JP5306081B2 - 信号処理回路 - Google Patents

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Description

本発明は、固体撮像装置において画素で得られた信号を処理する信号処理回路に係り、特に白キズと黒キズの補正を行う信号処理回路に関する。
固体撮像装置では、画素で得られた信号を高品質化するために、信号処理回路によってキズ補正を始めとする様々な画像処理がなされている。
従来の信号処理回路では、並び替え回路を設け、並び替え回路によりキズ補正の対象となる画素とその周辺の同色9画素の信号を信号レベルの大きさ順に並び替え、この並び替え結果を基にして対象画素がキズか否かを判定し、キズ画素の場合は周囲の正常画素の信号レベルの平均値と置き換えることによりキズ補正を行っている(特許文献1参照)。
しかし、この信号処理回路では、複数の画素の信号を信号レベルの大きさ順に並び替える並び替え回路が必要なので、回路規模が大きくなるという問題がある。さらに、キズ補正を行う際、同色9画素中に黒キズと白キズがそれぞれ2画素混在していても補正可能としているため、誤補正が発生しやすく解像感の低下が問題となっている。
特開2007−335991号公報
本発明は上記のような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、回路規模が削減でき、かつキズ補正を行う際の誤補正の発生を抑えて解像感の低下が防止できる信号処理回路を提供することである。
本発明の一実施形態の信号処理回路は、補正対象となる画素の周辺に存在する複数の画素の信号から最大信号レベル及び最小信号レベルを抽出し、かつ前記最大信号レベルと最小信号レベルの差分を生成する信号レベル比較回路と、補正対象となる画素の信号を前記信号レベル比較回路で抽出された前記最大信号レベル及び最小信号レベルと比較して補正対象となる画素が白キズまたは黒キズであるか否かを判定し、この判定結果に従って補正対象となる画素のキズ補正を行うキズ補正回路と、前記補正対象となる画素の元の信号と前記キズ補正回路によりキズ補正された後の画素の信号とを前記信号レベル比較回路で生成された差分に基づいて重み付けを変えて加算する重み付け加算回路とを具備し、前記重み付け加算回路は、前記信号レベル比較回路で生成された差分をEV、前記補正対象となる画素の元の信号をORG、前記キズ補正回路によりキズ補正された後の画素の信号をABPC、加算出力をABPCORGとした時に、
ABPCORG={ORG×EV+ABPC(α1−EV)}/α2
(ただしα1、α2はそれぞれ正の整数で、かつα1≦α2)
に従って重み付け加算を行なうことを特徴する。
本発明によれば、回路規模が削減でき、かつキズ補正を行う際の誤補正の発生を抑えて解像感の低下が防止できる信号処理回路を提供することができる。
第1の実施形態に係る信号処理回路の構成を示すブロック図。 図1の信号処理回路が用いられる固体撮像装置の構成を示すブロック図。 図1の信号処理回路の要部の具体的な回路構成を示すブロック図。 補正の対象となる画素及びその周辺の5×5画素の配列を示す図。 補正の対象となる画素及びその周辺の同色3×3画素の配列を示す図。 補正の対象となる画素の周辺の8画素の信号レベルの大小関係を示す図。 補正の対象となる画素のキズ判定方法を説明するための図。 第2の実施形態に係る信号処理回路の要部の具体的な回路構成を示すブロック図。 第1の実施形態の変形例に係る信号処理回路の構成を示すブロック図。
以下、図面を参照して本発明を実施の形態より説明する。
図1及び図2はそれぞれ本発明の第1の実施形態に係る信号処理回路、及びこの信号処理回路が用いられる固体撮像装置の構成を示している。
図2に示す固体撮像装置は増幅型CMOSイメージセンサであり、撮像領域11には画素としての単位セル12−11、12−12、…、12−mnがm行n列で二次元的に配置されている。なお、図2では撮像領域11における4行及び4列を抜き出して1列の回路構成を代表的に詳しく示している。
