JP5293624B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関する。
特許文献1には従来のコネクタが開示されている。このものは、互いに嵌合可能な第1、第2ハウジングを備えている。第1ハウジングは嵌合筒部を有し、第2ハウジングは嵌合筒部に内嵌されるフード部を有している。嵌合筒部の外周面には、複数のガイドリブが前後方向に延出して形成され、フード部の内周面には、各ガイドリブと対応する位置に、複数のガイド溝が前後方向に延出して形成されている。両ハウジングの嵌合過程では、各ガイドリブが対応するガイド溝に嵌合してガイド溝の溝面を摺動し、これによって両ハウジングの嵌合動作が案内されるようになっている。
特開2008−66030号公報
ところで、上記従来のコネクタでは、各ガイドリブが対応するガイド溝に同じタイミングで嵌合され、ガイドリブとガイド溝との間の隙間も全て同じ大きさに揃えられていた。この場合、ガイド溝は、ガイドリブを円滑に受け入れ可能となるようある程度大きめの溝幅にならざるを得ず、ガイドリブがガイド溝内でがた付く懸念があった。その結果、両ハウジングの嵌合姿勢が正規姿勢から傾き、ロックフィーリングが安定しなくなる等の問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、両ハウジングの嵌合姿勢の安定化を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合可能な第1、第2ハウジングを備え、前記第1、第2ハウジングには、それぞれ、第1、第2ガイド部が形成され、前記第1、第2ハウジングにおける前記第1ガイド部同士が互いに嵌合されるとともに、前記第1、第2ハウジングにおける前記第2ガイド部同士が互いに嵌合されることにより、前記第1、第2ハウジングの嵌合動作が案内されるコネクタであって、前記第1ガイド部同士が前記第2ガイド部同士に先行して嵌合され、嵌合状態における前記第1ガイド部間の隙間が前記第2ガイド部間の隙間よりも大きくなるように設定されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記第1ハウジングには、撓み可能なロックアームが形成されているとともに、前記ロックアームを挟む両側に一対の側壁が形成され、前記側壁に、前記第2ガイド部としてのガイドリブが前記第1、第2ハウジングの嵌合方向に沿って形成され、前記第2ハウジングには、前記第2ガイド部としてのガイド溝が前記ガイドリブと対応する位置に形成されているとともに、前記ロックアームに弾性的に係止されて前記第1、第2ハウジングを嵌合状態に保持するロック受け部が形成されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記ガイドリブが、前記ロックアームの長さ範囲と重複する範囲をもって形成されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項2又は3に記載のものにおいて、前記ロックアームが、前記第1、第2ハウジングの嵌合方向前方へ突出し、その突出先端側が前記ロック受け部に係止可能に当接する自由端部とされているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
第1ガイド部同士が第2ガイド部同士に先行して嵌合され、嵌合状態における第1ガイド部間の隙間が第2ガイド部間の隙間よりも大きくなるように設定されているから、当初は第1ガイド部同士が余裕をもって円滑に嵌合され、その後、第2ガイド部同士が両者間の隙間を詰めるようリジッドに嵌合される。したがって、第2ガイド部同士が嵌合を始めることで、両ハウジングの嵌合姿勢がたて直されて安定化される。
<請求項2の発明>
ロックアームを挟む両側に一対の側壁が形成され、側壁にガイドリブが両ハウジングの嵌合方向に沿って形成され、第2ハウジングにおけるガイドリブと対応する位置にガイド溝が形成されているから、ロックアームがロック受け部を係止するロック部位の近傍において、ガイドリブがガイド溝に嵌合されることとなり、ロックに伴う両ハウジングの嵌合姿勢の傾きが効果的に抑えられる。その結果、ロックフィーリングの向上を図れる。
<請求項3の発明>
ガイドリブがロックアームの長さ範囲と重複する範囲をもって形成されているから、ロックに伴う両ハウジングの嵌合姿勢の傾きがより効果的に抑えられる。
<請求項4の発明>
