JP5284211B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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Description

本発明は半導体集積回路に関し、特に、クロック信号に同期して動作するラッチ回路またはフリップフロップ回路に適用して好適なものである。
従来のフリップフロップ回路では、クロック信号およびクロック反転信号にてクロックドインバータを動作させることにより、データの転送および保持を行うものがある(特許文献1)。
特開昭62−40816号公報
しかしながら、クロック信号からクロック反転信号を生成するクロックバッファが別途必要になり、クロックが遷移する度にクロックバッファにて電力が消費されることから、その分だけ消費電力が増大するという問題があった。特に、クロックでトリガーされても出力が変わらないような低スイッチング率の場合、クロックバッファでの消費電力は無駄である。
本発明の目的は、省電力のためクロック反転信号を用いることなくクロック信号に同期してデータの転送および保持を行わせることが可能な半導体集積回路を提供することである。
本発明の一態様によれば、一方のインバータの出力を他方のインバータに互いに入力することにより、2つの状態を保持する状態保持回路と、クロック信号がロウレベルの時に前記状態保持回路の一方のインバータにデータ信号を入力する第1のPチャンネル電界効果トランジスタと、前記クロック信号がロウレベルの時に前記状態保持回路の他方のインバータにデータ反転信号を入力する第2のPチャンネル電界効果トランジスタと、前記クロック信号がハイレベルの時に前記状態保持回路の保持されている一方の状態を伝送する第1のNチャンネル電界効果トランジスタと、前記クロック信号がハイレベルの時に前記状態保持回路に保持されている他方の状態を伝送する第2のNチャンネル電界効果トランジスタと、前記状態保持回路の一方のインバータの入力と他方のインバータの出力との間に介挿され、前記データ信号がロウレベルの時にオンする第3のPチャンネル電界効果トランジスタと、前記第3のPチャンネル電界効果トランジスタに並列に接続され、前記データ信号がハイレベルの時にオンする第3のNチャンネル電界効果トランジスタとを備え、前記第3のPチャンネル電界効果トランジスタのゲートと前記第3のNチャンネル電界効果トランジスタのゲートとは同一ノードに直接接続されているを備えることを特徴とする半導体集積回路を提供する。
本発明の一態様によれば、一方のインバータの出力を他方のインバータに互いに入力する状態保持回路と、データ信号に基づいて前記状態保持回路の状態を遷移させる入力回路と、前記一方のインバータの入力と前記他方のインバータの出力との間に介挿され、前記データ信号で制御される第1のPチャンネル電界効果トランジスタと、前記第1のPチャンネル電界効果トランジスタに並列に接続され、前記データ信号で制御される第1のNチャンネル電界効果トランジスタとを備え、前記第1のPチャンネル電界効果トランジスタのゲートと前記第1のNチャンネル電界効果トランジスタのゲートとは同一ノードに直接接続されていることを特徴とする半導体集積回路を提供する。
本発明によれば、クロック反転信号を用いることなくクロック信号に同期してデータの転送および保持を行わせることが可能となり、さらに消費電力を削減することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図。 図2は、図1の半導体集積回路の遷移率と消費電力との関係を示す図。 図3は、本発明の第2実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図。 図4は、本発明の第3実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図。 図5は、本発明の第4実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図。 図6は、図5の半導体集積回路の遷移率と消費電力との関係を示す図。 図7は、本発明の第5実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図。 図8は、本発明の第6実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図。 図9は、本発明の第7実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図。 図10は、本発明の第8実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図。 図11は、本発明の第9実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図。 図12は、本発明の第10実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図。 図13は、本発明の第11実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図。 図14は、本発明の第12実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図。 図15は、本発明の第13実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図。 図16は、データ信号Dとデータ反転信号DBの状態変化のダイミング差を示す図。 図17は、本発明の第14実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図。 図18は、本発明の第15実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図。 図19は、本発明の第16実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図。 図20は、本発明の第17実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図。
以下、本発明の実施形態に係る半導体集積回路について図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図である。図1の半導体集積回路には、2つの状態(論理値‘0’および論理値‘1’)を保持する状態保持回路F11が設けられ、状態保持回路F11にはインバータV11〜V14が設けられている。そして、インバータV11の出力がインバータV12の入力に接続されることで記憶ノードMBが構成され、インバータV12の出力がインバータV11の入力に接続されることで記憶ノードMが構成されている。そして、記憶ノードMBはインバータV13の入力に接続され、記憶ノードMはインバータV14の入力に接続されている。
また、状態保持回路F11の後段に、2つの状態(論理値‘0’および論理値‘1’)を保持する状態保持回路F12が設けられることで、マスタースレーブフリップフロップが構成されている。状態保持回路F12にはインバータV3〜V5が設けられている。インバータV3の出力がインバータV4の入力に接続されることで記憶ノードSが構成され、インバータV4の出力がインバータV3の入力に接続されることで記憶ノードSBが構成されている。そして、記憶ノードSBはインバータV5の入力に接続され、出力信号Qが出力される。
また、この半導体集積回路には、Pチャンネル電界効果トランジスタ(以下、PMOSトランジスタ)M1、M2およびNチャンネル電界効果トランジスタ(以下、NMOSトランジスタ)M3、M4が設けられている。PMOSトランジスタM1のドレインは記憶ノードMBに接続され、ソースはインバータV1を介してデータ信号Dが入力される。PMOSトランジスタM2のドレインは記憶ノードMに接続され、ソースはインバータV2を介してデータ反転信号DBが入力されている。
また、NMOSトランジスタM3のドレインはインバータV13の出力に接続され、ソースは記憶ノードSに接続されている。NMOSトランジスタM4のドレインはインバータV14の出力に接続され、ソースは記憶ノードSBに接続されている。そして、PMOSトランジスタM1、M2およびNMOSトランジスタM3、M4の各ゲートにはクロック信号CKが入力される。
クロック信号CKがハイレベルの場合、PMOSトランジスタM1、M2はオフし、NMOSトランジスタM3、M4はオンする。そして、状態保持回路F11では、記憶ノードMがハイレベルに維持されている時は記憶ノードMBがロウレベルに維持され、記憶ノードMがロウレベルに維持されている時は記憶ノードMBがハイレベルに維持される。
次に、本実施形態の動作について説明する。インバータV1にデータ信号Dが入力されると、データ反転信号DBが生成され、PMOSトランジスタM1のソースおよびインバータV2に入力される。また、インバータV2にデータ反転信号DBが入力されると、データ信号DBBが生成され、PMOSトランジスタM2のソースに入力される。
そして、クロック信号CKがハイレベルからロウレベルに遷移すると、PMOSトランジスタM1、M2はオンする。このとき、データ反転信号DBがPMOSトランジスタM1を介して記憶ノードMBに印加され、データ信号DBBがPMOSトランジスタM2を介して記憶ノードMに印加され、その状態が記憶ノードMB、Mに保持される。
そして、記憶ノードMBの状態がインバータV13にて反転されることで出力信号Q1が生成され、NMOSトランジスタM3のドレインに入力される。また、記憶ノードMの状態がインバータV14にて反転されることで出力反転信号QB1が生成され、NMOSトランジスタM4のドレインに入力される。このとき、NMOSトランジスタM3、M4はオフしている。したがって、状態保持回路F12の出力信号Qの状態は変化しない。
次に、クロック信号CKがロウレベルからハイレベルに遷移すると、PMOSトランジスタM1、M2はオフし、NMOSトランジスタM3、M4はオンする。NMOSトランジスタM3、M4がオンすると、出力信号Q1がNMOSトランジスタM3を介して記憶ノードSに印加され、出力反転信号QB1がNMOSトランジスタM4を介して記憶ノードSBに印加され、その状態が記憶ノードS、SBに保持される。
そして、記憶ノードSBに保持された状態がインバータV5にて反転されることで出力信号Qが生成される。
ここで、データ反転信号DBがハイレベルで記憶ノードMBがロウレベルの場合は、PMOSトランジスタM1を介して記憶ノードMBに充電させることができる。また、データ反転信号DBがロウレベルで記憶ノードMBがハイレベルの場合は、データ信号DBBがハイレベルで記憶ノードMがロウレベルであることから、PMOSトランジスタM2を介して記憶ノードMに充電させることができる。
また、出力信号Q1がロウレベルで記憶ノードSがハイレベルの場合は、NMOSトランジスタM3を介して記憶ノードSを放電させることができる。また、出力信号Q1がロウレベルで記憶ノードSがハイレベルの場合は、出力反転信号QB1がハイレベルで記憶ノードSBがロウレベルであることから、NMOSトランジスタM4を介して記憶ノードSBを充電させることができる。
さらに、PMOSトランジスタM1、M2をそれぞれ介して記憶ノードMB、Mにデータ反転信号DBおよびデータ信号DBBをそれぞれ入力させ、NMOSトランジスタM3、M4をそれぞれ介して出力信号Q1および出力反転信号QB1をそれぞれ出力させることにより、PMOSトランジスタM1、M2のゲートおよびNMOSトランジスタM3、M4のゲートにクロック信号CKを入力することで、状態保持回路F11に状態を保持させたり、状態保持回路F11に保持されている状態を出力することができる。このため、クロック信号CKからクロック反転信号CKBを生成するクロックバッファを別途設ける必要がなくなり、クロックバッファによる消費電力を削減することができる。
なお、記憶ノードM、MB、S、SBに保持されている状態の反転を容易に行えるようにするために、インバータV11、V12の駆動能力は、インバータV13、V14の駆動能力よりも小さくしてもよい。
また、上述した実施形態では、PMOSトランジスタM1を介してデータ反転信号DBを記憶ノードMBに印加し、PMOSトランジスタM2を介してデータ信号Dを記憶ノードMに印加する方法について説明したが、PMOSトランジスタM1を介してデータ信号Dを記憶ノードMBに印加し、PMOSトランジスタM2を介してデータ反転信号DBを記憶ノードMに印加するようにしてもよい。
