JP5292599B2 - 無停電電源装置 - Google Patents

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Description

この発明は無停電電源装置に関し、特に、冷却ファンを備えた無停電電源装置に関する。
従来より、コンピュータシステム等の重要負荷に交流電力を安定的に供給する電源装置として、無停電電源装置が広く用いられている。無停電電源装置は一般に、商用交流電力を直流電力に変換するコンバータと、コンバータで生成された直流電力またはバッテリからの直流電力を交流電力に変換して負荷に供給するインバータと、インバータで生成された交流電力によって駆動され、無停電電源装置の本体部が収容された筐体内を冷却する冷却ファンとを備える(たとえば、非特許文献1参照)。
MITSUBISHI ELECTRIC POWER PRODUCTS,INCのインターネットのホームページ記載の9700シリーズの「150kVA System Drawings」
しかし、従来の無停電電源装置では、インバータで生成された交流電力を負荷と冷却ファンの両方に供給し、冷却ファンを常時定格回転数で回転させていたので、電力の利用効率が低く、冷却ファンの寿命が短いと言う問題があった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、高効率で、冷却ファンの寿命が長い無停電電源装置を提供することである。
この発明に係る無停電電源装置は、筐体内に設けられた無停電電源装置であって、交流電源からの第1の交流電力を直流電力に変換するコンバータと、コンバータによって生成された直流電力または電力貯蔵装置からの直流電力を一定周波数で一定電圧の第2の交流電力に変換して負荷に供給する主インバータと、コンバータによって生成された直流電力または電力貯蔵装置からの直流電力を所望の周波数で所望の電圧の第3の交流電力に変換する副インバータと、副インバータが故障していない正常時は第3の交流電力によって駆動され、副インバータが故障した故障時は第2の交流電力の一部によって駆動され、筐体内を冷却する冷却ファンと、正常時は副インバータと冷却ファンとを結合し、故障時は主インバータと冷却ファンとを結合する切換回路と、筐体内の温度を検出する温度センサと、負荷電流を検出する電流センサと、正常時において、電流センサによって検出された負荷電流が予め定められた電流よりも大きい場合は、温度センサの検出温度が予め定められた温度を越えないように、副インバータを制御して冷却ファンの回転数を制御し、負荷電流が予め定められた電流よりも小さい場合は、温度センサの検出温度に関係無く、副インバータを制御して冷却ファンを間欠的に駆動させる制御回路とを備えたものである。
好ましくは、制御回路は、冷却ファンを間欠的に駆動させる場合において冷却ファンの回転数を増大させるときは、冷却ファンの回転数を下限値から上限値まで予め定められた時間をかけて徐々に増大させる。
また好ましくは、さらに冷却ファンの回転数の下限を0よりも大きな予め定められた回転数に設定する下限制限回路を備え、制御回路は、電流センサによって検出された負荷電流が予め定められた電流よりも大きい場合は、冷却ファンを予め定められた回転数よりも高い回転数で駆動させる。
この発明に係る無停電電源装置では、負荷を駆動する主インバータの他に、冷却ファンを駆動する副インバータを設け、負荷電流が予め定められた電流よりも大きい場合は、温度センサの検出温度が予め定められた温度を越えないように、副インバータを制御して冷却ファンの回転数を制御し、負荷電流が予め定められた電流よりも小さい場合は、副インバータを制御して冷却ファンを間欠的に駆動させる。したがって、冷却ファンを常時定格回転数で駆動していた従来に比べ、無停電電源装置の効率が高くなり、冷却ファンの寿命が長くなる。
この発明の一実施の形態による無停電電源装置の構成を示す回路ブロック図である。 図1に示した信号発生回路で生成される制御信号の波形を示すタイムチャートである。 実施の形態の変更例を示す回路ブロック図である。 実施の形態の他の変更例を示す回路ブロック図である。 実施の形態のさらに他の変更例を示す回路ブロック図である。
