JP5290698B2 - プリディストータ - Google Patents

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Description

本発明は、信号増幅器などの被補償回路からの出力信号の歪を補償するため、入力信号に予め加えるプリディストーション信号を生成するプリディストータに関するものである。
従来、プリディストータで用いる歪補償値を生成する多項式の係数(もしくはルックアップテーブル)の更新の際に用いる入出力信号のサンプリングポイント数は固定されていた(例えば、特許文献1を参照。)。
特許3560398号
例えば、サンプリングポイント数を多くすると歪補償精度は高くなるが更新速度および更新速度に対応する追従速度や収束速度が遅くなる。一方、逆にサンプリングポイント数を少なくすると更新速度および追従速度は速くなるが、歪補償精度が低くなる。このため、送信キャリア数の変化や温度の変化などにより、増幅装置の歪特性が変化した場合に、プリディストータで乗じる歪補償値を生成する多項式の係数(もしくはルックアップテーブル)を即座に変化、追従させる必要があるが、歪補償精度を維持することと追従性や更新速度を速めることとは両立しないという課題があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、歪補償するためのメモリ量を低減でき、且つ高い歪補償精度と歪補償追従性とを両立できるプリディストータを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明に係るプリディストータは、歪補償値を生成する歪補償多項式の係数(もしくはルックアップテーブル)更新の際に用いられる入出力信号のサンプリングポイント数を可変にすることとした。
具体的には、本発明に係るプリディストータは、所定の基準に基づく歪補償値で入力信号を歪補償して被補償回路へ出力する歪補償部と、互いに異なるサンプリングポイントで前記入力信号を取り込んだ複数の入力サンプリング信号及び前記サンプリングポイントで前記被補償回路からの出力信号を取り込んだ複数の出力サンプリング信号から前記基準の更新量を算出し、前記歪補償部に前記基準を更新させる制御部と、を備えるプリディストータであって、前記制御部は、前記サンプリングポイントの数を可変できることを特徴とする。
ここで、所定の基準とは、歪補償値を得る際に用いる歪補償多項式の係数もしくはルックアップテーブルのテーブル値である。制御部は入出力信号のサンプリングポイントの数を変化させることができるため、歪補償追従性を重視するときはサンプリングポイント数を少なくし、歪補償精度を重視するときはサンプリングポイント数を多くすることができる。
従って、本発明に係るプリディストータは、高い歪補償精度と歪補償追従性とを両立できる。
本発明に係るプリディストータの前記歪補償部は、歪補償多項式を保有しており、前記基準が前記歪補償多項式の係数であり、前記制御部は、N(Nは1以上の整数)番目に取り込まれた出力サンプリング信号を(2a+2b−2)乗した値(a、bは1以上の整数)を、N−1番目に取り込まれた出力サンプリング信号までで算出したa行b列の行列要素に加算し、N番目のa行b列の行列要素とした出力信号行列を算出し、前記出力信号行列の複素共役転置行列を左側から乗算して第一行列を算出し、N番目に取り込まれた入力サンプリング信号を(2a+2b−2)乗した値を、N−1番目に取り込まれた入力サンプリング信号までで算出したa行b列の行列要素に加算し、N番目のa行b列の行列要素とした入力信号行列を算出し、N個の入力サンプリング信号から算出した前記入力信号行列とN個の出力サンプリング信号から算出した前記出力信号行列との差分に前記歪補償多項式の係数の行列を右側から乗算して誤差行列とし、前記誤差行列にN個の前記出力信号行列の複素共役転置行列を左側から乗算して第二行列を算出し、前記第一行列の逆行列と前記第二行列とを乗算して前記歪補償多項式の係数の更新量を算出する。
