JP6046430B2 - ドライブレコーダ - Google Patents

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Description

本発明は、ドライブレコーダに関する。
一般的なドライブレコーダは、車両に搭載されて用いられ、衝突事故発生等に伴う衝撃の検知を記録トリガ(即ち、記録開始条件)として、当該記録トリガが発生した時点の前後に亘る時間帯に、車両前方を撮影して取得された画像データを記録する機能を有している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2012―3607号公報
このような機能を有するドライブレコーダによれば、記録された画像データを用いて、例えば運転者に指導を実施することによって、衝突事故の再発を防止できる。
しかしながら、従来のドライブレコーダでは、このように衝突事故の発生を抑制できるものの、衝突事故以外の事故、例えば乗車ドアの開閉に関する事故の再発を抑制することはできなかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、乗車ドアの開閉に関する事故の再発を抑制可能なドライブレコーダを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るドライブレコーダは、下記(1)〜()を特徴としている。
(1) 制御部と、
車両の内部における乗客が乗降する乗車口の近傍を撮影して第1の画像を取得する第1の撮影部と、
前記車両の内部における運転席の近傍を撮影して第2の画像を取得する第2の撮影部と、
前記乗車口に設けられたドアの開閉状態を表す情報を取得する開閉情報取得部と、
各種情報を格納する記録部と、
を備え、
前記制御部は、前記車両が停車中であるか否か、及び、前記第1の画像のうちの所定の範囲内に人が認識されるか否かを判定し、当該判定の結果、前記車両が停車中であり且つ前記範囲内に人が認識されたと判定している状態において、前記ドアが開閉されたことを表す情報を前記開閉情報取得部から受け付けたことに基づいて前記記録部に前記第2の画像のみを格納させる
こと。
(2) 上記(1)の構成のドライブレコーダであって、
警報を出力する警報出力部を更に備え、
前記制御部は、前記判定の結果、前記車両が停車中であり且つ前記範囲内に人が認識されたと判定した場合には、前記警報出力部に前記警報を出力させる、
こと。
上記(1)の構成のドライブレコーダでは、第1の画像のうちの所定の範囲内に人が認識されるか否かにより、乗車口付近に乗客がいるか否かが判定される。そして、車両が停車中であり且つ乗車口付近に乗客がいる状態において、当該乗車口に設けられた乗車用のドアが開閉された場合には、運転席の近傍を撮影した画像を記録することができる。これにより、当該記録された画像を用いて、例えば運転者に指導を実施することによって、乗車口付近に乗客がいるにもかかわらず乗車用のドアが開閉されたことに起因する事故の再発を抑制できる。また、記録した画像を運転者の評価の判断材料として用いることもできる。
上記()の構成のドライブレコーダでは、乗車口付近に乗客がいる場合には、警報が出力される。これにより、運転者に乗車口付近にいる乗客に対する注意を促すことができ、乗車口付近に乗客がいるにもかかわらず乗車用のドアが開閉されることを防止できる。
本発明のドライブレコーダによれば、乗車ドアの開閉に関する事故の再発を抑制可能なドライブレコーダを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本実施形態に係るドライブレコーダ100のハードウェアの構成例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態に係るドライブレコーダ100が実行する処理ルーチンを表すフローチャートである。 図3は、本実施形態に係るドライブレコーダ100が搭載される車両の車室内部及び該車室内部における第1カメラ102及び第2カメラ103の設置位置を説明するための説明図である。
本発明のドライブレコーダに係る具体的な実施形態について各図を参照しながら以下に説明する。
はじめに、本実施形態に係るドライブレコーダ100について、概略的に説明する。
本実施形態に係るドライブレコーダ100は、例えば路線バス等の車両に搭載されて用いられる。ドライブレコーダ100では、車両が停車している停車状態において、乗車口の近傍を撮影した第1の画像に基づいて、当該乗車口付近に乗客がいるか否かが判定される。判定の結果、乗車口付近に乗客がいると判定された場合には、乗車口付近に乗客がいることを示す警報音が出力される。そして、乗車口付近に乗客がいると判定されている状態において、当該乗車口に設けられた乗車用ドアが開閉された場合には、記録トリガが発生したと判定され、当該記録トリガが発生した時点の前後の時間に亘る時間帯に運転席の近傍を撮影した第2の画像が記録される。
本実施形態では、ドライブレコーダ100が、図3に示すように、乗客が着座するための座席が設置された座席部分41と、乗客が車内を移動するためや立った状態で乗車するために利用される、座席が設置されていない通路部分42と、車室の前後方向における中程に設けられた、乗客が乗降する乗車口43と、を備える路線バスに搭載されて用いられる場合について説明する。
次に、ドライブレコーダ100の具体的な構成について説明する。
図1に示すように、ドライブレコーダ100は、マイクロコンピュータ(CPU:Central Processing Unit)101、第1カメラ102、第2カメラ103、加速度センサ104、速度センサ105、GPS(Grobal Positioning System)受信部106、開閉センサ107、RAM(Random Access Memory)108、ROM(Read Only Memory)109、メモリカード110、外部モニター111、スピーカー112、及びインタフェース113〜インタフェース120を備えている。以下では、これら各構成について説明する。
マイクロコンピュータ101は、制御部であり、予め用意されたプログラムを実行し、ドライブレコーダ100の機能を実現するために必要な様々な処理を行う。例えば、後述する図2のフローチャートに示した処理をマイクロコンピュータ101が行う。
また、マイクロコンピュータ101は、画像処理部101aを有している。画像処理部101aは、後述する第1カメラ102から入力された画像データを処理して、乗車口付近に乗客がいるか否かを判定する機能を有している。この乗車口付近に乗客がいるか否かを判定するための処理の詳細については後述する。
第1カメラ102は、第1の撮影部としての車載カメラであり、図3に示すように、例えば車両中程に設置され、乗車口43の近傍に予め定められた所定の範囲である乗車口領域(図3に点線で示す領域)31の少なくとも一部を含む範囲を撮影して取得した第1の画像を表す画像データをインタフェース113を介してマイクロコンピュータ101に出力する。
第2カメラ103は、第2の撮影部としての車載カメラであり、図3に示すように、例えば車内前方に設置され、運転席の近傍において予め定められた所定の範囲である運転席領域(図3に点線で示す領域)33の少なくとも一部を含む範囲を撮影して取得した第2の画像を表す画像データをインタフェース114を介してマイクロコンピュータ101に出力する。
加速度センサ104は、加速度情報取得部であり、車両の3軸方向の加速度を検出して、検出した加速度の値をインタフェース115を介してマイクロコンピュータ101に出力する。
速度センサ105は、速度情報取得部であり、車両の速度を検出して、検出した速度の値をインタフェース116を介してマイクロコンピュータ101に出力する。
GPS受信部106は、位置情報取得部であり、GPS信号を受信して、現在の車両の位置情報をインタフェース117を介してマイクロコンピュータ101に出力する。
開閉センサ107は、開閉情報取得部であり、乗車口43に設けられた乗車用ドアの開閉状態を検出して、現在のドアの開閉状態を表す情報をインタフェース118を介してマイクロコンピュータ101に出力する。
RAM108は、記録部の1つとしてのデータの読み書きが自在のメモリであり、一時的に使用する各種データを保持するために利用される。
