像に、表示更新部492により切り替えさせる。
このように第1実施形態の携帯電話機1によれば、制御部494は、表示部21に表示されている一の画像データに画像を、生体認証が行われた回数に応じた分類番号の他の画像データに基づく画像に切り替えさせる。このため、携帯電話機1は、生体認証を用いて、ユーザの使用状況に応じて適切な分類番号の画像データに基づく画像を表示させることができる。
図3(a)〜(d)は、設定部493による表示態様の設定の具体例について示す図である。表示更新部492は、フォトビューア機能が起動されていない状態(図3(a)参照)からフォトビューア機能を起動すると、複数の画像データのうち一の画像データに基づく画像Aを表示部21に表示する。さらに、表示更新部492は、表示部21の右下の領域に表示領域50及び51を表示する。表示更新部492は、表示領域50に分類番号(属性)を表示し、表示領域51にカウントダウンタイマ値を表示する(図3(b)参照)。ここで、図3(b)に示す画像Aは、分類番号1であるものとする。
表示領域51に表示されるカウントダウンタイマ値は、画像Aが表示されてからの経過時間を示す値である。例えば、画像Aが表示されると同時にカウントダウンタイマ値「3」が表示され、1秒経過するごとに、「3」→「2」→「1」→「0」のようにカウントダウンタイマ値が表示される。
表示領域51に表示されるカウントダウンタイマ値が「0」になる前に、指紋センサ45によりユーザの指紋が読み取られ、生体認証部491により生体認証が行われると(図3(c)参照)、カウント部496は、生体認証が行われた回数をカウントする。例えば、生体認証部491により生体認証が2回行われると、カウント部496は、生体認証が行われた回数「2」をカウントする。
そして、設定部493は、画像Aの分類番号を、カウント部496によりカウントされた回数に応じた分類番号に設定する。例えば、カウント部496により生体認証が行われた回数「2」がカウントされた場合には、設定部493は、画像Aの分類番号を、分類番号1から分類番号3に設定する。つまり、設定部493は、画像Aの分類番号を、図3(b)に示す画像Aの分類番号1にカウント部496により生体認証が行われた回数「2」を加算した値(1+2=3)である分類3に設定する。そして、表示更新部492は、表示部21の表示領域52に「分類3に登録しました」の表示を行う(図3(d)参照)。これにより、携帯電話機1は、画像Aの分類番号が変更されたことをユーザに知らせることができる。
なお、分類番号は、1→2→3→1→2→3・・・の順序で設定されるものとする。例えば、分類番号3の画像を表示している際に、カウント部496により生体認証が行われた回数「2」がカウントされた場合には、設定部493は、その画像の分類番号を、分類番号3から分類番号2に設定する。
図4(a)〜(f)は、表示部21に表示される画像における表示態様の変更の具体例について示す図である。図4(a)〜(c)に示すように、指紋センサ45により指紋が読み取られない場合には、表示更新部492は、表示領域50に表示される分類番号1の画像データに基づく画像である画像A、画像B及び画像Cを表示部21に順次表示する。
また、図4(d)〜(f)に示すように、画像の再生開始時に指紋センサ45により指紋が読み取られ、生体認証部491により生体認証が1回行われた場合には、制御部494は、表示領域50に表示される分類番号2の画像データに基づく画像である画像D、画像E及び画像Fを表示部21に順次表示する。
また、表示部21に画像Bが表示されている際に(図4(b)参照)、指紋センサ45により指紋が読み取られ、生体認証部491により生体認証が1回行われた場合には、制御部494は、表示更新部492により、分類番号1の画像データに基づく画像Bを分類番号2の画像データに基づく画像Dに切り替えて表示させる(図4(d)参照)。
ここで、制御部494は、表示更新部492により一の画像データに基づく画像を表示部21に表示させている際に、生体認証部491により生体認証が行われた場合、表示態様の変更として、一の画像データに基づく画像と共に、この一の画像データに付加された付加情報(メタデータ)を表示更新部492により表示部21に表示させてもよい。
例えば、JPEG方式に準拠した画像データには、画像データのヘッダに、この画像データのタイトルや、作成者、コメント等の文字情報を付加情報として付加することができる。このような、画像データに付加された付加情報は、表示更新部492により画像データに基づく画像を表示させる際に、画像と共に、表示部21に表示される。
