JP5285909B2 - イオンビームを調整する方法、システム、及びプログラム - Google Patents

イオンビームを調整する方法、システム、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5285909B2
JP5285909B2 JP2007535864A JP2007535864A JP5285909B2 JP 5285909 B2 JP5285909 B2 JP 5285909B2 JP 2007535864 A JP2007535864 A JP 2007535864A JP 2007535864 A JP2007535864 A JP 2007535864A JP 5285909 B2 JP5285909 B2 JP 5285909B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ion beam
ion
flow rate
magnet
width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007535864A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008516402A (ja
Inventor
チャン、シェンウ
クッケッティー、アントネッラ
ジェンゲレスキー、ジョセフ、ピー.
ギビラロ、グレゴリー、アール.
モリカ、ロザリオ
ノリス、グレッグ、エー.
オルソン、ジョセフ、シー.
ウェルシュ、マリー、ジェイ.
Original Assignee
バリアン・セミコンダクター・エクイップメント・アソシエイツ・インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by バリアン・セミコンダクター・エクイップメント・アソシエイツ・インコーポレイテッド filed Critical バリアン・セミコンダクター・エクイップメント・アソシエイツ・インコーポレイテッド
Publication of JP2008516402A publication Critical patent/JP2008516402A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5285909B2 publication Critical patent/JP5285909B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/30Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects
    • H01J37/317Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects for changing properties of the objects or for applying thin layers thereon, e.g. for ion implantation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/30Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects
    • H01J37/317Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects for changing properties of the objects or for applying thin layers thereon, e.g. for ion implantation
    • H01J37/3171Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects for changing properties of the objects or for applying thin layers thereon, e.g. for ion implantation for ion implantation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/30Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/36Gas-filled discharge tubes for cleaning surfaces while plating with ions of materials introduced into the discharge, e.g. introduced by evaporation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/245Detection characterised by the variable being measured
    • H01J2237/24507Intensity, dose or other characteristics of particle beams or electromagnetic radiation
    • H01J2237/24514Beam diagnostics including control of the parameter or property diagnosed
    • H01J2237/24542Beam profile
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/30Electron or ion beam tubes for processing objects
    • H01J2237/304Controlling tubes
    • H01J2237/30455Correction during exposure
    • H01J2237/30461Correction during exposure pre-calculated
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/30Electron or ion beam tubes for processing objects
    • H01J2237/317Processing objects on a microscale
    • H01J2237/31701Ion implantation
    • H01J2237/31703Dosimetry

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Electron Sources, Ion Sources (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Description

本発明は、一般的にはイオン注入システムに関し、特に、イオン注入流量の見積もりを用いてイオンビーム注入流量を最大化するように、かつ、スポット・ビームの中心を用いて望ましいイオンビームの道筋に沿ってイオンビームを位置づけるように、イオン注入システムを調整するための方法、システムおよびプログラム製品に関する。