撮像領域11は垂直方向に複数のブロックに分割されている。撮像領域11における各単位セル列はそれぞれ、垂直信号線VLIN1、VLIN2、VLIN3、…に接続されている。
撮像領域11の一端(上部)には、ソースフォロワ回路用の負荷トランジスタTLM1、TLM2、TLM3、…が水平方向に配置されている。これら負荷トランジスタTLM1、TLM2、TLM3、…の電流通路は、垂直信号線VLIN1、VLIN2、VLIN3、…の一端と接地ノードとの間にそれぞれ接続されている。負荷トランジスタTLM1、TLM2、TLM3、…のゲートには、バイアス回路21から出力されるバイアス電圧VTLが供給される。
垂直信号線VLIN1、VLIN2、VLIN3、…の他端(下部)には、カラム型ノイズキャンセル回路とアナログ/デジタル変換器(CDS&ADC)13、アナログ/デジタル変換された信号をラッチするラッチ回路14、ラッチされた信号を記憶するラインメモリ15、及びこのラインメモリ15の信号を読み出す制御を行なう水平シフトレジスタ回路16が接続されている。ラッチ回路14、ラインメモリ15及び水平シフトレジスタ回路16等の回路部17は、CDS&ADC13で得られたデジタルデータを保持するデータ保持回路を構成する。
撮像領域11に隣接して、垂直ブロック選択回路18、ブロック内ライン選択回路19及びパルスセレクタ回路20が設けられている。そして、パルスセレクタ回路20からパルス信号ADRES1、ADRES2、…、パルス信号RESET1、RESET2、…及びパルス信号READ1、READ2、…が単位セルの行毎にそれぞれ供給される。
すなわち、垂直ブロック選択回路18から出力されるブロック選択信号Vblock1、Vblock2によって撮像領域11中のブロックが選択される。この垂直ブロック選択回路18は、シフトレジスタ回路またはデコーダ回路で形成されている。垂直ブロック選択回路18で選択されたブロック中の単位セル行(画素行)は、画素行選択信号BLine1〜BLine4に基づいてブロック内ライン選択回路19で選択される。そして、ブロック内ライン選択回路19の出力信号と画素駆動パルス信号RESET、READ、ADRESとに基づいて、パルスセレクタ回路20により単位セル行が選択される。
各々の単位セル12−11、12−12、…は、4つのトランジスタ(行選択トランジスタTa、増幅トランジスタTb、リセットトランジスタTc、読み出しトランジスタTd)とフォトダイオードPDから構成されている。単位セル12−11を例に取ると、トランジスタTa、Tbの電流通路は、電源VDDのノードと垂直信号線VLIN1との間に直列に接続されている。トランジスタTaのゲートにはパルス信号ADRES1が供給される。トランジスタTcの電流通路は、電源VDDのノードとトランジスタTbのゲート(検出部FD)との間に接続され、ゲートにはパルス信号RESET1が供給される。また、トランジスタTdの電流通路の一端は検出部FDに接続され、ゲートにはパルス信号(読み出しパルス)READ1が供給される。そして、トランジスタTdの電流通路の他端にフォトダイオードPDのカソードが接続され、フォトダイオードPDのアノードは接地されている。
CDS&ADC13内には、ノイズキャンセラ用のコンデンサ(容量)C11、C12、C13、…及びC21、C22、C23、…が設けられていると共に、垂直信号線VLIN1、VLIN2、VLIN3、…の信号を伝達するトランジスタTS11、TS12、TS13、…、2段のコンパレータ回路COMP11、COMP12、COMP13、…及びCOMP21、COMP22、COMP23、…が設けられている。
トランジスタTS11、TS12、TS13、…の電流通路の一端は垂直信号線VLIN1、VLIN2、VLIN3、…にそれぞれ接続され、ゲートには図示しないタイミングジェネレータから出力されるパルス信号S1が供給される。トランジスタTS11、TS12、TS13、…の電流通路の他端にはそれぞれ、キャパシタC11、C12、C13、…及びC21、C22、C23、…の一方の電極が接続されている。キャパシタC11、C12、C13、…の他方の電極には、増幅回路AMPから出力されるアナログ/デジタル変換器(ADC)の比較用の基準信号VREF(例えば三角波信号)が供給される。キャパシタC21、C22、C23、…の他方の電極はそれぞれ、コンパレータ回路COMP11、COMP12、COMP13、…の入力端に接続されている。
