JP5292333B2 - Co2回収方法およびco2回収装置 - Google Patents

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Description

本発明は、炭素を含む燃料のガス化ガスからCOを回収する方法および回収する装置に関する。
近年、地球温暖化現象の一因としてCOによる温室効果が指摘され、地球環境を守る上でその対策が急務となっている。COの発生源としては、化石燃料を燃焼させるあらゆる人間の活動分野に及び、その排出抑制への要求が一層強まる傾向にある。特に大量の化石燃料を使用する火力発電所を対象に、COを含む燃焼排ガスをアルカノールアミン水溶液等と接触させてCOを吸収させ、COを回収する方法、および回収されたCOを大気へ放出することなく貯蔵する方法が精力的に研究されている。
アルカノールアミンの例としては、モノエタノールアミン(MEA)やN−メチルジエタノールアミン(MDEA)などが挙げられる。アルカノールアミン水溶液を吸収液とする吸収法では、吸収塔においてCOを吸収した吸収液は、再生塔において120℃前後の水蒸気を使用して加熱され再生される(例えば、特許文献1、2)。処理ガス量が多いほど、使用する吸収液量は多くなり、それに伴い、再生に必要な水蒸気量も増大する。従って、石炭やオイルコークス等のガス化ガスを対象とした場合には、燃焼によりガス量が増加してしまうので、燃焼前にCOを回収する方法が望ましい。
ガス化ガスには、炭素は主にCOの形で含まれるので、予め(1)式に示すシフト反応によりCOをCOに変換する必要がある。
CO+HO→CO+H (1)
シフト反応は、COを含むガスと水蒸気を触媒の存在下で200℃以上の温度で反応させることにより進行する。つまり、シフト反応でも水蒸気を使用する。一方、シフト反応は発熱反応なので、反応熱を熱源として水蒸気を発生させることが可能である。しかし、この水蒸気だけでは吸収液の再生とシフト反応の両方を賄い切れず、外部からも水蒸気の供給が必要である。また、火力発電所においては、本来発電に供するための水蒸気をCO回収プロセスに抽気することにより、送電端効率が低下する。
特開平03−193116号公報 特開2006−232596号公報
上述したように、従来技術では、吸収液の再生には水蒸気を熱源として使用しているため、大量の水蒸気を必要としており、従ってCOの回収には多くのエネルギーが必要であった。また、火力発電所においては、タービンから抽気した水蒸気を利用しており、その結果として発電効率が大幅に低下していた。
本発明は、石炭や石油ピッチ等の炭素を含む燃料のガス化ガスと吸収液とを接触させてCOを回収するプロセスにおいて、CO回収に必要なエネルギー消費を低減するための方法および装置を提供することを目的とする。また、発電用水蒸気の抽気による発電効率の低下を大幅に抑制することを目的とする。
本発明によるCO回収方法は、以下のような特徴を有する。
炭素を含む燃料をガス化して生じる生成ガスと水蒸気とを触媒上で反応させて、前記生成ガスに含まれるCOをCOに変換する工程と、前記生成ガスを吸収液加熱器に導入し、前記生成ガスに含まれる水分の凝縮熱と前記生成ガスの顕熱とを利用して、CO吸収塔の底部より抜き出された吸収液を加熱する工程と、前記生成ガスに含まれる凝縮された水分を除去してから、前記生成ガスを前記CO吸収塔に導入し、前記CO吸収塔内の吸収液と接触させて前記生成ガス中のCOを吸収させる工程と、前記吸収液加熱器で加熱された前記吸収液を減圧し、COガスを放出させて前記吸収液を再生し、前記CO吸収塔に戻す工程とを有する。
上記のCO回収方法において、COガスを放出して再生した前記吸収液を前記CO吸収塔に戻す過程で、前記吸収液の一部をさらに後段の再生塔へ導入して加熱する工程と、前記再生塔の底部より抜き出された前記吸収液を熱源とする熱交換器を用いて、前記CO吸収塔の底部より抜き出された前記吸収液を加熱する工程とを有してもよい。
