JP5299781B2 - 飲酒運転防止装置 - Google Patents

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本発明は、車両に搭載される飲酒運転防止装置に関するものである。
車両(例えば、自動車)の飲酒運転は重大な社会問題となっていて、運転者が酒気を帯びた状態で車両を運転することは固く禁止されている。にもかかわらず、従来の車両では、酒気帯び状態の運転者が運転するか否かは、運転者の自覚に頼っていた。このため、酒気を帯びた運転者が車両を運転することを強制的に防止する技術が開示されている(特許文献1参照)。これらの技術は、車両にアルコール濃度測定装置を搭載し、運転者が酒気を帯びていないことが確認されなければ、例えばエンジン回路の作動を不可能とするものである。
また、運転者と異なる人物がアルコール濃度の測定を行うなりすましを確実に防止できるようにした検出装置(すなわち飲酒運転防止装置)が考案されている(特許文献2参照)。
特開2009−012733号公報 特開2009−160988号公報
特許文献1,2のような従来技術による飲酒運転防止装置では、運転者が酒気を帯びているときに、この飲酒運転防止装置が取り外されて、その代わりにエンジン始動を許可したり車両の走行を抑制しない信号(ダミー信号)を常時出力する装置を取り付けられ、その運転者が運転を終わったときに、飲酒運転防止装置を元通りに取り付ける、といった行為(装置の改竄)を検出することができないという問題がある。
上記問題点を背景として、本発明の課題は、他の装置への改竄を検出することが可能な飲酒運転防止装置を提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記課題を解決するための飲酒運転防止装置は、車両に搭載され、車両の運転者の呼気中のアルコール分を検出し、その濃度を測定するためのアルコール濃度測定手段と、アルコール濃度測定手段による測定結果に基づき、車両の操作を制限したり車両のエンジンを始動不能する車両制御手段と、を備えた飲酒運転防止装置であって、飲酒運転防止装置の起動が、該飲酒運転防止装置への電源の投入によるパワーオンリセットによるものか否かを判定する起動要因判定手段と、飲酒運転防止装置の起動がパワーオンリセットによるものであると判定したときに、そのパワーオンリセット回数を累算して記憶するパワーオンリセット回数記憶手段と、記憶したパワーオンリセット回数を外部機器に出力するパワーオンリセット回数出力手段と、を備えることを特徴とする。
本発明は、飲酒運転防止装置が取り外されて再度取り付けられたときには電源の再投入(すなわちパワーオンリセット)が行われることに着目し、飲酒運転防止装置が取り外されたか否かを判定するものである。上記構成によって、飲酒運転防止装置が取り外されたことが判るので、他の装置へ改竄されたことが推測できるとともに、車両の乗員に注意を喚起することもできる。
また、本発明の飲酒運転防止装置は、出力されたパワーオンリセット回数を表示する表示手段を備える。
上記構成によって、例えば車両の所有者等の車両管理者は、パワーオンリセット回数すなわち飲酒運転防止装置が取り外された回数を把握することができる。
また、本発明の飲酒運転防止装置は、飲酒運転防止装置への電源投入時に第1リセット信号を発生する第1リセット信号発生手段と、飲酒運転防止装置への電源投入時に第1リセット信号よりも遅れて第2リセット信号を発生する第2リセット信号発生手段と、第2リセット信号の発生を検知する第2リセット信号検知手段と、を備え、起動要因判定手段は、第2リセット信号の発生を検知したときに、飲酒運転防止装置の起動がパワーオンリセットによるものであると判定する。
上記構成によって、飲酒運転防止装置の起動がパワーオンリセットによるものか否かを判定することができる。
また、本発明の飲酒運転防止装置は、飲酒運転防止装置の動作を制御するCPUがウォッチドッグタイマ機能を内蔵するか、あるいはウォッチドッグタイマ機能を内蔵するリセット回路を接続しており、ウォッチドッグタイマ機能により当該CPUにシステムリセットをかける構成を備え、システムリセットをかける際に、該システムリセットを実行する旨のシステムリセット情報を記憶するシステムリセット情報記憶手段をさらに備え、起動要因判定手段は、飲酒運転防止装置の起動時にリセット情報記憶手段を参照し、システムリセット情報が記憶されていないとき、飲酒運転防止装置の起動がパワーオンリセットによるものであると判定する。
上記構成によっても、飲酒運転防止装置の起動がパワーオンリセットによるものか否かを判定することができる。
飲酒運転防止装置が装着された運転席の平面図。 飲酒運転防止装置が装着された運転席の側面図。 飲酒運転防止装置のシステム構成図。 パワーオンリセット回数更新処理を説明するフロー図。 パワーオンリセット判定処理を説明するフロー図。 パワーオンリセット判定処理の別例を説明するフロー図。 図6の構成における処理を説明するフロー図。 パワーオンリセット回数表示処理を説明するフロー図。 警告表示の例を示す図。
以下、本発明の飲酒運転防止装置について、図面を用いて説明する。図1および図2に示されるように、飲酒運転防止装置100は、車両1の運転席2の部分に設けられている。そして、運転者3の呼気中のアルコール分を検出し、その濃度を測定するアルコール検知器4と、車両1の運転席2に取り付けられ、運転者3が着席したか否かを検出する着座センサ8と、運転席2側のドア11の開閉を検知するドアセンサ12と、運転席2側のウィンドウ13の開閉を検知するウィンドウセンサ14と、例えば運転席2のほぼ直上の天井に取り付けられ、運転者3に対して警告や案内を発するためのスピーカ15と、運転席2の前方のコンソールパネル5(インストルメントパネルともいう)に取り付けられ、アルコール濃度の測定結果を表示するためのディスプレイ16とを備えている。なお、図1において、9は助手席、17はハンドル(ステアリングホイール)である。
アルコール検知器4は、被測定者である運転者3が呼気を吹きかけることによって、呼気中のアルコール分を検出し、その濃度を測定するものである。通常の場合(呼気の非測定状態)、このアルコール検知器4は、運転席2の前方のコンソールパネル5の所定位置に配置される。運転者3は、運転席2に着席したまま手を伸ばしてアルコール検知器4を把持し、コンソールパネル5から取り外して自身の口元に引き寄せる。そして、アルコール検知器4に呼気を吹きかけて自身の酒気帯び状態を検査し、正常状態(非酒気帯び状態)であれば、アルコール検知器4をコンソールパネル5の所定位置に戻し、車両1のエンジンを始動する。
次に、ドアセンサ12とウィンドウセンサ14について説明する。ドアセンサ12は、車両1における運転席2側のドア11が閉状態であるか否かを検知するためのセンサであり、ウィンドウセンサ14は、運転席2側のドア11のウィンドウ13が閉状態であるか否かを検知するためのセンサである。いずれのセンサ12,14も、ドア11またはウィンドウ13が開状態であるときに、運転者に対して警告を発する(後述)。
図3に示されるように、アルコール検知器4とその測定開始スイッチ4a、着座センサ8、ドアセンサ12、ウィンドウセンサ14、スピーカ15およびディスプレイ16は、例えばコンソールパネル5の内部に取り付けられたコントローラ20に接続されている。各センサ8,12,14およびアルコール検知器4の測定開始スイッチ4aからコントローラ20に信号が入力されると、コントローラ20内で所定の処理(アルコール濃度の測定等)がなされ、その結果がスピーカ15およびディスプレイ16に出力される。また、その結果により、スターターリレー30の作動を制御する。
ディスプレイ16は、例えばカラーLCD表示器として構成され、飲酒運転防止装置100の動作時に各種の情報を表示する。なお、ディスプレイ16が本発明のパワーオンリセット回数出力手段,表示手段に相当する。
コントローラ20は、例えばコンソールパネル5の内側に取り付けられ、周知のCPU21,ROM22,RAM23,入出力回路であるI/O24,A/D変換部26,通信I/F(インターフェース)27,メモリ28,およびこれらの構成を接続するバスライン25を備えている。
CPU21は、ROM22に記憶された制御プログラム22pおよびデータにより制御を行う。A/D変換部26は周知のA/D(アナログ/デジタル)変換回路を含み、例えば上記の各種センサ等からコントローラ20に入力されるアナログデータをCPU21で演算可能なデジタルデータに変換するものである。通信I/F27は他の車載機器とのデータの遣り取りを行うための、例えばCAN(Controller Area Network)やLAN(Local Area Network)カードのような通信インターフェース回路である。なお、CPU21が本発明の車両制御手段,起動要因判定手段,第2リセット信号検知手段に相当する。また、通信I/F27が本発明のパワーオンリセット回数出力手段に相当する。
