JP5306309B2 - 外転型の電動機 - Google Patents

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Description

本発明は、電気自動車に搭載される外転型の電動機に関する。
外転型の電動機として、例えば特許文献1に記載の電動機が知られている。この特許文献1に記載の電動機には、図10に示すように、レゾルバステータ145とレゾルバロータ146からなるレゾルバ147が、電動機ステータ134と電動機ロータ130の対向面から軸方向にオフセットした位置であって、電動機のステータコア137と径方向でオーバラップするように設けられている。
特許第3052573号公報
しかしながら、特許文献1の電動機では、レゾルバ147が電動機のステータコア137と径方向でオーバラップするように設けられているため必然的に軸心Oからの距離が長くなる。そのため電動機ロータ130に僅かな倒れが生じた場合でもレゾルバロータ146の変移量が大きくなり検出精度が悪化するおそれがあった。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、レゾルバによる検出精度を向上させることが可能な外転型の電動機を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、
周方向に所定の間隔で配置され放射状に突出する複数のティース(例えば、後述の実施形態におけるティース11b)を有するステータコア(例えば、後述の実施形態におけるステータコア11)と、巻線(例えば、後述の実施形態における束線14)を前記ティースの外周に巻回することで形成される複数のコイル(例えば、後述の実施形態におけるコイル13)と、を有する電動機ステータ(例えば、後述の実施形態におけるステータ10)と、前記ステータの径方向外側に配置される円環状の電動機ロータ(例えば、後述の実施形態におけるロータ6)と、レゾルバ(例えば、後述の実施形態におけるレゾルバ9)と、を備える外転型の電動機(例えば、後述の実施形態における電動機1)であって、
前記レゾルバは、前記電動機ステータ又はケース部材(例えば、後述の実施形態におけるモータハウジング2)に取り付けられるレゾルバステータ(例えば、後述の実施形態におけるレゾルバステータ91)と、前記レゾルバステータと対向するように前記電動機ロータ又は前記電動機ロータを支持する支持部材(例えば、後述の実施形態における回転軸8)に取り付けられるレゾルバロータ(例えば、後述の実施形態におけるレゾルバロータ92)と、を備え、前記ステータコアよりも径方向内側に配置され
前記レゾルバステータは、レゾルバステータホルダ(例えば、後述の実施形態におけるレゾルバステータホルダ95)に保持され、 前記レゾルバステータホルダは、前記ステータコアと共にケース部材(例えば、後述の実施形態におけるモータハウジング2)にボルト(例えば、後述の実施形態におけるボルト3)で共締めされることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1の構成に加えて、
前記レゾルバステータホルダは、前記ステータコアの軸方向端面に当接するサイドプレート(例えば、後述の実施形態におけるサイドプレート95a)と、前記サイドプレートから軸方向に沿って延出し、前記ステータコアの内周側に入り込むように配置されたインナープレート(例えば、後述の実施形態におけるインナープレート95b)と、を備え、
前記インナープレートの内周面に前記レゾルバステータが取り付けられ、
前記レゾルバステータとレゾルバロータの対向面は、軸方向において前記電動機ロータと前記電動機ステータの対向面内に位置することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2の構成に加えて、
前記電動機ロータは、ロータアーム(例えば、後述の実施形態におけるアーム部材5)を介して前記ステータコアと同心の回転軸(例えば、後述の実施形態における回転軸8)に支持され、
前記レゾルバロータは、前記レゾルバステータと対向するように前記ロータアームの基端部(例えば、後述の実施形態における基端部5b)より軸方向内側に突出して配置されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、レゾルバは、電動機のステータコアよりも径方向内側に配置されるので、例えば電動機ロータに僅かな倒れが生じた場合であってもレゾルバロータの変移量が小さく検出精度が悪化するのを抑制することができる。