ROM109は、記録部の1つとしての読み取り専用のメモリであり、マイクロコンピュータ101が実行すべきプログラムや必要なデータを予め保持している。ROM109は、例えば、図2に示す処理においてマイクロコンピュータ101が参照する各種データを保持している。
メモリカード110は、記録部としての外部記憶媒体であり、ドライブレコーダ100に着脱自在に接続され、画像データ等の各種情報を記録可能に構成されている。また、メモリカード110は、例えば事務所システムが備える外部機器(PC(Personal Computer)等、図示せず。)に着脱自在に取付けられる。これにより、本実施形態に係るドライブレコーダ100は、外部機器に対してメモリカード110を介して画像データ等を伝達する。ドライブレコーダ100の運用時には、メモリカード110はドライブレコーダ100に接続されている。
外部モニター111は、警報出力部の1つとしての表示部であり、例えば液晶デバイスにより構成され、マイクロコンピュータ101からインタフェース119を介して受け付けた入力信号にしたがって、2次元表示画面上に図形、文字、画像等の所望の情報をグラフィック表示することができる。本実施形態では、外部モニター111は、ドライブレコーダ100の筺体とは別個の筺体として構成されており、運転者が視認可能な態様で運転席付近に設置されて運転者に各種情報を呈示するために利用される。尚、外部モニター111の代わりに、或いは外部モニター111に加えて、ドライブレコーダ100の筺体側面に設けられた表示部により運転者に各種情報を呈示可能な構成としても構わない。
スピーカー112は、警報出力部の1つとしての音声出力部であり、マイクロコンピュータ101からインタフェース120を介して受け付けた入力信号にしたがって、所定の音声を出力する。
次に、ドライブレコーダ100の動作について説明する。
図2は、本実施形態に係るドライブレコーダ100が実行する処理ルーチンを表すフローチャートである。
まず、運転手は、イグニッションスイッチをオンにする。これによりマイクロコンピュータ101に直流電圧(Vcc)が供給され、マイクロコンピュータ101は動作を開始する。
ステップS21では、マイクロコンピュータ101は、車両が停車状態であるか否かを判定する。より具体的には、マイクロコンピュータ101は、速度センサ105から受け付けた現在の車両の速度の値が所定の閾値よりも小さいか否かを判定する。判定の結果、車両が停車状態であると判定された場合には、マイクロコンピュータ101は、ステップS22の処理を実行する。一方、判定の結果、車両が停車状態でない(即ち、走行中である。)と判定された場合には、マイクロコンピュータ101は、再度ステップS21の処理を実行する。
ステップS22では、マイクロコンピュータ101は、乗車口43付近に乗客がいるか否かを判定する。より具体的には、マイクロコンピュータ101の画像処理部101aは、画像認識処理により、第1カメラ102により取得した第1の画像のうちの乗車口領域31を撮影した範囲内に、人が認識されるか否かを判定する。画像処理部101aは、乗車口領域31を撮影した範囲内に人が認識された場合には、乗車口43付近に乗客がいると判定する。そして、マイクロコンピュータ101は、乗車口43付近に乗客がいると判定した場合には、ステップS23の処理を実行する。一方、マイクロコンピュータ101は、乗車口43付近に乗客がいないと判定した場合には、再度ステップS21の処理を実行する。
ステップS23では、マイクロコンピュータ101は、乗車口43付近に乗客がいる場合に運転者に向けて発する警報音である乗客有り警報を、スピーカー112に出力させる。より具体的には、マイクロコンピュータ101は、乗客有り警報として、例えば、スピーカー112に「乗降口付近に乗客がいます。扉開閉に注意してください。」との音声を出力させる。
続いて、ステップS24では、マイクロコンピュータ101は、開閉センサ107から受け付けた信号に基づいて、乗車用ドアが開閉されたか否かを判定する。判定の結果、乗車用ドアが開閉されたと判定された場合には、マイクロコンピュータ101は、記録トリガが発生したと判定して、ステップS25の処理を実行する。一方、判定の結果、乗車用ドアが開閉されていないと判定された場合には、マイクロコンピュータ101は、再度ステップS21の処理を実行する。
ステップS25では、マイクロコンピュータ101は、ステップS24において乗車用ドアが開閉されたと判定された時点の前後の時間(例えば、5秒。)に亘る時間帯に、第2カメラ103により取得された第2の画像を、メモリカード110に格納させる。
以上説明した処理により、車両が停車している停車状態において、乗車口43の近傍を撮影した第1の画像に基づいて、当該乗車口付近に乗客がいるか否かが判定される(ステップS21、ステップS22)。判定の結果、乗車口43付近に乗客がいると判定された場合には、乗車口付近に乗客がいることを示す、警報音が出力される(ステップS23)。そして、乗車口43付近に乗客がいると判定されている状態において、当該乗車口43に設けられた乗車用ドアが開閉された場合には、記録トリガが発生したと判定され(ステップS24)、当該記録トリガが発生した時点の前後の時間に亘る時間帯に運転席の近傍を撮影した第2の画像が記録される(ステップS25)。
以下では、本実施形態に係るドライブレコーダ100の作用及び効果について説明する。
これまで、路線バスにおいては、乗車口付近に乗客がいるにもかかわらず乗車用のドアが開閉されたことに起因する事故が発生する場合があった。例えば、閉まるドアと乗車口との間に挟まれて乗客が怪我をしたり、急にドアが開いたことにより車室外に転落して乗客が怪我をしたり、乗客が乗りきらない又は降りきらないうちに発車してしまうことによって乗客が転倒して怪我をしたり、といった事故が発生する場合があった。
これに対して、本実施形態に係るドライブレコーダ100は、マイクロコンピュータ101(制御部)と、車両の内部における乗客が乗降する乗車口43の近傍を撮影して第1の画像を取得する第1カメラ102(第1の撮影部)と、乗車口43に設けられた乗車用ドアの開閉状態を表す情報を取得する開閉センサ107(開閉情報取得部)と、を備えている。そして、マイクロコンピュータ101は、第1の画像のうちの所定の範囲内である乗車口領域31を撮影した範囲内に人が認識されるか否かを判定し、当該判定の結果、当該範囲内に人が認識されたと判定している状態において、乗車用ドアが開閉されたことを表す信号を開閉センサ107から受け付けた場合には、記録トリガが発生したと判定する。
これにより、ドライブレコーダ100では、第1の画像のうちの乗車口領域31を撮影した範囲内に人が認識されるか否かにより、乗車口43付近に乗客がいるか否かが判定される。そして、乗車口43付近に乗客がいる状態において、当該乗車口43に設けられた乗車用ドアが開閉された場合には、記録トリガが発生したと判定される。このため、ドライブレコーダ100では、当該記録トリガを記録開始条件として、当該記録トリガ発生時点の前後に亘る時間帯に運転席の近傍を撮影した第2の画像を記録することができる。これにより、当該記録された第2の画像を用いて、例えば運転者に指導を実施することによって、上述したような、乗車口43付近に乗客がいるにもかかわらず乗車用のドアが開閉されたことに起因する事故の発生を抑制できる。また、乗車用のドアが開閉されたことにより車内事故が発生した場合に、当該事故が発生した時点における画像を記録することができる。また、当該記録した第2の画像を運転者の評価の判断材料として用いることもできる。
このように、本実施形態に係るドライブレコーダ100によれば、乗車ドアの開閉に関する事故の発生を抑制可能なドライブレコーダを提供できる。
また、本実施形態に係るドライブレコーダ100は、各種情報を格納するメモリカード110(記録部)と、車両に関する画像である第2の画像を取得する第2カメラ103(第2の撮影部)と、を更に備えている。そして、マイクロコンピュータ101は、記録トリガが発生したと判定した場合には、メモリカード110に第2の画像を格納させる。
本実施形態に係るドライブレコーダ100では、第2カメラ103は、運転席の近傍を撮影している。このため、記録トリガが発生したと判定された場合には、第2カメラ103により運転席の近傍が撮影されて取得された第2の画像が記録される。これにより、当該記録された運転席の近傍を撮影した画像を用いて、例えば運転者に指導を実施することによって、上述したような、乗車口43付近に乗客がいるにもかかわらず乗車用のドアが開閉されたことに起因する事故の発生を抑制できる。
