JP5300955B2 - クライアント信号収容多重装置及び方法 - Google Patents

クライアント信号収容多重装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5300955B2
JP5300955B2 JP2011243542A JP2011243542A JP5300955B2 JP 5300955 B2 JP5300955 B2 JP 5300955B2 JP 2011243542 A JP2011243542 A JP 2011243542A JP 2011243542 A JP2011243542 A JP 2011243542A JP 5300955 B2 JP5300955 B2 JP 5300955B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
client
otn
odu
clock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011243542A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012065341A (ja
Inventor
拓也 大原
隆 小野
茂樹 相澤
将人 富沢
弘之 本間
悟 齋藤
昌宏 塩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2011243542A priority Critical patent/JP5300955B2/ja
Publication of JP2012065341A publication Critical patent/JP2012065341A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5300955B2 publication Critical patent/JP5300955B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

本発明は、クライアント信号収容多重装置及び方法に係り、特に、イーサネット(登録商標)を含め多様なクライアント信号を信頼性高く高域転送するためのクライアント信号収容多重装置及び方法に関する。
インターネットトラフィックの急増とともにイーサネット(登録商標)の利用が広がっている。IEEEで国際標準化されているイーサネット(登録商標)は当初の10Mから100M、1G、10Gへと通信速度を増してきている。イーサネット(登録商標)は伝送距離が最大でも40kmであり、そのままでは長距離伝送することができない。イーサネット(登録商標)をはじめとした多様なクライアント信号を信頼性高く広域転送する国際標準化技術としてITU-Tで規定されるOTN(Optical Transport Network)がある(例えば非特許文献1参照)。イーサネット(登録商標)をOTNに収容することで40kmを超える長距離伝送をすることが可能となる。
図6に複数のクライアント信号をOTNに多重する際の従来技術のブロック図を示す。同図に示すクライアント信号収容多重装置は、OTN送信側(同図上部)とOTN受信側(同図下部)があり、OTN送信側は、複数のクライアント信号受信部11、各クライアント受信部11にそれぞれ接続される収容部12、多重部13、フレーマ部14、OTN信号送信部15から構成され、OTN受信側は、OTN信号受信部16、フレーマ部17、分離部18、複数の復元部20、各復元部20にそれぞれ接続されるPLL(Phase Locked Loop)部19、該復元部20にそれぞれ接続されるクライアント信号送信部21から構成される。
イーサネット(登録商標)などのクライアント信号はクライアント信号受信部11にてO/E変換された後に、収容部12でクライアント信号が各々のクライアント信号に適したODUにマッピングされ、さらにODUがODTUにマッピングされる。クライアント信号のODUへのマッピングとしてはBMP(Bit-synchronous Mapping Procedure)やAMP(Asynchronous Mapping Procedure)やGMP(Generic Mapping Procedure)などが使用される。またODUのODTUへのマッピングとしてはAMPやGMPなどが使用される。多重部13では複数のODTUを多重して上位のODUとなり、フレーマ部14でオーバーヘッド処理や誤り訂正符号の付加をしてOTU信号となる。最終的にOTN信号送信部15で光伝送信号が生成され伝送されることとなる。OTN信号の受信側では、OTN信号受信部16で受信した信号をO/E変換してOTU信号を得る。フレーマ部17ではOTU信号のオーバーヘッド処理や誤り訂正符号の復号を行ない、ODU信号を分離部18に送出する。続いて分離部18ではODU信号を複数のODTU信号に分離する。分離されたODTU信号は復元部20でデマッピングされてODU信号に、さらにODU信号からクライアント信号にデマッピングされる。クライアント信号送信部21ではクライアント信号をE/O変換して送出する。
