JP5282710B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置に関する。
近年、ミリ波レーダや広帯域無線LANなど高周波を用いたシステムへの需要が増えている。これらのシステムを安価に提供するためには、半導体自体の低価格化の他に、検査に要するコストの削減が必要不可欠である。この検査とはICが仕様を満たしているかを実際に高周波信号を入力して測定するものであり、出荷する製品の全数もしくは相当多数を評価する必要がある。評価には、高い周波数の測定器及び評価装置が必要である。このため、お金と時間がかかり、評価コストがかかる。この評価コストを下げるために簡易に評価できる方式が求められている。
また、少なくとも二つのアンテナと、信号の送信と受信に共用される送受信回路と、信号の受信にのみ用いられる受信回路と、上記各アンテナのそれぞれについて受信信号強度を検出する信号強度検出手段と、上記各アンテナの何れか一つを上記送受信回路に接続し、他の一つを上記受信回路に接続するためのアンテナ切り替え手段と、上記信号強度検出手段が検出した受信信号強度を元に、上記各アンテナのうちで最も受信信号強度が高いアンテナを決定し、上記アンテナ切り替え手段を制御して、上記受信信号強度が最も高いアンテナを上記送受信回路に接続させる制御手段とを有する携帯無線端末が知られている。
また、入力端子に入力された信号を減衰して出力端子から出力する可変減衰器であって、入力端子と出力端子との間に直列接続された複数の伝送線路と、入力端子に接続された伝送線路に並列接続された第1の抵抗素子と、出力端子に接続された伝送線路に並列接続された第2の抵抗素子とを備える可変減衰器が知られている。
また、第1乃至第3の端子と、第1のFETおよびこの第1のFETに各々並列に接続された第1のインダクタならびに第1のキャパシタを有し、一端が第1の端に接続された第1の回路と、第2のFETおよびこの第2のFETに各々並列に接続された第2のインダクタならびに第2のキャパシタを有し、一端が第1の回路の他端に接続され、他端が第2の端子に接続された第2の回路と、を備える高周波スイッチ装置が知られている。
特開2004−363862号公報 国際公開第WO2006/100726号パンフレット 特開平11−46101号公報
本発明の目的は、外部の高周波信号源を用いないで簡易に、受信部の性能を検査することができる通信装置を提供することである。
通信装置は、アンテナに接続される第1のノードと、前記第1のノードを介してアンテナに信号を出力する送信部と、前記第1のノードを介して前記アンテナから信号を入力する受信部と、前記第1のノード及び前記送信部間に設けられる第1のスイッチと、前記第1のノード及び前記受信部間に設けられる第2のスイッチとを有し、前記第2のスイッチは、オン及びオフが交互に繰り返され、前記受信部は、前記送信部が前記第1及び第2のスイッチを介して出力した信号を増幅する増幅器と、前記増幅器により増幅された信号と局部信号とを混合する混合器とを有し、前記混合器は、前記第1のスイッチがオフであるときの前記第1のスイッチの漏れ信号を入力することを特徴とする。
増幅器の入力信号の電力と混合器の出力信号の電力を測定することにより、受信部の利得を評価することができる。送信部の信号を用いるので、外部の高周波信号源を用いないで、安価に受信部の性能を検査することができ、検査コストを下げることができる。
本発明の第1の実施形態による通信装置の構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態による第1のスイッチ及び第2のスイッチの構成例を示す回路図である。 本発明の第3の実施形態による第1のスイッチ及び第2のスイッチの構成例を示す回路図である。 本発明の第4の実施形態による第1のスイッチ及び第2のスイッチの構成例を示す回路図である。 図5(A)及び(B)は本発明の第5の実施形態による第1のスイッチ及び第2のスイッチの構成例を示す回路図である。 本発明の第6の実施形態による第1のスイッチ及び第2のスイッチの構成例を示す回路図である。 本発明の第7の実施形態による通信装置の構成例を示す回路図である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による通信装置の構成例を示す図である。通信装置は、集積回路(IC)100及びアンテナ104を有する。集積回路100は、送信部101、受信部102、及びスイッチ部103を有する。送信部101は、発振器111、変調回路112及び電力増幅器113を有する。受信部102は、低雑音増幅器114及び周波数混合器(ミキサ)115を有する。スイッチ部103は、第1のスイッチ117、第2のスイッチ118及びスイッチドライバ116を有する。
