JP5294573B2 - レーザとアークの複合溶接装置及び方法 - Google Patents

レーザとアークの複合溶接装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5294573B2
JP5294573B2 JP2007132015A JP2007132015A JP5294573B2 JP 5294573 B2 JP5294573 B2 JP 5294573B2 JP 2007132015 A JP2007132015 A JP 2007132015A JP 2007132015 A JP2007132015 A JP 2007132015A JP 5294573 B2 JP5294573 B2 JP 5294573B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arc
laser
shielding gas
electrode
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007132015A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008284588A (ja
Inventor
栄次 芦田
旭東 張
湘軍 羅
宏夫 小出
紀昭 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi GE Nuclear Energy Ltd
Original Assignee
Hitachi GE Nuclear Energy Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi GE Nuclear Energy Ltd filed Critical Hitachi GE Nuclear Energy Ltd
Priority to JP2007132015A priority Critical patent/JP5294573B2/ja
Publication of JP2008284588A publication Critical patent/JP2008284588A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5294573B2 publication Critical patent/JP5294573B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/346Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring in combination with welding or cutting covered by groups B23K5/00 - B23K25/00, e.g. in combination with resistance welding
    • B23K26/348Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring in combination with welding or cutting covered by groups B23K5/00 - B23K25/00, e.g. in combination with resistance welding in combination with arc heating, e.g. TIG [tungsten inert gas], MIG [metal inert gas] or plasma welding

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arc Welding In General (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Description