このように第1実施形態の携帯電話機1によれば、制御部494は、生体認証を用いて、画像データに基づく画像と共に、画像データに付加された付加情報(例えば、ユーザによって入力された画像データについての、タイトルや、作成者、コメント等)を表示するか否かを切り替えさせることができる。したがって、携帯電話機1は、生体認証を用いて、ユーザの使用状況に応じた適切な画像を表示することができる。
図5(a)〜(f)は、表示部21に表示される画像における表示態様の変更の具体例について示す図である。図5(a)〜(c)に示すように、指紋センサ45により指紋が読み取られない場合には、表示更新部492は、表示領域50に表示される分類番号1の画像データに基づく画像である画像A、画像B及び画像Cを表示部21に順次表示する。
一方、図5(d)〜(f)に示すように、画像の再生開始時に指紋センサ45により指紋が読み取られ、生体認証部491により生体認証が1回行われた場合には、制御部494は、表示領域50に表示される分類番号1の画像データに基づく画像である画像A、画像B及び画像Cと共に、画像データに付加された付加情報を表示更新部492により表示部21に表示させる。具体的には、図5(e)に示すように、制御部494は、表示更新部492により、画像Bの画像データに付加情報として付加されたコメント「綺麗な写真が撮れました」を表示領域53に表示させる。
次に、第1実施形態の携帯電話機1の内部処理について図6〜8を参照しながら説明する。図6は、画像データの属性を分類する画像分類処理について示すフローチャートである。
ステップS1において、CPU49は、操作部11によるフォトビューア機能を起動して画像を表示する操作を検出する。
ステップS2において、表示更新部492は、フォトビューア機能を起動して、メモリ44に記憶される複数の画像データの各々に基づく画像を所定の条件に基づいて選択し、選択した画像を表示部21に表示させる。また、表示更新部492は、選択した画像と共に、表示部21の表示領域50に分類番号を表示させる。
ステップS3において、タイマ部495は、時間の計測を開始する。このとき、表示更新部492は、タイマ部495により計測された時間に基づいて、表示部21の表示領域51にカウントダウンタイマ値を表示する。
ステップS4において、CPU49は、指紋センサ45を起動させる。
ステップS5において、CPU49は、ステップS3においてタイマ部495による時間の計測を開始してから所定期間T1内に生体認証部491により指紋認証が行われることにより、ユーザの個人認証が行われたか否かを判定する。指紋認証が行われることにより、ユーザの個人認証が行われた場合(Yes)には、ステップS7へ移る。一方、指紋認証が行われない、又は指紋認証が行われたが、ユーザの個人認証が行われなかった場合(No)には、ステップS6へ移る。
ステップS6において、表示更新部492は、タイマ部495により計測された時間に基づいて、表示領域51のカウントダウンタイマ値の表示を更新する。例えば、ステップS3において時間の計測が開始されたときのカウントダウンタイマ値が「3」であり、ステップS6の時点でタイマ部495により計測された時間がステップS3において時間の計測が開始されてから1秒後である場合には、カウントダウンタイマ値を「3」から「2」に更新する。
ステップS7において、カウント部496は、生体認証が行われた回数のカウントを1加算する。例えば、生体認証が行われた回数が1回であった場合には、カウントを1加算して、生体認証が行われた回数を2回にカウントする。
ステップS8において、制御部494は、ステップS3においてタイマ部495により時間の計測を開始してから所定期間T1が経過するとタイマ部495による時間の計測を終了する。
ステップS9において、設定部493は、ステップS2において表示更新部492により表示部21に表示させた一の画像データのヘッダに分類番号を書き込む。例えば、設定部493は、一の画像データが分類1であり、カウント部496によりカウントされた回数が2回である場合には、一の画像データの分類番号を分類3として、一の画像データのヘッダに分類3を書き込む。
ステップS10において、設定部493は、ヘッダに分類を書き込んだ一の画像データをメモリ44に保存する。
ステップS11において、表示更新部492は、次に表示する画像データが存在するか否かを判定する。次に表示する画像データが存在する場合(Yes)には、ステップS1へ戻る。一方、次に表示する画像データが存在しない場合(No)には、処理を終了する。