ロックアームが両ハウジングの嵌合方向前方へ突出し、その突出先端側の自由端部がロック受け部に係止可能に当接するため、ロック受け部が第2ハウジングの嵌合面から遠い位置に形成されることとなる。したがって、両ハウジングの嵌合姿勢が傾き易くなり、本発明を適用することにより、両ハウジングの嵌合姿勢を矯正する必要性が高い。
本発明の実施形態1に係るコネクタにおいて、両ハウジングが正規嵌合された状態を示す側面視方向の断面図である。 両ハウジングが正規嵌合された状態を示す正面視方向の断面図である。 雌ハウジングの側面視方向の断面図である。 雌ハウジングの平面図である。 雌ハウジングの正面図である。 雄ハウジングの正面図である。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図6によって説明する。実施形態1に係るコネクタは、互いに嵌合可能な雌雄一対の第1、第2ハウジング10、40と、第1、第2ハウジング10、40にそれぞれ収容される雌雄一対の第1、第2端子金具80、90とを備えている。なお、以下の説明において前後方向については、両ハウジング10、40の嵌合面側を前方とする。
第2ハウジング40は合成樹脂製であって、図1及び図6に示すように、筒状のフード部41を有している。フード部41は、奥壁42と奥壁42の周縁から前方へ突出する周壁43とを有している。周壁43の上面には、角筒状の箱部44が前方に開放して形成されている。箱部44は、フード部41と縦並びに配置され、その下部がフード部41の周壁43の上部と共用されている。そして、箱部44は、フード部41よりも一回り小さくされ、フード部41とほぼ同じ前後長を有している。
箱部44の上壁の内面(下面)には、爪状のロック受け部45が下向きに突出して形成されている。ロック受け部45は、第2ハウジング40の長さ方向中央よりも後方に位置しており、第2ハウジング40の嵌合面(前面)から遠く離されて配置されている。ロック受け部45の前面は下端側に向けて後退する案内斜面46とされ、ロック受け部45の後面は下端側に向けてやや後退するオーバーハング状の係止面47とされている。箱部44の上壁及び奥壁42のうち係止面47の後方部分は、係止面47を成形する際の型抜き孔48として開放されている。
箱部44の両側壁59には、内側へクランク状に屈曲してなる左右一対の曲部49が形成されている。両曲部49は、互いに同形同大であって箱部44の高さ方向中央よりもやや上方に配置されている。曲部49の外側面は後行ガイド溝50とされ、曲部49の内側面は突条部51とされている。突条部51及び後行ガイド溝50は、互いに背合わせの位置関係にあって、前後方向に延出する断面矩形状の形態とされ、箱部44の全長に亘る長さを有している。
フード部41の周壁43の両側外面には、左右一対の先行ガイドリブ52が突出して形成されている。両先行ガイドリブ52は、互いに同形同大であって周壁43の高さ方向中央よりもやや下方に配置されている。そして、先行ガイドリブ52は、前後方向に延出する断面矩形状の形態とされ、フード部41の全長に亘る長さを有している。
フード部41内には、第2端子金具90のタブ91が突出して配置されている。タブ91は、扁平板状をなし、その根元がフード部41の奥壁42に貫通して装着されている。このタブ91は、フード部41の高さ方向中央よりもやや上方に左右で対をなして配置されている。なお、後行ガイド溝50は、本発明における第2ハウジング40の第2ガイド部を構成し、先行ガイドリブ52は、本発明における第2ハウジング40の第1ガイド部を構成している。
第1ハウジング10は合成樹脂製であって、図3及び図5に示すように、ブロック状のハウジング本体11と、ハウジング本体11の周りを取り囲む嵌合筒部12と、ハウジング本体11及び嵌合筒部12の後端部同士を互いに連結する連結部13とを有する。連結部13の前方でかつ嵌合筒部12とハウジング本体11との間は、前方から相手側のフード部41が進入する嵌合空間14とされている。ハウジング本体11はその後端部を除いてフード部41に内嵌されるようになっている。