本発明は、レーザとアークを用いる複合溶接方法及び装置に関する。
原子力設備の炉内構造物等の機器の溶接には、ポロシティ、溶接割れ等の溶接欠陥の無い高品質な溶接が要求される。このため、これらの機器の溶接には、一般的に高品質な溶接部を得ることが可能なアーク溶接法の一つであるTIG(Tungsten Inert Gas)溶接法が用いられている。TIG溶接法は、非消耗電極を用い、被溶接材と非消耗電極の間にアークを発生させ、その熱により被溶接材を溶融して溶接するものである。しかし、TIG溶接で厚さ3mm以上の中厚板の溶接を行う場合には、溶接開先を形成し、溶融部にフィラワイヤ(溶加材)を送給し、多数パスの積層を行い、溶接開先を埋めることにより溶接を行う。このため、被溶接材の板厚が厚い場合には、非常に多くの溶接時間を要する。
近年、中厚板の高能率溶接法としてレーザとアークを併用した溶接方法が提案されている。レーザとアークを併用する複合溶接法は、レーザによる深い溶込み、アークによる熔融金属、両熱源の複合効果等を利用するため、厚板の溶接及び高速溶接に有効である。
例えば、特開昭59-66991号公報に記載された溶接方法では、MIG(Metal Inert Gas)溶接で母材を溶融させ、生じたクレータの底面近くにレーザ光線の焦点位置を合わせて溶接することにより、厚板の溶接を行うものである。
特開平10-216972号公報に記載された溶接方法では、先行のレーザと後行の消耗電極式アークの複合溶接によって、ルートギャップを有する突合せ継手の溶接を行うものである。また、特開2003-164983号公報に記載された溶接方法では、金属部材の接合面に溶接開先を形成し、溶接開先の開先線から0.1mm以上離れた位置を目標として、シールドガス雰囲気中においてレーザ光とアークを複合したハイブリッド溶接を行うものである。
特開昭59-66991号公報 特開平10-216972号公報 特開2003-164983号公報
レーザ溶接法は、キーホールと呼ばれる細く深い穴を形成することにより深い溶込みを得ることができる。しかしながら、キーホールの下部でシールドガスの巻き込みによる気泡が発生し易い。この気泡が溶接金属の凝固過程で溶接金属中にトラップされるとポロシティと呼ばれる溶接欠陥が発生する。レーザ溶接法によってステンレス鋼を溶接する場合には、ポロシティの発生防止のために、シールドガスとして、窒素ガスが用いられている。
レーザとアークを併用する複合溶接法では、アークで形成されたクレータ部にレーザ光を照射する。そのため、シールドガスは、アークの安定化のためにアーク溶接用と同等あるいは類似のシールドガスが用いられている。即ち、アーク溶接用のシールドガスによって、両熱源で形成された溶融プール及びその近傍のシールドを行っている。
アーク溶接用のシールドガスは、Ar及びHe等の不活性ガスを主成分にしている。このガスをレーザ溶融部のシールドガスに用いると、ポロシティ等の溶接欠陥の無い溶接部を得ることはできない。また、レーザ溶接に有効なシールドガスをアークにも適用すると、アークが不安定となり良好な溶接ビードを得ることができない。
本発明の目的は、ポロシティ等の溶接欠陥の発生の無い高品質な溶接部を得ることができると共に、安定した溶接ビードを形成することができるレーザとアークを併用した複合溶接装置及び方法を提供することにある。
本発明のレーザとアークの複合溶接装置及び方法では、レーザ光の照射によって被溶接材の表面に細く深い溝状のキーホールを形成し、アーク熱源用の電極と被溶接材の間にアークを発生させることによって、被溶接材の表面に溶融池を形成する。キーホールと溶融池は接続される。キーホールは、レーザ用シールドガスによってシールドされ、溶融池は、アーク用シールドガスによってシールドされる。レーザ用シールドガスとアーク用シールドガスは異なるガスである。
本発明によると、ポロシティ等の溶接欠陥の発生の無い高品質な溶接部を得ることができると共に、安定した溶接ビードの形成ができる。
図1を参照して、本発明のレーザとアークの複合溶接装置及び方法の第1の例を説明する。本例の複合溶接装置は、レーザ光1を照射するレーザ加工ヘッド2とアークトーチ11とを有する。レーザ加工ヘッド2の下にはレーザ用シールドガス8を噴射するシールドノズル7が設けられている。レーザ加工ヘッド2とシールドノズル7は同軸的に配置されている。シールドノズル7は、レーザ用シールドガス8を、レーザ光1の周りを囲むように噴射する。
アークトーチ11の周囲には、アーク用シールドガス13を噴射するシールドノズル12が設けられている。アークトーチ11の先端には、アーク熱源用の電極9が装着されている。アークトーチ11とシールドノズル12は同軸的に配置されている。シールドノズル12は、アーク用シールドガス13を、電極9の周りを囲むように噴射する。
