JP5290560B2 - 超音波撮像装置 - Google Patents

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Description

この発明は、造影剤が投与された被検体の断層画像情報を取得する超音波撮像装置に関する。
超音波撮像装置では、造影剤を用いた検査が頻繁に行われる。被検体に投与された造影剤は、血液中を循環し、組織内に浸潤する。これら造影剤は、超音波撮像装置により取得される断層画像では高輝度領域として描出され、臨床的に有用な情報をもたらす。
造影剤は、数μm程度の微少気泡からなり、性質の異なる複数の種類が存在する。当初開発された造影剤(レボビスト)は、高MI(Mechanical Index)の超音波を照射することにより気泡を破壊し、この破壊の際に生じる強い反射超音波をイメージング(imaging)していた。この造影剤が断層画像上で観察されるのは、高音圧の超音波が照射された瞬間のみであり、その後は、造影機能を失う(例えば、非特許文献1参照)。
一方、気泡が破壊されることが無く、低MIの超音波を繰り返し照射しても造影機能を維持する造影剤(ソナゾイド)が、近年開発された。この造影剤では、被検体内の造影剤が時間変化する様子を、一度の造影剤投与で、実時間で表示される断層画像上に繰り返し描出し、観察することができる。
また、この造影剤は、血管中から組織部のクッパー(Kupffer)細胞に貪食される性質を有し、この組織部に浸潤して行く造影剤を、観察することも行われる。この観察では、血管中を造影剤が移動して行く場合と比較して、長時間に渡って経過が観察される。
この長時間に渡る検査では、被検体に造影剤を投与する処置室と被検体の撮像を行う検査室が異なる場所にあったり、造影剤の浸潤過程を、時間的に区分された要所々々で部分的に観察したりすることが行われる。この場合、オペレータは、超音波撮像装置を用いて、同一の被検体に対して、時間的に区分された複数の検査時間に同様の検査を繰り返し行う。また、オペレータは、超音波撮像装置の稼働率を上げるために、検査時間の合間には、他の検査も行う。
ここで、造影剤の検査では、被検体に造影剤を投与してからの経過時間が、臨床上重要な意味を有する。そこで、超音波撮像装置には、造影剤を投与した際に起動されるタイマーが存在し、上述した経過時間を計測する。
日本電子機械工業会編、「改訂 医用超音波機器ハンドブック」、コロナ社、1997年1月20日、p.212〜213
しかしながら、上記背景技術によれば、造影剤が被検体に投与されてからの経過時間を管理することが容易でなかった。すなわち、造影剤の投与を行う処置室と撮像を行う検査室が異なる場合には、処置室で被検体に造影剤を投与した後に、被検体を検査室に運び、検査室の超音波撮像装置に対して、造影剤の経過時間を計測するタイマーの起動を行う。この場合には、被検体に造影剤が投与された時間と、タイマーの起動時間とが異なるので、経過時間は、被検体に造影剤を投与した直後からの時間を示すものではなくなり、臨床上の判断を誤らせる要因となる。
また、被検体への造影剤の浸潤過程を、時間的に区分された要所々々で部分的に観察する場合には、一台の超音波撮像装置を用いて、複数の被検体の造影剤検査を、同時進行的に行う場合が存在する。この場合、超音波撮像装置は、複数の被検体に対する投与開始以後の経過時間を、同時に管理する必要がある。しかし、このことは、オペレータにとって負担が大きく、容易なことではない。超音波撮像装置に複数のタイマーを設けることも考えられるが、撮像時に必要とされるタイマーは、一つのみであることを考慮すると効率的ではない。
これらのことから、造影剤検査が複雑なプロセスを有する際にも、被検体に投与されてからの経過時間を、オペレータにとって負担が少なく、しかも間違い無く計測することができる超音波撮像装置をいかに実現するかが重要となる。
この発明は、上述した背景技術による課題を解決するためになされたものであり、造影剤検査が複雑なプロセスを有する際にも、造影剤が被検体に投与されてからの経過時間の計測を、オペレータにとって負担が少なく、しかも間違い無く計測することができる超音波撮像装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、第1の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、造影剤が投与された被検体の断層画像情報を取得し、前記断層画像情報を表示する超音波撮像装置であって、前記取得の最中に起動される、所定のオフセット時間が重畳された前記起動の時間からの経過時間を計測する投与時間タイマーと、前記起動が行われる際に、前記投与時間タイマーに対して、前記オフセット時間を設定するオフセット時間設定手段とを備えることを特徴とする。
この第1の観点による発明では、取得を開始する際に起動される投与時間タイマーにより、オフセット時間が重畳された起動の時間からの経過時間を計測し、オフセット時間設定手段により、投与時間タイマーに対して、オフセット時間を設定する。
また、第2の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第1の観点に記載の超音波撮像装置において、前記オフセット時間が、前記投与が行われた時間から、前記起動が行われるまでの時間であることを特徴とする。
この第2の観点の発明では、経過時間を、造影剤が投与されてからの時間とする。
また、第3の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第2の観点に記載の超音波撮像装置において、前記投与時間タイマーを起動するタイマー起動キーおよび前記起動された投与時間タイマーを停止するタイマー停止キーを備えることを特徴とする。
この第3の観点の発明では、投与時間タイマーは、繰り返しON/OFFされても、造影剤が投与されてからの経過時間を計測する。
また、第4の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第1ないし3のいずれか1つの観点に記載の超音波撮像装置において、前記オフセット時間設定手段が、前記オフセット時間を示すオフセット時間情報を、手動で入力する手動時間設定手段を備えることを特徴とする。
この第4の観点の発明では、手動時間設定手段により、オフセット時間情報を、オペレータの望む値にする。
また、第5の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第4の観点に記載の超音波撮像装置において、前記超音波撮像装置が、前記投与が行われた投与時間情報を入力する投与時間入力部を有し、前記手動時間設定手段が、前記投与時間情報に基づいて、前記オフセット時間を算出することを特徴とする。
この第5の観点の発明では、手動入力された投与時間情報から、オフセット時間を求める。
また、第6の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第1ないし5の観点のいずれか一つに記載の超音波撮像装置において、前記オフセット時間設定手段が、前記オフセット時間を示すオフセット時間情報を自動で入力する自動時間設定手段を備えることを特徴とする。
この第6の観点の発明では、オフセット時間を、自動的に入力する。
また、第7の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第6の観点に記載の超音波撮像装置において、前記自動時間設定手段が、前記投与時間タイマーを停止する際に、前記被検体を特定する被検体情報および、前記被検体情報に関連付けて、前記投与時間タイマーを稼働させた稼働履歴時間情報を、前記断層画像情報のヘッダー情報として、前記断層画像情報と共に保存する画像メモリ部を備えることを特徴とする。
この第7の観点の発明では、自動時間設定手段は、断層画像情報と共に投与時間タイマーの稼働履歴時間情報を保存する。
また、第8の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第6の観点に記載の超音波撮像装置において、前記自動時間設定手段が、前記投与時間タイマーを停止する際に、前記被検体を特定する被検体情報および、前記被検体情報に関連付けて、前記投与時間タイマーを稼働させた稼働履歴時間情報を保存する稼働履歴メモリ部を備えることを特徴とする。
この第8の観点の発明では、自動時間設定手段は、稼働履歴メモリ部に投与時間タイマーの稼働履歴時間情報を保存する。
また、第9の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第7または8の観点に記載の超音波撮像装置において、前記自動時間設定手段が、前記起動が行われる際に、前記取得が行われる被検体の被検体情報が、前記画像メモリ部または前記稼働履歴メモリ部に存在するかどうかを判定する稼働履歴判定手段を備えることを特徴とする。
この第9の観点の発明では、稼働履歴判定手段は、過去に被検体の造影剤検査が行われたかどうかを判定する。
また、第10の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第9の観点に記載の超音波撮像装置において、前記稼働履歴判定手段が、前記画像メモリ部または前記稼働履歴メモリ部に前記被検体の被検体情報が存在しない場合に、前記オフセット時間を零にすることを特徴とする。
この第10の観点の発明では、稼働履歴判定手段は、被検体の造影剤検査が初回の場合には、オフセット時間に零を代入する。
また、第11の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第9または10の観点に記載の超音波撮像装置において、前記稼働履歴判定手段が、前記画像メモリ部または前記稼働履歴メモリ部に前記被検体の被検体情報が存在する場合に、前記稼働履歴メモリ部の前記被検体情報に関連付けられた稼働履歴時間情報に基づいて、前記オフセット時間を算出するオフセット算出手段を備えることを特徴とする。
この第11の観点の発明では、オフセット算出手段は、過去に被検体の造影剤検査を行っている場合には、過去に造影剤の投与を行った時からの時間をオフセット時間とする。
また、第12の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第8ないし11の観点のいずれか一つに記載の超音波撮像装置において、前記稼働履歴時間情報が、前記経過時間を示す経過時間情報、前記起動の起動時間を示す起動時間情報および前記停止の停止時間を示す停止時間情報のいずれか2つの情報を含むことを特徴とする。
この第12の観点の発明では、稼働履歴時間情報を用いて、間歇的に行われる造影剤検査の休止時間を求める。
また、第13の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第1ないし12の観点のいずれか一つに記載の超音波撮像装置において、前記超音波撮像装置が、前記断層画像情報を表示する表示部を備えることを特徴とする。
また、第14の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第13の観点に記載の超音波撮像装置において、前記表示部が、表示画面に標準時を表示するタイマー表示部を備えることを特徴とする。
この第14の観点の発明では、タイマー表示部により、撮像を行う時間を確認する。
また、第15の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第14の観点に記載の超音波撮像装置において、前記タイマー表示部が、表示画面に前記経過時間を表示することを特徴とする。
この第15の観点の発明では、タイマー表示部により、造影剤を投与してからの経過時間を確認する。
また、第16の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第14の観点に記載の超音波撮像装において、前記経過時間が、前記投与時間タイマーが起動される際に前記表示部に表示され、前記投与時間タイマーが停止される際に前記表示部から消されることを特徴とする置。
この第16の観点の発明では、必要に応じて、経過時間を表示する。
本発明によれば、被検体の造影剤検査を間歇的に行うと言った、造影剤検査が複雑なプロセスを有する際にも、計測される投与時間タイマーの経過時間を、造影剤が被検体に投与されてからの時間とするので、オペレータにとって、負担が少なく、しかも間違いのない投与時間の計測を行うことができる。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる超音波撮像装置を実施するための最良の形態について説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
まず、本実施の形態にかかる超音波撮像装置の全体構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかる超音波撮像装置の全体構成を示すブロック(block)図である。この超音波撮像装置は、探触子部101、送受信部102、画像処理部103、画像メモリ(memory)部104、画像表示制御部105、表示部106、入力部107および制御部108を有する。
探触子部101は、超音波を送受信するための部分、つまり被検体1の特定方向に超音波を照射し、被検体1の内部から反射される超音波信号を時系列的な音線として受信する。探触子部101は、同時に超音波の照射方向を順次切り替えながら電子走査を行う。なお、探触子部101には、図には明示されていない圧電素子がアレイ(array)状に配置されている。
送受信部102は、探触子部101と同軸ケーブル(cable)によって接続され、探触子部101の圧電素子を駆動するための電気信号の発生および受信した超音波信号の初段増幅を行う。
画像処理部103は、送受信部102で増幅された超音波信号から断層画像の描出を行う。被検体1に造影剤が投与される際には、造影モード画像をリアルタイム(real time)で生成するための造影モード処理を行う。具体的な処理内容は、例えば受信した超音波信号の遅延加算処理、A/D(analog/digital)変換処理、変換された後のデジタル(digital)情報を、Bモード画像情報等の画像情報として、後述の画像メモリ部104に書き込む処理等である。