本発明に係るプリディストータの前記歪補償部は、ルックアップテーブルを保有していてもよい。この場合、前記基準が前記ルックアップテーブルのテーブル値であり、前記制御部は、N(Nは1以上の整数)番目に取り込まれた出力サンプリング信号を(2a+2b−2)乗した値(a、bは1以上の整数)を、N−1番目に取り込まれた出力サンプリング信号までで算出したa行b列の行列要素に加算し、N番目のa行b列の行列要素とした出力信号行列を算出し、前記出力信号行列の複素共役転置行列を左側から乗算して第一行列を算出し、N番目に取り込まれた入力サンプリング信号を(2a+2b−2)乗した値を、N−1番目に取り込まれた入力サンプリング信号までで算出したa行b列の行列要素に加算し、N番目のa行b列の行列要素とした入力信号行列を算出し、N個の入力サンプリング信号から算出した前記入力信号行列とN個の出力サンプリング信号から算出した前記出力信号行列との差分に前記歪補償多項式の係数の行列を右側から乗算して誤差行列とし、前記誤差行列にN個の前記出力信号行列の複素共役転置行列を左側から乗算して第二行列を算出し、前記第一行列の逆行列と前記第二行列とを乗算して前記ルックアップテーブルのテーブル値の更新量を算出する。
歪補償値を生成する歪補償多項式の係数を求める際の途中段階で求める行列の各要素を漸化式で表現し直すことにより、逐次更新ができるようにした。このため、保持しておくデータ数は行列要素数であり、入出力信号のサンプリングポイント数(取り込み点数)ではなくなるので、歪補償多項式の係数(もしくはルックアップテーブル)の算出に用いるサンプリングポイント数が多いほど、従来の方法に比べてメモリ量が削減できる効果が高くなる。
本発明に係るプリディストータの前記制御部は、前記入力信号と前記出力信号との誤差電力の積算値をモニタし、前記積算値が所定の閾値を超えた場合に前記歪補償部に前記基準を更新させてもよい。制御部は、追従性が求められる場合か、精度が求められる場合かを自動で判断し、歪補償多項式の係数(もしくはルックアップテーブル)を更新できる。
本発明に係るプリディストータの前記制御部は、前記入力信号と前記出力信号との誤差電力をモニタし、前記誤差電力が所定の閾値を超えた場合に前記サンプリングポイント数(取り込み点数)を前記誤差電力が所定の閾値以内の場合より減らして前記基準を更新させてもよい。制御部は、追従性が求められる場合か、精度が求められる場合かを自動で判断し、歪補償多項式の係数(もしくはルックアップテーブル)を更新できる。また、歪補償値を生成する多項式の係数(もしくはルックアップテーブル)を作成する初期の段階では、サンプリングポイント数を少なくし、歪補償の引き込みを速くし、引き込みが終わった後はサンプリングポイント数を多くすることも可能となる。
本発明は、メモリの量がサンプルポイント数(取り込み点数)ではなく行列の要素数になるため、歪補償するためのメモリ量を低減できる。また、歪補償値を生成する多項式の係数(もしくはルックアップテーブル)を更新する際に用いられる入出力信号のサンプリングポイント数(取り込み点数)を任意にできるため、任意の精度、任意の更新速度、任意の追従速度、および任意の収束速度での歪補償が可能となる。このため、本発明は、高い歪補償精度と歪補償追従性とを両立できるプリディストータを提供することができる。
添付の図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。以下に説明する実施の形態は本発明の構成の例であり、本発明は、以下の実施の形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施の形態1)
図1は本実施形態のプリディストータ301の構成を説明するブロック図である。プリディストータ301は、所定の基準に基づく歪補償値で入力信号Xを歪補償した予歪補償信号Aを被補償回路401へ出力する歪補償部11と、互いに異なるサンプリングポイントで入力信号Xを取り込んだ複数の入力サンプリング信号及び前記サンプリングポイントで被補償回路401からの出力信号Yを取り込んだ複数の出力サンプリング信号から前記基準の更新量を算出し、歪補償部11に前記基準を更新させる制御部13と、を備える。例えば、被補償回路401は信号増幅器である。また、歪補償部11が保有する基準とは歪補償多項式の係数もしくはルックアップテーブルのテーブル値であるが、以下では歪補償多項式の係数として説明する。