矢印は、溶接の進行方向を示す。レーザ加工ヘッド2とアークトーチ11は、溶接の進行方向に沿って並んで配置されているが、レーザ加工ヘッド2は、溶接の進行方向に対して、アークトーチ11より前側に配置されている。レーザ加工ヘッド2は、その中心軸線が、被溶接材4の表面に垂直となるように、配置される。一方、アークトーチ11は、その中心軸線が、被溶接材4の表面に対して50°〜70°となるように、配置される。
図示していないレーザ発振器からのレーザ光1が、光ファイバー等を介して伝送され、集束レンズ3により集光され、被溶接材4に照射される。それによってキーホール5が形成される。キーホール5は、レーザ光による高密度エネルギによって生成されたガスによって形成された細く深い穴である。キーホール5とその周辺部分は、シールドノズル7から噴射されたレーザ用シールドガス8によってシールドされる。
電極9は図示していない溶接電源に接続される。それによって、電極9と被溶接材4の間にアーク10が発生し、被溶接材4の表面に溶融池6が形成される。電極9及びアーク10は、シールドノズル12から噴射されたアーク用シールドガス13によってシールドされる。
レーザ光1によって形成されたキーホール5とアーク10によって形成された溶融池6は接続される。ここで、2つのシールドガスの噴射位置、流量等を調整することにより、キーホール5及びその周辺部分はレーザ用シールドガス8によってシールドし、電極9の先端部分及び溶融池6は、アーク用シールドガス13によってシールドすることができる。
本例では、レーザ用シールドガス8とアーク用シールドガス13として、異なるガスを用いることができる。レーザ用シールドガス8として、キーホール5に取り込まれても、ポロシティが発生する可能性が低いガスを選定することができる。レーザ用シールドガス8としては、溶融金属中に取り込まれ、気孔を生成しやすい、Ar及びHe等の不活性ガスを含むガスを用いることはできない。レーザ用シールドガス8として好ましいのは、溶融金属中に取り込まれても、気泡として残存しにくい、即ち、溶融金属に吸収され易いガスである。このようなガスとしては、被溶接材がステンレス鋼やインコネル材のようにFe-Crを含む材料の場合には、窒素ガスが望ましい。また、被溶接材が炭素鋼の場合には、炭酸ガスが望ましい。炭酸ガスの場合には、分解され、酸素が溶融金属中に吸収される。
アーク用シールドガス13としては、不活性ガス又は不活性ガスを主成分とし、酸化性のガス種を含むガスを用いるのが望ましい。不活性ガスは、アーク熱源用の電極の先端部分を保護し、酸化性のガス種は、アークを安定化させる。
本例によると、レーザ用シールドガス8とアーク用シールドガス13として、異なるガスを用いるから、レーザ照射によって形成されるキーホールに起因するポロシティの発生を防止することができると共に、安定したアークが得られ、高品質な溶接部を得ることができる。
本例では、アーク熱源用の電極9は、消耗電極であるMIG(Metal Inert Gas Welding)電極である。しかしながら、非消耗電極であるTIG(Tungsten Inert Gas)電極であってもよく、いずれであっても良好な溶接品質を得ることができる。
図2はレーザとアーク間の距離とMIG電流の関係の実験結果を示す。図1に示すように、レーザ光とアーク間の距離Dは、レーザ光の光軸が被溶接材表面と交差する点とアーク電極の中心軸線が被溶接材表面と交差する点の間の距離である。レーザ出力は4kWである。ここで、レーザ光とアーク間の距離Dが6mmより小さい領域Aと、レーザ光とアーク間の距離Dが6mm〜20mmである領域Bと、レーザ光とアーク間の距離Dが20mmより大きい領域Cに分ける。領域Aのように、レーザ光とアーク間の距離Dが短すぎると、キーホール5と溶融池6が重畳し、溶融池6の変動が激しくなり、キーホール5の安定形成を阻害する。そのため、溶融金属の溶け落ち等が発生し、安定したビードの形成が得られない。逆に、領域Cのように、レーザ光とアーク間の距離Dが長すぎると、キーホール5と溶融池6が分離し、両熱源を複合化した相乗効果が得られない。このため、領域Bのように、レーザ光とアーク間の距離はD=6mm〜20mmが望ましい。
図3aは、片面溶接によって、2つの板材を突き合せ溶接する方法を示す。図示のように、2つの被溶接材4a、4bの端面を突き合せる。突き合せ部にて、一方の面にて、断面が逆台形状の溝からなる開先部15を形成する。
被溶接材4a、4bの厚さHはH=12mmである。開先部15の底幅dは、小さい方がよいが、キーホールの生成に影響を及ぼさない大きさがよい。本例では、開先部の底幅dは、d=1〜4mmが望ましい。
開先部15のルートフェース厚さhは、大きいほうがよい。本例のようにレーザとアークの複合溶接では、ルートフェース厚さhを大きくすることによって、レーザの深溶け込み溶接の効果を最大限に利用することができる。ルートフェース厚さhは、レーザとアークの溶接条件によって決まるが、本例では、h=8mmである。開先角度θは、開先面への融合不良を防止するため、θ=5°〜20°が望ましい。
