JP5280036B2 - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5280036B2
JP5280036B2 JP2007277821A JP2007277821A JP5280036B2 JP 5280036 B2 JP5280036 B2 JP 5280036B2 JP 2007277821 A JP2007277821 A JP 2007277821A JP 2007277821 A JP2007277821 A JP 2007277821A JP 5280036 B2 JP5280036 B2 JP 5280036B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
shaft
drive device
fixed
rotors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007277821A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009101494A (ja
Inventor
要 松本
一朗 菅野
朋之 杉山
貴教 東
Original Assignee
松本機械工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松本機械工業株式会社 filed Critical 松本機械工業株式会社
Priority to JP2007277821A priority Critical patent/JP5280036B2/ja
Publication of JP2009101494A publication Critical patent/JP2009101494A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5280036B2 publication Critical patent/JP5280036B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

本発明は、駆動装置に関し、特に工作機械の可動部材を移動させて、角度割り出しなどを行う駆動装置に関するものである。
従来、例えば、工作機械のテーブルの角度割り出しなどを行う駆動装置には、可動部材を動かすために充分なトルクを出力することが求められてきた。
しかしながら、可動部材が重い場合は、充分なトルクを出力するために径方向に大きな駆動装置を使用する必要がある。
径方向に大きな駆動装置を使用することによって、駆動装置の径方向の大型化、大重量化を招くという不都合があった。
一方、駆動装置の大型化、大重量化を避けるため、径方向に小さな駆動装置を使用すると、充分なトルクを得られず可動部材を動かすのに時間がかかることや、可動部材を加減速ができないこと等の問題が発生し、作業効率が悪くなるという不都合があった。
そこで、特開平7−110714のように、同一可動部材(同一軸)を複数のモータで駆動させるときの制御方法が提案されている。
複数のモータは、それぞれ位置、速度、トルクがデジタル制御された状態で可動部材に動力を供給している。
特開平7−110714
ところで、上記のような制御方法では、複数のモータの間でトルクを制御する制御装置が必要となり、この制御装置の分だけ駆動装置の製造コストが上昇するという問題があった。
上記点より本発明は、径方向に小型化しても可動部材を動かすために充分なトルクを出力することができるとともに、製造コストの低廉化が可能な駆動装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の駆動装置は、複数のロータ及び複数のステータで軸に動力を供給する駆動装置であって、軸方向に隣り合う2個のロータを一組とし、一方のロータを直接軸に固定し、他方のロータを一方のロータとの間に設けられたロータ連結体を介して一方のロータと連結することによって軸に固定し、ロータ連結体が軸方向に互いに対向する2個の輪部とこれらの輪部の間に架設されている複数の柱体とを有しており、輪部の両側に一方のロータ及び他方のロータがボルトによって固定されるようになっており、両輪部の軸方向の間隔はボルトの長軸方向の長さとほぼ等しいものである。
請求項の駆動装置は、複数のステータは同一形状を有し、結線が延出する結線部を備えており、一組とした隣り合うステータはそれぞれの結線部が軸方向に互いに向かい合った状態で配置されているものである。
請求項の駆動装置は、ロータの数が奇数の場合、組とならなかった1個のロータは直接軸に固定されるか、組とならなかった1個のロータを他方のロータのとの間に設けられたロータ連結体を介して他方のロータとさらに連結することによって軸に固定するものである。
請求項1の駆動装置によれば、ロータ連結体を介して他方のロータを軸に固定する部分を軸に新たに設けることなく他方のロータを軸に固定できる。
これにより、複数のロータ及び複数のステータによって可動部材である軸に動力を供給することができるので、径方向に小型化した駆動装置は充分なトルクを出力することができる。
また、ロータ連結体によって、一方のロータと他方のロータの回転数が同じとなるので、駆動装置の回転数を計測するロータリーエンコーダを隣り合うロータ2個に対して1個とすることができるので、駆動装置を低廉化するとともに充分なトルクを出力することができる。
さらに、ロータ連結体によって、一方のロータと他方のロータが連結されているので、軸においてねじり応力が発生することを防止できる。