図2は、図1の半導体集積回路の遷移率と消費電力との関係を示す図である。図2において、遷移率αが0.25の場合、クロック信号CKからクロック反転信号を生成するクロックバッファを別途設ける方法(特許文献1の図22)に比べ、消費電力を約40%だけ削減することができる。特に、通常のLSIでは、遷移率αが0.1程度であるため、消費電力を約60%だけ削減することができる。なお、遷移率αとは、クロック信号CKによるトリガー回数に対する出力信号Qの変化回数の比を言う。
(第2実施形態)
図3は、本発明の第2実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図である。図3の半導体集積回路では、図1の状態保持回路F11の代わりに状態保持回路F21が設けられている。ここで、状態保持回路F21には、インバータV21、V22が設けられている。そして、インバータV21の出力がインバータV22の入力に接続されることで記憶ノードMが構成され、インバータV22の出力がインバータV21の入力に接続されることで記憶ノードMBが構成されている。そして、記憶ノードMBは、PMOSトランジスタM1のドレインおよびNMOSトランジスタM4のドレインに接続されている。また、記憶ノードMは、PMOSトランジスタM2のドレインおよびNMOSトランジスタM3のドレインに接続されている。
インバータV21は、図1のインバータV12、V13の機能を兼ねることができ、インバータV22は、図1のインバータV11、V14の機能を兼ねることができる。このため、状態保持回路F21では、図1の状態保持回路F11に比べてインバータの個数を減らすことができ、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第3実施形態)
図4は、本発明の第3実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図である。図4の半導体集積回路には、2つの状態を保持する状態保持回路F31が設けられている。そして、状態保持回路F31には、インバータV31、V32、PMOSトランジスタM31、M33およびNMOSトランジスタM32、M34が設けられている。
そして、インバータV31の出力が、並列に接続されたPMOSトランジスタM31およびNMOSトランジスタM32を介してインバータV32の入力に接続されることで記憶ノードMが構成されている。また、インバータV32の出力が、並列に接続されたPMOSトランジスタM33およびNMOSトランジスタM34を介してインバータV31の入力に接続されることで記憶ノードMBが構成されている。
PMOSトランジスタM31のゲートとNMOSトランジスタM32のゲートにはデータ反転信号DBが入力され、PMOSトランジスタM33のゲートとNMOSトランジスタM34のゲートにはデータ信号Dが入力される。そして、インバータV31の入力にはスイッチS1が接続され、インバータV32の入力にはスイッチS2が接続されている。スイッチS1、S2がクロック信号CKに従ってオン/オフすることで、記憶ノードMB、Mにデータ信号D、データ反転信号DBが印加される。
そして、データ信号Dがハイレベルの場合、データ反転信号DBはロウレベルになり、NMOSトランジスタM34がオンし、PMOSトランジスタM31がオンする。一方、データ信号Dがロウレベルの場合、データ反転信号DBはハイレベルになり、PMOSトランジスタM33がオンし、NMOSトランジスタM32がオンする。このため、データ信号Dがいずれの状態においても、インバータV31の出力とインバータV32の入力とは導通し、インバータV32の出力とインバータV31の入力とは導通する。このため、状態保持回路F31では、記憶ノードMがハイレベルに維持されている時は記憶ノードMBがロウレベルに維持され、記憶ノードMがロウレベルに維持されている時は記憶ノードMBがハイレベルに維持される。
そして、スイッチS1、S2がオンすると、データ反転信号DBが記憶ノードMBに印加され、データ信号Dが記憶ノードMに印加される。そして、データ反転信号DBおよびデータ信号Dのレベルに応じて記憶ノードMB、Bの状態が変化し、その状態が記憶ノードMB、Bに保持される。記憶ノードMB、Bに保持されている状態は、インバータV31、V32にてそれぞれ反転され、出力反転信号QBおよび出力信号Qとして出力される。
本回路は表1を示すPMOSトランジスタとNMOSトランジスタの特性を利用する。
Figure 0005284211
ここで、PMOSトランジスタM31、M33がオンの場合、ハイレベル電位VDDがソースに印加されると、ドレインもハイレベル電位VDDになる。これに対し、ロウレベル電位VSSがドレインに印加されると、ソースはPMOSトランジスタM31、M33のしきい値電圧Vph分だけロウレベル電位VSSから上昇する。
一方、NMOSトランジスタM32、M34がオンの場合、ロウレベル電位VSSがソースに印加されると、ドレインもロウレベル電位VSSになる。これに対し、ハイレベル電位VDDがドレインに印加されると、ソースはNMOSトランジスタM32、M34のしきい値電圧Vnh分だけハイレベル電位VDDから降下する。
ここで、データ反転信号DBがハイレベルで記憶ノードMBがロウレベル、データ信号Dがロウレベルで記憶ノードMがハイレベルとする。このとき、PMOSトランジスタM33およびNMOSトランジスタM32がオンする。
このため、NMOSトランジスタM32にて記憶ノードMでのハイレベルの保持能力が低下され、記憶ノードMに印加されるデータ信号Dがロウレベルになった時に、記憶ノードMに保持されている状態をハイレベルからロウレベルに遷移し易くさせることができる。また、PMOSトランジスタM33にて記憶ノードMBでのロウレベルの保持能力が低下され、記憶ノードMBに印加されるデータ反転信号DBがハイレベルになった時に、記憶ノードMBに保持されている状態をロウレベルからハイレベルに遷移し易くさせることができる。このため、本回路が動作可能の電源電圧マージンを拡大し、回路のロバスト性を改善できる。