ハウジング本体11の外周面には、連結部13の前方に段差部15が一段落ちて形成され、段差部15の直前方にゴム製のシールリング20が嵌着されている。シールリング20は、両ハウジング10、40の嵌合時に、ハウジング本体11の外周面とフード部41の内周面との間に弾縮され、これによって両ハウジング10、40間のシールをとる役割をはたす。ハウジング本体11内には、第2ハウジング40に装着されたタブ91と正対する位置に、左右一対のキャビティ16が前後方向に延出して形成されている。両キャビティ16内には、撓み可能なランス17が前方へ片持ち状に突出して形成されている。ハウジング本体11の前壁には、キャビティ16に連通して前方からタブ91が挿入される挿入口18が開口して形成されている。また、ハウジング本体11の前壁には、ランス17の成形に伴う型抜き口19が開口して形成されている。
ハウジング本体11の上面には、撓み可能なロックアーム21が形成されている。ロックアーム21は、ハウジング本体11の上面における連結部13と対応する位置から立ち上がる左右一対の脚部22と、両脚部22の上端から前方へ片持ち状に真直ぐ延びる左右一対のアーム部23とからなる。両アーム部23の先端側(突出先端側)は幅方向に延びる梁状の自由端部24によって連結されている。自由端部24の後方には、前後方向に延びてロックアーム21の後端に開口するロック溝25が形成されている。自由端部24の前面は上端側に向けて後退する案内斜面26とされ、自由端部24の後面(ロック溝25の前面)は上端側に向けてやや後退するオーバーハング状の係止面27とされている。両ハウジング10、40が正規嵌合されると、ロック受け部45がロック溝25に弾性的に嵌り、自由端部24の係止面27がロック受け部45の係止面47と当接可能に配置されることにより、両ハウジング10、40が嵌合状態に保持されるようになっている。
また、ハウジング本体11の上面には、両脚部22の後方に、左右一対の押圧操作部28が形成されている。両押圧操作部28は、側面視三角形状をなし、前方へ向けて上り勾配となるテーパ状の斜面29を有している。両ハウジング10、40の嵌合過程では、両押圧操作部28の斜面29を後方から指で押圧することにより、フード部41内にハウジング本体11を差し込むことが可能とされる。
嵌合筒部12は、ハウジング本体11の外周面との間に嵌合空間14を保有する包囲部30と、包囲部30の上端から膨出する形態であって、ロックアーム21の周囲を取り囲む門型の覆い部31とからなる。覆い部31には、図4に示すように、略矩形状の窓部32が、覆い部31に全幅に亘って開口して形成されている。両アーム部23の中間部(自由端部24及び基端部を除く部分)は、窓部32を通して上方から目視できるようになっている。また、嵌合状態にある両ハウジング10、40を離脱させる際には、窓部32から覆い部31内に指を挿入して両アーム部23を押し下げることにより、ロックアーム21とロック受け部45との係止状態を解除できるようになっている。
覆い部31の両側壁39は、ロックアーム21を挟む両側に起立して配置され、その内面に、左右一対の後行ガイドリブ33が突出して形成されている。両後行ガイドリブ33は、互いに同形同大であって覆い部31の高さ方向略中央部で、かつロックアーム21のアーム部23と同じ高さ位置に配置されている。そして、両後行ガイドリブ33は、前後方向に延出する断面矩形状の形態とされ、覆い部31(第1ハウジング10)の前端よりも後方へ入った位置から覆い部31の後端に至る長さを有している。このため、後行ガイドリブ33は、アーム部23とその長さ方向で重複しつつアーム部23と略平行に配置されることとなる。後行ガイドリブ33の前端は、ロックアーム21の自由端部24の後端とほぼ同じ前後位置に配置されている。また、後行ガイドリブ33の前端部の内面には、前端に向けて次第に外側へ拡開するテーパ状の誘い込み部34が切り欠いて形成されている。後行ガイドリブ33は、両ハウジング10、40の嵌合過程で後行ガイド溝50にその前方から嵌合状態で挿入されるようになっている。この場合、誘い込み部34によって後行ガイドリブ33の後行ガイド溝50内への誘い込みが円滑になされるようになっている。
包囲部30の両側内面には、左右一対の先行ガイド溝35が凹み形成されている。両先行ガイド溝35は、互いに同形同大であって包囲部30の高さ方向中央よりもやや下方に配置されている。そして、先行ガイド溝35は、前後方向に延出する断面矩形状の形態とされ、嵌合筒部12の全長に亘る長さを有している。先行ガイド溝35には、両ハウジング10、40の嵌合に伴って前方から先行ガイドリブ52が嵌合状態で挿入されるようになっている。なお、後行ガイドリブ33は、本発明における第1ハウジング10の第2ガイド部を構成し、先行ガイド溝35は、本発明における第1ハウジング10の第1ガイド部を構成している。また、先行ガイドリブ52は、後行ガイドリブ33よりもやや大きく、先行ガイド溝35は、後行ガイド溝50よりもやや大きくされている。さらに、包囲部30の両側内面には、先行ガイド溝35よりも上方に、上下一対の肉抜き溝36が前後方向に延出して形成されている。肉抜き溝36は、先行ガイド溝35よりも小さい溝幅を有し、嵌合筒部12の引けを防止する役割をはたす。