図3aに示す被溶接材4a、4bを、図1に示す複合溶接装置を用いて、実際に溶接した。被溶接材4a、4bは、オーステナイト系ステンレス鋼SUS316Lの板材である。レーザ光源として、Nd:YAGレーザを用い、アーク熱源用電極9として、MIG電極を用いた。レーザ用シールドガス8は、ステンレス鋼溶接金属中に溶解し易い窒素ガスを用いた。また、アーク用シールドガス13は、MIG電極アークの安定が得られ易いAr+O2ガスを用いた。アーク用シールドガス13は、Arのみでもよく、Ar+CO2、又は、Ar+He+CO2等のガスを用いてもよい。
図4は、本例による溶接部の断面写真の一例である。溶込みの良好な溶接欠陥の無い溶接部が得られている。本例の溶接条件は次の通りである。
レーザ出力:4kW
溶接速度:0.3〜0.8m/min
MIG電流:150〜250A、
溶接電圧:21〜30V
レーザ用シールドガス:N2、20l/min
MIGアーク用シールドガス:Ar+O2、25l/min
レーザとアーク間の距離:6mm〜20mm
レーザは、CO2レーザでもよいが、好ましくは、プラズマの発生の無いかあるいは極力少ないNd:YAGレーザ、ファイバーレーザ等の波長の短いレーザが望ましい。
本実施例では、オーステナイト系ステンレス鋼SUS316Lを用いたが、他のFe-Crを含むオーステナイト系ステンレス鋼SUS304、SUS310等を用いても良く、インコネル材等でもよい。また、溶接は片面溶接であってもよいが、両面溶接でもよい。さらに、複数層の多層溶接でもよいことは言うまでも無い。
図3bは、両面溶接によって、2つの板材を突き合せ溶接する方法を示す。図示のように、2つの被溶接材4a、4bの端面を突き合せる。突き合せ部20にて、両方の面にて、断面が逆台形状の溝からなる開先部15a、15bを形成する。各開先部15a、15bの形状は、図3aの開先部15の形状と同様であってよい。
図3bに示す被溶接材4a、4bを、図1に示す複合溶接装置を用いて、実際に溶接した。本実施形態では、被溶接材4a、4bは、厚さ16mmの炭素鋼からなる。アーク電極はMIG溶接電極である。溶接条件は以下の通りである。
レーザ出力:3kW〜4kW
溶接速度:0.4〜1.0m/min
溶接電流:150A〜250A
溶接電圧:22V〜30V
レーザ用シールドガス:CO2、15〜20l/min
アーク用シールドガス;Ar、20〜30l/min
レーザとアーク間の距離:6mm〜20mm
本実施形態では、表側も裏側も同じ溶接条件を用いたが、表側と裏側で溶接条件を変えてもかまわない。被溶接材の炭素鋼の成分は、シリコンやマンガン等の脱酸元素が多い方が望ましい。
図5は、本発明のレーザとアークの複合溶接装置及び方法の第2の例を示す。本例では、レーザ用シールドノズル17は、レーザ加工ヘッド2とは別個に設けられている。本例でも、レーザ用シールドガスとアーク用シールドガスの噴射位置、流量等を調整することにより、キーホール5及びその周辺部分はレーザ用シールドガス8によってシールドし、電極9の先端部分及び溶融池6は、アーク用シールドガス13によってシールドすることができる。
図示の例では、レーザ用シールドノズル17は、溶接の進行方向に対して、レーザ加工ヘッド2より後側に配置されているが、レーザ加工ヘッド2の前側又は側面方向に配置してもよい。
図6は、本発明のレーザとアークの複合溶接装置及び方法の第3の例を示す。本例では、レーザ用シールドノズル17は、レーザ加工ヘッド2とは別個に設けられている。レーザ用シールドノズル17は、溶接の進行方向に対して、レーザ加工ヘッド2より前側に配置されている。更に、本例では、レーザ加工ヘッド2とアークトーチ11の間に遮蔽板18が設けられている。遮蔽板18を設けることによって、レーザ用シールドノズル17から噴出されたレーザ用シールドガス8がアーク10及びその周囲に到達することが阻止される。更に、アーク用シールドガス13がキーホール5及びその周辺部分に及ぼす影響を低減することができる。尚、レーザ用シールドノズル17は、溶接の進行方向に対して、レーザ加工ヘッド2より後側に且つ遮蔽板18の前方に配置してもよい。更に、レーザ用シールドノズル17は、溶接の進行方向に対して、レーザ加工ヘッド2の側面方向に設置してもよい。
図7は、本発明のレーザとアークの複合溶接装置及び方法の第4の例を示す。本例では、レーザ用シールドノズル17は、レーザ加工ヘッド2とは別個に設けられている。アーク電極9は消耗電極であるTIG電極であり、溶加材(フィラワイヤ)21をレーザとアークで形成された溶融池6内に連続的に挿入し溶接を行う。レーザ用シールドノズル17は、溶接の進行方向に対して、レーザ加工ヘッド2より後側に配置され、アークトーチ11より前側に配置されている。溶加材21は、溶接の進行方向に対して、アークトーチ11より後側に配置されている。
