JP5298971B2 - 遠隔管理システム - Google Patents
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Description
このような遠隔管理システムでは、中央管理装置から被管理装置に動作要求としてコマンドを送信し、被管理装置に対して被管理装置内の機能の範囲で予め被管理装置内に定義された動作を実行させ、その動作の実行結果を動作応答として返信させる技術が既に知られている。
また従来、ネットワーク上の被管理装置である複数の複写装置に接続されている仲介装置が、各複写装置からその管理に必要な管理情報を取得し、その取得した管理情報と以前に取得した最新の管理情報を比較して、両管理情報に相違のある管理情報についてのみ、中央管理装置に送信する遠隔管理システム(例えば、特許文献1参照)があった。
具体的に説明すると、従来の遠隔管理システムでは、サービスセンタが、被管理装置が持つ様々な設定項目(SP)を収集する場合、予め被管理装置が持つ設置項目の中からサービスセンタの中央管理装置で収集したい項目を選定し、その選定した項目を被管理装置の中に予め定義しておくことにより、サービスセンタの中央管理装置からの要求を受けた際、被管理装置でその定義された情報を収集し、サービスセンタに返答していた。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、管理装置が被管理装置に対して要求する管理のために必要な情報の収集に関する動作のメンテナンス性と拡張性を高めることを目的とする。
また、上記定義情報を、操作対象となる情報の識別子をさらに含むものとし、上記管理装置又は上記仲介装置の定義情報管理手段は、上記各画像形成装置の定義情報の登録及び削除を、上記各画像形成装置で保持する情報識別子を持つ情報の単位で要求する手段とするとよい。
さらに、上記定義情報を、エクステンシブルマークアップランゲージ(Extensible Markup Language:XML)形式で記述された情報にするとよい。
また、上記管理装置又は上記仲介装置の定義情報管理手段は、上記画像形成装置に対する上記定義情報の登録及び削除を、ソープ(Simple Object Access Protocol:SOAP),又はレプレゼンテーショナルステートトランスファ(Representational State Transfer:REST)準拠のプロトコルを用いてその画像形成装置が備えるWEBサービスに対して要求する手段であるようにするとよい。
〔実施例〕
まず、この実施例の遠隔管理システムの構成を説明する。
図2は、この実施例の遠隔管理システムの構成を示す図である。
この遠隔管理システムは、中央管理装置4と複数の顧客先である顧客サイトKSの仲介装置を備えていない複数の画像形成装置1と、その各画像形成装置1用の仲介装置2及び仲介装置付き画像形成装置3が通信網5で接続されており、その通信網5としては、公衆回線,インターネット,ローカルエリアネットワークを含み、有線又は無線の通信回線が利用される。なお、同図では、顧客サイトKSは1つのみ図示し、その他の顧客サイトの図示を省略している。
上記管理用データベースには、各顧客毎に、当該顧客サイトKSでの管理対象の画像形成装置1に関するネットワーク機器構成、顧客情報及び技術情報等の管理情報が格納され、そのネットワーク機器構成と管理情報は、例えば、各顧客サイトKSのネットワーク構成と当該ネットワークに接続されている画像形成装置の構成、各画像形成装置の機種,機番,納入日,設置場所情報を含む各情報で構成され、管理対象である画像形成装置とネットワーク構成を特定できる情報である。
技術情報は、例えば、機種,機番,印刷枚数やスキャナ枚数を含むカウント値,故障コード,推定原因を含む情報から構成され、故障した管理対象の機器の現象に対する原因と処置をある程度特定できる情報である。
顧客サイトKSの管理対象機器としての各画像形成装置1は、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network:LAN)を含むネットワークで互いに接続されていると共に、仲介装置2とも接続されている。
なお、各画像形成装置1の接続は、各画像形成装置1間をディジーチェーンという数珠つなぎで連結接続し、最初の画像形成装置1のみが仲介装置2に接続するような構成にしてもよい。
仲介装置付き画像形成装置3は、仲介装置を内蔵しており、通信網5を介して中央管理装置4に接続されている。
中央管理装置4は、仲介装置2を介して複数の管理対象機器である画像形成装置1を遠隔管理するとともに、管理対象機器である仲介装置付き画像形成装置3を直接遠隔管理する。