第1端子金具80は、ハウジング本体11のキャビティ16内に後方から挿入され、正規挿入位置にてランス17に弾性係止されることで、キャビティ16内から抜け止めされる。この第1端子金具80は、導電性の金属板を曲げ加工等して一体に成形され、筒状の接続部81と、接続部81の後方に連なるバレル部82とを有する。接続部81には、両ハウジング10、40の嵌合に伴って前方からタブ91が挿入される。両ハウジング10、40の正規嵌合時には、タブ91が接続部81内に形成された図示しない弾性接触片と弾性的に接触し、もって両端子金具80、90が電気的に接続されるようになっている。バレル部82は、電線100の端末芯線にかしめ付けして接続されるとともに、電線100の端末被覆に嵌着されたゴム栓200にかしめ付けして接続される。ゴム栓200は第1端子金具80ともどもキャビティ16内に挿入され、キャビティ16の後端部の内周面に密着するとともに、電線100の外周面に密着することにより、電線100とハウジング本体11との間を液密にシールする役割をはたす。
実施形態1に係るコネクタの構造は上述の通りであり、続いて、コネクタの作用を説明する。
まず、第1ハウジング10のキャビティ16内に電線100及びゴム栓200付きの第1端子金具80を挿入するとともに、ハウジング本体11の外周面にシールリング20を嵌着させて、第2ハウジング40に第1ハウジング10を正対させる。その状態で、押圧操作部28を前方へ押しやり、フード部41内にハウジング本体11を挿入するとともに、嵌合筒部12の嵌合空間14にフード部41を挿入する。すると、両ハウジング10、40の嵌合当初に、第2ハウジング40の先行ガイド溝35にその前方から第1ハウジング10の先行ガイドリブ52が嵌合される。このとき、先行ガイドリブ52の外周面と先行ガイド溝35の内周面との間のクリアランスは比較的に大きく確保されており、先行ガイドリブ52が先行ガイド溝35にスムーズに挿入されるようにしてある。
先行ガイド溝35に先行ガイドリブ52が嵌合された後、両ハウジング10、40の嵌合が進むと、第2ハウジング40の後行ガイド溝50にその前方から第1ハウジング10の後行ガイドリブ33が嵌合される。すると、後行ガイドリブ33の突出端とロックアーム21の側縁との間に、箱部44の曲部49が嵌合状態で当接可能に挿入される(図2を参照)。このとき、後行ガイドリブ33の外周面と後行ガイド溝50の内周面との間のクリアランスは、上記した先行ガイドリブ52の外周面と先行ガイド溝35の内周面との間のクリアランスよりも小さくされており、後行ガイドリブ33が後行ガイド溝50にほぼがた付きなく挿入されるようにしてある。
後行ガイドリブ33が後行ガイド溝50に嵌合された後、ロックアーム21の自由端部24がロック受け部45と当接して、両アーム部23が脚部22を支点として下方へ弾性的に撓み変形される。こうして両ハウジング10、40が正規嵌合位置に至ると、両アーム部23が弾性復帰してロック受け部45がロック溝25に嵌り、自由端部24の係止面27にロック受け部45の係止面47が係止可能に配置される。これにより、両ハウジング10、40が離脱規制状態に保持される。
以上説明したように、実施形態1によれば、先行ガイド溝35及び先行ガイドリブ52が、後行ガイド溝50及び後行ガイドリブ33に先行して嵌合され、嵌合状態における先行ガイド溝35と先行ガイドリブ52との隙間が、後行ガイド溝50と後行ガイドリブ33との隙間よりも大きくなるように設定されているから、先行ガイド溝35及び先行ガイドリブ52が初めは余裕をもって嵌合され、その後、後行ガイド溝50及び後行ガイドリブ33が両者間の隙間を詰めるようにリジッドに嵌合される。したがって、後行ガイド溝50及び後行ガイドリブ33が互いに嵌合を始めることで、両ハウジング10、40の嵌合姿勢が立て直されて安定化される。
