JP5293818B2 - 電池の内部状態検出装置、及び方法 - Google Patents
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Description
本発明は、電池の内部状態の変化を検出する装置及び方法に関し、より詳細には、電池内部で発生する弾性波を正確に検出することにより、電池内部の反応状態を把握する技術に関する。
リチウムイオン二次電池、ニッケル水素電池等、充放電可能に構成される電池の内部の状態変化を検出することにより電池内部の反応状態、電池の劣化状態等、電池の内部状態の変化を可視化する技術が用いられている。
特にリチウムイオン二次電池では、充電時、エージング時等に、電解液の分解、水分混入、電極表面へのSEI皮膜形成等に伴う気泡の発生、リチウムイオンのインターカレーションによる材料結晶構造変化、及び、粒子間距離の変化等、電池の内部状態の変化により電池内部に微小な弾性波が発生することが知られている。
特にリチウムイオン二次電池では、充電時、エージング時等に、電解液の分解、水分混入、電極表面へのSEI皮膜形成等に伴う気泡の発生、リチウムイオンのインターカレーションによる材料結晶構造変化、及び、粒子間距離の変化等、電池の内部状態の変化により電池内部に微小な弾性波が発生することが知られている。
特許文献1には、電池内部に発生する弾性波をAE(アコースティックエミッション)センサ、AEセンサからの信号を解析する装置を含む検出装置を用いて検出し、弾性波の特徴を解析することにより電池の内部状態を検出する技術が開示されている。前記検出装置によって検出された弾性波の特徴を解析することにより、化学反応に伴う気泡の発生、又は電池劣化に伴う構成物の破壊等、電池の内部状態の変化の有無を検出できる。
しかしながら、特許文献1に記載の検出装置では、電池からAEセンサに伝達されるまでの間の弾性波の減衰は十分に考慮されておらず、電池内部の化学反応等により発生する微小な弾性波を確実に検出することは困難であった。
しかしながら、特許文献1に記載の検出装置では、電池からAEセンサに伝達されるまでの間の弾性波の減衰は十分に考慮されておらず、電池内部の化学反応等により発生する微小な弾性波を確実に検出することは困難であった。
また、電池内部での化学反応は電池性能に大きく関わるため、製造工程において電池内部の化学反応の分布、強度等を局所的に把握することが求められる。特に、反応の位置情報を正確に把握して、不具合を可視化し、電池の材料・設計・製造・制御等に伴う課題を解決することが求められている。
しかし、特許文献1に開示される検出装置では、電池内部に変化(気泡の発生、破壊等)が生じた位置を正確に把握することは不可能であった。
以上のように、従来の検出装置では、電池の内部状態の変化を正確に把握することは困難であった。
特開平7−6795号公報
しかし、特許文献1に開示される検出装置では、電池内部に変化(気泡の発生、破壊等)が生じた位置を正確に把握することは不可能であった。
以上のように、従来の検出装置では、電池の内部状態の変化を正確に把握することは困難であった。
本発明は、電池内部の反応に伴う微小な弾性波を検出し、電池の内部状態の変化を正確に把握することが可能な電池の内部状態検出装置を提供することを課題とする。
本発明の第一態様に係る電池の内部状態検出装置は、前記電池に押圧力を付与する拘束部材と、前記電池と前記拘束部材との間に配置される非金属板と、前記非金属板に固定される複数のAEセンサと、を具備し、前記拘束部材によって前記電池に押圧力が付与され、前記複数のAEセンサによって、前記電池内に発生する弾性波を検出し、前記検出された弾性波を解析することによって前記電池の内部状態を検出する。
前記電池の内部状態検出装置において、予め複数の波形パターンが記憶されている記憶手段をさらに備え、前記弾性波の解析は、前記検出された弾性波の波形パターンと前記複数の波形パターンとを比較することにより行われることが好ましい。