近年、イーサネット(登録商標)の普及に伴いOTN規格が大きく拡張されイーサネット(登録商標)転送を重視したものになった(例えば、非特許文献2参照)。具体的には新しいODU(Optical Channel Data Unit)としてGbEを収容するODU0や10GbEを収容するODU2eが規定された。これらのODUを上位のODU(例えばODU3やODU4)に多重することで、イーサネット(登録商標)の経済的な広域転送が可能となる。
"Interfaces for the Optical Transport Network (OTN)", ITU-T Recommendation G.709/Y.1331 (03/2003). "Interfaces for the Optical Transport Network (OTN)", ITU-T Recommendation G.709/Y.1331 Amendment 3 (04/2009)。
しかしながら、上記従来の技術において、OTNに多数のイーサネット(登録商標)などのクライアント信号を収容し、多重して転送しようとした場合に装置規模が大きくなるという課題がある。例えば、10GbEをODU2eに収容しODU4に多重して転送しようとする場合、ODU2eをODU4に最大で10多重することができる。また、GbEをODU0に収容しODU4に多重して転送しようとする場合、ODU0をODU4に最大で80多重することができる。このように多数のクライアント信号を多重するためには多重数分の各機能ブロックが必要となる。
ここで、上記の従来技術における図6の受信側のクロック再生に着目すると、仮に同じ種類のクライアント信号が多重されて伝送される場合であっても、個々のクライアント信号のクロックは独立であるので各復元部20に隣接してクロック再生を行なうPLL部19を設ける必要がある。GbE(ODU0)を80多重する場合には80個のPLL部、10GbE(ODU2e)を10多重する場合には10個のPLL部を設ける必要があり、回路規模が大きなものとなる。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、イーサネット(登録商標)などのクライアント信号を多重して転送するOTN装置において回路規模の削減することが可能なクライアント信号収容多重装置及び方法を提供することを目的とする。
図1は、本発明の原理構成図である。
本発明(請求項1)は、複数のクライアント信号をそれぞれ受信する複数のクライアント信号受信手段、該複数のクライアント信号受信手段が受信した各クライアント信号をそれぞれODU信号にマッピングし続いて該ODU信号をODTU信号にマッピングする複数の収容手段、該複数の収容手段がマッピングした各ODTU信号を多重してODU信号を生成する多重手段、該多重手段が生成したODU信号からOTU信号を生成する第1のフレーマ手段、および該第1のフレーマ手段が生成したOTU信号からOTN信号を生成して伝送路に送出するOTN信号送信手段からなる送信側OTN装置と、
伝送路からOTN信号を受信するOTN信号受信手段、該OTN信号受信手段が受信したOTN信号を終端しODU信号を生成する第2のフレーマ手段、該第2のフレーマ手段が生成したODU信号を複数のODTU信号に分離する分離手段、該分離手段が分離した複数のODTU信号からそれぞれODU信号をデマッピングし続いて該ODU信号からクライアント信号をデマッピングする複数の復元手段、および該複数の復元手段がデマッピングした複数のクライアント信号をそれぞれ送出する複数のクライアント信号送信手段からなる受信側OTN装置と、
を有するクライアント信号収容多重装置であって、
受信側OTN装置は、PLL(Phase Locked Loop)手段と、複数の復元手段のうちの1つの復元手段A以外の復元手段のそれぞれの直後に接続されたアイドル挿抜手段とを備え、
PLL手段は、復元手段Aが入力したODTU信号のクロックとデマッピングしたODU信号のクロックと該ODTU信号に付与されたマッピング情報をもとにしてクライアント信号のクロックを再生し、当該クロックを復元手段Aとアイドル挿抜手段のすべてに分配し、
アイドル挿抜手段は、クロックをもとにして、入力したクライアント信号にアイドル信号を挿入あるいは該クライアント信号からアイドル信号を抜去することにより、複数のクライアント信号をすべて同期させることを特徴とする。
本発明(請求項2)は、複数のクライアント信号をそれぞれ受信する複数のクライアント信号受信手段、該複数のクライアント信号受信手段が受信した各クライアント信号をそれぞれODU信号にマッピングし続いて該ODU信号をODTU信号にマッピングする複数の収容手段、該複数の収容手段がマッピングした各ODTU信号を多重してODU信号を生成する多重手段、該多重手段が生成したODU信号からOTU信号を生成する第1のフレーマ手段、および該第1のフレーマ手段が生成したOTU信号からOTN信号を生成して伝送路に送出するOTN信号送信手段からなる送信側OTN装置と、