これにより、連結されたモータに供給する電流を制御する必要がないので、駆動装置を低廉化するとともに、充分なトルクを出力することができる。
組み立て時にボルトによって一方のロータと他方のロータとをロータ連結体で連結するため、ロータ連結体の輪部の間隔をボルトが挿入できる長さにしなければならない。
請求項の駆動装置によれば、両輪部の軸方向の間隔はボルトの長軸方向の長さとほぼ等しくすることで、このロータ連結体の輪部の間隔を最小限にすることができる。
これにより、駆動装置の軸方向の長さを短くし、駆動装置を小型化することができる。
請求項の駆動装置によれば、隣り合う一組としたステータはそれぞれの結線部が軸方向に向かい合った状態で配置されているので、結線が近い位置から延出することになり、隣り合うステータの結線の駆動装置内での引き回しが容易になる。
請求項の駆動装置によれば、ロータの数が奇数の場合でも、組みとならなかったロータが軸に固定されるので、充分なトルクを出力することができる。
また、組とならなかった1個のロータを、ロータ連結体を介して他方のロータにさらに連結することによって、ロータリーエンコーダの使用数を減らすことができるとともに、軸においてねじり応力が発生することを防止できる。
これにより、連結されたモータに供給する電流を制御する必要がないので、駆動装置を低廉化するとともに、充分なトルクを出力することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。
全図を通して同一符号は、同一又は相当する部分を示すものである。
本実施形態では、ロータ及びステータがそれぞれ2個の駆動装置1について説明する。
図1に示すように、駆動装置1は、可動部材としての軸2と、軸2に固定される一方のロータとしての第一ロータ3と、軸方向に隣り合う他方のロータとしての第二ロータ5と、第一ロータ3と第二ロータ5との間に設けられたロータ連結体7と、第一ロータ3の周囲に配置されている第一ステータ4と、第二ロータ5の周囲に配置されている第二ステータ6と、軸2の回転量を検出するロータリーエンコーダ8とを有する。
軸方向に隣り合う2個の第一ロータ3と第二ロータ5を一組とする。
軸2には周方向にフランジ部21が設けられている。
フランジ部21には、フランジ部21に第一ロータ3を固定するためのボルト穴が形成されており、第一ロータ3が軸2のフランジ部21にボルト9で直接固定されている。
第一ロータ3の軸方向においてフランジ部21と反対側にはロータ連結体7がボルト9によって固定されている。
ロータ連結体7の軸方向において第一ロータ3と反対側には第二ロータがボルト9によって固定されている。
つまり、軸方向にフランジ部21、第一ロータ3、ロータ連結体7、第二ロータ5の順に並んでおり、第二ロータ5はロータ連結体7及び第一ロータ3を介して軸2に固定されている。
ロータ連結体7は、図2に示すように、軸方向に互いに対向する2個の輪部71、72と輪部71と輪部72との間に架設されている複数の柱体73とを有している。
輪部71及び輪部72には、それぞれボルト9を挿通するためのボルト穴74が複数形成されている。
輪部71は第一ロータ3がボルト9によって固定され、輪部72には第二ロータ5がボルト9によって固定されるようになっている。
輪部71と輪部72の軸方向の間隔は、ボルト9の長軸方向の長さとほぼ等しくなっている。
駆動装置1の組み立て時に、ボルト9によって第一ロータ3と第二ロータ5とをロータ連結体7で連結するため、ロータ連結体7の輪部71、72の間隔はボルト9が挿入できる長さが必要となる。
本実施形態のロータ連結体7において、輪部71と輪部72の軸方向の間隔をボルト9の長軸方向の長さとほぼ等しくすることで、このロータ連結体7の輪部71、72の間隔を最小限にすることができる。
第一ステータ4及び第二ステータ6は同一形状を有し、それぞれ結線42、62が延出する結線部41、61を有する。
第一ステータ4及び第二ステータ6は、結線部41と結線部61とが互いに向かい合った状態で配置されている。
ロータ連結体7は結線部41、61を互いに向かい合わせたことで出来たスペースに配置された状態で第一ロータ3と第二ロータ5とを連結している。
また、第一ステータ4及び第二ステータ6はそれぞれの結線部41、61が軸方向に向かい合った状態で配置されているので、結線42、62が近い位置から延出することになり結線42、62の駆動装置内での引き回しが容易となる。
本実施形態では、駆動装置のロータ及びステータがそれぞれ2個の場合について説明したが、これに限られることなく、例えば、駆動装置のロータ及びステータがそれぞれ2個以上であってもよい。
なお、ロータの数が奇数の場合、組とならなかった1個のロータ(図示せず)を直接軸2に固定するか、第二ロータ5のとの間に設けられたロータ連結体を介して第二ロータ5とさらに連結することによって軸2に固定する。
組とならなかった1個のロータを、ロータ連結体を介して第二ロータ5にさらに連結することによって、ロータリーエンコーダ9の使用数を減らすことができるとともに、軸2においてねじり応力が発生することを防止できる。
本発明の一実施形態の駆動装置を示す断面図である。 図1のロータ連結軸を示す斜視図である。
1 駆動装置
2 軸
3 第一ロータ
4 第一ステータ
5 第二ロータ
6 第二ステータ
7 ロータ連結体
8 ロータリーエンコーダ
9 ボルト
21 フランジ部
41 結線部
42 結線
61 結線部
62 結線
71 輪部
72 輪部
73 柱体
74 ボルト穴

