JP5281935B2 - 車両用荷役装置 - Google Patents

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Description

本発明は、荷積みプラットフォームを使用時に地面と荷箱の床面高さとの間で水平姿勢で昇降させる車両用荷役装置に関するものである。
従来より、この種の車両用荷役装置は、リフトシリンダの動力によって荷積みプラットフォームの昇降動作を行う平行リンク機構を備え、荷積みプラットフォーム基端は、この平行リンク機構に設けた開閉回動軸を中心に回動可能に支持されている。この荷積みプラットフォームは、比較的質量が大きく、特に水平姿勢から垂直姿勢に手動で持ち上げて開閉操作をするには大きな力を加える必要がある。
そこで、例えば、特許文献1では、荷積みプラットフォームの背面側に上下方向(前後方向)に延びる中空の補強材を設け、この補強材の内部にバランススプリング又は開閉用油圧シリンダを設けている。このバランススプリング又は開閉用油圧シリンダにより、荷積みプラットフォームの閉じ操作が補助されている。
実公平5−33395号公報
しかしながら、上記特許文献1の車両用荷役装置では、開閉操作を補助する機構を荷積みプラットフォームの背面に設けているので平坦ではなく、この補強材の間のスペースに大きく文字や絵等の装飾を施したり、後部反射器を貼り付けたりしても、大きく出っ張った補強材に隠れて斜め後方から見通すことができず、広いスペースを有効に使用できないという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、荷積みプラットフォームの背面のスペースを有効に使えるようにしながら、荷積みプラットフォームの閉じ操作を補助できるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、荷積みプラットフォームの閉じ操作を補助する機構を荷積みプラットフォーム側ではなく平行リンク機構側に設けた。
具体的には、第1の発明では、荷積みプラットフォームを使用時に地面と荷箱の床面高さとの間で水平姿勢で昇降させる車両用荷役装置を対象とする。
そして、上記荷積みプラットフォーム基端は、リフトシリンダの動力によって該荷積みプラットフォームの昇降動作を行う平行リンク機構に設けた開閉回動軸を中心に回動可能に支持され、
上記平行リンク機構には、上記荷積みプラットフォームを上記開閉回動軸を中心に上記水平姿勢から鉛直姿勢に回動させる閉じ操作を補助する付勢機構が設けられ、
上記付勢機構は、上記平行リンク機構から上記荷積みプラットフォーム基端にわたって設けられ、上記荷積みプラットフォームを上記水平姿勢に回動させる際に力を蓄え、該蓄えた力を利用して上記閉じ操作を補助するように構成されている。
上記の構成によると、平行リンク機構から荷積みプラットフォーム基端にわたって設けた付勢機構は、荷積みプラットフォームを開く際に力を蓄え、その力を利用して荷積みプラットフォームを水平姿勢から鉛直姿勢に回動させる閉じ操作を補助するので、手動でも容易に荷積みプラットフォームを閉じることができる。しかも、付勢機構を平行リンク機構側に設けたので、荷積みプラットフォームの背面に付勢機構を設ける必要はなくなり、後部反射器を設けたり、装飾等を施しても付勢機構で後部反射器等が隠れて斜め後方から見通すことができなくなることはない。
第2の発明では、第1の発明において、
上記付勢機構は、一方向に伸縮自在な構成であり、一端が上記平行リンク機構に回動可能に連結され、他端は上記荷積みプラットフォーム基端に回動可能に連結されている。
上記の構成によると、荷積みプラットフォームを開く際に付勢機構が縮小されるのに伴って力を蓄え、荷積みプラットフォームを閉じる際にその反発力を利用して閉じ操作を補助するようにすることができるので、従来のように荷積みプラットフォームの背面側に付勢機構を設ける必要はない。
第3の発明では、第2の発明において、
上記付勢機構は、
伸縮自在なガイドロッドと、
上記伸縮自在なガイドロッドの外周に嵌め込まれた圧縮コイルバネとを備え、