各コンパレータ回路COMP11、COMP12、COMP13、…は、インバータINV11、INV12、INV13、…と、これらインバータINV11、INV12、INV13、…の入力端と出力端との間に電流通路がそれぞれ接続されたトランジスタTS21、TS22、TS23、…とで構成されている。同様に、各コンパレータ回路COMP21、COMP22、COMP23、…は、インバータINV21、INV22、INV23、…と、これらインバータINV21、INV22、INV23、…の入力端と出力端との間に電流通路が接続されたトランジスタTS31、TS32、TS33、…とで構成されている。コンパレータ回路COMP11、COMP12、COMP13、…及びCOMP21、COMP22、COMP23、…との間には、キャパシタC31、C32、C33、…が接続されている。トランジスタTS21、TS22、TS23、…のゲートにはパルス信号S2がそれぞれ供給され、トランジスタTS31、TS32、TS33、…のゲートにはパルス信号S3がそれぞれ供給される。
コンパレータ回路COMP21、COMP22、COMP23、…から出力されるデジタル信号はラッチ回路14でラッチされる。そして、各単位セルで光電変換されかつデジタル信号に変換された映像信号がラインメモリ15から出力され、図1に示す信号処理回路に供給されてキズ補正等が行われる。
(第1の実施形態)
図1に示す信号処理回路は、プリγ補正回路31、4Hラインメモリ32、キズ補正処理ブロック33、ノイズリダクション回路34、及び逆γ補正回路35等により構成されている。
キズ補正処理ブロック33は、画素の抽出、信号レベルの比較及び減算等を行なう信号レベル比較回路41、キズの判定及びキズ補正を行なうキズ補正回路42、エッジ調整回路43、及び重み付け加算回路44等により構成されている。
図2中のラインメモリ15から出力される映像信号は、プリγ補正回路31に供給され、キズ補正を行う前にγ補正処理が行われる。γ補正後の映像信号は4Hラインメモリ32に供給され、この4Hラインメモリ32で5ライン分の画素信号が抽出される。抽出された5ライン分の画素信号はキズ補正処理ブロック33に供給される。
キズ補正処理ブロック33では、信号レベル比較回路41により、5ライン分の画素信号から補正対象の画素とこの画素を中心とした周辺5×5の画素が抽出され、さらに、これら5×5画素の中から補正対象の画素と同色の周辺の8画素の信号の中から最大信号レベルMaxLV及び最小信号レベルMinLVが抽出され、かつ補正対象となる画素の信号が模様や線の端等のエッジ部分であるか否かを判定するために、最大信号レベルと最小信号レベルの差分(エッジ信号)EVが生成される。
キズ補正回路42では、補正対象となる画素の信号と信号レベル比較回路41で抽出された最大信号レベル及び最小信号レベルとが比較されることにより、補正対象となる画素の信号が白キズまたは黒キズであるか否かが判定され、かつこの判定結果に応じて白キズ及び黒キズの補正処理が行われる。エッジ調整回路43では、信号レベル比較回路41により生成された最大信号レベルと最小信号レベルの差分(エッジ信号)EVに対してエッジ検出の度合い(どの程度のレベル差をエッジとして判定するか)を調整するために、エッジ信号EVに対して乗算係数が乗算される。重み付け加算回路44では、キズ補正回路42から出力されるキズ補正信号ABPCと補正対象となる画素の元の信号ORGとが、エッジ調整回路43から出力される調整後のエッジ信号EV´に基づいて重み付けを変えて加算される。ここで、キズ補正の対象画素とその周辺の5×5画素の信号レベルの差が大きい場合は、キズ補正処理が行われる前の元の信号の重み付けを強くして加算され、信号レベルの差が小さい場合はキズ補正回路42の出力の重み付けを強くして加算される。