Claims (3)

  1. 複数のロータ及び複数のステータで軸に動力を供給する駆動装置であって、
    軸方向に隣り合う2個のロータを一組とし、一方のロータを直接軸に固定し、
    他方のロータを一方のロータとの間に設けられたロータ連結体を介して一方のロータと連結することによって軸に固定し、
    ロータ連結体は、軸方向に互いに対向する2個の輪部とこれらの輪部の間に架設されている複数の柱体とを有しており、輪部の両側に一方のロータ及び他方のロータがボルトによって固定されるようになっており、両輪部の軸方向の間隔はボルトの長軸方向の長さとほぼ等しいことを特徴とする駆動装置。
  2. 複数のステータは同一形状を有し、結線が延出する結線部を備えており、一組とした隣り合うステータはそれぞれの結線部が軸方向に互いに向かい合った状態で配置されていることを特徴とする請求項に記載の駆動装置。
  3. ロータの数が奇数の場合、組とならなかった1個のロータは直接軸に固定されるか、組とならなかった1個のロータを他方のロータのとの間に設けられたロータ連結体を介して他方のロータとさらに連結することによって軸に固定することを特徴とする請求項1又は2に記載の駆動装置。
JP2007277821A 2007-10-25 2007-10-25 駆動装置 Expired - Fee Related JP5280036B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007277821A JP5280036B2 (ja) 2007-10-25 2007-10-25 駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007277821A JP5280036B2 (ja) 2007-10-25 2007-10-25 駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009101494A JP2009101494A (ja) 2009-05-14
JP5280036B2 true JP5280036B2 (ja) 2013-09-04

Family

ID=40703803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007277821A Expired - Fee Related JP5280036B2 (ja) 2007-10-25 2007-10-25 駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5280036B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4828602B1 (ja) * 1967-10-05 1973-09-03
JP3063106B2 (ja) * 1990-03-14 2000-07-12 株式会社デンソー 発電装置
JPH07115706A (ja) * 1993-10-15 1995-05-02 Nissan Motor Co Ltd 電動車両

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009101494A (ja) 2009-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11279047B2 (en) Robot arm with a robot-hand drive device
US8638013B2 (en) Electromechanical device, actuator using the same, and motor
US7409891B2 (en) Drive unit with reducer
JP2009038863A (ja) モータ
US11702127B2 (en) Assist mechanism and electric power steering device
JP2005138670A (ja) 電動パワーステアリング装置および電動モータの組立方法
WO2017094715A1 (ja) 電動機付き減速機
JP5962027B2 (ja) 回転電機
JP4997121B2 (ja) 電動回転継手
JP5385527B2 (ja) 減速装置
WO2018043398A1 (ja) 電動機付き波動歯車減速機
EP3480924B1 (en) Speed reducing device having power source
JP6147607B2 (ja) 歯車伝動装置
JP2011160564A (ja) 回転機
TWI577904B (zh) 驅動裝置
JP5801688B2 (ja) 駆動装置
JP2008099405A (ja) 電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータ
US11181178B2 (en) Strain wave gear speed reducer unit and power unit
WO2014170940A1 (ja) ハイブリッド車両用回転電機のロータ保持構造
JP5280036B2 (ja) 駆動装置
JP2016016479A (ja) 関節駆動装置
JP2015074036A (ja) アクチュエータ及びこのアクチュエータを組み込んだロボットの関節構造
JP2010125948A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP7024879B2 (ja) アシスト機構及び電動パワーステアリング装置
JP2012192787A (ja) アクチュエータ及び電動パワーステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101025

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120925

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130522

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5280036

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees