JP5285529B2 - スライド式携帯電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、一対の筐体が互いにスライド可能に連結されているスライド式携帯電子機器に関する。
この種のスライド式携帯電子機器においては、一方の筐体に内蔵されている電気的構成要素から引き出されたフレキシブルリードが、他方の筐体に設けられた開口を通過して、該他方の筐体に内蔵されている回路基板に接続されており、前記開口が防水シートによって他方の筐体の内面側から塞がれている(例えば、特許文献1参照)。ここで、回路基板にフレキシブルリードを接続するためのコネクタは、回路基板の前記開口側表面上に設置されている。
上記スライド式携帯電子機器の組み立て工程において、他方の筐体内に回路基板を内蔵する場合、先ず回路基板の表面に設置されているコネクタにフレキシブルリードを接続し、次に回路基板を他方の筐体内に収容する必要がある。
従来のスライド式携帯電子機器においては、防水シートは、その基端部のみが他方の筐体の内面に貼着固定されており、該基端部にて防水シートを湾曲させることにより、該防水シートを他方の筐体の内側へ向けて捲り上げることが可能であった。従って、スライド式携帯電子機器の組み立て工程においては、フレキシブルリードを開口から引き出すことが出来、このため回路基板上のコネクタとフレキシブルリードとの接続が容易であった。
特開2009−88733号公報
しかしながら、従来のスライド式携帯電子機器においては、防水シートは、その基端部のみが他方の筐体に貼着固定されていたため、貼着固定されていない防水シートと他方の筐体との間からは水が侵入する虞があった。
防水シートの基端部以外の周縁部を他方の筐体に貼着固定することが出来れば、開口への水の侵入を防止することが出来る。しかし、従来のスライド式携帯電子機器においては、フレキシブルリードを回路基板に接続した後、捲れ上がった防水シートを元の状態に戻すと、回路基板が他方の筐体に近接することになり、このため防水シートの基端部以外の周縁部を他方の筐体に貼着固定することが出来なかった。
又、フレキシブルリードを回路基板に接続する前に、防水シートの周縁部全体を他方の筐体及びフレキシブルリードに貼着固定した場合には、フレキシブルリードを引き出すことが出来なくなるため、フレキシブルリードを回路基板に接続することが出来ず、スライド式携帯電子機器の組み立てが困難になる問題があった。
そこで本発明の目的は、フレキシブルリードが通過する開口を塞ぐ防水シートによって高い防水性能を発揮することが出来るスライド式携帯電子機器を提供することである。
本発明に係るスライド式携帯電子機器は、一対の筐体が互いにスライド可能に連結され、一方の筐体に内蔵されている電気的構成要素から引き出されたフレキシブルリードが、他方の筐体に設けられた開口を通過して、該他方の筐体に内蔵されている回路基板に接続されており、前記開口が防水シートによって塞がれている。ここで、前記開口を通過したフレキシブルリードは、回路基板の表面に沿って延びた後、回路基板の側端面の位置にて回路基板の表面側から裏面側へ折り返され、フレキシブルリードの先端部が回路基板の裏面にて該回路基板に接続されており、前記防水シートの周縁部が、前記開口の周囲の位置にて他方の筐体の内面及びフレキシブルリードに貼着固定されている。
上記スライド式携帯電子機器においては、他方の筐体は通常、2つのケース半体を互いに接合して形成されており、上記開口は一方のケース半体に形成されている。そして、該スライド式携帯電子機器の組み立て工程においては、2つのケース半体を接合する前に、一方のケース半体に形成されている上記開口にフレキシブルリードを通過させ、該開口を通過したフレキシブルリードを回路基板に接続し、そして該回路基板を一方のケース半体に収納する。