伝送路からOTN信号を受信するOTN信号受信手段、該OTN信号受信手段が受信したOTN信号を終端しODU信号を生成する第2のフレーマ手段、該第2のフレーマ手段が生成したODU信号を複数のODTU信号に分離する分離手段、該分離手段が分離した複数のODTU信号からそれぞれODU信号をデマッピングし続いて該ODU信号からクライアント信号をデマッピングする複数の復元手段、および該複数の復元手段がデマッピングした複数のクライアント信号をそれぞれ送出する複数のクライアント信号送信手段からなる受信側OTN装置と、
を有する装置におけるクライアント信号収容多重方法であって、
受信側OTN装置は、PLL(Phase Locked Loop)手段と、複数の復元手段のうちの1つの復元手段A以外の復元手段のそれぞれの直後に接続されたアイドル挿抜手段とを備え、
PLL手段が、復元手段Aが入力したODTU信号のクロックとデマッピングしたODU信号のクロックと該ODTU信号に付与されたマッピング情報をもとにしてクライアント信号のクロックを再生し、当該クロックを復元手段Aとアイドル挿抜手段のすべてに分配し、
アイドル挿抜手段が、クロックをもとにして、入力したクライアント信号にアイドル信号を挿入あるいは該クライアント信号からアイドル信号を抜去することにより、複数のクライアント信号をすべて同期させることを特徴とする。
上記のように本発明によれば、イーサネット(登録商標)などのクライアント信号のアイドル信号を挿入あるいは抜去して複数のクライアント信号間のクロックを同期させることでPLLを共用し装置規模の増大を抑えることが可能となる。
イーサネット(登録商標)などのクライアント信号はビットレートが規定されている。例えば、GbEは1.25 Gb/s ± 100 ppm、10GbEでは10.3125 Gb/s ± 100 ppmである。しかし、個々のクライアント装置からOTN装置に送られてくる信号のクロックは同じ種類のクライアント信号であってもクロックが独立であり、上記のビットレート規定の範囲内で異なった物となるのが通例である。また同じ装置からのクライアント信号であっても時々刻々とそのビットレートが変動する。このようなクライアント信号に対してアイドル信号を挿入あるいは抜去することによって複数のクライアント信号のクロックを同期させてPLLを共用することが可能となる。
本発明の原理構成図である。 本発明の第1の実施の形態におけるクライアント信号収容多重装置の構成図である。 本発明の第2の実施の形態におけるクライアント信号収容多重装置の構成図である。 本発明の第3の実施の形態におけるクライアント信号収容多重装置の構成図である。 本発明の第4の実施の形態におけるクライアント信号収容多重装置の構成図である。 従来のクライアント信号収容多重装置の構成図である。
以下、図面と共に本発明の実施の形態を説明する。
[第1の実施の形態]
図2は、本発明の第1の実施の形態におけるクライアント信号収容多重装置の構成を示す。同図において、網掛けされているエリア毎に1つのクロックドメイン(基準発振器をもとにしてそのエリアが動作していること)を示している。
同図に示すクライアント信号収容多重装置は、OTN送信側(同図上部)とOTN受信側(同図下部)から構成され、OTN送信側は、クライアント信号受信部101、アイドル挿抜部102、収容部103、多重部104、フレーマ部105、OTN信号送信部106からなり、OTN受信側は、OTN信号受信部107、フレーマ部108、分離部109、PLL部110、復元部111、クライアント信号送信部114からなる。
クライアント信号受信部101〜101は、クライアント信号を受信しO/E変換する。図2の構成において、クライアント信号受信部101は、第1のクライアント信号を受信し、クライアント信号受信部101は、第2のクライアント信号を受信し、クライアント信号受信部101は、第3のクライアント信号を受信するものとする。このうち、クライアント信号受信部101はクロックを再生し、アイドル挿抜部102、102に出力する。
アイドル挿抜部102、102では、クライアント信号受信部101の第1のクライアント信号から再生したクロックによって他のクライアント信号(クライアント信号受信部101、101)のアイドル信号を挿入あるいは抜去してクライアント信号間の同期を図る。
収容部103〜103は、同期した複数のクライアント信号をODUにマッピングし、続いてODUをODTUにマッピングする。マッピングの具体例としては、従来技術と同様に、クライアント信号のODUへのマッピングではBMPやAMPやGMPなどを使用し、ODUのODTUへのマッピングにはAMPやGMPなどを使用する。
多重部で104は、収容部103〜103からの複数のODTUを多重してODUを生成しフレーマ部105に出力する。
フレーマ部105は、多重部104から入力されたODUについてオーバーヘッド処理や誤り訂正符号を付加してOTU信号を生成する。
OTN信号送信部106は、OTU信号から光伝送信号を生成して伝送路に送出する。
受信側のOTN信号受信部107は、光伝送信号を受信して電気信号に変換する。
フレーマ部108は、OTN信号の終端や誤り訂正符号の復号を行ない、ODU信号を分離部109に送出する。
分離部109は、ODU信号を複数のODTU信号に分離し、復元部111〜111に出力する。
復元部111〜111ではODTU信号からODU信号をデマッピングし、さらにODU信号からクライアント信号をデマッピングする。ここで、PLL部110は第1の復元部111におけるODTU信号とODU信号のクロックとマッピング情報をもとにしてクライアント信号のクロックを再生し、復元部111〜111にクロックを分配する。マッピング情報とは、例えばAMPをマッピングに用いる場合にはOPUオーバーヘッド内に定義されているJC(Justification Control)バイトの内容を指し、GMPを用いる場合にはCmやCnバイトの内容を指している。複数のクライアント信号はOTN装置(送信側)においてクライアント信号間で同期しているので、このように第1の復元部111におけるODTU信号とODU信号のクロックを用いることが可能となる。
クライアント信号送信部114〜114は、各復元部111〜111から取得したクライアント信号を送信する。
以上のように構成することで、OTN装置(受信側)でPLL部110を共用することができ、従来技術と比較してPLL部の数を大きく削減することが可能になる。
例えば80個のGbEをそれぞれODU0に収容し、さらに80×ODU0をODU4に多重して転送する場合には、受信側において80個必要であったPLLを一つに削減することができる。
また、他の例としては10個の10GbEをODU2eに収容し、さらに10×ODU2eをODU4に多重して転送する場合には、受信側において10個必要であったPLLを一つに削減することができる。
複数のクライアント信号が混在する場合でも種別ごとに一つのクロックを共用するようにする、もしくは混在するクライアント信号のビットレート間に両者の比が単純な分数で表せるといった関係が存在する場合には、単一のクロックを分周や逓倍して変換して用いることで、やはりPLLの個数を削減することが可能である。例えば8個のGbEをそれぞれODU0に収容し、9個の10GbEをそれぞれODU2eに収容し、それらをすべてODU4に多重して転送する場合、OTN装置(受信側)において8つのGbE間でクロックを共用し、9つの10GbE間でクロックを共用することで17個必要であったPLLを2個に削減することが可能となる。または、GbEのビットレートは1.25 Gb/s、10GbEのビットレートは10.3125 Gb/sであり、両者の間には10.3125 = 33/4 × 1.25という関係式が成り立つので、いずれか一方のクロックをもとにして、他方のクライアント信号に対しては当該クロックを変換して用いれば、一つのPLLだけでOTN装置(受信側)を実現することができる。
以上は、単一のODU信号に多重されたクライアント信号(上記の例では単一のODU4に多重されたGbEや10GbE)の場合を述べたが、複数のODUに収容されているクライアント間でPLLを共用することも可能である。例えば、波長多重伝送により複数のODU4信号を受信したときに、それぞれのODU4に多重されている複数のGbEや10GbE間でPLLを共用することで、PLLの削減効果がより高まる。
また、本方式を用いることができるクライアント信号はイーサネット(登録商標)に限らず、イーサネット(登録商標)と同様な符号化形式を使用している他のクライアント信号(例えばファイバチャネル)や符号化形式が異なっていてもクロック偏差の吸収する用途などにアイドル信号が定義されたクライアント信号にも適用可能であり、それらのクライアント信号の混在収容時にも上述の方法で対応することが可能である。
[第2の実施の形態]
図3は、本発明の第2の実施の形態におけるクライアント信号収容多重装置の構成を示す。同図において、図2と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
図3に示す構成は、OTN装置(送信側)において、各クライアント信号受信部101〜101と収容部103〜103との間にアイドル挿抜部102〜102を備え、当該アイドル挿抜部102〜102にそれぞれローカルクロックが入力される。
第1の実施の形態との違いは、OTN装置(送信側)において第1のクライアント信号からのクロックを用いるのではなく、ローカルクロックを用いる点である。各アイドル挿抜部102〜102は、当該クロックをもとにしてクライアント信号のアイドル信号を挿抜してクライアント信号間の同期を図る。第1の実施の形態では第1のクライアント信号が断になるとクロックが失われてしまうが、ローカルクロックを用いることでそのような事態を避けることができる。
[第3の実施の形態]
図4は、本発明の第3の実施の形態におけるクライアント信号収容多重装置の構成を示す。同図において、図2と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