一方、データ反転信号DBがロウレベルで記憶ノードMBがハイレベル、データ信号Dがハイレベルで記憶ノードMがロウレベルとする。このとき、NMOSトランジスタM34およびPMOSトランジスタM31がオンする。
このため、PMOSトランジスタM31にて記憶ノードMでのロウレベルの保持能力が低下され、記憶ノードMに印加されるデータ信号Dがハイレベルになった時に、記憶ノードMに保持されている状態をロウレベルからハイレベルに遷移し易くさせることができる。また、NMOSトランジスタM34にて記憶ノードMBでのハイレベルの保持能力が低下され、記憶ノードMBに印加されるデータ反転信号DBがロウレベルになった時に、記憶ノードMBに保持されている状態をハイレベルからロウレベルに遷移し易くさせることができる。このため、本回路が動作可能の電源電圧マージンを拡大し、回路のロバスト性を改善できる。
(第4実施形態)
図5は、本発明の第4実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図である。図5の半導体集積回路では、図1の状態保持回路F11が図4の状態保持回路F31に置換されることで、マスタースレーブフリップフロップが構成されている。
ここで、状態保持回路F11の代わりに状態保持回路F31を用いることで、記憶ノードM、MBに保持されている状態を遷移し易くさせることができ、動作可能な電源電圧マージンを拡大することができる。
図6は、図5の半導体集積回路の遷移率と消費電力との関係を示す図である。図6において、遷移率αが0.25の場合、クロック信号CKからクロック反転信号を生成するクロックバッファを別途設ける方法(特許文献1の図22)に比べ、消費電力を約40%だけ削減することができる。特に、通常のLSIでは、遷移率αが0.1程度であるため、消費電力を約60%だけ削減することができる。また、特許文献1の図22の回路では、セル長が21グリッドであるのに対し、図5の半導体集積回路では、セル長が19グリッドとなり、設計面積を小さくことができる。
(第5実施形態)
図7は、本発明の第5実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図である。図7の半導体集積回路では、図5の状態保持回路F31が状態保持回路F41に置換されている。ここで、状態保持回路F41では、図5のPMOSトランジスタM31およびNMOSトランジスタM32がなく、インバータV31の出力がインバータV32の入力に直接接続されている。
ここで、データ信号DBBは、インバータV2にてデータ反転信号DBを反転させて生成されることから、データ信号DBBの状態変化はインバータV2による遅延時間だけデータ反転信号DBの状態変化よりも遅れる。このため、データ信号Dの状態変化は、記憶ノードMよりも先に記憶ノードMBに伝わり、記憶ノードMBの状態変化によって状態保持回路F41の状態が決められる。この結果、図5のPMOSトランジスタM31およびNMOSトランジスタM32を状態保持回路F41からなくした場合においても、記憶ノードM、MBに保持されている状態を遷移し易くさせることができる。
(第6実施形態)
図8は、本発明の第6実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図である。図8の半導体集積回路では、図5の状態保持回路F31が状態保持回路F51に置換されている。ここで、状態保持回路F51では、PMOSトランジスタM31のゲートとNMOSトランジスタM32のゲートは記憶ノードMBに接続され、PMOSトランジスタM33のゲートとNMOSトランジスタM34のゲートは記憶ノードMに接続されている。
PMOSトランジスタM1、M2がオンした場合、データ反転信号DBは記憶ノードMBに印加され、データ信号DBBは記憶ノードMに印加されるので、第3実施形態と同様に記憶ノードM、MBに保持されている状態を遷移し易くさせることができる。
(第7実施形態)
図9は、本発明の第7実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図である。図9の半導体集積回路では、図5のPMOSトランジスタM1、M2がNMOSトランジスタM1´、M2´に置換され、図5のNMOSトランジスタM3、M4がPMOSトランジスタM3´、M4´に置換されている。そして、NMOSトランジスタM1´、M2´のゲートおよびPMOSトランジスタM3´、M4´のゲートには、クロック信号CKBが入力される。図5の回路がクロック信号CKの立ち上がりエッジでトリガーするに対して、この回路はクロック信号CKBの立下りエッジでトリガーする。
そして、NMOSトランジスタM1´、M2´をそれぞれ介して記憶ノードMB、Mにデータ反転信号DBおよびデータ信号DBBがそれぞれ入力され、PMOSトランジスタM3´、M4´をそれぞれ介して出力信号Q1および出力反転信号QB1がそれぞれ出力される。これにより、NMOSトランジスタM1´、M2´のゲートおよびPMOSトランジスタM3´、M4´のゲートにクロック信号CKBを入力することで、状態保持回路F31に状態を保持させたり、転送させたりすることができる。
(第8実施形態)
図10は、本発明の第8実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図である。図10の半導体集積回路では、図5の状態保持回路F31が状態保持回路F61に置換されている。ここで、状態保持回路F61には、インバータV61〜V64、PMOSトランジスタM61、M64およびNMOSトランジスタM62、M63が設けられている。
そして、インバータV61の出力が、並列に接続されたPMOSトランジスタM61およびNMOSトランジスタM62を介してインバータV62の入力に接続されることで記憶ノードMが構成されている。また、インバータV62の出力が、並列に接続されたPMOSトランジスタM64およびNMOSトランジスタM63を介してインバータV61の入力に接続されることで記憶ノードMBが構成されている。PMOSトランジスタM61およびNMOSトランジスタM62の各ゲートにはデータ反転信号DBが入力され、PMOSトランジスタM64およびNMOSトランジスタM63の各ゲートにはデータ信号DBBが入力される。
また、記憶ノードMBは、PMOSトランジスタM1のドレインに接続され、インバータV63を介してNMOSトランジスタM3のドレインに接続されている。また、記憶ノードMは、PMOSトランジスタM2のドレインに接続され、インバータV64を介してNMOSトランジスタM4のドレインに接続されている。
第8実施形態のインバータV61、V62は、図5のインバータV31、V32によるデータの保持を分担し、インバータV63、V64は、図5のインバータV31、V32によるデータの伝送を分担している。第8実施形態も、第3実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第9実施形態)
図11は、本発明の第9実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図である。図11の半導体集積回路では、図5の状態保持回路F31が状態保持回路F71に置換されている。ここで、状態保持回路F71には、インバータV71〜V73、PMOSトランジスタM71、M74およびNMOSトランジスタM72、M73が設けられている。
インバータV71の出力が、並列に接続されたPMOSトランジスタM74およびNMOSトランジスタM73を介してインバータV72の入力に接続されることで記憶ノードMが構成されている。また、インバータV72の出力が、並列に接続されたPMOSトランジスタM71およびNMOSトランジスタM72を介してインバータV71の入力に接続されることで記憶ノードMBが構成されている。また、PMOSトランジスタM71およびNMOSトランジスタM72の各ゲートにはデータ信号DBBが入力され、PMOSトランジスタM74およびNMOSトランジスタM73のゲートにはデータ反転信号DBが入力される。
また、記憶ノードMBは、PMOSトランジスタM1のドレインに接続され、インバータV71を介してNMOSトランジスタM3のドレインに接続されている。また、記憶ノードMは、PMOSトランジスタM2のドレインに接続され、インバータV73を介してNMOSトランジスタM4のドレインに接続されている。
ここで、インバータV71は、図5のインバータV31によるデータの保持および伝送を担当し、インバータV72は、図5のインバータV32によるデータの保持を分担し、インバータV73は、図5のインバータV32によるデータの伝送を分担している。第9実施形態も、第3実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第10実施形態)
図12は、本発明の第10実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図である。図12の半導体集積回路では、図5のインバータV2がPMOSトランジスタM5に置換されている。PMOSトランジスタM5のゲートには、データ反転信号DBが入力される。また、PMOSトランジスタM5は、ソースがハイレベル電位VDDに接続され、ドレインがPMOSトランジスタM2を介して記憶ノードMに接続される。
データ反転信号DBがロウレベルの場合、PMOSトランジスタM5がオンし、データ信号DBBがハイレベルになる。そして、記憶ノードMBがハイレベルで記憶ノードMがロウレベルの場合、PMOSトランジスタM2、M5を介して記憶ノードMに充電される。このため、状態保持回路F31を動作させることができる。
(第11実施形態)
図13は、本発明の第11実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図である。図13の半導体集積回路には、2つの状態を保持する状態保持回路F1が設けられ、状態保持回路F1にはインバータV82〜V84、PMOSトランジスタM83、M85およびNMOSトランジスタM84、M86が設けられている。
インバータV83の出力が、並列に接続されたPMOSトランジスタM83およびNMOSトランジスタM84を介してインバータV84の入力に接続されることで記憶ノードMが構成されている。また、インバータV84の出力が、並列に接続されたPMOSトランジスタM85およびNMOSトランジスタM86を介してインバータV83の入力に接続されることで記憶ノードMBが構成されている。また、PMOSトランジスタM83およびNMOSトランジスタM84の各ゲートにはデータ反転信号DBが入力され、PMOSトランジスタM85およびNMOSトランジスタM86の各ゲートにはデータ信号DBBが入力される。また、記憶ノードMBは、インバータV82の入力に接続されている。
また、この半導体集積回路には、NMOSトランジスタM81、M82、M87、M88が設けられている。ここで、NMOSトランジスタM81、M82は直列に接続され、NMOSトランジスタM87、M88は直列に接続されている。そして、記憶ノードMBは、NMOSトランジスタM81、M82を介してインバータV81の出力に接続されている。また、記憶ノードMは、NMOSトランジスタM87、M88を介してインバータV85の出力に接続されている。
また、NMOSトランジスタM82、M87のゲートには、クロック信号CKが入力され、NMOSトランジスタM81、M88のゲートには、クロック遅延反転信号CKBが入力される。なお、クロック遅延反転信号CKBは、クロックバッファB1にてクロック信号CKを遅延、反転させることで生成させることができる。ここで、クロック遅延反転信号CKBの状態変化は、クロック信号CKの状態変化よりもクロックバッファB1の遅延時間Tdだけ遅れるものとする。
ここで、インバータV81にデータ信号Dが入力されると、データ反転信号DBが生成され、PMOSトランジスタM81のソースおよびインバータV85に入力される。インバータV85にデータ反転信号DBが入力されると、データ信号DBBが生成され、PMOSトランジスタM88のソースに入力される。
そして、クロック信号CKがロウレベルからハイレベルに遷移すると、クロック遅延反転信号CKBは遅延時間Tdだけ遅れてハイレベルからロウレベルに遷移し、遅延時間Tdの間だけNMOSトランジスタM81、M82、M87、M88の全てがオンする。
NMOSトランジスタM81、M82、M87、M88の全てがオンすると、データ反転信号DBが記憶ノードMBに印加され、データ信号DBBが記憶ノードMに印加される。そして、データ反転信号DBおよびデータ信号DBBのレベルに応じて記憶ノードMB、Mの状態が保持される。そして、記憶ノードMBに保持されている状態は、インバータV82にて反転され、出力信号Qとして出力される。
ここで、インバータV83の出力とインバータV84の入力との間にPMOSトランジスタM83とNMOSトランジスタM84との並列回路を接続し、インバータV84の出力とインバータV83の入力との間にPMOSトランジスタM85とNMOSトランジスタM86との並列回路を接続することにより、記憶ノードM、MBに保持されている状態を遷移し易くさせることができ、動作可能な電源電圧マージンを拡大することができる。
(第12実施形態)
図14は、本発明の第12実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図である。図14の半導体集積回路では、図5の状態保持回路F31が状態保持回路F91に置換されている。ここで、状態保持回路F91には、インバータV91、V92、PMOSトランジスタM91、M94およびNMOSトランジスタM92、M93、M95、M96が設けられている。
VDD−VSS間に、PMOSトランジスタM91およびNMOSトランジスタM92、M93は直列に接続され、PMOSトランジスタM94およびNMOSトランジスタM95、M96は直列に接続されている。また、PMOSトランジスタM94のゲートおよびNMOSトランジスタM96のゲートがNMOSトランジスタM92、M93の接続点に接続されることで記憶ノードMBが構成されている。また、PMOSトランジスタM91のゲートおよびNMOSトランジスタM93のゲートがNMOSトランジスタM95、M96の接続点に接続されることで記憶ノードMが構成されている。また、NMOSトランジスタM92、M95のゲートにはクロック信号CKが入力される。
また、記憶ノードMBは、PMOSトランジスタM1のドレインに接続され、インバータV91を介してNMOSトランジスタM3のドレインに接続されている。また、記憶ノードMは、PMOSトランジスタM2のドレインに接続され、インバータV92を介してNMOSトランジスタM4のドレインに接続されている。
クロック信号CKがロウレベルの場合、NMOSトランジスタM92、M95がオフする。このため、記憶ノードM、MBが両方ともハイレベル電位VDDと切断されることから、記憶ノードM、MBの電位は不定になる。
一方、クロック信号CKがロウレベルの場合、PMOSトランジスタM1、M2はオンする。このため、データ反転信号DBが記憶ノードMBに印加され、データ信号DBBが記憶ノードMに印加され、記憶ノードMBの電位がデータ反転信号DBのレベルによって一意に定められ、記憶ノードMの電位がデータ信号DBBのレベルによって一意に定められる。
そして、クロック信号CKがロウレベルからハイレベルに遷移にすると、NMOSトランジスタM3、M4、M92、M95がオンする。このため、データ信号DBBおよびデータ反転信号DBのレベルに応じて記憶ノードM、MBのいずれか一方がハイレベル電位VDDと接続され、データ信号DBBおよびデータ反転信号DBのレベルに応じた状態が記憶ノードMB、Mに保持される。
そして、記憶ノードMB、Bに保持されている状態は、インバータV91、V92にてそれぞれ反転され、出力信号Q1および出力反転信号QB1としてNMOSトランジスタM3、M4をそれぞれ介して記憶ノードS、SBに出力される。
ここで、NMOSトランジスタM92およびNMOSトランジスタM95により、データ信号DBBおよびデータ反転信号DBが記憶ノードM、MBにそれぞれ印加される間に記憶ノードM、MBにおける状態の保持能力を低下させることができ、記憶ノードM、MBに保持されている状態を遷移し易くさせることができる。
また、PMOSトランジスタM1、M2のゲートおよびNMOSトランジスタM3、M4、M92、M95のゲートにクロック信号CKを入力することで、状態保持回路F91に状態を保持させたり、転送させたりすることができる。このため、クロック信号CKからクロック反転信号CKBを生成するクロックバッファを別途設ける必要がなくなり、クロックバッファにて消費される分だけ消費電力を低減させることができる。
なお、図14の実施形態では、インバータを構成するPMOSトランジスタM91とNMOSトランジスタM93との間にNMOSトランジスタM92を介挿する方法について説明したが、ハイレベル電位VDDとPMOSトランジスタM91との間にNMOSトランジスタM92を介挿するようにしてもよい。
また、図14の実施形態では、インバータを構成するPMOSトランジスタM94とNMOSトランジスタM96との間にNMOSトランジスタM95を介挿する方法について説明したが、ハイレベル電位VDDとPMOSトランジスタM94との間にNMOSトランジスタM95を介挿するようにしてもよい。
(第13実施形態)
図15は、本発明の第13実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図である。図15の半導体集積回路では、図1のインバータV1、V2の代わりに保護回路H1、H2およびインバータV6が設けられている。なお、保護回路H1、H2は、状態保持回路F11に保持されている状態に基づいて、状態保持回路F11へのデータ反転信号DBおよびデータ信号DBBの入力を制御することができる。
保護回路H1には、PMOSトランジスタM101、M102およびNMOSトランジスタM103、M104が設けられている。これらトランジスタM101〜M104はVDD−VSS間に直列に接続され、PMOSトランジスタM102とNMOSトランジスタM103との接続点は、PMOSトランジスタM1のソースに接続されている。また、PMOSトランジスタM101およびNMOSトランジスタM104の各ゲートにはデータ信号Dが入力され、PMOSトランジスタM102およびNMOSトランジスタM103の各ゲートには出力反転信号QB1が入力される。