なお、画像形成装置3については、仲介装置の機能部分を省略している。
図3は、図2に示した画像形成装置1,3のハードウェア構成を示す図である。
画像形成装置1,3は、ファクシミリ装置,プリンタ,複写機,ファクシミリ通信機能とプリント機能とコピー機能を備えた複合機を含む画像処理装置であって、中央管理装置4によって遠隔管理される被管理装置であり、コントローラ10,操作表示部(オペレーションパネル)11,ファックス制御部12,エンジン部13を備えている。
コントローラ10は、ASIC20に、RAM21,ハードディスク装置(Hard Disk Drive:HDD)22を接続するとともに、CPUチップセットのNB24を介してCPU23とRAM25を接続している。
ここで、このASIC20とNB24は、単にペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト(Peripheral Component Interconnect:PCI)バスを介して接続されているのではなく、AGPバス28を介して接続されている。
RAM25は、画像形成装置1の描画用メモリを含む作業用メモリとして用いるシステムメモリである。
シリアルバス26は、NB24とPCIバス29を介して接続し、NB24を介してASIC20やCPU23と図示を省略したPCIデバイス,周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。
RAM21は、コピー用画像バッファ,符号バッファとして用いるローカルメモリである。
ASIC20は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのICである。
HDD22は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
したがって、ASIC20には、RAM21を接続するためのRAMインタフェースと、HDD22を接続するためのハードディスクインタフェースが設けられ、それらの記憶部に対して画像データの入出力を行う場合には、入出力先がRAMインタフェースまたはハードディスクインタフェースに切り替えられる。
AGPバス28は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、システムメモリに高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にする。
操作表示部11は、操作者からの入力操作の受け付け並びに操作者に向けた表示を行うオペレーションパネルである。
ファックス制御部12は、G3ファックス通信制御部12aとG4ファックス通信制御部12bを備え、自装置と他の画像形成装置との間で公衆回線を含む通信回線を介したG3又はG4のファックス送受信の制御を行う。
エンジン部13は、印刷部であるプロッタ14と画像読取部であるスキャナ15とその他のハードウェアリソース16を有し、プロッタ14による画像データの印刷とスキャナ15による画像の読み取りとその他のハードウェアリソース16の制御を行う。
なお、画像形成装置3については、仲介装置の機能部分を省略している。
図4は、図2に示した画像形成装置1,3のソフトウェア構成を示す図である。なお、同図には、一部ハードウェア構成の機能部も示す。
画像形成装置1,3は、ハードウェア構成として、プロッタ14と、スキャナ15と、ファクシミリ通信に係るハードウェアを含むその他のハードウェアリソース16を有し、ソフトウェア構成として、起動部30とソフトウェア群31を備えている。
ソフトウェア群31は、プラットフォーム32を有し、そのプラットフォーム32にはコントロールサービス33を含んでいる。ソフトウェア群31はさらにアプリケーション34を有する。
起動部30は、画像形成装置1,3の電源投入時に先ず始めに実行され、プラットフォーム32を起動する。また、各アプリの動作要求があると、アプリケーション34の各アプリを起動する。
このコントロールサービス33は、複数のサービスモジュールにより形成され、具体的には機器管理モジュール51,ユーザ情報コンポーネント52,履歴情報コンポーネント53,機内設定アクティビィティ54,機内監視コンポーネント55とがある。なお、以下の説明で、これらのコンポーネントとアクティビィティをまとめて「モジュール」と呼ぶ。
なお、このプラットフォーム32は、予め定義された関数により上記各アプリからの処理要求を受信可能とするアプリケーションプログラムインタフェースを有する。
このように、OS50にオープンソースのUNIX(登録商標)を用いることにより、プログラムの安全性を確保できるとともに、ネットワーク対応可能となり、ソースコードの入手も容易になる。