図4に示す構成は、送信側は、図6に示す従来の技術の構成と同じであるが、受信側は、第2の復元部111と第2のクライアント信号送信部114の間、第3の復元部111と第3のクライアント信号送信部114の間にアイドル挿抜部115、115が設けられており、これらのアイドル挿抜部115、115は、PLL部110からクロックが入力されると、クライアント信号のアイドル信号を挿入または抜去してクライアント信号間を同期させる。
送信側における各クライアント信号受信部101〜101は、クライアント信号を受信しO/E変換する。
各収容部103〜103では複数のクライアント信号をODUに、ODUをODTUにマッピングする。
多重部104は、各収容部103〜103から出力された複数のODTUを多重してODUを生成した後、フレーマ部105に送出する。
フレーマ部105は、多重部104から取得したODUにオーバーヘッド処理や誤り訂正符号を付加してOTU信号を生成する。
OTN信号送信部106は、フレーマ部105から取得したOTU信号から光伝送信号を生成して伝送路に送出する。
受信側におけるOTN信号受信部107は、で光伝送信号を受信して電気信号に変換する。
フレーマ部108は、OTN信号を終端や誤り訂正符号の復号を行ない、ODU信号を分離部109に送出する。
分離部109は、ODU信号を複数のODTU信号に分離し、復元部111〜111に出力する。
各復元部111〜111ではODTU信号からODU信号を、さらにODU信号からクライアント信号をデマッピングする。ここで、PLL部110は第1の復元部111におけるODTU信号とODU信号のクロックとマッピング情報をもとにしてクライアント信号のクロックを再生し、第1の復元部111と他の復元部111、111後段に位置するアイドル挿抜部115、115にクロックを分配する。
アイドル挿抜部115、115は、PLL部110で再生されたクロックを用いて個々のクライアント信号のアイドル信号を挿抜してクライアント信号間の同期を図る。
その後、各クライアント信号送信部114〜114は、クライアント信号を送信する。
このような構成にすることでOTN装置(受信側)のPLL数を大きく削減することができる。
[第4の実施の形態]
図5は、本発明の第4の実施の形態におけるクライアント信号収容多重装置の構成を示す。同図において、図2と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
図5に示すOTN装置(受信側)の構成は、各復元部111〜111と各クライアント信号送信部114〜114との間にそれぞれアイドル挿抜部115〜115が設けられている点において図4に示す構成と異なる。
第3の実施例との違いは、OTN装置(受信側)において第1の復元部111におけるODTU信号とODU信号のクロックとマッピング情報をもとにしてPLL部110で生成したクロックを用いるのではなく、ローカルクロックを用いる点である。アイドル挿抜部115〜115は、当該クロックをもとにして、復元部111〜111から入力されるクライアント信号のアイドル信号を挿抜してクライアント信号間の同期を図る。
第3の実施の形態では第1のODU信号が断になるとクロックが失われてしまうが、ローカルクロックを用いることでそのような事態を避けることができる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において種々変更・応用が可能である。
本発明は、クライアント信号として、イーサネット(登録商標)と同様な符号化形式を採用しているファイバチャネルなどのクライアント信号や、符号化形式が異なっていてもクロック偏差の吸収する用途などにアイドル信号が定義されたクライアント信号にも適用可能であり、それらのクライアント信号の混在収容時にも上述の方法で対応することが可能である。
101 クライアント信号受信手段、クライアント信号受信部
101 第1のクライアント信号受信手段
101 第2のクライアント信号受信手段
101 第3のクライアント信号受信手段
102 第1のアイドル挿抜手段、アイドル挿抜部
102 第2のアイドル挿抜手段、アイドル挿抜部
102 第3のアイドル挿抜手段、アイドル挿抜部
103 収容手段、収容部
103 第1の収容手段
103 第2の収容手段
103 第3の収容手段
104 多重手段、多重部
105 第1のフレーマ手段、フレーマ部
106 OTN信号送信手段、OTN信号送信部
107 OTN信号受信手段、OTN信号受信部
108 第2のフレーマ手段、フレーマ部
109 分離手段、分離部
110 PLL手段、PLL部
111 復元手段、復元部
111 第1の復元手段
111 第2の復元手段
111 第3の復元手段
114 クライアント信号送信手段、クライアント送信部
114 第1のクライアント信号送信手段
114 第2のクライアント信号送信手段
114 第3のクライアント信号送信手段
115 アイドル挿抜部
115 アイドル挿抜部
115 アイドル挿抜部