上記ガイドロッドの一端は、上記平行リンク機構に回動可能に連結され、他端は、上記荷積みプラットフォーム基端の起立時に上記開閉回動軸よりも後方となる位置に回動可能に連結され、
上記荷積みプラットフォームの背面側は、略平坦に形成され、該平坦な面に後部反射器が貼り付けられている。
上記の構成によると、荷積みプラットフォームを開く際にガイドロッドの長さが縮小されるのに伴って圧縮コイルバネが圧縮されて力を蓄え、荷積みプラットフォームを閉じる際にその反発力を利用して閉じ操作を補助するので、従来のように荷積みプラットフォームの背面側に付勢機構を設ける必要はない。また、後部反射器を荷積みプラットフォームの広い範囲に貼り付けることができ、後方の広い範囲から後部反射器を見通すことができる。
以上説明したように、本発明によれば、荷積みプラットフォームの閉じ操作を補助する付勢機構を平行リンク機構から荷積みプラットフォーム基端にわたって設けたことにより、荷積みプラットフォームの背面の広いスペースを有効に使用できると共に、荷積みプラットフォームの閉じ操作を補助して開閉操作を極めて容易に行うことができる。
また、伸縮自在なガイドロッドを、平行リンク機構と荷積みプラットフォーム基端の開閉回動軸と離れた位置とに回動可能に連結し、その外周に圧縮コイルバネを嵌め込んだことにより、簡単な構成で荷積みプラットフォームの閉じ操作を補助することができる。
さらに、荷積みプラットフォームの背面側を略平坦に形成して後部反射器を貼り付けたことにより、車両に後方からの見通しがよい大型の後部反射器が設けられるので、高い安全性を確保することができる。
本発明の実施形態にかかる車両用荷役装置の荷積みプラットフォームを鉛直姿勢で格納した状態を示す図6のI−I線断面図である。 車両用荷役装置の荷積みプラットフォームが水平姿勢で荷箱の床面高さにある状態を示す図1相当図である。 車両用荷役装置の荷積みプラットフォームを荷箱の床面高さで傾動させて荷箱を受渡場所に橋渡しした状態を示す図1相当図である。 車両用荷役装置の荷積みプラットフォームを水平姿勢で地面に接地させた状態を示す図1相当図である。 車両用荷役装置の荷積みプラットフォーム先端を傾動させて地面に接地させた状態を示す図1相当図である。 車両用荷役装置の荷積みプラットフォームを鉛直姿勢で格納した状態を示す背面図である。 車両用荷役装置の荷積みプラットフォーム先端を傾動させて地面に接地させた状態を示す車両全体を後方から見た概略斜視図である。 図6の付勢機構及びその周辺の拡大図である。 付勢機構の拡大側面図である。 図1におけるチルトストッパ及びその周辺の拡大断面図である。 図2におけるチルトストッパ及びその周辺の拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図6はこの発明の実施形態にかかる車両用荷役装置Aを示す。この実施形態では、図7に示すように、車両用荷役装置Aは、車体Dに荷箱Bが搭載されたバン車等の車両の後端の荷箱B下方に装備されているが、車体Dの側端の荷箱B下方に装備されている場合にも適用することができる。上記車両用荷役装置Aは、荷物を載せて昇降する略矩形板状の荷積みプラットフォーム1と、この荷積みプラットフォーム1基端を両側で連結してそれぞれ片持ち支持する2組の平行リンク機構2とを備え、これら2組の平行リンク機構2の同期作動と荷箱Bの床面b1の高さにある状態での手動開閉及び後述する圧縮コイルバネ19の付勢補助とにより、上記荷積みプラットフォーム1を図1及び図6の鉛直姿勢で格納した状態、図2の水平姿勢で荷箱Bの床面b1の高さにある状態、図3の荷箱Bの床面b1の高さで傾動させて荷箱Bを受渡場所Eに橋渡しした状態、図4の水平姿勢で地面Gに接地した状態、図5の先端を傾動させて地面Gに接地させた状態にそれぞれ姿勢変更するようになっている。