さらに、上記のCO回収方法において、前記生成ガスに含まれるCOをCOに変換する工程の後で、前記生成ガスを蒸気発生器に導入し、前記生成ガスを熱源として水蒸気を発生させる工程と、前記吸収液加熱器で加熱された前記吸収液を、前記蒸気発生器で発生した水蒸気を熱源とする加熱器でさらに加熱してから減圧し、COガスを放出させて前記吸収液を再生する工程とを有してもよい。
また、本発明によるCO回収装置は、以下のような特徴を有する。
COを吸収する吸収液を有するCO吸収塔を備えたCO回収装置において、炭素を含む燃料をガス化して生じる生成ガスと水蒸気とを触媒上で接触させて、前記生成ガスに含まれるCOをCOに変換するシフト反応器と、前記生成ガスを熱源として、前記CO吸収塔からの前記吸収液を加熱する吸収液加熱器と、前記吸収液加熱器において加熱された前記吸収液を減圧し、前記吸収液からCOガスを放出させることにより、前記吸収液を再生して前記CO吸収塔に戻すフラッシュタンクと、前記吸収液加熱器を通過した前記生成ガスを冷却する冷却器と、前記冷却器を通過した前記生成ガスから凝縮水を分離する気水分離器と、前記気水分離器で凝縮水を分離した後の前記生成ガスを導入して前記吸収液に接触させて、前記生成ガスに含まれるCOを前記吸収液に吸収させる前記CO吸収塔とを備える。前記吸収液加熱器は、前記生成ガスに含まれる水分の凝縮熱と前記生成ガスの顕熱とを利用して、前記CO吸収塔からの前記吸収液を加熱する。
上記のCO回収装置において、前記フラッシュタンクで再生された前記吸収液を加熱することにより、前記吸収液からCOガスを放出させる再生塔と、前記再生塔で加熱された前記吸収液を熱源として、前記CO吸収塔からの前記吸収液を加熱する熱交換器とを備えてもよい。
さらに、上記のCO回収装置において、前記生成ガスを熱源として水蒸気を発生させる蒸気発生器と、前記蒸気発生器で発生した水蒸気を熱源として、前記吸収液加熱器で加熱された前記吸収液をさらに加熱する加熱器とを備えてもよい。
本発明によれば、生成ガスを利用して吸収液を加熱することにより、CO回収プロセスにおける水蒸気使用量を削減でき、CO回収に必要なエネルギー消費を低減することができる。また、発電用水蒸気の抽気による発電効率の低下を大幅に抑制することができる。
本発明の実施例1によるCO回収装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2によるCO回収装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例3によるCO回収装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例3において、蒸気発生器と加熱器とを省いた構成のCO回収装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例4によるCO回収装置の構成を示すブロック図である。
本発明によるCO回収方法の概要は、次の通りである。炭素を含む燃料をガス化して生じる生成ガスを触媒上で水蒸気と反応させて、生成ガス中のCOをCOに変換する。この際に発生する反応熱により自己加熱された生成ガスを熱源として、蒸気発生器で水蒸気を発生させてもよい。生成ガス中のCOは、吸収塔で吸収液に吸収される。COを吸収した吸収液は、吸収塔の底部より抜き出され、生成ガスを熱源として吸収液加熱器で加熱される。吸収液を加熱した生成ガスは、含まれている水分が除去された後、吸収塔に導入されて吸収液と接触し、含まれているCOが回収される。吸収液加熱器で加熱された吸収液は、蒸気発生器で発生した水蒸気を熱源として、さらに加熱されるようにしてもよい。その後、吸収液は、減圧され、吸収したCOを放出して再生する。
本発明によれば、生成ガスと吸収液とを熱交換させることにより、生成ガスの顕熱と、従来は利用されていなかった生成ガスの凝縮熱とを、吸収液の加熱源として活用することができる。
以下では、吸収塔の底部より抜き出された吸収液を「リッチ液」、COを放出して再生した吸収液を「セミリーン液」と称する。また、実施例3において、再生塔で加熱再生された吸収液を「リーン液」と称する。