第1のノードN1は、アンテナ端子107を介してアンテナ104に接続される。送信部端子105は、送信部101の出力端子に接続される。受信部端子106は、受信部102の入力端子に接続される。第1のスイッチ117は、第1のノードN1及び送信部端子105間に接続される。第2のスイッチ118は、第1のノードN1及び受信部端子106間に接続される。発振器111は、第1の周波数f1の高周波数(RF)信号を発振する。第1の周波数f1は、例えば77GHzである。変調回路112は、送信信号DTxを基に発振器111の発振信号を変調し、信号LOを出力する。送信信号DTxは、例えば10MHzである。電力増幅器113は、変調回路112の出力信号を増幅し、送信部端子105に出力する。低雑音増幅器114は、受信部端子106から入力した信号を増幅し、信号RFを出力する。周波数混合器115は、信号RF及び信号LOを混合し、信号IFを出力する。
通信装置は、送信モード、受信モード及び検査モードを有する。まず、送信モードについて説明する。送信モードでは、スイッチドライバ116の制御により、第1のスイッチ117はオンし、第2のスイッチ118はオフする。具体的には、発振器111は、高周波数信号を発振する。変調回路112は、送信信号DTxを基に発振器111の発振信号を変調する。電力増幅器113は、変調回路112の出力信号を増幅し、第1のスイッチ117及びアンテナ104を介して無線送信する。送信信号は、無線送信により減衰するため、電力増幅器113により増幅される。以上のように、送信部101は、第1のスイッチ117及び第1のノードN1を介してアンテナ104に信号を出力する。
次に、受信モードについて説明する。受信モードでは、スイッチドライバ116の制御により、第1のスイッチ117はオフし、第2のスイッチ118はオンする。受信部102は、第1のノードN1及び第2のスイッチ118を介してアンテナ104から信号を入力する。低雑音増幅器114は、アンテナ104及び第2のスイッチ118を介して無線受信した信号を入力し、その入力信号を増幅し、信号を出力する。変調回路112は、発振器111の発振信号をそのまま信号LOとして出力する。周波数混合器115は、低雑音増幅器114の出力信号RF及び変調回路112の出力信号(局部信号)LOを混合し、中間周波数信号IFを出力する。周波数混合器115の出力信号は、復調回路により復調等の処理が行われる。
次に、検査モードについて説明する。検査モードでは、受信部102に信号を入力し、受信部102の入力信号及び受信部102の出力信号の電力の比を基に受信部102の利得の検査が行われる。検査モードでは、スイッチドライバ116の制御により、第1のスイッチ117はオフ(固定)し、第2のスイッチ118は第2の周波数f2によりオン及びオフが交互に繰り返される。発振器111は、第1の周波数f1(例えば77GHz)の高周波数信号を発振する。検査モードでは、変調回路112は、変調を行わず、発振器111の発振信号を信号LOとしてそのまま出力する。電力増幅器113は、変調回路112の出力信号LOを増幅する。
第1のスイッチ117は、オフである。第1のノードN1は、第1のスイッチ117を介して、電力増幅器113から漏れ信号を入力する。なお、受信モードにおいて、アンテナ104が無線受信する信号は微弱な信号である。したがって、第1のノードN1が受信モードでアンテナ104から入力する信号と検査モードで電力増幅器113から入力する漏れ信号はほぼ同じ電力の信号であり、受信モードとほぼ同じ条件での検査を行うことができる。仮に第1のスイッチ117をオンにすると、第1のノードN1が検査モードで電力増幅器113から入力する信号は、第1のノードN1が受信モードでアンテナ104から入力する信号よりも電力が大きくなってしまい、不適切である。第1のスイッチ117は、オフ状態により、信号を減衰させるアッテネータとして機能する。
第2のスイッチ118は、第2の周波数f2(例えば1kHz)の制御信号を入力し、第2の周波数f2でオン及びオフを繰り返す。その結果、第2のスイッチ118は、第1のノードN1から第1の周波数f1の信号を入力し、第3の周波数f3の信号を低雑音増幅器114に出力する。第3の周波数f3は、f1±f2の周波数である。低雑音増幅器114は、第2のスイッチ118から入力した信号を増幅し、第3の周波数f3の信号RFを出力する。
周波数混合器115は、低雑音増幅器114の出力信号RF及び変調回路112の出力信号(局部信号)LOを混合し、中間周波数信号IFを出力する。具体的には、周波数混合器114は、第3の周波数f3(=f1±f2)の信号RF及び第1の周波数f1の局部信号LOの差の周波数である第2の周波数f2の中間周波数信号IFを出力する。例えば、第1の周波数f1は77GHz、第2の周波数f2は1kHzである。周波数混合器115は低周波数f2の信号IFを出力するので、安価な装置で検査を行うことができる。
以上のように、周波数混合器115は、信号RFと送信部101により生成された局部信号LOを入力し、その差周波数の信号IFを発生する。電力検出部は、周波数混合器115の電力を検出する。また、電力検出部は、予め低雑音増幅器114の入力信号の電力を検出しておく。検査装置は、周波数混合器115の出力信号IFの電力と低雑音増幅器114の入力信号の電力との比をとることにより、受信部102(低雑音増幅器114及び周波数混合器115)の利得を検査することができる。
第1のスイッチ117をオフとしても、実際には第1の周波数f1の信号の一部は漏洩電力として第1のノードN1に通過してしまう。通常、−20dBから−30dB程度(1/100から1/1000)の電力が通過する。本実施形態では、この漏洩電力を用いて受信部102の検査に利用する。第1のノードN1に漏洩した電力を第2のスイッチ118でオン/オフ切り換えを行う。その切り換え周波数をf2とすると、第2のスイッチ118で変調をかけることにより、受信部102にはf1±f2の周波数成分をもった信号が入力される。受信部102では、変調された信号は低雑音増幅器114で増幅された後、周波数混合器115に入力される。送信部101で生成した信号LOの一部(周波数はf1)も周波数混合器115に入力させる。周波数混合器115は、2つの周波数f1及びf3の差成分の周波数f2の信号IFを出力する。受信部102へ入力される信号の強度と、受信部102から出力される信号の強度の比を求めることにより、受信部102の利得を求めることができる。これまでは外部よりアンテナ端子107に第1の周波数f1とは異なる周波数の高周波信号を入力しなければ評価できなかった受信部102の利得を上記のような方式をとることにより求めることができる。
低雑音増幅器114の入力信号の電力と周波数混合器115の出力信号の電力を検出することにより、受信部102の利得を評価することができる。送信部101の信号LOを用いるので、外部の高周波信号源を用いないで、安価に受信部102の利得性能を検査することができ、検査コストを下げることができる。
なお、周波数混合器115に入力する局部信号LOは、第1の周波数f1と同じ周波数の信号であれば、変調回路112の出力信号でなくてもよい。
(第2の実施形態)
図2は、本発明の第2の実施形態による第1のスイッチ117及び第2のスイッチ118の構成例を示す回路図である。
第1のスイッチ117は、複数の第1のインダクタ201、複数の第1のnチャネル電界効果トランジスタ202及び複数の抵抗203を有する。複数の第1のインダクタ201は、第1のノードN1及び送信部端子105間に直列に接続される。なお、第1のインダクタ201は、伝送線路のインダクタ成分でもよい。複数の第1のnチャネル電界効果トランジスタ202は、それぞれ、ドレインが複数の第1のインダクタ201の相互接続点に接続され、ソースが基準電位(グランド電位)ノードに接続され、ゲートには抵抗203を介して閾値電圧より高い電圧Vc1が印加される。電圧Vc1は、ハイレベルの固定電圧であり、図1のスイッチドライバ116により供給される。その結果、第1のnチャネル電界効果トランジスタ202は、オンし、第1のインダクタ201の相互接続点及び基準電位ノード間のオン抵抗204として機能する。
電圧Vc1は、トランジスタ202の閾値電圧よりも高い電圧、例えば1Vである。電圧Vc1を印加すると、トランジスタ202のドレイン−ソース間の等価回路は抵抗204として表せる。したがって、送信部端子105及び第1のノードN1間には、インダクタ201の相互接続点に抵抗204が並列に接続されることになる。抵抗204が並列接続されると、インピーダンスが低くなり、送信部端子105から入力される電力はほぼ基準電位ノードに短絡される。その結果、第1のスイッチ117はオフする。第1のスイッチ117の漏洩電力は、先に述べたように−20dB〜−30dB程度である。
第2のスイッチ118は、複数の第2のインダクタ211、複数の第2のnチャネル電界効果トランジスタ212及び複数の抵抗213を有する。複数の第2のインダクタ211は、第1のノードN1及び受信部端子106間に直列に接続される。なお、第2のインダクタ211は、伝送線路のインダクタ成分でもよい。複数の第2のnチャネル電界効果トランジスタ212は、それぞれ、ドレインが複数の第2のインダクタ211の相互接続点に接続され、ソースが基準電位ノードに接続され、ゲートには抵抗213を介して閾値電圧より高い電圧と低い電圧が交互に繰り返されるパルス電圧Vc2が印加される。電圧Vc2は、第2の周波数f2のハイレベル及びローレベルのパルス電圧であり、図1のスイッチドライバ116により供給される。電圧Vc2がハイレベルになると、第2のnチャネル電界効果トランジスタ212は、オンし、第2のインダクタ211の相互接続点及び基準電位ノード間のオン抵抗214として機能する。また、電圧Vc2がローレベルになると、第2のnチャネル電界効果トランジスタ212は、オフし、第2のインダクタ211の相互接続点及び基準電位ノード間の容量215として機能する。
電圧Vc2は、トランジスタ212の閾値よりも高い電圧(例えば1V)と低い電圧(例えば−1V)が交互に繰り返されるパルス電圧である。閾値よりも高い電圧を加えた場合の動作は、第1のスイッチ117について先に述べたので割愛する。閾値よりも低い電圧を印加すると、トランジスタ212のドレイン−ソース間は容量215の等価回路で表せる。容量215の容量値は、インダクタ211のインダクタンスと整合するような値を選んでおくことで、通過状態を実現する。例えば、容量215の容量値をC、インダクタ211のインダクタンスをLとすると、特性インピーダンス√(L/C)が50Ωになるように、L及びCを選択する。インピーダンスマッチングにより、第2のスイッチ118はオンする。電圧Vc2は第2の周波数f2のパルス電圧であるので、第2のスイッチ118は、第2の周波数f2でオン及びオフを交互に繰り返す。
送信部端子105から入力する電力を−10dBm(10mW)と仮定し、第1のスイッチ117の漏洩電力を−30dBと仮定すると、第1のスイッチ117を上記のようにオフすると、第1のノードN1の電力は−20dBm程度となる。さらに、第2のスイッチ118がオンになると受信部端子106の電力は−20dBm程度になり、第2のスイッチ118がオフになると受信部端子106の電力は−50dBm程度になる。第2のスイッチ118のオン/オフにより、受信部端子106には、−20dBm/−50dBmの変調信号が出力される。なお、P[dBm]は、10P[mW]/10で表わされる。
(第3の実施形態)
図3は、本発明の第3の実施形態による第1のスイッチ117及び第2のスイッチ118の構成例を示す回路図である。
第1のスイッチ117は、複数の第1のインダクタ201、複数の第1のnチャネル電界効果トランジスタ202及び複数の抵抗203を有する。複数の第1のインダクタ201は、第1のノードN1及び送信部端子105間に直列に接続される。複数の第1のnチャネル電界効果トランジスタ202は、複数の第1のインダクタ201間に直列にソース及びドレインが接続される。複数の第1のnチャネル電界効果トランジスタ202の各ゲートには、抵抗203を介して閾値電圧より高い電圧Vc1が印加される。電圧Vc1は、ハイレベルの固定電圧であり、図1のスイッチドライバ116により供給される。その結果、第1のnチャネル電界効果トランジスタ202は、オンし、ソース及びドレイン間のオン抵抗204として機能する。
第2の実施形態では、トランジスタ202を並列に接続していた。本実施形態では、トランジスタ202を直列に接続した構成である。電圧Vc1を閾値よりも高い電圧で固定する場合を説明する。先に述べたように、この場合、トランジスタ202のドレイン−ソース間は等価回路では抵抗204として表せる。抵抗204が直列に接続されると、インピーダンスが大きくなり、第1のスイッチ117はオフ(開放)状態となる。
第2のスイッチ118は、複数の第2のインダクタ211、複数の第2のnチャネル電界効果トランジスタ212及び複数の抵抗213を有する。複数の第2のインダクタ211は、第1のノードN1及び受信部端子106間に直列に接続される。複数の第2のnチャネル電界効果トランジスタ212は、複数の第2のインダクタ211間に直列にソース及びドレインが接続される。複数の第2のnチャネル電界効果トランジスタ212の各ゲートには、閾値電圧より高い電圧と低い電圧が交互に繰り返されるパルス電圧Vc2が印加される。電圧Vc2は、第2の周波数f2のパルス電圧であり、図1のスイッチドライバ116により供給される。電圧Vc2がハイレベルになると、第2のnチャネル電界効果トランジスタ212は、オンし、ソース及びドレイン間のオン抵抗214として機能する。また、電圧Vc2がローレベルになると、第2のnチャネル電界効果トランジスタ212は、オフし、ソース及びドレイン間の容量215として機能する。
電圧Vc2は、トランジスタ212の閾値よりも高い電圧と低い電圧を交互に繰り返す電圧である。閾値よりも高い電圧を印加して第2のスイッチ118をオフさせる場合の動作は、前述した第1のスイッチ117と同様である。第2のスイッチ118のオン状態の場合について説明する。トランジスタ212のゲートに閾値よりも低い電圧を印加すると、トランジスタ212の等価回路は容量215となる。トランジスタ212の大きさとして適当な値を選ぶことにより、インダクタ211のインピーダンス(L)を打ち消すような値となる容量215を実現すると、インダクタ211とトランジスタ212(容量215)の合成インピーダンスZは次式で表せる。
Z=jωL+1/(jωC)
ここで、jは虚数の記号、ωは角周波数(=2×π×f)、fは周波数、Lはインダクタ211のインダクタンス、Cはトランジスタ212のドレイン−ソース間の等価的な容量215の容量値である。合成インピーダンスZの値が0となるように、インダクンスLと容量値C(トランジスタ212のサイズ)を選ぶことで、第2のスイッチ118のインピーダンスZは低くなり(理想的には0)、第2のスイッチ118がオン(導通)状態となる。すなわち、f=1/{2×π×√(L×C)}となるようなL及びCを選ぶ。
電圧Vc2は第2の周波数f2のパルス電圧であるので、第2のスイッチ118は、第2の周波数f2でオン及びオフを交互に繰り返す。第2のスイッチ118を用いることにより、第2の周波数f2の変調信号を作り出し、受信部102の利得を簡易に計測することができる。
(第4の実施形態)
図4は、本発明の第4の実施形態による第1のスイッチ117及び第2のスイッチ118の構成例を示す回路図である。本実施形態は、第2の実施形態及び第3の実施形態を組み合わせたものである。本実施形態(図4)は、第2の実施形態(図2)に対して、nチャネル電界効果トランンジスタ401,411及び抵抗402,412を追加したものである。以下、本実施形態が第2の実施形態と異なる点を説明する。
第1のスイッチ117は、第1のインダクタ201、第1のnチャネル電界効果トランジスタ202及び抵抗203の他に、第3のnチャネル電界効果トランジスタ401及び抵抗402を有する。第3のnチャネル電界効果トランジスタ401は、複数の第1のインダクタ201間に直列にソース及びドレインが接続される。第3のnチャネル電界効果トランジスタ401のゲートには、抵抗402を介して閾値電圧より高い電圧Vc1が印加される。第3のnチャネル電界効果トランジスタ401は、第3の実施形態のnチャネル電界効果トランジスタ202と同様にオンし、ソース及びドレイン間の抵抗403として機能する。これにより、第1のスイッチ117はオフ状態になる。
第2のスイッチ118は、第2のインダクタ211、第2のnチャネル電界効果トランジスタ212及び抵抗213の他に、第4のnチャネル電界効果トランジスタ411及び抵抗412を有する。第4のnチャネル電界効果トランジスタ411は、複数の第2のインダクタ211間に直列にソース及びドレインが接続される。第4のnチャネル電界効果トランジスタ411のゲートには、抵抗412を介して閾値電圧より高い電圧と低い電圧が交互に繰り返されるパルス電圧Vc2が印加される。第4のnチャネル電界効果トランジスタ411は、第3の実施形態のnチャネル電界効果トランジスタ212と同様に、電圧Vc2がハイレベルであればオンし、ソース及びドレイン間の抵抗403として機能し、電圧Vc2がローレベルであればオフし、ソース及びドレイン間の容量215として機能する。これにより、第2のスイッチ118は、第2の周波数f2でオン状態及びオフ状態を交互に繰り返す。
(第5の実施形態)
図5(A)及び(B)は、本発明の第5の実施形態による第1のスイッチ117及び第2のスイッチ118の構成例を示す回路図である。本実施形態では、受信部102に入力される信号レベルを任意に変えることができる。
図5(A)は、第2の実施形態(図2)に対してスイッチ501を追加したものである。スイッチ501は、複数の第2のnチャネル電界効果トランジスタ212のうちの一部のトランジスタ212のゲートに対して電圧Vc1又はVc2を選択的に供給する。すなわち、第2のnチャネル電界効果トランジスタ212の一部のゲートには、閾値電圧より高い電圧Vc1、又は閾値電圧より高い電圧と低い電圧の交互の電圧Vc2が選択的に印加される。スイッチ501が電圧Vc2をトランジスタ212のゲートに供給する場合は、第2の実施形態と同じである。スイッチ501が電圧Vc1をトランジスタ212のゲートに供給する場合、電圧Vc1が供給されたトランジスタ212はオンし、抵抗として機能し、信号を減衰させることができる。
第1〜第4の実施形態では、例えば、受信部102へ−20dBmと−50dBmとが交互に現れる変調信号を出力する場合を説明した。受信部102へ入力させる信号レベルが−20dBmでは大きい場合には、本実施形態により下げることができる。第2のnチャネル電界効果トランジスタ212のゲートのうち、一部のゲートに閾値よりも高い電圧Vc1を加えられるようにする。閾値よりも高い電圧Vc1を加えた場合、トランジスタ212は抵抗と見なせるので、通過する信号レベルは減衰する。したがって、第2の実施形態では−20dBmであったオン時の信号レベルは減衰する。スイッチ501により、固定電圧Vc1を印加するトランジスタ212の数を増減させることで、受信部102に入力する信号レベルを任意の値にすることができる。
図5(B)は、第2の実施形態(図2)に対してスイッチ502を追加したものである。スイッチ502は、複数の第1のnチャネル電界効果トランジスタ202のうちの一部のトランジスタ202のゲートに対して電圧Vc1又はVc2を選択的に供給する。すなわち、第2のnチャネル電界効果トランジスタ202の一部のゲートには、閾値電圧より高い電圧Vc1、又は閾値電圧より高い電圧と低い電圧の交互の電圧Vc2が選択的に印加される。スイッチ502が電圧Vc1をトランジスタ202のゲートに供給する場合は、第2の実施形態と同じである。スイッチ502が電圧Vc2をトランジスタ202のゲートに供給する場合、電圧Vc2が供給されたトランジスタ202はオン及びオフを繰り返し、信号を強めることができる。
第2の実施形態において、受信部102に入力される信号レベルが足りない場合は、電圧Vc2を供給するトランジスタ202の数を増やすことにより、通過する電力の量を増やすことができる。
なお、本実施形態は、第2の実施形態の他、第3及び第4の実施形態に適用することができる。
(第6の実施形態)
図6は、本発明の第6の実施形態による第1のスイッチ117及び第2のスイッチ118の構成例を示す回路図である。本実施形態(図6)は、第2の実施形態(図2)に対して、第5のnチャネル電界効果トランンジスタ601及び抵抗602,603を追加したものである。以下、本実施形態が第2の実施形態と異なる点を説明する。第5のnチャネル電界効果トランジスタ601は、第1のノードN1及び基準電位ノード間にドレイン及びソースが接続される。第5のnチャネル電界効果トランジスタ601のゲートには、送信モード及び受信モードでは抵抗603を介して閾値電圧より低い電圧Vc5が印加され、検査モードでは抵抗603を介して閾値電圧より高い電圧Vc5が印加される。抵抗602は、トランジスタ601のソース及び基準電位ノード間に接続される。
送信モード及び受信モードでは、電圧Vc5は閾値よりも低い電圧(ローレベル)になる。すると、トランジスタ601はオフし、容量として機能する。この容量の容量値は小さくなるように設定しておくことで、この容量は動作には影響を与えない。すなわち、図6は、図2の回路と等価になる。
検査モードでは、電圧Vc5は閾値よりも高い電圧(ハイレベル)になる。すると、トランジスタ601はオンし、抵抗として機能する。この抵抗は、送信部端子105から入力される信号の漏洩電力を吸収する役割を果たし、受信部端子106へ出力する信号レベルを下げることができる。
なお、本実施形態は、第2の実施形態の他、第3〜第5の実施形態に適用することができる。
(第7の実施形態)
図7は、本発明の第7の実施形態による通信装置の構成例を示す回路図である。本実施形態(図7)は、第1の実施形態(図1)に対して、電力検出部701,702及び制御部703を追加したものである。以下、本実施形態が第1の実施形態と異なる点を説明する。第1の電力検出部701は、第3の周波数(RF周波数)f3の信号を整流するための第1の検波器を有し、低雑音増幅器114の入力信号の電力Bを検出する。第2の電力検出部702は、第2の周波数(中間周波数)f2の信号を整流するための第2の検波器を有し、周波数混合器115の出力信号の電力Aを検出する。低雑音増幅器114は、可変利得増幅器である。制御部703は、低雑音増幅器114の入力信号の電力Bに対する周波数混合器115の出力信号の電力Aの比A/Bに応じて、低雑音増幅器114の利得を制御する。
検査モードでは、工場において集積回路100の性能が仕様を満たしているか選別するために利得性能を測定する。出荷時以外にも定期的(例えば30分おき)に利得性能を測定し、受信部102の温度変動、経時変化による利得性能変動を把握する。利得性能が劣化していった場合は、例えばその結果をハードウェア上もしくはソフトウェア上でフィードバックして、低雑音増幅器114の利得を補償する。制御部703は、電力の比A/Bが基準値より小さいときには、低雑音増幅器114の利得を大きくする。制御部703は、電力の比A/Bが基準値より大きいときには、低雑音増幅器114の利得を小さくする。これにより、温度変動又は経時変化による利得の変動を防止し、受信部102の利得を一定値に保つことができる。
以上のように、第1〜第7の実施形態の通信装置は、受信部102の性能を簡易的な方法で評価することができる。評価する項目は、低雑音増幅器114及び周波数混合器115の利得である。仮に、外部から受信部端子106に高周波信号を入力し、中間周波数信号IFの電力を測定する場合には、外部の高周波信号源が必要になり、検査コストが高くなってしまう。第1〜第7の実施形態では、送信部101で発生する信号LOを受信部102へ入力させ、かつその信号LOを第2のスイッチ118をオン/オフして変調をかけて、変調信号を受信部102に入力させる。外部の高周波信号源は不要となり、安価な低周波用の装置で利得性能を測定することができ、検査コストを下げることができる。
第1〜第7の実施形態の通信装置は、例えば、衝突防止用ミリ波レーダ又は広帯域無線LAN等に用いることができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
アンテナに接続される第1のノードと、
前記第1のノードを介してアンテナに信号を出力する送信部と、
前記第1のノードを介して前記アンテナから信号を入力する受信部と、
前記第1のノード及び前記送信部間に設けられる第1のスイッチと、
前記第1のノード及び前記受信部間に設けられる第2のスイッチとを有し、
前記第2のスイッチは、オン及びオフが交互に繰り返され、
前記受信部は、前記送信部が前記第1及び第2のスイッチを介して出力した信号を増幅する増幅器と、前記増幅器により増幅された信号と局部信号とを混合する混合器とを有することを特徴とする通信装置。
(付記2)
前記局部信号は、前記送信部が出力する信号に対して周波数が同じであることを特徴とする付記1記載の通信装置。
(付記3)
前記送信部は、信号を発振する発振器を有し、
前記混合器は、前記発振器により発振した信号を前記局部信号として入力することを特徴とする付記1又は2記載の通信装置。
(付記4)
前記混合器は、前記第1のスイッチがオフであるときの前記第1のスイッチの漏れ信号を入力することを特徴とする付記1〜3のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記5)
さらに、前記増幅器の入力信号の電力に対する前記混合器の出力信号の電力の比に応じて、前記増幅器の利得を制御する制御部を有することを特徴とする付記1〜4のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記6)
前記第1のスイッチは、
前記第1のノード及び前記送信部間に直列に接続される複数の第1のインダクタと、
ドレインが前記複数の第1のインダクタの相互接続点に接続され、ソースが基準電位ノードに接続され、ゲートには閾値電圧より高い電圧が印加される第1のnチャネル電界効果トランジスタとを有し、
前記第2のスイッチは、
前記第1のノード及び前記受信部間に直列に接続される複数の第2のインダクタと、
ドレインが前記複数の第2のインダクタの相互接続点に接続され、ソースが基準電位ノードに接続され、ゲートには閾値電圧より高い電圧と低い電圧が交互に印加される第2のnチャネル電界効果トランジスタとを有することを特徴とする付記4記載の通信装置。
(付記7)
前記第1のスイッチは、
前記第1のノード及び前記送信部間に直列に接続される複数の第1のインダクタと、
前記複数の第1のインダクタ間に直列にソース及びドレインが接続される第1のnチャネル電界効果トランジスタとを有し、
前記第1のnチャネル電界効果トランジスタのゲートには、閾値電圧より高い電圧が印加され、
前記第2のスイッチは、
前記第1のノード及び前記受信部間に直列に接続される複数の第2のインダクタと、
前記複数の第2のインダクタ間に直列にソース及びドレインが接続される第2のnチャネル電界効果トランジスタとを有し、
前記第2のnチャネル電界効果トランジスタのゲートには、閾値電圧より高い電圧と低い電圧が交互に印加されることを特徴とする付記4記載の通信装置。
(付記8)
前記第1のスイッチは、前記複数の第1のインダクタ間に直列にソース及びドレインが接続される第3のnチャネル電界効果トランジスタを有し、
前記第3のnチャネル電界効果トランジスタのゲートには、閾値電圧より高い電圧が印加され、
前記第2のスイッチは、前記複数の第2のインダクタ間に直列にソース及びドレインが接続される第4のnチャネル電界効果トランジスタを有し、
前記第4のnチャネル電界効果トランジスタのゲートには、閾値電圧より高い電圧と低い電圧が交互に印加されることを特徴とする付記6記載の通信装置。
(付記9)
前記第1及び第2のnチャネル電界効果トランジスタは、それぞれ複数設けられ、
前記第1又は第2のnチャネル電界効果トランジスタの一部のゲートには、閾値電圧より高い電圧、又は閾値電圧より高い電圧と低い電圧の交互の電圧が選択的に印加されることを特徴とする付記6〜8のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記10)
さらに、前記第1のノード及び基準電位ノード間にドレイン及びソースが接続される第5のnチャネル電界効果トランジスタを有し、
前記第5のnチャネル電界効果トランジスタのゲートには、送信モード及び受信モードでは閾値電圧より低い電圧が印加され、検査モードでは閾値電圧より高い電圧が印加されることを特徴とする付記6〜9のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記11)
前記第1のスイッチは、送信モードではオンし、受信モード及び検査モードではオフし、
前記第2のスイッチは、前記送信モードではオフし、前記受信モードではオンし、前記検査モードではオン及びオフが交互に繰り返されることを特徴とする付記1〜10のいずれか1項に記載の通信装置。
100 集積回路
101 送信部
102 受信部
103 スイッチ部
104 アンテナ
105 送信部端子
106 受信部端子
107 アンテナ端子
111 発振器
112 変調回路
113 電力増幅器
114 低雑音増幅器
115 周波数混合器
116 スイッチドライバ
117 第1のスイッチ
118 第2のスイッチ

Claims (9)

  1. アンテナに接続される第1のノードと、
    前記第1のノードを介してアンテナに信号を出力する送信部と、
    前記第1のノードを介して前記アンテナから信号を入力する受信部と、
    前記第1のノード及び前記送信部間に設けられる第1のスイッチと、
    前記第1のノード及び前記受信部間に設けられる第2のスイッチとを有し、
    前記第2のスイッチは、オン及びオフが交互に繰り返され、
    前記受信部は、前記送信部が前記第1及び第2のスイッチを介して出力した信号を増幅する増幅器と、前記増幅器により増幅された信号と局部信号とを混合する混合器とを有し、
    前記混合器は、前記第1のスイッチがオフであるときの前記第1のスイッチの漏れ信号を入力することを特徴とする通信装置。
  2. 前記局部信号は、前記送信部が出力する信号に対して周波数が同じであることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. さらに、前記増幅器の入力信号の電力に対する前記混合器の出力信号の電力の比に応じて、前記増幅器の利得を制御する制御部を有することを特徴とする請求項1又は2記載の通信装置。
  4. 前記第1のスイッチは、
    前記第1のノード及び前記送信部間に直列に接続される複数の第1のインダクタと、
    ドレインが前記複数の第1のインダクタの相互接続点に接続され、ソースが基準電位ノードに接続され、ゲートには閾値電圧より高い電圧が印加される第1のnチャネル電界効果トランジスタとを有し、
    前記第2のスイッチは、
    前記第1のノード及び前記受信部間に直列に接続される複数の第2のインダクタと、
    ドレインが前記複数の第2のインダクタの相互接続点に接続され、ソースが基準電位ノードに接続され、ゲートには閾値電圧より高い電圧と低い電圧が交互に印加される第2のnチャネル電界効果トランジスタとを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記第1のスイッチは、
    前記第1のノード及び前記送信部間に直列に接続される複数の第1のインダクタと、
    前記複数の第1のインダクタ間に直列にソース及びドレインが接続される第1のnチャネル電界効果トランジスタとを有し、
    前記第1のnチャネル電界効果トランジスタのゲートには、閾値電圧より高い電圧が印加され、
    前記第2のスイッチは、
    前記第1のノード及び前記受信部間に直列に接続される複数の第2のインダクタと、
    前記複数の第2のインダクタ間に直列にソース及びドレインが接続される第2のnチャネル電界効果トランジスタとを有し、
    前記第2のnチャネル電界効果トランジスタのゲートには、閾値電圧より高い電圧と低い電圧が交互に印加されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記第1のスイッチは、前記複数の第1のインダクタ間に直列にソース及びドレインが接続される第3のnチャネル電界効果トランジスタを有し、
    前記第3のnチャネル電界効果トランジスタのゲートには、閾値電圧より高い電圧が印加され、
    前記第2のスイッチは、前記複数の第2のインダクタ間に直列にソース及びドレインが接続される第4のnチャネル電界効果トランジスタを有し、
    前記第4のnチャネル電界効果トランジスタのゲートには、閾値電圧より高い電圧と低い電圧が交互に印加されることを特徴とする請求項記載の通信装置。
  7. 前記第1及び第2のnチャネル電界効果トランジスタは、それぞれ複数設けられ、
    前記第1又は第2のnチャネル電界効果トランジスタの一部のゲートには、閾値電圧より高い電圧、又は閾値電圧より高い電圧と低い電圧の交互の電圧が選択的に印加されることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. さらに、前記第1のノード及び基準電位ノード間にドレイン及びソースが接続される第5のnチャネル電界効果トランジスタを有し、
    前記第5のnチャネル電界効果トランジスタのゲートには、送信モード及び受信モードでは閾値電圧より低い電圧が印加され、検査モードでは閾値電圧より高い電圧が印加されることを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 前記第1のスイッチは、送信モードではオンし、受信モード及び検査モードではオフし、
    前記第2のスイッチは、前記送信モードではオフし、前記受信モードではオンし、前記検査モードではオン及びオフが交互に繰り返されることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の通信装置。
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