JP5294509B2 - シクロアストラゲノールモノグルコシド、その製造方法及び医薬用組成物としての使用 - Google Patents

シクロアストラゲノールモノグルコシド、その製造方法及び医薬用組成物としての使用 Download PDF

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Description

本発明は医療技術の分野に属する。具体的には、シクロアストラゲノールモノグルコシド、即ちシクロアストラゲノール6−O−β−D−グルコシドの製造方法、前記方法で製造されたシクロアストラゲノール6−O−β−D−グルコシド、心臓血管疾患及び脳血管疾患を治療するための医薬品製造におけるシクロアストラゲノール6−O−β−D−グルコシドの使用、及び治療有効量のシクロアストラゲノール6−O−β−D−グルコシドを含む医薬用組成物に関する。
シクロアストラゲノール(cycloastragenol)類化合物は、構造的にラノスタン四環トリテルペノイドに属し、オウギ植物(Astragalus plant)の代表的な成分分類群である。シクロアストラゲノールトリテルペノイドサポニン成分は、オウギ(Astragalus membranaceus Bge.)の一般的な伝統的中国薬剤の主要な生理活性成分であり、免疫調節、強心効果、心臓及び脳における抗虚血障害、肝臓保護、抗炎、抗ウイルス及び腎臓、膵島細胞の損傷を改善するなど多くの薬理作用を持っている。アストラガロサイド成分の薬理効果は確認され、総サポニン及びモノマーサポニンの工業的製造工程は比較的完成されている(特許文献1〜3)ものの、このタイプ化合物は、溶解性が極めて低く、生体利用効率が低いため製剤学の研究や薬品としての開発や一般化が遅れ、いまだに市場に出ている商品はない状態である。
シクロアストラゲノール6−O−β−D−グルコシド(cycloastragenol-6-O-β-D-glucoside、以下CMGと略す)(式1)の化学構造についてはIsao Kitagawaらが1983年に最初に報告し(非特許文献1)、アストラガロサイドIV(Astragaloside IV)の構造研究時にヘスペリジナーセでアストラガロサイドIVを加水分解してアグリコンを調製したときの副産物として得られたが、該化合物の薬理作用についてはまだ報告例がない。本発明者らの研究ではCMGがアストラガロサイドIVと同じ心臓血管の薬理活性を持ち、その溶解性がアストラガロサイドIVや他の既知のシクロアストラゲノール類化合物より優れ、医薬品として開発するのにより適切であった。特許文献4及び5ではマイルドな酸でアストラガロサイドIVを加水分解してCMGを調製する方法を記載しているが、この反応で得られた主産物がシクロアストラゲノール(52%)でCMGの収率(21%)は低かった。またほかの副生成物も同時に存在するため純粋な産物を得るには必ずシリカゲールカラムクロマトグラフイ等の単離方法を用いて精製しなくてはいけないので、工業化の大量製造には適していなかった。
Figure 0005294509
式1 CMGの構造

中国特許第1172677C号 中国特許第1543976A号 中国特許第1189176C号 PCT/US2004/020277 中国特許第1809364A号 Chem. Pharm. Bull. 31(2)、 698-708、1983
本発明は、従来の調製方法の欠陥に対し、産業的な製造に適した製造技術を提供し、CMGの優れた溶解性と心臓血管疾患に対する顕著な効果に基づき、医薬用製剤を提供する。
本発明の課題の一つは、シクロアストラゲノール6−O−β−D−グルコシド(CMG)を産業的に調製する方法を提供することである。かかる方法は、CMGを、毒害性有機溶媒や強酸、あるいは強アルカリ性試薬を使うことなく、酵素を調製する工業的な人工転換技術(industrial bionic conversion technology)と、高性能天然物精製技術とを組み合わせてCMGを調製する。かかる方法の工程は簡便で、環境に優しいため、本発明の産物収率は安定しており、工業的な製造に適している。
本発明の別の課題としては、本発明の方法で製造されたCMG、有効量のCMGと、1又は複数の薬学的に許容されるアジュバントとを含む医薬用組成物、及び心臓血管疾患及び脳血管疾患を治療するための医薬品製造におけるCMGの使用を提供することである。
本発明は、本発明の課題と共に詳細に記載される。
すなわち、本発明は、
1.以下のステップを含むことを特徴とするシクロアストラゲノール−6−O−β−D−グルコシドの製造方法:
a.アストラガロサイドIV又は常法により調製したオウギエキスを原料として使用し、適当な溶媒を添加して、原料液を調製するステップであって、
原料がアストラガロサイドIVである場合、溶液中のアストラガロサイドIVの濃度が0.01〜1%W/Vであり、原料がオウギエキスである場合、エキス:溶液の比が1:2〜1:1000W:Vであるステップ;
b.加水分解酵素を添加し、一定温度で加水分解し、加水分解液を得るステップであって、該加水分解酵素が、β−グリコシダーゼ、β−グルコシダーゼ、並びにこれらの酵素のうちの1つとセルラーゼ、グルカナーゼ、キシラナーゼ、グルコアミラーゼ、ペクチナーゼ及びアミラーゼから選択される1又は2種以上の酵素との混合物から選択され;原料がアストラガロサイドIVである場合、原料と酵素の比が1:1〜1:50W:Wであり;原料がオウギエキスである場合,酵素と原料比が1:100〜10:1W:Wであるステップ;
c.前記加水分解液をマクロ多孔性吸着樹脂により分離するステップであって、原料がオウギエキスである場合、原料:樹脂の比が1:20〜4:1g:mlであり;原料がアストラガロサイドIVである場合、原料:樹脂の比が0.1:1〜20:1mg:mlであるステップ;及び
d.分離した前記産物を精製するステップ、
2.ステップaにおいて、原料がアストラガロサイドIVの場合、溶液中のアストラガロサイドIVの濃度が0.01〜0.5%W/Vであることを特徴とする、上記1に記載の方法、
3.溶液中のアストラガロサイドIVの濃度が、0.01〜0.1%W/Vであることを特徴とする、上記2に記載の方法、
4.ステップaにおいて、原料がオウギエキスである場合、エキス:溶液の比が1:15〜1:1000W:Vであることを特徴とする、上記1〜3のいずれかに記載の方法、
5.ステップbにおいて、加水分解酵素がβ−グリコシダーゼ、β−グルコシダーゼ、又はキシラナーゼであることを特徴とする、上記1〜4のいずれかに記載の方法、
6.加水分解酵素がキシラナーゼであることを特徴とする、上記5に記載の方法、
7.ステップbにおいて、原料がオウギエキスである場合、酵素と原料との比が1:50〜10:1W:Wであることを特徴とする、上記1〜6のいずれかに記載の方法、
8.ステップcにおいて、原料がオウギエキスである場合、原料:樹脂の比が1:10〜3:1g:mlであることを特徴とする、上記1〜7のいずれかに記載の方法、
9.ステップcにおいて、原料がアストラガロサイドIVの場合、原料:樹脂の比が2:1〜10:1mg:mlであることを特徴とする、上記1〜8のいずれかに記載の方法、
10.溶媒が、水、低級アルコール、及び含水低級アルコールから選択されることを特徴とする上記1〜9のいずれかに記載の方法、
11.低級アルコールが、炭素数1〜3の一価アルコールであることを特徴とする、上記10に記載の方法、
12.低級アルコールが、エタノール及びメタノールからなる群から選択されることを特徴とする、上記11に記載の方法、
13.低級アルコールがエタノールであることを特徴とする、上記12に記載の方法、
14.原料液中のアルコール濃度が1〜30%V/Vであることを特徴とする上記1〜13のいずれかに記載の方法、
15.原料溶液中のアルコール濃度が、5〜20%V/Vであることを特徴とする、上記14に記載の方法、
16.加水分解が、40〜55℃の一定温度で、12〜72時間行われ、その溶液の適宜なPH値が4〜7であることを特徴とする上記1〜15のいずれかに記載の方法、
17.加水分解が、48〜72時間行われることを特徴とする、上記16に記載の方法、
18.以下のステップを含む工程により分離を行うことを特徴とする上記1〜17のいずれかに記載の方法:
加水分解液をスチレン骨格を有するマクロ多孔性吸着樹脂に供し、まず1〜2カラム体積の水、次に1〜2カラム体積の0.5〜2%のアルカリ性溶液、その次に1〜3カラム体積の20〜40%エタノール水溶液、最後に1〜3カラム体積の70〜95%のエタノールで溶出し、高濃度のエタノールで溶出した溶出液部分を回収し、その後減圧濃縮するステップ、
19.以下のステップを含む工程により精製を行うことを特徴とする上記1〜18のいずれかに記載の方法:
分離された産物を濾過し、低級アルコール又は含水低級アルコールに再溶解し、濾過し、濾過液を濃縮して結晶が析出するまで放置し、濾過して結晶を得た後、それを低級アルコール又は含水アルコールで再結晶を行い、95%を超える純度のシクロアストラゲノール6−O−β−D−グルコシドを得るステップ、
20.再結晶用の低級アルコールが、炭素数1〜5の一価アルコール及び多価アルコールからなる群から選択されることを特徴とする、上記19に記載の方法、
21.再結晶用の低級アルコールが、メタノール及びエタノールからなる群から選択されることを特徴とする、上記20に記載の方法、
22.治療有効量のシクロアストラゲノール6−O−β−D−グルコシドと医薬的に許容されるアジュバントとを含む、シクロアストラゲノール−6−O−β―D―グルコシド注射剤であって、
バイアル注射剤、点滴液又は注射用凍結乾燥粉末であり、
注射用凍結乾燥粉末におけるシクロアストラゲノール6−O−β−D−グルコシドと医薬的に許容されるアジュバントの重量比が1:10〜1:200である注射剤、
23.バイアル注射剤中のシクロアストラゲノール6−O−β−D−グルコシドの濃度が、0.01%〜1%g/100mlであることを特徴とする、上記22に記載の注射剤、
24.点滴液中のシクロアストラゲノール6−O−β−D−グルコシドの濃度が、0.001%〜0.1%g/100mlであることを特徴とする、上記22に記載の注射剤、
25.医薬組成物がバイアル注射剤である場合、注射用蒸留水の他に、適切な割合の、グルコース、塩化ナトリウム、ソルビトール及びリン酸塩から選択される医薬的に許容されるアジュバント;エタノール、グリセリン及びプロパンジオールから選択される有機溶媒;又は注射用PEG及びヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリンから選択される共溶媒;をさらに含み;点滴液である場合、注射用蒸留水の他に、必要に応じて添加されるグルコース、塩化ナトリウム及び/又は等張剤をさらに含み;注射用の凍結乾燥粉末である場合、適切な割合の凍結乾燥支持剤をさらに含むことを特徴とする、上記22〜24のいずれかに記載の注射剤、