本発明で対象となる生成ガスは、石炭や石油ピッチや重油などの炭素を含む燃料を部分酸化したときに発生するCO、H、CH、CO等を主に含むガスである。
以下に本発明の実施の形態について説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
本発明によるCOの回収方法および回収装置の実施例を、図1を用いて説明する。実施例1は、本発明によるCO回収方法および回収装置の基本的な構成を、石炭のガス化プロセスに適用した例である。図1は、本実施例でのCO回収装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施例でのCO回収装置は、主に、高温シフト反応器21a、中温シフト反応器21b、低温シフト反応器21c、吸収液加熱器23、吸収塔24、冷却器25、29、気水分離器26、およびフラッシュタンク28から構成されている。なお、通常は、少なくとも高温シフト反応器21aと中温シフト反応器21bの後段に冷却器を設けるが、図1では図示を省略している。
ガス化炉(図示せず)で石炭と酸素を高温で反応させて発生した生成ガス1は、脱塵や水洗の後、COSをHSに変換するCOS転換処理やHSを除去する脱硫処理を経た後、水蒸気2と共に高温シフト反応器21aに導入される。
高温シフト反応器21aには、FeとCrを主な活性成分とするシフト触媒が充填されており、この触媒により(1)式のシフト反応が促進される。シフト反応は発熱反応であり、触媒と生成ガス1は反応熱により加熱される。石炭をガス化して得られる生成ガスの場合、一般にCO濃度は20〜60%と高いため、COの全量を一度に反応させると反応熱により触媒の温度がその耐熱温度を上回ってしまう。そのため、高温シフト反応器21aでは、生成ガス1に含まれるCOの一部だけを反応させる。
生成ガス1は、次に、高温シフト反応器21aと同じ触媒が充填された中温シフト反応器21bに導入される。中温シフト反応器21bでは、生成ガス1に含まれる残りのCOの一部がCOに転化される。
生成ガス1は、さらに、低温シフト反応器21cに導入される。低温シフト反応器21cには、比較的低い温度でシフト反応促進活性を有するCuとZnを主な活性成分とする触媒が充填されている。低温シフト反応器21cにおいて、生成ガス1は、所望するCO濃度になるまで残りのCOがCOに転化される。
なお、シフト反応の温度レベルは、例えば、高温シフト反応器21aでは250〜450℃、中温シフト反応器21bでは250〜350℃、低温シフト反応器21cでは250〜270℃とすることができる。
次に、生成ガス1は、吸収液加熱器23に導入される。吸収液加熱器23には、冷却媒体として吸収塔24の底部から抜き出されたリッチ液6が導入されており、生成ガス1はリッチ液6に熱を奪われて冷却される。
生成ガス1は、さらに、冷却器25で50℃以下に冷却され、気水分離器26で凝縮水7が除去された後、吸収塔24に導入される。ここで、生成ガス1は、再生されたセミリーン液13と接触し、COが吸収される。このようにして、生成ガス1からCOが除去されて精製ガス8が得られる。
ところで、吸収液加熱器23に導入された生成ガス1には、シフト反応用に供給された水蒸気2のうち反応に使われなかった水蒸気が含まれている。吸収塔24の底部から抜き出されたリッチ液6は、この水蒸気の凝縮熱と生成ガス1の顕熱により加熱される。
加熱されたリッチ液6は、減圧されてフラッシュタンク28に導入される。フラッシュタンク28では、吸収されていたCOが液相から放出されて、リッチ液6は再生され(セミリーン液13となる)、COを含んだ放散ガス9が回収される。
一方、セミリーン液13(再生されたリッチ液6)は、冷却器29で所定の温度に冷却された後、再び吸収塔24に導入される。
従来、吸収液の再生にはタービンから抽気した水蒸気を熱源として使用しており、その結果として発電効率が大幅に低下していた。本発明は、シフト反応の後段では生成ガスが水蒸気を多く含むことに着目し、これまでは回収されていなかった凝縮熱を利用して吸収液を加熱する点に特徴があり、これによりCO回収エネルギーを大幅に削減することができる。
本発明によるCOの回収方法および回収装置の第2の実施例を、図2を用いて説明する。実施例2は、実施例1と同様に、本発明によるCO回収方法および回収装置を石炭のガス化プロセスに適用した例であるが、以下の点が異なる。すなわち、シフト反応で発生する反応熱により自己加熱された生成ガスを熱源として、蒸気発生器で水蒸気を発生させる。そして、吸収液加熱器で加熱された吸収液を、蒸気発生器で発生した水蒸気を熱源として、さらに加熱する。
図2は、本実施例でのCO回収装置の構成を示すブロック図である。図2において、図1と同一の符号は、図1と同一または共通する要素を示す。本実施例のCO回収装置は、実施例1と同様の構成であるが、高温シフト反応器21a、中温シフト反応器21b、および低温シフト反応器21cの後段に、高温蒸気発生器22a、中温蒸気発生器22b、および低温蒸気発生器22cがそれぞれ設置されている点と、吸収液加熱器23とフラッシュタンク28の間に加熱器27a、27bが設置されている点が異なる。
本実施例でのCO回収方法は、実施例1と同様であり、以下では相違点のみを説明する。
高温シフト反応器21aで一部のCOがシフト反応を起こした生成ガス1は、次に、冷却のために高温蒸気発生器22aに導入される。ここでは、生成ガス1が所定の温度まで冷却されると同時に、その熱を利用して高温蒸気3が発生する。
続いて生成ガス1は、中温シフト反応器21bに導入され、残りのCOの一部がCOに転化した段階で中温蒸気発生器22bに導入されて冷却される。中温蒸気発生器22bでは、生成ガス1を熱源として中温蒸気4が発生する。
次に、生成ガス1は、低温シフト反応器21cに導入され、所望するCO濃度になるまで残りのCOがCOに転化され、冷却のために低温蒸気発生器22cに導入される。低温蒸気発生器22cでは、生成ガス1を熱源として低温蒸気5が発生する。低温蒸気発生器22cで冷却された後の生成ガス1は、吸収液加熱器23に導入される。
一方、吸収液加熱器23で、生成ガス1に含まれる水蒸気の凝縮熱と生成ガス1の顕熱とにより加熱されたリッチ液6は、次に加熱器27aに導入され、中温蒸気4の全部または一部を熱源として加熱される。リッチ液6は、さらに加熱器27bに導入され、高温蒸気3の全部または一部を熱源として加熱され、減圧されてフラッシュタンク28に導入される。リッチ液6が加熱器27aで所定の温度まで加熱された場合には、高温蒸気3を加熱器27bに供給せず、加熱器27bでリッチ液6を加熱しなくてもよい。
加熱器27a、27bを設置することで、リッチ液6は、吸収液加熱器23で十分に加熱できなかった場合でも、中温蒸気発生器22bと高温蒸気発生器22aで発生した水蒸気を熱源として、さらに加熱することができる。
なお、本実施例では、加熱器27a、27bと2台の加熱器を設置したが、いずれか1方だけを設置することもできる。また、加熱器を3台設置し、低温蒸気5、中温蒸気4、および高温蒸気3を熱源として、リッチ液6を加熱する構成にしてもよい。
本発明によるCOの回収方法および回収装置の第3の実施例を、図3を用いて説明する。実施例3は、本発明によるCO回収方法および回収装置を、石炭のガス化プロセスに適用した例であり、生成ガスを、脱塵、水洗した後、直接シフト反応を行い、その後、COとHSを同時に除去するプロセスに適用した例である。図3は、本実施例でのCO回収装置の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、本実施例でのCO回収装置は、主に、第一シフト反応器30a、第二シフト反応器30b、蒸気発生器31a、31b、吸収液加熱器23、吸収塔24、冷却器25、29、35、気水分離器26、加熱器27c、フラッシュタンク28、熱交換器33、および再生塔34から構成されている。吸収塔24では、吸収液がCOとHSとを吸収し、生成ガス1からCOとHSとが同時に除去される。
生成ガス1は、脱塵や水洗の後、水蒸気2と共に第一シフト反応器30aに導入される。
第一シフト反応器30aには、CoとMoを主な活性成分とするシフト触媒が充填されており、HSの存在下において(1)式の反応が促進される。本実施例においても、シフト反応の反応熱により触媒が耐熱温度を超えないように、シフト反応を分割して行うようになっており、第一シフト反応器30aでは、生成ガス1に含まれるCOの一部だけを反応させる。
次に、生成ガス1は、蒸気発生器31aに導入され冷却される。これと同時に、生成ガス1の熱を利用して、高温蒸気11が発生する。
続いて生成ガス1は、第一シフト反応器30aと同じ触媒が充填された第二シフト反応器30bに導入され、残りのCOがCOに転換され、冷却のために蒸気発生器31bに導入される。蒸気発生器31bでは、生成ガス1を熱源として中温蒸気12が発生する。
なお、シフト反応の温度レベルは、例えば、第一シフト反応器30aでは250〜450℃、第二シフト反応器30bでは250〜350℃とすることができる。
次に、リッチ液6の加熱方法について説明する。吸収塔24の底部から抜き出されたリッチ液6は、熱交換器33に導入され、後述する再生塔34で加熱再生された高温の吸収液(リーン液)10の熱により加熱される。
続いて、リッチ液6は、吸収液加熱器23に導入され、蒸気発生器31bを通過した生成ガス1の熱により加熱される。この生成ガス1には、シフト反応用に供給された水蒸気2のうち反応に使われなかった水蒸気が含まれており、この水蒸気の凝縮熱と生成ガス1の顕熱とによりリッチ液6は加熱される。
リッチ液6は、さらに加熱器27cに導入され、中温蒸気12の全部または一部を熱源として加熱され、減圧されてフラッシュタンク28に導入される。
フラッシュタンク28では、主に吸収されていたCOが液相から放出されて、リッチ液6は再生され(セミリーン液13となる)、COを含んだ放散ガス9が回収される。
セミリーン液13(放散ガス9を放出したリッチ液6)は、一部が冷却器29で冷却された後、吸収塔24に導入され、残りは再生塔34に導入される。
再生塔34では、セミリーン液13は、水蒸気により110〜130℃に加熱され、吸収されていたCOとHSが放散ガス9として気相に放出されて、リーン液10として再生される。
再生塔34でセミリーン液13の再生により得られたリーン液10は、上述したように高温のまま熱交換器33に加熱媒体として導入され、リッチ液6の加熱に供される。その後、冷却器35で所定の温度まで冷却された後、吸収塔24に導入される。
一方、吸収液加熱器23でリッチ液6との熱交換により冷却された生成ガス1は、さらに冷却器25で50℃以下に冷却され、気水分離器26で凝縮水7が除去される。この後、生成ガス1は、吸収塔24に導入され、COおよびHSが除去されて精製ガス8が得られる。
このように、本実施例では、従来個別に実施されていたHS除去とCO回収を同時に行うことができる。さらに、生成ガス1に含まれる水蒸気の凝縮熱と生成ガス1の顕熱と再生塔より抜き出した高温のリーン液10とを用いて、フラッシュタンク28に導入する前のリッチ液6を加熱することができる。これにより、シフト反応の反応熱を利用して発生させた水蒸気を主に発電に供することができ、発電効率の低下を抑制することができる。
なお、本実施例では、実施例2と同様に、蒸気発生器31a、31bで高温蒸気11と中温蒸気12を発生させ、中温蒸気12を熱源として加熱器27cでリッチ液6を加熱しているが、実施例1と同様に、蒸気発生器31a、31bと加熱器27cとを省くことも可能である。図4は、このような構成のCO回収装置の構成を示すブロック図である。
図4に示した構成の場合には、シフト反応の反応熱を利用して発生させた水蒸気を使わずに、生成ガス1の水蒸気の凝縮熱と生成ガス1の顕熱と高温のリーン液10だけで、リッチ液6を加熱する。この場合には、シフト反応の反応熱を利用して発生させた水蒸気を発電に供することができ、発電効率の低下をさらに抑制することができる。
本発明によるCOの回収方法および回収装置の第4の実施例を、図5を用いて説明する。実施例4では、実施例2と同様の構成のCO回収装置に対して、凝縮熱を回収してリッチ液を加熱する際の運転制御方法の例について説明する。
図5は、本実施例でのCO回収装置の構成を示すブロック図である。図5において、図2と同一の符号は、図2と同一または共通する要素を示す。本実施例のCO回収装置は実施例2と同様の構成であるが、図5には、凝縮熱を回収してリッチ液6を加熱する際の運転制御に必要な構成要素を追加して記載した。
吸収液加熱器23は、生成ガス1に含まれる水分の凝縮熱を回収できるように設計されている。
生成ガス1の流路には吸収液加熱器23の入口に温度計51を設置し、生成ガス1の温度を測定する。冷却器25の出口にも温度計53を設置する。また、中温シフト反応器21bおよび低温シフト反応器21cの入口に、温度計56および57をそれぞれ設ける。
冷却器25に供給する冷却水の流量は、流量調節弁64で調節可能である。また、高温蒸気発生器22a、中温蒸気発生器22b、および低温蒸気発生器22cに供給するボイラ給水14a、14b、および14cの流量は、流量調節弁67、68、および63でそれぞれ調節可能である。
リッチ液6の流路には、吸収液加熱器23の出口に温度計52を,加熱器27aの出口に温度計54を、加熱器27bの出口に温度計55を設置する。中温蒸気発生器22bから発生する中温蒸気4から分取され、加熱器27aに供給される中温蒸気4aの流量は、流量調節弁65で調節できる。高温蒸気発生器22aから発生する高温蒸気3から分取され、加熱器27bに供給される高温蒸気3aの流量は、流量調節弁66で調節できる。流量調節弁65を調節して、例えば、中温蒸気4の全量を中温蒸気4aとして加熱器27aに供給することも可能である。
吸収液加熱器23を通過した後のリッチ液6は、温度計52で温度が測定される。この温度が、リッチ液6がフラッシュタンク28で再生するのに必要な予め定めた基準温度に満たない場合は、流量調節弁65の開度を大きくすることにより、加熱器27aに供給する中温蒸気4aの流量を増やす。中温蒸気4の全量を加熱器27aに供給してもまだ所定の温度に到達しない場合には、流量調節弁66の開度を大きくすることにより、加熱器27bに供給する高温蒸気3aの流量を増加させ、最終的に温度計55で計測されるリッチ液6の温度が所定の温度になるように調節する。このようにして、リッチ液6を加熱する水蒸気の量と温度を制御して、リッチ液6の温度を所定の温度に保つことができる。
一方、温度計51で計測している生成ガス1の温度が上記の基準温度を超えた場合には、流量調節弁63の開度を大きくして、低温蒸気発生器22cへ供給するボイラ給水14cの流量を増加させる。これにより、低温蒸気発生器22cで発生させる低温蒸気5の量を増やし、生成ガス1の温度上昇を防ぐことができる。このようにして、吸収液加熱器23へ導入される生成ガス1の温度を所定の温度に保つことができる。
以上のようにして、生成ガス1の凝縮熱を回収する際に、生成ガス1の温度を調節することが可能となる。
また、中温シフト反応器21bおよび低温シフト反応器21cの温度調節も行うことができる。温度計56および57で計測される生成ガス1の温度が所定の温度になるように、高温蒸気発生器22aおよび中温蒸気発生器22bに供給するボイラ給水14aおよび14bの流量を、流量調節弁67および68でそれぞれ調節する。
1…生成ガス、2…水蒸気、3…高温蒸気、3a…分取された高温蒸気、4…中温蒸気、4a…分取された中温蒸気、5…低温蒸気、6…リッチ液、7…凝縮水、8…精製ガス、9…放散ガス、10…リーン液、11…高温蒸気、12…中温蒸気、13…セミリーン液、14a,14b,14c…ボイラ給水、21a…高温シフト反応器、21b…中温シフト反応器、21c…低温シフト反応器、22a…高温蒸気発生器、22b…中温蒸気発生器、22c…低温蒸気発生器、23…吸収液加熱器、24…吸収塔、25,29,35…冷却器、26…気水分離器、27a,27b,27c…加熱器、28…フラッシュタンク、30a…第一シフト反応器、30b…第二シフト反応器、31a,31b…蒸気発生器、33…熱交換器、34…再生塔、51,52,53,54,55,56,57…温度計、61,62,63,64,65,66,67,68…流量調節弁。

Claims (8)

  1. 炭素を含む燃料をガス化して生じる生成ガスからのCO回収方法において、
    前記生成ガスと水蒸気とを触媒上で反応させて、前記生成ガスに含まれるCOをCOに変換する工程と、
    前記生成ガスを吸収液加熱器に導入し、前記生成ガスに含まれる水分の凝縮熱と前記生成ガスの顕熱とを利用して、CO吸収塔の底部より抜き出された吸収液を加熱する工程と、
    前記生成ガスに含まれる凝縮された水分を除去してから、前記生成ガスを前記CO吸収塔に導入し、前記CO吸収塔内の吸収液と接触させて前記生成ガス中のCOを吸収させる工程と、
    前記吸収液加熱器で加熱された前記吸収液を減圧し、COガスを放出させて前記吸収液を再生し、前記CO吸収塔に戻す工程と、
    を有することを特徴とするCO回収方法。
  2. 請求項1記載のCO回収方法において、
    COガスを放出して再生した前記吸収液を前記CO吸収塔に戻す過程で、前記吸収液の一部をさらに後段の再生塔へ導入して加熱する工程と、
    前記再生塔の底部より抜き出された前記吸収液を熱源とする熱交換器を用いて、前記CO吸収塔の底部より抜き出された前記吸収液を加熱する工程と、
    を有するCO回収方法。
  3. 請求項1または2記載のCO回収方法において、
    前記生成ガスに含まれるCOをCOに変換する工程の後で、前記生成ガスを蒸気発生器に導入し、前記生成ガスを熱源として水蒸気を発生させる工程と、
    前記吸収液加熱器で加熱された前記吸収液を、前記蒸気発生器で発生した水蒸気を熱源とする加熱器でさらに加熱してから減圧し、COガスを放出させて前記吸収液を再生する工程と、
    を有するCO回収方法。
  4. 請求項3記載のCO回収方法において、
    前記吸収液加熱器の入口での前記生成ガスの温度が、予め定めた基準温度より低い場合は、前記蒸気発生器で発生させる前記水蒸気の量を減らし、前記基準温度より高い場合は、前記蒸気発生器で発生させる前記水蒸気の量を増加させるCO回収方法。
  5. 請求項3記載のCO回収方法において、
    前記吸収液加熱器を通過した前記吸収液の温度が予め定めた基準温度より低い場合は、前記加熱器の熱源となる前記水蒸気の量と温度のうち少なくとも一方を増加させるCO回収方法。
  6. COを吸収する吸収液を有するCO吸収塔を備えたCO回収装置において、
    炭素を含む燃料をガス化して生じる生成ガスと水蒸気とを触媒上で接触させて、前記生成ガスに含まれるCOをCOに変換するシフト反応器と、
    前記生成ガスを熱源として、前記CO吸収塔からの前記吸収液を加熱する吸収液加熱器と、
    前記吸収液加熱器において加熱された前記吸収液を減圧し、前記吸収液からCOガスを放出させることにより、前記吸収液を再生して前記CO吸収塔に戻すフラッシュタンクと、
    前記吸収液加熱器を通過した前記生成ガスを冷却する冷却器と、
    前記冷却器を通過した前記生成ガスから凝縮水を分離する気水分離器と、
    前記気水分離器で凝縮水を分離した後の前記生成ガスを導入して前記吸収液に接触させて、前記生成ガスに含まれるCOを前記吸収液に吸収させる前記CO吸収塔と、
    を備え、
    前記吸収液加熱器は、前記生成ガスに含まれる水分の凝縮熱と前記生成ガスの顕熱とを利用して、前記CO吸収塔からの前記吸収液を加熱することを特徴とするCO回収装置。
  7. 請求項6記載のCO回収装置において、
    前記フラッシュタンクで再生された前記吸収液を加熱することにより、前記吸収液からCOガスを放出させる再生塔と、
    前記再生塔で加熱された前記吸収液を熱源として、前記CO吸収塔からの前記吸収液を加熱する熱交換器と、
    を備えるCO回収装置。
  8. 請求項6または7記載のCO回収装置において、
    前記生成ガスを熱源として水蒸気を発生させる蒸気発生器と、
    前記蒸気発生器で発生した水蒸気を熱源として、前記吸収液加熱器で加熱された前記吸収液をさらに加熱する加熱器と、
    を備えるCO回収装置。
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