Claims (2)

  1. 複数のクライアント信号をそれぞれ受信する複数のクライアント信号受信手段、該複数のクライアント信号受信手段が受信した各クライアント信号をそれぞれODU信号にマッピングし続いて該ODU信号をODTU信号にマッピングする複数の収容手段、該複数の収容手段がマッピングした各ODTU信号を多重してODU信号を生成する多重手段、該多重手段が生成したODU信号からOTU信号を生成する第1のフレーマ手段、および該第1のフレーマ手段が生成したOTU信号からOTN信号を生成して伝送路に送出するOTN信号送信手段からなる送信側OTN装置と、
    前記伝送路から前記OTN信号を受信するOTN信号受信手段、該OTN信号受信手段が受信したOTN信号を終端しODU信号を生成する第2のフレーマ手段、該第2のフレーマ手段が生成したODU信号を複数のODTU信号に分離する分離手段、該分離手段が分離した複数のODTU信号からそれぞれODU信号をデマッピングし続いて該ODU信号からクライアント信号をデマッピングする複数の復元手段、および該複数の復元手段がデマッピングした複数のクライアント信号をそれぞれ送出する複数のクライアント信号送信手段からなる受信側OTN装置と、
    を有するクライアント信号収容多重装置であって、
    前記受信側OTN装置は、PLL(Phase Locked Loop)手段と、前記複数の復元手段のうちの1つの復元手段A以外の復元手段のそれぞれの直後に接続されたアイドル挿抜手段とを備え、
    前記PLL手段は、前記復元手段Aが入力したODTU信号のクロックとデマッピングしたODU信号のクロックと該ODTU信号に付与されたマッピング情報をもとにしてクライアント信号のクロックを再生し、当該クロックを前記復元手段Aと前記アイドル挿抜手段のすべてに分配し、
    前記アイドル挿抜手段は、前記クロックをもとにして、入力したクライアント信号にアイドル信号を挿入あるいは該クライアント信号からアイドル信号を抜去することにより、前記複数のクライアント信号をすべて同期させる
    ことを特徴とするクライアント信号収容多重装置。
  2. 複数のクライアント信号をそれぞれ受信する複数のクライアント信号受信手段、該複数のクライアント信号受信手段が受信した各クライアント信号をそれぞれODU信号にマッピングし続いて該ODU信号をODTU信号にマッピングする複数の収容手段、該複数の収容手段がマッピングした各ODTU信号を多重してODU信号を生成する多重手段、該多重手段が生成したODU信号からOTU信号を生成する第1のフレーマ手段、および該第1のフレーマ手段が生成したOTU信号からOTN信号を生成して伝送路に送出するOTN信号送信手段からなる送信側OTN装置と、
    前記伝送路から前記OTN信号を受信するOTN信号受信手段、該OTN信号受信手段が受信したOTN信号を終端しODU信号を生成する第2のフレーマ手段、該第2のフレーマ手段が生成したODU信号を複数のODTU信号に分離する分離手段、該分離手段が分離した複数のODTU信号からそれぞれODU信号をデマッピングし続いて該ODU信号からクライアント信号をデマッピングする複数の復元手段、および該複数の復元手段がデマッピングした複数のクライアント信号をそれぞれ送出する複数のクライアント信号送信手段からなる受信側OTN装置と、
    を有する装置におけるクライアント信号収容多重方法であって、
    前記受信側OTN装置は、PLL(Phase Locked Loop)手段と、前記複数の復元手段のうちの1つの復元手段A以外の復元手段のそれぞれの直後に接続されたアイドル挿抜手段とを備え、
    前記PLL手段が、前記復元手段Aが入力したODTU信号のクロックとデマッピングしたODU信号のクロックと該ODTU信号に付与されたマッピング情報をもとにしてクライアント信号のクロックを再生し、当該クロックを前記復元手段Aと前記アイドル挿抜手段のすべてに分配し、
    前記アイドル挿抜手段が、前記クロックをもとにして、入力したクライアント信号にアイドル信号を挿入あるいは該クライアント信号からアイドル信号を抜去することにより、前記複数のクライアント信号をすべて同期させる
    ことを特徴とするクライアント信号収容多重方法。
JP2011243542A 2011-11-07 2011-11-07 クライアント信号収容多重装置及び方法 Active JP5300955B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011243542A JP5300955B2 (ja) 2011-11-07 2011-11-07 クライアント信号収容多重装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011243542A JP5300955B2 (ja) 2011-11-07 2011-11-07 クライアント信号収容多重装置及び方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010056269A Division JP4878648B2 (ja) 2010-03-12 2010-03-12 クライアント信号収容多重装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012065341A JP2012065341A (ja) 2012-03-29
JP5300955B2 true JP5300955B2 (ja) 2013-09-25