イオン注入プロセスは、典型的には、均一のかつ一貫した線量または総量のイオンを半導体ウェハに注入することを必要とする。線量は、一般的には、ウェハがイオンビームの前で費やす、イオンビームの流量の密度および時間の機能のことをいう。図1を参照すると、従来の単一のウェハのイオン注入器は、典型的には、水平に静電走査されるスポット・ビーム4であるイオンビームを提供する。ウェハ6をスキャンするために、ある従来のアプローチは、ウェハを垂直に動かし(図1においてウェハ6の3つの位置によって表される)、そして、イオンビーム4は、ウェハ6を往復するように横切って水平に通過する。このプロセスの間に、均一の被ばく量を達成するために、イオンビーム4はウェハ6の端から完全に離れて通過しなければならならず、このことはウェハ6のそれぞれの脇に幅がdの過剰な広がりをもたらす。過剰な広がりのサイズdは、イオンビーム4の通過方向における幅Dに比例するので、ウェハ板におけるビームの幅は使用可能なビーム4の総量、すなわち、ビームの注入流量に重大な影響を与える。特に、過剰な広がりは、ビーム全体のうちの断片が使用可能な状態で存在するという状況をもたらし、それはイオン注入システムの生産性に影響を与える。
この状況を解決するためには、イオンビームの全体の流量およびイオンビームのスポット幅によって決定される、イオンビームの注入流量を最大化することが好都合である。「注入流用」は、イオンビームがウェハにぶつかる点における流量の大きさのことであり、そして、1回の通過で得られる単なる累積のイオンビームの流量である、イオンビームの流量とは区別される。注入流量は、合計のイオンビームの流量およびイオンビームのスポット幅の機能であり、合計のイオンビームの流量が増加するのに従って増加し、イオンビームのスポット幅が減少するのに従って増加する。一方で、イオンビームのスポット幅は、合計のイオンビームの流量の機能であり、合計のイオンビームの流量が増加するのに従って増加する。従って、合計のイオンビームの流量およびイオンビームのスポット幅は、注入流量を最大化するためには同時に最適化されなければならない。従来の単一のウェハのイオン注入器においては、しかしながら、合計のイオンビームの流量の調整、および、ビームのスポット幅のプロファイリングは、別々に成し遂げられている。特に、イオンビームの合計の流量は、イオンビームの道筋に向かって、かつ、道筋から離れて外に動き得る、ファラデーカップの設定に調整される。例えば米国特許4,992,106号に開示されるように、イオンビームのスポット幅は、ファラデーカップのプロファイラをウェハ板において動かすことにより測定される。設定されたファラデーカップからウェハに向かうビームの伝送は、制御されない。
イオン注入器の制御に関連してビーム幅を検討する1つのアプローチは、米国特許6,614,027号においてイワサワに開示されている。イワサワは、通過方向における帯電したビーム片の幅を考慮して制御して静電レンズを調整する場合に、帯電したビーム片の通過した合計のイオンビームの流量が、所定の値よりも小さくならないようにすることのできる方法および装置を開示している。イワサワは、ビームの幅および流量を考慮した、統合された評価値を生成し、そして、レンズフォーカスの電圧Vf(n)を、この値を最大化するように制御する。特に、この統合された評価値の最大化は、合計のイオンビームの流量を増加させ、かつ、理想的なビーム幅からのビーム幅の派生を最小化する、レンズフォーカスの電圧Vf(n)を選択することによって達成される。このことは、イワサワが、ビーム幅においてできるだけ派生を小さくしつつ、通過するイオンビームについての所定の大きな流量を実現することを意図していることを示す。そのようにする場合に、イワサワは、イオンビームの合計の流量およびイオンビームのスポット幅をそれらの好ましい状態に近似するが、しかし、注入流量を最大化するためにイオンビームの流量およびイオンビームのスポット幅の最適化を達成しようと試みることはしない。さらに具体的には、この目的を達成するためにはイオンビームの流量およびイオンビームのスポット幅を同時に最適化することはできないので、イワサワが注入流量を最大化することは不可能である。
イワサワは、さらに、ただ1つのレンズのみを制御するので、これらのパラメータに影響する能力に限定される。つまり、1つのイオン注入システムにおける1以上のビーム光学コンポーネントが、注入流量を最大化するために合計のイオンビーム流量およびイオンビームのスポット幅を同時に最適化するように制御されなければならない。結果として、イワサワは、過剰な広がりによりもたらされるイオンビームの非効率性を適切に解決することはできない。
イオン注入器の生産性を最適化するための他のチャレンジは、ビームの設定時間を最小化することである。従来のイオン注入システムにおいて、設定は、数多くの測定およびその後の調整ステップの実行、たとえば、上述のイオンビーム注入流量の調整、平行性の調整および均一性の調整などを要する。同一のグループのイオンビームを異なるウェハに繰り返し注入することが通常行われているため、このチャレンジは大きくなっている。結果として、継続した生産において同じイオンビームが何度も設定される必要がある。一定した半導体デバイスのパフォーマンスを提供するためには、多くの設定に渡って各イオンビームのために一定したビームの配置を有することが望ましい。
前述のことを考慮すると、この技術において、イオンビームの設定時間を最小化するのみならずイオンビームの注入流量を最大化し、さらにイオン注入システムの生産性を改善する手法の必要性が存在する。
(本発明の要約)
本発明は、イオン注入システムを調整するイオンビーム調整方法、システムおよびプログラム製品を提供する。本発明の第1の側面は、イオン注入システムにおいてイオンビームを調整する方法であって、イオンビームのイオンビームプロファイルを取得する段階と、イオンビームプロファイルに基づいてイオンビームの注入流量の見積もりを最大化するようにイオンビームの合計の流量およびイオンビームのスポットの幅を同時に最適化し、注入流量を最大化するべくイオン注入システムを調整する段階とを備え、入流量の見積もりは、数1に従って決定され
ここで、I est は、注入流量の見積もりであり、I beam は、イオンビームの合計の流量であり、tar width は、イオンビームにさらされるターゲットの幅であり、mおよびnは定数であり、aは、ターゲットから線量制御ファラデーカップまでの距離であり、Wはイオンビームのスポットの幅である方法を与える。これに加えて、その調整により、イオンビームを、望ましいイオンビームの道筋に沿って位置づけることができ、これにより、イオンビームの設定時間を削減することによってイオン注入システムの生産性を改善し、かつ、多数の設定に渡ってイオンビームのために繰り返し利用可能なビームの角度を提供することができる。イオンビームの設定時間を削減するという具体的な点において、この発明は、並列性および均一性の設定のための必要性を低減することができる。なぜなら、格納された補正マグネットの設定および均一スキャン・ウェーブフォーム・スロープ・アレイが、イオンビームのスポット幅およびスポット・ビームの中心位置が多くの設定に渡り各イオンビームについて同一に維持されている限り、一定のままであるからである。
本発明の第2の側面は、イオン注入システムにおいてイオンビームを調整するためのシステムであって、イオンビームのイオンビームプロファイルを取得する手段と、イオンビームプロファイルに基づいて注入流量の見積もりを最大化するようにイオンビームの合計の流量およびイオンビームのスポットの幅を同時に最適化し、注入流量を最大化するべくイオン注入システムを調整する手段とを備え、注入流量の見積もりは、数2に従って決定され、
ここで、I est は、注入流量の見積もりであり、I beam は、イオンビームの合計の流量であり、tar width は、イオンビームにさらされるターゲットの幅であり、mおよびnは定数であり、aは、ターゲットから線量制御ファラデーカップまでの距離であり、Wはイオンビームのスポットの幅であるシステムを与える
本発明の第3の側面は、コンピュータを、イオン注入システムにおいて、イオンビームのイオンビームプロファイルを取得する手段と、イオンビームプロファイルに基づいてイオンビームの注入流量の見積もりを最大化するように、イオンビームの合計の流量およびイオンビームのスポットの幅を同時に最適化し、注入流量を最大化するべくイオン注入システムを調整する手段として機能させるためのプログラムであって、
注入流量の見積もりは、数3に従って決定され、
ここで、I est は、イオンビームの注入流量の見積もりであり、I beam は、イオンビームの合計の流量であり、tar width は、イオンビームにさらされるターゲットの幅であり、mおよびnは定数であり、aは、ターゲットから線量制御ファラデーカップまでの距離であり、Wはイオンビームのスポットの幅であるプログラムを与える。
上記プログラムにおいて、調整する手段は、イオン注入システムの、ガスの流れ、イオン・ソース、ソース・マグネット、ソース・バイアス電圧、抑制電極、抽出電極、マニピュレータ・モーター、事前分析マグネット、チャージ選択マグネット、分析マグネット、加速器焦点電極、加速器抑制電極、マススリット、プレスキャン抑制電極、水平スキャン板、ポストスキャン抑制電極、窒素(N )流出、補正マグネット、限界開口の少なくとも1つを調整し、イオンビームが注入室内のプロファイラを横切ってスキャンするように、イオン注入システムの、水平スキャン板、補正マグネット、および、マグネティックスキャナの中から選択された1つのビームスキャナを調整する。
これから先に述べる本発明の他の特徴は、以下の更に詳細な本発明の実施例の説明から明らかになるであろう。
発明の詳細な説明
添付図面を参照すると、図2Aは、本発明におけるイオン注入システム100の第1の実施の形態を示す。注入システム100は、注入器108においてイオンビーム104を生成してターゲット106に対し送信するための、イオンビーム生成器102を含む。イオンビーム生成器102は、例えば、バリアン半導体装置アソシエイツより入手できるもののような、現在知られている如何なる、あるいは、今後に開発されるイオンビーム生成器であってよい。典型的には、ターゲット106は、1または2以上の、ホルダー114に装着されたウェハを含む。ターゲット106の特徴は、ターゲット106、即ちウェハを回転させるホルダドライブ部品116、および、ターゲット106の垂直位置を調整するターゲット垂直スキャンシステム位置制御器118により制御されてもよい。ドライブ部品116および位置制御器118は、共に、システムコントローラ120に応答して動作する。
上述のコンポーネントの他に、イオンビーム生成器102は、ガスフロー140、ソース・マグネット144およびソース・バイアス電圧コントローラ146を含むイオン・ソース142、抑制電極148、抽出電極150、および、電極148、150のための1または2以上のマニピュレータ・モーター152、解析マグネット154、加速器焦点電極156、アクセラレータの抑制電極158、マススリット160、事前解析抑制電極162、水平スキャン板164、ポストスキャン抑制電極166、窒素(N)流出168、補正マグネット170、限界開口172を含んでよい。イオン注入システム100は、さらに、線量制御ファラデーカップ173、プロファイラ174およびサンプリングファラデーカップアレイ180を含んでよい。プロファイラ174は、イオンビームプロファイル、即ち、ビーム位置に対するビーム流量の密度を決定するための、1または2以上の動作するファラデーカップを含む。明瞭性のために示さなかったが、上述の各コンポーネントは、システムコントローラ120によりモニターされ、かつ、システムコントローラ120に応答して動作する。
図2Bは、とりわけ、可動のファラデーカップ302および事前解析マグネット306を有するイオン注入システムの第2の実施形態を示し、そして、図2Cは、イオン注入システム、とりわけ、マグネティックスキャナ300およびチャージ選択マグネット308を有する第3の実施形態を示す。そのほかの点では、図2B−2Cの他のイオン注入システムは、少なくとも本出願に関して、図2Aのイオン注入システム100と類似している。
以降の説明は、その他の点において必要でない限り、図2Aを参照するであろう。しかしながら、本発明の教えは如何なるイオン注入システムにも適用可能であると理解されよう。
調整システム
添付図面を参照すると、図3は、本発明におけるイオン注入システム100におけるイオンビームを調整するための調整システム210を含む、システムコントローラ120のブロック図である。調整システム210は、イオン注入システム100(図2A)のシステムコントローラ120(図2A)の一部として併合され、あるいは、単独のシステムとして提供されている。単独のシステムの場合、調整システム210は、メモリ212、プロセッシングユニット(PU)214、入力/出力デバイス(I/O)216およびバス218を有する。データベース220が、処理するタスクに関連するデータを格納するために更に提供される。メモリ212は、PU214により実行された場合に、以下に更に詳しく述べる様々な機能的能力を有する、プログラム製品222を有する。メモリ212(およびデータベース220)は、磁気メディア、光学メディア、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、データオブジェクトを含む、如何なる既知のタイプのデータ格納システムおよび/または転送メディアを備えてよい。さらに、メモリ212(およびデータベース220)は、単一の物理的な位置に存在する、1または2以上のタイプのデータ格納体に存在してもよいし、あるいは、複数の物理的システムに渡って分散されてもよい。PU214についても同様に、単一のプロセッシングユニットを備えてもよいし、あるいは、1又は2以上の位置に分散された複数のプロセッシングユニットを備えてもよい。I/O216は、ネットワークシステム、モデム、キーボード、マウス、スキャナ、音声認識システム、CRT、プリンタ、ディスクドライブなどを含む、如何なる既知のタイプの入力/出力デバイスを備えてもよい。キャッシュメモリ、通信システム、システムソフトウェアなどの、追加のコンポーネントが、システム10にさらに併合されてもよい。
図3に示すように、プログラム製品222は、スキャンコントローラ224、ビームプロファイラ226、チューナ228、位置コントローラ230および他のシステムコンポーネント232を有してもよい。他のシステムコンポーネント232は、ここで明示的に述べなかった、調整システム210の動作の調整に必要な、他の如何なる機能、例えば、通信プロトコルなどのような機能を有する。
図4に移り、図2Aおよび3を併用して、本発明の一つの実施形態における操作の方法についてのフロー図をこれから説明する。
ステップS1−S2は、イオンビームプロファイルを取得するステップを表す。第1のステップS1において、ある実施形態においては、イオンビーム104は、スキャンコントローラ224の制御の下、注入器108内のプロファイラ174を横切ってスキャンされる。1つの実施形態において、そのスキャンは相対的にゆっくりと、たとえば大体100hzで発生する。図5に示すように、プロファイラ174は、注入器108の実質的な中心に、スキャンコントローラ224によって位置づけられている。スキャンコントローラ224の制御下にあるビームスキャナは、イオンビーム104がプロファイラ174を横切るような位置にキャリブレートされる。プロファイラ174の代わりに、サンプリングファラデーカップアレイ180における、1または2以上のサンプリングカップが用いられてもよい。ビームスキャナは、イオンビーム104をスキャンすることができるイオン注入システム100の如何なる要素であってもよい。1つの実施形態では、そのビームスキャナは、イオン注入システム100における、水平スキャン板164および補正マグネット170(低い頻度である)のうちの1つであってもよい。マグネティックスキャナ300(図2C)を有するようなイオン注入システムにおいて、そのようなスキャナが用いられてもよい。その代替の実施形態について、可動のファラデーカップ302(図2B)を有するようなイオン注入システムにおいては、可動のファラデーカップ302が用いられてもよい。即ち、イオンビーム104を動かすというよりもむしろ、プロファイラがイオンビーム104を横切って動き得る。
ステップS2において、プロファイラ174からのフィードバックに基づいて、イオンビームプロファイルはビームプロファイラ226によって決定され得る。図6に示すように、イオンビームプロファイルは、注入器108との相対的な位置に対するイオンビーム流量密度(A/mm)を有している。密度は領域よりもむしろ長さの単位で計測されることが認識されよう。なぜなら、計測は、イオンビーム104のスポットの幅の間隔を横切って行われるからである。図6に示すプロファイルは、さらに、幅Wに関するイオンビーム・スポット幅を示している。イオンビーム・プロファイルを得るための1つの実施例を上述した一方で、他の手法が可能であることが認識されよう。例えば、プロファイラは注入器の中に位置づけられる必要はない。
図6の参照を続ける。プロファイルの下側の領域は、「合計のイオンビームの流量」を示しており、それは、イオンビーム104の一振りの間、即ち図7に示すように、完全に振り切ったある位置Aから2番目に完全に振り切った位置Bまでの間、において利用可能な合計の流量である。「注入流量」(Iimp)は、注入のターゲット106(図2A)、において利用可能な、合計のイオンビーム流量の総量、即ち、ターゲット106に衝突する総量である。ビームプロファイラ226は、さらに、イオンビームプロファイルに基づいて、次の等式に従って注入流量の見積もりを決定するように設定されている。

ここで、Iestは、注入流量(A)の見積もりであり、Ibeamは、合計のイオンビーム流量(A)であり、tarwidthは、イオンビームにさらされるターゲット(ウェハ)の幅(mm)であり、mおよびnは定数であり、aはターゲット(ウェハ)と線量制御ファラデーカップ173の間の距離であり、かつ、Wは、スポット・ビームの幅である。これに加えて、ビームプロファイラ226は、イオンビームプロファイルに基づいてスポット・ビームの中心を決定するように設定されている。特に、スポット・ビームの中心は、イオンビームプロファイルの下側の領域における、水平方向の幾何学的な中心によって決定される。
図4に戻る。第2のステップS3において、イオンビーム注入システム100は、注入流量の見積もりIestをプロファイラ174からのフィードバックに基づいて最大化するように、チューナ228によって調整される。即ち、注入流量の見積もりIestは、閉ループ制御における注入流量のフィードバックとして、イオン注入システム100を調整するために用いられる。注入流量Iestの見積もりを最大化することで、イオンビームの流量Ibeamおよびイオンビームのスポット幅Wを同時に最適化し、かつ、注入流量Iimpを最大化することができる。1つの実施例では、ステップS2で決定されるように、フィードバックは注入流量の見積もりおよびスポット・ビームの中心を含む。そして、調整は、注入流量の見積もりIestを最大化することを含む。しかしながら、例えばビーム流量Ibeamの総量およびイオンビーム・スポット幅Wなどの、プロファイラ174からの他のフィードバックも、イオン注入システム100を調整するために更に用いられ得ることが認識されよう。
イオン注入システム100の実際の調整は、ガスフロー140、ソースマネージメント144およびソース・バイアス電圧(コントローラ146を介して)を含むイオン・ソース142、抑制電極148、抽出電極150および電極148、150のための1又は2以上のマニピュレータ・モーター152、解析マグネット154、加速器焦点電極156、アクセラレータの抑制電極158、マススリット160、事前解析抑制電極162、水平スキャン板164、ポストスキャン抑制電極166、窒素(N)流出168、補正マグネット170、限界開口172の少なくとも1つを含む、何らかのシステム要素を実際に調整することを含む。事前分析マグネット306(図2B)および/またはチャージ選択マグネット308(図2C)を含むイオン注入システムにおいては、事前分析マグネット306(図2B)およびチャージ選択マグネット308(図2C)の調整も、さらに含まれてよい。この調整の目的は、注入流量Iestを最大化することであり、それにより、イオンビーム流量Ibeamおよびイオンビーム・スポット幅Wを同時に最適化して最大の注入流量Iimpを獲得することができる。
任意的な第4のステップS4において、調整システム210におけるポジションコントローラ228は、さらに、プロファイラ174からのスポット・ビームの中心についてのフィードバックに基づいて、イオンビームの位置の調整を制御して、イオンビームを望ましいイオンビームの道筋に沿うように調整する。この位置の調整は、スポット・ビームの中心のフィードバックを利用して、イオンビームの位置を望ましいイオンビームの道筋に関して決定することを含む。そして、この位置の調整は、スポット・ビームの中心についての望ましいフィードバックのためにイオン注入システム100の要素を調整すること、および、スポット・ビームの中心についてのフィードバックに基づいて、イオンビームの望ましいイオンビームの道筋に沿って位置させることを更に含む。この結果、多くの設定に渡って、イオンビームのスポット幅およびスポット・ビームの中心は、それぞれのビームについて維持される。この点において、調整は、イオン注入システム100の生産性およびパフォーマンスを、イオンビームの設定時間を減少させることによって改善し、かつ、多くの設定に渡って各イオンビームに繰り返し利用可能なビームの角度を提供することができる。イオンビームを望ましいイオンビームの道筋に沿って位置づけて、上述の調整方法の間に注入流量の見積もりを最大化する調整に関して、限界開口172、(回転式の)マススリット160、マニピュレータ152、ソースマグネット144および解析マグネット154のうちの少なくとも1つを調整することが、イオンビームを望ましいイオンビームの道筋に沿って位置づけるために実施され得る。これに加えて、事前分析マグネット306(図2B)および/またはチャージ選択マグネット308(図2C)を含むイオン注入システムにおいて、事前分析マグネット306(図2B)および/またはチャージ選択マグネット308(図2C)の調整が、イオンビームを望ましいイオンビームの道筋に沿って位置づけるために更に実施され得る。これらの設定があるイオンビームの特徴についての特定の準備のために、および、注入システム100の要素の特定のパラメータのために、一度認知されれば、これらの設定は、その準備を繰り返すために思い出されるであろう。