ところで、本実施形態に係るドライブレコーダ100では、記録トリガが発生したと判定された場合には、第2カメラ103により取得された第2の画像が記録される。即ち、乗車口43付近に乗客がいるか否かの判定に用いられる第1の画像を取得する第1カメラ102とは別の撮影部である、第2カメラ103により取得された第2の画像が記録される。この第2カメラ103は、乗車口43付近を撮影する必要がある第1カメラ102とは異なり、車両の任意の箇所に設置することができる。このため、第2カメラ103によって、例えば車両前方を撮影したり、車両後方を撮影したりすることができる。このため、使用者は、記録トリガが発生した場合に撮影して画像を記録する箇所を、任意の箇所に決定することができる。
つまり、本実施形態に係るドライブレコーダ100では、第2カメラ103は、運転席の近傍を撮影して第2の画像を取得する構成としたが、第2カメラ103が、第2の画像として車両に関する画像を取得可能な構成であればよく、例えば、第2カメラ103が車室内上部に取付けられ、車両前方を撮影して第2の画像を取得する構成としても構わない。
また、本実施形態に係るドライブレコーダ100は、警報を出力する警報出力部としてスピーカー112を更に備えている。そして、マイクロコンピュータ101は、第1の画像のうちの乗車口領域31を撮影した範囲内に人が認識されるか否かの判定の結果、当該範囲内に人が認識されたと判定した場合には、スピーカー112に乗客有り警報を出力させる。
これにより、運転者に乗車口43付近にいる乗客に対する注意を促すことができ、乗車口43付近に乗客がいるにもかかわらず乗車用のドアが開閉されることを防止できる。
尚、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態は、本発明の技術的範囲内で種々の変形や改良等を伴うことができる。
例えば、本実施形態に係るドライブレコーダ100では、記録トリガが発生したと判定された場合に、メモリカード110に第2の画像が格納される構成としたが、当該第2の画像の代わりに、車両の内部における乗客が乗降する乗車口43の近傍を撮影した第1の画像が格納される構成としても構わない。換言すれば、乗車口43付近に乗客がいるか否かの判定に用いられる画像と、記録トリガの発生時にメモリカード110に格納される画像とが同一の画像である構成としても構わない。
即ち、ドライブレコーダ100は、マイクロコンピュータ101と、車両の内部における乗客が乗降する乗車口43の近傍を撮影して第1の画像を取得する第1カメラ102と、乗車口43に設けられた乗車用ドアの開閉状態を表す情報を取得する開閉センサ107と、を備え、マイクロコンピュータ101が、第1の画像のうちの所定の範囲内である乗車口領域31を撮影した範囲内に人が認識されるか否かを判定し、当該判定の結果、当該範囲内に人が認識されたと判定している状態において、乗車用ドアが開閉されたことを表す信号を開閉センサ107から受け付けた場合には、記録トリガが発生したと判定して、メモリカード110に第1の画像を記録させる、構成としても構わない。この場合には、ドライブレコーダ100は、必ずしも第2カメラ103を備えている必要はない。
この構成のドライブレコーダ100によれば、記録トリガが発生した場合に、当該記録トリガ発生の判定に用いられた第1の画像が記録されるため、当該判定に関する情報を得ることができる。また、記録トリガが発生した場合に、当該記録トリガ発生時点の前後に亘る時間帯における乗車口43付近を撮影した画像を記録することができるため、記録トリガ発生時における乗車口付近の情報を得ることができる。
また、本実施形態に係るドライブレコーダ100では、画像認識処理によって、第1カメラ102により取得した第1の画像のうちの乗車口領域31を撮影した範囲内に、人が認識されるか否かを判定することにより、乗車口43付近に乗客がいるか否かを判定する構成としたが、画像認識処理によって、当該範囲内に、立っている人又は移動している人がいるか否かを判定することにより、乗車口43付近に立ち乗り客がいるか否かを判定する構成としても構わない。