26.凍結乾燥支持剤が、マンニトール、グルコース、ソルビトール、塩化ナトリウム、デキストラン、シュクロース、ラクトース、加水分解ゼラチン、ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン、スルホブチルエーテルシクロデキストリン、ポロキサマー及びポリエチレングリコールの1、又は2以上の組合せからなる群から選択されることを特徴とする、上記25に記載の注射剤、
27.凍結乾燥支持剤が、マンニトール、ラクトース、又はマンニトール−ラクトース組成物であり、該マンニトール−ラクトース組成物中のマンニトールとラクトースとの重量比が10:1〜1:1であることを特徴とする、上記26に記載の注射剤、
28.マンニトール−ラクトース組成物中のマンニトールとラクトースとの重量比が5:1〜1:1であることを特徴とする、上記27に記載の注射剤、
29.注射用の凍結乾燥粉末におけるシクロアストラゲノール−6−O−β−D−グルコシドと医薬的に許容されるアジュバントとの重量比が、1:50〜1:200であることを特徴とする、上記22〜28のいずれかに記載の注射剤、
30.注射用の凍結乾燥粉末におけるシクロアストラゲノール−6−O−β−D−グルコシドと医薬的に許容されるアジュバントとの重量比が、1:100〜1:150であることを特徴とする、上記29に記載の注射剤、
31.バイアル注射剤におけるシクロアストラゲノール−6−O−β−D−グルコシドの濃度が、0.01〜0.2%g/100mlであることを特徴とする、上記22〜30のいずれかに記載の注射剤、
32.点滴液におけるシクロアストラゲノール−6−O−β−D−グルコシドの濃度が、0.002〜0.05g/100mlであることを特徴とする、上記22〜31のいずれかに記載の注射剤、
33.凍結乾燥支持剤が、デキストラン、ポリエチレングリコール−マンニトール、又はデキストラン−ポリエチレングリコール−マンニトール組成物であることを特徴とする、上記25〜32のいずれかに記載の注射剤、
34.凍結乾燥支持剤が、ポリエチレングリコール−マンニトール組成物であることを特徴とする、上記33に記載の注射剤、
35.ポリエチレングリコールが、ポリエチレングリコール200−600であり、ポリエチレングリコール−マンニトール組成物におけるポリエチレングリコール:マンニトールの重量比が1:1〜1:10であることを特徴とする上記33又は34に記載の注射剤、
36.ポリエチレングリコールが、ポリエチレングリコール400であり、ポリエチレングリコール−マンニトール組成物におけるポリエチレングリコール:マンニトールの重量比が1:1〜1:5であることを特徴とする上記35に記載の注射剤、
37.凍結乾燥粉末注射剤が、以下のステップで調製されることを特徴とする、上記22〜36のいずれかに記載の注射剤:
a.所定量のサンプルを0.1〜0.5%の活性炭素で処理した溶媒に溶解するステップ;
b.ステップaのサンプル溶液を0.1〜0.5%の活性炭素で処理した凍結乾燥支持剤溶液に攪拌しながら滴加するステップ;及び
c.所定量まで水を添加し、メンブレン濾過し、サブパッケージし、凍結乾燥するステップ、
38.ステップaの溶媒が、所定量の溶液の全体量に対して1〜10%のエタノール、プロパンジオール又はポリエチレングリコールであることを特徴とする、上記37記載の注射剤、
39.心臓血管疾患の治療薬の調製における、シクロアストラゲノール−6−O−β−D−グルコシドの使用、
に関する。
本発明のCMGの調製方法は、以下の技術的解決策により実現される。具体的には、本発明は以下のステップを含むシクロアストラゲノール6−O−β−D−グルコシド(CMG)の製造方法を提供する。
a.アストラガロサイドIV又は常法により調製したオウギエキスを原料として使用し、適当な溶媒を添加して、原料液を調製するステップ;
b.加水分解酵素を添加し、一定温度で加水分解し、加水分解液を得るステップ;
c.前記加水分解液をマクロ多孔性吸着樹脂により分離するステップ;及び
d.分離した前記産物を精製するステップ。
原料がアストラガロサイドIVである場合、溶液中のアストラガロサイドIVの濃度は好ましくは0.01〜1%(W/V)、より好ましくは0.01〜0.5%(W/V)、さらに好ましくは0.01〜0.1%(W/V)であり、原料がオウギエキスである場合、エキス:溶液の比が1:2〜1:1000(W/V)であり、好ましくは1:15〜1:1000(W/V)である。
上記溶媒は、水、低級アルコール、含水低級アルコールからなる群より選択される。前記低級アルコールは、好ましくは炭素数1〜3の一価アルコールから選択され、より好ましくはエタノール及びメタノールから選択され、さらに好ましくはエタノールである。原料が、アストラガロサイドIV、或いは水に溶けにくいエキスである場合には、可溶化するために原料に適切な濃度の低級アルコールを組み入れ、加水分解の効率を高める必要がある。本発明の医薬組成物中の低級アルコールの最終濃度は好ましくは1〜30%(V/V)であるが、さらに好ましくは5〜20%(V/V)である。
本発明の好ましい実施態様において、上記加水分解酵素は、β−グリコシダーゼ、β−グルコシダーゼ、ヘスペリニダーゼ、並びにこれらの酵素のうちの1つとセルラーゼ、グルカナーゼ、キシラナーゼ、グルコアミラーゼ、ペクチナーゼ及びアミラーゼから選択される1又は2種以上の酵素との混合物から選択され、好ましくはβ−グリコシダーゼ、β−グルコシダーゼ及びキシラナーゼからなる群より選択され、より好ましくはキシラナーゼである。上記キシラナーゼはエクソキシラナーゼを意味し、酵素活性は50〜500万U/g(ml)である。
本発明の別の好ましい実施態様において、原料(substrate)がアストラガロサイドIVの場合、原料と酵素の比は1:1〜50(W/W)であり、原料がオウギエキスである場合、酵素と原料の比は1:100〜10:1(W/W)であり、好ましくは1:50〜10:1(W/W)である。
本発明の別の好ましい実施態様において、加水分解は40〜55℃の一定温度で12〜72時間、好ましくは48〜72時間行われ、溶液の適切なPH値は4〜7である。
本発明の別の好ましい実施態様において、上記の分離は、以下のステップを含む工程で行われる。
加水分解液をスチレン骨格を有するマクロ多孔性吸着樹脂に供し、まず1〜2カラム体積の水、次に1〜2カラム体積の0.5〜2%のアルカリ性溶液、その次に1〜3カラム体積の20〜40%エタノール水溶液、最後に1〜3カラム体積の70〜95%のエタノールで溶出し、高濃度のエタノールで溶出した溶出液部分を回収し、その後、白色沈殿物が視覚的に生じるよう、少量のエタノールを含む溶液、すなわちアルコールの臭いがしない溶液に減圧濃縮するステップであって、原料がエキスである場合、原料:樹脂の比が好ましくは1:20〜4:1g:ml、より好ましくは1:10〜3:1g:mlであり;原料がアストラガロサイドIVである場合、原料:樹脂の比が好ましくは0.1:1〜20:1mg:ml、より好ましくは2:1〜10:1mg:mlであるステップ。
本発明の別の好ましい実施態様において、上記の分離は、以下のステップを含む工程で行われる。
分離して得られた白色沈殿物を濾過し、低級アルコールに再溶解し、濾過し、濾過液を濃縮して少しの濁度が観察されるまで濃縮し、結晶が析出するステップ;濾過して結晶を得て、それを低級アルコール又は含水アルコールで再結晶化し、95%を超える純度のシクロアストラゲノール6−O−β−D−グルコシドを得るステップ。ここで使用される低級アルコールは、好ましくは炭素数1〜5の一価アルコール及び多価アルコールから選択され、より好ましくはメタノール及びエタノールから選択される。
本発明ではまた、本発明の方法で調製されたシクロアストラゲノール6−O−β−D−グルコシド(CMG)を提供する。本発明のシクロアストラゲノール6−O−β−D−グルコシドは白色細針状結晶(メタノール又はエタノール−水)或いは無定形粉末である(他の溶媒)。
本発明は、治療有効量の本発明の方法で調製されたシクロアストラゲノール6−O−β−D−グルコシド(CMG)と医薬的に許容されるアジュバントとを含む医薬用組成物を提供する。
上記の医薬的に許容されるアジュバントは、好ましくは、希釈剤、潤滑剤、粘着剤、崩壊剤、安定剤、及び溶媒からなる群より選択される。前記希釈剤としては、澱粉、マクロクリスタリンセルロース、スクロース、デキストリン、ラクトース、粉糖、グルコース、低分子デキストラン、カオリン、塩化ナトリウム、マンニトールなどが挙げられるがこれに限定されない。前記潤滑剤としては、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸、ホウ酸、塩化ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、DL-ロイシン、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリエチレングリコール4000−6000、ポロキサマーなどが挙げられるが、これに限定されない。前記粘着剤としては、水、エタノール、澱粉スラリー、シロップ、ゼラチン、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、アルギン酸ナトリウム、ガッチガム、ポリビニールピロリドンなどが挙げられるが、これに限定されない。前記崩壊剤としては、澱粉、カボキシルメチル澱粉ナトリウム、発泡混合物(即ち重炭酸ナトリウム、クエン酸、酒石酸、低置換ヒドロキシプロピルセルロース)、などが挙げられるが、これに限定されない。前記安定剤としては、アカシアガム、寒天、アルギン酸、グアーガム、トラガカントガム、アクリル酸エステル樹脂、セルロースエーテル、カーボキシメチルキチン等の多糖が挙げられるが、これに限定されない。前記溶媒としてはリンガー溶液、水、リン酸塩緩衝液、平衡塩類溶液等が挙げられるが、これに限定されない。
活性成分と補助成分との配合比率は製剤によって異なり、また、活性成分の用量は治療目的により異なり0.01mg/kg〜50mg/kgである。
本発明の医薬用組成物は、経口用固形製剤、液体経口製剤、注射剤、フィルム剤、或いはエアロゾルなどの形態に調製できる。経口用固形製剤としては、通常の錠剤、分散性錠剤、腸溶性錠剤、顆粒剤、カプセル、滴下ピル又はプルビス、或いは徐放性若しくは放出制御性製剤が好ましい。前記徐放性製剤若しくは放出制御製剤は、徐放性若しくは放出制御性錠剤、顆粒剤、或いはカプセルが好ましい。前記経口用液体製剤としては、経口用溶液、或いはエマルジョンが好ましい。前記注射剤としては、バイアル注射剤、点滴液、或いは注射用凍結乾燥粉末が好ましい。