上述の発明は、注入流量を最大化するビーム調整を成し遂げることができ、それによって単一ウェハの注入器の生産性を改善することができる。この発明は、さらに、イオンビームを望ましいイオンビームの道筋に沿って位置づける、ビームの調整を成し遂げることができ、それによって、イオン注入システムの生産性およびパフォーマンスを、イオンビームの設定時間を削減することにより、かつ、イオンビームのスポット幅およびスポット・ビームの中心を何度もの設定に渡って各イオンビームについて維持することで、繰り返し利用可能なビーム角度を提供することにより、改善することができる。
結論
前述の議論において、議論された方法のステップは、メモリに格納されたプログラム製品22の命令を実行する、システム10のPU14などのプロセッサにより実行されることが理解されよう。ここで述べられた様々なデバイス、モジュール、機構およびシステムは、ハードウェア、ソフトウェア、または、ハードウェアおよびソフトウェアの組合せにより実現されてよく、かつ、示されたものの他の形態で区分されてもよい。それらは、ここで述べられた方法を実行するために調整された、如何なるタイプのコンピュータシステムあるいは他の装置により実現されてもよい。ハードウェアおよびソフトウェアの典型的な組合せは、汎用の目的のコンピュータシステムとコンピュータプログラムの組合せであってよく、そのプログラムは、読み込まれた実行されると、コンピュータシステムをあたかもそれがここで述べられた方法を実行するかのように制御する。これに代えて、本発明の機能的タスクの1又は2以上を実行するために特化したハードウェアを含む、特定用途のコンピュータが、利用されてもよい。本発明は、また、ここで述べられた方法および機能の実施を可能にする全ての特徴を備え、そして、コンピュータシステムに読み込まれると、これらの方法および機能を実行することのできる、コンピュータプログラム製品に内蔵されてもよい。コンピュータプログラム、ソフトウェアプログラム、プログラム、プログラム製品、又はソフトウェアは、現在の文脈においては、如何なる言語、コード体系、あるいは表記法における、如何なる表現をも意味する。そしてその表現は、システムに情報処理能力を持たせるように意図された命令群についてのものであって、その情報処理能力は、直接的にまたは(a)他の言語、コード体系、あるいは表記法に変換し、および/または、(b)異なる構造に復元したあとに、特定の機能を実行するためのものである。
本発明は、上記に概要を述べた特定の実施例と結び付けて説明されてきたが、多くの代替、変形およびバリエーションが当業者にとって明らかであろうことは、明白である。したがって、この発明についての上述の実施例は、説明を意図しており、限定は意図していない。これに続く請求項で定義される、発明の精神および範囲を逸脱することなく、様々な変更が可能である。
本発明の実施形態は次の図面への参照を伴って詳細に説明され、似通った記号表示は似通った要素を表す。
図1は、従来のイオン注入システムにおける、ウェハの動きに対するイオンビームの動きを示す。
図2Aは、本発明における注入流量およびスポット・ビームの位置のための調整システムを含む、イオン注入システムの第1の実施の形態を示す。
図2B−2Cは、本発明における注入流量およびスポット・ビームの位置のための調整システムを含む、イオン注入システムの代替の実施の形態を示す。 図2B−2Cは、本発明における注入流量およびスポット・ビームの位置のための調整システムを含む、イオン注入システムの代替の実施の形態を示す。
図3は、図2A−2Cの調整システムについてのブロック図を示す。
図4は、図2A−2Cの調整システムの操作についてのフロー図を示す。
図5は、本発明におけるイオンビームのスキャンを示す。
図6は、図2A−2Cの調整システムにより用いられるイオンビームプロファイルを示す。
図7は、イオン注入システムにおけるイオンビームの道筋の概略図を示す。

Claims (22)

  1. イオン注入システムにおいてイオンビームを調整する方法であって、
    前記イオンビームのイオンビームプロファイルを取得する段階と、
    前記イオンビームプロファイルに基づいて前記イオンビームの注入流量の見積もりを最大化するように前記イオンビームの合計の流量および前記イオンビームのスポットの幅を同時に最適化し、注入流量を最大化するべく前記イオン注入システムを調整する段階と
    を備え、
    前記入流量の見積もりは、数1に従って決定され
    ここで、I est は、前記注入流量の見積もりであり、I beam は、前記イオンビームの合計の流量であり、tar width は、前記イオンビームにさらされるターゲットの幅であり、mおよびnは定数であり、aは、前記ターゲットから線量制御ファラデーカップまでの距離であり、Wは前記イオンビームの前記スポットの幅である方法。
  2. 前記イオンビームプロファイルに基づいて前記注入流量を見積もる段階と、
    前記イオンビームプロファイルに基づいて、前記イオンビームの前記スポットの幅および中心を決定する段階
    を更に備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記調整する段階は、前記スポットの中心についてのフィードバックに基づいて望ましい前記イオンビームの進路に沿って前記イオンビームを位置づけるために、限界開口、マススリット、マニピュレータ、ソース・マグネット、事前分析マグネット、チャージ選択マグネットおよび分析マグネットのうち少なくとも1つを調整する段階を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記調整する段階は、前記イオン注入システムの、ガスの流れ、イオン・ソース、ソース・マグネット、ソース・バイアス電圧、抑制電極、抽出電極、マニピュレータ・モーター、事前分析マグネット、チャージ選択マグネット、分析マグネット、加速器焦点電極、マススリット、プレスキャン抑制電極、水平スキャン板、ポストスキャン抑制電極、窒素(N)流出、補正マグネット、限界開口の少なくとも1つを調整する段階を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記取得する段階は、注入室の中のプロファイラを横切って前記イオンビームをスキャンする段階を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記スキャンする段階は、前記イオン注入システムの、水平スキャン板、補正マグネット、および、マグネティックスキャナの中から選択された1つのビームスキャナを用いて、前記イオンビームをスキャンする段階を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記ビームスキャナをキャリブレートして前記イオンビームが前記プロファイラを横切るように位置づける段階を更に備える、請求項6に記載の方法。
  8. 前記スキャンする段階は、前記注入室の実質的な中心に前記プロファイラを位置づける段階を含む、請求項5から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記スキャンする段階は、前記イオンビームプロファイルを決定するために、前記イオンビームのスキャン方向に沿って、前記プロファイラを移動させる段階を含む、請求項5から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記プロファイラはファラデーカップを含む、請求項5から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. イオン注入システムにおいてイオンビームを調整するためのシステムであって、