ノイズリダクション回路34では、重み付け加算回路44から出力されるキズ補正された画素の信号とその周辺の5×5画素の信号が2次元メジアンフィルタ処理されることによりランダムノイズの補正が行われる。ノイズリダクション回路34の出力信号は、逆γ補正回路35で逆γ補正処理された後、後段の回路ブロックに出力される。
なお、プリγ補正回路31と逆γ補正回路35による処理は、入力された信号に対して直接キズ補正処理する場合、黒い部分に黒キズがあると潰れて見つけにくいため、γ補正を行って黒付近を伸張しかつ白付近を圧縮することで黒キズを見つけやすくして補正処理するためのものである。キズ補正処理後は、逆γ補正により元の信号に戻される。
図3は、図1中のキズ補正処理ブロック33の要部の具体的な回路構成を示している。減算器51は、信号レベル比較回路41内で生成される補正対象の画素と同色の周辺の8画素の信号の中の最大信号レベルMaxLVから最小信号レベルMinLVを減算してエッジ信号EVを生成する。エッジ調整回路43は、エッジ信号EVと乗算係数nとを乗算する乗算器52と、乗算器52の出力EV´を所定のビット数にクリップするクリップ回路53とから構成されている。ここで、乗算係数nの値を大きく設定すれば、より小さなレベル差までエッジと判定され、逆にnの値を小さく設定すれば、輝度変化が大きくないとエッジと判定されない。
重み付け加算回路44は、調整後のエッジ信号EV´と補正対象となる画素の元の信号ORGとを乗算する乗算器54、8ビットのデジタル信号の最大値255に対するエッジ信号EV´の補数値(255−EV´)とキズ補正信号ABPCとを乗算する乗算器55、及び乗算器54と55の出力信号を加算して信号ABPCORGを出力する加算器56から構成されている。すなわち、重み付け加算回路44は、信号レベル比較回路41で生成され、かつエッジ調整回路43による調整後のエッジ信号EV´、補正対象となる画素の元の信号ORG、キズ補正回路42によりキズ補正された後の画素の信号ABPCから、例えば下記の(1)式で与えられる加算出力信号ABPCORGを生成する。
ABPCORG={ORG×EV´+ABPC(255−EV´)}/256…(1)
(ただし255=α1、256=α2であり、α1<α2である)
なお、エッジ調整回路43内のクリップ回路53は、調整後のエッジ信号EV´のビット数を、重み付け加算回路44内の乗算器54、55に入力される乗算係数のビット数に合わせるために設けられている。例えば、乗算器54、55の係数入力が8ビットの場合、クリップ回路53はエッジ信号EV´のビット数が8ビット以上の時はそのビット数を8ビットにクリップして重み付け加算回路44に出力する。従って、エッジ信号EV´のビット数が8ビットの場合、クリップ回路53は省略できる。
次に上記のように構成された信号処理回路の動作を説明する。キズ補正処理ブロック33では、信号レベル比較回路41により、5ライン分の画素信号から、例えば、図4に示す配列パターンのように、補正対象の中心画素(例えば、R22)とこの画素を中心とした周辺の5×5画素の抽出が行われる。なお、Rは赤色画素、Gは緑色画素、Bは青色画素をそれぞれ示し、特に緑色画素Gbは青色画素B間の緑色画素を示し、緑色画素Grは赤色画素B間の緑色画素を示している。
さらに、信号レベル比較回路41では、図5に示すように、これら5×5画素の中から補正対象の中心画素(例えば、R22)と同色の画素(例えば、R44、R42、R40、R24、R20、R04、R02、R00)、つまり、同色3×3画素の合計9画素の中から周辺の8画素の信号の最大信号レベル(MaxLV)及び最小信号レベル(MinLV)が抽出される。すなわち、信号レベル比較回路41は、抽出した同色3×3画素のうち補正対象画素以外の周辺8画素の信号レベル同士を比較して、最大信号レベルと最小信号レベルを抽出する。図6は補正対象となる画素の周辺の8画素の信号レベルの大小関係を示している。ここでは、周辺の8画素のうち1番目の画素の信号レベルが最小信号レベルであり、8番目の画素の信号レベルが最大信号レベルである。
さらに、信号レベル比較回路41は、最大信号レベルと最小信号レベルの差分からエッジ信号EVを生成する。エッジ信号EVが一定の閾値よりも大きい場合は、模様や線の端などエッジ部分とみなし、キズ補正回路42ではキズ補正処理は行われない。エッジを検出することで、エッジ部分の誤補正の抑制を行う。
キズ補正回路42は、信号レベル比較回路41で抽出された最大信号レベルまたは最小信号レベルと、補正対象画素の信号レベルとの比較に基づいて、黒キズや白キズを判定し、キズ補正処理を行う。キズ補正回路42では、同色9画素の信号をもとにキズ補正対象画素である中央画素にキズがあるか否かを判定する。その結果、中央画素がキズ画素であると判定された場合には、白キズならばその画素の信号レベルを周囲の正常画素のうち最大信号レベルの画素と置き換え、黒キズならば最小信号レベルの画素と置き換えることによりキズ補正を行う。なお、本実施形態のキズ補正回路42は、補正対象となる中心画素以外の同色の周辺画素は正常画素であるという仮定において実現される。
図7を用いてキズの判定方法について説明する。
白キズ判定は以下のように行われる。
(a)補正対象の中心画素(R22)の信号レベルと正常画素である同色8画素の中の最大信号レベル(8番目)の差を求め、図7に示すように中心画素(R22)の信号レベルの方が大きかった場合、白キズと判定する。
(b)最大信号レベルと最小信号レベルとの差が一定の閾値よりも小さい場合、つまり同色8画素中の輝度変化が少ない場合にのみ補正処理を行う。
上記(a)、(b)の条件の両方を満たした場合に白キズ補正処理を行う。白キズ補正処理する場合、中心画素(R22)の信号レベルを正常画素である同色8画素の中の最大信号レベル(8番目)と置き換える。なお、(b)の条件のみが成立しても、中心画素(R22)の置き換えは行わない。これは、最大信号レベルと最小信号レベルとのレベル差が大きいと、補正対象の中心画素(R22)周辺で信号レベル差が大きい、つまり、エッジである可能性があるためである。
また、黒キズの判定は以下のように行われる。
(c)補正対象の中心画素(R22)の信号レベルと正常画素である同色8画素の中の最小信号レベル(1番目)の差を求め、図7に示すように中心画素(R22)の信号レベルの方が小さかった場合、黒キズと判定する。
(d)最大信号レベルと最小信号レベルとの差が一定の閾値よりも小さい場合、つまり同色8画素中の輝度変化が少ない場合にのみ補正処理を行う。
上記(c)、(d)の条件の両方を満たした場合に黒キズ補正処理を行う。黒キズ補正処理をする場合、中心画素(R22)の信号レベルを正常画素である同色8画素の中の最小信号レベル(1番目)と置き換える。なお、(d)の条件のみが成立しても、中心画素(R22)の置き換えは行わない。これは、最大信号レベルと最小信号レベルとのレベル差が大きいと、補正対象の中心画素(R22)周辺で信号レベル差が大きい、つまり、エッジである可能性があるためである。以上の処理をキズ補正回路42が行うことにより、白キズ、黒キズの補正処理を行うことができる。
なお、本実施形態では、補正対象画素以外の8画素はキズのない正常画素であると仮定して、9画素中に1画素の黒キズと1画素の白キズの補正処理を行うことが可能である。
信号レベル比較回路41は、図7に示す正常画素のうち、最大信号レベルの画素(8番目)と最小信号レベルの画素(1番目)の信号レベルの差分をエッジ信号EVとして生成する。例えば、最小信号レベル(1番目)と最大信号レベル(8番目)の信号レベルの差が小さければ、正常画素である1〜8番目に信号レベルの差がない平坦な映像であると判断される。
一方、1番目と8番目の信号レベルの差が大きければ、正常画素である1〜8番目に信号レベル差があるため、エッジがあると判定される。このように、エッジ検出を行うことにより、誤補正を抑制し、キズ補正後の映像信号の解像度低下させることなくキズ補正処理することができる。