本実施の形態の無停電電源装置は、図1に示すように、本体部を収容した筐体1と、筐体1に設けられたバイパス入力端子T1、交流入力端子T2,バッテリ端子T3、および出力端子T4とを備える。入力端子T1,T2の各々は、交流電源からの交流電力を受ける。交流電源は、商用交流電源、自家用発電機などである。交流電力は、三相または単相である。バッテリ端子T3は、バッテリ30の正極30aに接続されている。バッテリ30は、筐体1とは別の筐体31内に収容されている。出力端子T4には、負荷32が接続される。
また、筐体1の外壁には、コンバータ運転/停止指令部2およびインバータ運転/停止指令部3が設けられ、筐体1内には、主制御回路4、スイッチ5,10,15,16、ヒューズ6,9、リアクトル7、コンバータ8、コンデンサ11,14、主インバータ12、トランス13、およびSTS(Static transfer Switch)17が設けられている。スイッチ5、ヒューズ6、リアクトル7、コンバータ8、主インバータ12、トランス13、およびスイッチ15は、交流入力端子T2と出力端子T4との間に直列接続される。
ヒューズ9およびスイッチ10は、コンバータ8の出力ノード8aとバッテリ端子T3との間に直列接続される。コンデンサ11は、コンバータ8の出力ノード8aと基準電圧のラインとの間に接続される。コンデンサ14は、トランス13の出力端子13aと基準電圧のラインとの間に接続される。スイッチ16およびSTS17は、バイパス入力端子T1と出力端子T4との間に並列接続される。
コンバータ運転/停止指令部2およびインバータ運転/停止指令部3の各々は、無停電電源装置の使用者によって操作される。コンバータ8を運転させる場合は、コンバータ運転/停止指令部2のスイッチ(図示せず)がオンされ、信号φ2が「H」レベルにされる。コンバータ8の運転を停止させる場合は、コンバータ運転/停止指令部2のスイッチ(図示せず)がオフされ、信号φ2が「L」レベルにされる。
主インバータ12を運転させる場合は、インバータ運転/停止指令部3のスイッチ(図示せず)がオンされ、信号φ3が「H」レベルにされる。主インバータ12の運転を停止させる場合は、インバータ運転/停止指令部3のスイッチ(図示せず)がオフされ、信号φ3が「L」レベルにされる。主制御回路4は、指令部2,3からの信号φ2,φ3に従って、無停電電源装置全体を制御する。
スイッチ5は、コンバータ運転/停止指令部2の出力信号φ2が「H」レベルの場合にオンされ、信号φ2が「L」レベルの場合にオフされる。ヒューズは、交流入力端子T2からコンバータ8に過大な電流が流れた場合にブローされ、コンバータ8などを保護する。リアクトル7は、コンバータ8で発生したキャリア周波数の信号を遮断し、キャリア周波数の信号が交流電源側に悪影響を及ぼすことを防止する。
コンバータ8は、コンバータ運転/停止指令部2の出力信号φ2が「H」レベルの場合に主制御回路4によって制御され、交流電源から交流入力端子T2を介して供給された交流電力を直流電力に変換する。信号φ2が「L」レベルの場合、コンバータ5の運転は停止される。
ヒューズ9は、コンバータ8および主インバータ12間のノードとバッテリ30との間に過大な電流が流れた場合にブローされ、コンバータ、主インバータ12、バッテリ30などを保護する。スイッチ10は、主制御回路4によって制御され、バッテリ30の充電および放電を行なう場合にオンされ、バッテリ30の交換時などにオフされる。コンデンサ11は、コンバータ8で生成された直流電圧を平滑化する。
主インバータ12は、インバータ運転/停止指令部3の出力信号φ3が「H」レベルの場合に主制御回路4によって制御され、コンバータ8によって生成された直流電力、またはバッテリ30から供給された直流電力を交流電力に変換する。主インバータ12で生成される交流電力の周波数および位相は、交流電源から供給される交流電力の周波数および位相と同一である。また、主インバータ12で生成される交流電力の周波数および電圧は、一定である。信号φ3が「L」レベルの場合、主インバータ12の運転は停止される。
トランス13は、主インバータ12の出力電圧を昇圧して負荷32に供給する。また、トランス13およびコンデンサ14は、出力フィルタを構成し、主インバータ12で発生したキャリア周波数の信号を遮断し、キャリア周波数の信号が負荷32に悪影響を及ぼすことを防止する。