画像メモリ部104は、造影モード処理で生成されたBモード画像情報等の画像情報を蓄積するための画像メモリ(memory)である。画像メモリ部104は、時間的に変化するBモード画像情報を、日時を示す標準時情報と共に蓄積する。画像表示制御部105は、画像処理部103で生成されたBモード画像情報の表示フレームレート(frame rate)変換、並びに、Bモード画像情報の表示画像の形状や位置制御を行う。また、Bモード画像の表示画像上での関心領域を示すROI(region of interest)の表示も行う。
表示部106は、CRT(cathode ray tube)あるいはLCD(liquid crystal display)等を用いて、画像表示制御部105によって表示フレームレート変換および画像表示の形状や位置制御された情報を、オペレータに対して可視表示する。
入力部107は、キーボード(keyboard)およびポインティングデバイス(pointing device)等からなり、オペレータにより入力された操作入力信号を、制御部108に送信する。例えば、入力部107は、タイマー(timer)の起動および停止、表示部106の表示画像上に位置するROIまたはポインタ等の位置設定、並びに、ROI位置の確定またはポインタの指定入力を行う。
制御部108は、入力部107から与えられた操作入力信号および予め記憶したプログラム(program)やデータ(data)に基づいて、上述した超音波撮像装置各部の動作を制御し、表示部106にBモード画像等を表示する。
図2は、制御部108の構成を示すブロック図である。制御部108は、画像取得制御部21、標準時タイマー22、投与時間タイマー23およびオフセット(offset)時間設定手段24を含む。また、オフセット時間設定手段24は、自動時間設定手段25および手動時間設定手段29を含み、自動時間設定手段25は、稼働履歴メモリ部26、稼働履歴判定手段27およびオフセット算出手段28を含む。
画像取得制御部21は、送受信部102、画像処理部103、画像メモリ部104および画像表示制御部105の制御を行い、入力部107からの撮像モード情報、焦点深度情報等のスキャン情報に基づいて超音波スキャンを行い、Bモード画像情報等の断層画像情報を取得する。
標準時タイマー22は、標準時、例えば日本であれば日本の地方標準時を計測するカウンター(counter)である。標準時タイマー22の時間情報は、表示画面に表示され、断層画像情報を画像メモリ部104に保存する場合には、断層画像情報のヘッダー(header)等に断層画像情報が取得された日時を示す標準時情報が添付される。
投与時間タイマー23は、カウンター(counter)33およびレジスター(register)34を含む。カウンター33は、入力部107から入力された起動情報に基づいて、起動からの経過時間を計測する。カウンター33の経過時間情報は、標準時タイマー22と同様に、画像表示制御部105へ出力され、表示部106に表示される。なお、経過時間情報は、断層画像情報を画像メモリ部104に保存する際には、投与時間タイマー23が停止された時間を示す停止時間情報と共に、断層画像情報のヘッダー等に読み込まれる。
また、投与時間タイマー23は、経過時間の計測を開始する際に、カウンター33が時間計測を開始する際の初期設定時間を設定するレジスター34を有する。レジスター34の時間情報は、カウンター33に初期値としてロード(load)され、その後、カウンター33は、図示しないクロック(clock)のカウントを開始し、経過時間の計測を行う。
レジスター34は、初期値として零の値が設定されているものの、投与時間タイマー23が起動される以前に、被検体1に対して造影剤の投与が行われた場合には、後述する手動時間設定手段29または自動時間設定手段25により、オフセット時間情報が入力される。このオフセット時間情報は、造影剤が被検体1に投与されてから、投与時間タイマー23が起動される迄の時間を示すものであり、カウンター33で計測される経過時間が、造影剤が投与されてからの時間を示す様にされる。
オフセット時間設定手段24は、投与時間タイマー23が起動される際に、レジスター34にオフセット時間情報を設定する。
手動時間設定手段29は、オペレータにより入力部107から選択され、オペレータにより入力部107から入力されたオフセット時間情報を、レジスター34に設定する。
自動時間設定手段25は、オペレータにより入力部107から選択され、起動時に自動で、オフセット時間情報をレジスター34に設定する。
稼働履歴メモリ部26は、過去に起動された投与時間タイマー23の履歴が保存されるメモリである。図3は、稼働履歴メモリ部26に保存される履歴情報の内容を示す説明図である。履歴情報としては、投与時間タイマー23を起動した際の被検体情報、投与時間タイマー23の稼働履歴時間情報を含む。被検体情報としては、被検体名または被検体ID No.(identification No.)等が用いられ、稼働履歴時間情報としては、投与時間タイマー23の起動時間情報、停止時間情報および経過時間情報の少なくとも2つを含む。