また、保護回路H2には、PMOSトランジスタM105、M106およびNMOSトランジスタM107、M108が設けられている。これらトランジスタM105〜M108はVDD−VSS間に直列に接続され、PMOSトランジスタM106とNMOSトランジスタM107との接続点は、PMOSトランジスタM2のソースに接続されている。また、PMOSトランジスタM105およびNMOSトランジスタM108の各ゲートにはデータ反転信号DBが入力され、PMOSトランジスタM106およびNMOSトランジスタM107の各ゲートには出力信号Q1が入力される。また、NMOSトランジスタM108のゲートは、インバータV6の出力に接続されている。
そして、データ信号DはインバータV6に入力され、データ反転信号DBが生成される。
図16は、データ信号Dとデータ反転信号DBの状態変化のダイミング差を示す図である。図16において、データ反転信号DBは、インバータV6にてデータ信号Dを反転させて生成されるため、データ反転信号DBの状態変化は、インバータV6による遅延時間分だけデータ信号Dの状態変化よりも遅れる。
このため、データ信号Dとデータ反転信号DBの状態変化のダイミング差に起因して、PMOSトランジスタM101、M105が同時にオンした場合においても、記憶ノードMB、Mへの充電経路が同時に形成されるのを防止することが可能となる。また、NMOSトランジスタM104、M108が同時にオンした場合においても、記憶ノードMB、Bからの放電経路が同時に形成されるのを防止することが可能となる。
この結果、データ信号Dとデータ反転信号DBの状態変化にダイミング差がある場合においても、記憶ノードMB、Bの一方から放電させることが可能となり、記憶ノードMB、Bの他方に充電させることが可能となり、記憶ノードMB、Bへのデータの書き込みを正常に行わせることができる。
(第14実施形態)
図17は、本発明の第14実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図である。図17の半導体集積回路では、図1のインバータV2の代わりに図15の保護回路H2が設けられている。ここで、記憶ノードM側のみに保護回路H2を設けることで、データ信号Dとデータ反転信号DBの状態変化にダイミング差がある場合においても、記憶ノードMB、Mへの充電経路が同時に形成されたり、記憶ノードMB、Mからの放電経路が同時に形成されたりするのを防止することができ、記憶ノードMB、Mへのデータの書き込みを正常に行わせることができる。
(第15実施形態)
図18は、本発明の第15実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図である。図18の半導体集積回路では、図17の状態保持回路F11が状態保持回路F101に置換されている。ここで、状態保持回路F101には、インバータV101〜V103が設けられている。
インバータV101の出力がインバータV102の入力に接続されることで記憶ノードMBが構成され、インバータV102の出力がインバータV101の入力に接続されることで記憶ノードMが構成されている。
記憶ノードMBは、PMOSトランジスタM1のドレインに接続され、インバータV102を介してNMOSトランジスタM3のドレインに接続されている。また、記憶ノードMは、PMOSトランジスタM2のドレインに接続され、インバータV103を介してNMOSトランジスタM4のドレインに接続されている。
インバータV102は、図17のインバータV12、V13によるデータの保持および伝送を担当し、インバータV101は、図17のインバータV11によるデータの保持を担当し、インバータV103は、図17のインバータV14によるデータの伝送を担当している。第15実施形態においても、第14実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第16実施形態)
図19は、本発明の第16実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図である。図19の半導体集積回路では、図17の状態保持回路F11が状態保持回路F111に置換されている。ここで、状態保持回路F111には、クロックドゲートV111、V112が設けられている。クロックドゲートV111の出力がクロックドゲートV112の入力に接続されることで記憶ノードMが構成され、クロックドゲートV112の出力がクロックドゲートV111の入力に接続されることで記憶ノードMBが構成されている。そして、記憶ノードMBは、PMOSトランジスタM1およびNMOSトランジスタM4の各ドレインに接続されている。また、記憶ノードMは、PMOSトランジスタM2およびNMOSトランジスタM3の各ドレインに接続されている。
ここで、クロックドゲートV111、V112には、PMOSトランジスタM111およびNMOSトランジスタM112、M113が設けられ、直列に接続されている。また、PMOSトランジスタM111のゲートとNMOSトランジスタM112のゲートは互いに共通に接続され、NMOSトランジスタM113のゲートにはクロック信号CKが入力される。
クロック信号CKがロウレベルの場合、NMOSトランジスタM113がオフする。このため、記憶ノードM、MBには両方ともロウレベル電位VSSが供給されなくなることから、記憶ノードM、MBの電位は不定になる。
一方、クロック信号CKがロウレベルの場合、PMOSトランジスタM1、M2はオンする。このため、データ反転信号DBが記憶ノードMBに印加され、データ信号DBBが記憶ノードMに印加される。記憶ノードMBの電位がデータ反転信号DBのレベルによって一意に定められ、記憶ノードMの電位がデータ信号DBBのレベルによって一意に定められる。
そして、クロック信号CKがロウレベルからハイレベルに遷移にすると、NMOSトランジスタM113がオンする。このため、記憶ノードM、MBにロウレベル電位VSSが供給され、データ信号DBBおよびデータ反転信号DBのレベルに応じた状態が記憶ノードMB、Bに保持される。
そして、記憶ノードM、MBに保持されている状態は、出力信号Q1および出力反転信号QB1としてNMOSトランジスタM3、M4をそれぞれ介して記憶ノードS、SBにそれぞれ出力される。
クロックドゲートV111、V112にて状態保持回路F111を構成することにより、データ信号DBBおよびデータ反転信号DBが記憶ノードM、MBにそれぞれ印加される間に記憶ノードM、MBにおける状態の保持能力を低下させることができ、記憶ノードM、MBに保持されている状態を遷移し易くさせることができる。
また、PMOSトランジスタM1、M2およびNMOSトランジスタM3、M4、M113の各ゲートにクロック信号CKを入力することで、状態保持回路F111に状態を保持させたり、転送させたりすることができる。このため、クロック信号CKからクロック反転信号CKBを生成するクロックバッファを別途設ける必要がなくなり、クロックバッファにて消費される分だけ消費電力を低減させることができる。
なお、図19の実施形態では、NMOSトランジスタM112のソースにNMOSトランジスタM113を接続する方法について説明したが、PMOSトランジスタM111のソースにNMOSトランジスタM113を接続するようにしてもよいし、PMOSトランジスタM111とNMOSトランジスタM112との間にNMOSトランジスタM113を介挿するようにしてもよい。
(第17実施形態)
図20は、本発明の第17実施形態に係る半導体集積回路の概略構成を示す回路図である。図20の半導体集積回路では、図13の状態保持回路F1が状態保持回路F2に置換されている。ここで、状態保持回路F2にはインバータV82〜V84が設けられている。
インバータV83の出力がインバータV84の入力に接続されることで記憶ノードMが構成され、インバータV84の出力がインバータV83の入力に接続されることで記憶ノードMBが構成されている。
これにより、クロックバッファB1の遅延時間Tdで規定される期間だけしか状態保持回路F2の状態を変化できないようにすることが可能となり、パルストリガー動作させることが可能となる。このため、データ反転信号DBとデータ信号DBBとを用いて記憶ノードMB、Mをプルダウンおよびプルアップさせた場合においても、動作速度を向上することができる。
また、記憶ノードM側に保護回路H2を設けることで、データ信号DBBとデータ反転信号DBの状態変化にダイミング差がある場合においても、記憶ノードMB、Mへのデータの書き込みを正常に行わせることができる。
F1、F2、F11、F12、F21、F31、F41、F51、F61、F71、F91、F101、F111 状態保持回路、V1〜V6、V11〜V14、V21、V22、V31、V32、V61〜V64、V71〜V73、V81〜V85、V91、V92、V101〜V103 インバータ、V111、V112 クロックドゲート、M1、M2、M31、M33、M3´、M4´、M61、M64、M71、M74、M83、M85、M91、M94、M101、M102、M105、M106、M111 Pチャンネル電界効果トランジスタ、M3〜M5、M32、M34、M1´、M2´、M62、M63、M72、M73、M81、M82、M84、M86、M87、M88、M92、M93、M95、M96、M103、M104、M107、M108、M112、M113 Nチャンネル電界効果トランジスタ、S1、S2 スイッチ、H1、H2 保護回路、B1 クロックバッファ

Claims (5)

  1. 一方のインバータの出力を他方のインバータに互いに入力することにより、2つの状態を保持する状態保持回路と、
    クロック信号がロウレベルの時に前記状態保持回路の一方のインバータにデータ信号を入力する第1のPチャンネル電界効果トランジスタと、
    前記クロック信号がロウレベルの時に前記状態保持回路の他方のインバータにデータ反転信号を入力する第2のPチャンネル電界効果トランジスタと、
    前記クロック信号がハイレベルの時に前記状態保持回路の保持されている一方の状態を伝送する第1のNチャンネル電界効果トランジスタと、
    前記クロック信号がハイレベルの時に前記状態保持回路に保持されている他方の状態を伝送する第2のNチャンネル電界効果トランジスタと、
    前記状態保持回路の一方のインバータの入力と他方のインバータの出力との間に介挿され、前記データ信号がロウレベルの時にオンする第3のPチャンネル電界効果トランジスタと、
    前記第3のPチャンネル電界効果トランジスタに並列に接続され、前記データ信号がハイレベルの時にオンする第3のNチャンネル電界効果トランジスタとを備え、
    前記第3のPチャンネル電界効果トランジスタのゲートと前記第3のNチャンネル電界効果トランジスタのゲートとは同一ノードに直接接続されていることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記状態保持回路に保持されている状態に基づいて、前記状態保持回路への前記データ信号の入力を制御する保護回路をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記状態保持回路の一方のインバータの充電経路に介挿され、前記クロック信号がハイレベルの時に前記充電経路を導通させる第3のNチャンネル電界効果トランジスタをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  4. 一方のインバータの出力を他方のインバータに互いに入力する状態保持回路と、
    データ信号に基づいて前記状態保持回路の状態を遷移させる入力回路と、
    前記一方のインバータの入力と前記他方のインバータの出力との間に介挿され、前記データ信号で制御される第1のPチャンネル電界効果トランジスタと、
    前記第1のPチャンネル電界効果トランジスタに並列に接続され、前記データ信号で制御される第1のNチャンネル電界効果トランジスタとを備え、
    前記第1のPチャンネル電界効果トランジスタのゲートと前記第1のNチャンネル電界効果トランジスタのゲートとは同一ノードに直接接続されていることを特徴とする半導体集積回路。
  5. 前記入力回路は、クロック信号に基づき、前記一方のインバータに前記データ信号を伝送する経路の導通及び非導通を制御する第1のスイッチと、
    前記クロック信号に基づき、前記他方のインバータにデータ反転信号を伝送する経路の導通及び非導通を制御する第2のスイッチとを備えることを特徴とする請求項に記載の半導体集積回路。
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