図1〜図7中、b1は荷箱Bの床面であり、荷箱B後端の床面b1上方には荷積みプラットフォーム1と同サイズの開口b2が開口している。なお、荷箱B後端に観音開きの扉や上下スライド式のシャッター(共に図示せず)が開閉可能に設けられていてもよい。Cは車体固定側を構成する車幅方向に延びる閉断面形状の支持フレームであり、この支持フレームCは、車幅方向両側で車体Dの前後方向に延びるシャーシフレームc1に固設ブラケットc2を介して固設されている。上記支持フレームCの固設ブラケットc2側方には、第1支持ブラケットD1と第2支持ブラケットD2とが配設されている。なお、支持フレームCには、バンパーc3が取り付けられている。
一方、上記両平行リンク機構2は、上端が上記第1支持ブラケットD1に第1連結軸3で上下方向に回動自在に枢着された上下方向に長いチルトアーム4を備えている。このチルトアーム4上端寄りにはリフトアーム5基端が第2連結軸6で上下方向に回動自在に枢着され、このリフトアーム5先端はリンクアーム14と共に上記荷積みプラットフォーム1基端に開閉回動軸としての第3連結軸7で上下方向に回動自在に枢着されている。上記リフトアーム5下方には、油圧シリンダからなるリフトシリンダ8が配置され、このリフトシリンダ8のピストンロッド8a先端は上記チルトアーム4の下端に第4連結軸9で上下方向に回動自在に枢着されていると共に、シリンダチューブ8b基端は上記リフトアーム5の先端寄りに第5連結軸10で上下方向に回動自在に枢着されている。上記リンクアーム14には、コンプレッションアーム11先端が第6連結軸12で上下方向に回動自在に枢着され、このコンプレッションアーム11基端は上記第2支持ブラケットD2に第7連結軸13で上下方向に回動自在に枢着されている。リンクアーム14の下部には、図8に示すように、左右に延びる平坦な被当接部14aが形成されている。
そして、上記チルトアーム4、リフトアーム5、リフトシリンダ8、コンプレッションアーム11及びリンクアーム14により平行リンク機構2を構成し、2組の平行リンク機構2の両リフトシリンダ8は、同期した伸縮作動により荷積みプラットフォーム1を水平姿勢で地面Gと荷箱Bの床面b1の高さとの間で昇降させるようになっている(図2及び図4参照)。
本実施形態の特徴として、平行リンク機構2には、荷積みプラットフォーム1を第3連結軸7を中心に上記水平姿勢から鉛直姿勢に回動させる閉じ操作を補助する付勢機構24が設けられている。具体的には、図1に示すように、荷積みプラットフォーム1の基端側における鉛直姿勢での後方側(図2に示す水平姿勢での下面側)には、ゲートブラケット15が膨出するように固設されている。このゲートブラケット15における第3連結軸7の後方には、ガイドロッド16の先端を回動可能に支持する第1ロッド回動軸17が挿通されている。一方、このガイドロッド16の基端側は、コンプレッションアーム11の基端よりも若干先端側の第2ロッド回動軸18に支持されている。図8及び図9に拡大して示すように、ガイドロッド16は、外筒16aの内部に軸部16bが挿入されて伸縮可能に構成されている。外筒16aには、環状の第1鍔部16cが所定位置に固定されている。軸部16bには雄ネジが加工され、この雄ネジに挿通した環状の第2鍔部16dが雄ネジに螺合する位置決めナット16eによって第2ロッド回動軸18との間の距離を変更可能に構成されている。これら第1鍔部16cと第2鍔部16dとの間に圧縮コイルバネ19が嵌め込まれている。このことで、ガイドロッド16の伸縮に伴って圧縮コイルバネ19が伸縮するようになっている。これらガイドロッド16及び圧縮コイルバネ19で付勢機構24が構成されている。
さらに、図8、図10及び図11に示すように、左右のゲートブラケット15における第1ロッド回動軸17の上方には、一対のチルトストッパ20がそれぞれ回動自在に設けられている。このチルトストッパ20は、図2及び図11に示すように、荷積みプラットフォーム1の表面に略水平なロック状態とされたときに、荷積みプラットフォーム1の水平姿勢でリンクアーム14下端の被当接部14aに当接して水平姿勢を保つように構成されている。一方、図3に示すように、荷積みプラットフォーム1の表面に略垂直なロック解除状態では、チルトストッパ20ではなく、ゲートブラケット15がリンクアーム14の被当接部14aに当接するまで荷積みプラットフォーム1が全開するようになっている。図8にも示すように、左右一対のチルトストッパ20は、左右に伸びる回動軸22に連結されると共に、チルトストッパ操作レバー21に連結されている。左右のチルトストッパ操作レバー21は、水平連結棒23で互いに連結されている。このため、水平連結棒23を介してチルトストッパ操作レバー21を図10の矢印のように回動操作すれば左右のチルトストッパ20が連動して回動するように構成されている。