前記電池の内部状態検出装置において、前記拘束部材と前記非金属板との間に配置される弾性部材をさらに具備することが好ましい。
前記電池の内部状態検出装置において、前記電池と前記非金属板との間に配置される接触媒質をさらに具備することが好ましい。
本発明の第二態様に係る電池の内部状態検出方法は、前記電池に非金属板を接触させた状態で配置し、当該非金属板を介して前記電池に押圧力が付与され、前記非金属板に、前記電池内で発生する弾性波を検出するAEセンサを複数固定し、前記複数のAEセンサによって検出される前記電池内で発生する弾性波を解析することによって、前記電池の内部状態を検出する。
前記電池の内部状態検出方法において、前記弾性波の解析は、当該検出された弾性波の波形パターンと予め用意された複数の波形パターンとを比較することにより行われることが好ましい。
本発明によれば、電池内部の反応に伴う微小な弾性波を検出し、電池の内部状態の変化を正確に把握することができる。
1 電池
5 拘束板
10 検出装置
11 硬質非金属板
12 接触媒質
13 AEセンサ
14 弾性膜
15 AE信号解析装置
5 拘束板
10 検出装置
11 硬質非金属板
12 接触媒質
13 AEセンサ
14 弾性膜
15 AE信号解析装置
以下に、図面を参照して、本発明に係る内部状態検出装置の検出対象である電池の実施の一形態である電池1について説明する。電池1は、リチウムイオン二次電池である。
なお、検出対象としての電池1は、リチウムイオン二次電池に限定されず、例えばニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池等でも適用可能である。
なお、検出対象としての電池1は、リチウムイオン二次電池に限定されず、例えばニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池等でも適用可能である。
図1に示すように、電池1は、発電要素2、容器3等を含み、発電要素2を容器3内に収納してなる。
発電要素2は、正極と負極とを扁平状に捲回してなる捲回体、又は正極と負極とを積層してなる積層体からなる電極体に電解液を含浸させることによって充放電要素となる。前記電解液としては、EC(エチレンカーボネート)、DMC(ジメチルカーボネート)等が挙げられる。
容器3は、発電要素2を収納する缶状の容器であり、発電要素2に応じた形状(より具体的には、幅広面を対向させてなる角缶形状)に形成される。容器3の前記幅広面を除いた外周部からは、外部端子4・4が外方に突出して設けられる。
外部端子4・4は、外部と電気的に接続する経路であり、容器3の内部においてそれぞれ発電要素2の正極及び負極と電気的に接続されている。
なお、電池1の構成は上記の缶状のものに限定されず、幅広面として形成される平面を対向させた形状を有するものであれば良く、ラミネート状等の形態でも良い。
発電要素2は、正極と負極とを扁平状に捲回してなる捲回体、又は正極と負極とを積層してなる積層体からなる電極体に電解液を含浸させることによって充放電要素となる。前記電解液としては、EC(エチレンカーボネート)、DMC(ジメチルカーボネート)等が挙げられる。
容器3は、発電要素2を収納する缶状の容器であり、発電要素2に応じた形状(より具体的には、幅広面を対向させてなる角缶形状)に形成される。容器3の前記幅広面を除いた外周部からは、外部端子4・4が外方に突出して設けられる。
外部端子4・4は、外部と電気的に接続する経路であり、容器3の内部においてそれぞれ発電要素2の正極及び負極と電気的に接続されている。
なお、電池1の構成は上記の缶状のものに限定されず、幅広面として形成される平面を対向させた形状を有するものであれば良く、ラミネート状等の形態でも良い。
電池1の充電時には、容器3を外側から拘束した状態で、外部端子4・4に電源を接続し、発電要素2に適宜の電気エネルギーを加えることによって、発電要素2内で化学反応が起こる。この化学反応により、電池1が充電される。