さらに、OS,TCP/IPのロイヤリティが不要であり、アウトソーシングも容易となる。
履歴情報コンポーネント53は、ログやカウンタを管理するモジュールであり、ログには、自装置である画像形成装置にログインやネットワークによるアクセスがあったことを示すアクセスログ、自装置である画像形成装置で発生したジョブの履歴を示すジョブログなどがある。また、カウンタには、課金対象となるカウンタを示す課金カウンタ、消耗品の使用頻度をカウントするモードカウンタなどがある。
機内設定アクティビィティ54は、自装置である画像形成装置の各種設定値を参照、設定するためのモジュールである。
機内監視コンポーネント55は、自装置である画像形成装置の状態や構成を管理するモジュールである。
アプリケーション34の各アプリ40〜44が自身で利用したい情報を定義し、機器管理モジュール51に登録することにより、コントロールサービス33の各モジュール52〜55が管理する様々な情報を意味のある単位で取得することが可能となる。
機器管理モジュール51については、図1を用いて後に詳しく説明する。
なお、画像形成装置1,3に接続されたネットワークを介して新たなアプリケーションをネットワーク経由で搭載することもできる。
また、各アプリケーションプログラムはアプリケーション毎に追加又は削除することができる。
図1は、図4に示す機器管理モジュール51の内部構成を含む機能ブロック図である。
同図には、図4における機器管理モジュール51と、遠隔管理システムに関連するモジュールとして、WEBサービスアプリ44と、ユーザ情報コンポーネント52と、履歴情報コンポーネント53と、機内設定アクティビィティ54と、機内監視コンポーネント55を抜粋して記載している。
また、ユーザ情報やカウンタと言ったデータを永続化して保管するためのモジュールである永続情報保管部56を図示している。
WEBサービスアプリ44は、この遠隔管理システムにおいて、仲介装置2や中央管理装置4からの遠隔操作の受付や、自装置である画像形成装置1,3の異常等の情報を仲介装置2や中央管理装置4に通知するための遠隔管理用WEBサービス45を含む。
また、機器管理モジュール51に対して、この発明の特徴である定義情報の登録と削除をする定義情報管理サービス46を含む。
ファサード部60は、WEBサービスアプリ44とのI/Fであり、ロジック部61が持つ各種ロジックの単位で情報の操作(参照,設定,実行)を行うためのI/Fを公開する。また、遠隔管理用サービス45の操作対象となる情報の定義情報を登録するためのI/Fも公開する。もちろん、それらのI/FはWEBサービスアプリ44以外のアプリケーション(図4のアプリケーション34のモジュール群)が利用することも可能である。
ロジック部61は、この遠隔管理システムにおいて、仲介装置2や中央管理装置4が管理対象の画像形成装置1,3の情報を操作するためのロジックを持つ。
カウンタロジック62は、自装置である画像形成装置1,3が持つカウンタ(課金カウンタ等)を参照するためのロジックである。
SPロジック64は、自装置である画像形成装置1,3が保持する設定項目(SP)を参照、設定するためのロジックである。
機器状態ロジック65は、自装置である画像形成装置の機器構成情報、エラー発生(サービスコール)発生状況、ジャム発生状況などをまとめて参照するためのロジックである。
ロジック部61は、ファサード部60から要求を受付け、その要求に対応するロジックが要求に応じた動作を行う。
定義情報管理部70から、自装置である画像形成装置1,3内のどの情報が操作対象かを取得し、その操作対象の情報への操作をI/Fラッパ66を通じて実行する。
インフォFWラッパ67は、ユーザ情報コンポーネント52,履歴情報コンポーネント53からそれぞれ情報を取得するためのI/Fをラッピングしている。
機内設定アクティビィティラッパ68は、機内設定アクティビィティ54からの情報の参照及び設定を行うためのI/Fをラッピングしている。
機内監視コンポーネントラッパ69は、機内監視コンポーネント55から情報を参照するためのI/Fをラッピングしている。
定義情報管理部70は、ロジック部61の各ロジック62〜65が自装置である画像形成装置1,3のどの情報を操作対象としているかを定義した情報を管理する。その定義は、図5に示すようなテーブルで管理されている。このテーブルは定義情報保管部71を用いて永続化する。
図5は、図1に示す機器管理モジュール51で保管する定義情報のテーブル一例を示す図である。