また、ロックアーム21が弾性変形する間、ロックアーム21の近傍で、後行ガイドリブ33が後行ガイド溝50に嵌合されているため、両ハウジング10、40の嵌合姿勢が斜めに傾くのがより効果的に回避される。とりわけ、後行ガイドリブ33がロックアーム21の長さ範囲で重複する範囲をもって形成されているから、両ハウジング10、40の嵌合姿勢の傾きがより確実に抑えられる。
この場合、ロックアーム21のアーム部23が脚部22の上端から前方へ突出する形態であって、その突出先端側にロック受け部45に係止可能に当接する自由端部24が形成されているため、ロック受け部45が第2ハウジング40の嵌合面となる前面から遠い位置に形成されることとなる。したがって、両ハウジング10、40の嵌合姿勢の傾きが起こり易く、上記構成を適用することにより、本発明の効果を大きく享受できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)第2ハウジングに先行ガイド溝及び後行ガイドリブが形成され、第1ハウジングに先行ガイドリブ及び後行ガイド溝が形成され、先行ガイド溝及び先行ガイドリブが後行ガイド溝及び後行ガイドリブに先行して嵌合される構成であってもよい。また、第2ハウジングに先行ガイドリブ及び後行ガイドリブが形成され、第1ハウジングに先行ガイド溝及び後行ガイド溝が形成され、先行ガイド溝及び先行ガイドリブが後行ガイド溝及び後行ガイドリブに先行して嵌合される構成であってもよい。さらに、第2ハウジングに先行ガイド溝及び後行ガイド溝が形成され、第1ハウジングに先行ガイドリブ及び後行ガイドリブが形成され、先行ガイド溝及び先行ガイドリブが後行ガイド溝及び後行ガイドリブに先行して嵌合される構成であってもよい。
(2)第1、第2ハウジングのいずれか一方に先行ガイドリブ及び後行ガイドリブが形成され、他方に先行ガイド溝及び後行ガイド溝が形成されている場合に、先行ガイドリブの後方に後行ガイドリブが一体に連続して形成されているとともに、先行ガイド溝の後方に後行ガイド溝が一体に連続して形成され、後行ガイドリブが先行ガイドリブよりも厚みが大きくなって後行ガイド溝との隙間を詰めるような構成であってもよい。
(3)本発明は、ゴム栓及びシールリングを有しない非防水タイプのコネクタにも適用可能である。
10…第1ハウジング
11…ハウジング本体
21…ロックアーム
24…自由端部
33…後行ガイドリブ(第1ハウジングの第2ガイド部)
35…先行ガイド溝(第1ハウジングの第1ガイド部)
39…側壁
40…第2ハウジング
45…ロック受け部
50…後行ガイド溝(第2ハウジングの第2ガイド部)
52…先行ガイドリブ(第2ハウジングの第1ガイド部)
80…第1端子金具
90…第2端子金具

Claims (4)

  1. 互いに嵌合可能な第1、第2ハウジングを備え、
    前記第1、第2ハウジングには、それぞれ、第1、第2ガイド部が形成され、前記第1、第2ハウジングにおける前記第1ガイド部同士が互いに嵌合されるとともに、前記第1、第2ハウジングにおける前記第2ガイド部同士が互いに嵌合されることにより、前記第1、第2ハウジングの嵌合動作が案内されるコネクタであって、
    前記第1ガイド部同士が前記第2ガイド部同士に先行して嵌合され、嵌合状態における前記第1ガイド部間の隙間が前記第2ガイド部間の隙間よりも大きくなるように設定されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記第1ハウジングには、撓み可能なロックアームが形成されているとともに、前記ロックアームを挟む両側に一対の側壁が形成され、前記側壁に、前記第2ガイド部としてのガイドリブが前記第1、第2ハウジングの嵌合方向に沿って形成され、
    前記第2ハウジングには、前記第2ガイド部としてのガイド溝が前記ガイドリブと対応する位置に形成されているとともに、前記ロックアームに弾性的に係止されて前記第1、第2ハウジングを嵌合状態に保持するロック受け部が形成されている請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記ガイドリブが、前記ロックアームの長さ範囲と重複する範囲をもって形成されている請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記ロックアームが、前記第1、第2ハウジングの嵌合方向前方へ突出し、その突出先端側が前記ロック受け部に係止可能に当接する自由端部とされている請求項2又は3記載のコネクタ。
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