スイッチ15は、主制御回路4によって制御され、主インバータ12によって生成された交流電力を負荷32に供給するインバータ給電モード時にオンされる。また、スイッチ16は、主制御回路4によって制御され、交流電源からバイパス入力端子T1を介して供給される交流電力を負荷32に供給するバイパス給電モード時にオンされる。STS17は、インバータ給電モード時に主インバータ12が故障した場合にオンし、交流電源からバイパス入力端子T1を介して供給される交流電力を負荷32に瞬時に与える。
また、筐体1内には、さらに、設定器20、信号発生回路21、副制御回路22、副インバータ23、冷却ファン24、電流センサ25、および温度センサ26が設けられている。副インバータ23は、副制御回路22によって制御され、コンバータ8によって生成された流電力、またはバッテリ30から供給された直流電力を所望の周波数で所望の電圧の交流電力に変換する。冷却ファン24は、副インバータ23によって生成された交流電力によって駆動され、筐体1内の空気を排出するとともに筐体1内に外気を導入し、筐体1内を冷却する。
副インバータ23の出力の周波数および電圧が上昇すると、冷却ファン24の回転数も上昇し、筐体1内の空気の排出量および筐体1内への外気の導入量が増大する。副インバータ23の出力の周波数および電圧が下降すると、冷却ファン24の回転数も下降し、筐体1内の空気の排出量および筐体1内への外気の導入量が減少する。したがって、副インバータ23の出力の周波数および電圧を制御することによって冷却ファン24の回転数を制御し、筐体1内の温度を調整することができる。なお、副インバータ23の出力の周波数と電圧の比は一定に制御される。
電流センサ25は、スイッチ15,16と出力端子T4との間に設けられ、負荷電流を検出し、その検出値を示す信号を信号発生回路21に与える。温度センサ26は、筐体1内の温度を検出し、検出値を示す信号を副制御回路22に与える。設定器20は、無停電電源装置の使用者によって操作される。設定器20は、無停電電源装置の使用者によって設定値R1が設定された場合に、その設定値R1を信号発生回路21に与える。
信号発生回路21は、電流センサ25によって検出された負荷電流Iが定格電流よりも十分に小さなしきい値電流Ithよりも小さい場合に、冷却ファン24を間欠運転させるための所定周波数の制御信号φRを発生する。制御信号φRのレベルは、設定器20から設定値R1が与えられている場合は、図2(a)に示すように、各周期の前半期間(たとえばt0〜t1)において0から設定値R1まで徐々に上昇し、後半期間(たとえばt10〜t2)において0になる。また、制御信号φRのレベルは、設定器20から設定値R1が与えられていない場合は、図2(b)に示すように、各周期の前半期間において所定値R2(>R1)になり、後半期間において0になる。
副制御回路22は、負荷電流Iがしきい値電流Ithよりも小さい場合は、制御信号φRに従って、副インバータ23を制御して冷却ファン24を間欠的に駆動させる。この場合、冷却ファン24の回転数は、図2(a)(b)で示した制御信号φRのレベル変化に従って変化する。すなわち、冷却ファン24の回転数は、設定器20から設定値R1が与えられている場合は、図2(a)に示すように、各周期の前半期間において0から設定値R1に応じた回転数まで徐々に増大し、後半期間において0になる。また、冷却ファン24の回転数は、設定器20から設定値が与えられていない場合は、図2(b)に示すように、各周期の前半期間において所定値R2(>R1)に応じた回転数になり、後半期間において0になる。
また、副制御回路22は、負荷電流Iがしきい値電流Ithよりも大きい場合は、温度センサ26の検出温度Tに基づき、筐体1内の温度Tが予め定められた温度T0を越えないように、副インバータ23を制御して冷却ファン24の回転数を制御する。
次に、この無停電電源装置の動作について説明する。無停電電源装置の起動時は、まずスイッチ5,10がオンされ、コンバータ8が運転され、コンデンサ11およびバッテリ30の充電が行なわれる。コンデンサ11およびバッテリ30の充電が終了すると、主インバータ12が運転される。主インバータ12の出力電圧が安定したら、スイッチ15がオンされ、インバータ給電モードで負荷32に交流電力が供給される。交流電源から交流電力が供給されている正常時は、その交流電力がコンバータ8によって直流電力に変換される。コンバータ8で生成された直流電力は、バッテリ30および主インバータ12に供給される。主インバータ12は、コンバータ8から供給される直流電力を一定周波数で一定電圧の直流電力に変換して負荷32に供給する。