本発明の医薬用組成物がバイアル注射剤である場合、前記組成物は注射用蒸留水の他に、適切な割合の、グルコース、塩化ナトリウム、ソルビトール及びリン酸塩から選択される医薬用アジュバント;エタノール、グリセリン及びプロピレングリコールから選択される有機溶媒;或いは注射用PEG、ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリンから選択される共溶媒をさらに含むことが好ましい。本発明の医薬用組成物が点滴液である場合、前記組成物は注射用蒸留水の他に、必要に応じて添加されるグルコース、塩化ナトリウム及び/又は等浸透圧液をさらに含むことが好ましい。本発明の医薬用組成物が注射用凍結乾燥粉末である場合は、マンニトール、グルコース、ソルビトール、塩化ナトリウム、デキストラン、シュクロース、ラクトース、加水分解ゼラチン、ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン、スルホブチルエーテルシクロデキストリン、ポロキサマー及びポリエチレングリコールの1又は2以上の組合せからなる群から選択される、適切な割合の凍結乾燥支持剤をさらに含むことが好ましい。
本発明の医薬用組成物中、前記注射用凍結乾燥粉末のシクロアストラゲノール6−O−β−D−グルコシド(CMG)と医薬的に許容されるアジュバントとの重量比は好ましくは1:10〜200であり、より好ましくは1:50〜200であり、さらに好ましくは1:100〜150である。
前記凍結乾燥支持剤は、マンニトール或いはマンニトール−ラクトース組成物である。このマンニトール−ラクトースの組成物中マンニトールとラクトースの重量比は10:1〜1:1(W:W)であり、好ましくは5:1〜1:1である。
前記凍結乾燥支持剤は、デキストラン、PEG−マンニトール組成物或いはデキストラン−PEG−マンニトール組成物であり、PEG−マンニトール組成物が好ましい。PEGは好ましくはPEG200−600であり、より好ましくはPEG400である。PEG−マンニトール組成物のPEG:マンニトールの重量比は1:1〜1:10であり、好ましくは1:1〜1:5である。
本発明は、本発明の方法で調製されるシクロアストラゲノール6−O−β−D−グルコシドの、心臓血管疾患及び脳血管疾患を治療するための医薬品製造における使用を提供する。
本発明で提供されるCMGを調製する技術的解決策において、原料溶液の濃度、原料溶液と酵素の比はCMGの収率にもっとも影響大きい因子として挙げられる。原料溶液の濃度が高すぎると酵素の活性に影響を与えるため、加水分解効率が低下する。原料溶液の濃度が低すぎる場合は、溶液量及び酵素の消費が増加し、処理時間が延長され、その結果、生産サイクルに影響する。一般的に、原料がオウギの生エキス(アストラガロサイドIVの含有量0.2〜8%)の場合、溶液の希釈係数を若干低くしてもよいが(エキス−溶液比:1:5〜1:300W:V)、原料が精製されたエキスである場合(アストラガロサイドIVの含有量1〜50%)は、溶液の希釈係数(エキス−溶液比)は1:40〜1:1000W:Vでなければならない。原料中のアストラガロサイドIVの含量が50%を越える場合、溶液はアストラガロサイドIV溶液を調製する時の配合比に従って調製するのが好ましい。
本発明で提供されるCMG化合物の調製方法は、前もって高純度のアストラガロサイドIVを調製し、これを用いて所望の化合物を調製しなくても、直接生薬オウギ(herbal Astragali)から直接CMGを調製して行うことができる。したがって、本発明が提供するCMG化合物を調製する方法は、製造コストを削減し、その製造工程は簡便である。バイオ酵素加水分解プロセスを採用するため、技術プロセスを通して、有毒な有機溶媒を使う必要がなく、その結果、工業化の生産実施性が高く、産物の収率が高くなり(生薬から平均0.1%)、産物の品質が安定する。
本発明で提供するCMG化合物は、水溶解性がほかのシクロアストラガロサイド成分より高いため、注射剤に調製するのに適切である。注射剤は、迅速で安定した治療効果をもたらすため、特に重篤な患者、または薬物の経口投与が不可能な患者に投与されるなど臨床上で優れた面がある。
本発明のCMG化合物をバイアル注射剤に調製するに当たり、従来の調製方法に従って、直接CMG化合物を注射用蒸留水に溶解し、また適切な割合のグルコース、塩化ナトリウム、ソルビトール、リン酸塩などを加えて調製することができる。しかし、高い濃度の大容量の注射剤に調製する場合は、エタノール、グリセロール、プロパンジオールなどの有機溶媒や注射用PEG、ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリンなどの共溶媒を添加する必要がある。
本発明の医薬用組成物がバイアル注射剤である時、バイアル注射剤中のヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリンの濃度は、好ましくは0.01〜1%g/100mlであり、より好ましくは0.01%〜0.2%g/100mlである。
CMG化合物が点滴剤に調製される場合、所定量のCMG化合物を注射用蒸留水に溶解し、必要によりグルコース、塩化ナトリウム及び等張剤を加えることにより、従来の調製方法に従って様々な仕様の点滴剤を調製できる。
本発明の医薬用組成物が点滴剤である場合、該点滴剤中のヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリンの濃度は、好ましくは0.001〜0.1%g/100mlであり、より好ましくは0.002〜0.05%g/100mlである。
CMG化合物を注射用凍結乾燥粉末に調製するに当たっては、必要により適切な割合の凍結乾燥支持剤を必要に応じて加えてもよい。かかる支持剤は、マンニトール、グルコース、ソルビトール、塩化ナトリウム、デキストラン、シュクロース、ラクトース、加水分解ゼラチン、ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン、SBE-デキストリン、ポロキサマー、PEGなどの一種、二種、或いは二種以上の組合せからなる群から選択される。
適切な配合比の支持剤は、化合物の溶解性と、製品の外観と安定性も高めることができる。したがって、凍結乾燥支持剤の配合比と適切な凍結乾燥支持剤の選択は最終製品の品質に大きく関係する。本発明のCMG凍結乾燥粉末において、CMGと医薬的に許容されるアジュバントの重量比は1:10〜200であり、好ましくは1:50〜200、より好ましくは1:100〜150である。
本発明の凍結乾燥支持剤としては、さらに好ましくはマンニトール又はマンニトール−ラクトース組成物であり、マンニトール−ラクトース組成物におけるマンニトールとラクトースの重量比は、10:1〜1:1(W:W)であり、好ましくは5:1〜1:1である。
さらに好ましくは、本発明の凍結乾燥支持剤としては、デキストラン、PEG−マンニトール或いはデキストラン−PEG−マンニトール組成物が挙げられ、PEG−マンニトール組成物が最も好ましい。PEGは、好ましくはPEG200−600であるが、PEG400が特に優れる。PEG−マンニトール組成物において、PEG:マンニトールの重量比は、1:1〜1:10であり、好ましくは1:1〜1:5、より好ましくは1:1〜1:2である。
本発明で提供されるCMG凍結乾燥粉末は、当該技術における従来の技術により調製できる。しかし、CMGの水溶解性には限りがあり、様々な溶解条件に強く影響される。したがって、全ての製品のバッチ中の医薬的含有量を均一にし、凍結乾燥粉末の溶液濃度の要件を満たすために、製造工程、特に溶液調製の工程において適切な措置を採る必要がある。
本発明では以下のステップにより上記の問題を解決するに至った。
a.所定量のサンプルを0.1〜0.5%の活性炭素で処理した溶媒に溶解する。
b.aのサンプル溶液を0.1〜0.5%の活性炭素で処理した凍結乾燥支持剤の溶液に攪拌しながら滴下する。
c.所定量まで水を加え、メンブレン濾過し、サブパッケージし、凍結乾燥する。
前記凍結乾燥粉末を調製するステップにおいて、ステップaの溶媒は、好ましくはエタノール、プロパンジオール、又はPEGが好ましく、その使用量は所定量の溶液の全量の1〜10%であることが好ましい。
[実施例]
以下、当業者の本発明の理解を深めるため、実施例を挙げ、本発明を詳しく説明するが、これらの実施例は本発明の範囲を制限するものではない。
アストラガロサイドIV2gを薬用エタノール150mlに加え、加熱して溶解した後、3000mlになるまで水を加えて希釈し、βーグリコシダーゼ30gを加えて溶解した。溶液のPH値を5.0に調整し、45℃の一定温度で24時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を500mlのD101型マクロ多孔性吸着樹脂を使用し吸着させ、2カラム体積の水、0.5%水酸化ナトリウム溶液、30%のエタノール溶液で連続して溶出し、最後に2カラム体積の70%のエタノール溶液で溶出した。70%エタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで減圧濃縮したところ、白色沈澱が析出した。沈殿を濾過して再び95%エタノールで溶解し、濾過し、溶液が混濁し始めるまで濃縮して結晶が析出するまで放置した。この結晶を濾過し、精製されたCMG(白色細針状粉末)を得た。
オウギハーブ(herb Astragali)(2kg)の水抽出エキス540gを、エキス:薬液の比が1:15W:Vになるまで水で希釈し、β−グルコシダーゼ90gを加え、溶解した。溶液のPH値を6.0に調整し、40℃の一定温度で48時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を500mlのAB−8型マクロ多孔性樹脂を使用し吸着させ、1カラム体積の水、2カラム体積の0.5%水酸化ナトリウム溶液、2カラム体積の40%のエタノール溶液で連続して溶出し、最後に2カラム体積の80%エタノールで溶出した。80%エタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮した。濃縮液を白色沈澱が析出するまで放置し、濾過して白色沈殿を得た。白色沈殿を95%エタノールに再溶解し、濾過し、溶液が混濁し始めるまで濃縮して、結晶が析出するまで放置した。この結晶を濾過し、精製されたCMG(白色非晶質粉末)を得た。
オウギハーブのアルコール抽出エキス300gを、エキス:薬液の比が1:20W:Vになるまで水で希釈し、グルカナーゼ50g、β−グルコシダーゼ50gを加え、溶解した。溶液のPH値を5.5に調整し、50℃の一定温度で24時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を400mlのD101マクロ多孔性樹脂を使用し吸着させ、2カラム体積の水、2カラム体積の1%水酸化ナトリウム溶液、2カラム体積の40%のエタノール溶液連続して溶出し、最後に2カラム体積の80%のエタノールで溶出した。80%のエタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮した。濃縮液を白色沈澱が析出するまで放置した。白色沈殿を濾過してメタノールに再溶解して、濾過し、溶液が混濁し始めるまで濃縮して、結晶が析出するまで放置した。この結晶を濾過し、エタノール−水で再結晶し、精製されたCMG(白色非晶質粉末)を得た。