図3は、被検体情報として、被検体名、稼働履歴時間情報として、停止時間情報および経過時間情報を含む場合を、テーブル(table)として示した。停止時間情報および経過時間情報は、被検体情報にリンク(link)等により関連付けられ,稼働履歴メモリ部26に保存されるので、被検体情報を用いて検索および読み出しを行うことができる。
ここで、停止時間情報は、過去に投与時間タイマー23が停止された標準時を示しており、経過時間情報は、過去に投与時間タイマー23が起動され、後に停止する迄の経過時間を示している。なお、この被検体情報および稼働履歴時間情報は、入力部107から投与時間タイマー23の停止情報が入力された際に、稼働履歴メモリ部26に保存される。
稼働履歴判定手段27は、入力部107から投与時間タイマー23の起動情報が入力される際に、入力部107で設定されている被検体情報と同一の被検体情報が、稼働履歴メモリ部26に存在するかどうかを判定する。そして、稼働履歴判定手段27は、稼働履歴メモリ部26に該当する被検体情報が存在する場合には、その停止時間情報および経過時間情報を読み出し、オフセット算出手段28に転送する。なお、稼働履歴メモリ部26に該当する同一の被検体情報が複数存在する場合には、最新の被検体情報にリンクされた停止時間情報および経過時間情報のみを転送する。
オフセット算出手段28は、稼働履歴メモリ部26から被検体情報の停止時間情報および経過時間情報が転送されて来た際に、標準時タイマー22から標準時情報を読み込み、被検体1に造影剤が投与されてからの時間であるオフセット時間情報を算出する。図4は、オフセット時間の算出を模式的に示す説明図である。横軸は、被検体1に造影剤が投与されてからの時間を示す。この時間軸上には、造影剤検査を開始するために投与時間タイマー23の起動を行う時間が標準時Thとして図示されている。また、前回行われた造影剤検査の際に取得される、稼働履歴時間情報をなす経過時間Tpおよび停止時間Tsが、標準時Thの左側に図示されている。停止時間Tsは、前回投与時間タイマー23が停止された時の標準時であり、経過時間Tpは、造影剤が投与されてから、投与時間タイマー23が最後に停止されるまでの経過時間である。
オフセット時間情報の算出は、まず標準時タイマー22から読み込まれた標準時Thから停止時間Tsを減算し、投与時間タイマー23の休止時間Trを求める。
Tr=Th−Ts
オフセット算出手段28は、この休止時間Trを経過時間Tpに加算し、経過時間の初期値であるオフセット時間OSTpを算出する。
OSTP=Tr+Tp
このオフセット時間OSTpは、被検体1に造影剤が投与されてから、造影剤検査が開始される標準時Thまでの時間を示している。オフセット算出手段28は、このオフセット時間OSTPの値を、初期値としてレジスター34に設定し、投与時間タイマー23は、起動信号が入力した際に、レジスター34の内容をカウンター33にロードした後に、カウントを開始する。
図5は、入力部107の一例を示す図である。入力部107は、キーボード70、TGC(Time Gain Controller)71、ニューペイシェントキー(New Patient Key)等を含む患者指定部72、トラックボール(track ball)、ROI設定等を含む計測入力部73、造影剤使用時の設定キーを含む造影モード入力部74を含む。造影モード入力部74は、タイマー起動キー75、タイマー停止キー76および手動/自動切換キー77を含む。タイマー起動キー75は、投与時間タイマー23を起動してカウントを開始し、タイマー停止キー76は、投与時間タイマー23のカウントを停止し、手動/自動切換キー77は、オフセット時間の手動および自動入力の切り換えを行う。
図6は、表示部106の表示画面を示す一例である。表示画面は、画像表示部61およびタイマー表示部62を含む。画像表示部61は、Bモード画像等の断層画像を表示する。被検体1に造影剤が投与された場合には、断層画像上の高輝度領域として造影剤が描出される。オペレータは、観察したい部位に関心領域を示すROI63を設定し、ROI63の平均輝度値等が時間変化する様子から、造影剤の浸潤を計測する。なお、設定される関心領域は、複数に及ぶこともある。
タイマー表示部62は、標準時タイマー22および投与時間タイマー23の時間情報を実時間で表示する。タイマー表示部62の下部には、標準時タイマー22の時刻情報が表示されており、タイマー表示部62の上部には、投与時間タイマー23のカウンター33が示す経過時間情報が表示される。なお、経過時間情報は、投与時間タイマー23が起動されると同時に表示され、投与時間タイマー23が停止されると同時に表示を中止する。
つぎに、本実施の形態にかかる超音波撮像装置の動作について、図7を用いて説明する。図7は、本実施の形態にかかる超音波撮像装置の動作を示すフローチャートである。まず、オペレータは、被検体の名称等の被検体情報を、入力部107から入力し(ステップS601)、造影剤を被検体1に投与する(ステップS602)。この投与は、例えば、造影剤の静脈注射により行われる。
図8は、血中に投与された造影剤が組織部に浸潤して行く際に、組織部に設定されたROI63の平均輝度値が示す輝度変化曲線71の一例を示す説明図である。横軸は、被検体1に投与を行った時からの経過時間を示し、縦軸は、組織部に設定された関心領域であるROI63の平均輝度値である。輝度変化曲線71は、血中の造影剤が組織部の関心領域に到達するに従い、平均輝度値が上昇し、ピーク(peak)に達する。輝度変化曲線71は、ピーク(peak)に達した後、概ねピーク値を維持したまま推移する。
輝度変化曲線71のピーク値の推移は、組織部に存在する造影剤の状態を反映するものである。例えば、造影剤が組織部の細胞に入り込んでいない場合には、造影剤が毛細血管中を流れ、関心領域から流れだす。その結果、輝度変化曲線71のピーク値は低下することも生じる。なお、輝度変化曲線71のこの変化は、数十分〜数時間に渡るものであり、被検体1に対して間歇的な検査を行うことにより決定される。図8には、経過時間を示す横軸に沿って、矢印位置により間歇的な検査を行う場合の検査時間の例が示されている。造影剤検査は、造影剤投与時から、数十分程度の所定の時間間隔を置いて繰り返し行われる。
図7に戻り、その後、オペレータは、オフセット時間を手動で入力するかどうかを判定する(ステップS603)。ここで、被検体1に造影剤を投与する処置室と、被検体1の撮像を行う検査室が異なる場所にある場合には、造影剤の投与を行った時間と、投与時間タイマー23を起動する時間とにタイムラグ(time lag)が生じる。オペレータは、このタイムラグをオフセット時間として入力する必要があるので、入力部107の手動自動切り替えキー77により、オフセット時間の手動入力を選択する(ステップS603肯定)。これにより、オフセット時間設定手段24の手動時間設定手段29が選択された状態となる。
ここで、オペレータは、被検体1に造影剤を投与した後に、被検体1を検査室まで運ぶまでのタイムラグを自分で計測し、入力部107から、この時間情報を手動で入力する(ステップS604)。この時間情報は、オフセット時間設定手段24の手動時間設定手段29に読み込まれる。この後、オペレータは、投与時間タイマー23を入力部107のタイマー起動キー75により起動する(ステップS605)。この起動により、オフセット時間設定手段24は、手動時間設定手段29の時間情報を、投与時間タイマー23のレジスター34に転送する。そして、投与時間タイマー23は、レジスター34のオフセット時間情報をカウンター33に読み込み、オフセット時間が重畳された経過時間のカウントを開始する。また、表示部106は、タイマー表示部62に、カウンター33の経過時間情報の表示を開始する。なお、オペレータは、造影剤の投与と投与時間タイマー23の起動とに時間差が生じるどのような場合にも、オフセット時間情報を手動入力にすることができる。
また、オペレータは、被検体1の撮像を行う検査室と、被検体1に造影剤を投与する場所が同一である場合には、上述のタイムラグが発生しないので、手動でオフセット時間情報を入力しない場合を選択する(ステップS603否定)。この場合、オフセット時間は、自動で入力されるので、自動時間設定手段25が選択される。その後、オペレータは、タイマー起動キー75により、投与時間タイマー23を起動し(ステップS606)、オフセット時間設定処理を行う(ステップS607)。
図9は、オフセット時間設定処理の動作を示すフローチャートである。自動時間設定手段25は、この起動が行われた際の被検体情報を入力部107から入力し(ステップS801)、稼働履歴メモリ部26に同一の被検体情報が存在するかどうかを判定する(ステップS802)。自動時間設定手段25は、稼働履歴メモリ部26に同一の被検体情報が存在しない場合には(ステップS802否定)、被検体1は、初めての造影剤検査であるので、オフセット算出手段28で算出される経過時間の初期値OSTPに零を代入する。
また、自動時間設定手段25は、稼働履歴メモリ部26に被検体1と同一の被検体情報が存在する場合には(ステップS802否定)、稼働履歴メモリ部26から、被検体情報にリンクされた投与時間タイマー23の停止時間情報および経過時間情報を読み出し、オフセット算出手段28に転送する。オフセット算出手段28は、停止時間情報および経過時間情報、並びに標準時タイマー22から読み出された標準時情報に基づいて、上述した計算式を用いて、経過時間の初期値OSTPを算出する(ステップS804)。
その後、オフセット算出手段28は、投与時間タイマー23のレジスター34に、初期値をなすオフセット時間OSTP情報を転送する(ステップS805)。投与時間タイマー23は、レジスター34のオフセット時間情報をカウンター33にロードした後に、時間計測を開始する(ステップS806)。また、表示部106は、タイマー表示部62に、カウンター33の経過時間情報の表示を開始する。