この定義情報テーブルには、同図の(a)に示すように、画像形成装置で利用できる情報の種別を示す情報種別と、画像形成装置内部で情報を一意に識別できる情報識別子と、情報を参照,更新,実行するために利用するI/Fラッパ名と、情報に対して可能な操作の種類と、操作結果のデータを整形するルールを決めたデータ表現形式の各項目の情報が格納される。また、上記データ表現形式の具体的な整形ルールの意味は、同図の(b)に示すような内容である。
図6乃至図8は、図2に示す仲介装置2から画像形成装置1のカウンタ情報を参照する時のシーケンス図である。図6乃至図8にそれぞれ示す丸付き記号A〜Dは、各図間で同記号同士のデータの出力先と出力元を示すものである。
まず、図6に示すように、仲介装置2が画像形成装置1の遠隔管理用サービス45に対して、カウンタ情報の参照要求を送信する(図中1)。
次に、遠隔管理用サービス45は、カウンタ情報の参照要求のリクエスト解析を行い、呼び出しルールに基づいて機器管理モジュール51内のファサード部60にカウンタ情報の参照要求を送信する(図中2)。
カウンタロジック62は、カウンタ情報の参照要求を受けて、定義情報管理部70に対して、カウンタに関係する全ての情報であるカウンタ情報の参照要求を送信する(図中4)。
定義情報管理部70は、カウンタ情報の参照要求を受けて、定義情報保管部71にカウンタ情報の参照要求する(図中5)。
定義情報保管部71は、カウンタ情報の参照要求を受けて、定義情報管理部70にカウンタに関係する全ての情報を含んだ応答を返す(図中6)。
カウンタロジック61は、その応答を受けて、カウンタ情報を解析し、必要なカウンタの情報識別子と利用するI/Fラッパの種類を確認し、I/Fラッパ66のインフォFWラッパ67に対して参照したい情報の情報識別子を渡して、参照要求を送信する(図中8)。
インフォFWラッパ67は、その参照要求を受けて、履歴情報コンポーネント53に対して参照したいカウンタの情報識別子を渡して参照要求を送信する(図中9)。
図8に示すように、履歴情報コンポーネント53は、その参照要求を受けると、永続情報保管部56に対してデータ参照を要求する(図中10)。
履歴情報コンポーネント53は、その応答を受けて、図7に示すように、インフォFWラッパに対しカウンタデータを含む応答を返す(図中12)。
インフォFWラッパ67は、その応答を受けて、カウンタロジック62にカウンタデータを含む応答を返す(図中13)。
カウンタロジック62は、その応答を受けて、カウンタデータのデータ表現を変換して遠隔管理用サービスに返すために整形する(図中14)。
カウンタロジック62は、上記データ表現変換して遠隔管理用サービスに返すために整形されたカウンタデータを含む応答をファサード部60に返す(図中15)。
遠隔管理用サービス45は、その応答を受けて、仲介装置2に上記整形されたカウンタデータを含む応答を返す(図中17)。
そして、仲介装置2は中央管理装置4へ上記整形されたカウンタデータを含む応答を返す。
図9は、図2に示す仲介装置2から画像形成装置1に定義情報を追加する時のシーケンス図である。
まず、図9に示すように、仲介装置2が画像形成装置1のWEBサービスアプリ44の定義情報管理サービス46に対して、図10に示すようなエクステンシブルマークアップランゲージ(Extensible Markup Language,「XML」と略称する)形式で記述された定義情報追加要求を送信する(図中1)。XMLとは、文書やデータの意味や構造を記述するためのマークアップ言語の一つである。
図10は、仲介装置2から定義情報管理サービス46に定義情報追加を要求するときに送信するHTTPリクエストの内容を示す図である。
これで追加要求する定義情報は、情報種別,情報識別子,利用するI/Fラッパ名,可能な操作,データ表現形式の種類である。
ファサード部60は、定義情報追加要求を受けて、呼び出しルールに基づいて定義情報管理部70に定義情報の追加を要求する(図中3)。
定義情報管理部70は、定義情報保管部71に定義情報の追加を要求する(図中4)。
定義情報保管部71は、上記要求された定義情報の情報を追加して定義情報のテーブルを、図11に示すように更新する。
図11に示すように、図5に示した定義情報に、新たな定義情報「情報種別(カウンタ),情報識別子(00000004),利用するI/Fラッパ名(インフォFWラッパ),可能な操作(参照),データ表現形式(形式1)」を4行目に追加している。
図9に戻り、定義情報保管部71は、定義情報管理部70に追加の成否を含んだ応答を返す(図中5)。
定義情報管理部70は、その応答を受けて、ファサード部60に追加の成否を含んだ応答を返す(図中6)。
定義情報管理サービス46は、その応答を受けて、仲介装置2に、図12に示すようなXML形式で記載された定義情報追加の成否を含んだ応答を返す(図中8)。