アストラガロサイドIV2gに4000mlの水を加え懸濁液とし、β−グルコシダーゼ40gを加えて溶解した。溶液のPH値を6.5に調整し、45℃の一定温度で48時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を400mlのD101型マクロ多孔性樹脂を使用し吸着させ、2カラム体積の水、40%のエタノール溶液で連続して溶出し、最後に2カラム体積の70%のエタノールで溶出した。70%のエタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮した。濃縮液を白色沈澱が析出するまで放置し、濾過して白色沈殿を得た。メタノールで再溶解し、濾過し、溶液が混濁し始めるまで濃縮して、結晶が析出するまで放置した。結晶を濾過し、メタノール−水で再結晶し、精製されたCMG(白色細針状粉末)を得た。
オウギ(2kg)の水抽出液(抽出率:32%)を、エキス:薬液の比が1:10W:Vになるまで濃縮し、β−グルコシダーゼ80gを加え、溶解した。溶液のPH値を6.5に調整し、45℃の一定温度で24時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を600mlのD101型マクロ多孔性樹脂を使用し吸着させ、1カラム体積の水、2カラム体積の0.5%水酸化ナトリウム溶液、2カラム体積の40%のエタノール溶液で連続して溶出し、最後に2カラム体積の70%のエタノールで溶出した。70%エタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮した。濃縮液を白色沈澱が析出するまで放置し、濾過して白色沈殿を得た。エタノールに再溶出し、濾過し、溶液が混濁し始めるまで濃縮して、結晶が析出するまで放置した。この結晶を濾過し、エタノール−水で再結晶化し、精製されたCMG(白色非晶質粉末)を得た。
オウギ(2kg)を水抽出し、アルコール沈殿したエキス(抽出率:23%)を、エキス:薬液の比が1:30W:Vになるまで水で希釈し、セルラーゼ50g、グルカナーゼ50g、β−グルコシダーゼ130gを加えて、溶解した。溶液のPH値を4.5に調整し、45℃の一定温度で72時間加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を400mlのD101型マクロ多孔性樹脂カラムを通し、1カラム体積の水、2カラム体積の0.5%水酸化ナトリウム溶液、2カラム体積の40%エタノール溶液で連続して溶出し、最後に2カラム体積の70%エタノールで溶出し、70%エタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮した。白色沈澱が析出するまで放置した。濾過して得られた白色沈殿をエタノールに再溶出し、濾過し、溶液が混濁し始めるまで濃縮して、結晶が析出するまで放置した。この結晶を濾過し、エタノール−水で再結晶化し、精製されたCMG(白色非晶質粉末)を得た。
オウギ(2kg)の水抽出液を(抽出率:29%)、エキス:薬液の比が1:25W:Vになるまで濃縮し、セルラーゼ50g、ペクチナーゼ15g、β−グルコシダーゼ80gを加えて、溶解した。溶液のPH値を5.0に調整し、40℃の一定温度で24時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を500mlのD101型マクロ多孔性樹脂を使用し吸着させ、2カラム体積の水、2カラム体積の0.5%水酸化ナトリウム溶液、2カラム体積の40%エタノール溶液で連続して溶出し、最後に2カラム体積の70%エタノールで溶出し、70%エタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮し、白色沈澱が析出するまで放置した。後の操作は実施例6と同様に行った。
アストラガロサイドIV2gにエタノール300mlを加えて溶解し、1000mlになるまで水を加えて希釈し、β−グルコシダーゼ10gを加えて溶解した。溶液のPH値を5.5に調整し、45℃の一定温度で72時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を200mlのD101型マクロ多孔性樹脂を使用し吸着させ、1カラム体積の水、2カラム体積の0.5%水酸化ナトリウム溶液、2カラム体積の40%エタノール溶液で連続して溶出し、最後に2カラム体積の70%エタノールで溶出した。70%エタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギエキス30gに、エキス:薬液の比が1:30W:Vになるまで水を配合し、β−グルコシダーゼ30gを加えて、溶解した。溶液のPH値を6.0に調整し、45℃の一定温度で48時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を700mlのD101型マクロ多孔性樹脂を使用し吸着させ、1カラム体積の水、2カラム体積の0.5%水酸化ナトリウム溶液、2カラム体積の40%エタノール溶液で連続して溶出し、最後に2カラム体積の70%エタノールで溶出し、70%エタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギエキス20gを水で、エキス:薬液の比が1:40W:Vになるまで希釈した。β−グルコシダーゼ2g、キシラーゼ3gを加え、溶解した。溶液のPH値を5.0に調整し、40℃の一定温度で48時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を600mlのD101型マクロ多孔性樹脂を使用し吸着させ、1カラム体積の水、2カラム体積の0.5%水酸化ナトリウム溶液、2カラム体積の40%エタノール溶液で連続して溶出し、最後に、2カラム体積の70%エタノールで溶出した。70%エタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギ(2kg)の水抽出液(抽出率:32%)を、エキス:薬液の比が1:7W:Vになるまで濃縮し、β−グルコシダーゼ40g、グルコアミラーゼ10g、キシラナーゼ14gを加え、溶解した。溶液のPH値を7.0に調整し、40℃の一定温度で72時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を800mlのD101型マクロ多孔性樹脂を使用し吸着させ、1カラム体積の水、2カラム体積の0.5%水酸化ナトリウム溶液、2カラム体積の40%エタノール溶液で連続して溶出し、最後に2カラム体積の70%エタノールで溶出した。70%エタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギ(2kg)の水抽出液(抽出率:32%)を、エキス:薬液の比が1:12W:Vになるまで濃縮し、β−グルコシダーゼ32gを加え、溶解した。溶液のPH値を5.5に調整し、40℃の一定温度で72時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を500mlのD101型マクロ多孔性樹脂を使用し吸着させ、1カラム体積の水、2カラム体積の0.5%水酸化ナトリウム溶液、2カラム体積の40%エタノール溶液で連続して溶出し、最後に2カラム体積の70%エタノールで溶出した。70%エタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギエキス15gを、エキス:薬液の比が1:60W:Vになるまで水で希釈し、β−グルコシダーゼ1gを加え、溶解した。溶液のPH値を4.5に調整し、50℃の一定温度で48時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を400mlのD101型マクロ多孔性樹脂を使用し吸着させ、1カラム体積の水、2カラム体積の0.5%水酸化ナトリウム溶液、2カラム体積の40%エタノール溶液で連続して溶出し、最後に2カラム体積の70%エタノールで溶出した。70%エタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギエキス30gを、エキス:薬液の比が1:80W:Vになるまで水で希釈し、β−グルコシダーゼ3gを加えて、溶解した。溶液のPH値を5.0に調整し、50℃の一定温度で48時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を250mlのD101型マクロ多孔性樹脂を使用し吸着させ、1カラム体積の水、2カラム体積の0.5%水酸化ナトリウム溶液、2カラム体積の40%エタノール溶液で連続して溶出し、最後に2カラム体積の70%エタノールで溶出した。70%エタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギ(2kg)のエタノールエキス(抽出率:24%)を、エキス:薬液の比が1:20W:Vになるまで水で希釈し、β−グルコシダーゼ96gを加え、溶解した。溶液のPH値を6.0に調整し、45℃の一定温度で24時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を200mlのD101型マクロ多孔性樹脂を使用し吸着させ、1カラム体積の水、2カラム体積の0.5%水酸化ナトリウム溶液、2カラム体積の40%エタノール溶液で連続して溶出し、最後に2カラム体積の70%エタノールで溶出した。70%エタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギエキス200gを、エキス:薬液の比が1:90W:Vになるまで水で希釈し、β−グルコシダーゼ5g、アミラーゼ5g、セルラーゼ20gを加えて、溶解した。溶液のPH値を5.5に調整し、40℃の一定温度で12時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を300mlのD101型マクロ多孔性樹脂を使用し吸着させ、1カラム体積の水、2カラム体積の0.5%水酸化ナトリウム溶液、2カラム体積の40%エタノール溶液で連続して溶出し、最後に2カラム体積の70%エタノールで溶出した。70%エタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギ(2kg)のエタノールエキス(抽出率:20%)を、エキス:薬液の比が1:100W:Vになるまで水で希釈し、β−グルコシダーゼ10gを加えて、溶解した。溶液のPH値を6.0に調整し、45℃の一定温度で48時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を1000mlのD101型マクロ多孔性樹脂を使用し吸着させ、1カラム体積の水、2カラム体積の0.5%水酸化ナトリウム溶液、2カラム体積の40%エタノール溶液で連続して溶出し、最後に2カラム体積の70%エタノールで溶出した。70%エタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギエキス200gを、エキス:薬液の比が1:10W:Vになるまで水で希釈し、β−グルコシダーゼ4gを加えて、溶解した。溶液のPH値を6.0に調整し、50℃の一定温度で36時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を500mlのD101型マクロ多孔性樹脂を使用し吸着させ、1カラム体積の水、2カラム体積の0.5%水酸化ナトリウム溶液、2カラム体積の40%エタノール溶液で連続して溶出し、最後に2カラム体積の70%エタノールで溶出した。70%エタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギエキス30gを、エキス:薬液の比が1:20W:Vになるまで水で希釈し、β−グルコシダーゼ1gを加えて、溶解した。溶液のPH値を5.0に調整し、40℃の一定温度で24時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を50mlのD101型マクロ多孔性樹脂を使用し吸着させ、1カラム体積の水、2カラム体積の0.5%水酸化ナトリウム溶液、2カラム体積の40%エタノール溶液で連続して溶出し、最後に2カラム体積の70%エタノールで溶出した。70%エタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギエキス5gを、エキス:薬液の比が1:100W:Vになるまで水で希釈し、β−グルコシダーゼ50gを加えて、溶解した。溶液のPH値を5.5に調整し、45℃の一定温度で24時間加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を100mlのD101型マクロ多孔性樹脂を使用し吸着させ、1カラム体積の水、2カラム体積の0.5%水酸化ナトリウム溶液、2カラム体積の40%エタノール溶液で連続して溶出し、最後に2カラム体積の70%エタノールで溶出した。70%エタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギエキス1gを、エキス:薬液の比が1:80W:Vになるまで水で希釈し、β−グルコシダーゼ5gを加えて、溶解した。溶液のPH値を5.5に調整し、45℃の一定温度で72時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を20mlのD101型マクロ多孔性樹脂を使用し吸着させ、1カラム体積の水、2カラム体積の0.5%水酸化ナトリウム溶液、2カラム体積の40%エタノール溶液で連続して溶出し、最後に2カラム体積の70%エタノールで溶出した。70%エタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギエキス1gを、エキス:薬液の比が1:90W:Vになるまで水で希釈し、β−グルコシダーゼ9gを加えて、溶解した。溶液のPH値を4.5に調整し、55℃の一定温度で48時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を20mlのD101型マクロ多孔性樹脂を使用し吸着させ、1カラム体積の水、2カラム体積の0.5%水酸化ナトリウム溶液、2カラム体積の40%エタノール溶液で連続して溶出し、最後に2カラム体積の70%エタノールで溶出した。70%エタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギエキス3gを、エキス:薬液の比が1:70W:Vになるまで水で希釈し、β−グルコシダーゼ21gを加えて、溶解した。溶液のPH値を4.0に調整し、50℃の一定温度で36時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を60mlのD101型マクロ多孔性樹脂を使用し吸着させ、1カラム体積の水、2カラム体積の0.5%水酸化ナトリウム溶液、2カラム体積の40%エタノール溶液で連続して溶出し、最後に2カラム体積の70%エタノールで溶出した。70%エタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギエキス1gを、エキス:薬液の比が1:50W:Vになるまで水で希釈し、β−グルコシダーゼ3gを加えて、溶解させる。溶液のPH値を5.0に調整し、45℃の一定温度で24時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を10mlのD101型マクロ多孔性樹脂を使用し吸着させ、1カラム体積の水、2カラム体積の0.5%水酸化ナトリウム溶液、2カラム体積の40%エタノール溶液で連続して溶出し、最後に2カラム体積の70%エタノールで溶出した。70%エタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギエキス100gを、エキス:薬液の比が1:10W:Vになるまで水で希釈し、β−グルコシダーゼ1gを加えて、溶解した。溶液のPH値を4.5に調整し、40℃の一定温度で48時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を500mlのD101型マクロ多孔性樹脂を使用し吸着させ、1カラム体積の水、2カラム体積の0.5%水酸化ナトリウム溶液、2カラム体積の40%エタノール溶液で連続して溶出し、最後に2カラム体積の70%エタノールで溶出した。70%エタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギエキス70gを、エキス:薬液の比が1:30W:Vになるまで水で希釈し、β−グルコシダーゼ1gを加えて、溶解した。溶液のPH値を5.5に調整し、50℃の一定温度で48時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。濾液を300mlのD101型マクロ多孔性樹脂を使用し吸着させ、1カラム体積の水、2カラム体積の0.5%水酸化ナトリウム溶液、2カラム体積の40%エタノール溶液で連続して溶出し、最後に2カラム体積の70%エタノールで溶出した。70%エタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮した。後の操作は実施例6と同様に行った。
アストラガロサイドIV1gに薬用エタノール125mlを加えて溶解し、1800mlの水に攪拌しながら加えた。エキソキシラナーゼ10g(酵素活性300万U/g)を200mlの水に溶解し、アストラガロサイドIV溶液に加えた後、反応液の全体量が2500mlになるまで水を加えた。溶液のPH値を4.5に調整し、50℃の一定温度で12時間酵素的加水分解し、溶液を濾過した。濾液を100mlのD101型マクロ多孔性樹脂を使用し吸着させ、1カラム体積の水、2カラム体積の40%エタノール溶液で連続して溶出し、最後に2カラム体積の70%エタノールで溶出した。70%エタノールによる溶出液を回収し、アルコール臭がなくなるまで、減圧濃縮した。後の操作は実施例6と同様に行った。
アストラガロサイドIV0.6gを1800mlの水に分散し、アストラガロサイドIVの懸濁液を調製した。エキソキシラナーゼ3g(酵素活性500万U/g)を100mlの水に溶解し、調製したアストラガロサイドIV溶液に加え、最終容量が2000mlになるまで水を加えた。溶液のPH値を5.0に調整し、45℃の一定温度で24時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。後の操作は実施例27と同様に行った。
アストラガロサイドIV0.5gを100mlの薬用エタノールに溶解し、800mlの水に攪拌しながら加えた。エキソキシラナーゼ10g(酵素活性200万U/g)を100mlの水に溶解し、調製したアストラガロサイドIV溶液に加えた。溶液のPH値を4.5に調整し、50℃の一定温度で48時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。後の操作は実施例27と同様に行った。
アストラガロサイドIV0.5gを50mlの薬用エタノールに溶解し、400mlの水に攪拌しながら加えた。エキソキシラナーゼ4g(酵素活性400万U/g)を50mlの水に溶解し、調製したアストラガロサイドIV溶液に加えた。溶液のPH値を4.5に調整し、50℃の一定温度で12時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。後の操作は実施例27と同様に行った。
アストラガロサイドIV0.2gを800mlの水に加えた。エキソキシラナーゼ8g(酵素活性50万U/g)を200mlの水に溶解し、アストラガロサイドIV溶液に加えた。溶液のPH値を4.5に調整し、50℃の一定温度で12時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。後の操作は実施例27と同様に行った。
アストラガロサイドIV0.8gを350mlの水に加えた。エキソキシラナーゼ2.4g(酵素活性500万U/g)を50mlの水に溶解し、アストラガロサイドIV溶液に加えた。溶液のPH値を4.5に調整し、50℃の一定温度で12時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。後の操作は実施例27と同様に行った。
オウギエキス25gを、エキス:薬液の比が1:20W:Vになるまで水で希釈し、エキソキシラナーゼ(酵素活性300万U/g)1gを加え、溶解した。溶液のPH値を4.5に調整し、50℃の一定温度で12時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギエキス30gを、エキス:薬液の比が1:10W:Vになるまで水で希釈し、エキソキシラナーゼ(酵素活性200万U/g)2gを加え、溶解した。溶液のPH値を5.0に調整し、50℃の一定温度で12時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギエキス10gを、エキス:薬液の比が1:40W:Vになるまで水で希釈し、エキソキシラナーゼ(酵素活性400万U/g)0.25gを加え、溶解した。溶液のPH値を4.5に調整し、45℃の一定温度で24時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギエキス5gを、エキス:薬液の比が1:80W:Vになるまで水で希釈し、エキソキシラナーゼ(酵素活性50万U/g)5gを加え、溶解した。溶液のPH値を5に調整し、50℃の一定温度で48時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギエキス3gを、エキス:薬液の比が1:100W:Vになるまで水で希釈し、エキソキシラナーゼ(酵素活性500万U/g)0.5gを加え、溶解した。溶液のPH値を4.5に調整し、50℃の一定温度で12時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギエキス1gを、エキス:薬液の比が1:300W:Vになるまで水で希釈し、エキソキシラナーゼ(酵素活性400万U/g)0.5gを加え、溶解した。溶液のPH値を5に調整し、50℃の一定温度で12時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギエキス0.5gを、エキス:薬液の比が1:500W:Vになるまで水で希釈し、エキソキシラナーゼ(酵素活性500万U/g)3gを加え、溶解した。溶液のPH値を5に調整し、45℃の一定温度で12時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギエキス0.3gを、エキス:薬液の比が1:800W:Vになるまで水で希釈し、エキソキシラナーゼ(酵素活性300万U/g)3gを加え、溶解した。溶液のPH値を5に調整し、50℃の一定温度で24時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。後の操作は実施例6と同様に行った。
オウギエキス0.5gを、エキス:薬液の比が1:1000W:Vになるまで水で希釈し、エキソキシラナーゼ(酵素活性100万U/g)4gを加え、溶解した。溶液のPH値を4.5に調整し、50℃の一定温度で48時間酵素的加水分解した後、溶液を濾過した。後の操作は実施例6と同様に行った。
CMG10gに、ラクトース:微結晶性セルロース=5:1の混合物40g、ステアリン酸マグネシウム1%を加えた。70%エタノールで造粒して、錠剤化し、規格:10mg/錠で錠剤を1000個得た。
CMG0.8g及びマンニトール80gを注射用蒸留水2000mlに溶解し、発熱物質(ピロゲン)を取り除くために適量の活性炭素を加えた。サンプル液を0.2μmの微孔性膜で濾過し、充填し、凍結乾燥した。規格:2mg/バイアル、5mg/バイアル(CMGの含量で計算)。注射する前に10〜20ml注射用蒸留水、5%ブドウ糖注射液或いは塩化ナトリウム注射液に溶解し、点滴液に注入して静脈点滴注射する。
CMG0.2g、マンニトール20g及びラクトース5gを注射用加熱蒸留水500mlに加えて溶解し、1000mlになるまで水を加えた。発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加え、0.2μmの微孔性膜で濾過し、充填し、凍結乾燥し、静脈点滴用とした。使用法は実施例43と同じである。
CMG1g、マンニトール60g及びラクトース30gを注射用加熱蒸留水2000mlに加えて溶解し、2500mlになるまで水を加えた。発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加え、0.2μmの微孔性膜で濾過し、充填し、凍結乾燥し、静脈点滴用とした。使用法は実施例43と同じである。
CMG1g、マンニトール50g及びラクトース10gを注射用加熱蒸留水2500mlに加えて溶解し、4000mlになるまで水を加えた。発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加えた。サンプル液を0.2μmの微孔性膜で濾過し、充填し、凍結乾燥し、静脈点滴用とした。使用法は実施例43と同じである。
CMG1g、マンニトール60g及びラクトース10gを注射用加熱蒸留水2000mlに加えて溶解し、2500mlになるまで水を加えた。発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加えた。サンプル液を0.2μmの微孔性膜で濾過し、充填し、凍結乾燥し、静脈点滴用とした。使用法は実施例43と同じである。
CMG0.5g、マンニトール50g及びラクトース5gを注射用加熱蒸留水2000mlに加えて溶解し、発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加えた。サンプル液を0.2μmの微孔性膜で濾過し、充填し、凍結乾燥し、静脈点滴用とした。使用法は実施例43と同じである。
CMG0.5g、マンニトール15g及びラクトース5gを注射用加熱蒸留水1000mlに加えて溶解し、発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加えた。サンプル液を0.2μmの微孔性膜で濾過し、充填し、凍結乾燥し、静脈点滴用とした。使用法は実施例43と同じである。
CMG0.5g及びラクトース25gを注射用加熱蒸留水1000mlに加えて溶解し、発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加えた。サンプル液を0.2μmの微孔性膜で濾過し、充填し、凍結乾燥し、静脈点滴用とした。使用法は実施例43と同じである。
CMG0.4g、マンニトール40g及びラクトース40gを注射用加熱蒸留水1000mlに加えて溶解し、2000mlになるまで水を加えた。発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加えた後、サンプル液を0.2μmの微孔性膜で濾過し、充填し、凍結乾燥し、静脈点滴用とした。使用法は実施例43と同じである。
CMG1g、マンニトール90g及びラクトース60gを注射用加熱蒸留水2500mlに加えて溶解し、発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加えた。0.2μmの微孔性膜で溶液を濾過し、充填し、凍結乾燥し、静脈点滴用とした。使用法は実施例43と同じである。
CMG0.67gを0.3%の活性炭素で処理したエタノール80gで加熱溶解した。50gのデキストランを注射用蒸留水500mlに溶解し、0.3%の活性炭素を加えて処理した。上記調製したCMGサンプルのエタノール溶液をデキストラン溶液に攪拌しながら加え、1000mlになるまで水を加えた。0.2μmの微孔性膜で溶液を濾過し、サブパッケージし、凍結乾燥した。
CMG0.67gを0.4%の活性炭素で処理したエタノール16gで加熱溶解し、分散し、活性炭素で処理した50gのPEG400に滴下した。このサンプル溶液を、20gデキストラン40とマンニトール50gを含み、活性炭素で処理した800mlの水溶液に攪拌しながら加えた。溶液全体量が1000mlになるまで水を加えた後、0.2μmの微孔性膜で濾過し、サブパッケージし、凍結乾燥した。
CMG0.67gを0.3%の活性炭素で処理した50gのPEG400に加熱溶解した。このサンプル溶液を、マンニトール50gを含み、活性炭素で処理した水溶液800mlに攪拌しながら加えた。溶液全体量が1000mlになるまで水を加えた後、0.2μmの微孔性膜で濾過し、サブパッケージし、凍結乾燥した。
CMG0.67gを0.3%の活性炭素で処理したプロパンジオール50gに加熱溶解した。このサンプル溶液を、マンニトール50gを含み、活性炭素で処理した水溶液800mlに攪拌しながら加えた。溶液全体量が1000mlになるまで水を加えた後、0.2μmの微孔性膜で濾過し、サブパッケージし、凍結乾燥した。
CMG0.5gを0.3%の活性炭素で処理した50gのPEG400に加熱溶解した。このサンプル溶液を、マンニトール25gを含み、活性炭素で処理した水溶液800mlに攪拌しながら加えた。溶液全体量が1000mlになるまで水を加えた後、0.2μmの微孔性膜で濾過し、サブパッケージし、凍結乾燥した。
CMG0.5gを0.3%の活性炭素で処理した30gのPEG400に加熱溶解した。このサンプル溶液を、マンニトール60gを含み、活性炭素で処理した水溶液800mlに攪拌しながら加えた。溶液全体量が1000mlになるまで水を加えた後、0.2μmの微孔性膜で濾過し、サブパッケージし、凍結乾燥した。
CMG0.6gを0.3%の活性炭素で処理したエタノール60gに加熱溶解した。このサンプル溶液を、活性炭素で処理した10gのPEG400に攪拌しながら滴下した。サンプル溶液を、マンニトール50gを含み、活性炭素で処理した水溶液800mlに攪拌しながら加えた。溶液全体量が1000mlになるまで水を加えた後、0.2μmの微孔性膜で濾過し、サブパッケージし、凍結乾燥した。
CMG0.5gを0.3%の活性炭素で処理したエタノール60gに加熱溶解し、かかるサンプル溶液を活性炭素で処理した10gのPEG400に攪拌しながら徐々に加えた。サンプル溶液を、マンニトール15gを含み、活性炭素で処理した水溶液800mlに攪拌しながら加えた。溶液全体量が1000mlになるまで水を加えた後、0.2μmの微孔性膜で濾過し、サブパッケージし、凍結乾燥した。
CMG0.5gを0.3%の活性炭素で処理したエタノール60gに加熱溶解し、かかるサンプル溶液を活性炭素で処理した10gのPEG400に攪拌しながら徐々に加えた。サンプル溶液を、マンニトール30gを含み、活性炭素で処理した水溶液800mlに攪拌しながら加えた。溶液全体量が1000mlになるまで水を加えた後、0.2μmの微孔性膜で濾過し、サブパッケージし、凍結乾燥した。
CMG10gにデキストリン10g及びラクトース30gを加え、60%のエタノールで造粒、乾燥した後カプセル化し、1000個のカプセルを得た。
CMG1g及びグルコース125gを2000mlの注射用加熱蒸留水に加えて溶解し、溶液全体量が2500mlになるまで注射用蒸留水を加え、等張性を調節した。発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加え、0.2μmの微孔性膜で溶液を濾過し、充填し、バイアル注射剤を製造した。
CMG0.8g及び塩化ナトリウム18gに2000mlの注射用加熱蒸留水を加えて溶解し、溶液全体量が4000mlになるまで注射用蒸留水を加え、等張性を調節した。発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加え、0.2μmの微孔性膜で溶液を濾過し、充填し、バイアル注射剤を製造した。
CMG0.6g及びグルコース10gに1500mlの注射用加熱蒸留水を加えて溶解し、反応液が2000mlになるまで注射用蒸留水を加え、等張性を調節した。発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加え、0.2μmの微孔性膜で溶液を濾過し、充填し、バイアル注射剤を製造した。
CMG0.6gにプロパンジオール50mlを加えて溶解し、溶液全体量が1000mlになるまで注射用蒸留水を加え、等張性を調節した。発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加え、0.2μmの微孔性膜で溶液を濾過し、充填し、バイアル注射剤を製造した。
CMG0.1gに500mlの注射用加熱蒸留水を加えて溶解し、溶液全体量が1000mlになるまで注射用蒸留水を加え、等張性を調節した。発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加え、0.2μmの微孔性膜で溶液を濾過し、充填し、バイアル注射剤を製造した。
CMG0.4gをエタノール100mlに加えて溶解し、溶液全体量が500mlになるまで注射用蒸留水を加え、等張性を調節した。発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加え、0.2μmの微孔性膜で溶液を濾過し、充填し、バイアル注射剤を製造した。
CMG1g、グルコース50g、ソルビトール10g、エタノール300mlを使用した。まず処方量のエタノールにCMGを溶解し、200mlの注射用蒸留水を加えて希釈した。その後、処方量のグルコースとソルビトールを加えて溶解した。溶液全体量が1000mlになるまで注射用蒸留水を加え、発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加えて、0.2μmの微孔性膜で濾過し、充填し、バイアル注射剤を製造した。
CMG1g、グルコース50g、ソルビトール10g、プロパンジオール200mlを使用した。まず処方量のプロパンジオールにCMGを溶解し、100mlの注射用蒸留水を加えて希釈した。その後、処方量のグルコースとソルビトールを加えて溶解した。溶液全体量が500mlになるまで注射用蒸留水を加え、発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加えて、0.2μmの微孔性膜で濾過し、充填し、バイアル注射剤を製造した。
CMG1gをエタノール60mlに溶解し、溶液全体量が100mlになるまで注射用蒸留水を加えた。発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加えて、0.2μmの微孔性膜で濾過し、充填し、バイアル注射剤を製造した。
CMG0.8gをエタノール30mlに溶解し、プロパンジオール20mlを加え、均一になるまで混合した。溶液全体量が100mlになるまで注射用蒸留水を加え、発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加えて、0.2μmの微孔性膜で濾過し、充填し、バイアル注射剤を製造した。
CMG0.8gをエタノール60mlに溶解し、プロパンジオール30mlを加え、均一になるまで混合した。溶液全体量が200mlになるまで注射用蒸留水を加え、発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加えて、0.2μmの微孔性膜で濾過し、充填し、バイアル注射剤を製造した。
CMG1g及びグルコース1000gを注射用加熱蒸留水3Lに加熱しながら溶解した。溶液全体量が20Lになるまで注射用蒸留水を加え、PH値を6.5に調節した。発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加えて、0.2μmの微孔性膜で濾過し、充填し、点滴液を製造した。規格:100ml/ビン、250ml/ビン、500ml/ビン。
CMG0.8g及び塩化ナトリウム180gを注射用加熱蒸留水3Lに加えて溶解し、溶液全体量が20Lになるまで注射用蒸留水を加え、PH値を7.0に調節した。発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加えて、0.2μmの微孔性膜で濾過し、充填し、点滴液を製造した。規格:100ml/ビン、250ml/ビン。
CMG2g及びグルコース1000gを注射用加熱蒸留水5Lに加えて溶解し、溶液全体量が20Lになるまで注射用蒸留水を加え、PH値を7.0に調節した。発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加えて、0.2μmの微孔性膜で濾過し、充填し、点滴液を製造した。規格:100ml/ビン、250ml/ビン、500ml/ビン。
CMG2g及びグルコース500gに注射用加熱蒸留水5Lを加えて溶解し、溶液全体量が10Lになるまで注射用蒸留水を加え、PH値を7.0に調節した。発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加え、0.2μmの微孔性膜で濾過し、充填し、点滴液を製造した。規格:100ml/ビン、250ml/ビン、500ml/ビン。
CMG0.4g及びグルコース1000gに注射用加熱蒸留水5Lを加えて加熱しながら溶解し、溶液全体量が20Lになるまで注射用蒸留水を加え、PH値を7.0に調節した。発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加え、0.2μmの微孔性膜で濾過し、充填し、点滴液を製造した。規格:100ml/ビン、250ml/ビン、500ml/ビン。
CMG0.8g及びグルコース1000gを注射用加熱蒸留水5Lに加えて加熱しながら溶解し、溶液全体量が10Lになるまで注射用蒸留水を加え、PH値を6.0に調節した。発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加え、0.2μmの微孔性膜で濾過し、充填し、点滴液を製造した。規格:100ml/ビン、250ml/ビン、500ml/ビン。
CMG1g及びグルコース100gを注射用加熱蒸留水500mlに加えて加熱しながら溶解し、溶液全体量が2000mlになるまで注射用蒸留水を加え、PH値を6.5に調節した。発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加え、0.2μmの微孔性膜で濾過し、充填し、点滴液を製造した。規格:100ml/ビン、250ml/ビン、500ml/ビン。
CMG0.1g及びグルコース500gを注射用加熱蒸留水5Lに加えて加熱しながら溶解し、溶液全体量が10Lになるまで注射用蒸留水を加え、PH値を7.5に調節した。発熱物質を取り除くために適量の活性炭素を加え、0.2μmの微孔性膜で濾過し、充填し、点滴液を製造した。規格:100ml/ビン、250ml/ビン、500ml/ビン。
5gのCMG、50gのPEG6000及び95%エタノール適量を使用した。処方量のCMGを適量のエタノールに溶解した。サンプル溶液を水浴で加熱し、溶融したPEG6000に加えた。サンプル溶液を50℃保温下で10℃の液体パラピールに滴下し、ピルに濃縮して、ピルを得た。
CMG5g、ポロキサマー50g及び95%エタノール適量を使用した。処方量のCMGを適量のエタノールに溶解し、反応液を溶融したポロキサマーに加えた。反応液を攪拌し、温度を維持して冷却したジメチコンに滴下し、ピルを製造した。
本発明者らの研究により、CMGがアストラガロサイドIVと同程度の薬理活性を有しつつ、溶解性は著しく改善し(アストラガロサイドIV:2〜4mg/100ml;CMG:40〜50mg/100ml)、また、CMGは優れた経口吸収特性を有することから、医薬品として開発する可能性があることが明らかになった。
摘出された心臓に対するCMGの強心効果
方法:Wistarラット(250〜280g)をクロラールハイドレート(360mg/kg;腹腔内)で麻酔した。舌下静脈からヘパリンナトリウム(1mg)を与え、ヘパリン化した。胸腔を切開し、心臓を迅速に摘出し、冷却したKrebs-Henselei (K−H)溶液に浸漬させた。ランゲンドルフ装置内で95%O+5%COの混合物をバブリングしたK−H溶液で、大動脈を介して心臓に逆行的に74水柱cmで潅流した。心尖部に固定された縫合糸は、ポリグラフ(RM6300、日本光電社製)及びデータ取得ワークステーション(MP150、BIOPAC System社製)、コンピューターランニングアクノレッジ(computer running Acknowldge (version 3.7.1) に接続された張力変換器に接続した。
結果
1.CMGが心拍数(HR)に及ぼす影響
CMG群とアストラガロサイドIV群の両方で心拍数が減少し、両者に有意差はなかった(表1)。
2.CMGが収縮性に及ぼす影響
CMG群とアストラガロサイドIV群の両方で収縮性が増強し、両者に有意差はなかった(表2)。
Figure 0005294509
Figure 0005294509
3.CMGが収縮性の変化率に及ぼす影響
CMG群とアストラガロサイドIV群の両方で収縮性の変化率が増加したが、両者に有意差はなかった(表3)。
Figure 0005294509
4.CMGが拡張力の変化率に及ぼす影響
CMG群とアストラガロサイドIV群の両方で拡張力の変化率が増加したが、両者に有意差はなかった(表4)。
Figure 0005294509
結論:CMGは、摘出されたラットの心臓において強心効果を示し、かつこの効果はアストラガロサイドIVと同程度であった。
麻酔した胸切開犬の血行動態に与えるCMGの影響
1.実験目的
静脈投与時に麻酔して胸を切開した犬における、心臓機能の様々な指標に対するアストラガロサイドIVと比較したCMGの影響を考察し、CMGのさらなる開発の根拠を提供することである。
2.実験材料
2.1 薬剤と調製
(1)CMG注射液:無色透明な液体、0.35mg/mL−1、製造番号:041230。天津薬物研究院創新センターから提供。
(2)アストラガロサイドIV注射液:無色透明な液体、1.5mg/mL−1、製造番号:041323。天津薬物研究院創新センターから提供。
2.2 実験動物
健康な雑種成犬を天津市郊区から購入した。
2.3 実験用機械
(1)RM−6300型8チャネルポリグラフレコーダー(日本光電社製)
(2)MFV−3200型電磁血液流量計(日本光電社製)
(3)MP−100データ取得ワークステーション(BIOPAC社製)
(4)SC−3型電動呼吸器(上海第四医療機器社製)
3.実験方法
ペントバルビタール30mg/kgを動物に静脈注射して麻酔した。気管挿管し、SC―3型電気呼吸器に連結し、陽性気圧で人工呼吸を行った。第IV肋間腔から左開胸し、心膜クレイドルに心臓を吊るし、大動脈基部を単離して、血流計のプローブ(直径12又は14mm)を固定し、心拍出量(CO)として大動脈血流を測定した。左冠動脈の回旋枝を単離し、血流計のプローブ(直径2又は2.5mm)を固定し、冠血流量(CBF)を測定した。心尖部を通してヘパリン生理食塩水を充填したPEカテーテルを左心室まで挿入し、左心室圧(LVP)及び左心室拡張末期圧(LVEDP)を測定した。LVPの陽性ピークと陰性ピークの第一変化(first derivatives)を(+LVdp/dt及び−LVdp/dt)をAknowledgeソフトウエアで計算した。大腿動脈を通して、PEカテーテルで、最大血圧(SBP)、最小血圧(DBP)及び平均動脈圧(MAP)を測定し、ECGIIは、AC−601GECG増幅器で測定した。上記アナログ信号をデータ取得ワークステーション(MP100、BIOPAC Systems)に入力し、Acknowledge(3.7.1バージョン)を使用したコンピュータに入力した。