また、レゾルバステータを保持するレゾルバステータホルダとステータコアがケース部材にボルトで共締めされるので、レゾルバステータホルダがワッシャとして機能しステータコア表面の絶縁被膜がボルトの座面によって傷つけられることが抑制される。これにより軸力のばらつきを抑制できる。また、レゾルバ取付用のボルト及びケース部材のネジ穴を省略でき、製造コストを低減でき軽量化することができる。
請求項及びの発明によれば、軸方向距離を短くでき電動機を小型化することができる。
本発明の電動機の縦断面図である。 図1におけるステータの正面図である。 図1におけるステータの背面図である。 図1におけるステータの部分斜視図である。 ステータコアの正面図である。 インシュレータの斜視図である。 (a)はインシュレータに巻線が巻回された第1のコイルの斜視図であり、(b)はインシュレータに巻線が巻回された第2のコイルの斜視図である。 コイル巻線の接合部を示す拡大斜視図である。 ボルトの締付トルクと軸力との関係を示すグラフであり、(a1)(a2)がそれぞれワッシャーありの場合の1回目と2回目のグラフであり、(b1)(b2)がそれぞれワッシャーなしの場合の1回目と2回目のグラフである。 従来の特許文献1に記載の突極集中巻きステータの縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいて説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明の電動機の縦断面図である。図1に示すように、本実施形態の電動機は、3相8極対の外転型電動機1であり、軸心Oを中心として、モータハウジング2にボルト3により固定されたステータ10と、ステータ10の径方向外側に僅かな隙間を介して配置される円環状のロータ6とを備える。
ロータ6は、電磁鋼板が積層されてなるロータコア6aに磁石6bが埋め込まれてなり、略円環形状を有する。ロータ6は、縁付円盤状のアーム部材5の縁部内周面5aに固定されており、モータハウジング2に内嵌する玉軸受7、7によって回転自在に支持された回転軸8に一体回転可能に固定されている。ロータ6は、ステータ10に発生させる回転磁界によって回転駆動される。回転軸8とステータ10の間には、回転軸8の磁極位置を検出するレゾルバ9が配設されている。
ステータ10は、図2〜5に示すように、ステータコア11と、複数(本実施形態では24個)のコイル13(13u、13v、13w)とを備える。ステータコア11は、複数の電磁鋼板がステータ10の軸方向、即ち、図5において紙面と垂直方向に積層されて構成され、円環部11aから半径方向外側に向かって放射状に突出形成され、周方向に並ぶ複数(24個)のティース11bを有し、全体として略円環形状を有する。ステータコア11の円環部11aの内周側には、ボルト穴17をそれぞれ有する複数(本実施形態では6個)の凸部11cが形成されている。このボルト穴17に挿通されるボルト3によりステータ10がモータハウジング2に固定される(図1参照)。
コイル13は、所定本数の導線からなる巻線(本実施形態では、2本の導線からなる束線(パラ巻線)であり、以下束線と呼ぶ。)14を、絶縁特性を有する合成樹脂などで形成されたインシュレータ12を介してステータコア11のそれぞれのティース11bの周囲に突極集中巻きによって巻回することで形成される。
コイル13は、それぞれ8個ずつのU相、V相及びW相の3相のコイルからなり、U相コイル13u、V相コイル13v、及びW相コイル13wが、時計方向にこの順で配置されてティース11bに巻回されている。即ち、他相のコイル13(例えば、V相コイル13v、及びW相コイル13w)を挟んで配置される同相のコイル13(例えば、U相コイル13u)同士は、他相のコイル13を跨いで配索される渡り部14Tにより接続されている。
図6に示すように、インシュレータ12は、束線14が巻回される胴部24と、該胴部24の径方向両端部に設けられた外周側鍔部25及び内周側鍔部26と、を有する。胴部24は、ステータ10の軸方向に向いて対向する壁20,21及びステータ10の周方向に向いて対向する壁22、23によって、径方向に貫通する角穴24aを有して断面矩形の筒状に形成される。角穴24aの大きさは、ステータコア11のティース11bより僅かに大きく、ティース11bが挿通可能である。壁22、23には、束線14を巻回する際、束線14を位置決めするための複数の凹溝27が、角穴24aの軸芯に対して直交する方向に設けられている。