    前記イオンビームのイオンビームプロファイルを取得する手段と、
    前記イオンビームプロファイルに基づいて注入流量の見積もりを最大化するように前記イオンビームの合計の流量および前記イオンビームのスポットの幅を同時に最適化し、注入流量を最大化するべく前記イオン注入システムを調整する手段と
    を備え、
    前記注入流量の見積もりは、数2に従って決定され
    ここで、I est は、前記注入流量の見積もりであり、I beam は、前記イオンビームの合計の流量であり、tar width は、前記イオンビームにさらされるターゲットの幅であり、mおよびnは定数であり、aは、前記ターゲットから線量制御ファラデーカップまでの距離であり、Wは前記イオンビームのスポットの幅であるシステム。
  12. 前記取得する手段は、
    イオンビームプロファイルを決定し、
    前記イオンビームプロファイルに基づいて注入流量を見積もり、
    前記イオンビームプロファイルに基づいて前記イオンビームのスポットの幅およびスポットの中心を決定する、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記調整する手段は、前記スポットの中心についてのフィードバックに基づいて望ましい前記イオンビームの進路に沿って前記イオンビームを位置づけるための、限界開口、マススリット、マニピュレータ、ソース・マグネット、事前分析マグネット、チャージ選択マグネットおよび分析マグネットのうち少なくとも1つを調整するための手段を含む、請求項11または12に記載のシステム。
  14. 前記取得する手段は、注入室の中のプロファイラを横切って前記イオンビームをスキャンする手段を含む、請求項11から13のいずれか一項に記載のシステム。
  15. 前記プロファイラは、注入室の実質的に中心に位置づけられる、請求項14に記載のシステム。
  16. 前記スキャンする手段は、前記イオンビームプロファイルを決定するために、前記イオンビームのスキャン方向に沿って、前記プロファイラを移動させる手段を含む、請求項14または15に記載のシステム。
  17. コンピュータを、
    イオン注入システムにおいて、イオンビームのイオンビームプロファイルを取得する手段と、
    前記イオンビームプロファイルに基づいて前記イオンビームの注入流量の見積もりを最大化するように、前記イオンビームの合計の流量および前記イオンビームのスポットの幅を同時に最適化し、注入流量を最大化するべく前記イオン注入システムを調整する手段と、して機能させるためのプログラムであって、
    前記注入流量の見積もりは、数3に従って決定され、
    ここで、I est は、前記イオンビームの前記注入流量の見積もりであり、I beam は、前記イオンビームの合計の流量であり、tar width は、前記イオンビームにさらされるターゲットの幅であり、mおよびnは定数であり、aは、前記ターゲットから線量制御ファラデーカップまでの距離であり、Wは前記イオンビームのスポットの幅であり、
    前記調整する手段は、前記イオン注入システムの、ガスの流れ、イオン・ソース、ソース・マグネット、ソース・バイアス電圧、抑制電極、抽出電極、マニピュレータ・モーター、事前分析マグネット、チャージ選択マグネット、分析マグネット、加速器焦点電極、加速器抑制電極、マススリット、プレスキャン抑制電極、水平スキャン板、ポストスキャン抑制電極、窒素(N )流出、補正マグネット、限界開口の少なくとも1つを調整し、前記イオンビームが注入室内のプロファイラを横切ってスキャンするように、前記イオン注入システムの、水平スキャン板、補正マグネット、および、マグネティックスキャナの中から選択された1つのビームスキャナを調整する、
    プログラム。
  18. 前記イオンビームプロファイルをフィードバックし、かつ、前記イオンビームプロファイルに基づいて注入流量を見積もる手段、および、前記イオンビームのスポットの幅および前記スポットの中心を前記イオンビームプロファイルに基づいて決定する手段を更に備える、請求項17に記載のプログラム。
  19. 前記調整する手段は、前記イオンビームの前記スポットの中心に基づいて望ましい前記イオンビームの進路に沿って前記イオンビームを位置づけるための、限界開口、マススリット、マニピュレータ、ソース・マグネット、事前分析マグネット、チャージ選択マグネットおよび分析マグネットのうち少なくとも1つを調整する手段を含む請求項18に記載のプログラム。
  20. 前記ビームスキャナをキャリブレートして前記イオンビームが前記プロファイラを横切るように位置づけるためのスキャン制御手段を更に備える、請求項17から19のいずれか一項に記載のプログラム。
  21. 記スキャン制御手段は、注入室の実質的な中心に前記プロファイラを位置づける、請求項20に記載のプログラム。
  22. 前記スキャン制御手段は、前記イオンビームプロファイルを決定するために、前記イオンビームのスキャン方向に沿って、前記プロファイラを移動させる、請求項20または21に記載のプログラム。
JP2007535864A 2004-10-07 2005-10-07 イオンビームを調整する方法、システム、及びプログラム Expired - Fee Related JP5285909B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/960,904 2004-10-07
US10/960,904 US7442944B2 (en) 2004-10-07 2004-10-07 Ion beam implant current, spot width and position tuning
PCT/US2005/036268 WO2006042167A1 (en) 2004-10-07 2005-10-07 Ion beam implant current, spot width and position tuning

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008516402A JP2008516402A (ja) 2008-05-15
JP5285909B2 true JP5285909B2 (ja) 2013-09-11

Family

ID=35709019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007535864A Expired - Fee Related JP5285909B2 (ja) 2004-10-07 2005-10-07 イオンビームを調整する方法、システム、及びプログラム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7442944B2 (ja)
JP (1) JP5285909B2 (ja)
KR (1) KR101203834B1 (ja)
CN (1) CN101076875B (ja)
TW (1) TWI389162B (ja)
WO (1) WO2006042167A1 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7547460B2 (en) * 2000-09-15 2009-06-16 Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. Ion implanter optimizer scan waveform retention and recovery