図7は、画像データを再生する画像再生処理について示すフローチャートである。なお、ステップS21〜ステップS28の処理は、上述した図6におけるステップS1〜ステップS8の処理と同様の処理であるため、説明を省略する。
ステップS29において、制御部494は、ステップS22において表示更新部492により表示部21に表示させた一の画像データのヘッダを参照して、分類番号を取得する。そして、制御部494は、カウント部496によりカウントされた回数と取得した分類番号とが一致するか否かを判定する。カウントされた回数と取得した分類番号とが一致する場合(Yes)には、ステップS30へ移る。一方、カウントされた回数と取得した分類番号とが一致しない場合(No)には、ステップS31へ移る。
ステップS30において、制御部494は、ステップS22において表示更新部492により表示部21に表示されている一の画像データに基づく画像を、設定部493により設定された分類番号がカウント部496によりカウントされた回数に応じた分類番号である他の画像データに基づく画像に、表示更新部492により切り替えさせる。そして、制御部494は、表示更新部492により画像を切り替えた後に、ステップS23へ戻る。
ステップS31において、表示更新部492は、メモリ44に次に表示する画像データが存在するか否かを判定する。次に表示する画像データが存在する場合(Yes)には、ステップS29へ移る。一方、次に表示する画像データが存在しない場合(No)には、処理を終了する。
図8は、付加情報が付加された画像データを再生する画像再生処理について示すフローチャートである。
ステップS41において、CPU49は、操作部11によるフォトビューア機能を起動して画像を表示する操作を検出する。
ステップS42において、表示更新部492は、フォトビューア機能を起動して、メモリ44に記憶される複数の画像データのうち一の画像データを所定の条件に基づいて選択し、選択された一の画像データを表示部21に表示させる。
ステップS43において、タイマ部495は、時間の計測を開始する。
ステップS44において、CPU49は、指紋センサ45を起動させる。
ステップS45において、制御部494は、ステップS43においてタイマ部495による時間の計測を開始してから所定期間T1内に生体認証部491により指紋認証が行われることにより、ユーザの個人認証が行われたか否かを判定する。指紋認証が行われることにより、ユーザの個人認証が行われた場合(Yes)には、ステップS48へ移る。一方、指紋認証が行われない、又は指紋認証が行われたが、ユーザの個人認証が行われなかった場合(No)には、ステップS46へ移る。
ステップS46において、表示更新部492は、タイマ部495により計測された時間に基づいて、表示領域51のカウントダウンタイマ値の表示を更新する。
ステップS47において、制御部494は、ステップS3においてタイマ部495により時間の計測を開始してから所定期間T1が経過するとタイマ部495による時間の計測を終了する。
ステップS48において、制御部494は、ステップS42において表示更新部492により表示されている一の画像データに付加情報として文字情報が付加されているか否かを判定する。文字情報が付加されている場合(Yes)には、ステップS49へ移る。一方、文字情報が付加されていない場合(No)には、ステップS46へ戻る。
ステップS49において、制御部494は、一の画像データに付加された文字情報を表示更新部492により表示部21に表示させる。そして、制御部494は、文字情報を表示更新部492により表示部21に表示させた後、ステップS50へ移る。
ステップS50において、表示更新部492は、メモリ44に次に表示する画像データが存在するか否かを判定する。次に表示する画像データが存在する場合(Yes)には、ステップS42へ戻る。一方、次に表示する画像データが存在しない場合(No)には、処理を終了する。
このように第1実施形態の携帯電話機1によれば、制御部494は、生体認証を用いて表示部21に表示される画像の表示態様を変更するため、例えば、複数の画像のうち一部の画像が秘匿性を有するような場合に、ユーザの使用状況に応じて適切な画像を表示させることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の携帯電話機1の第2実施形態について説明する。第2実施形態については、主として、第1実施形態とは異なる点を説明し、第1実施形態と同様の構成について同一符号を付し、説明を省略する。第2実施形態について特に説明しない点については、第1実施形態についての説明が適宜適用される。