本例でも、レーザ用シールドガスとアーク用シールドガスの噴射位置、流量等を調整することにより、キーホール5及びその周辺部分はレーザ用シールドガス8によってシールドし、電極9の先端部分及び溶融池6は、アーク用シールドガス13によってシールドすることができる。
図示の例では、レーザ用シールドノズル17は、レーザ加工ヘッド2とは別個に設けられているが、図1の例のように、レーザ用シールドノズルをレーザ加工ヘッド2と同軸的に配置してもよい。
図7に示す複合溶接装置を用いて、実際に、2つの鋼管を突き合せ溶接した。本実施形態では、被溶接材4a、4bは、窒素を0.2mass%〜0.5mass%含む厚さ6mmのオーステナイト系ステンレス鋼管である。
レーザ用シールドガス8は第1の例と同様に窒素ガスを用いた。また、アーク用シールドガス13はアルゴンガスを用いた。窒素を多く含むステンレス鋼を、通常の不活性ガスを用いてレーザ溶接を行うと、溶接条件にもよるが、20%程度の脱窒素を生ずる。しかし、本発明では、溶融金属に吸収されやすい窒素ガスをシールドガスに用いるので、脱窒素が生じにくい。
アークの非消耗電極はアルゴンガスによりシールドされているので、電極の酸化等による消耗及びアークの不安定現象は生じない。しかも、電極から離れた部分のアークは一部窒素ガスにさらされるが、アークは高温のため、窒素ガスの解離を促進する。そのため、溶接金属に窒素は吸収されやすくなり、脱窒素を妨げる効果も期待できる。
このため、原子力機器等に用いられる0.1mass%程度の窒素を含むステンレス鋼の溶接に本発明の方法を用いれば、レーザのキーホールによる深溶込み溶接部の脱窒素を母材の窒素量の10%程度以下に低減することができる。なお、0.01mass%程度の窒素量の少ないステンレス鋼の溶接においては、溶接金属部の窒素量は被溶接材に比べ0.01mass〜0.03mass%程度増加する。
図8は、本例による溶接部の断面写真の一例である。溶込みの良好な溶接欠陥の無い溶接部が得られている。本例の溶接条件は以下の通りである。
レーザ出力:2.5kW〜4kW、溶接速度:0.4〜1.5m/min
TIG電流:120A〜250A、アーク高さ:1mm〜3mm
溶加材:0.5〜2.0m/min(φ1.2)
レーザ用シールドガス:N2、15〜20l/min
アーク用シールドガス;Ar、20〜30l/min
レーザとアーク間の距離:6mm〜20mm
本実施形態での溶加材21の挿入は、アーク電極の後方から行ったが、レーザ光の前方から挿入してもよい。また、アーク熱源用電極9はMIG電極でもよい。溶加材等の溶接材料は、溶接金属部の窒素含有率が被溶接材料の窒素含有率とほぼ同等になるように調整された溶加材21を用いることが望ましい。
本発明の溶接方法及び装置は以下のような効果を有するものである。本発明によれば、シールドガス等の巻き込み等により気泡を生じ易いレーザ光により形成されるキーホール及びその周辺部分のシールドに、溶融金属中にガスを巻き込んでも気泡を生成しにくいシールドガスを用いることができる。また、アーク熱源用電極先端部のアークの安定性に起因する部分のシールドは、アークの安定性に最も適正なガスを使用できる。そのため、ポロシティ等の溶接欠陥の発生の無い高品質な溶接部を有する溶接構造物が得られる。また、本発明を窒素を含有するステンレス鋼に適用すれば、脱窒素の少ない高品質な溶接部を得ることができる。
以上、本発明の例を説明したが本発明は上述の例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲にて様々な変更が可能であることは当業者に容易に理解されよう。
本発明のレーザとアークの複合溶接装置及び方法の第1の例を示す図である。 本発明の複合溶接装置及び方法において、レーザとアーク間の距離とMIG電流の関係を説明する図である。 本発明による溶接方法に用いる突合せ材の溶接用開先部の形状の例を示す図である。 本発明のレーザとアークの複合溶接装置及び方法の第1の例を用いた溶接部の断面写真の一例を示す図である。 本発明のレーザとアークの複合溶接装置及び方法の第2の例を示す図である。 本発明のレーザとアークの複合溶接装置及び方法の第3の例を示す図である。 本発明のレーザとアークの複合溶接装置及び方法の第4の例を示す図である。 本発明のレーザとアークの複合溶接装置及び方法の第1の例を用いた溶接部の断面写真の一例を示す図である。
符号の説明
1…レーザ光、2…レーザ加工ヘッド、3…集束レンズ、4,4a,4b…被溶接材、5…キーホール、6…溶融池、7…シールドノズル、8…レーザ用シールドガス、9…アーク熱源用電極、10…アーク、11…アークトーチ、12…アークシールドノズル、13…アーク用シールドガス、17…レーザ用シールドノズル(サイドノズル)、18…遮蔽板、20…突合せ面、21…溶加材