制御部13は、歪補償多項式の係数、またはルックアップテーブル値の計算に用いるサンプリングポイントの数(取り込み点数)を可変できる。これは、制御部13が、第一行列の逆行列と第二行列とを乗算して歪補償多項式の係数の更新量を算出するからである。ここで、第一行列とは、N番目に取り込まれた出力サンプリング信号を(2a+2b−2)乗した値を、N−1番目に取り込まれた出力サンプリング信号までで算出したa行b列の行列要素に加算し、N番目のa行b列の行列要素とした出力信号行列を算出し、前記出力信号行列の複素共役転置行列を左側から乗算した行列である。また、第二行列とは、N個の入力サンプリング信号からなる入力信号行列とN個の出力サンプリング信号からなる出力信号行列との差分に歪補償多項式の係数の行列を右側から乗算して誤差行列とし、前記誤差業列にN個の出力サンプリング信号からなる出力信号行列の複素共役転置行列を左側から乗算した行列である。更新量の算出の詳細については後述する。
例えば、制御部13は、入力信号Xと出力信号Yとの誤差電力の積算値をモニタし、前記積算値が所定の閾値を超えた場合に歪補償部11に前記基準を更新させてもよい。制御部13は入力信号Xと出力信号Yとの電力の差を計算して誤差電力とする。例えば、サンプリングポイント毎の誤差電力を積算し、これを累積誤差電力とする。また、制御部13には累積誤差電力の閾値が設定されている。制御部13は、累積誤差電力が閾値を超えた場合に歪補償多項式の係数もしくはルックアップテーブルのテーブル値の更新量を計算し、歪補償部11の歪補償多項式の係数もしくはルックアップテーブルのテーブル値を更新する。
また、制御部13は、入力信号Xと出力信号Yとの累積誤差電力をモニタし、累積誤差電力が所定の閾値を超えた場合にサンプリングポイントの数を累積誤差電力が所定の閾値以内の場合より減らして前記基準を更新させてもよい。例えば、制御部13には、累積誤差電力の閾値が設定されている。累積誤差電力が閾値以内の場合には制御部13は、所定のサンプリングポイントの数で歪補償多項式の係数もしくはルックアップテーブルのテーブル値の更新量を計算し、歪補償部11の歪補償多項式の係数もしくはルックアップテーブルのテーブル値を更新する。累積誤差電力が閾値を超えた場合には制御部13は、累積誤差電力が閾値以内の場合のときより少ない数のサンプリングポイントの数で歪補償多項式の係数もしくはルックアップテーブルのテーブル値の更新量を計算し、歪補償部11の歪補償多項式の係数もしくはルックアップテーブルのテーブル値を更新する。これにより、追従性および歪補償精度を両立させることが可能となる。
図2は、プリディストータ301の歪補償部11を説明するブロック図である。歪補償部11は、数式1又は数式2で表せる歪補償多項式を記憶しており、入力信号Xを歪補償多項式で歪補償した予歪補償信号Aを生成し、被補償回路401へ出力する。
Figure 0005290698
ただし、x(n)は入力信号、a(n)は予歪補償信号、w’d,k、w’r,d,l及びw’r,d,l,kは係数、d及びrは正規化先行時間又は正規化遅延時間、k及びlは次数である。また、D=max(D1,R1)、D=max(D2,R2)、およびK=K+L−1である。ここで、max(c,c,・・・,c)はc、c、・・・、cの最大値を表す。
Figure 0005290698
制御部13は、後述する係数算出方法で歪補償多項式の係数を算出する。さらに、制御部13は算出した係数を歪補償部11へ出力する。歪補償部11は、この係数を利用して予歪補償信号Aを生成する。また、歪補償部11は、定期的に歪補償多項式の係数を更新する。
(増幅回路のモデル化と歪特性の推定)
まず、増幅回路の歪特性をモデル化する。図3は複数の増幅器で構成された増幅回路をモデル化した図である。入力信号Xが入力され出力信号Yを出力する。ここで、入力信号Xを周期Tでサンプリングした離散時間信号をx(nT)とし、出力信号Yを周期Tでサンプリングした離散時間信号をy(nT)とし、表記を簡単にするためにそれぞれをx(n)、y(n)で表すこととする。また、x(n)、およびy(n)はともに実数成分と虚数成分を持つ複素数信号であり、x(n)、およびy(n)に対する乗算、および加算は、それぞれ複素乗算、および複素加算を示すものとする。増幅回路を構成する要素増幅器513の歪特性をそれぞれ
Figure 0005290698
とおく。ここで、jは要素増幅器513の番号であり、Jは要素増幅器513の全個数である。また、dは入力信号の正規化先行時間、または正規化遅延時間を表し、D1はj番目の要素増幅器の最大正規化先行時間、D2はj番目の要素増幅器の最大正規化遅延時間、kは次数であり、Kはj番目の要素増幅器の歪成分の最大次数を表す。
また、要素増幅器513を合成する比率は入力信号Xの振幅値の関数(合成多項式)512を
Figure 0005290698
とおく。ここで、rは入力信号の正規化先行時間、または正規化遅延時間を表し、R1はj番目の要素増幅器に対する合成する比率において関係する入力信号の最大正規化先行時間、R2はj番目の要素増幅器に対する合成する比率において関係する入力信号の最大正規化遅延時間、lは次数であり、Lはj番目の要素増幅器に対する合成する比率において関係する入力信号の最大次数から1次高い次数を表す。
このとき、増幅回路の出力は
Figure 0005290698
である。
ここで、数式5を整理する。まず、異なる増幅器(異なるj)の同じ項をまとめると
Figure 0005290698
次に、数式6のr=dの項をまとめると
Figure 0005290698
である。
また、数式7は、
Figure 0005290698
さらに、
Figure 0005290698
すなわち、図3のようにモデル化できる増幅回路の歪特性を推定するには、係数h’d,k、h’r,d,l、およびh’r,d,l,kを算出すれば良い。係数h’d,k、h’r,d,l、およびh’r,d,l,kを算出するには入力信号X、および出力信号Yを数式9のモデルに適用して最小二乗法を用いればよい。
(歪補償方法)
次に、図3のモデルに基づいた増幅回路の歪補償方法について説明する。増幅装置全体の入出力信号の関係は
Figure 0005290698
となり、線形であるのが理想的である。但し、Gは増幅装置の利得を表す実数定数である。ここでは、以降の議論を簡単にする目的で、G=1とおくこととする。
しかし、実際の増幅装置では、入力信号の振幅(もしくは電力)が大きくなると入出力信号の関係は線形ではなく数式5、または数式9で表現されるように非線形となる。図3のモデルに基づいた増幅回路を歪補償するには、図3のモデルを数式で表現した歪特性多項式である数式5、または数式9において入力信号Xと出力信号Yを入れ替えた歪補償多項式
Figure 0005290698
数式5から数式9に整理したのと同様に、数式11を整理すると、
Figure 0005290698
この数式12の係数w’d,k、w’r,d,l、及びw’r,d,l,kを最小二乗法を用いて推定し、入力信号Xを歪補償多項式に従って補償すればよい。最小二乗法により係数w’d,k、w’r,d,l、及びw’r,d,l,kを算出するに際しては、係数w’d,k、w’r,d,l、及びw’r,d,l,kの総数よりも多くの入力信号Xと出力信号Yをサンプリングしたx(n)とy(n)の組を用いる。
すなわち、最小2乗法を用いて得られた数式12の係数を用いて増幅装置の入出力関係を線形にする目的で、増幅装置の前段に設けてある増幅装置の非線形な歪特性(歪値)に対する逆歪特性(歪補償特性)を生成するプリディストータ301において、入力信号Xに歪補償値を予め与えた予歪補償信号Aを生成して増幅装置に入力する。このとき、増幅装置の出力信号Yがy(n)=x(n)となる予歪補償信号Aを得るために、プリディストータ301は、数式1で表される歪補償多項式で入力信号Xに歪補償値を予め与えて予歪補償信号Aを生成して増幅装置に入力する。
図3のモデルを数式で表現した歪特性多項式である数式5、または数式9で与えられる非線形な歪を補償する逆歪特性(歪補償特性)を与える予歪補償信号A、すなわち数式1のa(n)を得るには、数式5、または数式9においてx(n)とy(n)を入れ替えた数式11、または数式12の関係を満たす係数w’j,r,d,l,k、または、係数w’d,k、w’r,d,l、及びw’r,d,l,kを得ればよい。
(歪補償多項式の係数の算出方法)
ここで、数式12を利用して歪補償多項式の係数を求める方法について説明する。但し、ここでは、表現の簡単のためにDa=0、R1=0、D1=0とおく。係数w’d,k、w’r,d,l、及びw’r,d,l,kを全て並べた係数のベクトルを数式13のようにおく。
Figure 0005290698
ここで、Tは行列の転置を表す。
ここで、数式12の歪補償多項式の係数w、w、・・・、wQを求めるには、異なるnにおけるQ+1個以上の数式12が必要である。ここで、数式12を行列表現すると数式14となる。
Figure 0005290698
但し、
Figure 0005290698
歪補償多項式の係数を推定する際に使用する異なるnに対する数式12の個数はN(N≧Q+1)であり、数式12をN個まとめると数式14は数式16の連立方程式となる。
Figure 0005290698
Figure 0005290698
数式16又は数式18の連立方程式を解くことで、係数w、w、・・・、wが求まる。数式16又は数式18の連立方程式を解くには掃き出し法を用いても良いし、最小二乗法を用いて数式19としても良い。
Figure 0005290698
Figure 0005290698
但し、Hは表列の複素共役転置を表す。このようにして得られた係数w、w、・・・、wをa(n)に適用し、x(n)に応じた歪補償値を算出すれば歪補償ができる。
歪補償部11は、制御部13が算出した係数を受け取り、歪補償多項式に適用する。プリディストータ301は、この係数を適用した歪補償多項式で入力信号Xから予歪補償信号Aを生成する。歪補償部11が記憶する歪補償多項式は被補償回路401を適切にモデル化し、そのモデルの歪特性から得られたものであるため、プリディストータ301は少ない計算量で歪補償値を算出でき、歪補償の精度を高くすることができる。
(更新アルゴリズム)
次に、歪補償多項式の係数を時刻の経過とともに更新する更新アルゴリズムを説明する。
増幅回路の歪補償をしながら歪補償多項式の係数を更新する場合、増幅回路へ入力する信号はx(n)ではなく、増幅回路の出力信号Yであるy(n)をx(n)に近づけるように歪補償した数式2で表せる予歪補償信号A、すなわちa’(n)である。この数式2は歪補償多項式の係数を更新しながら歪補償をする際に、今まで説明してきた数式1の役割を果たす。
このとき、正確に増幅回路の歪補償がなされていれば、y(n)=x(n)が成立するので、
Figure 0005290698
も成立する。
もし、増幅回路の歪補償が十分でなければ、y(n)=x(n)とはならず、
Figure 0005290698
とおくと、誤差
Figure 0005290698
が得られる。この誤差e(n)が零になるように歪補償多項式の係数を更新する。
すなわち、増幅回路全体の入出力関係を線形とする条件y(n)=x(n)を満たす係数w’d,k(i)、w’r,d,l(i)、およびw’r,d,l,k(i)は数式12を満たす。ここで、係数w’d,k、w’r,d,l、およびw’r,d,l,kを全て並べた係数は数式13によりw、w、・・・、wで表されるので、i回目の更新で得られた係数w、w、・・・、wをそれぞれw(i)、w(i)、・・・、w(i)とおくと、増幅回路全体の入出力関係を線形とする条件y(n)=x(n)を満たす係数w(i)、w(i)、・・・、w(i)は数式12を満たす。従って、a’(n)とa”(n)が一致するように、w(i)、w(i)、・・・、w(i)を求めればよい。
ここで、w(i)、w(i)、・・・、w(i)の更新について説明する。
Figure 0005290698
とおく。但し、i≧0である。なお、数式23の係数w(i)の初期値としては、w(0)=(1,0,…,0)を用いるか、同じ被補償部に対して十分な取り込み点数Nのときに数式16、数式18、または数式19を用いて予め求めておいた係数wをw(0)=wとして用いるか、同じ被補償部に対して十分に更新回数を確保して予め求めておいた係数の行列w(∞)をw(0)=w(∞)として用いればよい。
ここでは、表現の簡単のためにDa=0、R1=0、D1=0とおいた場合、w(i),w(i),・・・w(i)に対応した入力信号Xおよび出力信号Yの行列はそれぞれ数式24及び数式28と表せる。
Figure 0005290698
である。
また、行x(i)を構成するベクトルx1(i)、x2(i)およびx3(i)はそれぞれ数式25、数式26及び数式27で表せる。
Figure 0005290698
Figure 0005290698
Figure 0005290698
Figure 0005290698
Figure 0005290698
である。
また、行y(i)を構成するベクトルy1(i)、y2(i)およびy3(i)はそれぞれ数式29、数式30及び数式31で表せる。
Figure 0005290698
Figure 0005290698
Figure 0005290698
Figure 0005290698
但し、Nは歪補償値を推定する際に使用する入出力信号の取り込み点数、Mは次の多項式係数の更新時に用いる入出力信号の取り込み開始までのサンプリング間隔数である。
また、
Figure 0005290698
とおくと、連立方程式
Figure 0005290698
によりw(i)を更新すればよい。但し、μは0<μ≦1.0を満たす。
具体的には、制御部13は、歪補償多項式に入力信号Xを代入して得た値と入力信号Xとを乗算して予歪補償信号Aを推定した入力レプリカ信号を生成する。また、制御部13は、歪補償多項式に出力信号Yを代入して得た値と出力信号Yとを乗算して予歪補償信号Aを推定した出力レプリカ信号を生成する。入力レプリカ信号と出力レプリカ信号との誤差が最小となるように歪補償多項式の係数を更新する。
図2のプリディストータ301は、歪補償係数算出部13において算出されたw(i)を用いて、歪補償部11において予歪補償信号Aのa’(i(N+M)+n)を算出して、被補償回路401へ入力する。歪補償された予歪補償信号Aが入力されるので、被補償回路401は出力信号Yのy(i(N+M)+n)を得る。
(更新量の算出アルゴリズム)
歪補償多項式の係数w(i)を更新する量Δw(i)の行列は数式34で表される。
Figure 0005290698
ここで、Y(i)は出力信号Yの出力サンプリング信号の行列、Y(i)はY(i)の複素共役転置行列、e(i)は前記歪補償多項式に入力信号を代入して得た値と前記入力信号とを乗算して入力レプリカ信号と前記歪補償多項式に出力信号を代入して得た値と前記出力信号とを乗算して出力レプリカ信号との差分行列である。
このため、歪補償部11は、数式35のように係数w(i)を更新する。
Figure 0005290698
但し、μは0<μ≦1.0を満たす。
従来の方法では、出力信号Yを用いて行列Y(i)を算出し、複素共役転置行列Y(i)を算出し、Y(i)Y(i)、およびY(i)e(i)を算出していたので、Nサンプルの入出力信号をそのまま保持する必要があった。
ここで、
Figure 0005290698
とおく。但し、
Figure 0005290698
である。このとき、行列Y(i)Y(i)は
Figure 0005290698
となるので、例えば行列Y(i)Y(i)の一部である行列Y (i)Y(i)のa行b列要素Z1,1,a,b
Figure 0005290698
であるので、従来はN回の乗算とN−1回の加算が必要であり、かつ加算結果Z1,1,a,bとN個の出力信号を保持しておくメモリが必要であった。ここで、lは0以上N−1以下の整数である。但し、ここでは記述の簡単のためにy(i(N+M)+l)をy(l)としている。
ここで、数式39のZ1,1,a,b
Figure 0005290698
と変形できる。nサンプル目までの出力信号を用いて求めたZ1,1,a,bをZ1,1,a,b(n)とおくと、数式39、および数式40のZ1,1,a,bはZ1,1,a,b(N−1)となり、
Figure 0005290698
で表される。但し、ここでも記述の簡単のためにy(i(N+M)+n)をy(n)としている。
すなわち、一般的に任意のnサンプル目の出力信号まで全てを用いて求めた行列要素は漸化式
Figure 0005290698
により逐次的に算出できることとなる。ここまでの説明で、行列要素Z1、1、a、b(n)が逐次的に算出できることを明らかにした。しかし、|y(n)|2a+2b−2を求める際、全ての行列要素Z1、1、a、b(n)においてy(n)を(2a+2b−2)乗するのでは、従来の方法に比べてかえって計算量が多くなってしまう。そこで、本発明では出力信号のサンプルy(n)毎に数式28の出力信号ベクトルを予め算出しておき、数式43によりZ1、1、a、b(n)を算出する。
Figure 0005290698
ただし、上付きの*は複素共役を表す。
従って、行列Y (i)Y(i)の演算において、N回の乗算とN−1回の加算が必要なのは従来と同様であるが、メモリに保持しておく必要があるのは加算結果であるZ1,1,a,b(n)と最新の出力信号y(n)のみとなる。従って、本発明の方法により出力信号のメモリがN分の1になり、Nが大きいほど保持しておくべきメモリ量が相対的に減らせる。
同様に、行列Y(i)e(i)の一部Y (i)e(i)のa行要素V1、aは、
Figure 0005290698
より
Figure 0005290698
となる。但し、記述の簡単のために
l,a(i)=y(i(n+M)+n)|y(i(N+M)+l)|2a−2
、および
(i)=e(i(N+M)+l)
をそれぞれ、y(l)、及びe(l)としている。ここでも、Z1,1,a,bのときと同様にV1,a
Figure 0005290698
と変形できる。ここで、nサンプル目までの出力信号を用いて求めたV1,aをV1,a(n)とおくと、数式45、および数式46のV1,aはV1,a(N−1)となり、
Figure 0005290698
で表される。
すなわち、一般的に任意のnサンプル目の出力信号まで全てを用いて求めた行列要素は漸化式
Figure 0005290698
により逐次的に算出できる。
この誤差信号e(n)の各要素に関しても、
Figure 0005290698
により入出力信号のサンプル毎に算出できる。ただし、
Figure 0005290698
である。
従って、行列Yeの演算においては、従来はN回の乗算とN−1回の加算が必要であり、かつ加算結果V1,aとN個の出力信号とN個の入力信号を保持しておくメモリが必要であったのが本発明により、N回の乗算とN−1回の加算が必要であるものの1個の出力信号と1個の入力信号を保持しておくメモリのみが必要となる。
(メモリ量の比較)
本節では、従来の方法と本発明において使用するメモリ量について比較する。従来の方法では、N個のサンプリングポイントに対応するN行(Q+1)列の行列Y、および行列Xを算出し、N行1列の誤差ベクトルeを算出した後で(Q+1)行(Q+1)列の行列YY、および(Q+1)行1列の行列Yeを算出していた。従って、YY、およびYeの演算ではYY、およびYeを保持しておくメモリを除くと
2N(Q+1)+N
に比例した量のメモリが必要であった。
これに対し、本発明ではYY、およびYeの演算において、1個のサンプリングポイントに対応する1行(Q+1)列のベクトルy、およびx、並びにN行1列の誤差ベクトルeのみを保持しておくので、従来の方法でも必要なYY、およびYeの演算結果を保持しておくメモリを除くと
2(Q+1)+1
に比例した量のメモリが必要である。すなわち、従来の方法に比べて本発明で必要なメモリ量は
Figure 0005290698
になる。一般にNは数千以上であるので、大幅にメモリ量が削減できる。従って、多項式係数(もしくはルックアップテーブル)の更新に用いる入出力信号のサンプリングポイント数が多いほど、本発明によるメモリ量の削減効果が高い。
(実施の形態2)
図4は本実施形態のプリディストータ302の構成を説明するブロック図である。プリディストータ302は、所定の基準に基づく歪補償値で入力信号Xを歪補償した予歪補償信号Aを被補償回路401へ出力する歪補償部11と、互いに異なるサンプリングポイントで予歪補償信号Aを取り込んだ複数の予歪サンプリング信号及び同じサンプリングポイントで被補償回路401からの出力信号Yを取り込んだ複数の出力サンプリング信号から前記基準の更新量を算出し、歪補償部11に前記基準を更新させる制御部13と、を備える。
プリディストータ302も実施の形態1で説明したプリディストータ301と同様に動作する。具体的には、制御部13は、所定のサンプリングポイントで予歪補償信号A及び出力信号Yからそれぞれ予歪サンプリング信号及び出力サンプリング信号を取り込む。さらに、制御部13は、歪補償多項式の係数又はルックアップテーブルのテーブル値の更新量を算出し、補償部11が保有する歪補償多項式の係数又はルックアップテーブルのテーブル値を更新する。
本発明に係るプリディストータは、移動体通信基地局などに用いられる無線送信機の電力増幅器に適用することができる。