第2実施形態の携帯電話機1は、複数の画像データのうち一の画像データに基づく画像を待ち受け画面(初期画面)として表示部21に表示させる点が第1実施形態とは主として異なる。
第2実施形態の携帯電話機1は、第1実施形態と同様に、操作部11と、マイク12と、表示部21と、スピーカ22と、ドライバIC23と、通信部42と、表示制御部43と、メモリ44と、指紋センサ45と、開閉検出部46と、CPU49とを備える(図2参照)。
また、第2実施形態のCPU49は、生体認証部491と、表示更新部492と、設定部493と、制御部494と、カウント部496とを備える(図2参照)。
表示更新部492は、メモリ44に記憶された複数の画像データのうち一の画像データを所定の条件に基づいて選択して、この一の画像データに基づく画像を初期画面として表示部21に表示させる。
設定部493は、複数の画像データそれぞれの属性を設定する。
制御部494は、表示更新部492により初期画面として一の画像データに基づく画像を表示部21に表示している際に、生体認証部491により生体認証が行われた場合、一の画像データに基づく画像を設定部493により一の画像データとは異なる属性に設定された他の画像データに基づく画像に切り替える。
このように第2実施形態の携帯電話機1によれば、制御部494は、生体認証を用いて待ち受け画面に表示される画像を切り替える。このため、携帯電話機1は、例えば、待ち受け画面として表示部21に表示されている画像を、秘匿性を有する画像から秘匿性のない画像に切り替えることができる。したがって、携帯電話機1は、ユーザの使用状況に応じて適切な画像を表示させることができる。
さらに、携帯電話機1は、生体認証を用いて待ち受け画面の画像を切り替えることにより、例えば、操作部11を構成するキーの押下により待ち受け画面の画像を切り替える場合と比べて、待ち受け画面の画像を切り替える動作を簡素化することができるため、携帯電話機1の操作性を向上させることができる。
また、設定部493は、待ち受け画面として表示部21に表示される複数の画像データそれぞれの分類番号(属性)を生体認証部491による生体認証を用いて予め設定する。
具体的には、設定部493は、複数の画像データそれぞれの分類番号をカウント部496によりカウントされた回数に応じた分類番号に設定する。また、設定部493は、複数の画像データそれぞれの分類番号を、入力操作キー14を構成する各数字キーと対応させて設定してもよい。例えば、設定部493は、一の画像データの分類番号が「3」である場合、この分類番号3を、入力操作キー14を構成する数字「3」のキーと対応させて設定する。そして、これらの設定は、制御部494により画像データのヘッダに書き込まれる。
このように第2実施形態の携帯電話機1によれば、設定部493は、生体認証を用いて、表示部21に表示される複数の画像データそれぞれの分類番号を設定する。ここで、複数の画像データそれぞれの分類番号は、ユーザの使用状況に応じて任意に設定できるため、携帯電話機1は、ユーザの使用状況に応じて、適切な属性の画像データに基づく画像を待ち受け画面として表示させることができる。さらに、携帯電話機1は、生体認証を用いて画像データの分類番号を設定するため、簡易な操作により画像データの属性を設定することができる。
また、制御部494は、表示更新部492により一の画像データに基づく画像を他の画像データに基づく画像に切り替えた後に、さらに、生体認証部491により生体認証が行われた場合、表示更新部492により他の画像データに基づく画像を一の画像データに基づく画像に切り替える。
このように第2実施形態の携帯電話機1によれば、例えば、待ち受け画面として表示部21に表示されている画像を、一旦、秘匿性を有する画像から秘匿性のない画像に切り替えた後に、再度、秘匿性のない画像から秘匿性を有する画像に切り替えることができる。
また、制御部494は、表示更新部492により待ち受け画面として一の画像データに基づく画像を表示部21に表示している際に、生体認証部491により生体認証が行われると共に、操作部11により所定の操作が行われた場合、一の画像データに基づく画像を、設定部493により設定された属性が所定の操作に応じた分類番号となっている他の画像データに基づく画像に切り替えさせてもよい。
このように第2実施形態の携帯電話機1によれば、制御部494は、待ち受け画面として表示部21に表示されている一の画像データに基づく画像を、生体認証が行われた回数に応じた分類番号となっている他の画像データに基づく画像に切り替える。このため、携帯電話機1は、生体認証を用いて、ユーザの使用状況に応じて適切な分類番号の画像データに基づく画像を待ち受け画面として表示させることができる。
図9(a)〜(f)は、待ち受け画面の画像を画像Xから画像Yに切り替える処理の具体例について示す図である。ここで、画像Xの画像データは、設定部493により分類1に設定され、画像Yの画像データは、設定部493により分類2に設定されているものとする。
携帯電話機1を閉状態から開状態に遷移させると、表示更新部492は、待ち受け画面として表示部21に複数の画像データのうち一の画像データに基づく画像Xを表示させる(図9(a)及び(b)参照)。
そして、制御部494は、表示更新部492により初期画面として、分類番号1に設定された一の画像データに基づく画像Xを表示部21に表示している際に、所定期間T1内に生体認証部491により生体認証が行われた場合(図9(c)参照)、画像Xを設定部493により一の画像データとは異なる分類番号である分類番号2に設定された他の画像データに基づく画像Yに切り替える(図9(d)参照)。
また、制御部494は、表示更新部492により初期画面として、分類番号2に設定された他の画像データに基づく画像Yを表示部21に表示している際に、所定期間T1内に生体認証部491により生体認証が行われた場合(図9(e)参照)、画像Yを設定部493により他の画像データとは異なる分類番号である分類番号1に設定された一の画像データに基づく画像Xに切り替える(図9(f)参照)。
図10(a)〜(f)は、生体認証部491による生体認証と共に、操作部11による操作を用いて、待ち受け画面の画像を画像Xから画像Zに切り替える処理の具体例について示す図である。ここで、画像Xは、設定部493により分類番号1に設定されており、画像Zは、設定部493により分類番号3に設定されているものとする。
携帯電話機1を閉状態から開状態に遷移させると、表示更新部492は、待ち受け画面として表示部21に複数の画像データのうち一の画像データに基づく画像Xを表示させる(図10(a)及び(b)参照)。
そして、制御部494は、表示更新部492により初期画面として、分類番号1に設定された一の画像データに基づく画像Xを表示部21に表示している際に、所定期間T1内に生体認証部491により生体認証が行わると共に、操作部11を構成する入力操作キー14の数字「3」のキーが押下された場合(図10(c)参照)、画像Xを、設定部493により設定された属性が入力操作キー14の数字「3」のキーに応じた属性、つまり分類番号3となっている他の画像データに基づく画像Zに表示更新部492により切り替えさせる(図10(d)参照)。
また、制御部494は、表示更新部492により初期画面として、分類番号3に設定された他の画像データに基づく画像Zを表示部21に表示している際に、所定期間T1内に生体認証部491により生体認証が行われた場合(図10(e)参照)、画像Zを設定部493により他の画像データとは異なる属性である分類1に設定された一の画像データに基づく画像Xに切り替える(図10(f)参照)。
次に、第2実施形態の携帯電話機1の処理について図11及び図12を参照しながら説明する。図11は、第2実施形態の携帯電話機1による画像再生処理について説明するフローチャートである。
ステップS61において、開閉検出部46は、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが閉状態であることを検出し、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが閉状態であることを表示更新部492に通知する。
ステップS62において、表示更新部492は、メモリ44に記憶される複数の画像データのうち、待ち受け画面として表示部21に表示する一の画像データをドライバIC23のフレームバッファに書き出す。
ステップS63において、開閉検出部46は、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが開状態であることを検出し、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが開状態であることを表示更新部492に通知する。