また、上記2組の平行リンク機構2の両チルトアーム4は、荷積みプラットフォーム1が水平姿勢で接地した際、図4に矢印で示すように、荷積みプラットフォーム1の自重により又はこれに荷物の荷重が加算されたトータル荷重によって共に支持フレームCから離間する方向に第1連結軸3回りに回動し、荷積みプラットフォーム1先端を前下がりに傾動させて地面Gに接地させるようになっている(図5参照)。つまり、両チルトアーム4が支持フレームCから離間する方向に回動すると、この回動により両リフトアーム5が荷積みプラットフォーム1先端側に押し出されるように移動し、その結果、荷積みプラットフォーム1が第6連結軸12回りに回動して前傾姿勢で接地するようになっている。上記荷積みプラットフォーム1はリフトシリンダ8の伸縮作動により地面Gと荷箱Bの床面b1の高さとの間を鉛直に昇降し(図2及び図4参照)、荷箱Bの床面b1の高さにある状態での手動開閉に伴う圧縮コイルバネ19の伸縮作動及び付勢補助により第3連結軸7回りに水平姿勢と鉛直姿勢とに姿勢変更(開閉)するようになっている(図1及び図2参照)。
そして、図6に示すように、本実施形態の荷積みプラットフォーム1は、背面側が平坦であるので、左右に延びる一対の大型の後部反射器25が平行リンク機構2の真上に貼り付けられている。
次に、上述の如く構成された車両用荷役装置Aの作動を説明する。
(1) 図1は荷積みプラットフォーム1を鉛直姿勢で格納した状態を示す。この格納状態で、2組の平行リンク機構2のリフトシリンダ8は伸長作動していて、リフトアーム5、リフトシリンダ8及びコンプレッションアーム11は上方に回動して車体Dの後方に向かって上傾姿勢を保持している。また、圧縮コイルバネ19は伸長状態(自然長又は若干圧縮された長さ)にある。
(2) この格納状態から荷積みプラットフォーム1を水平姿勢に移行するには、まず、図10に示すように、チルトストッパ操作レバー21を前方に倒してチルトストッパ20を荷積みプラットフォーム1の表面と略水平のロック状態にしておく。そして、手動で荷積みプラットフォーム1を下方へ引っ張りながら回動させる。これにより、圧縮コイルバネ19が収縮されながら、荷積みプラットフォーム1が第3連結軸7回りに下方に回動してチルトストッパ20が平行リンク機構2のリンクアーム14の被当接部14aに当接し、荷積みプラットフォーム1が図2に示すように荷箱Bの床面b1の高さで水平姿勢になる。この状態で、例えば荷物を荷箱Bから積み荷積みプラットフォーム1に載せる。縮小された圧縮コイルバネ19には弾性エネルギーが蓄えられている。
(3) 地面Gとの間で荷物の積み降ろしを行う場合、リフトシリンダ8の反ロッド側作動室から油圧を排出する。これにより、リフトシリンダ8が収縮作動してリフトアーム5、リフトシリンダ8及びコンプレッションアーム11が下方に回動し、荷積みプラットフォーム1が荷箱Bの床面b1の高さから水平姿勢で下降し始め、図4に示すように、荷積みプラットフォーム1基端が地面Gに接地する。
(4) 荷積みプラットフォーム1が地面Gに接地すると、チルトアーム4は、荷積みプラットフォーム1が自重又はこれに荷物の荷重が加算されたトータル荷重によって支持フレームCから離間する方向(図4に白抜き矢印で示す方向)に第1連結軸3回りに回動する。チルトアーム4が支持フレームCから離間する方向に回動すると、リフトアーム5が荷積みプラットフォーム1先端側に押し出されるように移動して2組の平行リンク機構2の平行状態が崩れ、荷積みプラットフォーム1が図5に示すように第6連結軸12回りに回動して前傾姿勢で接地する。この前傾姿勢で荷物の積み降ろしを行う。
