JP2010056810A - 小型電子機器の筐体構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品との干渉を生じることなくバックキャビネットとフロントキャビネットとを確実に接合することが出来、然も大型化を招くことのない小型電子機器の筐体構造を提供する。
【解決手段】本発明に係る小型電子機器の筐体構造においては、バックキャビネット2とフロントキャビネット3が互いに接合されて内部空間が形成されると共に、フロントキャビネット3の表面の両側部を覆って一対の意匠パネル4、4が設置され、前記内部空間には、1或いは複数の部品を搭載すべきシャーシ6が配置されている。一対の意匠パネル4、4にはそれぞれ前記内部空間へ向けてアーム部42が突設され、該アーム部42の先端部は、バックキャビネット2とシャーシ6との間に挟持されており、ねじ7によってバックキャビネット2とシャーシ6とが互いに締結されると共に、意匠パネル4の端部がフロントキャビネット3の表面の対応部分に圧接されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、携帯電話機の如くバックキャビネットとフロントキャビネットを互いに接合して筐体が構成されている小型電子機器の筐体構造に関するものである。
従来、携帯電話機においては、図12に示す如く、バックキャビネット(81)とフロントキャビネット(82)を互いに接合して筐体(8)が構成されており、図13に示す様に、バックキャビネット(81)側からフロントキャビネット(82)のボス(88)へねじ(87)をねじ込むことによって、バックキャビネット(81)とフロントキャビネット(82)が互いに締結されている(特許文献1、2参照)。
図13に示す如くバックキャビネット(81)とフロントキャビネット(82)によって形成される内部空間には、キー基板(84)が設置され、該キー基板(84)上には複数のドーム部(85)が配備されており、これらのドーム部(85)の上方に複数のキートップ(86)が配備されて、複数の操作キーが構成されている。
特開平8−307498号公報 特許第2626627号公報
ところで、従来の携帯電話機においては、図13に示す如くバックキャビネット(81)とフロントキャビネット(82)の間の内部空間に設置されているキー基板(84)上のドーム部(85)やキートップ(86)等の部品と、両キャビネット(81)(82)を互いに締結するためのねじ(87)とが、互いに接近して配置されることとなるため、携帯電話機の設計においては、前記の部品とねじ(87)をねじ込むためのボス(88)とが互いに干渉しないように配慮しなければならない。
従って、前記の部品から充分に離れた位置にボス(88)を配置せざるを得ず、この結果、筐体(8)の横幅が大きくなる問題があった。
この問題を解決するためには、図14に示す如く、前記ねじをねじ込むためのボスの形成領域Cと重ならない様に、操作キー(91)の形状を変更することが考えられるが、この様な形状変更によってキーの操作性が悪化することとなる。
そこで本発明の目的は、部品との干渉を生じることなくバックキャビネットとフロントキャビネットとを確実に接合することが出来、然も大型化を招くことのない小型電子機器の筐体構造を提供することである。
本発明に係る小型電子機器の筐体構造においては、バックキャビネット(2)とフロントキャビネット(3)が互いに接合されて内部空間が形成されると共に、フロントキャビネット(3)の表面の一部を覆ってパネル(4)が設置され、前記内部空間には、1或いは複数の部品を搭載したシャーシ(6)が配置されている。
ここで、前記パネル(4)には前記内部空間へ向けてアーム部(42)が突設され、該アーム部(42)の先端部は、バックキャビネット(2)とシャーシ(6)との間に挟持されており、ねじ(7)によってバックキャビネット(2)とシャーシ(6)とが互いに締結されると共に、該パネル(4)の端部がフロントキャビネット(3)の表面の対応部分に圧接されている。
具体的構成において、前記ねじ(7)は、バックキャビネット(2)の貫通孔(20)とパネル(4)のアーム部(42)の貫通孔(43)とを貫通して、その先端部がシャーシ(6)のボス(63)にねじ込まれている。
上記本発明の電子機器の筐体構造においては、ねじ(7)を用いてバックキャビネット(2)とシャーシ(6)とが互いに締結されることによって、バックキャビネット(2)とシャーシ(6)の間にパネル(4)のアーム部(42)の先端部が挟持され、これによってパネル(4)がバックキャビネット(2)に対して固定されている。
この状態で、パネル(4)の端部がフロントキャビネット(3)の表面の対応部分に圧接されているので、少なくともこの圧接部分においては、フロントキャビネット(3)はバックキャビネット(2)から離間不能に係止され、フロントキャビネット(3)とバックキャビネット(2)とは互いに接合されることになる。
ねじ(7)がバックキャビネット(2)側からシャーシ(6)へねじ込まれた場合、ねじ(7)の先端部がシャーシ(6)を貫通することはないので、該先端部がシャーシ(6)とフロントキャビネット(3)の間の空間に突出することはなない。
従って、シャーシ(6)のフロントキャビネット(3)側の表面に配置されている複数の部品の内、1つの部品がねじ(7)の中心軸と重なる位置若しくはその近傍位置に配置されていたとしても、該部品とねじ(7)をねじ込むためのボスとの間に干渉は生じない。
本発明に係る小型電子機器の筐体構造によれば、シャーシ上の部品と重なる位置若しくはその近傍位置にねじを配置することが出来るので、機器の大型化を招くことなくバックキャビネットとフロントキャビネットとを互いに強固に接合することが出来る。
以下、本発明を携帯電話機に実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本発明に係る携帯電話機においては、図1及び図2に示す如く、バックキャビネット(2)とフロントキャビネット(3)が互いに接合されて内部空間が形成されると共に、フロントキャビネット(3)の表面の両側部を覆って一対の意匠パネル(4)(4)が設置されている。
フロントキャビネット(3)の表面には複数の操作キー(11)が配備されている。
図4及び図5に示す如く、バックキャビネット(2)には、その背面を覆ってカバー(21)が着脱可能に取り付けられている。カバー(21)の一方の端部には一対のフック(23)(23)が突設されると共に、他方の端部にはスライド操作片(22)が配備されており、カバー(21)のフック(23)(23)を図5に示すバックキャビネット(2)の凹部(24)(24)に係合させると共に、スライド操作片(22)をロック解除位置からロック位置へスライドさせることによって、カバー(21)をフロントキャビネット(3)に取り付けることが出来る。
バックキャビネット(2)とフロントキャビネット(3)の間の内部空間には、表面にキー基板(61)が設置されたシャーシ(6)と、表面に液晶ディスプレイ(51)や複数の電子部品(52)が搭載されたメイン基板(5)とが配置される。
バックキャビネット(2)には、その四隅に4つの貫通孔(20)が開設されている。又、シャーシ(6)には、図5に示す様にバックキャビネット(2)側の表面の中央部左右に、2つのボス(63)(63)が突設されている。
更にフロントキャビネット(3)には、バックキャビネット(2)側の表面の四隅に、4つのボス(32)が突設されている。
そして、バックキャビネット(2)とシャーシ(6)又はフロントキャビネット(3)とを互いに締結するために6本のねじ(7)が用いられており、その内、外側の4本のねじ(7)が、バックキャビネット(2)の4つの貫通孔(20)を貫通し、その先端部がフロントキャビネット(3)の4つのボス(32)にねじ込まれている。
又、内側の2本のねじ(7)が、バックキャビネット(2)の2つの貫通孔(20)を貫通し、その先端部がシャーシ(6)の2つのボス(63)にねじ込まれている。
意匠パネル(4)は、図6及び図7に示す様に、断面円弧状の細長い帯板状のパネル部(41)と、該パネル部(41)の中央部に突設されたL字状アーム部(42)とを具え、該L字状アーム部(42)の先端部には貫通孔(43)が開設されている。
一方、フロントキャビネット(3)の表面には、図8及び図9に示す様に、長手方向に延びる両側部に、パネル設置面(31)(31)が凹設されている。
フロントキャビネット(3)の両パネル設置面(31)(31)にはそれぞれ、図10及び図11に示す様に、意匠パネル(4)のパネル部(41)が設置され、これによってL字状アーム部(42)はバックキャビネット(2)へ向けて突出する。
意匠パネル(4)の各L字状アーム部(42)の先端部は、図3に示す様に、バックキャビネット(2)とシャーシ(6)との間に挟持されている。
そして、前記2本のねじ(7)はそれぞれ、バックキャビネット(2)の貫通孔(20)を貫通し、更に意匠パネル(4)の貫通孔(43)を貫通して、その先端部がシャーシ(6)のボス(63)にねじ込まれている。
これによって、バックキャビネット(2)とシャーシ(6)とが互いに締結され、両者の間に意匠パネル(4)のL字状アーム部(42)の先端部が挟持されることによって、意匠パネル(4)がバックキャビネット(2)に対して固定されている。
この状態で、両意匠パネル(4)(4)のパネル部(41)(41)の内側の側縁部(44)(44)は、フロントキャビネット(3)の両パネル設置面(31)(31)の内側の側縁部に被さり、両側縁部の表面に圧接されている。
従って、フロントキャビネット(3)は、意匠パネル(4)の側縁部(44)によってバックキャビネット(2)から離間不能に拘持され、意匠パネル(4)の側縁部(44)が圧接されている領域において、フロントキャビネット(3)は意匠パネル(4)を介してバックキャビネット(2)に連結されることになる。
ここで、ねじ(7)はシャーシ(6)のボス(63)にねじ込まれ、その先端部はシャーシ(6)を貫通していないので、シャーシ(6)の表面に設置されているキー基板(61)は、ねじ(7)の中心軸よりも外側まで拡がっており、該キー基板(61)上の最も外側のドーム部(62)や操作キー(11)は、ねじ(7)の中心軸と交叉する位置、若しくはその近傍位置に配置されている。
上記本発明の携帯電話機によれば、ねじ(7)をねじ込むためのボス(63)とキー基板(61)上のドーム部(62)や操作キー(11)とを互いに重複する位置関係に配置することが出来るので、バックキャビネット(2)及びフロントキャビネット(3)の大型化を招くことなく、バックキャビネット(2)とフロントキャビネット(3)とを互いに強固に接合することが出来る。
又、中央の2本のねじ(7)(7)をねじ込むためのボスをフロントキャビネット(3)に形成する必要がないので、筐体を従来よりも小型化し、或いは操作キーの大型化を図ることが可能である。
又、意匠パネルは、従来はフロントキャビネット(3)の表面に両面粘着テープによって貼り着けられており、意匠パネルが剥がれる虞があったが、上記携帯電話機においては、意匠パネル(4)のアーム部(42)の先端部がバックキャビネット(2)とシャーシ(6)との間に挟持されて、意匠パネル(4)がフロントキャビネット(3)の表面に保持されているので、意匠パネル(4)が外れる虞はない。
更に、意匠パネル(4)は、従来の意匠パネルにL字状アーム部(42)を突設したものに過ぎず、樹脂の一体成型によって容易に作製することが出来るので、部品点数の増加や製造コストの増大を招くこともない。
尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。例えば、意匠パネル(4)に替えて、意匠的要素のない単なるパネルを採用することも可能である。
又、本発明は携帯電話機に限らず、バックキャビネット及びフロントキャビネットから筐体が構成されている種々の携帯型電子機器に実施することが出来る。
本発明に係る携帯電話機の斜視図である。 図1とは異なる方向から見た携帯電話機の斜視図である。 図2のA−A線に沿う拡大断面図である。 該携帯電話機の分解斜視図である。 図4とは異なる方向から見た携帯電話機の分解斜視図である。 意匠パネルの斜視図である。 図6とは異なる方向から見た意匠パネルの斜視図である。 フロントキャビネットの表面を示す斜視図である。 フロントキャビネットの裏面を示す斜視図である。 フロントキャビネットに意匠パネルが設置されている状態を示す平面図である。 フロントキャビネットに意匠パネルが設置されている状態を示す裏面図である。 従来の携帯電話機の平面図である。 図12のB−B線に沿う断面の一部を拡大して示す図である。 従来の他の携帯電話機の一部を示す平面図である。
符号の説明
(1) 筐体
(11) 操作キー
(12) キートップ
(2) バックキャビネット
(21) カバー
(3) フロントキャビネット
(32) ボス
(4) 意匠パネル
(41) パネル部
(42) L字状アーム部
(44) 端縁
(5) メイン基板
(6) シャーシ
(61) キー基板
(62) ドーム部
(63) ボス
(7) ねじ

Claims (4)

  1. バックキャビネット(2)とフロントキャビネット(3)が互いに接合されて内部空間が形成されると共に、フロントキャビネット(3)の表面の一部を覆ってパネル(4)が設置され、前記内部空間には、1或いは複数の部品を搭載したシャーシ(6)が配置されている小型電子機器の筐体構造において、
    前記パネル(4)には前記内部空間へ向けてアーム部(42)が突設され、該アーム部(42)の先端部は、バックキャビネット(2)とシャーシ(6)との間に挟持されており、ねじ(7)によってバックキャビネット(2)とシャーシ(6)とが互いに締結されると共に、該パネル(4)の端部がフロントキャビネット(3)の表面の対応部分に圧接されていることを特徴とする小型電子機器の筐体構造。
  2. 前記パネル(4)は、フロントキャビネット(3)の表面の両側部のそれぞれに設置されている請求項1に記載の小型電子機器の筐体構造。
  3. 前記ねじ(7)は、バックキャビネット(2)の貫通孔(20)とパネル(4)のアーム部(42)の貫通孔(43)とを貫通して、その先端部がシャーシ(6)のボス(63)にねじ込まれている請求項1又は請求項2に記載の小型電子機器の筐体構造。
  4. 前記シャーシ(6)のフロントキャビネット(3)側の表面には、前記ねじ(7)の中心軸と重なる位置に、1つの部品が配置されている請求項1乃至請求項3の何れかに記載の小型電子機器の筐体構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014220733A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 シャープ株式会社 携帯端末
US9002417B2 (en) 2010-03-29 2015-04-07 Kyocera Corporation Electronic device

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