外周側鍔部25の壁20側の端部には、周方向に離間して一対の略U字型の溝28、29が形成されている。また、内周側鍔部26の軸方向一端側部分(壁20側)は、軸方向から見て、周方向中間部から周方向両端面に向かって徐々に肉厚に形成されている。内周側鍔部26の周方向両端面と径方向外側面との隅部には、軸方向一端側に突出する略三角柱状の内側巻線支持部31、32が設けられている。また、内周側鍔部26の軸方向一端側部分には、周方向中間部から周方向両端面に向かうにつれて径方向内側に傾斜する傾斜面33、34が形成されており、この傾斜面33、34は、内側巻線支持部31、32の径方向内向き傾斜面31a、32aと対向して溝部35、36を形成する。
さらに、内周側鍔部26の軸方向一端側部分と、壁20との境界部分には、周方向他端面側(図6において右側端面)から周方向一端面側(図6において左側端面)へと壁20に沿って最初に巻回される束線14を案内する、壁20に対して傾斜した案内部37が形成されており、また、案内部37には、溝部35から胴部24へ向かう束線14を軸方向に案内する段部37aが形成される。
コイル13は、インシュレータ12の胴部24の周囲に束線14が複数回に亘って巻回されて形成される。なお、本実施形態ではインシュレータ12への巻き方が異なる2種類のコイル13を有する。コイル13は、図7(a)及び(b)に示すように、インシュレータ12の胴部24に巻回されたコイル13の第1巻き端41が、胴部24の径方向外側寄りに位置し、第2巻き端42が胴部24の径方向内側から異相となるコイル13を跨いで径方向外側に延びる。第1のコイル13は、図7(a)に示すように、第1巻き端41が、図中左側の溝29に挿入され、その端部41aが外周側鍔部25から径方向外側に僅かに突出するようにその長さが設定される。また、第1のコイル13は、第2巻き端42が、径方向内向き傾斜面33に軸方向に並ぶようにして溝部35を斜め右下方に通過し内側巻線支持部31に係止される。この内側巻線支持部31から先は、図2に示すように径方向外側に延びてその端部42aが周方向に隣り合う同相のコイル13の第1巻き端41の端部41aに接合されるため、異相となるコイル13を跨ぐ渡り部14T分に加えて端部42aが外周側鍔部25から径方向外側に僅かに突出するようにその長さが設定される。
また、図7(b)に示すように、第2のコイル13は、第1巻き端41が、図中右側の溝28に挿入され、その端部41aが外周側鍔部25から径方向外側に僅かに突出するようにその長さが設定される。また、第2のコイル13は、第2巻き端42が、内側巻線支持部32に巻き掛けられて径方向内向き傾斜面34に軸方向に並ぶようにして溝部36を斜め左下方に延びる。この内側巻線支持部32から先は、図2に示すように径方向外側に延びてその端部42aが周方向に隣り合う同相のコイル13の第1巻き端41の端部41aに接合されるため、異相となるコイル13を跨ぐ渡り部14T分に加えて端部42aが外周側鍔部25から径方向外側に僅かに突出するようにその長さが設定される。
図2に戻り、各相8個ずつのコイル13(U相、V相及びW相コイル13u、13v、13w)は、それぞれステータコア11の半周分に相当する4個ずつ、2つのコイル群18(18u、18v、18w)に分けられている。即ち、ステータ10に対して左方向回りに形成されるコイル群18(図2中、境界線Pの左側に位置するコイル群)のコイル13は、第1のコイル13から構成され、ステータ10に対して右回りに形成されるコイル群18(図2中、境界線Pの右側に位置するコイル群)のコイル13は、第2のコイル13から構成されている。
但し、図2に示す実施形態においては、ステータ10に対して右回りに形成されるコイル群18の第2のコイル13の内、後述する中性点に接続される3個のコイル13(13u、13v、13w)は、中性点との接続を容易にするため、第1巻き端41が、溝29に挿入されてその端部41aが上方に導出している。仮にこの3個のコイル13を第3のコイル13と称する。なお、ステータ10に対して右回りに形成されるコイル群18の全てのコイル13を、第2のコイル13で構成するようにしてもよい。この場合、中性点との接続が僅かに異なる。
図2において、境界線Pの両側に最も近接して配置された同相の一対のコイル13から導出される束線14、具体的には、ステータ10に対して左回りに形成されるU相コイル群18uの第1のU相コイル13u、及びステータ10に対して右回りに形成されるU相コイル群18uの第2のU相コイル13uの、それぞれの第2巻き端42の端部42aが、U相接続端子15uに接続されている。
同様に、境界線Pの両側に最も近接して配置された一対のV相コイル13vの第2巻き端42の端部42aがV相接続端子15vに接続され、一対のW相コイル13wの第2巻き端42の端部42aがW相接続端子15wに接続されている。