ステップS64において、表示更新部492は、待ち受け画面として一の画像データに基づく画像Xを表示部21に表示する。
ステップS65において、タイマ部495は、時間の計測を開始する。
ステップS66において、制御部494は、指紋センサ45を起動させる。
ステップS67において、制御部494は、タイマ部495により時間の計測を開始してから所定期間T1が経過したか否か判定する。所定期間T1が経過した場合(Yes)には、ステップS68へ移る。一方、所定期間T1が経過していない場合(No)には、ステップS69へ移る。
ステップS68において、制御部494は、指紋センサ45を停止させ、処理を終了する。
ステップS69において、指紋センサ45は、指紋を読み取り、読み取った指紋の指紋データを生成する。
ステップS70において、生体認証部491は、指紋センサ45により生成された指紋データと、メモリ44に記憶された指紋データとが一致するか否か判定する。指紋データが一致する場合(Yes)には、ステップS71へ移る。一方、指紋データが一致しない場合(No)には、ステップS67へ戻る。
ステップS71において、タイマ部495は、時間の計測を終了する。
ステップS72において、表示更新部492は、メモリ44に記憶される複数の画像データのうち、待ち受け画面として表示部21に表示する他の画像データをドライバIC23のフレームバッファに書き出す。
ステップS73において、制御部494は、表示更新部492により、一の画像データに基づく画像Xを他の画像データに基づく画像Yに切り替えて、表示部21に表示させる。
ステップS74において、指紋センサ45は、指紋を読み取り、読み取った指紋の指紋データを生成する。
ステップS75において、生体認証部491は、指紋センサ45により生成された指紋データと、メモリ44に記憶された指紋データとが一致するか否か判定する。指紋データが一致する場合(Yes)には、ステップS76へ移る。一方、指紋データが一致しない場合(No)には、ステップS78へ移る。
ステップS76において、表示更新部492は、メモリ44に記憶される複数の画像データのうち、待ち受け画面として表示部21に表示する一の画像データをドライバIC23のフレームバッファに書き出す。
ステップS77において、制御部494は、表示更新部492により、他の画像データに基づく画像Yを一の画像データに基づく画像Xに切り替えて、表示部21に表示させる。
ステップS78において、CPU49は、開閉検出部46により操作部側筐体2と表示部側筐体3とが閉状態であることが検出されたか否かを判定する。閉状態であることが検出された場合(Yes)には、ステップS61へ戻る。一方、開状態であることが検出された場合(No)には、処理を終了する。
図12は、第2実施形態の携帯電話機1による画像再生処理について説明するフローチャートである。なお、ステップS81〜ステップS91の処理は、上述した図11におけるステップS61〜ステップS71の処理と同様の処理であるため、説明を省略する。
ステップS92において、生体認証部491は、操作部11のロックを解除する。
ステップS93において、CPU49は、操作部11を構成する入力操作キー14が押下を検出したか否かを判定する。入力操作キー14の押下を検出した場合(Yes)には、ステップS94へ移る。一方、入力操作キー14の押下を検出されない場合(No)には、ステップS96へ移る。
ステップS94において、表示更新部492は、入力操作キー14の数字キーに対応する分類番号の他の画像データをフレームバッファに書き出す。
ステップS95において、表示更新部492により、一の画像データに基づく画像Xを他の画像データに基づく画像Zに切り替えて、表示部21に表示させる。
ステップS96において、CPU49は、開閉検出部46により操作部側筐体2と表示部側筐体3とが閉状態であることが検出されたか否かを判定する。閉状態であることが検出された場合(Yes)には、ステップS97へ移る。一方、開状態であることが検出された場合(No)には、処理を終了する。
ステップS97において、生体認証部491は、操作部11をロックして、ステップS81へ戻る。このように第2実施形態の携帯電話機1によれば、制御部494は、生体認証を用いて待ち受け画面に表示される画像を切り替える。このため、携帯電話機1は、例えば、待ち受け画面として表示部21に表示されている画像を、秘匿性を有する画像から秘匿性のない画像に切り替えることができる。したがって、携帯電話機1は、ユーザの使用状況に応じて適切な画像を表示させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。例えば、設定部493により設定できる分類番号の数は、上述した分類番号の数に限られない。
また、上述した実施形態において、電子機器としての携帯電話機1について説明したが、これに限定されず、デジタルカメラ、PHS(登録商標;Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置、パソコン、ノートパソコン、携帯ゲーム装置等であってもよい。
1 携帯電話機(電子機器)
11 操作部
49 CPU
491 生体認証部
492 表示更新部
493 設定部
494 制御部
495 カウント部

Claims (6)

  1. 画像を表示する表示部と、
    複数の画像データを記憶する記憶部と、
    生体認証を行う生体認証部と、
    前記記憶部に記憶された前記複数の画像データの各々に基づく画像を前記表示部に順次表示させる表示更新部と、
    前記表示更新部により前記複数の画像データのうち一の画像データに基づく画像を前記表示部に表示させている際に、所定期間内に前記生体認証部による生体認証が行われた回数をカウントするカウント部と、
    各画像データに基づく画像の表示態様の設定として、前記表示部に表示されている前記一の画像データの属性を前記カウント部によりカウントされた回数に応じた属性に設定する設定部と、
    前記表示更新部により前記一の画像データに基づく画像を前記表示部に表示させている際に、前記生体認証部により生体認証が行われた場合、前記一の画像データに基づく画像の表示態様を前記設定部により設定された前記表示態様に変更する制御部とを備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御部は、前記表示更新部により前記一の画像データに基づく画像を前記表示部に表示させている際に、前記生体認証部により生体認証が行われた場合、前記表示態様の変更として、前記一の画像データに基づく画像を前記設定部により設定された属性が前記カウント部によりカウントされた回数に応じた属性となっている他の画像データに基づく画像に、前記表示更新部により切り替えさせることを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  3. 前記制御部は、前記表示更新部により前記一の画像データに基づく画像を前記表示部に表示させている際に、前記生体認証部により生体認証が行われた場合、前記表示態様の変更として、前記一の画像データに基づく画像と共に、当該一の画像データに付加された付加情報を前記表示更新部により前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 画像を表示する表示部と、
    複数の画像データを記憶する記憶部と、
    生体認証を行う生体認証部と、
    前記記憶部に記憶された前記複数の画像データのうち一の画像データを選択して、当該一の画像データに基づく画像を初期画面として前記表示部に表示させる表示更新部と、
    前記複数の画像データそれぞれの属性を前記生体認証部による生体認証を用いて予め設定する設定部と、
    前記表示更新部により前記初期画面として前記一の画像データに基づく画像を前記表示部に表示している際に、前記生体認証部により生体認証が行われた場合、前記表示更新部により前記一の画像データに基づく画像を前記設定部により前記一の画像データとは異なる属性に設定された他の画像データに基づく画像に切り替える制御部を備えることを特徴とする電子機器。
  5. 前記制御部は、前記一の画像データに基づく画像を前記他の画像データに基づく画像に切り替えた後に、前記生体認証部により生体認証が行われた場合、前記他の画像データに基づく画像を前記一の画像データに基づく画像に切り替えることを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  6. 操作部を備え、
    前記制御部は、前記表示更新部により前記初期画面として前記一の画像データに基づく画像を前記表示部に表示している際に、前記生体認証部により生体認証が行われると共に、前記操作部により所定の操作が行われた場合、前記一の画像データに基づく画像を前記他の画像データに基づく画像に切り替えることを特徴とする請求項4又は5に記載の電子機器。
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