具体的には、図1に示すように、容器3の幅広面を両側から押圧する拘束板5・5を用いて、電池1に押圧力を付与した状態で、電池1の充電が行われる。拘束板5・5は、電池1に対して押圧力を付与する拘束部材であり、電池1の被押圧面よりも大きい面積を有する板状の部材である。
このとき、電池1の内部では、(1)電解液の分解、(2)電極表面へのSEI皮膜形成、(3)リチウムイオンのインターカレーションによる材料結晶構造変化、(4)粒子間距離の変化等の反応が起こり、内部状態に変化が生じる。また、これら(1)〜(4)の各反応に伴い、電池1の内部に微小な弾性波Wが発生する。
具体的には、図1に示すように、容器3の幅広面を両側から押圧する拘束板5・5を用いて、電池1に押圧力を付与した状態で、電池1の充電が行われる。拘束板5・5は、電池1に対して押圧力を付与する拘束部材であり、電池1の被押圧面よりも大きい面積を有する板状の部材である。
このとき、電池1の内部では、(1)電解液の分解、(2)電極表面へのSEI皮膜形成、(3)リチウムイオンのインターカレーションによる材料結晶構造変化、(4)粒子間距離の変化等の反応が起こり、内部状態に変化が生じる。また、これら(1)〜(4)の各反応に伴い、電池1の内部に微小な弾性波Wが発生する。
[第一実施形態]
上述のように、充電工程において電池1内に発生する微小な弾性波Wを、検出装置10を用いて検出する。
検出装置10は、電池1内で発生する弾性波Wを検出することにより、電池1の内部での反応に起因する状態変化を検出し、かつ、その内部状態の変化が発生した位置を検出する装置である。
図1に示すように、検出装置10は、硬質非金属板11、接触媒質12、複数のAEセンサ13・13・・・、弾性膜14、AE信号解析装置15等を具備する。
上述のように、充電工程において電池1内に発生する微小な弾性波Wを、検出装置10を用いて検出する。
検出装置10は、電池1内で発生する弾性波Wを検出することにより、電池1の内部での反応に起因する状態変化を検出し、かつ、その内部状態の変化が発生した位置を検出する装置である。
図1に示すように、検出装置10は、硬質非金属板11、接触媒質12、複数のAEセンサ13・13・・・、弾性膜14、AE信号解析装置15等を具備する。
硬質非金属板11は、検出装置10の検出対象である電池1の形状に応じた形状(長方形状)を有する非磁性、非導電性、かつ、非金属の硬質材料からなる平板部材である。硬質非金属板11は、電池1に接触した状態で配置される。硬質非金属板11は、電池1内で発生する弾性波Wの減衰を抑制する部材であり、弾性波Wを各AEセンサ13に良好に伝達させる特性を有する。
硬質非金属板11の材料としては、セラミック、ガラス等が挙げられる。また、図1に示すように、拘束方向から見た硬質非金属板11の大きさは電池1のものよりも大きく形成されている。
このように、検出装置10において、電池1に対して硬質非金属板11を介在させることにより、電池1の内部で発生した弾性波Wの減衰を抑制し、良好に伝達することが可能となる。また、硬質非金属板11に非磁性、非導電性、かつ、非金属の材料を用いることによって、磁界、静電容量遊動電流の発生が電池1の内部反応に及ぼす影響を軽減することが可能となる。
硬質非金属板11の材料としては、セラミック、ガラス等が挙げられる。また、図1に示すように、拘束方向から見た硬質非金属板11の大きさは電池1のものよりも大きく形成されている。
このように、検出装置10において、電池1に対して硬質非金属板11を介在させることにより、電池1の内部で発生した弾性波Wの減衰を抑制し、良好に伝達することが可能となる。また、硬質非金属板11に非磁性、非導電性、かつ、非金属の材料を用いることによって、磁界、静電容量遊動電流の発生が電池1の内部反応に及ぼす影響を軽減することが可能となる。
接触媒質12は、電池1と硬質非金属板11との間に介在し、これらの密着性を向上させる部材である。接触媒質12は、電池1と硬質非金属板11との接触領域の全域に亘って設けられている。
接触媒質12は、電池1から硬質非金属板11に弾性波Wを効率的に伝達するために、電池1の外装、硬質非金属板11等と音響インピーダンスの近い材料からなることが好ましく、接触媒質12の材料としては、グリス、オイル等が挙げられる。
接触媒質12は、電池1から硬質非金属板11に弾性波Wを効率的に伝達するために、電池1の外装、硬質非金属板11等と音響インピーダンスの近い材料からなることが好ましく、接触媒質12の材料としては、グリス、オイル等が挙げられる。
AEセンサ13・13・・・は、圧電セラミックス等をセンシングデバイスとする弾性波検出器であり、電池1内部で発生する弾性波Wを検出する。各AEセンサ13は、硬質非金属板11の所定位置に固定される。各AEセンサ13は、AE信号解析装置15と電気的に接続されるとともに、AE信号解析装置15に弾性波Wの検出データ(AE信号)として、信号強度、周波数、持続時間、振幅等の情報を伝送する。
本実施形態では、四つのAEセンサ13を、矩形状に形成される硬質非金属板11の四隅に配置している。つまり、四つのAEセンサ13のそれぞれにより同一の弾性波Wを検出し、四つそれぞれの検出データに基づいて弾性波Wの発生位置を正確に検出する構成である。
なお、電池1内で発生した弾性波Wを検出する手段は、AEセンサ13に限定されるものではなく、同様の機能を有するものであれば代用可能である。
本実施形態では、四つのAEセンサ13を、矩形状に形成される硬質非金属板11の四隅に配置している。つまり、四つのAEセンサ13のそれぞれにより同一の弾性波Wを検出し、四つそれぞれの検出データに基づいて弾性波Wの発生位置を正確に検出する構成である。
なお、電池1内で発生した弾性波Wを検出する手段は、AEセンサ13に限定されるものではなく、同様の機能を有するものであれば代用可能である。
弾性膜14は、可撓性を有する弾性部材であり、風船状の膜により構成される。弾性膜14は、拘束板5と硬質非金属板11との間に介装される。
弾性膜14の材料としては、一般的に可撓性膜の材料として用いられるポリプロピレンフィルム等が挙げられる。また、図1に示すように、拘束方向から見た弾性膜14の大きさは電池1のものと同程度の大きさに構成されており、硬質非金属板11の四隅に配置されるAEセンサ13・13・13・13は、弾性膜14の外側に位置する。
また、弾性膜14の内部には、硬質非金属板11と音響インピーダンスの異なる空気等のガスが充填されている。
弾性膜14の材料としては、一般的に可撓性膜の材料として用いられるポリプロピレンフィルム等が挙げられる。また、図1に示すように、拘束方向から見た弾性膜14の大きさは電池1のものと同程度の大きさに構成されており、硬質非金属板11の四隅に配置されるAEセンサ13・13・13・13は、弾性膜14の外側に位置する。
また、弾性膜14の内部には、硬質非金属板11と音響インピーダンスの異なる空気等のガスが充填されている。
検出装置10において、拘束板5からの押圧力は弾性膜14を介して硬質非金属板11及び電池1に伝達される構成である。つまり、弾性膜14は、拘束板5と硬質非金属板11との間に空隙を設け、拘束板5から付与される圧力をパスカルの原理により均一に硬質非金属板11に伝えるとともに、硬質非金属板11から伝達される弾性波Wが外部に拡散することを抑制する。
また、内部に硬質非金属板11と音響インピーダンスの異なるガスが充填される弾性膜14を介して押圧することにより、図2に示すように、硬質非金属板11と弾性膜14との界面において、硬質非金属板11内を伝播してきた弾性波Wが硬質非金属板11内に反射し、減衰することがないため、効率よくAEセンサ13へと伝播させることができる。
また、内部に硬質非金属板11と音響インピーダンスの異なるガスが充填される弾性膜14を介して押圧することにより、図2に示すように、硬質非金属板11と弾性膜14との界面において、硬質非金属板11内を伝播してきた弾性波Wが硬質非金属板11内に反射し、減衰することがないため、効率よくAEセンサ13へと伝播させることができる。
以上のように、電池1は、硬質非金属板11、接触媒質12、弾性膜14を介して拘束板5・5に拘束されている。これにより、電池1内で発生する微小な弾性波Wは、電池1から接触媒質12を介して硬質非金属板11内に伝播され、弾性膜14によって硬質非金属板11内に反射されながら、硬質非金属板11内を伝播し、各AEセンサ13に伝達される。
従って、検出装置10において、電池1内部の反応に伴って発生する微小な弾性波Wを各AEセンサ13に良好に伝達することが可能となり、AEセンサ13にて弾性波Wを確実に検出することが可能となる。
従って、検出装置10において、電池1内部の反応に伴って発生する微小な弾性波Wを各AEセンサ13に良好に伝達することが可能となり、AEセンサ13にて弾性波Wを確実に検出することが可能となる。
AE信号解析装置15は、各AEセンサ13によって検出される強度、周波数、持続時間、振幅等の情報(検出データ)を時系列に沿って取り出し、その波形から初期微動発生時期を推定するとともに、各AEセンサ13から同一反応現象の信号の到達時間差を求めることによって反応位置を特定する。
AE信号解析装置15は、弾性波Wの波形パターンPをパターンマッチングすることにより、反応の種類を特定するとともに、その初期微動発生時期を推定する方法を用いて、反応位置を特定するものである。波形パターンPは、AEセンサ13により得られる検出データを時系列に沿ってプロットした波形の外郭付近を結んで出来る図形パターンである。
より具体的には、図3及び図4に示すように、AE信号解析装置15内では、以下のように解析が行われる。
AE信号解析装置15は、弾性波Wの波形パターンPをパターンマッチングすることにより、反応の種類を特定するとともに、その初期微動発生時期を推定する方法を用いて、反応位置を特定するものである。波形パターンPは、AEセンサ13により得られる検出データを時系列に沿ってプロットした波形の外郭付近を結んで出来る図形パターンである。
より具体的には、図3及び図4に示すように、AE信号解析装置15内では、以下のように解析が行われる。
図3に示すように、AE信号解析装置15には、(1)電解液の分解、(2)電極表面へのSEI皮膜形成、(3)リチウムイオンのインターカレーションによる材料結晶構造変化、(4)粒子間距離の変化等の各種反応によって発生する弾性波Wの情報が個別の波形パターンP1・P2・P3・・・として記憶されている。つまり、AE信号解析装置15は、個別の波形パターンP1・P2・P3・・・を記憶する記憶手段としての機能を備えている。
例えば、予め実験、シミュレーション等を行うことにより、図4に示すように、(1)電解液の分解に起因する内部ガスの発生による弾性波W1を、AEセンサ13により検出し、持続時間t1、振幅L1により形成される波形の外郭付近を結んで出来る図形パターンを波形パターンP1としてAE信号解析装置15に記憶することが可能である。このようにして、AE信号解析装置15は、反応毎に波形パターンP2・P3・・・を記憶している。
なお、このときの初期微動発生時期は図4中に点t0で示すタイミングであるが、閾値Thを設定する一般的な手法による初期微動発生時期は点t0’で示すタイミングとなる。このように、波形パターンP1・P2・・・を用いたパターンマッチングによればより正確な初期微動発生時期を推定できる。
例えば、予め実験、シミュレーション等を行うことにより、図4に示すように、(1)電解液の分解に起因する内部ガスの発生による弾性波W1を、AEセンサ13により検出し、持続時間t1、振幅L1により形成される波形の外郭付近を結んで出来る図形パターンを波形パターンP1としてAE信号解析装置15に記憶することが可能である。このようにして、AE信号解析装置15は、反応毎に波形パターンP2・P3・・・を記憶している。