また、左方向回りに形成されるコイル群18と右方向回りに形成されるコイル群18とが出会う位置、即ち、各相の接続端子15(U相、V相及びW相接続端子15u、15v、15w)の反対側で、境界線Pを挟んで両側に配置された各相一対、6個のコイル13の第1巻き端41の端部41aは、隣り合うコイル13の端部41a同士が、それぞれ接続線40によって接続されて、中性点を構成する。
更に、左方向回りに形成されるコイル群18の各第1のコイル13の第2巻き端42は、隣り合うコイル13の溝部36に挿入されて係止され、その端部42aが、周方向に隣り合う同相コイルの外周側鍔部25の径方向外側に延びる第1巻き端41の端部41aに接合されている。
また、右方向回りに形成されるコイル群18のコイル13も同様に、各第2のコイル13の第2巻き端42は、インシュレータ12の溝部36を通って隣り合うコイル13の溝部35に挿入されて係止され、その端部42aが、周方向に隣り合う同相コイルの外周側鍔部25の径方向外側に延びる第1巻き端41の端部41aに接合されている。図8も参照して、第1巻き端41の端部41aと第2巻き端42の端部42aの接合部14aは、絶縁材50によって覆われてインシュレータ12に固定されている。なお、接合処理は、超音波溶接装置や高周波溶接装置(図示せず)等により超音波又は高周波を印加することでなされ、絶縁処理は、絶縁材50である粉末ワニスを固化させて接合部14aを覆い、インシュレータ12の外周側鍔部25に固定することでなされる。
ここで、本実施形態のレゾルバ9について図1〜図4を参照して詳細に説明する。
レゾルバ9は、レゾルバステータ91とレゾルバロータ92とから構成される。レゾルバステータ91は、ステータコア11の内周面から径方向内側に突出するようにレゾルバステータホルダ95に保持され、レゾルバロータ92は、アーム部材5の基端部5bより軸方向内側に突出するように回転軸8のフランジ部8aに圧入された圧入リング4に支持され、レゾルバステータ91とレゾルバロータ92が径方向に対向するようにステータコア11の径方向内側に配置される。また、レゾルバステータ91とレゾルバロータ92の対向面は、軸方向において電動機1のロータ6とステータ10の対向面内に位置している。即ち、レゾルバ9は、径方向且つ軸方向においてステータコア11の内側に位置している。なお、図中の符号93は、レゾルバ9の出力端子である。
レゾルバステータホルダ95は、背面(軸方向他端側)から見て略正六角形状のサイドプレート95aと、サイドプレート95aの下端からステータコア11の内周面に沿うように正面(軸方向一端側)に向かって略中央部まで軸方向に延びるインナープレート95bとが一体に形成される。インナープレート95bにはその内周面にレゾルバステータ91が取り付けられ、サイドプレート95aの各頂点にはステータコア11に形成されたボルト穴17と連通する締結穴95cが形成されており、レゾルバステータ91を保持するレゾルバステータホルダ95が締結穴95cを貫通する複数のボルト3によりステータコア11と共にモータハウジング2に共締めされている。
このように配置されたレゾルバ9は、ステータコア11の径方向内側に位置するため例えロータ6に倒れが生じた場合であっても、軸心Oからの距離が短いため変移量を小さくできレゾルバ9の検出精度の悪化を抑制することができる。また、レゾルバステータ91とレゾルバロータ92の対向面は、軸方向において電動機1のステータ10とロータ6との対向面内に位置するため、電動機1の軸方向距離を短くできモータハウジング2を小型化することができる。
ここで、ステータコア11と共締めされるレゾルバステータホルダ95は、サイドプレート95aがステータコア11とボルト3の座面に挟まれてワッシャーとして機能する。
図9は、ワッシャーを用いた場合とワッシャを用いない場合で2回づつ(1回目と2回目との間に一度ボルトを外して)測定したボルト締付トルクと軸力との関係を示す締付トルク−軸力線図であり、(a1)(a2)がそれぞれワッシャーありの場合の1回目と2回目のグラフであり、(b1)(b2)がそれぞれワッシャーなしの場合の1回目と2回目のグラフである。なお、各図中、珪素鋼板(電磁鋼板)の板厚を0.5mmと0.35mmとした2通りのグラフを記載している。
図9(a1)(a2)と図9(b1)(b2)を比較すると、互いに1回目は締付トルクに対し同じような軸力特性を示したのに対し、2回目は、ワッシャーなし(図9(b2))の方がワッシャーあり(図9(a2))に比べて締付トルクに対する軸力変動が大きいものであった。従って、レゾルバステータホルダ95のサイドプレート95aをワッシャーとして機能させることで、レゾルバ9の交換時等にボルト3を一度外して再度締結する際にステータコア11側の座面が荒れずに安定した軸力を得られる。また、ステータコア11の絶縁被膜に生じる傷等が防止され、モータ特性の悪化が防止される。