手術が終わってから各指標が安定するまで、投与前の各データを記録し、静脈点滴投与を始めた。実験動物は一群6匹ずつの5群に分け、実験群にはそれぞれASP−IIを0.5、0.3、0.6mg/kgを投与し、通常コントロール群は溶媒を1ml/kg、陽性コントロール群にはアストラガロサイドIVを0.3mg/kgをそれぞれ投与した。送達量は一匹あたり15ml、送達速度は1ml/分であった。投薬を始めてから5、10、15、20、30、45、60、90、120分後に指標を記録した。実験が終わった後心臓を切除し、計量した。100グラム(hectogram)あたりの心筋血流(CF)、冠抵抗(CR)、心係数(CI)、左心室1回仕事量(LVW)及び全末梢血血管抵抗(TPR)を以下の式に基づいて計算した。
CF=CBF×300/心臓重量
CR=MAP/CF
CI=CO/0.11×(体重)2/3
LVW=CO×(MAP−5)×1.052×0.0136
TPR=MAP×79.92/CO
データは
Figure 0005294509
で表し、t検定で投薬前後の有意性を比較。対応のないt検定で2つの群の比較を行った。
4.実験結果
4.1 CMGが血圧、心拍数に与える影響
CMGを0.15、0.3、及び0.6mg/kg投与後120分以内のSBP、DBP、MAP及びHRには有意差はなかった。アストラガロサイドIV投与後の血圧は、投与前と比較して有意な変化はなかったのに対し、心拍数は少し減少した。
同じ用量(0.3mg/kg)のASP−IIとアストラガロサイドIVの間に有意な差はなかった。
4.2 CMGが左心室機能に与える影響(表5、6)
麻酔し、開胸した犬において対照溶剤を投与後120分以内にはLVP、LVEDP、LVW、LVdp/dtmaxに有意な変化はなかった。
LVP:CMGを0.15、0.3、0.6mg/kgの用量での静脈投与後には、左心室圧力に有意な変化はなかった。
LVEDP:CMGを0.15、0.3、0.6mg/kg投与後、LVEDPは用量依存的に低下し、LVEDPは、最大それぞれ1.1±0.4、1.5±0.8、2.1±0.5mmHg(p<0.01)ずつ低下し、この効果は2h以上持続した。
LVW:CMGを0.15、0.3、0.6mg/kg投与後、左心室機能に有意な変化はなかった。
±LVdp/dtmax:CMGを0.15mg/kg投与後、120分以内に±LVdp/dtmaxに有意な変化はなかった。LVdp/dtmaxは、CMGをそれぞれ0.3、0.6mg/kg投与後5〜10分後に最大12.0±5.0、22.6±11.8%(p<0.01)上昇したが、− LVdp/dtmaxには有意な変化はなかった。
アストラガロサイドIVの投与後、LVSP、LVW、−LVdp/dtmax には有意な変化はなく、+LVdp/dtmaxが著しく増加したが、LVEDPが著しく低下した。同じ用量(0.3mg/kg)のCMGとアストラガロサイドIVに有意な差はなかった。
4.3 CMGが心臓機能と全抹消血抵抗に及ぼす影響(表7)
生理食塩水を静脈内投与した麻酔し開胸した犬において、投与後120分以内にCO、CIとTPRに有意な変化はなかった。
CO、CI:CMGを0.15、0.3、0.6mg/kg静脈内に投与後、120分以内にCO、CIに有意な変化はなかった。
TPR:CMGを0.15、0.3、0.6mg/kg静脈内に投与後、120分以内に全抹消血抵抗に有意な変化はなかった。
コントロール薬剤としてのアストラガロサイドIVはCO、CI、TPRに顕著な効果がなかった。同じ用量のCMGと比べても有意な変化はなかった。
4.4 冠血流と冠抵抗に及ぼす影響(表8)
麻酔し開胸した犬において、生理食塩水投与後120分以内にCF、CRに有意な変化はなかった。
CMGを0.15、0.3、0.6mg/kg静脈内投与後でも120分以内にCF、CRに有意な変化はなかった。
アストラガロサイドIVの静脈内投与後にも120分以内にCF、CRに有意な変化はなかった。
結論
CMGを0.15mg/kgを一回投与した後は、LVEDP以外の各血液動態指標に有意な変化はなかった。0.3、0.6mg/kg投与群ではLVEDPが顕著に低下し、+LVdp/dtmaxが増加したが、他の血液動態指標には有意な変化はなかった。
コントロール薬剤のアストラガロサイドIVはLVEDPを顕著に低下させ、+LVdp/dtを上昇させたが、同じ用量のCMGに比べて麻酔し開胸した犬の各指標に与える影響に有意差はなかった。
CMGは麻酔した犬の各血液動態指標を有効に改善した。その効果は同じ用量のアストラガロサイドIVと同程度であった。
Figure 0005294509
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Claims (18)

  1. 以下のステップを含むことを特徴とするシクロアストラゲノール−6−O−β−D−グルコシドの製造方法:
    a.アストラガロサイドIV又は常法により調製したオウギエキスを原料として使用し、溶媒を添加して、原料液を調製するステップであって、
    原料がアストラガロサイドIVである場合、溶液中のアストラガロサイドIVの濃度が0.01〜0.1%W/Vであり、原料がオウギエキスである場合、エキス:溶液の比が1:2〜1:1000W:Vであり、
    前記溶媒が、水、低級アルコール、及び含水低級アルコールからなる群から選択される溶媒である、ステップ;
    b.加水分解酵素を添加し、一定温度で加水分解し、加水分解液を得るステップであって、該加水分解酵素が、β−グリコシダーゼ、β−グルコシダーゼ、並びにこれらの酵素のうちの1つとセルラーゼ、グルカナーゼ、キシラナーゼ、グルコアミラーゼ、ペクチナーゼ及びアミラーゼから選択される1又は2種以上の酵素との混合物から選択され;基質がアストラガロサイドIVである場合、基質と酵素の比が1:1〜1:50W:Wであり;
    基質がオウギエキスである場合酵素と基質の比が1:100〜10:1W:Wであるステップ;
    c.前記加水分解液をマクロ多孔性吸着樹脂により分離するステップであって、原料がオウギエキスである場合、原料:樹脂の比が1:20〜4:1g:mlであり;原料がアストラガロサイドIVである場合、原料:樹脂の比が0.1:1〜20:1mg:mlであるステップ;及び
    d.分離された前記産物を精製するステップ。
  2. ステップaにおいて、原料がオウギエキスである場合、エキス:溶液の比が1:15〜1:1000W:Vであることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. ステップbにおいて、加水分解酵素がβ−グリコシダーゼ、β−グルコシダーゼ、又はキシラナーゼであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 加水分解酵素がキシラナーゼであることを特徴とする、請求項に記載の方法。
  5. ステップbにおいて、原料がオウギエキスである場合、酵素と基質の比が1:50〜10:1W:Wであることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の方法。
  6. ステップcにおいて、原料がオウギエキスである場合、原料:樹脂の比が1:10〜3:1g:mlであることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の方法。
  7. ステップcにおいて、原料がアストラガロサイドIVの場合、原料:樹脂の比が2:1〜10:1mg:mlであることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の方法。
  8. 低級アルコールが、炭素数1〜3の一価アルコールであることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の方法。
  9. 低級アルコールが、エタノール及びメタノールからなる群から選択されることを特徴とする、請求項に記載の方法。
  10. 低級アルコールがエタノールであることを特徴とする、請求項に記載の方法。
  11. 原料溶液中のアルコール濃度が1〜30%V/Vであることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の方法。
  12. 原料溶液中のアルコール濃度が、5〜20%V/Vであることを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  13. 加水分解が、40〜55℃の一定温度で、12〜72時間行われ、その溶液のpH値が4〜7であることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の方法。
  14. 加水分解が、48〜72時間行われることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. 以下のステップを含む工程により分離を行うことを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の方法:
    加水分解液をスチレン骨格を有するマクロ多孔性吸着樹脂に供し、まず1〜2カラム体積の水、次に1〜2カラム体積の0.5〜2%のアルカリ性溶液、その次に1〜3カラム体積の20〜40%エタノール溶液、最後に1〜3カラム体積の70〜95%のエタノールで溶出し、高濃度のエタノールで溶出した溶出液部分を回収し、その後減圧濃縮するステップ。
  16. 以下のステップを含む工程により精製を行うことを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の方法:
    分離された産物を濾過し、低級アルコール又は含水低級アルコールに再溶解し、濾過し、濾過液を濃縮して結晶が析出するまで放置し、濾過して結晶を得た後、それを低級アルコール又は含水低級アルコールで再結晶を行い、95%を超える純度のシクロアストラゲノール−6−O−β−D−グルコシドを得るステップ。
  17. 再結晶用の低級アルコールが、炭素数1〜5の一価アルコール及び多価アルコールからなる群から選択されることを特徴とする、請求項16に記載の方法。
  18. 再結晶用の低級アルコールが、メタノール及びエタノールからなる群から選択されることを特徴とする、請求項17に記載の方法。
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