JP5290099B2 - ガスの混合装置及びその運転方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ガスの混合装置及びその運転方法に関し、特に、セメントキルンの窯尻等から燃焼ガスの一部を抽気して塩素を除去するためのセメントキルン塩素バイパス設備等に使用されるガスの混合装置等に関する。
従来、セメント製造設備におけるプレヒーターの閉塞等の問題を引き起こす原因となる塩素、硫黄、アルカリ等の中で、塩素が特に問題となることに着目し、セメントキルンの入口フード付近より、燃焼ガスの一部を抽気して塩素を除去する塩素バイパス設備が用いられている。また、近年の塩素含有リサイクル資源の活用量の増加に伴い、セメントキルンに持ち込まれる塩素の量が増加し、塩素バイパス設備の能力の増大が不可避となっている。
この塩素バイパス設備には、上記入口フード付近より燃焼ガスの一部を抽気するため、入口フード付近にプローブを突設し、このプローブの後段に抽気ガス処理設備が設けられている。このプローブの先端は、入口フード付近で1000℃程度の高温に晒されるため、耐熱度の高い鋳鋼を使用したり、入口フードの外部から取り入れた冷風等によって冷却してプローブを保護する必要がある。
また、キルン排ガス中の塩素等の揮発性成分は、プローブで450℃程度以下に急冷することによって、バイパスダストの微粉部分に濃縮されるため、後段のガス抽気排出設備にサイクロン等の分級手段を配置し、バイパスダストを揮発性成分濃度の低い粗粉ダストと、揮発性成分濃度の高い微粉ダストに分級し、粗粉ダストはキルン系に戻し、微粉ダストのみ塩素バイパス設備を介して系外に排出することにより、バイパスダスト量を低減することができる。そのため、この点からも、プローブにおいてキルン排ガスを急冷することが必要である。
上記の点に鑑み、特許文献1には、高温の燃焼ガスが流れる内筒と、内筒を囲繞する外筒と、内筒に穿設された低温のガスの吐出口と、内筒と外筒との間に低温のガスを供給し、吐出口から低温のガスを、高温の燃焼ガスの吸引方向に対して直角中心方向に吐出させる低温ガス供給手段とを備える燃焼ガス抽気プローブが記載されている。
国際公開WO2005/050114号パンフレット
しかし、特許文献1に記載の燃焼ガス抽気プローブ等、高い塩素除去能力を有する直交流冷却型プローブを用いた場合でも、プローブの設置角度等の設置条件によっては、抽気対象の燃焼ガスや、該燃焼ガスに含まれるダストがプローブ内又は二次冷却部において偏流を起こし、プローブの摩耗や、プローブ内のガス温度の偏分布を誘発し、プローブの寿命の短縮化や、性能の低下の原因となっていた。また、プローブの摩耗や、プローブ内のガス温度の偏分布を防止するため、摩擦防止板や偏流防止板を設置することも行われているが、期待された程の効果を得ることができなかった。
そこで、本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、セメントキルン塩素バイパス設備等において、燃焼ガス抽気プローブの長寿命化、及び該プローブの塩素除去能力等の性能の向上を図ることなどを可能とするガスの混合装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、ガス管と、該ガス管に穿設された複数の吐出口とを備え、該ガス管内を該ガス管の延設方向に流れる第1のガスに対して直角方向、かつ該第1のガスの流れの中心方向に、前記複数の吐出口の各々から第2のガスを吐出して、前記第1のガスと該第2のガスとを混合するガスの混合装置であって、前記複数の吐出口の各々から吐出される前記第2のガスの運動量ベクトルを合成したベクトルが、前記ガス管の横断面の中心から前記第1のガスの速度分布の重心位置へ向かう方向とは逆方向の成分を有することを特徴とする。
そして、本発明によれば、複数の吐出口の各々から吐出される第2のガスの運動量ベクトルを合成したベクトルが、ガス管の横断面の中心から第1のガスの速度分布の重心位置へ向かう方向とは逆方向の成分を有するように構成したため、第1のガスや該第1のガスに含まれるダストの偏流の程度に合わせて第2のガスを供給することができ、ダストの偏流や、ガス管の内面へのダストの衝突を最小限に抑えることができるとともに、ガス管内において第1のガスと第2のガスとを効率よく混合することができる。
上記ガスの混合装置において、前記複数の吐出口を、前記ガス管の延設方向に対して垂直な面内に配置することができ、ここで、複数の吐出口を、前記ガス管の延設方向に対して垂直な面内の2乃至4箇所に配置し、各々の吐出口から前記第2のガスの全量の10%以上50%以下のガスを吐出することができる。これにより、全体的にバランスよくガス管内に第2のガスを吐出することができ、ガス管内で第1のガスと第2のガスとを効率よく混合することができる。尚、各吐出口の位置は、第1及び第2のガスの混合状態をシミュレーションして決定することができ、各吐出口から吐出する第2のガスの量は、実機での測定結果から調整することが好ましい。
上記ガスの混合装置において、前記複数の吐出口を、前記ガス管の延設方向に対して垂直な面内の2箇所に配置し、該2箇所に配置された吐出口の各々を、前記ガス管の横断面の中心から前記第1のガスの速度分布の重心方向へ移動した位置に配置することができる。
また、前記複数の吐出口のうち、前記ガス管の横断面の中心から前記第1のガスの速度分布の重心方向への移動量が最も大きい吐出口の中心を、該横断面における前記第1のガスの速度分布において最も速度の高い部分を跨いで該最も速度の高い部分を中心にして全体流量の60%を占める範囲内に位置することができる。
さらに、前記複数の吐出口を、前記ガス管の延設方向に対して複数段配置することもできる。
また、本発明は、上記各々のガスの混合装置の運転方法であって、前記第1のガスの流速又は/及び速度分布の重心位置に応じて、前記第2のガスの全流量又は/及び前記複数の吐出口の各々から吐出される前記第2のガスの流速を調整することを特徴とする。これにより、吐出口付近の混合状態に応じて該吐出口からの第2のガスの吐出量を調整することができ、効果的にガス管内のダストの偏流を防止し、ガス管内において第1のガスと第2のガスとを効率よく混合することができる。
以上のように、本発明によれば、2種類のガスをガス管内で効率よく混合することができ、セメントキルン塩素バイパス設備等において、燃焼ガス抽気プローブのみならず、プローブ後段の冷却部での冷却効率の向上や磨耗防止による長寿命化により、塩素除去能力等の性能の向上を図ることなどが可能となる。
本発明にかかるガスの混合装置を用いたセメントキルン塩素バイパス設備の抽気部を示す図であって、(a)は一部破断断面図、(b)は(a)のA−A線断面図((a)における軸線Lが、図1(b)において紙面に垂直になるように描いている)、(c)は(a)のB−B線断面図である。 図1の抽気部の二次冷却部の拡大図であって、(a)は縦断面図、(b)は横断面図である。 本発明にかかる燃焼ガス抽気プローブの吐出口の配置例を説明するための概略図である。
次に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。尚、以下の説明においては、本発明にかかるガスの混合装置を、セメントキルンの窯尻等から燃焼ガスの一部を抽気して塩素を除去するためのセメントキルン塩素バイパス設備に適用した場合を例にとって説明する。
図1(a)は、本発明にかかるガスの混合装置を適用したセメントキルン塩素バイパス設備の抽気部を示し、この抽気部1は、セメントキルンの高温の燃焼ガスGの一部を冷却しながら抽気するためのプローブ2と、このプローブ2の下流側のダクト3に設けられた二次冷却部4とで構成される。
プローブ2は、円筒状の内筒12と、内筒12を囲繞する円筒状の外筒13と、内筒12と外筒13との間に形成された冷却空気通路18と、冷却ファン(不図示)からの一次冷却空気を冷却空気通路18に供給する一次冷却空気供給口19等を備え、セメントキルンの立上り部15に取付座14を介して設置される。
内筒12は、立上り部15を流れる高温の燃焼ガスGを、吐出口12bから導入された一次冷却空気C1によって冷却しながら矢印S方向に抽気するために備えられる。この内筒12の入口部12aは、セメントキルンの立上り部15の燃焼ガス流路に面する。吐出口12bは、内筒12の中心O1を通る鉛直線Pを対称軸として線対称の位置に2つ設けられる。
吐出口12bは、例えば、図1(b)に示すように、吐出口12bの中心12cと内筒12の中心O1とを結ぶ直線L1と、内筒12の中心O1を通る水平線Hとのなす角が15°になるように左右に各々1つずつ配置される。このような配置としたのは、燃焼ガスGのプローブ2内での偏流(燃焼ガスGの速度分布を参照番号31で示す)を有するプローブ2の内部の温度分布のシミュレーションに基づいたものであって、これにより、プローブ2内のガス温度の偏分布が小さくなり、プローブ2によって、セメントキルンの高温の燃焼ガスGの一部を効率よく冷却しながら抽気することができる。尚、吐出口12bの取付個数と、取付位置は適宜変更することができる。
外筒13は、内筒12を囲繞するように、断面が内筒12と同心円状の円筒状に形成される。この外筒13は、フランジ部13aを介して取付座14に固定される。外筒13の内面と、内筒12の外面との間には、冷却空気通路18が形成され、この冷却空気通路18に、一次冷却空気供給口19から一次冷却空気C1が供給され、吐出口12bを介して内筒12の内部に導入される。
二次冷却部4は、プローブ2の下流側の、内筒12に連設されたダクト3に設けられ、冷却ファン(不図示)からの二次冷却空気C2を冷却空気配管21に供給する二次冷却空気供給口22等を備え、二次冷却空気C2が冷却空気配管21を介して吐出口23からダクト3の内部に供給され、プローブ2から排出された抽気ガスG1を均一な温度に冷却するために備えられる。吐出口23は、図1(c)に示すように、ダクト3の中心O2を通る直線Qを対称軸として線対称の位置に2つ設けられる。尚、吐出口23の取付位置の詳細については後述する。
燃焼ガスGが一次冷却空気C1によって冷却された後の抽気ガスG1は、整流化された速度分布32を有するが、ダクト3が曲折部3aを有するため、曲折部3aの下流側において偏流し、速度分布33を有すようになる。
そこで、図2に示すように、例えば、2つの吐出口23を、ダクト3の同一横断面内において、ダクト3の横断面の中心O2から抽気ガスG1の速度分布33の重心位置Gr側に配置し、吐出口23から中心O2に向かって冷却空気C2を吐出する。ここで、各吐出口23から各々質量Mの二次冷却空気C2が速度Vで吐出された場合、運動量ベクトルMVは、図示のような大きさと方向を有する。そこで、2つの運動量ベクトルMVを合成すると、ベクトルAとなり、このベクトルAの方向は、ダクト3の横断面の中心O2から抽気ガスG1の速度分布33の重心位置Grへ向かう方向とは逆方向となる。従って、吐出口23を2箇所に配置した場合、吐出口23をダクト3の横断面の中心位置O2から抽気ガスG1の速度分布の重心位置Grの方向へ移動させることは、言い換えれば、各吐出口23から吐出される二次冷却空気C2の運動量ベクトルMVの合成ベクトルAを、ダクト3の横断面の中心O2から抽気ガスG1の速度分布33の重心位置Grへ向かう方向とは逆方向とすることに相当する。
また、ダクト3内の温度分布のシミュレーションによると、吐出口23の中心23aを、抽気ガスG1の速度分布33において、最も速度の高い部分33aを跨いでこの部分33aを中心にして全体流量の60%を占める範囲R内に、吐出口23の中心を位置させることが好ましい。これにより、プローブ2から排出された抽気ガスG1を二次冷却空気C2によって均一な温度に二次冷却することができる。
尚、上記実施の形態においては、吐出口23を抽気ガスG1の流れに対して垂直な面内の2箇所に配置したが、3箇所以上に配置することも可能である。吐出口23の他の配置例について、図3を参照しながら説明する。図3(a)〜(c)は、各々吐出口23を2〜5箇所に配置した例を示し、各図とも、ダクト3の抽気ガスG1の流れに対して垂直な断面を示している。
図3(a)は、吐出口を4箇所に配置した例であり、この場合、2箇所をダクト3の横断面の中心O2から抽気ガスG1の速度分布の重心位置Grの方向へ移動した位置に配置している。ここで、吐出口23からの二次冷却空気C2の吐出方向は、ダクト3の横断面の中心O2であるため、各吐出口23から各々質量Mの二次冷却空気C2が速度Vで吐出された場合、運動量ベクトルMVは、図示のような大きさと方向を有する。そこで、4つの運動量ベクトルMVを合成すると、ベクトルAとなり、このベクトルAの方向は、ダクト3の横断面の中心O2から第1のガスの速度分布の重心位置Grへ向かう方向とは逆方向となる。
図3(b)は、吐出口23をダクト3の横断面の中心位置O2と同じレベルに5箇所に配置した例であり、ここで、各吐出口23から各々質量Mの二次冷却空気C2が速度V(最も右の吐出口23からは速度V’)で吐出された場合、運動量ベクトルMV、MV’は、図示のような大きさと方向を有するものとする。そこで、5つの運動量ベクトルMVを合成すると、ベクトルAとなり、このベクトルAの方向もダクト3の横断面の中心O2から第1のガスの速度分布の重心位置Grへ向かう方向とは逆方向となる。
図3(c)は、吐出口23を相対向する2箇所に配置した例であり、吐出口23a、22bから各々質量Mの二次冷却空気C2が各々速度V1、V2(V1>V2)で吐出された場合を示している。この場合にも、各々の運動量ベクトルMV1、MV2を合成して得られたベクトルAの方向は、図3(c)において、ダクト3の横断面の中心O2から第1のガスの速度分布の重心位置Grへ向かう方向とは逆方向となる。
以上のように、本発明では、配置する吐出口23の数に関わらず、各吐出口23から吐出される二次冷却空気C2の運動量ベクトルを合成したベクトルAがダクト3の横断面の中心O2から第1のガスの速度分布の重心位置Grへ向かう方向とは逆方向の成分を有することを特徴としている。また、この場合、図3(b)、(c)の例のように、各吐出口23から吐出される二次冷却空気C2の速度又は量は、同一である必要はない。尚、上記抽気部1を運転する際には、二次冷却空気C2の吐出後のダクト3内の温度分布を測定し、測定温度に応じて各々の吐出口23からの冷却空気供給量等を制御することが好ましい。
また、上記実施の形態においては、セメントキルン塩素バイパス設備の抽気部1の二次冷却部4において、抽気ガスG1を二次冷却空気C2によって冷却する場合について説明したが、より一般的に、図1において、抽気部1のプローブ2の内筒12とダクト3とを組み合わせた物を1本のガス管として捉え、抽気ガスG1を第1のガスとし、二次冷却空気C2を第2のガスとすると、抽気部1を第1のガスと第2のガスとを混合するガスの混合装置と捉えることができ、同ガス管内において、第1のガスに含まれるダストの偏流や、ガス管の内面へのダストの衝突を最小限に抑えることができるとともに、ガス管内において第1のガスと第2のガスとを効率よく混合することができる。
1 抽気部
2 プローブ
3 ダクト
4 二次冷却部
12 内筒
12a 入口部
12b 吐出口
12c (吐出口の)中心
13 外筒
13a フランジ部
14 取付座
15 立上り部
18 冷却空気通路
19 一次冷却空気供給口
21 冷却空気配管
22 二次冷却空気供給口
23 吐出口
31〜33 速度分布
33a (速度分布33において)最も速度の高い部分
C1 一次冷却空気
C2 二次冷却空気(第2のガス)
G 燃焼ガス
G1 抽気ガス(第1のガス)
G2 第2のガス
Gr 重心位置

Claims (7)

  1. ガス管と、該ガス管に穿設された複数の吐出口とを備え、該ガス管内を該ガス管の延設方向に流れる第1のガスに対して直角方向、かつ該第1のガスの流れの中心方向に、前記複数の吐出口の各々から第2のガスを吐出して、前記第1のガスと該第2のガスとを混合するガスの混合装置であって、
    前記複数の吐出口の各々から吐出される前記第2のガスの運動量ベクトルを合成したベクトルが、前記ガス管の横断面の中心から前記第1のガスの速度分布の重心位置へ向かう方向とは逆方向の成分を有することを特徴とするガスの混合装置。
  2. 前記複数の吐出口は、前記ガス管の延設方向に対して垂直な面内に配置されることを特徴とする請求項1に記載のガスの混合装置。
  3. 前記複数の吐出口は、前記ガス管の延設方向に対して垂直な面内の2乃至4箇所に配置され、各々の吐出口から前記第2のガスの全量の10%以上50%以下のガスが吐出されることを特徴とする請求項1又は2に記載のガスの混合装置。
  4. 前記複数の吐出口は、前記ガス管の延設方向に対して垂直な面内の2箇所に配置され、該2箇所に配置された吐出口の各々は、前記ガス管の横断面の中心から前記第1のガスの速度分布の重心方向へ移動した位置に配置されることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のガスの混合装置。
  5. 前記複数の吐出口のうち、前記ガス管の横断面の中心から前記第1のガスの速度分布の重心方向への移動量が最も大きい吐出口の中心が、該横断面における前記第1のガスの速度分布において最も速度の高い部分を跨いで該最も速度の高い部分を中心にして全体流量の60%を占める範囲内に位置することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のガスの混合装置。
  6. 前記複数の吐出口は、前記ガス管の延設方向に対して複数段配置されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のガスの混合装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のガスの混合装置の運転方法であって、
    前記第1のガスの流速又は/及び速度分布の重心位置に応じて、前記第2のガスの全流量又は/及び前記複数の吐出口の各々から吐出される前記第2のガスの流速を調整することを特徴とするガスの混合装置の運転方法。
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