上記したように、本実施形態の電動機1によれば、レゾルバ9がステータコア11よりも径方向内側に配置されるので、例えばロータ6に僅かな倒れが生じた場合であってもレゾルバロータ92の変移量が小さく検出精度が悪化するのを抑制することができる。
また、本実施形態の電動機1によれば、レゾルバステータ91はレゾルバステータホルダ95に保持され、レゾルバステータホルダ95は、ステータコア11と共にモータハウジング2にボルト3で共締めされるので、レゾルバステータホルダ95がワッシャとして機能しステータコア11表面の絶縁被膜がボルト3の座面によって傷つけられることが抑制される。これにより軸力のばらつきを抑制できる。また、レゾルバ取付用のボルト及びモータハウジング2のネジ穴を省略でき、製造コストを低減でき軽量化することができる。
また、本実施形態の電動機1によれば、ロータ6は、アーム部材5を介してステータコア11と同心の回転軸8に支持され、レゾルバロータ92は、レゾルバステータ91と対向するようにアーム部材5の基端部5bより軸方向内側に突出して配置されているので、軸方向距離を短くでき電動機1を小型化することができる。
また、本実施形態の電動機1によれば、レゾルバステータ91とレゾルバロータ92の対向面は、軸方向においてロータ6とステータ10の対向面内に位置するので、軸方向距離を短くでき電動機1を小型化することができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。上記説明では、突極集中巻きステータを有する外転型の電動機について説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、分布巻き等他の巻き方で巻回されたステータを有する外転型電動機にも適用することができる。また、インシュレータ12の代わりに絶縁紙などを介在させてもよい。
また、レゾルバステータ91はステータコア11に取り付ける代わりにモータハウジング2に直接取り付けてもよく、レゾルバロータ92は回転軸8に取り付ける代わりにロータ6、例えばアーム部材5等に直接取り付けてもよい。
1 電動機
2 モータハウジング(ケース部材)
3 ボルト(締結部材)
5 アーム部材(ロータアーム)
5b 基端部
6 ロータ
9 レゾルバ
8 回転軸(支持部材)
10 ステータ
11 ステータコア
11b ティース
13 コイル
14 束線(巻線)
14a 接合部
14b 先端(非接合部)
24 胴部
25 外周側鍔部(鍔部)
28、29 溝
41 第1巻き端
41a 端部
42 第2巻き端
42a 端部
50 絶縁材
91 レゾルバステータ
92 レゾルバロータ
95 レゾルバステータホルダ

Claims (3)

  1. 周方向に所定の間隔で配置され放射状に突出する複数のティースを有するステータコアと、巻線を前記ティースの外周に巻回することで形成される複数のコイルと、を有する電動機ステータと、前記ステータの径方向外側に配置される円環状の電動機ロータと、レゾルバと、を備える外転型の電動機であって、
    前記レゾルバは、前記電動機ステータ又はケース部材に取り付けられるレゾルバステータと、前記レゾルバステータと対向するように前記電動機ロータ又は前記電動機ロータを支持する支持部材に取り付けられるレゾルバロータと、を備え、前記ステータコアよりも径方向内側に配置され
    前記レゾルバステータは、レゾルバステータホルダに保持され、
    前記レゾルバステータホルダは、前記ステータコアと共にケース部材にボルトで共締めされることを特徴とする外転型の電動機。
  2. 前記レゾルバステータホルダは、前記ステータコアの軸方向端面に当接するサイドプレートと、前記サイドプレートから軸方向に沿って延出し、前記ステータコアの内周側に入り込むように配置されたインナープレートと、を備え、
    前記インナープレートの内周面に前記レゾルバステータが取り付けられ、
    前記レゾルバステータとレゾルバロータの対向面は、軸方向において前記電動機ロータと前記電動機ステータの対向面内に位置することを特徴とする請求項1に記載の外転型の電動機。
  3. 前記電動機ロータは、ロータアームを介して前記ステータコアと同心の回転軸に支持され、
    前記レゾルバロータは、前記レゾルバステータと対向するように前記ロータアームの基端部より軸方向内側に突出して配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の外転型の電動機。
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