また、コントローラ20は、バッテリおよび周知の電圧変換回路を含む電源回路2から電源の供給を受ける。さらに、コントローラ20は、リセット回路41、遅延信号発生回路42、ウォッチドッグタイマ(以下、WDTと称することもある)43も含んでいるが、これらの動作の詳細については後述する。なお、リセット回路41が本発明の第1リセット信号発生手段に相当する。また、遅延信号発生回路42が本発明の第2リセット信号発生手段に相当する。また、WDT43が、本発明のウォッチドッグタイマ機能を内蔵するリセット回路に相当する。WDT43は、CPU21に内蔵されていてもよい。
メモリ28は、フラッシュメモリなどの電気的に書き換え可能な半導体記憶媒体あるいはハードディスク装置が用いられ、飲酒運転防止装置100がオフ状態になっても記憶内容が保持されるようになっており、酒気帯び判定を行うための濃度閾値情報等の飲酒運転防止システム1の動作に必要な情報およびデータが記憶されている。また、メモリ28には、システムリセット情報を記憶するリセット情報記憶部28aが設けられている。なお、メモリ28が本発明のパワーオンリセット回数記憶手段,システムリセット情報記憶手段に相当する。
以下、上述の構成における飲酒運転防止装置100の動作の概要について説明する。車両1に乗り込んだ運転者3が運転席2に着席すると、着座センサ8がON状態となる。運転者3が運転席2に着席したまま手を伸ばし、アルコール検知器4を把持してコンソールパネル5から取り外す。続いて、運転者3がアルコール検知器4の測定開始スイッチ4aを操作する。これにより、アルコール検知器4が測定可能な状態となる。この状態で、運転者3がアルコール検知器4に向かって呼気を吹きかける。運転者3は、アルコール検知器4を把持しているため、容易に自身の口元に接近させることができる。このため、運転者3は運転席2に着席したまま、アルコール検知器4に呼気を吹きかけることができ、呼気の吹きかけ操作が容易である。なお、アルコール検知器4が本発明のアルコール濃度測定手段に相当する。
アルコール検知器4が測定可能な状態となったとき、ドアセンサ12によるドア11の開閉状態と、ウィンドウセンサ14によるウィンドウ13の開閉状態とを確認する。もし、いずれかが開状態であれば、ドア11またはウィンドウ13を通して車外の第三者(図示せず)がアルコール検知器4に呼気を吹きかけることもできるため、この状態(ドア11またはウィンドウ13の少なくとも一方が開状態)を運転者3の成りすましと見なし、スピーカ15から「ドアまたはウィンドウが開いています。閉じて、再度測定開始スイッチを押してください。」のような警告メッセージを発する。ドア11とウィンドウ13との両方が閉状態であれば、スピーカ15から「呼気を吹きかけてください。」ような案内メッセージを発する。
この後、運転者3がアルコール検知器4に呼気を吹きかけると、アルコール検知器4が、呼気中のアルコール濃度を測定する。呼気中のアルコール濃度の測定が終了すると、ディスプレイ16に測定結果が表示されるとともに、運転者3の飲酒(酒気帯び状態)の判断がされる。測定されたアルコール濃度が濃度閾値以上であれば、運転者3が酒気帯び状態であるとみなし、スピーカ15から「アルコールを検出しました。運転できません。」のような警告メッセージを発し、コントローラ20が車両1のスターターリレー30をOFF状態とする。これにより、運転者3がイグニッションキーを操作しても、車両1のエンジンを始動することはできない。
測定されたアルコール濃度が濃度閾値未満であれば、運転者3が正常状態(非酒気帯び状態)であると推定し、スピーカ15から案内「運転可能です。」のような案内メッセージを発し、コントローラ20が車両1のスターターリレー30をON状態とする。これにより、運転者3がイグニッションキーを操作すれば、車両1のエンジンを始動することができる。そして、着座センサ8の状態を検出することにより、運転者3が運転席2に着席した状態が維持されていれば、車両1は走行可能な状態となる。