エッジ信号EVは、信号レベル比較回路41によって比較された同色画素の信号レベル差から求められる。従って、エッジを検出するための特別の回路を搭載する必要がなく、信号処理回路の回路規模の増大を防ぐことが可能である。
信号レベル比較回路41で生成されたエッジ信号EVに対し、エッジ調整回路43によってエッジ検出の度合いを決める乗算係数nが乗算される。乗算係数nを大きくすれば、小さなレベル差までエッジと判定し、逆にnを小さくすれば、輝度変化が大きくないとエッジとして判定されない。この演算結果が、例えば、後段の重み付け加算回路44内の乗算器54、55の係数入力が8ビットであると想定すると、クリップ回路53によって8ビットに変換され、調整済みエッジ信号として出力される。
重み付け加算回路44は、エッジ調整回路43による調整済みエッジ信号EV´、補正対象となる画素の元の信号ORG、キズ補正回路42によりキズ補正された後の画素の信号ABPCから、先の(1)式に従って重み付け加算を行い、加算出力信号ABPCORGを生成する。
ここで、調整済みエッジ信号EV´の値が大きい(正常画素の信号レベル差が大きい)場合、つまり、補正対象の中心画素(R22)がエッジである場合は、補正対象となる画素の元の信号ORGの割合が多くなるように補正の重みが設定されて重み付け加算が行われる。
他方、調整済みエッジ信号EV´の値が小さい(正常画素の信号レベル差が小さい)場合、つまり、補正対象の中心画素(R22)がエッジではない場合は、キズ補正回路42によりキズ補正された後の画素の信号ABPCの割合が多くなるように補正の重みが設定されて重み付け加算が行われる。
重み付け加算回路44の出力は、ノイズリダクション回路34によりランダムノイズの補正が行われ、逆γ補正回路35で逆γ補正処理された後、後段の回路ブロックに出力され、YUV生成処理などのデジタル処理が行われる。
以上のように、本実施形態の信号処理回路においては、補正対象となる中心画素を除いた周辺8画素を正常画素と仮定している。そして、周辺8画素の中の最大信号レベルの画素と最小信号レベルの画素の信号を用いてエッジ信号EVが生成される。それにより、最大信号レベルと最小信号レベルとの差分が小さいときは、エッジ信号EVの値は小さくなり、色の変化の少ない平坦な映像であると判定できる。他方、差分が大きいときは、エッジ信号EVの値は大きくなり、色の変化の大きいエッジであるなどと判定できる。
そして、補正対象となる画素が色の変化の大きいエッジの場合、重み付け加算回路44により、補正対象となる画素の元の信号の割合が多くなるように補正の重みが設定されて重み付け加算が行われるので、模様などのエッジ部分や縦線、横線、ナナメ線などの線の端部を残すことができ、誤補正を防ぐことができる。これにより、映像信号の解像度低下を抑制できる。
また、映像信号の中からエッジを検出するための回路を新たに搭載する必要がない。さらに、信号レベル比較回路41では最大信号レベルと最小信号レベルのみを抽出すればよく、従来のように複数の画素の信号をレベル順に並べ替えるための並べ替え回路は不用である。信号レベル比較回路は従来の並べ替え回路に比べて回路規模が小さくてすむため、全体の回路規模を従来よりも削減することができる。
(第2の実施形態)
図8は、第2の実施形態におけるキズ補正処理ブロック33の要部の具体的な回路構成を示している。本実施形態のキズ補正処理ブロック33が図3に示す第1の実施形態におけるキズ補正処理ブロックと異なる点は、クリップ回路53はクリップ前の値が0(EV´=0)の場合に1にクリップ(EV´=1)する点と、重み付け加算回路44において、クリップ後のエッジ信号EV´の反転信号(補数信号)に1を加算する加算器57が追加されている点である。したがって、クリップ後のエッジ信号EV´が取り得る値の範囲は1≦EV´≦255であり、乗算器55はキズ補正信号ABPCと加算器57の出力との乗算を行なう。
第1の実施形態では、重み付け加算回路44は、先の(1)式に従って加算出力信号ABPCORGを生成するが、本実施形態では下記の(2)式に従って加算出力信号ABPCORGを生成する。