(5) 荷積みプラットフォーム1を鉛直姿勢の格納状態に戻す場合には、リフトシリンダ8の反ロッド側作動室に油圧を供給する。これにより、リフトシリンダ8が伸長作動し、荷積みプラットフォーム1が第6連結軸12回りに回動して図4の水平姿勢に戻り、これに引き続いてリフトアーム5、リフトシリンダ8及びコンプレッションアーム11が上方に回動して荷積みプラットフォーム1が図2に示すように荷箱Bの床面b1の高さまで水平姿勢で上昇する。その後、圧縮されていた圧縮コイルバネ19の反発力に補助されながら、手動で荷積みプラットフォーム1を第3連結軸7回りに上方に回動させて図1の鉛直姿勢にし、荷積みプラットフォーム1を格納状態にする。このとき、圧縮コイルバネ19の補助があるので、小さな力で荷積みプラットフォーム1を閉じることができる。
そして、図6に示すように、本実施形態の荷積みプラットフォーム1は、背面側が平坦であるので、大型の後部反射器25を貼り付けていても、車両後方の広い範囲から見通すことができる。また、社名等の装飾を大きく施すことも可能となっている。
なお、荷積みプラットフォーム1で地面Gと荷箱Bの床面b1の高さとの間の受渡場所Eと荷箱Bとを橋渡しするときには、上記の(2)の工程でチルトストッパ20をロック解除状態としておく。この状態で手動で荷積みプラットフォーム1を下方へ引っ張りながら回動させる。すると、ゲートブラケット15がリンクアーム14の被当接部14aに当接するまで荷積みプラットフォーム1が全開する。これにより、荷積みプラットフォーム1が所定角度前下がりに傾動して荷積みプラットフォーム1先端側が受渡場所Eに載り、荷箱Bと受渡場所Eとが荷積みプラットフォーム1で橋渡しされる(図3参照)。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、荷積みプラットフォーム1の水平姿勢から鉛直姿勢への姿勢変更を圧縮コイルバネ19で補助するようにしたが、圧縮コイルバネ19の代わりにエアシリンダや油圧シリンダ等の付勢手段を用いてその付勢力で姿勢変更を補助するようにしてもよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
A 車両用荷役装置
B 荷箱
b1 床面
1 荷積みプラットフォーム
2 平行リンク機構
7 第3連結軸(開閉回動軸)
8 リフトシリンダ
16 ガイドロッド
19 圧縮コイルバネ
24 付勢機構

Claims (3)

  1. 荷積みプラットフォームを使用時に地面と荷箱の床面高さとの間で水平姿勢で昇降させる車両用荷役装置であって、
    上記荷積みプラットフォーム基端は、リフトシリンダの動力によって該荷積みプラットフォームの昇降動作を行う平行リンク機構に設けた開閉回動軸を中心に回動可能に支持され、
    上記平行リンク機構には、上記荷積みプラットフォームを上記開閉回動軸を中心に上記水平姿勢から鉛直姿勢に回動させる閉じ操作を補助する付勢機構が設けられ、
    上記付勢機構は、上記平行リンク機構から上記荷積みプラットフォーム基端にわたって設けられ、上記荷積みプラットフォームを上記水平姿勢に回動させる際に力を蓄え、該蓄えた力を利用して上記閉じ操作を補助するように構成されている
    ことを特徴とする車両用荷役装置。
  2. 請求項1に記載の車両用荷役装置において、
    上記付勢機構は、一方向に伸縮自在な構成であり、一端が上記平行リンク機構に回動可能に連結され、他端は上記荷積みプラットフォーム基端に回動可能に連結されている
    ことを特徴とする車両用荷役装置。
  3. 請求項2に記載の車両用荷役装置において、
    上記付勢機構は、
    伸縮自在なガイドロッドと、
    上記伸縮自在なガイドロッドの外周に嵌め込まれた圧縮コイルバネとを備え、
    上記ガイドロッドの一端は、上記平行リンク機構に回動可能に連結され、他端は、上記荷積みプラットフォーム基端の起立時に上記開閉回動軸よりも後方となる位置に回動可能に連結され、
    上記荷積みプラットフォームの背面側は、略平坦に形成され、該平坦な面に後部反射器が貼り付けられている
    ことを特徴とする車両用荷役装置。
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