なお、このときの初期微動発生時期は図4中に点t0で示すタイミングであるが、閾値Thを設定する一般的な手法による初期微動発生時期は点t0’で示すタイミングとなる。このように、波形パターンP1・P2・・・を用いたパターンマッチングによればより正確な初期微動発生時期を推定できる。
AE信号解析装置15では、波形パターンP1・P2・P3・・・を用いて、AEセンサ13・13・・・により検出される弾性波Wの波形パターンPと、波形パターンP1・P2・P3・・・とを比較し、反応を特定することによって、電池1内で発生する各反応の初期微動発生時期を的確に推定することが可能となる。
本実施形態において、「波形パターンを比較する」とは、検出された波形パターンPと予め用意された複数の波形パターンP1・P2・P3・・・とのマッチングを行うことを意味し、例えば、ある波形パターンPが波形パターンの相似形である、又は複数の波形パターンの複合形である等を解析し、波形パターンPの組成を推定することを意味する。
本実施形態において、「波形パターンを比較する」とは、検出された波形パターンPと予め用意された複数の波形パターンP1・P2・P3・・・とのマッチングを行うことを意味し、例えば、ある波形パターンPが波形パターンの相似形である、又は複数の波形パターンの複合形である等を解析し、波形パターンPの組成を推定することを意味する。
また、AE信号解析装置15は、上記のような波形パターンPのパターンマッチングにより特定される各反応から、同一の反応を抽出するとともに、その初期微動の発生時期を推定し、係る反応が発生した位置を特定する。
例えば、各AEセンサ13及びAE信号解析装置15によって同一の反応として抽出された同一の弾性波Wに対して、初期微動が発生するまでの時間差、及び各AEセンサ13の配置位置等に基づいて、三角測量法等の公知の位置特定手法により、その発生位置を二次元的に特定する方法が採用できる。
例えば、各AEセンサ13及びAE信号解析装置15によって同一の反応として抽出された同一の弾性波Wに対して、初期微動が発生するまでの時間差、及び各AEセンサ13の配置位置等に基づいて、三角測量法等の公知の位置特定手法により、その発生位置を二次元的に特定する方法が採用できる。
以上のように、検出装置10では、各AEセンサ13によって検出される弾性波WをAE信号解析装置15により解析することによって、電池1内での反応の種類、及び反応位置について正確に把握することができる。
電池1の充電工程において検出装置10によって検出された検出結果の活用手段としては、例えば、図5に示すように、電池1の一部に充電反応の少ない箇所(図5中に示す領域A)がある場合に、電池1の製造工程における充電工程の上工程における不具合(発電要素2における電極活物質の偏り、電極材料の塗工偏り等)として判定することができ、係る不具合を解消することによって製造工程の精度向上に寄与できる。
ここで、発電要素2は、電極活物質、結着剤、導電剤等を均一に混練して合剤を製造する工程、前記合剤を集電箔に塗工する工程、前記集電箔上に塗工された前記合剤を乾燥する工程、前記集電箔及び合剤をロールプレスする工程等を経て製造されている。
つまり、発電要素2に関するこれらの製造工程における製造バラツキ、充電時の性能バラツキ等を検査するために、検出装置10を活用することができる。さらに、検出装置10によって検出された結果を参考にして、電池1を構成する各構成材料の設計、電池1を製造する各工程での製造精度等を見直すことが容易となる。
つまり、発電要素2に関するこれらの製造工程における製造バラツキ、充電時の性能バラツキ等を検査するために、検出装置10を活用することができる。さらに、検出装置10によって検出された結果を参考にして、電池1を構成する各構成材料の設計、電池1を製造する各工程での製造精度等を見直すことが容易となる。
[第二実施形態]
電池1の内部に発生する弾性波Wを検出するために検出装置20を用いても良い。