交流電源からの交流電力の供給が停止された停電時は、スイッチ5がオフされるとともにコンバータ8の運転が停止され、バッテリ30の直流電力が主インバータ12に供給される。主インバータ12は、バッテリ30から供給される直流電力を一定周波数で一定電圧の交流電力に変換して負荷32に供給する。このように、停電が発生した場合でも、バッテリ30に直流電力が蓄えられている限り、負荷32の運転を継続することができる。停電が短時間で回復した場合は、再度スイッチ5をオンし、コンバータ8を運転してインバータ給電モードに戻る。
また、インバータ給電モード時に主インバータ12が故障した場合は、STS17がオンし、交流電源からバイパス入力端子T1を介して供給される交流電力を負荷32に瞬時に与える。次いで、スイッチ16がオンされ、スイッチ15およびSTS17がオフされ、バイパス給電モードで負荷32に交流電力が供給される。
また、無停電電源装置が運転されて負荷32に電流が供給されると、主インバータ12などで熱が発生し、筐体1内の温度Tが上昇する。副制御回路22は、温度センサ26の検出温度Tが所定温度T0を越えないように、副インバータ23を制御して冷却ファン24の回転数を制御する。負荷容量が大きいほど主インバータ12の出力が大きくなり、主インバータ12の発熱量が大きくなって筐体1内の温度Tが上昇する。筐体1内の温度Tが上昇すると、冷却ファン24の回転数が増大し、筐体1内の温度が所定温度T0よりも低下すると、冷却ファン24の回転数が減少する。このようにして、筐体1内の温度Tが所定温度T0を越えることが防止される。
また、起動時でスイッチ15がオンされていない場合や、負荷容量が十分に小さい場合は、筐体1内の温度上昇は小さい。そこで、信号発生回路21および副制御回路22は、負荷電流Iがしきい値電流Ithよりも小さい場合は、冷却ファン23を間欠的に運転する。
この実施の形態では、負荷32を駆動する主インバータ12の他に、冷却ファン24を駆動する副インバータ23を設け、筐体1内の温度Tが所定温度T0を越えないように、副インバータ23を制御して冷却ファン24の回転数を制御する。また、負荷電流Iがしきい値電流Ithよりも小さい場合は、冷却ファン23を間欠的に運転する。冷却ファン24の消費電力は回転数の3乗に比例し、冷却ファン24の寿命は回転数と時間の積で決まる。したがって、冷却ファン24を常時定格回転数で駆動していた従来に比べ、冷却ファン24の消費電力が小さくなり、無停電電源装置の効率が高くなり、冷却ファン24の寿命が長くなる。
すなわち、無停電電源装置の起動時において、コンバータ8のみが運転され、主インバータ12の運転が停止されている場合は、無停電電源装置の出力は0である。この場合、筐体1内での発熱量は小さいので、冷却ファン24は間欠的に運転される。また、負荷32の容量が定格値よりも小さい場合、冷却ファン24は定格回転数よりも小さな回転数で回転駆動される。したがって、これらの場合でも、冷却ファン24が常時定格回転数で回転駆動されて従来に比べ、本実施の形態では冷却ファン24の消費電力は小さくて済む。
また、図3は、この実施の形態の変更例を示す回路ブロック図であって、図1と対比される図である。図3を参照して、この変更例が図1の無停電電源装置と異なる点は、下限制限回路27が追加されている点である。下限制限回路27は、無停電電源装置の使用者によって操作される。下限制限回路27は、無停電電源装置の使用者によって冷却ファン24の回転数の下限値RLが設定された場合に、その下限値RLを信号発生回路21に与える。
信号発生回路21は、負荷電流Iがしきい値電流Ithよりも小さい場合は、冷却ファン24を間欠運転させるための制御信号φRを発生し、負荷電流Iがしきい値電流Ithよりも大きい場合は、下限値RLを示す信号を発生する。副制御回路22は、負荷電流Iがしきい値電流Ithよりも大きい場合は、温度センサ26の検出温度Tに基づき、筐体1内の温度Tが予め定められた温度T0を越えないように、副インバータ23を制御して冷却ファン24の回転数を制御する。
また、副制御回路22は、負荷電流Iがしきい値電流Ithよりも大きい場合は、副インバータ23の出力の周波数の下限を0よりも高い所定の周波数に制限し、冷却ファン24の回転数の下限を0よりも大きな所定の回転数RLに制限する。この変更例では、冷却ファン24の回転数が所定の下限値RLよりも大きく設定されるので、温度センサ26が故障した場合でも、筐体1内の温度が異常に上昇することが防止される。したがって、温度上昇によって無停電電源装置が故障することを防止することができ、信頼性の向上を図ることができる。
また、図4は、この実施の形態の他の変更例を示す回路ブロック図であって、図1と対比される図である。図4を参照して、この変更例が図1の無停電電源装置と異なる点は、スイッチ28,29が追加されている点である。スイッチ28は副インバータ23の出力ノードと冷却ファン24の入力ノードとの間に接続され、スイッチ29は主インバータ12の出力ノードと冷却ファン24の入力ノードとの間に接続される。
副制御回路22は、副インバータ23が故障していない場合は、スイッチ28をオンさせるとともにスイッチ29をオフさせ、副インバータ23で生成された交流電力を冷却ファン24に供給する。また、副制御回路22は、副インバータ23が故障した場合は、スイッチ28をオフさせるとともにスイッチ29をオンさせ、主インバータ12で生成された交流電力を冷却ファン24に供給する。この変更例では、副インバータ23が故障した場合は、主インバータ12の出力によって冷却ファン24を駆動させるので、筐体1内の温度が以上に上昇することが防止される。したがって、温度上昇によって無停電電源装置が故障することを防止することができ、信頼性の向上を図ることができる。
また、図5に示すように、図3の変更例と図4の変更例を組み合わせ、実施の形態に下限制限回路27およびスイッチ28,29を追加してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,31 筐体、T1 バイパス入力端子、T2 交流入力端子、T3 バッテリ端子、T4 出力端子、2 コンバータ運転/停止指令部、3 インバータ運転/停止指令部、4 主制御回路、5,10,15,16,28,29 スイッチ、6,9 ヒューズ、7 リアクトル、8 コンバータ、11,14 コンデンサ、12 主インバータ、13 トランス、17 STS、20 設定器、21 信号発生回路、22 副制御回路、23 副インバータ、24 冷却ファン、25 電流センサ、26 温度センサ、27 下限制限回路、30 バッテリ、32 負荷。

Claims (3)

  1. 筐体内に設けられた無停電電源装置であって、
    交流電源からの第1の交流電力を直流電力に変換するコンバータと、
    前記コンバータによって生成された直流電力または電力貯蔵装置からの直流電力を一定周波数で一定電圧の第2の交流電力に変換して負荷に供給する主インバータと、
    前記コンバータによって生成された直流電力または前記電力貯蔵装置からの直流電力を所望の周波数で所望の電圧の第3の交流電力に変換する副インバータと、
    前記副インバータが故障していない正常時は前記第3の交流電力によって駆動され、前記副インバータが故障した故障時は前記第2の交流電力の一部によって駆動され、前記筐体内を冷却する冷却ファンと、
    前記正常時は前記副インバータと前記冷却ファンとを結合し、前記故障時は前記主インバータと前記冷却ファンとを結合する切換回路と、
    前記筐体内の温度を検出する温度センサと、
    負荷電流を検出する電流センサと、
    前記正常時において、前記電流センサによって検出された前記負荷電流が予め定められた電流よりも大きい場合は、前記温度センサの検出温度が予め定められた温度を越えないように、前記副インバータを制御して前記冷却ファンの回転数を制御し、前記負荷電流が前記予め定められた電流よりも小さい場合は、前記温度センサの検出温度に関係無く、前記副インバータを制御して前記冷却ファンを間欠的に駆動させる制御回路とを備える、無停電電源装置。
  2. 前記制御回路は、前記冷却ファンを間欠的に駆動させる場合において前記冷却ファンの回転数を増大させるときは、前記冷却ファンの回転数を下限値から上限値まで予め定められた時間をかけて徐々に増大させる、請求項1に記載の無停電電源装置。
  3. さらに、前記冷却ファンの回転数の下限を0よりも大きな予め定められた回転数に設定する下限制限回路を備え
    前記制御回路は、前記電流センサによって検出された前記負荷電流が前記予め定められた電流よりも大きい場合は、前記冷却ファンを前記予め定められた回転数よりも高い回転数で駆動させる、請求項1または請求項2に記載の無停電電源装置。
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