DE10121657B4 (de) 2001-05-03 2010-02-11 Qimonda Ag Mikroelektronische Struktur mit Wasserstoffbarrierenschicht
GB2409926B (en) * 2004-01-06 2006-11-29 Applied Materials Inc Ion beam monitoring arrangement
US7663125B2 (en) * 2006-06-09 2010-02-16 Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. Ion beam current uniformity monitor, ion implanter and related method
US7498590B2 (en) * 2006-06-23 2009-03-03 Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. Scan pattern for an ion implanter
US7521691B2 (en) * 2006-12-08 2009-04-21 Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. Magnetic monitoring of a Faraday cup for an ion implanter
JP4784544B2 (ja) * 2007-04-03 2011-10-05 日新イオン機器株式会社 イオンビームのビーム幅、発散角の測定方法およびイオン注入装置
US20080245957A1 (en) * 2007-04-03 2008-10-09 Atul Gupta Tuning an ion implanter for optimal performance
JP5212465B2 (ja) * 2008-03-31 2013-06-19 富士通セミコンダクター株式会社 半導体装置の製造方法、イオンビームの調整方法及びイオン注入装置
US9387454B2 (en) 2008-06-18 2016-07-12 Xyleco, Inc. Processing material with ion beams
US8278634B2 (en) * 2009-06-08 2012-10-02 Axcelis Technologies, Inc. System and method for ion implantation with improved productivity and uniformity
US8138484B2 (en) * 2010-04-28 2012-03-20 Axcelis Technologies Inc. Magnetic scanning system with improved efficiency
US8330125B2 (en) * 2010-09-21 2012-12-11 Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. Ion beam tuning
CN102956425A (zh) * 2011-08-22 2013-03-06 北京中科信电子装备有限公司 一种快速寻找束流最大值的方法
JP5808706B2 (ja) * 2012-03-29 2015-11-10 住友重機械イオンテクノロジー株式会社 イオン注入装置及びその制御方法
US9490185B2 (en) * 2012-08-31 2016-11-08 Axcelis Technologies, Inc. Implant-induced damage control in ion implantation
US8853653B1 (en) * 2013-05-03 2014-10-07 Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. Apparatus and techniques for controlling ion implantation uniformity
US9870896B2 (en) * 2013-12-06 2018-01-16 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. System and method for controlling ion implanter
JP6415090B2 (ja) * 2014-04-23 2018-10-31 住友重機械イオンテクノロジー株式会社 イオン注入装置及びイオン注入方法
JP6294182B2 (ja) * 2014-07-30 2018-03-14 株式会社日立ハイテクノロジーズ イオンガン及びイオンミリング装置、イオンミリング方法
JP6220749B2 (ja) 2014-07-30 2017-10-25 株式会社日立ハイテクノロジーズ イオンガン及びイオンミリング装置、イオンミリング方法
JP6242314B2 (ja) * 2014-09-11 2017-12-06 住友重機械イオンテクノロジー株式会社 イオン注入装置及びイオンビームの調整方法
JP6831245B2 (ja) * 2017-01-06 2021-02-17 住友重機械イオンテクノロジー株式会社 イオン注入方法およびイオン注入装置
US10431421B2 (en) * 2017-11-03 2019-10-01 Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc Apparatus and techniques for beam mapping in ion beam system
CN110556281B (zh) * 2018-06-01 2024-01-23 日新离子机器株式会社 离子束照射装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4346301A (en) 1979-07-30 1982-08-24 Hughes Aircraft Company Ion implantation system
US4421988A (en) 1982-02-18 1983-12-20 Varian Associates, Inc. Beam scanning method and apparatus for ion implantation
US4922106A (en) 1986-04-09 1990-05-01 Varian Associates, Inc. Ion beam scanning method and apparatus
US5132544A (en) 1990-08-29 1992-07-21 Nissin Electric Company Ltd. System for irradiating a surface with atomic and molecular ions using two dimensional magnetic scanning
EP0604011A1 (en) 1992-12-23 1994-06-29 Advanced Micro Devices, Inc. Ion implantation apparatus and method
JP3257206B2 (ja) * 1993-12-15 2002-02-18 日新電機株式会社 イオン注入装置
JPH08250062A (ja) 1995-03-07 1996-09-27 Nissin Electric Co Ltd イオンビームのスキャン幅調整方法
US5811823A (en) 1996-02-16 1998-09-22 Eaton Corporation Control mechanisms for dosimetry control in ion implantation systems
JP3567749B2 (ja) * 1998-07-22 2004-09-22 日新電機株式会社 荷電粒子ビームの分布測定方法およびそれに関連する方法
JP3414337B2 (ja) * 1999-11-12 2003-06-09 日新電機株式会社 電磁界レンズの制御方法およびイオン注入装置
US6437350B1 (en) 2000-08-28 2002-08-20 Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. Methods and apparatus for adjusting beam parallelism in ion implanters
US7547460B2 (en) 2000-09-15 2009-06-16 Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. Ion implanter optimizer scan waveform retention and recovery
US7282721B2 (en) 2001-08-30 2007-10-16 Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. Method and apparatus for tuning ion implanters
JP3692999B2 (ja) * 2001-10-26 2005-09-07 日新イオン機器株式会社 イオン注入方法およびその装置
DE10329383B4 (de) * 2003-06-30 2006-07-27 Advanced Micro Devices, Inc., Sunnyvale Ionenstrahldetektor für Ionenimplantationsanlagen, Faraday-Behälter dafür und Verfahren zur Steuerung der Eigenschaften eines Ionenstrahls mittels des Ionenstrahldetektors
US7166854B2 (en) * 2003-12-09 2007-01-23 Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. Uniformity control multiple tilt axes, rotating wafer and variable scan velocity
US20060113489A1 (en) * 2004-11-30 2006-06-01 Axcelis Technologies, Inc. Optimization of beam utilization

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008516402A (ja) 2008-05-15
TWI389162B (zh) 2013-03-11
CN101076875B (zh) 2010-09-01
US7442944B2 (en) 2008-10-28
KR101203834B1 (ko) 2012-11-23
KR20070065901A (ko) 2007-06-25
US20060076510A1 (en) 2006-04-13
TW200620371A (en) 2006-06-16
WO2006042167A1 (en) 2006-04-20
CN101076875A (zh) 2007-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5285909B2 (ja) イオンビームを調整する方法、システム、及びプログラム
US7755066B2 (en) Techniques for improved uniformity tuning in an ion implanter system
US7355188B2 (en) Technique for uniformity tuning in an ion implanter system
US7253423B2 (en) Technique for uniformity tuning in an ion implanter system
JP5172668B2 (ja) イオンビーム角度処理制御技術
US7176470B1 (en) Technique for high-efficiency ion implantation
US7544957B2 (en) Non-uniform ion implantation
US7868305B2 (en) Technique for ion beam angle spread control
US7394078B2 (en) Technique for ion beam angle spread control for advanced applications
US7462847B2 (en) Ion implanter and ion implantation control method thereof
US20060169922A1 (en) Ion implant ion beam parallelism and direction integrity determination and adjusting
US5696382A (en) Ion-implanter having variable ion beam angle control
US7723706B2 (en) Horizontal and vertical beam angle measurement technique
JP2004529466A (ja) イオン注入装置におけるビーム走査を制御する為の方法およびシステム
US7189980B2 (en) Methods and systems for optimizing ion implantation uniformity control
US20070045569A1 (en) Ion implant beam angle integrity monitoring and adjusting
JP4101746B2 (ja) 可変空間繰り返し度の走査線をもつイオン注入のための方法および装置
US20060145095A1 (en) Methods and apparatus for ion implantation with control of incidence angle by beam deflection
US7397049B2 (en) Determining ion beam parallelism using refraction method
US11823863B2 (en) Ion implanter and model generation method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130521

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5285909

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees