JP5283875B2 - 超音波診断装置、及び超音波診断装置の制御プログラム - Google Patents

超音波診断装置、及び超音波診断装置の制御プログラム Download PDF

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Description

この発明は、観察対象の3次元画像を取得する超音波診断装置、及び超音波診断装置の制御プログラムに関する。
被検体の3次元画像データを生成して表示することが可能な超音波診断装置が知られている。
3次元画像はボリュームレンダリングなどの画像処理方法によって生成されて画面に表示される。しかしながら、観察したい領域(関心領域(ROI))の周辺に不要な部分が存在すると、その不要な部分が遮蔽物となり、関心領域に含まれる3次元画像を観察することが困難になる。そこで、従来においては、関心領域に含まれない不要な画像を除去することが行われている。例えば、3次元画像を表示する範囲を調整し、又は、3次元画像を回転させながら1平面ずつ不要な画像を除去することが行われている(例えば特許文献1)。
ここで、3次元画像を表示するための従来の手法について図9及び図10を参照して説明する。図9及び図10は、従来において、関心領域(ROI)に含まれる3次元画像を表示するための手法を説明するための画面の図である。ここでは、胎児の3次元画像を取得して表示する場合について説明する。
従来においては、まず、超音波プローブを用いて被検体を撮影することで、2次元画像データとしての断層像データを取得する。そして、図9に示すように、断層像100を表示部に表示する。この断層像100には、胎児の画像101が含まれている。そして、3次元画像データを取得する前に、この断層像100上で関心領域(ROI)を設定する。
例えば、断層像100上に3次元の走査範囲を指定するためのマーカ102と、レンダリング処理を行って3次元画像を生成する範囲を指定するためのマーカ103を表示する。図9に示す例では、コンベックススキャンを実施するため、マーカ102は扇型の形状を有している。また、レンダリング処理を行う範囲を示すマーカ103は、矩形状の形状を有している。マーカ103の位置や大きさは、マーカ102の位置や形状の変化に伴って変化する。操作者がマーカ102の位置や大きさを任意に変えると、その変化に連動してマーカ103の位置や大きさも変化するようになっている。
以上のようにマーカ102とマーカ103とが断層像上に設定されると、マーカ102によって指定された3次元の範囲を超音波で走査する。そして、その走査で取得されたデータのうち、マーカ103によって指定された範囲内のデータにレンダリング処理を行うことで、マーカ103で指定された範囲に含まれる3次元画像データを生成する。
マーカ103が示す範囲に胎児の画像101が含まれて、そのマーカ103が示す範囲に不要な画像が含まれていなければ、胎児の3次元画像が表示される。しかしながら、従来の方法では、マーカ103が示す範囲内に胎児の画像101以外の画像が残ってしまい、胎児の3次元画像を適切に表示することが困難であった。
そして、従来においては、遮蔽物を取り除くために、3次元画像を画面上で回転させながら、視点と関心領域(ROI)との間に存在する画像を除去して、関心領域(ROI)に含まれる3次元画像の可視化を図っていた。
例えば、図10に示すように、断層像100上にカットプレーンライン104を設定し、視点とカットプレーンライン104との間に存在する画像を除去することで、残った画像を3次元的に表示していた。この操作は、3次元画像を回転させて1平面ずつカットプレーンライン104を設定する必要がある。従って、ある視線方向から見てカットプレーンラインを設定して画像を除去した後、3次元画像を回転させて別の視線方向から見てカットプレーンラインを設定して画像を除去し、さらに別の視線方向から見てカットプレーンラインを設定して画像を除去する必要があった。そして、図10に示す3次元画像105が最終的に胎児を表すように、上記の操作を何回も繰り返す必要があった。
特開2006−223712号公報
断層像100を表示している段階から3次元画像105を表示する際に、不要な部分が除去された3次元画像を表示したいという要望がある。しかしながら、カットプレーンラインの調整では他面のカットができないため、あらゆる方向から見てカットプレーンラインを何回も繰り返して設定しなければならない。そのため、操作が煩雑になり、簡便な操作で所望の3次元画像を表示することができなかった。さらに、カットプレーンラインの操作を何回も行って胎児などの対象物を抽出するためには、熟練した技量が要求されるため、簡便にその対象物を抽出できない問題がある。また、ボックスによって画像を除去する場合であっても、不要部分が残る。そのため、3次元画像を表示してから、その不要部分を除去する必要があった。このように従来技術においては、操作が煩雑になり、簡便な操作で所望の対象物を抽出することが困難であった。そのため、短時間で所望の3次元画像(関心領域に含まれる3次元画像)を抽出することは困難であった。
この発明は上記の問題を解決するものであり、関心領域(ROI)に含まれる3次元画像を簡便に表示することが可能な超音波診断装置、及び超音波診断装置の制御プログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、被検体に対して超音波を送信し、前記被検体からの反射波を受信するスキャン手段と、前記反射波に基づいて断層像データを生成する画像生成手段と、第1のマーカと第2のマーカとを生成するマーカ生成手段と、前記断層像データに基づく断層像を表示部に表示させ、前記第1のマーカの範囲に前記第2のマーカを含ませて、前記第1のマーカと前記第2のマーカとを前記断層像に重ねて前記表示部に表示させる表示制御手段と、を備え、前記マーカ生成手段は、前記第2のマーカの回転指示に従って前記第2のマーカが回転させられ、さらに前記第1のマーカの範囲が変えられた場合に、前記第1のマーカの範囲の変化に応じて前記回転させられる前の第2のマーカの範囲を変え、その範囲が変えられた第2のマーカを前記回転させた新たな第2のマーカを生成し、前記表示制御手段は、前記新たな第2のマーカを前記断層像に重ねて前記表示部に表示させ、前記スキャン手段は、前記第1のマーカに基づいて特定される範囲を超音波でスキャンし、前記画像生成手段は、そのスキャンによって取得されたデータのうち、前記新たな第2のマーカに基づいて特定される範囲に含まれるデータに基づいて3次元画像データを生成することを特徴とする超音波診断装置である。
また、請求項11に記載の発明は、コンピュータに、被検体に対する超音波の送信によって取得された前記被検体からの反射波を受け付け、前記反射波に基づいて断層像データを生成する断層像データ生成機能と、第1のマーカと第2のマーカを生成するマーカ生成機能と、前記断層像データに基づく断層像を表示部に表示し、前記第1のマーカの範囲に前記第2のマーカを含ませて、前記第1のマーカと前記第2のマーカとを前記断層像に重ねて前記表示部に表示させる表示制御機能を実行させ、前記マーカ生成機能は、前記第2のマーカの回転指示に従って前記第2のマーカが回転させられ、さらに前記第1のマーカの範囲が変えられた場合に、前記第1のマーカの範囲の変化に応じて前記回転させられる前の第2のマーカの範囲を変え、その範囲が変えられた第2のマーカを前記回転させた新たな第2のマーカを生成し、前記表示制御機能は、前記新たな第2のマーカを前記断層像に重ねて前記表示部に表示させ、前記第1のマーカに基づいて特定される範囲を超音波でスキャンすることで取得されたデータのうち、前記新たな第2のマーカに基づいて特定される範囲に含まれるデータに基づいて3次元画像データを生成する3次元画像データ生成機能を実行させることを特徴とする超音波診断装置の制御プログラムである。
この発明によると、第1のマーカによって特定される範囲を超音波でスキャンし、第2のマーカによって特定される範囲に含まれるデータに基づいて3次元画像データを生成することにより、従来技術によりも、診断に不要な画像を簡便に除去して、関心領域に含まれる3次元画像を得ることができる。
また、この発明によると、3次元画像データを生成する範囲を示す第2のマーカを回転させることができるため、断層像に表されている撮影対象の形状に合わせて、その範囲を指定することが可能となる。そのことにより、従来技術よりも、診断に不要な画像を簡便に除去して、関心領域に含まれる3次元画像を得ることができる。
[第1の実施の形態]
(構成)
この発明の第1実施形態に係る超音波診断装置の構成について、図1を参照して説明する。図1は、この発明の第1実施形態に係る超音波診断装置を示すブロック図である。
第1実施形態に係る超音波診断装置1は、超音波プローブ2、送受信部3、信号処理部4、DSC5、第1イメージメモリ6、画像処理部7、第2イメージメモリ8、表示制御部9、表示部10、操作部11、及びマーカ生成部12を備えている。
超音波プローブ2は、複数の超音波振動子が2次元的に配置された2次元アレイプローブからなり、超音波によって3次元の範囲を走査(スキャン)する。また、超音波プローブ2には、複数の超音波振動子が所定方向(走査方向)に1列に配列された1次元アレイプローブであって、走査方向に直交する方向(揺動方向)に超音波振動子を機械的に揺動させることで、3次元の範囲を走査することができる1次元アレイプローブを用いても良い。
送受信部3は送信部と受信部とを備え、超音波プローブ2に電気信号を供給して超音波を発生させるとともに、超音波プローブ2が受信したエコー信号を受信する。
送受信部3の送信部は、図示しないクロック発生回路、送信遅延回路、及びパルサ回路を備えている。クロック発生回路は、超音波信号の送信タイミングや送信周波数を決めるクロック信号を発生する回路である。送信遅延回路は、超音波の送信時に遅延を掛けて送信フォーカスを実施する回路である。パルサ回路は、各振動子に対応した個別経路(チャンネル)の数分のパルサを内蔵し、遅延が掛けられた送信タイミングで駆動パルスを発生し、超音波プローブ2の各振動子に供給するようになっている。
また、送受信部3の受信部は、図示しないプリアンプ回路、A/D変換回路、及び受信遅延・加算回路を備えている。プリアンプ回路は、超音波プローブ2の各振動子から出力されるエコー信号を受信チャンネルごとに増幅する。A/D変換回路は、増幅されたエコー信号をA/D変換する。受信遅延・加算回路は、A/D変換後のエコー信号に対して受信指向性を決定するのに必要な遅延時間を与え、加算する。その加算により、受信指向性に応じた方向からの反射成分が強調される。なお、この送受信部3によって加算処理された信号を「RFデータ(または、生データ)」と称することとする。
なお、超音波プローブ2及び送受信部3が、この発明の「スキャン手段」の1例に相当する。
信号処理部4は、Bモード処理回路、ドプラ処理回路、及びカラーモード処理回路を備えている。送受信部3から出力されたRFデータは、いずれかの処理回路にて処理が施される。Bモード処理回路はエコーの振幅情報の映像化を行い、エコー信号からBモード超音波ラスタデータを生成する。ドプラ処理回路はドプラ偏移周波数成分を取り出し、更にFFT処理等を施して血流情報を有するデータを生成する。カラーモード処理回路は動いている血流情報の映像化を行い、カラー超音波ラスタデータを生成する。血流情報には、速度、分散、パワー等の情報があり、血流情報は2値化情報として得られる。
DSC5(Digital Scan Converter:デジタルスキャンコンバータ)は、直交座標系で表される画像を得るために、超音波ラスタデータを直交座標で表される画像データに変換する(スキャンコンバージョン処理)。例えば、DSC5は、Bモード超音波ラスタデータに基づいて2次元情報としての断層像データを生成し、その断層像データを表示制御部9に出力する。表示制御部9は、その断層像データに基づく断層像を表示部10に表示させる。また、DSC5によって生成された断層像データは、第1イメージメモリ6に記憶される。
画像処理部7は、第1イメージメモリ6に記憶されている複数の断層像データを読み込んでボクセルデータを生成する。そして、画像処理部7は、そのボクセルデータにサーフェイスレンダリング処理、ボリュームレンダリング処理、又はMPR処理(Multi Plannar Reconstruction)などの画像処理を施すことにより、3次元画像データや任意断面における画像データ(MPR画像データ)などの超音波画像データを生成する。また、画像処理部7によって生成された断層像データは、第2イメージメモリ8に記憶される。
なお、信号処理部4、DSC5、及び画像処理部7が、この発明の「画像生成手段」の1例に相当する。
表示制御部9は、DSC5から出力された断層像データに基づく断層像や、画像処理部7から出力された3次元画像データに基づく3次元画像などの超音波画像を表示部10に表示させる。
さらに、表示制御部9は、3次元の走査範囲(第1の関心領域)を指定するためのマーカ(第1のマーカ)と、3次元画像などの超音波画像データを生成する範囲(第2の関心領域)を指定するためのマーカ(第2のマーカ)とを、断層像などの超音波画像に重ねて表示部10に表示させる。第2のマーカに基づいて特定される範囲(第2の関心領域)に含まれるデータは、画像処理部7によってレンダリング処理などの画像処理が施される。
第1のマーカと第2のマーカは、マーカ生成部12によって生成される。マーカ生成部12は、所定の範囲を囲む第1のマーカと第2のマーカを生成する。マーカ生成部12によって生成された第1のマーカの座標情報は、送受信部3、DSC5、及び表示制御部9に出力され、第2のマーカの座標情報は、画像処理部7と表示制御部9に出力される。さらに、マーカ生成部12は、操作部11からの回転指示に従って、回転させた新たな第2のマーカを生成し、その新たな第2のマーカの座標情報を画像処理部7と表示制御部9に出力する。
ここで、関心領域(ROI)の設定例について図2を参照して説明する。図2は、この発明の第1実施形態に係る超音波診断装置にて設定される関心領域(ROI)を説明するための画面の図である。この実施形態では、1例として、胎児の画像を取得して表示する場合について説明する。
まず、表示制御部9は、超音波による走査によって取得された断層像データをDSC5から受けて、その断層像データに基づく断層像を表示部10に表示させる。例えば、図2に示すように、表示制御部9は、胎児の画像21が表された断層像20を表示部10に表示させる。そして、表示制御部9は、予め設定された初期位置に、マーカ生成部12によって生成された所定の大きさを有する第1のマーカ22と第2のマーカ23とを断層像20に重ねて表示部10に表示させる。
第1のマーカ22に基づいて特定された範囲が3次元の走査範囲(第1の関心領域)を表している。また、第2のマーカ23に基づいて特定された範囲が、3次元画像データなどの超音波画像データを生成する範囲(第2の関心領域)を表している。なお、第1のマーカ22が示す断面を含み、その断面に略直交する方向(奥行き方向)に所定範囲を有する3次元の範囲が、超音波によって走査される3次元の走査範囲(第1の関心領域)となる。また、第2のマーカ23が示す断面を含み、その断面に略直交する方向(奥行き方向)に所定範囲を有する3次元の範囲が、超音波画像データを生成する範囲(第2の関心領域)となる。
図2に示す例では、コンベックススキャンを実施するため、マーカ生成部12は、扇型の形状を有する第1のマーカを生成する。そして、表示制御部9は扇型の形状を有する第1のマーカ22を表示部10に表示させる。また、マーカ生成部12は、矩形状の形状を有する第2のマーカを生成する。そして、表示制御部9は矩形状の形状を有する第2のマーカ23を表示部10に表示させる。このとき、表示制御部9は、第1のマーカ22の範囲に第2のマーカ23を含ませて、第1のマーカ22と第2のマーカ23とを表示部10に表示させる。
第1のマーカ22と第2のマーカ23は、操作者が操作部11を用いて、表示部10上において移動させたり、大きさを変えたりすることができる。マーカ生成部12は、操作部11からマーカの移動指示や回転指示を受けると、その指示に従って、新たな第1のマーカと新たな第2のマーカを生成し、表示制御部9などに出力する。表示制御部9は、マーカ生成部12から新たな第1のマーカの座標情報と新たな第2のマーカの座標情報を受けると、新たな第1のマーカと新たな第2のマーカを表示部10に表示させる。
操作者が操作部11を用いて、第2のマーカ23の上下方向又は左右方向への移動指示を与えると、マーカ生成部12は、その指示に従って新たな第2のマーカを生成する。そして、表示制御部9は、その新たな第2のマーカ23を表示部10に表示させる。さらに、操作者が操作部11を用いて第2のマーカ23の回転指示を与えると、マーカ生成部12は、その指示に従って所定の回転軸を中心に回転させた新たな第2のマーカを生成する。そして、表示制御部9は、その新たな第2のマーカ23を表示部10に表示させる。例えば、胎児を関心領域として3次元画像を取得する場合、第2のマーカ23で囲まれた範囲内に胎児が含まれるように、操作者は操作部11を用いて第2のマーカ23を移動させたり、回転させたりする。
なお、第2のマーカ23は、直交座標系上で移動可能であっても良いし、極座標系上で移動可能であっても良い。さらに、第2のマーカの形状は、矩形状以外の形状であってもよく、曲線状の形状を有していても良い。例えば、マーカ生成部12は、円形状や楕円形状などの任意の形状を有する第2のマーカ23を生成しても良い。
以上のように、第1のマーカ22によって3次元の走査範囲(第1の関心領域)が指定され、さらに、第2のマーカ23によって3次元画像データを生成する範囲(第2の関心領域)が指定されると、第1のマーカ22の座標情報はマーカ生成部12から送受信部3とDSC5に出力され、第2のマーカ23の座標情報はマーカ生成部12から画像処理部7に出力される。
送受信部3はマーカ生成部12から第1のマーカ22の座標情報を受けると、その第1のマーカ22に基づいて特定された3次元の走査範囲を超音波プローブ2によって走査する。すなわち、送受信部3は、第1のマーカ22が示す断面を含み、その断面に略直交する方向(奥行き方向)に所定範囲を有する3次元の走査範囲を超音波プローブ2によって走査する。例えば、送受信部3は、超音波の繰り返し周波数(PRF)を変えることで、深さを変えて超音波を送信し、また、偏向方向を変えて超音波を送信する。この走査で取得された信号は、信号処理部4とDSC5によって処理が施されて、複数の断層像データが生成される。これら複数の断層像データは、第1イメージメモリ6に記憶される。
画像処理部7は、第1イメージメモリ6から複数の断層像データを読み込んでボクセルデータを生成する。そして、画像処理部7は、マーカ生成部12から第2のマーカ23の座標情報を受けて、その第2のマーカ23に基づいて特定された3次元の範囲に含まれるデータに、ボリュームレンダリングなどの画像処理を施すことにより、3次元画像データなどの超音波画像データを生成する。すなわち、画像処理部7は、第2のマーカ23が示す断面を含み、その断面に略直交する方向(奥行き方向)に所定範囲を有する3次元の範囲に含まれるデータに、ボリュームレンダリングなどの画像処理を施すことにより、3次元画像データなどの超音波画像データを生成する。ここで生成された3次元画像データなどの超音波画像データは、第2イメージメモリ8に記憶される。
そして、表示制御部9は、第2イメージメモリ8から3次元画像データを読み込んで、その3次元画像データに基づく3次元画像を表示部10に表示させる。この3次元画像は、第2のマーカ23に基づいて特定された3次元の範囲に含まれる画像を表している。図2に示す例のように、第2のマーカ23に胎児が含まれるように、第2のマーカ23の位置、大きさ、及び回転角度を調整することで、不要な部分が削除された3次元画像が得られることになる。
操作部11は、キーボード、マウス、トラックボール、又はTCS(Touch Command Screen)などで構成されており、操作者の操作によってスキャン条件や関心領域(ROI)などの各種設定が行われる。表示部10は、CRTや液晶ディスプレイなどのモニタで構成されており、画面上に断層像、3次元画像又は血流情報などが表示される。
なお、画像処理部7は、CPUと、ROM、RAM、HDDなどの記憶装置を備えている。記憶装置には、3次元画像データ生成プログラムが記憶されている。そして、CPUが3次元画像データ生成プログラムを実行することで、第2のマーカに基づいて特定される3次元の範囲に含まれるデータにボリュームレンダリングを施すことで、3次元画像データを生成する。また、記憶装置には、断層像データ生成プログラムが記憶されている。そして、CPUが断層像データ生成プログラムを実行することで、超音波の送受信によって得られた信号に基づいて断層像データを生成する。
また、表示制御部9は、CPUと、ROM、RAM、HDDなどの記憶装置を備えている。記憶装置には、表示制御プログラムが記憶されている。そして、CPUが表示制御プログラムを実行することで、断層像を表示部10に表示させ、更に、第1の関心領域を指定するための第1のマーカと、第2の関心領域を指定するための第2のマーカとを、その断層像に重ねて表示部10に表示させる。また、3次元画像データが生成された場合、CPUが表示制御プログラムを実行することで、その3次元画像データに基づく3次元画像を表示部10に表示させる。
また、マーカ生成部12は、CPUと、ROM、RAM、HDDなどの記憶装置を備えている。記憶装置には、マーカ生成プログラムが記憶されている。そして、CPUがマーカ生成プログラムを実行することで、第1のマーカと第2のマーカを生成し、操作部11からの回転や移動の指示を受けて、その指示に従って、新たな第1のマーカと新たな第2のマーカを生成する。
(動作)
次に、この発明の第1実施形態に係る超音波診断装置1の動作について図3を参照して説明する。図3は、この発明の第1実施形態に係る超音波診断装置による一連の動作を示すフローチャートである。
(ステップS01)
まず、超音波プローブ2によって被検体を超音波で走査することで、2次元画像データとしての断層像データを取得する。そして、表示制御部9は、その断層像データを表示部10に表示させる。例えば図2に示すように、表示制御部9は、胎児の画像21が含まれる断層像20を表示部10に表示させる。
(ステップS02)
次に、表示制御部9は、予め設定された初期位置に、マーカ生成部12によって生成された所定の大きさを有する第1のマーカ22と第2のマーカ23とを断層像20に重ねて表示部10に表示させる。
(ステップS03)
操作者は、表示部10に表示されている第1のマーカ22と第2のマーカ23を参照しながら、操作部11を用いることで、所望の位置への、第1のマーカ22と第2のマーカ23の移動指示を与える。マーカ生成部12は、その移動指示に従って新たな第1のマーカ22と新たな第2のマーカ23を生成する。そして、表示制御部9は、その新たな第1のマーカ22と新たな第2のマーカ23とを表示部10に表示させる。さらに、操作者は操作部11を用いることで、胎児の画像が含まれるように、胎児の画像の傾きに合わせて、第2のマーカ23の回転指示を与える。マーカ生成部12は、その回転指示に従って回転させた第2のマーカを生成し、表示制御部9はその新たな第2のマーカを表示部10に表示させる。このようにして、第1のマーカ22によって3次元の走査範囲(第1の関心領域)が指定され、第2のマーカ23によって3次元画像データを生成する範囲(第2の関心領域)が指定される。第1のマーカ22の座標情報は、マーカ生成部12から送受信部3とDSC5に出力され、第2のマーカ23の座標情報は、マーカ生成部12から画像処理部7に出力される。
(ステップS04)
送受信部3は、マーカ生成部12から第1のマーカ22の座標情報を受けると、その第1のマーカ22に基づいて特定された3次元の走査範囲を超音波プローブ2によって走査する。すなわち、送受信部3は、第1のマーカ22が示す断面を含み、その断面に略直交する方向(奥行き方向)に所定範囲を有する3次元の走査範囲を超音波プローブ2によって走査する。
(ステップS05)
ステップS04において3次元の走査範囲が走査されると、信号処理部4とDSC5は、その走査で取得された信号に対して所定の処理を施すことで、複数の断層像データを生成する。
(ステップS06)
そして、画像処理部7は、DSC5で生成された複数の断層像データに基づいてボクセルデータを生成する。さらに、画像処理部7は、そのボクセルデータにボリュームレンダリングを施すことで3次元画像データを生成する。画像処理部7は、マーカ生成部12から第2のマーカ23の座標情報を受けているため、その第2のマーカ23に基づいて特定される3次元範囲(第2の関心領域)に含まれるデータにボリュームレンダリングを施すことで、第2の関心領域に含まれる3次元画像データを生成する。すなわち、画像処理部7は、第2のマーカ23が示す断面を含み、その断面に略直交する方向(奥行き方向)に所定範囲を有する3次元の範囲に含まれるデータに、ボリュームレンダリングを施すことにより3次元画像データを生成する。
(ステップS07)
表示制御部9は、画像処理部7で生成された3次元画像データを受けると、その3次元画像データに基づく3次元画像を表示部10に表示させる。
以上のように、第1実施形態に係る超音波診断装置1によると、3次元画像データを生成する範囲を指定するための第2のマーカ23を、所定の回転軸を中心に回転させることができるため、関心領域を観察対象の形態(図2の例では胎児の形態)に合わせやすくなるという効果がある。これにより、不要な部分が従来よりも除去された3次元画像が得られて、表示部10に表示することが可能となる。このように、第1実施形態に係る超音波診断装置1によると、複雑な操作によらなくても、関心領域に含まれる3次元画像を簡便に表示することが可能となる。
[第2の実施の形態]
次に、この発明の第2実施形態に係る超音波診断装置について図4を参照して説明する。図4は、この発明の第2実施形態に係る超音波診断装置において、新たな3次元の走査範囲を求める処理を説明するための模式図である。
第2実施形態に係る超音波診断装置は、上述した第1実施形態に係る超音波診断装置1と同様に、超音波プローブ2、送受信部3、信号処理部4、DSC5、第1イメージメモリ6、画像処理部7、第2イメージメモリ8、表示制御部9、表示部10、操作部11、及びマーカ生成部12を備えている。第2実施形態では、マーカ生成部12による処理内容に特徴がある。
マーカ生成部12は、超音波画像データを生成する範囲(第2の関心領域)を指定するための第2のマーカの位置、大きさ、及び回転角度の変更指示を操作部11から受けると、第2のマーカの変更に応じて、位置と大きさを変えた新たな第1のマーカを生成する。マーカ生成部12は、位置、大きさ、及び回転角度が変更された後の第2のマーカの座標情報に基づいて、新たな第1のマーカの位置と大きさを求める。
マーカ生成部12は、第2のマーカによって指定された範囲(第2の関心領域)が含まれる新たな第1のマーカを生成する。例えば、マーカ生成部12は、第2のマーカによって指定された範囲(第2の関心領域)がほぼ内接するように、第1のマーカの新たな位置と大きさを求める。このとき、マーカ生成部12は、第1の関心領域に第2の関心領域を内接させても良いし、所定の大きさだけ、第1の関心領域の大きさを小さくしても良い。
例えば図4(a)に示すように、初期状態においては、表示制御部9は、3次元の走査範囲(第1の関心領域)を指定するための第1のマーカ22と、3次元画像の生成範囲(第2の関心領域)を指定するための第2のマーカ23とを表示部10に表示させる。これにより、3次元の走査範囲(第1の関心領域)と3次元画像の生成範囲(第2の関心領域)とが指定される。そして、操作部11によって第2のマーカの回転、及び縮小指示が与えられると、マーカ生成部12は、その指示に従って、回転、及び縮小させた新たな第2のマーカを生成する。表示制御部9は、図4(b)に示すように、回転、及び縮小された新たな第2のマーカ23aを表示部10に表示させる。なお、新たな第2のマーカ23aの座標情報は、画像処理部7に出力される。
マーカ生成部12は、新たな第2のマーカ23aの座標情報(各頂点の座標情報)に基づいて、第1の関心領域の境界線であって超音波の送受信方向に沿う境界線A、Bが、最初に交差する第2のマーカ23aの頂点α、βの座標を求める。そして、マーカ生成部12は、第2のマーカ23aの頂点α、βと接する境界線A、Bを、新たな第1の関心領域の境界線とし、境界線A、Bで規定される範囲を新たな第1の関心領域(第1のマーカが示す範囲)とする。図4(c)において、第1のマーカ22aで囲まれた範囲が、新たな第1の関心領域となる。超音波プローブ2の中心に対して対称な画像を得る場合には、境界線A又は境界線Bが最初に交差する座標を求めることになる。このように、マーカ生成部12は、新たな第2のマーカ23aに応じて、超音波の送受信方向に略直交する方向(走査方向)の幅を変えた新たな第1のマーカ22aを生成する。すなわち、新たな第2のマーカ23aの形状に応じて、超音波の送受信方向に略直交する方向(走査方向)に対する走査の範囲を変える。
なお、図4(a)、(b)、及び(c)に示す例では、第2のマーカ23、23aは、矩形状の形状を有している。この場合、第2のマーカ23aの4つの頂点のうち、送受信方向における深さが浅い2つの頂点α、βが、境界線A、Bが最初に交差する頂点である。このため、マーカ生成部12は、深さが浅い2つの頂点α、βと交差する境界線A、Bを、新たな第1の関心領域の境界線とし、境界線A、Bで規定される範囲を新たな第1の関心領域(第1のマーカが示す範囲)としても良い。
また、マーカ生成部12は、境界線A、Bと、第2のマーカ23aの頂点α、βとを交差させずに、境界線A、Bをその交点α、βから所定距離ずらし、そのずらした境界線A、Bによって規定される範囲を、新たな第1の関心領域(第1のマーカが示す範囲)としても良い。図4(c)に示す例では、マーカ生成部12は、境界線A、Bを第2のマーカ23aの内側に所定距離ずらしており、そのずらした境界線A、Bによって規定される範囲を、新たな第1の関心領域(第1のマーカ22aが示す範囲)としている。
マーカ生成部12は、新たな第1の関心領域(第1のマーカ)の座標情報を、送受信部3、DSC5、及び表示制御部9に出力する。表示制御部9は、新たな第1の関心領域を示す第1のマーカ22aと第2のマーカ23aとを断層像に重ねて表示部10に表示させる。送受信部3は、新たな第1の関心領域を超音波プローブ2によって走査する。
以上の処理は、第2のマーカを小さくする場合に特に有効である。第2のマーカによって指定された範囲(第2の関心領域)に含まれない範囲は、画像処理部7による画像処理の対象にならない。そのため、第1の関心領域に含まれる範囲であっても第2の関心領域に含まれない範囲については、超音波で走査を行なっても、3次元画像の生成には使用されないことになる。そのため、第2のマーカを小さくした場合、その変化に応じて3次元の走査範囲(第1の関心領域)を狭くすることで、その分、フレームレート(ボリュームレート)を向上させることが可能となる。
(動作)
次に、この発明の第2実施形態に係る超音波診断装置の動作について図5を参照して説明する。図5は、この発明の第2実施形態に係る超音波診断装置による一連の動作を示すフローチャートである。
(ステップS10)
まず、図4(a)に示すように、表示制御部9は、予め設定された初期位置に、マーカ生成部12によって生成された所定の大きさを有する第1のマーカ22と第2のマーカ23とを断層像(図示しない)に重ねて表示部10に表示させる。
(ステップS11)
操作者は、表示部10に表示された第1のマーカ22と第2のマーカ23を参照しながら操作部11を用いることで、図4(b)に示すように、第2のマーカ23の大きさ、位置、及び回転角度の変更指示を与える。ここでは、第2のマーカ23を小さくして、回転させている。マーカ生成部12は、操作部11から変更指示を受けると、その指示に従って新たな第2のマーカを生成する。そして、表示制御部9は、その新たな第2のマーカ23aを表示部10に表示させる。第2のマーカ23aの座標情報は、マーカ生成部12から画像処理部7にも出力される。
(ステップS12)
マーカ生成部12は、第2のマーカ23aの各頂点のうち、送受信方向における深さが浅い2つの頂点α、βと交差する境界線A、Bを、新たな第1の関心領域の境界線とする。そして、マーカ生成部12は、境界線A、Bで規定される範囲を新たな第1の関心領域(第1のマーカ)とする。このように、マーカ生成部12は、新たな第2のマーカ23aに基づいて、超音波の送受信方向に略直交する方向(走査方向)の幅を変えた新たな第1のマーカ22aを生成する。
(ステップS13)
新たな第1の関心領域の座標情報は、マーカ生成部12から送受信部3、DSC5、及び表示制御部9に出力される。
(ステップS14)
表示制御部9は、マーカ生成部12から新たな第1の関心領域(第1のマーカ)の座標情報を受けると、その新たな第1の関心領域を示す第1のマーカ22aと第2のマーカ23aとを断層像(図示しない)に重ねて表示部10に表示させる(図4(c)参照)。
(ステップS15)
送受信部3は、マーカ生成部12から新たな第1の関心領域の座標情報を受けると、その第1の関心領域を超音波プローブ2によって走査する。例えば、送受信部3は、超音波の繰り返し周波数(PRF)を変えることで、深さを変えて超音波を送信し、また、偏向方向を変えて超音波を送信する。すなわち、送受信部3は、第1のマーカ22aが示す断面を含み、その断面に略直交する方向(奥行き方向)に所定範囲を有する3次元の走査範囲を超音波プローブ2によって走査する。
(ステップS16)
ステップS16において3次元の走査範囲が走査されると、信号処理部4とDSC5は、その走査で取得された信号に対して所定の処理を施すことで、複数の断層像データを生成する。
(ステップS17)
そして、画像処理部7は、DSC5で生成された複数の断層像データに基づいてボクセルデータを生成する。さらに、画像処理部7は、そのボクセルデータにボリュームレンダリングを施すことで3次元画像データを生成する。画像処理部7は、マーカ生成部12から第2のマーカ23aの座標情報を受けているため、その第2のマーカ23aに基づいて特定された3次元範囲(第2の関心領域)に含まれるデータにボリュームレンダリングを施すことで、第2の関心領域に含まれる3次元画像データを生成する。すなわち、画像処理部7は、第2のマーカ23aが示す断面を含み、その断面に略直交する方向(奥行き方向)に所定範囲を有する3次元の範囲に含まれるデータに、ボリュームレンダリングを施すことにより3次元画像データを生成する。
(ステップS18)
表示制御部9は、画像処理部7で生成された3次元画像データを受けると、その3次元画像データに基づく3次元画像を表示部10に表示させる。
以上のように、第2の実施形態に係る超音波診断装置によると、上述した第1の実施形態に係る超音波診断装置1と同じ作用及び効果を奏することができる。さらに、第2のマーカ23の大きさや位置の変化に応じて、3次元の走査範囲(第1の関心領域)の位置と大きさを変えることで、不要な部分を走査しなくて済む。そのため、フレームレート(ボリュームレート)を向上させることが可能となる。特に、第2の関心領域を小さくした場合に、不要な部分を走査しなく済むため、フレームレート(ボリュームレート)を向上させることが可能となる。
また、マーカ生成部12は、新たな第2のマーカ23aに基づいて、超音波の送受信方向における幅(深さ)を変えた第1のマーカを生成しても良い。すなわち、新たな第2のマーカ23aの形状に応じて、超音波を送信する深さを変えても良い。ここで、超音波の送受信方向における幅(深さ)を変えた第1のマーカを生成するための処理について、図6を参照して説明する。図6は、この発明の第2実施形態に係る超音波診断装置において、新たな3次元の走査範囲を求める処理を説明するための模式図である。
例えば図6に示すように、マーカ生成部12は、新たな第2のマーカ23aの座標情報(各頂点の座標情報)に基づいて、第2のマーカ23aの各頂点のうち送受信方向の最も深い位置にある頂点γの近傍に、新たな第1の関心領域の境界線であって送受信方向に略直交する方向(走査方向)に沿った境界線のうち、深さが深い位置にある境界線Cを設定する。すなわち、マーカ生成部12は、第2のマーカ23aの最深部(頂点γ)の近傍に、第1の関心領域の境界線Cを設定する。この境界線Cによって、新たな第1の関心領域の深さを規定する。そして、マーカ生成部12は、境界線A、B、及びCで規定される範囲を新たな第1の関心領域(第1のマーカが示す範囲)とする。図6において、第1のマーカ22aで囲まれた範囲が、境界線A、B、及びCで規定された新たな第1の関心領域となる。
以上のように、新たな第2のマーカ23aの形状に応じて、第1の関心領域(第1のマーカ22aで囲まれた範囲)を構成する境界線Cの位置を変えることで、画像生成を行う範囲を示す第2の関心領域を、超音波によって走査を行う第1の関心領域内に含ませることが可能となる。
また、図6に示すように、マーカ生成部12は、第2のマーカ23aの4つの頂点のうち、送受信方向における深さが深い2つの頂点γと頂点δとの間に、第1のマーカ22aの境界線C1を設定しても良い。この場合、マーカ生成部12は、境界線A、B、及びC1によって規定される範囲を新たな第1の関心領域とする。さらに、マーカ生成部12は、第2のマーカ23aの頂点δの近傍に、境界線Cを設定しても良い。
マーカ生成部12は、新たな第1の関心領域(第1のマーカ)の座標情報を、送受信部3、DSC5及び表示制御部9に出力する。表示制御部9は、新たな第1の関心領域を示す第1のマーカ22aと第2のマーカ23aとを断層像に重ねて表示部10に表示させる。送受信部3は、新たな第1の関心領域を超音波プローブ2によって走査する。このとき、送受信部3は、第1の関心領域の境界線Cによって規定される送受信方向の深さに応じて、超音波の繰り返し周波数(PRF)を変えて超音波を送受信する。そして、画像処理部7は、第2のマーカ23aに基づいて特定される3次元範囲に含まれるデータにボリュームレンダリングを施すことで、第2の関心領域に含まれる3次元画像データを生成する。
[第3の実施の形態]
次に、この発明の第3実施形態に係る超音波診断装置の構成について図7を参照して説明する。図7は、この発明の第3実施形態に係る超音波診断装置において、新たな関心領域(ROI)を求める処理を説明するための模式図である。
第3実施形態に係る超音波診断装置は、上述した第1実施形態に係る超音波診断装置1と同様に、超音波プローブ2、送受信部3、信号処理部4、DSC5、第1イメージメモリ6、画像処理部7、第2イメージメモリ8、表示制御部9、表示部10、操作部11、及びマーカ生成部12を備えている。第3実施形態では、マーカ生成部12による処理内容に特徴がある。
マーカ生成部12は、超音波画像データを生成する範囲(第2の関心領域)を指定するための第2のマーカの位置や大きさが変更された後に、更に、3次元の走査範囲(第1の関心領域)を指定するための第1のマーカの位置や大きさが変更された場合に、その第1のマーカの変更に応じて、位置と大きさを変えた新たな第2のマーカを生成する。マーカ生成部12は、位置や大きさが変更された後の第1のマーカの座標情報に基づいて、新たな第2のマーカの位置と大きさを求める。
マーカ生成部12は、第2のマーカが角度θ、回転させられて位置が変わった後に、第1のマーカの位置や大きさが変更されると、回転させられる前の第2のマーカで指定されていた初期状態の第2の関心領域の大きさを、第1のマーカの大きさに応じて変える。このとき、マーカ生成部12は、第1のマーカの大きさの変化率と同じ割合で、第2のマーカの大きさを変える。そして、マーカ生成部12は、大きさが変えられた第2の関心領域を、第2のマーカが回転させられた角度θだけ、同じ方向に回転させて新たな第2の関心領域(第2のマーカが示す範囲)とする。
具体的な処理について、図7を参照して説明する。図7(a)に示すように、初期状態においては、表示制御部9は、3次元の走査範囲(第1の関心領域)を指定するための第1のマーカ22と、3次元画像の生成範囲(第2の関心領域)を指定するための第2のマーカ23とを表示部10に表示させる。これにより、3次元の走査範囲(第1の関心領域)と3次元画像の生成範囲(第2の関心領域)とが指定される。
そして、操作部11によって第2のマーカの回転指示が与えられると、マーカ生成部12は、その指示に従って、角度θ、回転させた新たな第2のマーカを生成する。そして、表示制御部9は、図7(b)に示すように、回転させられた新たな第2のマーカ23bを表示部10に表示させる。さらに、操作部11によって初期状態の第1のマーカ22の拡大指示が与えられると、マーカ生成部12は、その指示に従って、拡大させた新たな第1のマーカを生成する。そして、表示制御部9は、図7(c)に示すように、拡大させられた新たな第1のマーカ22bを表示部10に表示させる。
マーカ生成部12は、新たな第1のマーカ22bの座標情報に基づき、第1のマーカ22bの大きさに応じて、初期状態の第2のマーカ23の大きさを変えることで、新たな第2の関心領域とする。この新たな第2の関心領域は、図7(d)における第2のマーカ23cが示す範囲に対応する。そして、マーカ生成部12は、新たな第2の関心領域(第2のマーカ23cが示す範囲)を、角度θ、回転させて、新たな第2の関心領域とする。この新たな第2の関心領域は、図7(e)における第2のマーカ23dが示す範囲に対応する。
マーカ生成部12は、変更後の第1の関心領域(第1のマーカ22bが示す範囲)の座標情報を、送受信部3とDSC5に出力し、新たな第2の関心領域(第2のマーカ23dが示す範囲)の座標情報を、画像処理部7と表示制御部9に出力する。表示制御部9は、第1のマーカと新たな第2の関心領域を示す第2のマーカとを断層像に重ねて表示部10に表示させる。例えば、図7(e)に示すように、表示制御部9は、変更後の第1のマーカ22bと変更後の第2のマーカ23dとを断層像(図示しない)に重ねて表示部10に表示させる。送受信部3は、第1の関心領域を超音波プローブ2によって走査する。
以上の処理は、第2のマーカを移動、回転させた後に、その第2のマーカに含まれなくなった範囲を走査したい場合に特に有効である。その場合、第2のマーカを移動、回転させた後に、第1のマーカを広げたり移動させたりすることで、所望の走査範囲を指定する。そして、その第1のマーカの変化に応じて、第2の関心領域の大きさを変えることで、煩雑な操作によらずに、簡便に所望の関心領域を設定することが可能となる。
(動作)
次に、この発明の第3実施形態に係る超音波診断装置の動作について図8を参照して説明する。図8は、この発明の第3実施形態に係る超音波診断装置による一連の動作を示すフローチャートである。
(ステップS20)
まず、図7(a)に示すように、表示制御部9は、予め設定された初期位置に、マーカ生成部12によって生成された所定の大きさを有する第1のマーカ22と第2のマーカ23とを、断層像(図示しない)に重ねて表示部10に表示させる。
(ステップS21)
操作者は、表示部10に表示された第1のマーカ22と第2のマーカ23を参照しながら操作部11を用いることで、図7(b)に示すように、第2のマーカ23の大きさ、位置、及び回転角度の変更指示を与える。ここでは、第2のマーカ23を回転させている。マーカ生成部12は、操作部11からの変更指示を受けると、その指示に従って角度θ、回転させた第2のマーカを生成する。そして、表示制御部9は、その新たな第2のマーカ23bを表示部10に表示させる。
(ステップS22)
さらに、操作者は、表示部10に表示された第1のマーカ22を参照しながら操作部11を用いることで、図7(c)に示すように、第1のマーカ22の大きさの変更指示を与える。マーカ生成部12は、操作部11からの変更指示を受けると、その指示に従って、範囲を大きくした第1のマーカ22bを生成する。そして、表示制御部9は、その新たな第1のマーカ22bを表示部10に表示させる。
(ステップS23)
マーカ生成部12は、第1のマーカの大きさの変化に応じて、初期状態にて設定された第2の関心領域(第2のマーカ23で指定される範囲)の大きさを、仮想上、変えることで、新たな第2の関心領域とする。この新たな第2の関心領域が、図7(d)における第2のマーカ23cが示す範囲に対応する。
(ステップS24)
そして、マーカ生成部12は、大きさが変更された第2の関心領域(第2のマーカ23cによって指定される範囲)を、角度θ、回転させて、新たな第2の関心領域とする。この新たな第2の関心領域が、図7(e)における第2のマーカ23dが示す範囲に対応する。
(ステップS25)
変更後の第1の関心領域(第1のマーカ22bが示す範囲)の座標情報は、マーカ生成部12から送受信部3とDSC5に出力される。また、新たな第2の関心領域(第2のマーカ23dが示す範囲)の座標情報は、画像処理部7と表示制御部9に出力される。
(ステップS26)
表示制御部9は、マーカ生成部12から新たな第2の関心領域(第2のマーカ23dが示す範囲)の座標情報を受けると、第1のマーカと新たな第2の関心領域を示す第2のマーカとを表示部10に表示させる。例えば、図7(e)に示すように、表示制御部9は、変更後の第1のマーカ22bと変更後の第2のマーカ23dとを、断層像(図示しない)に重ねて表示部10に表示させる。
(ステップS27)
送受信部3は、マーカ生成部12から第1の関心領域(第1のマーカ22b)の座標情報を受けると、その第1の関心領域を超音波プローブ2によって走査する。すなわち、送受信部3は、第1のマーカ22bが示す断面を含み、その断面に略直交する方向(奥行き方向)に所定範囲を有する3次元の走査範囲を超音波プローブ2によって走査する。
(ステップS28)
ステップS27において3次元の走査範囲が走査されると、信号処理部4とDSC5は、その走査で取得された信号に対して所定の処理を施すことで、複数の断層像データを生成する。
(ステップS29)
そして、画像処理部7は、DSC5で生成された複数の断層像データに基づいてボクセルデータを生成する。さらに、画像処理部7は、そのボクセルデータにボリュームレンダリングを施すことで3次元画像データを生成する。画像処理部7は、マーカ生成部12から第2のマーカ23dによって特定された第2の関心領域の座標情報を受けているため、その第2の関心領域に含まれるデータにボリュームレンダリングを施すことで、第2の関心領域に含まれる3次元画像データを生成する。すなわち、画像処理部7は、第2のマーカ23dが示す断面を含み、その断面に略直交する方向(奥行き方向)に所定範囲を有する3次元の範囲に含まれるデータに、ボリュームレンダリングを施すことにより3次元画像データを生成する。
(ステップS30)
表示制御部9は、画像処理部7で生成された3次元画像データを受けると、その3次元画像データに基づく3次元画像を表示部10に表示させる。
以上のように、第3の実施形態に係る超音波診断装置によると、上述した第1実施形態に係る超音波診断装置1と同じ作用及び効果を奏することができる。さらに、第1のマーカ22の大きさや位置の変化に応じて、第2の関心領域の位置や大きさを変えることで、煩雑な操作によらず、簡便な操作によって所望の関心領域を設定することが可能となる。
この発明の第1実施形態に係る超音波診断装置を示すブロック図である。 この発明の第1実施形態に係る超音波診断装置にて設定される関心領域(ROI)を説明するための画面の図である。 この発明の第1実施形態に係る超音波診断装置による一連の動作を示すフローチャートである。 この発明の第2実施形態に係る超音波診断装置において、新たな3次元の走査範囲を求める処理を説明するための模式図である。 この発明の第2実施形態に係る超音波診断装置による一連の動作を示すフローチャートである。 この発明の第2実施形態に係る超音波診断装置において、新たな3次元の走査範囲を求める処理を説明するための模式図である。 この発明の第3実施形態に係る超音波診断装置において、新たな関心領域(ROI)を求める処理を説明するための模式図である。 この発明の第3実施形態に係る超音波診断装置による一連の動作を説明するためのフローチャートである。 従来において、関心領域(ROI)に含まれる3次元画像を表示するための手法を説明するための図である。 従来において、関心領域(ROI)に含まれる3次元画像を表示するための手法を説明するための図である。
符号の説明
1 超音波診断装置
2 超音波プローブ
3 送受信部
4 信号処理部
5 DSC
6 第1イメージメモリ
7 画像処理部
8 第2イメージメモリ
9 表示制御部
10 表示部
11 操作部
12 マーカ生成部
20 断層像
21 胎児の画像
22、22a、22b 第1のマーカ(第1の関心領域を示すマーカ)
23、23a、23b、23c、23d 第2のマーカ(第2の関心領域を示すマーカ)

Claims (11)

  1. 被検体に対して超音波を送信し、前記被検体からの反射波を受信するスキャン手段と、
    前記反射波に基づいて断層像データを生成する画像生成手段と、
    第1のマーカと第2のマーカとを生成するマーカ生成手段と、
    前記断層像データに基づく断層像を表示部に表示させ、前記第1のマーカの範囲に前記第2のマーカを含ませて、前記第1のマーカと前記第2のマーカとを前記断層像に重ねて前記表示部に表示させる表示制御手段と、
    を備え、
    前記マーカ生成手段は、前記第2のマーカの回転指示に従って前記第2のマーカが回転させられ、さらに前記第1のマーカの範囲が変えられた場合に、前記第1のマーカの範囲の変化に応じて前記回転させられる前の第2のマーカの範囲を変え、その範囲が変えられた第2のマーカを前記回転させた新たな第2のマーカを生成し、
    前記表示制御手段は、前記新たな第2のマーカを前記断層像に重ねて前記表示部に表示させ、
    前記スキャン手段は、前記第1のマーカに基づいて特定される範囲を超音波でスキャンし、
    前記画像生成手段は、そのスキャンによって取得されたデータのうち、前記新たな第2のマーカに基づいて特定される範囲に含まれるデータに基づいて3次元画像データを生成する
    ことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 前記スキャン手段は、前記第1のマーカに基づいて特定される3次元の範囲を超音波でスキャンし、
    前記画像生成手段は、前記新たな第2のマーカに基づいて特定される3次元の範囲に含まれるデータに基づいて3次元画像データを生成することを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  3. 前記マーカ生成部は、前記第1のマーカの大きさの変化率と同じ割合で前記第2のマーカの大きさを変えることを特徴とする請求項1又は2に記載の超音波診断装置。
  4. 前記スキャン手段は、前記第2のマーカの移動に応じて、超音波によってスキャンする範囲を変えてスキャンを行なうことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の超音波診断装置。
  5. 前記スキャン手段は、前記第2のマーカの移動に応じて、前記スキャンする範囲のうち、超音波の送信方向に略直交する方向の範囲を変えてスキャンを行なうことを特徴とする請求項4に記載の超音波診断装置。
  6. 前記スキャン手段は、前記第2のマーカの移動に応じて、超音波を送信する深さを変えてスキャンを行なうことを特徴とする請求項4に記載の超音波診断装置。
  7. 前記マーカ生成手段は、前記第2のマーカの移動に応じて範囲を変えた新たな第1のマーカを生成し、
    前記表示制御手段は、前記新たな第1のマーカを前記表示部に表示させ、
    前記スキャン手段は、前記新たな第1のマーカに基づいて特定される範囲を超音波でスキャンすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の超音波診断装置。
  8. 前記第1のマーカは、超音波の送信方向に沿った辺を有し、
    前記マーカ生成手段は、前記第2のマーカの端部近傍に前記第1のマーカの超音波の送信方向に沿った辺が位置するように範囲を変えた新たな第1のマーカを生成することを特徴とする請求項7に記載の超音波診断装置。
  9. 前記第1のマーカは、超音波の送信方向に略直交する辺を有し、
    前記マーカ生成手段は、前記第2のマーカにおける前記送信方向の最深部の近傍に、前記略直交する辺のうち前記送信方向における深さが深い辺が位置するように範囲を変えた第1のマーカを生成することを特徴とする請求項7に記載の超音波診断装置。
  10. 前記マーカ生成部は、矩形形状又は楕円形状を有する前記第2のマーカを生成することを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の超音波診断装置。
  11. コンピュータに、
    被検体に対する超音波の送信によって取得された前記被検体からの反射波を受け付け、前記反射波に基づいて断層像データを生成する断層像データ生成機能と、
    第1のマーカと第2のマーカを生成するマーカ生成機能と、
    前記断層像データに基づく断層像を表示部に表示し、前記第1のマーカの範囲に前記第2のマーカを含ませて、前記第1のマーカと前記第2のマーカとを前記断層像に重ねて前記表示部に表示させる表示制御機能を実行させ、
    前記マーカ生成機能は、前記第2のマーカの回転指示に従って前記第2のマーカが回転させられ、さらに前記第1のマーカの範囲が変えられた場合に、前記第1のマーカの範囲の変化に応じて前記回転させられる前の第2のマーカの範囲を変え、その範囲が変えられた第2のマーカを前記回転させた新たな第2のマーカを生成し、
    前記表示制御機能は、前記新たな第2のマーカを前記断層像に重ねて前記表示部に表示させ、
    前記第1のマーカに基づいて特定される範囲を超音波でスキャンすることで取得されたデータのうち、前記新たな第2のマーカに基づいて特定される範囲に含まれるデータに基づいて3次元画像データを生成する3次元画像データ生成機能を実行させる
    ことを特徴とする超音波診断装置の制御プログラム。
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