検出装置20は、図6に示すように、硬質非金属板21、接触媒質22、AEセンサ23・23・23・23、弾性膜24、AE信号解析装置25等を具備する。
電池1の内部に発生する弾性波Wを検出するために検出装置20を用いても良い。
検出装置20は、図6に示すように、硬質非金属板21、接触媒質22、AEセンサ23・23・23・23、弾性膜24、AE信号解析装置25等を具備する。
硬質非金属板21は、検出装置10の硬質非金属板11と略同形態のものであり、同様の作用効果を奏するものである。図6に示すように、拘束方向から見た硬質非金属板21の大きさは電池1のものと同程度に形成されている。
接触媒質22は、検出装置10の接触媒質12と同形態のものであり、同様の作用効果を奏するものである。接触媒質22は、電池1と硬質非金属板21との間に介在する。
各AEセンサ23は、検出装置10のAEセンサ13と同形態のものであり、同様の作用効果を奏するものである。各AEセンサ23は、電池1内部で発生する弾性波Wを検出する。各AEセンサ23は、硬質非金属板21の四隅に配置され、固定されている。各AEセンサ23は、AE信号解析装置25と電気的に接続されている。
弾性膜24は、検出装置10の弾性膜14と同形態のものであり、同様の作用効果を奏するものである。図6に示すように、拘束方向から見た弾性膜24の大きさは硬質非金属板21のものと同程度に構成されており、弾性膜24の内部に四つのAEセンサ23が配置されている。
つまり、検出装置20では、AEセンサ23・23・23・23を弾性膜24の内側に配置し、各AEセンサ23が電池1での反応発生箇所の四隅に位置するように配置している。これにより、電池1の内部で発生する反応をより直接的に検出することが可能となり、検出精度を向上できる。
なお、各AEセンサ23から延出される信号線は弾性膜24を貫通するが、係る貫通箇所における気密性は十分に確保されているものとする。
つまり、検出装置20では、AEセンサ23・23・23・23を弾性膜24の内側に配置し、各AEセンサ23が電池1での反応発生箇所の四隅に位置するように配置している。これにより、電池1の内部で発生する反応をより直接的に検出することが可能となり、検出精度を向上できる。
なお、各AEセンサ23から延出される信号線は弾性膜24を貫通するが、係る貫通箇所における気密性は十分に確保されているものとする。
AE信号解析装置25は、検出装置10のAE信号解析装置15と同形態のものであり、同様の作用効果を奏するものである。AE信号解析装置25は、各AEセンサ23によって検出される検出データに基づいて、初期微動発生時期を推定するとともに、各AEセンサ23から同一反応現象の信号の到達時間差を求めることによって反応位置を特定する。
AE信号解析装置25における解析手法は、AE信号解析装置15と同一である。
AE信号解析装置25における解析手法は、AE信号解析装置15と同一である。
[第三実施形態]
電池1の内部に発生する弾性波Wを検出するために検出装置30を用いても良い。
検出装置30は、図7に示すように、電池1の幅広面の両面側に、検出装置10の硬質非金属板11、接触媒質12、AEセンサ13・13・13・13、弾性膜14の各構成を具備する。検出装置30は、さらにAE信号解析装置35を具備する。AE信号解析装置35は、合計八つのAEセンサ13と電気的に接続され、各AEセンサ13からの検出データに基づいて弾性波Wを解析する。
つまり、検出装置30は、電池1の内部で発生する微小な弾性波Wを、電池1の両面側に向けて伝播させて検出する構成である。これによれば、AE信号解析装置35によって電池1内部の反応位置を三次元的に特定することが可能となり、反応をより厳密に把握することが可能となる。
また、電池1の両面側に弾性膜14・14を配置することによって、拘束板5・5と電池1とが弾性膜14・14によって隔離された状態となる。これにより、弾性波Wが検出装置30の検出可能範囲外に拡散することを抑止でき、電池1の内部の反応に起因する弾性波Wをより厳密に検出することが可能となり、検出可能な反応の種類が増加する。