ここで、上記スライド式携帯電子機器においては、上記開口を通過したフレキシブルリードが回路基板の側端面の位置にて回路基板の表面側から裏面側へ折り返されているので、上述した組み立て工程にあっては、回路基板にフレキシブルリードを接続したままの状態で、回路基板の上記側端面を一方のケース半体の方へ向けて回路基板を回転させることが出来る。このとき、フレキシブルリードの内、上記開口から回路基板の側端面まで延びている引き出し部は殆ど動くことがなく、フレキシブルリードの先端部だけが、引き出し部に対してその曲げ角度を変化させながら回転することになる。
従って、フレキシブルリードを回路基板に接続した後であっても、一方の半体ケースの内面を露出させることが出来る。よって、防水シートの周縁部を、上記開口の周囲の位置にて一方の半体ケースの内面及びフレキシブルリードに貼着固定して、上記開口を防水シートにより塞ぐことが出来る。
防水シートを貼着固定した後は、回路基板を上述の如く回転させることにより、回路基板は一方の半体ケース内に収納されることになる。
貼着固定された防水シートと一方の半体ケースの内面及びフレキシブルリードとの間からは水が侵入し難いので、上記スライド式携帯電子機器は、フレキシブルリードが通過する開口を塞ぐ防水シートによって高い防水性能を発揮することになる。
上記スライド式携帯電子機器の具体的構成において、前記開口は4つの辺からなる略四角形状を呈し、該4つの辺のうち3つの辺を形成する縁部には防水シートの周縁部の一部が貼着固定される一方、残りの1つの辺を形成する縁部には防水シートの周縁部が対向し、これらの対向面間をフレキシブルリードが通過すると共に、防水シート側の対向面がフレキシブルリードに貼着固定されている。
より具体的な構成において、前記残りの1つの辺を形成する縁部側の対向面又はその近傍領域と、フレキシブルリードとの間には、シール部材が挟圧されている。
該具体的構成によれば、上記残りの1つの辺を形成する縁部側の対向面とフレキシブルリードとの間からの水の侵入が、挟圧されたシール部材によって防止されることになる。
上記スライド式携帯電子機器の他の具体的構成において、前記開口を通過したフレキシブルリードは、回路基板の表面に沿って他方の筐体の短手方向に延びた後、回路基板の側端面の位置にて回路基板の表面側から裏面側へ折り返されている。
本発明に係るスライド式携帯電子機器によれば、フレキシブルリードが通過する開口を塞ぐ防水シートによって高い防水性能を発揮することが出来る。
図1は、本発明の一実施形態に係るスライド式携帯電話機を示す分解斜視図である。 図2は、上記スライド式携帯電話機を構成する第1及び第2キャビネットの閉じ位置を説明する斜視図である。 図3は、該第1及び第2キャビネットの開き位置を説明する斜視図である。 図4は、上記第1キャビネットの内部構造を示す平面図である。又、図4は、上記スライド式携帯電話機の組み立て方法の第8工程を説明する平面図でもある。 図5は、上記第1及び第2キャビネットが閉じ位置に設定されているときのフレキシルブルリードの配線状態を示す縦断面図である。 図6は、該第1及び第2キャビネットが開き位置に設定されているときのフレキシルブルリードの配線状態を示す縦断面図である。 図7は、上記第1キャビネットに設けられている開口を通過したフレキシルブルリードの配線状態を示す横断面図である。 図8は、上記組み立て方法の第1工程の前段を説明する斜視図である。 図9は、上記組み立て方法の第1工程の後段を説明する斜視図である。 図10は、上記組み立て方法の第2工程を説明する斜視図である。 図11は、上記組み立て方法の第3工程を説明する斜視図である。 図12は、上記組み立て方法の第4工程を説明する斜視図である。 図13は、上記組み立て方法の第5工程を説明する斜視図である。 図14は、上記組み立て方法の第6工程を説明する斜視図である。 図15は、上記組み立て方法の第7工程を説明する斜視図である。 図16は、上記組み立て方法の第7工程を説明する平面図である。 図17は、上記組み立て方法の第9工程を説明する斜視図である。 図18は、該9工程の実行後のスライド式携帯電話機の組み立て状態を示す斜視図である。 図19は、上記スライド式携帯電話機の変形例を示す縦断面図である。
以下、本発明をスライド式携帯電話機に実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るスライド式携帯電話機を示す分解斜視図である。図1に示す様に、スライド式携帯電話機は、第1キャビネット(1)と第2キャビネット(2)とをスライド機構(3)によって互いにスライド可能に連結して構成されており、第1キャビネット(1)の表面(1a)には操作部(11)が配備される一方、第2キャビネット(2)の表面(2a)には液晶表示部(21)が配備されている。
スライド機構(3)は、ガイド部(31)とスライド部(32)とから構成され、ガイド部(31)は、第1キャビネット(1)の表面(1a)の内、操作部(11)が配備されている領域とは異なる領域に固定され、スライド部(32)は、第2キャビネット(2)の裏面(2b)に固定されている。
ガイド部(31)には、その両端位置に左右一対のガイド溝(311)(311)が形成されており、スライド部(32)は、その両端部(321)(321)が左右一対のガイド溝(311)(311)に摺動自在に係合し、これによりスライド部(32)の移動方向が第1キャビネット(1)の長手方向(91)に規定されている。
よって、第1キャビネット(1)と第2キャビネット(2)は、図2に示す如く両キャビネット(1)(2)が閉じて操作部(11)が第2キャビネット(2)により被覆された閉じ位置と、図3に示す如く両キャビネット(1)(2)が開いて操作部(11)が露出した開き位置との間で相対移動することが可能となっている。
図1に示す様に、第1キャビネット(1)は、表面ケース半体(12)と裏面ケース半体(13)とを互いに接合して構成されている。表面ケース半体(12)には、フレキシブルリード(4)(図4参照)が通過する開口(14)が設けられ、該開口(14)は、PET(ポリエチレンテレフタレート)製の防水シート(5)によって第1キャビネット(1)の内面側から塞がれている。
図4は、第1キャビネット(1)の内部構造を示す平面図である。図4に示す様に、表面ケース半体(12)に設けられている開口(14)は4つの辺(141)〜(144)からなる略四角形状を呈し、該4つの辺(141)〜(144)のうち3つの辺(141)〜(143)を形成する縁部には防水シート(5)の周縁部の一部が貼着固定されている。一方、残りの1つの辺(144)を形成する縁部には防水シート(5)の周縁部が対向しており、縁部側の対向面(144a)(図5参照)にはスポンジ部材(51)が貼着固定されている。
図5は、両キャビネット(1)(2)が閉じ位置に設定されているときのフレキシルブルリード(4)の配線状態を示す縦断面図である。図6は、両キャビネット(1)(2)が開き位置に設定されているときのフレキシルブルリード(4)の配線状態を示す縦断面図である。
図5に示す様に、フレキシブルリード(4)は、第2キャビネット(2)に内蔵されている電気的構成要素(図示せず)に接続されると共に、第2キャビネット(2)の裏面(2b)から引き出されている。該裏面(2b)から引き出されたフレキシブルリード(4)は、第2キャビネット(2)の裏面(2b)に沿って延びた後、表面ケース半体(12)に設けられている開口(14)を含む空間(15)内でU字状に湾曲して、スポンジ部材(51)と防水シート(5)との間を通過している。従って、フレキシブルリード(4)は、空間(15)内に、U字状に湾曲した湾曲部(41)を有している。
そして、上記残りの1つの辺(144)を形成する縁部に対向している防水シート(5)の対向面(5a)が、フレキシブルリード(4)に貼着固定されている。又、組立て状態においては、スポンジ部材(51)は、表面ケース半体(12)とフレキシブルリード(4)とによって挟圧されている。
第2キャビネット(2)の裏面(2b)から引き出されたフレキシブルリード(4)は、上記開口(14)を通過するまでの部分が一定の長さに維持されている。従って、図6に示す様に、両キャビネット(1)(2)が閉じ位置から開き位置へ向かって相対的にスライドすることにより、フレキシブルリード(4)の湾曲部(41)が上記空間(15)内をスライド方向に移動して、第1キャビネット(1)と第2キャビネット(2)とのスライド方向の離間が許容されることになる。
図7は、上記開口(14)を通過したフレキシルブルリード(4)の配線状態を示す横断面図である。図7に示す様に、上記開口(14)を通過したフレキシブルリード(4)は、回路基板(6)の表面(6a)に沿って第1のキャビネット(1)の短手方向(92)に延びた後(図4も参照)、回路基板(6)の側端面の位置にて回路基板(6)の表面(6a)側から裏面(6b)側へ折り返され、フレキシブルリード(4)の先端部(42)が回路基板(6)の裏面(6b)にて該回路基板(6)に接続されている。
具体的には、図7に示す様に、フレキシブルリード(4)の先端部(42)に連結された雄コネクタ(43)が、回路基板(6)の裏面(6b)上に設置されている雌コネクタ(61)に嵌合し、これによりフレキシブルリード(4)が回路基板(6)に接続されている。
図8及び図9はそれぞれ、上記スライド式携帯電話機の組み立て方法の第1工程の前段及び後段を説明する斜視図である。図10〜図15は、該組み立て方法の第2工程〜第7工程をそれぞれ説明する斜視図である。図16は、該第7工程を説明する平面図である。図17は、該組み立て方法の第9工程を説明する斜視図であり、該第9工程の実行後のスライド式携帯電話機の組み立て状態が図18に示されている。尚、該組み立て方法の第8工程は図4に示されている。
図8に示す様に、組み立て方法の第1工程の前段においては、第1キャビネット(1)を構成する表面ケース半体(12)を第2キャビネット(2)の裏面(2b)に対して立てた後、第2キャビネット(2)の裏面(2b)から引き出されて逆L字状に延びたフレキシブルリード(4)の先端部(42)を、表面ケース半体(12)に設けられている開口(14)に挿入する。
そして、図9に示す様に、第1工程の後段においては、表面ケース半体(12)を倒しながら該開口(14)にフレキシブルリード(4)を通過させ、表面ケース半体(12)を第2キャビネット(2)の裏面(2b)に近接させる。
図10に示す様に、組み立て方法の第2工程においては、第2キャビネット(2)の裏面(2b)上にて表面ケース半体(12)を、フレキシブルリード(4)を中心として回転させ、これにより、表面ケース半体(12)の長手方向を第2キャビネット(2)の長手方向に一致させると共に、表面ケース半体(12)をガイド部(31)(図9参照)にネジ留めするべく、表面ケース本体(12)側の4つのネジ孔(12c)〜(12c)をガイド部(31)側の4つのネジ孔(31c)〜(31c)に一致させる。
図11に示す様に、組み立て方法の第3工程においては、互いに一致した表面ケース本体(12)側の4つのネジ孔(12c)〜(12c)とガイド部(31)側の4つのネジ孔(31c)〜(31c)とにそれぞれ、4つのネジ部材(71)〜(71)を表面ケース本体(12)の内面側から捻じ込むことにより、表面ケース半体(12)をガイド部(31)に固定する。
図12に示す様に、組み立て方法の第4工程においては、回路基板(6)の裏面(6b)に設置されている雌コネクタ(61)に、フレキシブルリード(4)の先端部(42)に連結されている雄コネクタ(43)を接続する。
図13に示す様に、組み立て方法の第5工程においては、フレキシブルリード(4)が接続された回路基板(6)の上下を反転させて、回路基板(6)の裏面(6b)(図12参照)上に搭載されている複数の電気素子(62)を収納部材(8)内に収納すると共に、回路基板(6)を収納部材(8)にネジ留めするべく、回路基板(6)の側の5つのネジ孔(6c)〜(6c)を収納部材(8)側の5つのネジ孔(8a)〜(8a)(図12参照)に一致させる。
これに並行して、表面ケース半体(12)に設けられている開口(14)内にてフレキシブルリード(4)を折り返し、これにより該フレキシブルリード(4)の湾曲部(41)を形成する。
図14に示す様に、組み立て方法の第6工程においては、互いに一致した回路基板(6)の側の5つのネジ孔(6c)〜(6c)と収納部材(8)側の5つのネジ孔(8a)〜(8a)とにそれぞれ、5つのネジ部材(72)〜(72)を回路基板(6)の表面(6a)側から捻じ込むことにより、回路基板(6)を収納部材(8)に固定する。
図15及び図16に示す様に、組み立て方法の第7工程においては、表面ケース半体(12)に設けられている開口(14)の縁を形成する4つの辺(141)〜(144)の内、フレキシブルリード(4)が通過することとなる1つの辺(144)を形成する縁部に、スポンジ部材(51)を該1つの辺(144)に沿った姿勢で貼着固定する。
図4に示す様に、組み立て方法の第8工程においては、上記開口(14)を防水シート(5)によって表面ケース半体(12)の内面側から塞ぎ、該開口(14)の縁を形成する4つの辺(141)〜(144)の内、上記1つの辺(144)以外の3つの辺(141)〜(143)を形成する縁部に、防止シート(5)の周縁部の一部を貼着固定する。このとき、上記1つの辺(144)を形成する縁部には防水シート(5)の周縁部を対向させ、該防水シート(5)側の対向面(5a)をフレキシブルリード(4)に貼着固定する(図5参照)。
図17に示す様に、組み立て方法の第9工程においては、収納部材(8)に固定されている回路基板(6)を表面ケース半体(12)内に収納するべく、回路基板(6)の側端面の内、雌コネクタ(61)からのフレキシブルリードの引き出し方向に存在する側端面を表面ケース半体(12)の方へ向けて、回路基板(6)を回転させ、これにより回路基板(6)の上下を反転させる。その結果、フレキシブルリード(4)は、該回路基板(6)の側端面の位置にて回路基板(6)の裏面(6b)側から表面(6a)側へ折り返されることになる。
よって、図18に示す如く回路基板(6)を表面ケース半体(12)へ収納した状態においては、図7に示す様に、上記開口(14)を通過したフレキシブルリード(4)が、回路基板(6)の表面(6a)に沿って第1のキャビネット(1)の短手方向(92)に延びた後、回路基板(6)の側端面の位置にて回路基板(6)の表面(6a)側から裏面(6b)側へ折り返されることになる。
この様に、上記スライド式携帯電話機の組み立て工程においては、回路基板(6)にフレキシブルリード(4)を接続したままの状態で、回路基板(6)の上記側端面を表面ケース半体(12)の方へ向けて回路基板(6)を回転させることが出来る。このとき、フレキシブルリード(4)の内、表面ケース半体(12)に設けられている開口(14)から回路基板(6)の側端面まで延びている部分(以下、引き出し部という)は殆ど動くことがなく、フレキシブルリード(4)の先端部(42)だけが、引き出し部に対してその曲げ角度を変化させながら回転することになる。
従って、フレキシブルリード(4)を回路基板(6)に接続した後であっても、図4に示す様に表面ケース半体(12)の内面を露出させることが出来る。よって、防水シート(5)の周縁部を、上記開口(14)の周囲の位置にて表面ケース半体(12)の内面及びフレキシブルリード(4)に貼着固定して、上記開口(14)を防水シート(5)により塞ぐことが出来る。
貼着固定された防水シート(5)と表面ケース半体(12)の内面及びフレキシブルリード(4)との間からは水が侵入し難いので、上記スライド式携帯電話機は、フレキシブルリード(4)が通過する開口(14)を塞ぐ防水シート(5)によって高い防水性能を発揮することになる。
又、上記スライド式携帯電話機においては、互いに貼着固定されていない上記開口(14)の縁部側の対向面(144a)と防水シート(5)側の対向面(5a)との間をフレキシブルリード(4)が通過している。そして、縁部側の対向面(144a)にスポンジ部材(51)が貼着固定され、該スポンジ部材(51)は、表面ケース半体(12)とフレキシブルリード(4)とによって挟圧されている。又、防水シート(5)側の対向面(5a)は、フレキシブルリード(4)に貼着固定されている。
よって、上記スライド式携帯電話機は、互いに貼着固定されていない開口(14)の縁部と防水シート(5)との間からも水が侵入し難い構造を有している。
尚、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。例えば、第1キャビネット(1)に設けられている開口(14)を通過したフレキシブルリード(4)は、回路基板(6)の表面(6a)に沿って第1キャビネット(1)の長手方向(91)に延びた後、回路基板(6)の側端面の位置にて回路基板(6)の表面(6a)側から裏面(6b)側へ折り返されてもよい。
上記実施形態においては、縁部側の対向面(144a)にスポンジ部材(51)が設けられているが、スポンジ部材(51)は、図19に示す様に縁部側の対向面(144a)の近傍領域に設けられてもよい。又、スポンジ部材(51)に替えて、種々のシール部材を採用してもよい。
更に、上記スライド式携帯電話機に採用した各種構成は、種々のスライド式携帯電子機器に適用することが出来る。
(1) 第1キャビネット(他方の筐体)
(12) 表面ケース半体
(14) 開口
(141)〜(144) 4つの辺
(144a) 縁部側の対向面
(2) 第2キャビネット(一方の筐体)
(3) スライド機構
(4) フレキシブルリード
(42) 先端部
(43) 雄コネクタ
(5) 防水シート
(51) スポンジ部材(シール部材)
(5a) 防水シート側の対向面
(6) 回路基板
(6a) 表面
(6b) 裏面

Claims (4)

  1. 一対の筐体が互いにスライド可能に連結され、一方の筐体に内蔵されている電気的構成要素から引き出されたフレキシブルリードが、他方の筐体に設けられた開口を通過して、該他方の筐体に内蔵されている回路基板に接続されており、前記開口が防水シートによって塞がれているスライド式携帯電子機器において、前記開口を通過したフレキシブルリードは、回路基板の表面に沿って延びた後、回路基板の側端面の位置にて回路基板の表面側から裏面側へ折り返され、フレキシブルリードの先端部が回路基板の裏面にて該回路基板に接続されており、前記防水シートの周縁部が、前記開口の周囲の位置にて他方の筐体の内面及びフレキシブルリードに貼着固定されていることを特徴とするスライド式携帯電子機器。
  2. 前記開口は4つの辺からなる略四角形状を呈し、該4つの辺のうち3つの辺を形成する縁部には防水シートの周縁部の一部が貼着固定される一方、残りの1つの辺を形成する縁部には防水シートの周縁部が対向し、これらの対向面間をフレキシブルリードが通過すると共に、防水シート側の対向面がフレキシブルリードに貼着固定されている請求項1に記載のスライド式携帯電子機器。
  3. 前記残りの1つの辺を形成する縁部側の対向面又はその近傍領域と、フレキシブルリードとの間には、シール部材が挟圧されている請求項2に記載のスライド式携帯電子機器。
  4. 前記開口を通過したフレキシブルリードは、回路基板の表面に沿って他方の筐体の短手方向に延びた後、回路基板の側端面の位置にて回路基板の表面側から裏面側へ折り返されている請求項1乃至請求項3の何れかに記載のスライド式携帯電子機器。
JP2009176913A 2009-07-29 2009-07-29 スライド式携帯電子機器 Expired - Fee Related JP5285529B2 (ja)

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