本発明に係るプリディストータの構成を説明するブロック図である。 本発明に係るプリディストータの歪補償部を説明するブロック図である。 本発明に係るプリディストータの構成を説明するブロック図である。 本発明に係るプリディストータの構成を説明するブロック図である。
符号の説明
301、302:プリディストータ
11:歪補償部
13:制御部
401:被補償回路
511:遅延素子
512−j:振幅値関数(jは自然数)
513:要素増幅器
514:乗算器
515:加算器
X:入力信号
Y:出力信号
A:予歪補償信号

Claims (5)

  1. 所定の基準に基づく歪補償値で入力信号を歪補償して被補償回路へ出力する歪補償部と、
    互いに異なるサンプリングポイントで前記入力信号を取り込んだ複数の入力サンプリング信号及び前記サンプリングポイントで前記被補償回路からの出力信号を取り込んだ複数の出力サンプリング信号から前記基準の更新量を複素数を扱う直交座標の行列式で算出し、前記歪補償部に前記基準を更新させる制御部と、
    を備えるプリディストータであって、
    前記制御部は、前記サンプリングポイントの数を可変できることを特徴とするプリディストータ。
  2. 前記歪補償部は、
    歪補償多項式を保有しており、前記基準が前記歪補償多項式の係数であり、
    前記制御部は、
    N(Nは1以上の整数)番目に取り込まれた出力サンプリング信号を(2a+2b−2)乗した値(a、bは1以上の整数)を、N−1番目に取り込まれた出力サンプリング信号までで算出したa行b列の行列要素に加算し、N番目のa行b列の行列要素とした出力信号行列を算出し、前記出力信号行列の複素共役転置行列を左側から乗算して第一行列を算出し、
    N番目に取り込まれた入力サンプリング信号を(2a+2b−2)乗した値を、N−1番目に取り込まれた入力サンプリング信号までで算出したa行b列の行列要素に加算し、N番目のa行b列の行列要素とした入力信号行列を算出し、N個の入力サンプリング信号から算出した前記入力信号行列とN個の出力サンプリング信号から算出した前記出力信号行列との差分に前記歪補償多項式の係数の行列を右側から乗算して誤差行列とし、前記誤差行列にN個の前記出力信号行列の複素共役転置行列を左側から乗算して第二行列を算出し、
    前記第一行列の逆行列と前記第二行列とを乗算して前記歪補償多項式の係数の更新量を算出することを特徴とする請求項1に記載のプリディストータ。
  3. 前記歪補償部は、
    ルックアップテーブルを保有しており、前記基準が前記ルックアップテーブルのテーブル値であり、
    前記制御部は、
    N(Nは1以上の整数)番目に取り込まれた出力サンプリング信号を(2a+2b−2)乗した値(a、bは1以上の整数)を、N−1番目に取り込まれた出力サンプリング信号までで算出したa行b列の行列要素に加算し、N番目のa行b列の行列要素とした出力信号行列を算出し、前記出力信号行列の複素共役転置行列を左側から乗算して第一行列を算出し、
    N番目に取り込まれた入力サンプリング信号を(2a+2b−2)乗した値を、N−1番目に取り込まれた入力サンプリング信号までで算出したa行b列の行列要素に加算し、N番目のa行b列の行列要素とした入力信号行列を算出し、N個の入力サンプリング信号から算出した前記入力信号行列とN個の出力サンプリング信号から算出した前記出力信号行列との差分に前記歪補償多項式の係数の行列を右側から乗算して誤差行列とし、前記誤差行列にN個の前記出力信号行列の複素共役転置行列を左側から乗算して第二行列を算出し、
    前記第一行列の逆行列と前記第二行列とを乗算して前記ルックアップテーブルのテーブル値の更新量を算出することを特徴とする請求項1に記載のプリディストータ。
  4. 前記制御部は、前記入力信号と前記出力信号との誤差電力の積算値をモニタし、前記積算値が所定の閾値を超えた場合に前記歪補償部に前記基準を更新させることを特徴とする請求項1に記載のプリディストータ。
  5. 前記制御部は、前記入力信号と前記出力信号との誤差電力をモニタし、前記誤差電力が所定の閾値を超えた場合に前記サンプリングポイントの数を前記誤差電力が所定の閾値以内の場合より減らして前記基準を更新させることを特徴とする請求項1に記載のプリディストータ。
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