その後、図7に戻り、オペレータは、図6に示した様な表示画面上で、投与時間タイマー23の経過時間を観察しつつ、関心領域の平均輝度値を計測する撮像を行う(ステップS608)。
その後、オペレータは、撮像の終了と共に、タイマー停止キー76により、投与時間タイマー23のカウントを停止する(ステップS609)。ここで、投与時間タイマー23および標準時タイマー22は、カウントの停止と同時に、稼働履歴時間情報をなすカウンター33の経過時間情報および標準時タイマー22の停止時間情報を、稼働履歴メモリ部26に保存する(ステップS610)。この保存では、稼働履歴メモリ部26は、撮像を行った際の被検体情報にリンクさせて経過時間情報および停止時間情報を保存する。なお、タイマー表示部62に表示された経過時間情報は、カウントの停止と共に消される。
その後、オペレータは、所定時間の後に再度、同一の被検体1に対して撮像を行うかどうかを判定する(ステップS611)。オペレータは、同一の被検体1に対して撮像を行う場合には(ステップS611肯定)、まず所定時間が経過するのを待つ(ステップS612)。なお、この待ち状態の時間に、オペレータは、超音波撮像装置を用いて別の被検体を検査することもでき、超音波撮像装置を効率的に運用することができる。
その後、オペレータは、所定時間が経過した後に(ステップS612肯定)、超音波撮像装置に被検体1の被検体情報を入力し(ステップS613)、再度被検体1の検査を開始する。この検査では、オペレータは、ステップS603に移行し、ステップS603〜S611を逐次実行する。
また、オペレータは、同一の被検体1に対して撮像を行わない場合には(ステップS611否定)、本処理を終了する。
上述してきたように、本実施の形態では、投与時間タイマー23にレジスター34を設け、オフセット時間が重畳された時間をカウンター33で計測することとしているので、長時間に渡る造影剤検査で間歇的に検査を行う場合にも、常に投与時間タイマー23のカウント値を造影剤が投与されてからの時間とし、オペレータにとって、負担なく間違いの無い造影剤検査を行うことができる。
また、本実施の形態では、図7に示したフローチャートのステップS604でオフセット時間を手動入力する際に、入力部107のキーボード70から直接オフセット時間を入力することとしたが、表示部106に投与時間入力部64の画面を設け、この画面から入力された投与時間情報を用いて、オフセット時間を算出することもできる。
図10は、表示部106に表示される投与時間入力部64の一例である。投与時間入力部64は、造影剤を被検体に投与した時間を入力する入力窓を有し、この入力窓に投与時間を手動で入力する。その後、OK釦を押印することにより、入力窓の時間情報は、例えば、手動時間設定手段29に転送される。手動時間設定手段29は、この投与時間情報および標準時タイマー22の標準時情報の差分を求めてオフセット時間とし、レジスター34に経過時間の初期値としてロードする。
また、本実施の形態では、稼働履歴メモリ部26に被検体情報および投与時間タイマー23の稼働履歴時間情報を保存することとしたが、取得される断層画像情報のヘッダー等にこれら情報を入力し、画像メモリ部104に保存することもできる。この場合には、稼働履歴判定手段27は、オフセット時間を算出する際に、画像メモリ部104の検索を行い、過去に行った造影剤投与の稼働履歴時間情報を検出する。
また、本実施の形態では、稼働履歴メモリ部26に保存される稼働履歴時間情報として、停止時間情報および経過時間情報を用いることとしたが、停止時間情報の変わりに投与時間タイマー23の起動を開始する開始時間情報を用いることもできる。
超音波撮像装置の全体構成を示すブロック図である。 実施の形態にかかる制御部の機能的な構成を示す機能ブロック図である。 稼働履歴メモリ部に保存される被検体情報の一例を示す説明図である。 オフセット算出手段のオフセット時間を算出する方法を示す説明図である。 入力部を構成する操作パネルの一例を示す図である。 表示部に表示される表示画面の構成要素を示す説明図である。 実施の形態にかかる超音波撮像装置の動作を示すフローチャートである。 造影剤が投与された被検体の輝度変化曲線を示す説明図である。 実施の形態にかかるオフセット時間設定処理の動作を示すフローチャートである。 表示部に表示される投与時間入力部の一例を示す説明図である。
符号の説明
1 被検体
21 画像取得制御部
22 標準時タイマー
23 投与時間タイマー
24 オフセット時間設定手段
25 自動時間設定手段
26 稼働履歴メモリ部
27 稼働履歴判定手段
28 オフセット算出手段
29 手動時間設定手段
33 カウンター
34 レジスター
61 画像表示部
62 タイマー表示部
64 投与時間入力部
70 キーボード
71 輝度変化曲線
72 患者指定部
73 計測入力部
74 造影モード入力部
75 タイマー起動キー