Claims (15)

  1. レーザ光を照射するレーザ加工ヘッドと、レーザ光の照射部の周囲にレーザ用シールドガスを噴射するレーザ用シールドガスノズルと、アーク熱源用の電極を有するアークトーチと、前記アーク熱源用の電極の周囲にアーク用シールドガスを噴射するアーク用シールドガスノズルと、を有する複合溶接装置において、
    前記レーザ光の照射によって被溶接材の表面に形成された細い溝状のキーホールと、前記電極と被溶接材の間に発生したアークによって被溶接材の表面に形成された溶融池とが接続されるとともに、前記レーザ光の光軸が被溶接材表面と交わる点と前記アーク熱源用の電極の中心軸線が被溶接材表面と交わる点の間の距離が6mm〜20mmとなるように、前記レーザ加工ヘッドと前記アークトーチの位置が設定され、
    前記レーザ用シールドガスによって前記キーホールがシールドされ、前記アーク用シールドガスによって前記溶融池がシールドされ、前記レーザ用シールドガスと前記アーク用シールドガスは異なるガスであり、
    前記レーザ用シールドガスは、溶融金属に吸収され易いガスであるとともに、前記レーザ用シールドガスノズルから噴射された前記レーザ用シールドガスと前記アーク用シールドガスノズルから噴射された前記アーク用シールドガスとを分離する遮蔽板が設けられている
    ことを特徴とするレーザとアークの複合溶接装置。
  2. 請求項1記載のレーザとアークの複合溶接装置において、前記レーザ用シールドガスは、窒素又は炭酸ガスを主成分として含むことを特徴とするレーザとアークの複合溶接装置。
  3. 請求項1記載のレーザとアークの複合溶接装置において、前記アーク用シールドガスは不活性ガス又は不活性ガスを主成分とし、アーク安定のためのガス種を含むことを特徴とするレーザとアークの複合溶接装置。
  4. 請求項1記載のレーザとアークの複合溶接装置において、前記レーザ用シールドガスノズルは前記レーザ加工ヘッドと同軸的に配置されていることを特徴とするレーザとアークの複合溶接装置。
  5. 請求項1記載のレーザとアークの複合溶接装置において、前記レーザ用シールドガスノズルは前記レーザ加工ヘッドとは別個に設けられていることを特徴とするレーザとアークの複合溶接装置。
  6. 請求項1記載のレーザとアークの複合溶接装置において、前記アーク用シールドガスノズルは前記アークトーチと同軸的に配置されていることを特徴とするレーザとアークの複合溶接装置。
  7. 請求項1記載のレーザとアークの複合溶接装置において、前記アーク用シールドガスノズルは前記アークトーチとは別個に設けられていることを特徴とするレーザとアークの複合溶接装置。
  8. 請求項1記載のレーザとアークの複合溶接装置において、前記アーク熱源用の電極はMIG電極又はTIG電極であることを特徴とするレーザとアークの複合溶接装置。
  9. レーザ光の照射によって被溶接材の表面に細い溝状のキーホールを生成するステップと、
    アーク熱源用の電極と被溶接材の間に発生したアークによって被溶接材の表面に溶融池を生成するステップと、
    前記レーザ光の照射部の周囲にレーザ用シールドガスを噴射するステップと、
    前記アーク熱源用の電極の周囲にアーク用シールドガスを噴射するステップと、
    を有するレーザとアークの複合溶接方法において、
    前記レーザ光の照射部の周囲に噴射されたレーザ用シールドガスと前記アーク熱源用の電極の周囲に噴射されたアーク用シールドガスとを遮蔽板によって分離するステップ
    をさらに有し、
    前記キーホールと前記溶融池とが接続されるとともに、前記レーザ光の光軸が被溶接材表面と交わる点と前記アーク熱源用の電極の中心軸線が被溶接材表面と交わる点の間の距離が6mm〜20mmとなるように、前記アーク熱源用の電極と前記レーザ光の照射位置が設定され、前記レーザ用シールドガスによって前記キーホールがシールドされ、前記アーク用シールドガスによって前記溶融池がシールドされ、前記レーザ用シールドガスと前記アーク用シールドガスは異なるガスであり、前記レーザ用シールドガスは、溶融金属に吸収され易いガスであることを特徴とするレーザとアークの複合溶接方法。
  10. 請求項記載のレーザとアークの複合溶接方法において、2つの被溶接材を突き合せるステップと、該突き合せ部に溶接開先部を形成するステップと、を有し、前記溶接開先部は逆台形状断面の溝状をなし、開先角度が5°〜20°、開先底部の溝幅が1mm〜4mmであることを特徴とするレーザとアークの複合溶接方法。
  11. 請求項記載のレーザとアークの複合溶接方法において、前記アーク熱源用の電極としてTIG電極を用い、溶接金属部の窒素含有率が被溶接材料の窒素含有率と同等になるように調整された窒素含有量を有する溶加材を用いることを特徴とするレーザとアークの複合溶接方法。
  12. 請求項記載のレーザとアークの複合溶接方法において、前記被溶接材はステンレス鋼構造物であることを特徴とするレーザとアークの複合溶接方法。
  13. 請求項記載のレーザとアークの複合溶接方法において、前記ステンレス鋼構造物は、0.2〜0.5mass%の窒素を含むステンレス鋼からなり、前記レーザ用シールドガスは窒素を主成分として含むことを特徴とするレーザとアークの複合溶接方法。
  14. 請求項12記載のレーザとアークの複合溶接方法において、前記ステンレス鋼構造物の溶接金属部の窒素含有率が、前記被溶接材であるステンレス鋼構造物の窒素含有率と同等及びそれ以上であることを特徴とするレーザとアークの複合溶接方法。
  15. 請求項12記載のレーザとアークの複合溶接方法において、前記ステンレス鋼構造物が原子力炉内構造物であることを特徴とするレーザとアークの複合溶接方法。
JP2007132015A 2007-05-17 2007-05-17 レーザとアークの複合溶接装置及び方法 Active JP5294573B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007132015A JP5294573B2 (ja) 2007-05-17 2007-05-17 レーザとアークの複合溶接装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007132015A JP5294573B2 (ja) 2007-05-17 2007-05-17 レーザとアークの複合溶接装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008284588A JP2008284588A (ja) 2008-11-27
JP5294573B2 true JP5294573B2 (ja) 2013-09-18

Family

ID=40144807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007132015A Active JP5294573B2 (ja) 2007-05-17 2007-05-17 レーザとアークの複合溶接装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5294573B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104625403A (zh) * 2015-01-27 2015-05-20 湖南大学 一种抑制万瓦级激光焊接厚板上表面缺陷的方法
WO2019106430A3 (en) * 2017-11-30 2019-07-18 Acergy France SAS Method of welding with melting and welding devices and desactivation of the melting device; corresponding welding apparatus
CN111230306A (zh) * 2020-02-17 2020-06-05 西安交通大学 一种双金属穿透激光焊复层组织f/a比例同步调控方法
EP3623096A4 (en) * 2017-09-20 2020-06-24 JFE Steel Corporation HYBRID ARC LASER WELDING PROCESS

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5260268B2 (ja) * 2008-12-26 2013-08-14 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 原子力発電プラント用炉心シュラウドの製造方法及び原子力発電プラント構造物
JP5466903B2 (ja) * 2009-08-28 2014-04-09 本田技研工業株式会社 溶接方法
JP5827454B2 (ja) * 2010-03-08 2015-12-02 株式会社神戸製鋼所 レーザー・アーク複合溶接方法及び該溶接方法による溶接部材の製造方法
JP5601003B2 (ja) * 2010-04-02 2014-10-08 新日鐵住金株式会社 レーザ・アーク複合溶接方法、及び突き合わせ溶接用金属板の開先
JP5419807B2 (ja) * 2010-06-16 2014-02-19 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 レーザ溶接装置
FR2962356B1 (fr) * 2010-07-07 2013-04-12 Air Liquide Soudage mig/mag avec arc rotatif et melange gazeux ar/he/o2
US9205512B2 (en) * 2010-12-17 2015-12-08 Magna International Inc. Laser beam welding
JP5730139B2 (ja) * 2011-06-13 2015-06-03 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 鋼材の突合わせ溶接方法
US9808887B2 (en) 2012-01-31 2017-11-07 Aktiebolaget Skf Assembly with weld joint formed in hybrid welding process
WO2013113630A1 (en) * 2012-01-31 2013-08-08 Aktiebolaget Skf Assembly with weld joint formed in hybrid welding process and method of forming the weld joint
CN103286458B (zh) * 2013-06-03 2015-09-30 中国钢研科技集团有限公司 一种激光-电弧复合焊接方法
FR3039444B1 (fr) * 2015-07-30 2017-09-15 Inst De Rech Tech Jules Verne Procede optimise de soudage hybride laser-arc
CN105108333A (zh) * 2015-08-31 2015-12-02 广州有色金属研究院 一种用于激光-电弧复合焊接的气体保护方法
CN105710511A (zh) * 2016-04-11 2016-06-29 西南交通大学 一种合金焊接接头的制备方法
JP6817092B2 (ja) * 2017-01-30 2021-01-20 株式会社神戸製鋼所 アーク溶接装置及びアーク溶接方法並びにアーク溶接用磁気制御装置
CN107252976A (zh) * 2017-06-08 2017-10-17 广东省焊接技术研究所(广东省中乌研究院) 一种用于激光前置的激光‑电弧复合焊接气体保护方法
JP6879133B2 (ja) * 2017-09-05 2021-06-02 日本製鉄株式会社 オーステナイト系ステンレス溶接部材
KR102175564B1 (ko) * 2019-05-10 2020-11-06 주식회사 포스코 용접속도 및 가공성이 향상된 가스 텅스텐 아크(gta) 용접방법 및 그 용접장치
CN113305438B (zh) * 2021-05-11 2023-04-14 中国船舶重工集团公司第七二五研究所 一种用于厚板钛合金大功率激光焊接的保护装置

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06198472A (ja) * 1993-01-05 1994-07-19 Sumitomo Metal Ind Ltd 高速レーザ溶接法
FR2732252B1 (fr) * 1995-03-29 1997-05-23 Air Liquide Melange gazeux de protection et procede de soudage a l'arc de pieces en acier inoxydable
JPH10296489A (ja) * 1997-04-23 1998-11-10 Hitachi Ltd シールド冶具
JP3934251B2 (ja) * 1997-06-10 2007-06-20 株式会社東芝 Tig溶接方法および装置
JP3900226B2 (ja) * 1998-05-08 2007-04-04 オムロン株式会社 ワイヤと端子のアーク溶接方法並びにそれに使用するアーク溶接装置
JP2000334588A (ja) * 1999-05-26 2000-12-05 Nkk Corp オーステナイト系ステンレス溶接鋼管の製造方法
FR2799143B1 (fr) * 1999-10-05 2001-12-28 Air Liquide Procede et installation de soudage mig de l'aluminium et de ses alliages
JP2002001557A (ja) * 2000-04-19 2002-01-08 Hitachi Constr Mach Co Ltd レーザによる突き合わせ溶接方法
JP2002137075A (ja) * 2000-10-31 2002-05-14 Babcock Hitachi Kk 高速レーザ溶接方法
JP4627384B2 (ja) * 2001-05-24 2011-02-09 日立建機株式会社 レーザ・アーク併用溶接方法
JP2003164983A (ja) * 2001-11-28 2003-06-10 Toshiba Corp 金属部材の溶接方法
JP2003251481A (ja) * 2002-02-27 2003-09-09 Sumitomo Heavy Ind Ltd パルスレーザ溶接方法及びパルスレーザ溶接装置
JP2004009096A (ja) * 2002-06-06 2004-01-15 Babcock Hitachi Kk レーザ溶接装置
JP4120408B2 (ja) * 2003-01-21 2008-07-16 Jfeエンジニアリング株式会社 レーザとアークの複合溶接方法およびそれに用いる溶接継手の開先形状
JP2004298896A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Jfe Engineering Kk 開先加工方法およびレーザとアークの複合溶接方法
JP4317799B2 (ja) * 2004-01-22 2009-08-19 三菱重工業株式会社 管体の残留応力改善方法
JP4408080B2 (ja) * 2004-02-10 2010-02-03 パナソニック株式会社 ハイブリッドレーザ加工方法とそれに用いるハイブリッドレーザトーチ
JP2006082122A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 消耗電極式アーク溶接装置
JPWO2007026493A1 (ja) * 2005-08-31 2009-03-05 大陽日酸株式会社 ハイブリッド溶接用シールドガスおよび該ガスを用いた溶接方法
JP4977876B2 (ja) * 2007-03-30 2012-07-18 Jfeスチール株式会社 母材および溶接部靱性に優れた超高強度高変形能溶接鋼管の製造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104625403A (zh) * 2015-01-27 2015-05-20 湖南大学 一种抑制万瓦级激光焊接厚板上表面缺陷的方法
EP3623096A4 (en) * 2017-09-20 2020-06-24 JFE Steel Corporation HYBRID ARC LASER WELDING PROCESS
WO2019106430A3 (en) * 2017-11-30 2019-07-18 Acergy France SAS Method of welding with melting and welding devices and desactivation of the melting device; corresponding welding apparatus
US11213918B2 (en) 2017-11-30 2022-01-04 Acergy France SAS Arc welding
AU2018374566B2 (en) * 2017-11-30 2024-03-07 Acergy France SAS Method of welding with melting and welding devices and deactivation of the melting device; corresponding welding apparatus
CN111230306A (zh) * 2020-02-17 2020-06-05 西安交通大学 一种双金属穿透激光焊复层组织f/a比例同步调控方法
CN111230306B (zh) * 2020-02-17 2021-07-13 西安交通大学 一种双金属穿透激光焊复层组织f/a比例同步调控方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008284588A (ja) 2008-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5294573B2 (ja) レーザとアークの複合溶接装置及び方法
JP5822376B2 (ja) 鋼板のレーザ溶接方法
US20050263500A1 (en) Laser or laser/arc hybrid welding process with formation of a plasma on the backside
US8253060B2 (en) Hybrid laser arc welding process and apparatus
JP3762676B2 (ja) ワークの溶接方法
US8884183B2 (en) Welding process and a welding arrangement
US8546720B2 (en) Hybrid welding apparatus and system and method of welding
US20080116175A1 (en) Laser welding process with improved penetration
US20050011868A1 (en) Hybrid laser-arc welding method with gas flow rate adjustment
US20130309000A1 (en) Hybrid laser arc welding process and apparatus
CN104907696B (zh) 一种考虑焊接电流值的激光-电弧复合焊接方法
KR20140008532A (ko) T형 조인트의 레이저 용접과 아크 용접의 복합 용접 방법
JP2004223543A (ja) レーザとアークの複合溶接方法およびそれに用いる溶接継手の開先形状
JP2011218362A (ja) レーザ・アーク複合溶接方法、及び突き合わせ溶接用金属板の開先
JP5341538B2 (ja) レーザ溶接装置
JP5318543B2 (ja) レーザ・アーク複合溶接法
Victor Hybrid laser arc welding
JP4876260B2 (ja) 溶接方法および溶接装置
JP2009178761A (ja) T型継手の貫通溶接方法及び貫通溶接構造物
US20190299314A1 (en) Method of cleaning a workpiece after a thermal joining process with cathodic cleaning; cleaning device and processing gas
US20080206586A1 (en) Penetration welding method of t-type joint and penetration welding structure of t-type joint
JP4026452B2 (ja) レーザとアークの複合溶接方法およびそれに用いる溶接継手の開先形状
JP2014079783A (ja) レーザ・アークハイブリッド溶接方法、ハイブリッド溶接用ヘッド、及びハイブリッド溶接装置
JP2003001453A (ja) 複合熱源溶接法
JP3591630B2 (ja) レーザ−アーク複合溶接方法および溶接装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090415

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110823

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120709

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121211

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130308

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20130318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130604

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130611

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5294573

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150