図4を用いて、飲酒運転防止装置100におけるパワーオンリセット回数更新処理について説明する。なお、本処理は制御プログラム22pに含まれ、制御プログラム22pの他の処理とともに繰り返し実行される。まず、飲酒運転防止装置100にリセットがかかると、飲酒運転防止装置100における各種設定の初期化が行われる(S11)。
次に、今回のリセットがパワーオンリセットであるか否かを判定するパワーオンリセット判定(すなわち起動要因判定)処理を実行する(S12,後述)。
今回のリセットがパワーオンリセットであると判定したとき、(S13:Yes)、メモリ28のリセット情報記憶部28aに記憶されているパワーオンリセット回数カウンタを更新(累算)する(S14)。
以降、上述したような、飲酒運転防止装置100としての各種処理を実行する(S15)。
図5を用いて、図4のステップS12に相当するパワーオンリセット判定処理について説明する。なお、本処理における構成は、特開2003−044324号公報の段落0057〜0072,図6〜図8の構成(第3の実施の形態)に準ずるもので、マイクロプロセッサ11、リセット回路13、遅延信号発生回路42、ウォッチドッグタイマ12が、本発明の構成におけるCPU21、リセット回路41、遅延信号発生回路42、ウォッチドッグタイマ43にそれぞれ対応している。なお、本発明の構成(図3参照)では、ウォッチドッグタイマ43は、バスライン25を介してメモリ28(リセット情報記憶部28a)にデータを書き込むことができる構成となっている。
特開2003−044324号公報の構成と同様に、パワーオンリセット時には、リセット回路41からCPU21へ出力されたリセット信号RST(本発明の第1リセット信号)が解除されたとき(LからHに変化した直後)の遅延信号DEL(本発明の第2リセット信号)がまだ低レベルLであるので、電源投入による通常のプログラムスタートと判断できる。
つまり、パワーオンリセット判定処理では、遅延信号DELを取り込んで(S31)、その信号レベルを判定し、遅延信号DELが低レベルLであるとき(S32:Yes)、パワーオンリセットであると判定する(S33)。
図6,図7を用いて、図4のステップS12に相当するパワーオンリセット判定処理の別例について説明する。まず、図7を用いて、WDT43によりCPU21にシステムリセットをかける際の、WDT43によるWDTリセット処理について説明する。
WDT43内でタイマがオーバーフロー等してリセット条件が成立したとき(S71:Yes,図7では「WDTリセット発生」と表記)、WDT43は、バスライン25を介してメモリ28のリセット情報記憶部28aにシステムリセット情報を書き込む(S72)。システムリセット情報は、例えばフラグ情報であり、WDTリセットが発生したときにはフラグに1をセットする。その後、CPU21にリセット信号RSTを出力する(S73)。
図6のパワーオンリセット判定処理では、まず、メモリ28のリセット情報記憶部28aに記憶されているシステムリセット情報を読み込む(S51)。システムリセット情報がないとき、すなわち上記フラグに1がセットされていないとき(S52:No)、パワーオンリセットであると判定する(S53)。最後に、システムリセット情報を消去、すなわち該フラグに0をセットして(S54)、本処理を終了する。
図8を用いて、飲酒運転防止装置100におけるパワーオンリセット回数表示処理について説明する。なお、本処理は制御プログラム22pに含まれ、制御プログラム22pの他の処理とともに繰り返し実行される。まず、パワーオンリセット回数を表示するタイミングが到来したか否かを判定する。表示タイミングは、以下のうちの少なくとも一つを用いる。
・図4のパワーオンリセット判定処理で、パワーオンリセットが検出されたとき(例えばステップS14の後に実行)。
・乗員により、測定開始スイッチ4aにおいて予め定められた操作(例えば1秒間以上の長押し)が行われたとき。
・通信I/F27を介して、パーソナルコンピュータや携帯情報端末のような端末32(図3参照)が飲酒運転防止装置100にネットワーク接続され、この端末32の操作により、パワーオンリセット回数表示要求あるいはパワーオンリセット回数出力要求が飲酒運転防止装置100に送られてきたとき。
パワーオンリセット回数を表示するタイミングが到来したと判定したとき(S91:Yes)、メモリ28のリセット情報記憶部28aに記憶されているパワーオンリセット回数カウンタを参照する(S92)。そして、パワーオンリセット回数カウンタの値が0でないとき(S93:Yes)、例えば図9のような警告表示を行う(S94)。