図12は、図9に示す定義情報管理サービス46から仲介装置2に返す定義情報追加要求の結果のHTTPレスポンスの内容を示す図である。
図13は、図2に示す仲介装置2から画像形成装置1に定義情報を削除する時のシーケンス図である。
まず、図13に示すように、仲介装置2が画像形成装置1のWEBサービスアプリ44の定義情報管理サービス46に対して、図14に示すようなXML形式で記載された定義情報削除要求を送信する(図中1)。
図14は、図2に示す仲介装置2から定義情報管理サービス46に定義情報削除を要求するときに送信するHTTPリクエストの内容を示す図である。
このHTTPリクエストでは、定義情報管理サービス46に、図5に示した定義情報から、情報識別子「00000001」の行の定義情報を削除する要求をしている。
ファサード部60は、定義情報削除要求を受けて、呼び出しルールに基づいて定義情報管理部70に指定された情報識別子の定義情報の削除を要求する(図中3)。
定義情報管理部70は、定義情報保管部71に指定された情報識別子の定義情報の削除を要求する(図中4)。
定義情報保管部71は、要求された定義情報の情報を削除して定義情報のテーブルを、図15に示すように更新する。
図15は、図5に示した定義情報から一部の定義情報を削除した後のテーブル内容を示す図である。
図13に戻り、定義情報保管部71は、定義情報管理部70に削除の成否を含んだ応答を返す(図中5)。
定義情報管理部70は、その応答を受けて、ファサード部60に削除の成否を含んだ応答を返す(図中6)。
ファサード部60は、その応答を受けて、定義情報管理サービス46に削除の成否を含んだ応答を返す(図中7)。
定義情報管理サービス46は、その応答を受けて、仲介装置2に、図16に示すようなXML形式で記載された定義情報削除の成否を含んだ応答を返す(図中8)。
図16は、図13に示す定義情報管理サービス46から仲介装置2に返す定義情報削除要求の結果のHTTPレスポンスの内容を示す図である。
この場合は、成功を示す「OK」が応答された例を示す。
Claims (5)
- ネットワークを介して複数の画像形成装置を管理装置が直接又は仲介装置を介して遠隔管理する遠隔管理システムにおいて、
前記各画像形成装置に、前記管理装置に利用させる情報を規定する定義情報であって、該情報を操作するためのインタフェースを特定する第1の情報と、該情報に対して可能な操作の種類を示す第2の情報と、操作結果のデータを整形するルールを定めた第3の情報とを含む定義情報を保持して管理する管理手段と、
前記管理装置又は仲介装置から要求を受信すると、その要求により操作を要求された情報を特定し、その特定した情報に関する定義情報中の前記第1及び第2の情報に従って、その特定した情報に対し、要求された操作を実行する操作手段と、
前記操作手段によって操作した操作結果のデータを、前記特定した情報に関する定義情報中の前記第3の情報に従ってデータ表現変換して整形する整形手段と、
前記整形手段によって整形した操作結果のデータを前記管理装置又は前記仲介装置に送信する送信手段と、
前記管理装置又は仲介装置からの要求に応じて前記定義情報を登録及び削除する手段とを設け、
前記管理装置又は前記仲介装置に、
管理対象の画像形成装置に対して、該画像形成装置が記憶する情報に対する操作の要求を送信する送信手段と、
管理対象の画像形成装置に対して、前記定義情報の登録及び削除を要求する定義情報管理手段とを設けたことを特徴とする遠隔管理システム。 - 前記定義情報は、操作対象となる情報の識別子をさらに含み、
前記管理装置又は前記仲介装置の定義情報管理手段は、前記画像形成装置の定義情報の登録及び削除を、前記画像形成装置で保持する情報識別子を持つ情報の単位で要求する手段であることを特徴とする請求項1記載の遠隔管理システム。 - 前記各画像形成装置の管理手段は、前記定義情報をテーブルの形式で保持して管理する手段であることを特徴とする請求項1又は2に記載の遠隔管理システム。
- 前記定義情報は、XML形式で記述された情報であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の遠隔管理システム。
- 前記管理装置又は前記仲介装置の定義情報管理手段は、前記画像形成装置に対する前記定義情報の登録及び削除を、SOAP,又はREST準拠のプロトコルを用いて該画像形成装置が備えるWEBサービスに対して要求する手段であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の遠隔管理システム。
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