Family

ID=46060529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011243542A Active JP5300955B2 (ja) 2011-11-07 2011-11-07 クライアント信号収容多重装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5300955B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3609728B2 (ja) * 2001-01-22 2005-01-12 日本電信電話株式会社 伝送装置
JP3586204B2 (ja) * 2001-02-19 2004-11-10 日本電信電話株式会社 多重化中継伝送装置
JP5071963B2 (ja) * 2007-01-17 2012-11-14 日本電信電話株式会社 デジタル伝送システム、およびデジタル伝送方法
WO2008114439A1 (ja) * 2007-03-20 2008-09-25 Fujitsu Limited 光伝送装置
JP2009246668A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Fujitsu Ltd クロック再生装置及び再生方法並びに伝送装置及び中継通信システム
JP5628495B2 (ja) * 2009-08-14 2014-11-19 日本電信電話株式会社 デジタル多重伝送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012065341A (ja) 2012-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4878648B2 (ja) クライアント信号収容多重装置及び方法
JP4878629B2 (ja) 多重伝送システムおよび多重伝送方法
US8934479B2 (en) Super optical channel transport unit signal supported by multiple wavelengths
JP4729049B2 (ja) 光送信器
JP4870742B2 (ja) 光伝送装置
CN109861781B (zh) 接口传输方法、装置及设备
JP5461229B2 (ja) クライアント信号収容多重処理装置、クライアント信号クロスコネクト装置、クライアント信号収容多重処理方法
JP2010050803A (ja) 光伝送システム
US10122462B2 (en) Transport apparatus and transport method
US20090323727A1 (en) Systems and methods for synchronous generic framing protocol mapping
JP2012004839A (ja) デジタル伝送システム及びデジタル伝送方法
JP5068376B2 (ja) 光ディジタル伝送システム
WO2014086592A1 (en) Method and apparatus for transmitting an asynchronous transport signal over an optical section
US9780897B2 (en) Optical transmission apparatus and optical reception apparatus
JP5300956B2 (ja) クライアント信号収容多重装置及び方法
JP5300955B2 (ja) クライアント信号収容多重装置及び方法
JP5300954B2 (ja) クライアント信号収容多重装置及び方法
JP5528187B2 (ja) デジタルクロスコネクト装置及び方法
KR100927599B1 (ko) 종속신호를 통합하는 방법 및 통합 접속보드
JP5662601B2 (ja) デジタル伝送システム及びデジタル伝送方法
WO2012023490A1 (ja) 波長分割多重光伝送システム、送信装置、受信装置、及び波長分割多重光伝送方法
EP3301834A1 (en) Reference clock transmission via proprietary line frame signal

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20111213

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20121029

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20121029

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130607

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130611

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130618

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5300955

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350