ABPCORG={ORG×EV´+ABPC(256−EV´)}/256…(2)
(ただし256=α1=α2である)
このため、重み付け加算回路44の出力である加算出力信号ABPCORGは、補正対象となる画素の元の信号とキズ補正信号の両方の出力を必ず使用する。
本実施形態においても第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第1の実施形態の変形例)
第1の実施形態において、EV´=255の場合、ABPCORG=ORGとなり、重み付け加算回路44の出力は補正対象となる画素の元の信号となる。すなわち、上記のようにEV´=255の場合、重み付け加算回路44の出力は補正対象となる画素の元の信号そのものとなり、キズ補正回路42の出力は重み付け加算回路44で使用されない。
従って、このような場合には、図9に示すように、エッジ調整回路43の出力をキズ補正回路42にトリガ信号として供給し、エッジ調整回路43の調整済みエッジ信号EV´の値が255のときはキズ補正回路42の動作が停止し、それ以外の値のときに動作するように制御して、必要なときにだけキズ補正回路42を動作させるように変形してもよい。
本変形例においても第1の実施形態と同様の効果が得られる上に、さらに必要なときにだけキズ補正回路42を動作させるために、消費電力の削減が図れるという効果が得られる。
以上、いくつかの実施形態を用いて本発明の説明を行ったが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば各実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
31…プリγ補正回路、32…4Hラインメモリ、33…キズ補正処理ブロック、34…ノイズリダクション回路、35…逆γ補正回路、41…信号レベル比較回路、42…キズ補正回路、43…エッジ調整回路、44…重み付け加算回路。

Claims (4)

  1. 補正対象となる画素の周辺に存在する複数の画素の信号から最大信号レベル及び最小信号レベルを抽出し、かつ前記最大信号レベルと最小信号レベルの差分を生成する信号レベル比較回路と、
    補正対象となる画素の信号を前記信号レベル比較回路で抽出された前記最大信号レベル及び最小信号レベルと比較して補正対象となる画素が白キズまたは黒キズであるか否かを判定し、この判定結果に従って補正対象となる画素のキズ補正を行うキズ補正回路と、
    前記補正対象となる画素の元の信号と前記キズ補正回路によりキズ補正された後の画素の信号とを前記信号レベル比較回路で生成された差分に基づいて重み付けを変えて加算する重み付け加算回路と
    を具備し、
    前記重み付け加算回路は、前記信号レベル比較回路で生成された差分をEV、前記補正対象となる画素の元の信号をORG、前記キズ補正回路によりキズ補正された後の画素の信号をABPC、加算出力をABPCORGとした時に、
    ABPCORG={ORG×EV+ABPC(α1−EV)}/α2
    (ただしα1、α2はそれぞれ正の整数で、かつα1≦α2)
    に従って重み付け加算を行なうことを特徴する信号処理回路。
  2. 前記信号レベル比較回路は、前記補正対象となる画素の周辺に存在する前記補正対象となる画素と同色の複数の画素の信号から前記最大信号レベル及び最小信号レベルを抽出することを特徴とする請求項1記載の信号処理回路。
  3. 前記キズ補正回路は、前記補正対象となる画素が白キズまたは黒キズであると判定した際に、前記補正対象となる画素の信号を前記最大信号レベルまたは最小信号レベルの画素の信号と置き換えることによってキズ補正を行うことを特徴とする請求項1記載の信号処理回路。
  4. 前記キズ補正回路は、前記信号レベル比較回路で生成された最大信号レベルと最小信号レベルの差分が一定の閾値よりも大きい場合には前記キズ補正を行わないことを特徴とする請求項1記載の信号処理回路。
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