また、本実施形態に係るドライブレコーダ100では、ステップS23において、警報がスピーカー112から音声情報として出力される構成としたが、当該警報が外部モニター111上に、例えば文字により視覚情報として出力されて運転者に呈示される構成としても構わない。或いは、当該各種警報が、運転者が装着可能に形成されたヘッドセット(図示せず。)により音声情報として出力される構成としても構わない。
また、本実施形態に係るドライブレコーダ100では、車室の前後方向における中程に設けられた乗車口43の近傍に予め定められた所定の範囲である乗車口領域31を、第1カメラ102により撮影して取得した画像を第1の画像として、当該第1の画像に基づいて乗車口43付近に乗客がいるか否かが判定される構成としたが、車室の前方に設けられた乗車口44の近傍に予め定められた所定の範囲である乗車口領域32を、第2カメラ103により撮影し、取得した画像に基づいて乗車口44付近に乗客がいるか否かが判定される構成としても構わない。
この場合には、例えば、第1カメラ102により乗車口43の近傍を撮影し、且つ、第2カメラ103により乗車口44の近傍を撮影し、乗車口43及び乗車口44のいずれか一方の乗車口の付近に乗客がいるか否かが判定され、いずれか一方の乗車口の付近に乗客がいる場合に記録トリガが発生したと判定され、乗客がいると判定された乗車口を撮影した画像が記録される構成としても構わないし、或いは、第1カメラ102は設置されず、第2カメラ103のみにより乗車口44の近傍及び運転席の近傍を撮影し、乗車口44付近に乗客がいるか否かが判定され、乗車口44付近に乗客がいる場合に記録トリガが発生したと判定されて第2カメラ103により取得された画像が記録される構成としても構わない。
また、本実施形態に係るドライブレコーダ100に関して、乗車口43付近に乗客がいる状態において乗車用ドアが開閉された場合に、記録トリガが発生したと判定して画像を記録する機能についてのみ説明したが、ドライブレコーダ100は、衝突事故発生等に伴う衝撃の検知を記録開始条件として、当該衝撃を検知した時点の前後に亘る時間帯に取得された画像データを記録する一般的なドライブレコーダと同様の機能を更に有していても構わないことは云うまでもない。
100 ドライブレコーダ
101 マイクロコンピュータ
101a 画像処理部
102 第1カメラ
103 第2カメラ
104 加速度センサ
105 速度センサ
106 GPS受信部
107 開閉センサ
108 RAM
109 ROM
110 メモリカード
111 外部モニター
112 スピーカー
113〜120 インタフェース
31 乗車口領域
32 乗車口領域
33 運転席領域
41 座席部分
42 通路部分
43 乗車口

Claims (2)

  1. 制御部と、
    車両の内部における乗客が乗降する乗車口の近傍を撮影して第1の画像を取得する第1の撮影部と、
    前記車両の内部における運転席の近傍を撮影して第2の画像を取得する第2の撮影部と、
    前記乗車口に設けられたドアの開閉状態を表す情報を取得する開閉情報取得部と、
    各種情報を格納する記録部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記車両が停車中であるか否か、及び、前記第1の画像のうちの所定の範囲内に人が認識されるか否かを判定し、当該判定の結果、前記車両が停車中であり且つ前記範囲内に人が認識されたと判定している状態において、前記ドアが開閉されたことを表す情報を前記開閉情報取得部から受け付けたことに基づいて前記記録部に前記第2の画像のみを格納させる
    ことを特徴とするドライブレコーダ。
  2. 警報を出力する警報出力部を更に備え、
    前記制御部は、前記判定の結果、前記車両が停車中であり且つ前記範囲内に人が認識されたと判定した場合には、前記警報出力部に前記警報を出力させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のドライブレコーダ。
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