76 タイマー停止キー
77 手動/自動切換キー
101 探触子部
102 送受信部
103 画像処理部
104画像メモリ部
105 画像表示制御部
106 表示部
107 入力部
108 制御部

Claims (15)

  1. 造影剤が投与された被検体の断層画像情報を取得し、前記断層画像情報を表示する超音波撮像装置であって、
    操作者が起動手段を操作した起動時からの経過時間を計測する経過時間計測手段と、
    前記造影剤の投与と同時に前記経過時間計測手段を起動できず、前記造影剤の投与時から所定時間経過後に前記操作者が前記起動手段を操作して前記経過時間計測手段を起動する場合に、前記所定時間をオフセット時間として前記経過時間計測手段に設定するオフセット時間設定手段とを備え、
    前記経過時間計測手段は、前記設定されたオフセット時間を加えて前記起動手段による起動時からの経過時間を計測することを特徴とする超音波撮像装置。
  2. 前記超音波撮像装置は、前記操作者が操作する停止手段であって、前記起動された経過時間計測手段を停止する停止手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の超音波撮像装置。
  3. 前記オフセット時間設定手段は、前記オフセット時間を示すオフセット時間情報を手動で入力する手動時間設定手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の超音波撮像装置。
  4. 前記投与が行われた投与時間情報を入力する投与時間入力部を更に備え、
    前記手動時間設定手段は、前記投与時間情報に基づいて前記オフセット時間を算出することを特徴とする請求項3に記載の超音波撮像装置。
  5. 前記オフセット時間設定手段は、前記オフセット時間を示すオフセット時間情報を自動で入力する自動時間設定手段を備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の超音波撮像装置。
  6. 前記自動時間設定手段は、前記経過時間計測手段を停止する際に、前記被検体を特定する被検体情報、及び、前記被検体情報に関連付けて前記経過時間計測手段を稼働させた稼働履歴時間情報を、前記断層画像情報の付随情報として、前記断層画像情報と共に保存する画像メモリ部を備えることを特徴とする請求項5に記載の超音波撮像装置。
  7. 前記自動時間設定手段は、前記経過時間計測手段を停止する際に、前記被検体を特定する被検体情報、及び、前記被検体情報に関連付けて前記経過時間計測手段を稼働させた稼働履歴時間情報を保存する稼働履歴メモリ部を備えることを特徴とする請求項5に記載の超音波撮像装置。
  8. 前記自動時間設定手段は、請求項6に記載の画像メモリ部及び請求項7に記載の稼働履歴メモリ部を備えており、前記起動が行われる際に、前記取得が行われる被検体の被検体情報が前記画像メモリ部又は前記稼働履歴メモリ部にあるかどうかを判定する稼働履歴判定手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の超音波撮像装置。
  9. 前記稼働履歴判定手段は、前記画像メモリ部又は前記稼働履歴メモリ部に前記被検体の被検体情報がない場合に、前記オフセット時間を零にすることを特徴とする請求項8に記載の超音波撮像装置。
  10. 前記稼働履歴判定手段は、前記画像メモリ部又は前記稼働履歴メモリ部に前記被検体の被検体情報がある場合に、前記稼働履歴メモリ部の前記被検体情報に関連付けられた稼働履歴時間情報に基づいて前記オフセット時間を算出するオフセット算出手段を備えることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の超音波撮像装置。
  11. 前記稼働履歴時間情報は、前記経過時間を示す経過時間情報、前記起動の起動時間を示す起動時間情報及び前記停止の停止時間を示す停止時間情報のうちのいずれか2つの情報を含むことを特徴とする請求項7ないし10のいずれか一つに記載の超音波撮像装置。
  12. 前記超音波撮像装置は、前記断層画像情報を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか一つに記載の超音波撮像装置。
  13. 前記表示手段は、表示画面上に標準時を表示する標準時表示手段を備えることを特徴とする請求項12に記載の超音波撮像装置。
  14. 前記表示手段は、表示画面上に前記経過時間を表示することを特徴とする請求項13に記載の超音波撮像装置。
  15. 前記経過時間は、前記経過時間計測手段が起動される際に前記表示手段に表示され、前記経過時間計測手段が停止される際に前記表示手段から表示されなくなることを特徴とする請求項14に記載の超音波撮像装置。
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