電池1の内部に発生する弾性波Wを検出するために検出装置30を用いても良い。
検出装置30は、図7に示すように、電池1の幅広面の両面側に、検出装置10の硬質非金属板11、接触媒質12、AEセンサ13・13・13・13、弾性膜14の各構成を具備する。検出装置30は、さらにAE信号解析装置35を具備する。AE信号解析装置35は、合計八つのAEセンサ13と電気的に接続され、各AEセンサ13からの検出データに基づいて弾性波Wを解析する。
つまり、検出装置30は、電池1の内部で発生する微小な弾性波Wを、電池1の両面側に向けて伝播させて検出する構成である。これによれば、AE信号解析装置35によって電池1内部の反応位置を三次元的に特定することが可能となり、反応をより厳密に把握することが可能となる。
また、電池1の両面側に弾性膜14・14を配置することによって、拘束板5・5と電池1とが弾性膜14・14によって隔離された状態となる。これにより、弾性波Wが検出装置30の検出可能範囲外に拡散することを抑止でき、電池1の内部の反応に起因する弾性波Wをより厳密に検出することが可能となり、検出可能な反応の種類が増加する。
なお、第一〜第三実施形態において、AEセンサを電池1の幅広面の一面に対して四つ配置する形態について示しているが、AEセンサの配置個数は限定されるものではなく、同一箇所から発生する弾性波Wの発生箇所を特定可能とされる三つ以上であれば良く、その配置個数は、電池1の形態、AEセンサの検出能力等に応じて適宜選択可能である。
また、第一〜第三実施形態の検出装置は、充電工程における電池1の内部状態の変化を検出している例を示しているが、これら検出装置10・20・30の適用範囲は、充電工程に限らず、例えば拘束板5・5と同様の機能を有し、電池1に押圧力を付与する別の拘束部材を用いて拘束した状態で行われるエージング工程等における電池1の内部状態の変化を検出することも可能である。
本発明は、電池内部の反応状態を把握する技術に利用でき、特に、電池内部での反応に伴って発生する微小な弾性波を的確に検出する技術に適している。
Claims (6)
- 電池の内部状態を検出する装置であって、
前記電池に押圧力を付与する拘束部材と、
前記電池と前記拘束部材との間に配置される非金属板と、
前記非金属板に固定される複数のAEセンサと、を具備し、
前記拘束部材によって前記電池に押圧力が付与され、
前記複数のAEセンサによって、前記電池内に発生する弾性波を検出し、
前記検出された弾性波を解析することによって前記電池の内部状態を検出する電池の内部状態検出装置。 - 前記電池の内部状態検出装置は、予め複数の波形パターンが記憶されている記憶手段をさらに備え、
前記弾性波の解析は、前記検出された弾性波の波形パターンと前記複数の波形パターンとを比較することにより行われる請求項1に記載の電池の内部状態検出装置。 - 前記拘束部材と前記非金属板との間に配置される弾性部材をさらに具備する請求項1又は2に記載の電池の内部状態検出装置。
- 前記電池と前記非金属板との間に配置される接触媒質をさらに具備する請求項1〜3の何れか一項に記載の電池の内部状態検出装置。
- 電池の内部状態を検出する方法であって、
前記電池に非金属板を接触させた状態で配置し、当該非金属板を介して前記電池に押圧力が付与され、
前記非金属板に、前記電池内で発生する弾性波を検出するAEセンサを複数固定し、
前記複数のAEセンサによって検出される前記電池内で発生する弾性波を解析することによって、前記電池の内部状態を検出する電池の内部状態検出方法。 - 前記弾性波の解析は、当該検出された弾性波の波形パターンと予め用意された複数の波形パターンとを比較することにより行われる請求項5に記載の電池の内部状態検出方法。
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