警告表示は、以下のうちの少なくとも一つを用いる。
・ディスプレイ16において警告表示を行う。
・アルコール検出器4に表示部(LCD,LED等)が含まれているときには、この表示部において警告表示を行う。
・端末32の表示部32aにおいて警告表示を行う。
表示部がLEDの場合には、予め定められた点滅パターンで警告表示を行う。また、スピーカ15から警告表示に対応する音声メッセージを送出してもよい。
パワーオンリセット回数カウンタの値が0であるとき(S93:No)にも、「異常ありません」のような表示をディスプレイ16等で行ってもよい(S95)。
また、パワーオンリセット回数を表示した後に、乗員等の所定の操作により、メモリ28のリセット情報記憶部28aに記憶されているパワーオンリセット回数カウンタの値をクリアできる構成としてもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
1 車両
4 アルコール検知器(アルコール濃度測定手段)
4a 測定開始スイッチ
15 スピーカ
16 ディスプレイ(表示手段)
20 コントローラ
21 CPU(車両制御手段,起動要因判定手段,第2リセット信号検知手段)
27 通信I/F(パワーオンリセット回数出力手段)
28 メモリ(パワーオンリセット回数記憶手段,システムリセット情報記憶手段)
28a リセット情報記憶部
32 端末
32a 表示部(表示手段)
41 リセット回路(第1リセット信号発生手段)
42 遅延信号発生回路(第2リセット信号発生手段)
43 ウォッチドッグタイマ(WDT)
100 飲酒運転防止装置

Claims (4)

  1. 車両に搭載され、前記車両の運転者の呼気中のアルコール分を検出し、その濃度を測定するためのアルコール濃度測定手段と、
    前記アルコール濃度測定手段による測定結果に基づき、前記車両の操作を制限したり前記車両のエンジンを始動不能する車両制御手段と、
    を備えた飲酒運転防止装置であって、
    前記飲酒運転防止装置の起動が、該飲酒運転防止装置への電源の投入によるパワーオンリセットによるものか否かを判定する起動要因判定手段と、
    前記飲酒運転防止装置の起動がパワーオンリセットによるものであると判定したときに、そのパワーオンリセット回数を累算して記憶するパワーオンリセット回数記憶手段と、
    記憶した前記パワーオンリセット回数を外部機器に出力するパワーオンリセット回数出力手段と、
    を備えることを特徴とする飲酒運転防止装置。
  2. 出力された前記パワーオンリセット回数を表示する表示手段を備える請求項1に記載の飲酒運転防止装置。
  3. 前記飲酒運転防止装置への電源投入時に第1リセット信号を発生する第1リセット信号発生手段と、
    前記飲酒運転防止装置への電源投入時に前記第1リセット信号よりも遅れて第2リセット信号を発生する第2リセット信号発生手段と、
    前記第2リセット信号の発生を検知する第2リセット信号検知手段と、
    を備え、
    前記起動要因判定手段は、前記第2リセット信号の発生を検知したときに、前記飲酒運転防止装置の起動がパワーオンリセットによるものであると判定する請求項1または請求項2に記載の飲酒運転防止装置。
  4. 前記飲酒運転防止装置の動作を制御するCPUがウォッチドッグタイマ機能を内蔵するか、あるいはウォッチドッグタイマ機能を内蔵するリセット回路を接続しており、前記ウォッチドッグタイマ機能により当該CPUにシステムリセットをかける構成を備え、
    前記システムリセットをかける際に、該システムリセットを実行する旨のシステムリセット情報を記憶するシステムリセット情報記憶手段をさらに備え、
    前記起動要因判定手段は、前記飲酒運転防止装置の起動時に前記リセット情報記憶手段を参照し、前記システムリセット情報が記憶されていないとき、前記飲酒運転防止装置の起動がパワーオンリセットによるものであると判定する請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の飲酒運転防止装置。
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